JP2021116983A - 送風システム - Google Patents

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Abstract

【課題】大空間において省エネルギーを実現しつつ温度ムラの発生を無くすことができる送風システムを得ること。【解決手段】送風システム100は、密閉される空気調和対象空間の天井面1bに設けられ、調和空気からなる第1の気流を、空気調和対象空間における一端部の側の天井面1bから空気調和対象空間の内部において一端部と対向する他端部の側に向けて送風する第1の送風部と、空気調和対象空間の内部の空気からなる第2の気流を、他端部の側から一端部の側に向けて水平に送風を行う第2の送風部と、を備える。送風システム100は、第1の気流と第2の気流とによって、一端部と他端部との間の領域に垂直循環流31を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、室内において空気を循環させる送風システムに関する。
近年、冷蔵倉庫業界においては、費用面から老朽化による建て替えのできない中小企業が撤退し、大手メーカーの新規大型倉庫に倉庫が集約されている。倉庫が大型化すると、倉庫内の温度の均一化が難しくなり、倉庫内の温度ムラが発生する。一般的に、温度ムラの発生に対しては空気調和機の設定温度を下げて対応しているため、空気調和機の省エネルギーが課題となっている。
省エネルギーの対応策として、特許文献1には、循環流を利用して冷気を倉庫内に循環させて温度ムラを改善する方法が開示されている。
特許第6464772号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、倉庫内に垂直循環流を形成しているが、空気調和機から吹き出された冷気を天井面に沿わせて循環させているため、大空間においては冷気が下降し、気流が乱れ、循環流を形成することが難しい。したがって、大型倉庫のような大空間において省エネルギーを実現しつつ温度ムラの発生を無くす方法がないのが現状である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大空間において省エネルギーを実現しつつ温度ムラの発生を無くすことができる送風システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる送風システムは、密閉される空気調和対象空間の天井面に設けられ、調和空気からなる第1の気流を、空気調和対象空間における一端部の側の天井面から空気調和対象空間の内部において一端部と対向する他端部の側に向けて送風する第1の送風部と、空気調和対象空間の内部の空気からなる第2の気流を、他端部の側から一端部の側に向けて水平に送風を行う第2の送風部と、を備える。送風システムは、第1の気流と第2の気流とによって、一端部と他端部との間の領域に垂直循環流を形成する。
本発明によれば、大空間において省エネルギーを実現しつつ温度ムラの発生を無くすことができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる送風システムが配置された冷蔵倉庫の水平方向に沿った横断面のイメージ図 本発明の実施の形態1にかかる送風システムが配置された冷蔵倉庫の鉛直方向に沿った縦断面のイメージ図 本発明の実施の形態1にかかる送風システムの変形例が配置された倉庫の鉛直方向に沿った縦断面のイメージ図 本発明の実施の形態1にかかる送風システムの効果を解析するための冷蔵倉庫のモデル図 図4のモデルにおいて第1の送風機および第2の送風機が無い場合の気流解析結果である風速分布図 図4のモデルにおいて第1の送風機および第2の送風機が無い場合の気流解析結果である温度分布図 図4のモデルにおいて第1の送風機および第2の送風機が無い場合の気流解析結果である気流分布図 図4のモデルの気流解析結果である風速分布図 図4のモデルの気流解析結果である温度分布図 図4のモデルの気流解析結果である気流分布図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送風システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる送風システム100が配置された冷蔵倉庫1の水平方向に沿った横断面のイメージ図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる送風システム100が配置された冷蔵倉庫1の鉛直方向に沿った縦断面のイメージ図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。図1および図2においては、直方体形状を有する冷蔵倉庫1内に本実施の形態1にかかる送風システム100が配置された場合について示している。図1および図2に示す冷蔵倉庫1において、直方体形状の長手方向の長さを冷蔵倉庫の長さLとし、直方体形状の幅を冷蔵倉庫の幅Wとし、直方体形状の高さを冷蔵倉庫の高さHとする。冷蔵倉庫1の内部空間は、密閉される空気調和対象空間である。
図1および図2に示すように、直方体形状を有する冷蔵倉庫1の内部空間は、床面1aと、天井面1bと、第1の内壁面1cと、第2の内壁面1dと、第3の内壁面1eと、第4の内壁面1fと、に囲まれている。床面1aと天井面1bとは、平行に設けられている。第1の内壁面1cと第2の内壁面1dとは、平行に設けられている。第3の内壁面1eと第4の内壁面1fとは、平行に設けられている。したがって、第1の内壁面1cと第2の内壁面1dとは、冷蔵倉庫1の内部において対向する一対の内壁面である。また、第3の内壁面1eと第4の内壁面1fとは、冷蔵倉庫1の内部において対向する他の一対の内壁面である。
図1および図2に示すように、冷蔵倉庫1における左側の内壁面である第1の内壁面1cには、出入口2が設けられている。出入口2は、第1の内壁面1cにおける第4の内壁面1f側の領域に設けられている。したがって、出入口2を基準にすると、第1の内壁面1cは、冷蔵倉庫の長さLの方向において出入口2が設けられた側の内壁面である。第2の内壁面1dは、出入口2が設けられた第1の内壁面1cに対向する、冷蔵倉庫の長さLの方向において出入口2が設けられていない側の内壁面である。
第3の内壁面1eは、冷蔵倉庫の幅Wの方向において出入口2が設けられていない側の第1の内壁面1cの辺と、第2の内壁面1dとをつなぐ内壁面である、出入口2が設けられていない内壁面である。第4の内壁面1fは、冷蔵倉庫の幅Wの方向において出入口2が設けられている側の第1の内壁面1cの辺と、第2の内壁面1dとをつなぐ内壁面である。
図1に示すように、冷蔵倉庫1の内部空間には、冷蔵倉庫の長さLの方向に延在する荷棚3である第1の荷棚3aが、背面が第3の内壁面1eに接触した状態で、配置されている。また、冷蔵倉庫1の内部空間には、冷蔵倉庫の長さLの方向に延在する第4の荷棚3dが、背面が第4の内壁面1fに接触した状態で、配置されている。また、冷蔵倉庫1の内部空間には、冷蔵倉庫の長さLの方向に延在する荷棚3である第2の荷棚3bおよび第3の荷棚3cが、配置されている。第2の荷棚3bおよび第3の荷棚3cは、第3の内壁面1eと第4の内壁面1fとの間に、第3の内壁面1e側からのこの順で、平行に配置されている。
第1の荷棚3aと第2の荷棚3bとの間の空間が、第1の通路4aとされている。第2の荷棚3bと第3の荷棚3cとの間の空間が、第2の通路4bとされている。第3の荷棚3cと第4の荷棚3dとの間の空間が、第3の通路4cとされている。第1の通路4aと第2の通路4bと第3の通路4cとの延在方向は、冷蔵倉庫の長さLの方向と平行な方向である。
冷蔵倉庫1内において、第1の内壁面1cと第3の内壁面1eとが繋がる隅部の床面1a上に、空気調和機10の室内機11が配置されている。空気調和機10は、室内機11と、不図示の室外機とによって構成されている。なお、一体型の空気調和機が、室内機11の位置に配置されてもよい。室内機11には、室内機11から吹き出される空気の通路となる風導管であるダクト13が上部に取り付けられている。
室内機11を基準にすると、第1の内壁面1cは、冷蔵倉庫の長さLの方向において室内機11が設けられた側の内壁面である。第2の内壁面1dは、室内機11が設けられた第1の内壁面1cに対向する、冷蔵倉庫の長さLの方向において室内機11が設けられていない側の内壁面である。
ダクト13は、第3の内壁面1eに沿って室内機11から天井面1bまで鉛直上方に引き回された垂直部131と、さらに室内機11の上方の天井面1bから天井面1bに沿って垂直部131から第4の内壁面1fに向かって水平方向に引き回された水平部132と、を有する。
また、ダクト13は、天井面1bの面内方向において第1の通路4aに対応する位置の水平部132から第2の内壁面1dに向かって天井面1bに沿って分岐して設けられた吹き出し部である、第1の吹き出し部13aを有する。第1の吹き出し部13aの先端位置は、第1の通路4aにおける第1の内壁面1c側の端部位置とされている。
また、ダクト13は、天井面1bの面内方向において第2の通路4bに対応する位置の水平部132から第2の内壁面1dに向かって天井面1bに沿って分岐して設けられた吹き出し部である、第2の吹き出し部13bを有する。第2の吹き出し部13bの先端位置は、第2の通路4bにおける第1の内壁面1c側の端部位置とされている。
また、ダクト13は、天井面1bの面内方向において第3の通路4cに対応する位置の水平部132から第2の内壁面1dに向かって天井面1bに沿って分岐して設けられた吹き出し部である、第3の吹き出し部13cを有する。第3の吹き出し部13cの先端位置は、第3の通路4cにおける第1の内壁面1c側の端部位置とされている。
ダクト13は、室内機11から垂直部131に吹き出された調和空気である冷気を、冷蔵倉庫の長さLの方向に沿って、先端から吹き出す。すなわち、第1の吹き出し部13aは、天井面1bに沿って、第2の内壁面1dに向かって第1の通路4aに調和空気を吹き出す。第2の吹き出し部13bは、天井面1bに沿って、第2の内壁面1dに向かって第2の通路4bに調和空気を吹き出す。第3の吹き出し部13cは、天井面1bに沿って、第2の内壁面1dに向かって第3の通路4cに調和空気を吹き出す。吹き出し部である、第1の吹き出し部13a、第2の吹き出し部13bおよび第3の吹き出し部13cからの調和空気の吹き出し方向は、冷蔵倉庫の長さLの方向と平行な方向である。
冷蔵倉庫1内において、天井面1bにおける、ダクト13からの調和空気の吹き出し方向における吹き出し部の前方には、第1の送風機21が配置されている。すなわち、第1の通路4aの上方における天井面1bには、第1の吹き出し部13aからの調和空気の吹き出し方向において、第1の吹き出し部13aから予め決められた離間距離を空けて、第1の送風機21aが配置されている。第2の通路4bの上方における天井面1bには、第2の吹き出し部13bからの調和空気の吹き出し方向において、第2の吹き出し部13bから予め決められた離間距離を空けて、第1の送風機21bが配置されている。第3の通路4cの上方における天井面1bには、第3の吹き出し部13cからの調和空気の吹き出し方向において、第3の吹き出し部13cから予め決められた離間距離を空けて、第1の送風機21cが配置されている。
冷蔵倉庫1内において、天井面1bにおける、ダクト13からの調和空気の吹き出し方向における第1の送風機21の前方には、第2の送風機22が配置されている。第2の送風機22は、ダクト13からの調和空気の吹き出し方向における、室内機11が設けられていない側の内壁面である第2の内壁面1dに隣接する領域の天井面1bに配置されている。
すなわち、第1の通路4aの上方の天井面1bには、第1の吹き出し部13aからの調和空気の吹き出し方向における第1の送風機21aの前方に、第1の送風機21aから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22aが配置されている。第2の通路4bの上方の天井面1bには、第2の吹き出し部13bからの調和空気の吹き出し方向における第1の送風機21bの前方に、第1の送風機21bから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22bが配置されている。第3の通路4cの上方の天井面1bには、第3の吹き出し部13cからの調和空気の吹き出し方向における第1の送風機21cの前方に、第1の送風機21cから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22cが配置されている。
上述した送風システム100は、密閉される空気調和対象空間である冷蔵倉庫1の内部空間の天井面1bに設けられ、調和空気からなる第1の気流を、空気調和対象空間における一端部の側の天井面1bから空気調和対象空間の内部において一端部と対向する他端部の側に向けて送風する第1の送風部を備える。また、上述した送風システム100は、空気調和対象空間の内部の空気からなる第2の気流を、他端部の側から一端部の側に向けて水平に送風を行う第2の送風部を備える。そして、上述した送風システム100は、第1の気流と第2の気流とによって、一端部と他端部との間の領域に垂直循環流31を形成する。一端部は、例えば第1の内壁面1cである。他端部は、例えば第2の内壁面1dである。第1の送風部は、空気調和機10と、ダクト13と、第1の送風機21と、によって構成される。第2の送風部は、第2の送風機22によって構成される。
以下、図1および図2を参照して、上述した送風システム100による第3の通路4cにおける空気の循環について説明する。室内機11は、調和空気である冷気をダクト13の垂直部131に吹き出す。垂直部131に吹き出された冷気は、水平部132を通って第3の吹き出し部13cから吹き出される。第3の吹き出し部13cは、天井面1bに沿って、第2の内壁面1dに向かって第3の通路4cに冷気を吹き出す。
第3の吹き出し部13cから吹き出された冷気は、第1の送風機21cによって、第2の内壁面1dの側に向けて斜め下方向に冷気を送風する。第1の送風機21cによって送風される冷気の気流32は、送風システム100における第1の気流である。これにより、冷気の気流32が、第3の吹き出し部13cからの調和空気の吹き出し方向における第1の送風機21cの前方の、第3の通路4cの床面1aに送風される。
第3の通路4cの床面1aに送風された冷気の気流32は、相対的に周囲の温度よりも低いため下降し、コアンダ効果によって床面1aに沿って第2の内壁面1dの側に向かって流れる。一方、冷蔵倉庫1の内部の空気は、室内機11から床面1aに送風された冷気の気流32に対して相対的に暖かい。このため、室内機11から床面1aに送風された冷気の気流32に対して相対的に温度の高い、第2の内壁面1dの付近の空気が上昇し、上昇気流31aとなって天井面1bに向かって上昇する。
一方、第2の送風機22cが、冷蔵倉庫1の内部の空気を、第1の内壁面1cの側に向けて、天井面1bに沿って水平に送風を行う。第2の送風機22cが送風する空気の気流33は、送風システム100における第2の気流である。
第2の送風機22cにより送風された空気の気流33は、上昇気流31aを引き込みながら、コアンダ効果によって天井面1bに沿って流れ、冷気の気流32に引き込まれ、下降気流31bとなって床面1aに向かって下降する。
これにより、第3の通路4c内に垂直循環流31が形成される。上記のように、冷気が降下し、暖気が上昇する自然対流効果と、床面1aまたは天井面1bに気流を沿わせることによるコアンダ効果と、により垂直循環流31の形成が可能となる。そして、第1の気流である冷気の気流32は、空気調和対象空間の内部において上昇する上昇気流31aを形成するための気流である。また、第2の気流である空気の気流33は、空気調和対象空間の内部において下降する下降気流31bを形成するための気流である。
そして、第3の通路4c内に垂直循環流31が形成されることにより、第3の通路4c内における、冷蔵倉庫の長さL方向および冷蔵倉庫の高さH方向において空気が循環して、冷蔵倉庫1の内部空間における第3の通路4cに沿った空間の温度ムラの発生が改善される。
また、上述した送風システム100では、出入口2が設けられた第1の内壁面1cの側から、出入口2が設けられていない第2の内壁面1dの側に向かって、床面1aを沿わせて冷気の気流32を流して垂直循環流31を形成する。すなわち、送風システム100では、出入口2へ向かう冷気の気流を形成せずに垂直循環流31を形成する。これにより、出入口2が開いた際の、出入口2を介した冷蔵倉庫1の内部から冷蔵倉庫1の外部への冷気の流出、および出入口2を介した冷蔵倉庫1の外部から冷蔵倉庫1の内部への暖気の流入を防ぐことができ、冷蔵倉庫1内の温度上昇を防止することができる。
仮に、第1の送風機21cからの冷気の吹き出し方向を出入口2に向けた場合には、出入口2が開いた際に、床面1aに沿って流れた冷気がそのまま出入口2から冷蔵倉庫1の外部へ流出してしまい、出入口2から冷蔵倉庫1の内部への暖気の流入を加速させてしまい、冷蔵倉庫1内が暖まってしまう。
また、送風システム100では、第3の吹き出し部13c、第1の送風機21cおよび第2の送風機22cは、天井面1bの面内方向において障害物が無い第3の通路4c上に配置されている。これにより、送風システム100では、障害物が無い第3の通路4cに垂直循環流31が形成されるため、障害物に起因した冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生が改善される。
また、送風システム100では、冷気が自然降下する物理現象を第1の送風機21cがサポートして、冷気を強制的に且つ計画的に下降させる。これにより、冷気の自然降下に起因した冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生が改善される。
また、送風システム100では、第1の通路4aおよび第2の通路4bにおいても、第3の通路4cと同様の効果が得られ、全体として、冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生が改善される。
また、第1の送風機21および第2の送風機22は、天井面1bの面内方向において送風方向が調整可能であってもよい。これにより、冷蔵倉庫1内における第1の送風機21および第2の送風機22の送風方向の自由度が上がり、第1の送風機21および第2の送風機22が冷蔵倉庫1の長手方向に沿った方向から傾いた方向に送風して垂直循環流31を形成することが可能である。
図3は、本発明の実施の形態1にかかる送風システム100の変形例が配置された倉庫の鉛直方向に沿った縦断面のイメージ図である。図3は、図2に対応する図である。図3では、送風システム100の変形例が配置された倉庫が定温倉庫である場合について示している。なお、理解の容易のため、図3における定温倉庫には、上述した冷蔵倉庫1と同じ符号を付している。
送風システム100の変形例では、第1の送風機21が設けられておらず、第2の送風機22が床面1aに配置されている点が、送風システム100の構成と異なる。送風システム100の変形例では、第2の送風機22が、室内機11が設けられていない側の内壁面である第2の内壁面1dに隣接する領域の床面1aに配置されている。
すなわち、第1の通路4aの床面1aには、第1の吹き出し部13aからの調和空気の吹き出し方向における第1の吹き出し部13aの前方に、第1の吹き出し部13aから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22aが配置されている。第2の通路4bの床面1aには、第2の吹き出し部13bからの調和空気の吹き出し方向における第2の吹き出し部13bの前方に、第2の吹き出し部13bから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22bが配置されている。第3の通路4cの床面1aには、第3の吹き出し部13cからの調和空気の吹き出し方向における第3の吹き出し部13cの前方に、第3の吹き出し部13cから予め決められた離間距離を空けて、第2の送風機22cが配置されている。
以下、図1および図3を参照して、上述した送風システム100の変形例による第3の通路4cにおける空気の循環について説明する。室内機11は、調和空気である暖気をダクト13の垂直部131に吹き出す。垂直部131に吹き出された暖気は、水平部132を通って第3の吹き出し部13cから吹き出される。第3の吹き出し部13cは、天井面1bに沿って、第2の内壁面1dに向かって第3の通路4cに暖気を吹き出す。
第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35は、送風システム100の変形例における第1の気流である。第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35は、コアンダ効果によって天井面1bに沿って第2の内壁面1dの側に向かって流れる。一方、冷蔵倉庫1の内部の空気は、第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35に対して相対的に冷たい。このため、第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35に対して相対的に温度の低い、第2の内壁面1dの付近の空気が下降し、下降気流34aとなって床面1aに向かって下降する。また、第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35の一部が、下降気流34aに巻き込まれ、下降気流34aとなって床面1aに向かって下降する。
一方、第2の送風機22cが、定温倉庫1の内部の空気を、第1の内壁面1cの側に向けて、床面1aに沿って水平に送風を行う。第2の送風機22cが送風する空気の気流36は、送風システム100の変形例における第2の気流である。
第2の送風機22cにより送風された空気の気流36は、下降気流34aを引き込みながら、コアンダ効果によって床面1aに沿って流れる。下降気流34aは、第3の吹き出し部13cから吹き出された暖気の気流35の一部を巻き込むことにより、床面1a付近の空気に対して相対的に暖かい。このため、床面1a付近の空気に対して相対的に温度の高い、下降気流34aを引き込んで送風された空気の気流36の空気が上昇し、上昇気流34bとなって天井面1bに向かって上昇する。
これにより、第3の通路4c内に垂直循環流34が形成される。上記のように、冷気が下降し、暖気が上昇する自然対流効果と、床面1aまたは天井面1bに気流を沿わせることによるコアンダ効果と、により垂直循環流34の形成が可能となる。そして、第1の気流である暖気の気流35は、空気調和対象空間の内部において下降する下降気流34aを形成するための気流である。また、第2の気流である空気の気流36は、空気調和対象空間の内部において上昇する上昇気流34bを形成するための気流である。
そして、第3の通路4c内に垂直循環流34が形成されることにより、第3の通路4c内における、定温倉庫の長さL方向および定温倉庫の高さH方向において空気が循環して、定温倉庫1の内部空間における第3の通路4cに沿った空間の温度ムラの発生が改善される。
また、上述した送風システム100の変形例では、出入口2が設けられた第1の内壁面1cの側から、出入口2が設けられていない第2の内壁面1dの側に向かって、天井面1bを沿わせて暖気の気流35を流して垂直循環流34を形成する。すなわち、送風システム100の変形例では、出入口2へ向かう暖気の気流を形成せずに垂直循環流34を形成する。これにより、例えば冬季に出入口2が開いた際の、出入口2を介した定温倉庫1の内部から定温倉庫1の外部への暖気の流出、および出入口2を介した定温倉庫1の外部から定温倉庫1の内部への冷気の流入を防ぐことができ、定温倉庫1内の温度低下を防止することができる。
仮に、第3の吹き出し部13cからの暖気の吹き出し方向を出入口2に向けた場合には、例えば冬季に出入口2が開いた際に、床面1aに沿って流れた暖気がそのまま出入口2から定温倉庫1の外部へ流出してしまい、出入口2から定温倉庫1の内部への冷気の流入を加速させてしまい、定温倉庫1内が冷えてしまう。
また、送風システム100の変形例では、第3の吹き出し部13c、および第2の送風機22cは、天井面1bの面内方向において障害物が無い第3の通路4c上に配置されている。これにより、送風システム100の変形例では、障害物が無い第3の通路4cに垂直循環流34が形成されるため、障害物に起因した定温倉庫1の内部の温度ムラの発生が改善される。
また、送風システム100の変形例では、第1の通路4aおよび第2の通路4bにおいても、第3の通路4cと同様の効果が得られ、全体として、定温倉庫1の内部の温度ムラの発生が改善される。
上述したように、送風システム100は、通路を利用して垂直循環流31を形成できるため、荷棚などの障害物のある大空間の冷蔵倉庫1において確実に冷蔵倉庫1の内部の空気を循環させて、冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生を改善することができる。送風システム100では、大空間で内部の内壁面同士の距離が長い場合でも、垂直循環流31の形成が容易である。また、送風システム100は、冷暖気の自然対流効果を効率的に利用することにより、送風システム100の送風機の消費電力を抑えることができる。
また、送風システム100は、垂直循環流31によって冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生を改善できるため、冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生を改善するために空気調和機10の設定温度を必要以上に下げる必要がなく、空気調和機10の設定温度緩和による空気調和機10の省エネルギーを実現できる。
また、送風システム100は、垂直循環流31によって冷蔵倉庫1の内部の温度ムラの発生を改善できるため、冷蔵倉庫1の内部に大掛かりな設備等が不要であり、冷蔵倉庫1の内部の保管品の温度ダメージリスクの軽減、および冷蔵倉庫1の内部の保管スペースの拡大が可能である。
したがって、送風システム100によれば、大空間において省エネルギーを実現しつつ温度ムラの発生を無くすことができる送風システムが得られる。
また、上述した送風システム100の変形例においても、送風システム100と同様の効果が得られる。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる送風システム100の効果を解析するための冷蔵倉庫50のモデル図である。図4は、図1における第1の通路4aを模擬したモデル図であり、図1と同様の部材には図1と同じ符号を付している。図4のモデル図では、冷蔵倉庫50の天井面および側面を透過して見た状態を示している。
図4のモデル図では、冷蔵倉庫50の隅に配置された室内機11にダクト13を接続して、冷蔵倉庫50の長手方向において室内機11を配置した側と反対側の内壁面まで冷気が届くようにダクト13の第1の吹き出し部13aを第1の通路4aの1/3程度まで延長してある。第1の通路4aの両側には第1の荷棚3aおよび第2の荷棚3bが天井付近まで配置されており、保管品が保管してある。
ダクト13の第1の吹き出し部13aには、4箇所に吹出開口部133を設け、室内機11側の温度ムラの発生を抑制している。冷蔵倉庫50において、第1の吹き出し部13aにおける上流側の吹出開口部133の近くの斜め下の領域に、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁に向けて空気を吹き降ろすことができる第1の送風機211が配置されている。冷蔵倉庫50において、ダクト13の第1の吹き出し部13aの端部の前方の領域に、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁に向けて空気を吹き降ろすことができる第1の送風機212が配置されている。
冷蔵倉庫50において、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁の天井面には、冷蔵倉庫50の長手方向において室内機11の方向に水平に天井を沿わせるように気流を送風することができる第2の送風機22が配置されている。
図4のモデル図を用いて冷蔵倉庫50の気流解析を行った。解析の条件は、冷蔵倉庫50の容積は、冷蔵倉庫の長さL:50m×冷蔵倉庫の幅W:10m×冷蔵倉庫の高さH:5.5mである。また、外気温:32℃、室内機11からの調和空気の吹出温度:−30℃、第1の吹き出し部13aの先端からの吹き出し風量:2500m/h×1口、室内機11の吹出開口部133からの吹き出し風量:1200m/h×4口、第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22の風量:1970m/h×3台、冷蔵倉庫50の内壁面の壁面熱貫流率:0.21W/m・k、とした。
図5は、図4のモデルにおいて第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22が無い場合の気流解析結果である風速分布図である。図6は、図4のモデルにおいて第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22が無い場合の気流解析結果である温度分布図である。図5および図6は、図4のモデルにおける破線40に沿った縦断面における解析結果を示している。図7は、図4のモデルにおいて第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22が無い場合の気流解析結果である気流分布図である。図7は、図4のモデルにおける高さ5.3mの位置での水平断面における解析結果を示している。
図8は、図4のモデルの気流解析結果である風速分布図である。図8は、図5に対応する図である。図9は、図4のモデルの気流解析結果である温度分布図である。図9は、図6に対応する図である。図8および図9は、図4のモデルにおける破線40に沿った縦断面における解析結果を示している。図10は、図4のモデルの気流解析結果である気流分布図である。図10は、図4のモデルにおける高さ5.3mの位置での水平断面における解析結果を示している。図10は、図7に対応する図である。
図5、図6および図7より、図4のモデルにおいて第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22が無い場合は、第1の吹き出し部13aの先端から吹き出された冷気が、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁まで届いていないことが分かる。また、図6より、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁側の天井面の領域51に熱溜まり箇所が発生していること、および冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁側の床面の領域52に冷気溜まり箇所が発生していることが分かる。
一方、図8、図9および図10より、第1の送風機211、第1の送風機212および第2の送風機22を用いて冷蔵倉庫50内に垂直循環流31を形成することにより、第1の吹き出し部13aの先端から吹き出された冷気が、冷蔵倉庫50の長手方向における室内機11が配置された内壁とは反対側の内壁まで届いていることが分かる。また、図9より、領域51における熱溜まりおよび領域52における冷気溜まりが改善していることが分かる。また、図10より、天井付近の気流は、冷蔵倉庫50の長手方向において室内機11が配置された側の内壁面と反対方向から室内機11側に向けての空気の流れが形成され、空調吹出気流よりも温度の高いレターンを天井面に沿わせるという流れも確認された。以上のことより、送風システム100により、大空間の空気調和における温度ムラの発生を改善できることが確認された。
以上のように、送風システム100は、空気調和対象空間における空気の温度差と、空気調和対象空間を囲む壁面とを利用して垂直循環流31を発生することにより、空気調和対象空間における空気の循環を促進させるものであり、冷蔵倉庫のサーキュレーション用途に限られず、業務用用途の空気調和におけるサーキュレーションに有用である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,50 冷蔵倉庫、1a 床面、1b 天井面、1c 第1の内壁面、1d 第2の内壁面、1e 第3の内壁面、1f 第4の内壁面、2 出入口、3a 第1の荷棚、3b 第2の荷棚、3c 第3の荷棚、3d 第4の荷棚、4a 第1の通路、4b 第2の通路、4c 第3の通路、10 空気調和機、11 室内機、13 ダクト、13a 第1の吹き出し部、13b 第2の吹き出し部、13c 第3の吹き出し部、21,21a,21b,21c,211,212 第1の送風機、22,22a,22b,22c 第2の送風機、31,34 垂直循環流、31a,34b 上昇気流、31b,34a 下降気流、32 冷気の気流、33,36 空気の気流、35 暖気の気流、40 破線、51,52 領域、100 送風システム、131 垂直部、132 水平部、133 吹出開口部。

Claims (11)

  1. 密閉される空気調和対象空間の天井面に設けられ、調和空気からなる第1の気流を、前記空気調和対象空間における一端部の側の天井面から前記空気調和対象空間の内部において前記一端部と対向する他端部の側に向けて送風する第1の送風部と、
    前記空気調和対象空間の内部の空気からなる第2の気流を、前記他端部の側から前記一端部の側に向けて水平に送風を行う第2の送風部と、
    を備え、
    前記第1の気流と前記第2の気流とによって、前記一端部と前記他端部との間の領域に垂直循環流を形成すること、
    を特徴とする送風システム。
  2. 前記第1の気流が、冷気からなる気流であり、
    前記第1の送風部は、前記空気調和対象空間の内部における前記一端部の側の天井面に設けられ、前記他端部の側に向けて斜め下方向に前記第1の気流を送風し、
    前記第2の送風部は、前記空気調和対象空間の内部における前記他端部の側の天井面に設けられ、前記一端部の側に向けて前記天井面に沿って水平に前記第2の気流を送風すること、
    を特徴とする請求項1に記載の送風システム。
  3. 前記第1の送風部は、
    前記冷気を吹き出す空気調和機と、
    前記空気調和機から吹き出された前記冷気を、前記空気調和対象空間の内部における前記一端部の側の天井面から、前記他端部の側に向けて前記天井面に沿って水平に吹き出すダクトと、
    前記ダクトから吹き出された前記冷気を前記他端部の側に向けて斜め下方向に送風する第1の送風機と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の送風システム。
  4. 前記一端部が、前記空気調和対象空間における第1の内壁面であり、
    前記他端部が、前記空気調和対象空間における前記第1の内壁面と対向する第2の内壁面であること、
    を特徴とする請求項2または3に記載の送風システム。
  5. 前記第1の内壁面は、前記空気調和対象空間の出入口が設けられている前記空気調和対象空間の内壁面であること、
    を特徴とする請求項4に記載の送風システム。
  6. 前記第1の気流が、暖気からなる気流であり、
    前記第1の送風部は、前記空気調和対象空間の内部における前記一端部の側の天井面に設けられ、前記他端部の側に向けて前記天井面に沿って水平に前記第1の気流を送風し、
    前記第2の送風部は、前記空気調和対象空間の内部における前記他端部の側の床面に設けられ、前記一端部の側に向けて前記床面に沿って水平に前記第2の気流を送風すること、
    を特徴とする請求項1に記載の送風システム。
  7. 前記第1の送風部は、
    前記暖気を吹き出す空気調和機と、
    前記空気調和機から吹き出された前記暖気を、前記空気調和対象空間の内部における前記一端部の側の天井面から、前記他端部の側に向けて前記天井面に沿って水平に吹き出すダクトと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の送風システム。
  8. 前記一端部が、前記空気調和対象空間における第1の内壁面であり、
    前記他端部が、前記空気調和対象空間における前記第1の内壁面と対向する第2の内壁面であること、
    を特徴とする請求項6または7に記載の送風システム。
  9. 前記第1の内壁面は、前記空気調和対象空間の出入口が設けられている前記空気調和対象空間の内壁面であること、
    を特徴とする請求項8に記載の送風システム。
  10. 前記第1の送風部および前記第2の送風部は、前記天井面の面内方向において通路上に配置されていること、
    を特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の送風システム。
  11. 前記第1の送風部および前記第2の送風部は、前記天井面の面内方向において送風方向が調整可能であること、
    を特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の送風システム。
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