JP2021116003A - 車両制御装置 - Google Patents

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晶望 大野
浩之 長屋
Hiroyuki Nagaya
浩之 長屋
俊郎 大森
Toshiro Omori
俊郎 大森
歩 柳田
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歩 柳田
豪 渡邉
Takeshi Watanabe
豪 渡邉
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Kazumasa Miura
一将 三浦
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Abstract

【課題】運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行う車両制御装置を提供する。【解決手段】車両制御装置は、ステアリングホイールに設けられ、ステアリングホイールを把持する運転者の手から生体情報を検出する生体センサと、生体センサによる検出結果に基づいて、運転者の緊張度を判定する緊張度判定部と、運転者の緊張度に基づいて走行制御を行う走行制御部とを備え、運転者の緊張度に応じてS4、適切な走行制御を行うS5、S6。【選択図】図5

Description

本発明は、車両制御装置に関する。
従来、自車両の前方に位置する先行車両を検出し、先行車両との衝突を回避したり(衝突回避制御)、先行車両との車間距離を安全な距離に保つように走行制御する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第3349060号公報
ところで、運転者の緊張度が相対的に高い緊張状態では、緊張度が相対的に低い通常状態より、例えばステアリングホイールの操舵角の変化量が大きくなったりするなど、運転者が操作する装置の操作量が増加するおそれがある。したがって、走行制御を行っている場合であっても、運転者の緊張度に応じた走行制御を行うことが希求されている。
本発明は、このような課題に鑑み、運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行うことが可能な車両制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の車両制御装置は、ステアリングホイールに設けられ、前記ステアリングホイールを把持する運転者の手から生体情報を検出する生体センサと、前記生体センサによる検出結果に基づいて、前記運転者の緊張度を判定する緊張度判定部と、前記運転者の緊張度に基づいて走行制御を行う走行制御部と、を備える。
前記生体センサは、前記運転者による前記ステアリングホイールを把持する把持力を検出してもよい。
前記緊張度判定部は、前記把持力と、予め学習された基準把持力とを比較することで、前記運転者の緊張度を判定してもよい。
前記緊張度判定部は、前記運転者の緊張度が高い緊張状態と、前記運転者の緊張度が低い通常状態とのどちらであるかを判定し、前記走行制御部は、前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも安全とされる走行制御を行ってもよい。
車両が走行する走行車線を特定する車外環境認識部を備え、前記走行制御部は、前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも前記走行車線の内側を前記車両が走行するように制御してもよい。
先行車両を特定する車外環境認識部を備え、前記走行制御部は、前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも前記先行車両までの距離が離れた状態を維持するように制御してもよい。
前記走行制御部は、前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも車両の車速が遅くなるように制御してもよい。
本発明によれば、運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行うことが可能となる。
車両制御装置が搭載される車両の概略構成を示す模式図である。 制御部の機能的な構成を説明する図である。 ステアリング制御を説明する図である。 追従制御を説明する図である。 走行処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、車両制御装置100が搭載される車両1の概略構成を示す模式図である。図1に示されるように、車両1は、車両制御装置100を備える。車両制御装置100は、エンジン10、変速機12、動力伝達系14、車輪16、アクセルペダル18、ブレーキペダル20、マスタシリンダ22、液圧制御ユニット24、ブレーキ26、ステアリングホイール28、パワーステアリング機構30、アクセルセンサ32、ブレーキセンサ34、操舵角センサ36、車速センサ38、加速度センサ40、生体センサ42、撮像装置44、車外環境認識部46、制御部48を備える。
車両1は、駆動源としてのエンジン10から出力される動力を用いて走行する自動車である。なお、車両1は、駆動源としてエンジン10およびモータを備えるハイブリッド自動車でもあってもよい。また、車両1は、駆動源としてモータを備える電気自動車であってもよい。
エンジン10から出力された動力は、変速機12および動力伝達系14を介して車輪16に伝達される。変速機12は、エンジン10から出力された動力を、トルクおよび回転数を変えて動力伝達系14に伝達する。動力伝達系14は、デファレンシャルギヤ、ドライブシャフトを含み、変速機12から伝達された動力を車輪16に伝達する。
アクセルペダル18は、ドライバによるアクセル操作を受け付ける。ブレーキペダル20は、ドライバによるブレーキ操作を受け付ける。
マスタシリンダ22は、倍力装置(図示省略)を介してブレーキペダル20と接続される。また、マスタシリンダ22は、液圧制御ユニット24を介してブレーキ26と接続される。マスタシリンダ22は、ブレーキペダル20の操作量に応じて、油圧を発生させる。マスタシリンダ22によって発生した油圧は、液圧制御ユニット24を介してブレーキ26へ供給される。
液圧制御ユニット24は、ブレーキ26へ供給される油圧を調整可能である。具体的には、液圧制御ユニット24は、ポンプおよび制御弁等の装置を有しており、これらの装置の動作が制御されることにより、ブレーキ26のブレーキ液圧が制御される。それにより、車輪16に付与される制動力が制御される。
ブレーキ26は、液圧制御ユニット24から供給される油圧を用いて車輪16に制動力を付与する。
ステアリングホイール28は、運転者による操舵操作の入力を受け付ける。ステアリングホイール28は、不図示の操舵機構を介して操舵輪(車輪)に連結される。操舵機構は、ステアリングホイール28の回転に従って車輪16の向きを変化させる。
パワーステアリング機構30は、運転者のステアリングホイール28を用いた操舵操作を補助する。例えば、パワーステアリング機構30は、ステアリングホイール28を回動させる動力を出力可能な電動モータを有している。この場合、ドライバの操舵操作の補助は、電動モータを駆動させることによって実現される。
アクセルセンサ32は、アクセルペダル18の操作量、すなわち、踏込み量を検出する。ブレーキセンサ34は、ブレーキペダル20の操作量、すわなち、踏込み量を検出する。操舵角センサ36は、ステアリングホイール28の回転角度を示す操舵角を検出する。車速センサ38は、車両1の速度(車速)を検出する。加速度センサ40は、車両1の加速度を検出する。
生体センサ42は、例えば、ひずみゲージ式や電圧式の荷重センサである。生体センサ42は、ステアリングホイール28における、運転者がステアリングホイール28を把持する位置に設けられる。生体センサ42は、ステアリングホイール28を把持する運転者の手から生体情報を検出する。具体的には、生体センサ42は、運転者によるステアリングホイール28を把持する力(把持力)を検出する。
撮像装置44は、例えば、2個設けられる。2個の撮像装置44は、略水平方向に互いに離隔して配置される。撮像装置44は、車両1の進行方向の車外環境を撮像する。具体的には、撮像装置44は、車両1の前方の検出領域に存在する対象物を撮像し、少なくとも輝度情報が含まれる輝度画像を連続して生成する。
車外環境認識部46は、撮像装置44で生成された輝度画像に基づいて視差情報を導出し、視差情報が含まれる距離画像を生成する。車外環境認識部46は、輝度画像および距離画像に基づいて、検出領域における対象物がいずれの種類の特定物であるかを特定する。なお、特定物は、先行車両、道路の白線および信号機などとするが、この例に限らない。このようにして、車外環境認識部46は、車両1の進行方向の車外環境を認識する。
また、車外環境認識部46は、特定した特定物と車両1との位置関係に基づいて、走行車線を特定する。具体的には、車外環境認識部46は、車両1の左右方向に、車両1との距離が所定範囲内となる特定物(白線やガードレール等)がある場合、それらの特定物間を走行車線と特定する。
制御部48は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路から構成される。
図2は、制御部48の機能的な構成を説明する図である。図2に示すように、制御部48は、プログラムを実行することでデータ取得部50、手動運転制御部52、自動運転制御部(走行制御部)54および緊張度判定部56として機能する。
データ取得部50は、アクセルセンサ32、ブレーキセンサ34、操舵角センサ36、車速センサ38、加速度センサ40および生体センサ42と接続される。データ取得部50は、これらセンサの検出結果を所定間隔毎に取得する。
また、データ取得部50は、車外環境認識部46と接続される。データ取得部50は、車外環境認識部46により特定された情報を取得する。
ところで、車両1には、運転モードとして手動運転モードおよび自動運転モードが設けられている。例えば、車両1には、手動運転モードと自動運転モードとのいずれを実行させるかを選択するための入力装置(例えば、スイッチまたはボタン等)が設けられている。運転者は、入力装置を操作することにより、手動運転モードまたは自動運転モードを選択することができる。
手動運転モードは、運転者の運転操作(つまり、アクセル操作、ブレーキ操作および操舵操作)に応じて車両1の加減速度および操舵角が制御される運転モードである。自動運転モードは、運転者の運転操作によらずに車両1の加減速度および操舵角が自動で制御される運転モードである。
手動運転制御部52は、手動運転モードに設定されている場合、運転者の運転操作に応じた加減速度および操舵角となるように、各装置を制御する。具体的には、手動運転制御部52は、アクセルペダル18の踏込み量に応じた動力が出力されるようにエンジン10を制御する。また、手動運転制御部52は、ブレーキペダル20の踏込み量に応じた制動力が付与されるように液圧制御ユニット24(ブレーキ26)を制御する。また、手動運転制御部52は、ステアリングホイール28の回動方向と一致する方向のトルクがステアリングホイール28に付与されるようにパワーステアリング機構30を制御する。
自動運転制御部54は、自動運転モードに設定されている場合、走行制御、すなわち、アダプティブクルーズコントロール制御を行う。例えば、自動運転制御部54は、車両1の前方に先行車両がいない場合、運転者によって予め設定された車速で車両1が走行するようにエンジン10を制御する定速制御を行う。また、自動運転制御部54は、車両1の前方に先行車両がいる場合、先行車両までの距離を保ちつつ、先行車両を追従させるようにエンジン10および液圧制御ユニット24(ブレーキ26)を制御する追従制御を行う。また、自動運転制御部54は、走行車線が特定されている場合、走行車線から車両1が逸脱しないようにパワーステアリング機構30を制御するステアリング制御を行う。
緊張度判定部56は、生体センサ42による検出結果に基づいて、運転者の緊張度を判定する。具体的には、緊張度判定部56は、車速が予め決められた範囲内(例えば、30km/h〜50km/h)で、かつ、加速度が所定値以下である定常走行中に生体センサ42によって検出される運転者の把持力を基準把持力として学習しておく。
そして、緊張度判定部56は、運転者の緊張度が高くなるほど把持力が増加するので、生体センサ42によって検出される運転者の把持力と基準把持力とを比較することで、運転者の緊張度を判定する。例えば、緊張度判定部56は、運転者の把持力が基準把持力に対して所定値以上高い場合、運転者の緊張度が高い緊張状態であると判定する。一方、緊張度判定部56は、運転者の把持力が基準把持力に所定値を加算した値より高くない場合、運転者の緊張度が低い通常状態であると判定する。
なお、緊張度判定部56は、基準把持力に対する運転者の把持力の比が所定閾値以上である場合、運転者の緊張度が高い緊張状態であると判定し、基準把持力に対する運転者の把持力の比が所定閾値未満である場合、運転者の緊張度が低い通常状態であると判定するようにしてもよい。つまり、緊張度判定部56は、運転者の緊張度が高い緊張状態と、運転者の緊張度が低い通常状態とのどちらであるかを判定すればよい。
ところで、車両1を運転する運転者は、環境の変化や心理状態に応じて、緊張度が変化する。例えば、夜間に運転している場合、天気が悪い場合、車両1が高速で走行している場合などは、通常状態と比べて運転者の緊張度が高い緊張状態になりやすい。
運転者の緊張度が相対的に高い緊張状態では、緊張度が相対的に低い通常状態より、例えばステアリングホイールの操舵角の変化量が大きくなったりするなど、運転者が操作する装置の操作量が増加するおそれがある。
そこで、自動運転制御部54は、運転者の緊張度、すなわち、通常状態または緊張状態に基づいて、自動運転モードでの定速制御、ステアリング制御、追従制御の制御量(制御方法)を変更する。自動運転制御部54は、通常状態であると判定された場合、自動運転モードとして第1自動運転モードで車両1の走行制御を行う。また、自動運転制御部54は、緊張状態であると判定された場合、自動運転モードとして、第1自動運転モードよりも安全とされる第2自動運転モードで車両1の走行制御を行う。
図3は、ステアリング制御を説明する図である。図3(a)は、第1自動運転モードのステアリング制御を説明する図である。図3(b)は、第2自動運転モードのステアリング制御を説明する図である。
自動運転制御部54は、図3(a)に示すように、第1自動運転モードである場合、走行車線60が特定されると、走行車線60の両端よりも内側であって、走行車線60の幅W1よりも狭い範囲の制御幅W2を設定する。制御幅W2は、走行車線60の幅W1に対して1未満の所定値を乗算することで設定されるようにしてもよいし、走行車線60の両端から所定間隔ずつ開けた幅に設定されるようにしてもよい。なお、制御幅W2の幅方向の中央は、走行車線の幅W1の幅方向の中央に一致、または、略一致するように設定される。
そして、自動運転制御部54は、第1自動運転モードである場合、車両1が制御幅W2よりも外側に逸脱すると、車両1を制御幅W2内に戻るようにステアリング制御を行う。一方、自動運転制御部54は、運転者によるステアリングホイール28の操舵操作があっても、車両1が制御幅W2から逸脱しなければ、ステアリング制御を行わない。したがって、運転者は、第1自動運転モード中であっても、ステアリングホイール28の操舵操作によって、車両1を制御幅W2内で移動させることができる。
自動運転制御部54は、図3(b)に示すように、第2自動運転モードである場合、走行車線60が特定されると、制御幅W2の両端よりも内側であって、制御幅W2よりも狭い範囲の制御幅W3を設定する。制御幅W3は、走行車線60の幅W1に対して第1自動運転モードのときよりも小さな値を乗算することで設定されるようにしてもよいし、走行車線60の両端から第1自動運転モードのときよりも間隔をさらに開けた幅に設定されるようにしてもよい。なお、制御幅W3の幅方向の中央は、走行車線60の幅W1の幅方向の中央に一致、または、略一致するように設定される。
そして、自動運転制御部54は、第2自動運転モードである場合、車両1が制御幅W3よりも外側に逸脱すると、車両1を制御幅W3内に戻るようにステアリング制御を行う。一方、自動運転制御部54は、運転者によるステアリングホイール28の操舵操作があっても、車両1が制御幅W3から逸脱しなければ、ステアリング制御を行わない。
このように、自動運転制御部54は、運転者の緊張度が高い緊張状態である場合、通常状態よりも走行車線60の内側を走行するように制御する。これにより、車両制御装置100は、緊張状態である場合に、ステアリングホイール28の変化量が大きくなってしまっても、車両1が走行車線60から逸脱することを低減することができる。一方、車両制御装置100は、通常状態である場合に、ある程度のステアリングホイール28の操作を許容することができる。かくして、車両制御装置100は、運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行うことができる。
図4は、追従制御を説明する図である。図4(a)は、第1自動運転モードの追従制御を説明する図である。図3(b)は、第2自動運転モードの追従制御を説明する図である。
自動運転制御部54は、図4(a)に示すように、第1自動運転モードである場合、先行車両62が特定されると、車両1から先行車両62までの制御距離L1を設定する。なお、制御距離L1は、車速に応じて設定してもよいし、一定の値であってもよい。
そして、自動運転制御部54は、第1自動運転モードである場合、先行車両62との距離が制御距離L1となるように追従制御を行う。
一方、自動運転制御部54は、図4(b)に示すように、第2自動運転モードである場合、先行車両62が特定されると、車両1から先行車両62までの制御距離L2を、制御距離L1よりも長い距離に設定する。なお、制御距離L2は、制御距離L1に対して1よりも大きい値を乗算することで設定されるようにしてもよいし、制御距離L1に所定値を加算することで設定されるようにしてもよい。
そして、自動運転制御部54は、第2自動運転モードである場合、先行車両62との距離が制御距離L2となるように追従制御を行う。
このように、自動運転制御部54は、運転者が緊張していると考えられる緊張状態である場合、通常状態よりも先行車両62までの距離が離れた状態を維持するようにしている。これにより、車両制御装置100は、緊張状態である場合に、先行車両62に近づきにくくすることができ、アクセルペダル18が何らかの理由により突如踏まれたとしても、先行車両62との衝突を抑制することができる。一方、車両制御装置100は、通常状態である場合には、最適とされる制御距離L1を維持することができる。かくして、車両制御装置100は、運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行うことができる。
また、自動運転制御部54は、第1自動運転モードである場合、先行車両62が特定されていないときに、運転者が予め設定した車速で定常制御を行う。一方、自動運転制御部54は、第2自動運転モードである場合、先行車両62が特定されていないときに、運転者が予め設定した車速よりも遅い車速を維持するように定常制御を行う。これにより、車両制御装置100は、緊張状態である場合に、運転者に不安を与えてしまうことを抑制することができる。
以上のように、車両制御装置100は、運転者の緊張度に基づいて走行制御を行う。具体的には、車両制御装置100は、緊張状態であると判定された場合、通常状態よりも安全とされる走行制御を行う。これにより、車両制御装置100は、運転者の緊張度に応じて適切な走行制御を行うことができる。
図5は、走行処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、自動運転制御部54は、自動運転モードに設定されているかを判定する(S1)。自動運転モードに設定されていない場合(S1におけるNO)、すなわち、手動運転モードに設定されている場合、手動運転制御部52は、手動運転モードで各装置を制御する(S2)。
一方、自動運転モードに設定されている場合(S1におけるYES)、緊張度判定部56は、生体センサ42による生体情報に基づいて、運転者の緊張度を判定する(S3)。そして、自動運転制御部54は、運転者の緊張度が緊張状態であるかを判定する(S4)。
緊張状態である場合(S4におけるYES)、自動運転制御部54は、第2自動運転モードで走行制御を行う(S5)。一方、緊張状態でない場合(S4におけるNO)、すなわち、通常状態である場合、自動運転制御部54は、第1自動運転モードで走行制御を行う(S6)。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例または修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、生体情報として、運転者の把持力を検出するようにした。しかしながら、生体情報は、運転者の手の温度、脈動等であってもよい。
また、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしもフローチャートに示された順序で実行されなくてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
本発明は、車両制御装置に利用できる。
1 車両
46 車外環境認識部
54 自動運転制御部(走行制御部)
56 緊張度判定部
100 車両制御装置

Claims (7)

  1. ステアリングホイールに設けられ、前記ステアリングホイールを把持する運転者の手から生体情報を検出する生体センサと、
    前記生体センサによる検出結果に基づいて、前記運転者の緊張度を判定する緊張度判定部と、
    前記運転者の緊張度に基づいて走行制御を行う走行制御部と、
    を備える車両制御装置。
  2. 前記生体センサは、
    前記運転者による前記ステアリングホイールを把持する把持力を検出する請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記緊張度判定部は、
    前記把持力と、予め学習された基準把持力とを比較することで、前記運転者の緊張度を判定する請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記緊張度判定部は、
    前記運転者の緊張度が高い緊張状態と、前記運転者の緊張度が低い通常状態とのどちらであるかを判定し、
    前記走行制御部は、
    前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも安全とされる走行制御を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 車両が走行する走行車線を特定する車外環境認識部を備え、
    前記走行制御部は、
    前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも前記走行車線の内側を前記車両が走行するように制御する請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 先行車両を特定する車外環境認識部を備え、
    前記走行制御部は、
    前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも前記先行車両までの距離が離れた状態を維持するように制御する請求項4または5に記載の車両制御装置。
  7. 前記走行制御部は、
    前記緊張状態であると判定された場合、前記通常状態よりも車両の車速が遅くなるように制御する請求項4から6のいずれか1項に記載の車両制御装置。
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