JP2021107370A - 油性外用組成物 - Google Patents

油性外用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2021107370A
JP2021107370A JP2019239830A JP2019239830A JP2021107370A JP 2021107370 A JP2021107370 A JP 2021107370A JP 2019239830 A JP2019239830 A JP 2019239830A JP 2019239830 A JP2019239830 A JP 2019239830A JP 2021107370 A JP2021107370 A JP 2021107370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
component
weight
external composition
based external
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019239830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7449692B2 (ja
Inventor
洋造 工藤
Hirozo Kudo
洋造 工藤
安弓 中嶋
Ayumi Nakashima
安弓 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2019239830A priority Critical patent/JP7449692B2/ja
Publication of JP2021107370A publication Critical patent/JP2021107370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7449692B2 publication Critical patent/JP7449692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物でありながら、分散安定性を向上しつつ、性状及び使用感に優れた製剤処方を提供することを目的とする。【解決手段】(A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有する油性外用組成物において、前記(b1)成分1重量部に対して(C)デキストリン脂肪酸エステルを0.15〜0.37重量部となるように配合することで、油性外用組成物の分散安定性が向上する。【選択図】なし

Description

本発明は、油性外用組成物に関する。より詳細には、本発明は、向上した分散安定性と性状と使用感とが並立した油性外用組成物に関する。
油性外用組成物は、外用組成物の剤型の1種であり、油性基材を主成分とする。油性外用組成物は塗布膜の付着性が高く、配合成分による効果の持続性に優れている。
一般的に、外用組成物において、薬剤の経皮吸収性(角質層への分配)には、「基剤と皮膚との親和性」(基剤の皮膚へのなじみ易さ)と「基剤と薬剤との親和性」(基剤に対する薬剤の溶け易さ)が大きな影響を与えることが知られており(非特許文献1)、これらのバランスを考慮した上で、外用組成物の製剤処方が設計されている。例えば、脂溶性薬剤を配合する場合、油脂性基剤を使用することで、基剤と皮膚との親和性に基づく経皮吸収性を向上させ、水溶性基剤を使用することで、基剤と薬剤との親和性に基づく経皮吸収性を向上させるとされている。
油性外用組成物においては、上述した薬剤の経皮吸収性だけでなく、製剤中での薬剤の安定性も考慮して、様々な処方が検討されている。例えば、有効成分の製剤中での安定性が高く、使用感の優れたリップクリームなどの油性外用製剤として、a)水溶性または脂溶性有効成分の少なくとも1種、b)脂肪酸デキストリン、ヒドロキシステアリン酸からなる群から選択される少なくとも1種及びc)油性基剤とを含有することを特徴とする油性外用製剤(特許文献1)が提案されている。
大谷道輝監修、"ぬり薬の薀蓄vol.1"、[online]、マルホ株式会社、[令和1年12月10日検索]、インターネット〈URL:https://www.maruho.co.jp/medical/pharmacist/infostore/vol01/05.html〉
特開2003−128521号公報
トコフェロールやその誘導体(以下において、これらを総括してトコフェロール類とも記載する)は、脂溶性有効成分として水性溶媒を含有する油性外用組成物に配合されるが、その分散系を安定に維持する特性(分散安定性)については検討されていない。特許文献1の油性外用製剤でも、実際に、トコフェロール類を配合した場合の分散安定性については検討されていない。
本発明者は、水性溶媒を含有する油性外用組成物にトコフェロール類を配合したところ、油相の分離が生じ分散安定性が低下するという課題に直面した。そこで、固形状の油性基剤を増やしてみたところ、分散安定性を向上させる傾向が得られる一方で、今度は、べたつきや油膜感が過剰で使用感が損なわれた。一方で、油性ゲル化剤であるデキストリン脂肪酸エステルを少量配合したところ、分散安定性の向上効果はわずかしか得られない上に、今度は油性外用組成物の粘性が激減して性状に問題が生じた。このように、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物では、向上した分散安定性と性状と使用感とが並立しない問題がある。
そこで、本発明は、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物でありながら、分散安定性を向上しつつ、性状及び使用感に優れた製剤処方を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物において、油性基剤として固形油であるミツロウを用いるとともに、デキストリン脂肪酸エステルを、ミツロウに対して所定量配合することで、分散安定性が顕著に向上するとともに、性状及び使用感も損なわれないことを見出した。本発明は、この知見に基づいてさらに検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、(C)デキストリン脂肪酸エステル、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有し、前記(b1)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が0.15〜0.37重量部である、油性外用組成物。
項2. 前記(C)成分の含有量が0.5〜1.8重量%である、項1に記載の油性外用組成物。
項3. 前記(A)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が2.5〜9重量部である、項1又は2に記載の油性外用組成物。
項4. 前記(B)成分が(B2)半固形油及び/又は(B3)液状油を含む、項1〜3のいずれかに記載の油性外用組成物。
項5. 前記(B3)成分を含む場合、前記(B3)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が0.019〜0.077重量部である、項4に記載の油性外用組成物。
項6. 前記(B3)成分を含む場合、前記(B)成分100重量部に対して前記(B3)成分が28〜33重量部である、項4又は5に記載の油性外用組成物。
項7. 前記(D)成分の含有量が2〜25重量%である、項1〜6のいずれかに記載の油性外用組成物。
項8. (A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有する油性外用組成物において、前記(b1)成分1重量部に対して(C)デキストリン脂肪酸エステルを0.15〜0.37重量部となるように配合する、油性外用組成物の分散安定性向上方法。
本発明によれば、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物でありながら、分散安定性を向上しつつ、性状及び使用感に優れた製剤処方が可能となる。
1.油性外用組成物
本発明の油性外用組成物は、(A)トコフェロール及び/又はその誘導体(以下、「(A)成分」とも記載する)、(B)油性基剤(以下、「(B)成分」とも記載する)、(C)デキストリン脂肪酸エステル(以下、「(C)成分」とも記載する)、及び(D)水性溶媒(以下、「(D)成分」とも記載する)を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油(以下、「(B1)成分」とも記載する)を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウ(以下、「(b1)成分」とも記載する)を含有し、前記(b1)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が0.15〜0.37重量部であることを特徴とする。以下、本発明の油性外用組成物について詳述する。
(A)トコフェロール及び/又はその誘導体
本発明の油性外用組成物は、(A)成分としてトコフェロール及び/又はその誘導体(以下において、トコフェロール類とも記載する)を含有する。トコフェロール類は、水性溶媒を含む油性外用組成物中に配合されると油性外用組成物の分散性を不安定化するが、本発明の油性外用組成物は、分散安定性を向上させることができる。
トコフェロールは、ビタミンEとしても知られている公知の成分である。本発明で使用されるトコフェロールは、d体又はdl体のいずれであってもよく、またα、β、γ、δの構造のいずれであってもよい。本発明で使用されるトコフェロールとして、具体的には、d−α−トコフェロール、d−β−トコフェロール、d−γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロール、l−α−トコフェロール、l−β−トコフェロール、l−γ−トコフェロール、l−δ−トコフェロール、それらの混合物であるdl−α−トコフェロール、dl−β−トコフェロール、dl−γ−トコフェロール、dl−δ−トコフェロール等が挙げられる。
トコフェロールの誘導体とは、トコフェロールと同じ骨格を有し、トコフェロールに置換基を付加することによって得られる成分である。
本発明で使用されるトコフェロールの誘導体は、トコフェロールと同様に、d体又はdl体のいずれであってもよく、またα、β、γ、δの構造のいずれであってもよい。
トコフェロールの誘導体の種類については、薬学的に許容されることを限度として、特に制限されないが、例えば、トコフェロールと有機酸とのエステル等が挙げられる。トコフェロールと有機酸とのエステルとして、具体的には、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールニコチン酸エステル、トコフェロールコハク酸エステル、トコフェロールリノレン酸エステル等が挙げられる。これらのトコフェロールの誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の油性外用組成物において、(A)成分として、トコフェロール及びトコフェロールの誘導体の中から、1種を選択して使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(A)成分の中でも、好ましくはトコフェロールの誘導体、更に好ましくはトコフェロール酢酸エステルが挙げられる。
本発明の油性外用組成物において、(A)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.01〜5重量%、好ましくは0.08〜3重量%、より好ましくは0.1〜1重量%、更に好ましくは0.1〜0.3重量%が挙げられる。
(B)油性基剤
本発明の油性外用組成物は、(B)成分として油性基剤を含む。
油性基剤としては、(B1)固形油(以下において、「(B1)成分」とも記載する)、(B2)半固形油(以下において、「(B2)成分」とも記載する)、及び(B3)液状油(以下において、「(B3)成分」とも記載する)が挙げられる。本発明の油性外用組成物においては、(B)成分として、(B1)成分を含む。本発明の油性外用組成物においては、(B)成分は、(B1)成分と共に、(B2)成分及び(B3)成分のうちいずれかを用いてもよいし、(B2)成分及び(B3)成分の両方を用いてもよい。本発明の油性外用組成物では、(B)成分が、(B1)成分と共に(B2)成分及び(B3)成分の両方を含んでいることが好ましい。
(B1)成分の固形油とは、25℃において固形の形態を保つ油である。本発明では、(B1)成分は(b1)ミツロウを含む。(b1)成分としては、精製されたミツロウ(例えば、日本薬局方掲載のサラシミツロウ)、及び精製されていないミツロウ(例えば、日本薬局方掲載のミツロウ)が挙げられる。これらのミツロウは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本発明においては、(b1)成分としては、精製されたミツロウ(サラシミツロウ)であることが好ましい。
本発明では、(B1)成分が(b1)成分以外の(b2)他の固形油(以下において、「(b2)成分」とも記載する)を含むことができる。(b2)成分としては、通常化粧料や外用医薬品等に用いられる固形油であって(b1)成分以外のものであればよく、例えば、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス;カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ライスワックス、木ロウ等の植物系ワックス;鯨ロウ等の動物性ワックス;シリコーンワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワックス;脂肪酸、高級アルコール及びこれらの誘導体が挙げられる。これらの固形油の中でも、好ましくは石油系ワックスが挙げられ、より好ましくはマイクロクリスタリンワックスが挙げられる。これらの固形油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
(B2)成分の半固形油とは、25℃において半固形(粘性があり自由に変形できる)の形態を保つ油である。本発明で使用される半固形油としては、通常化粧料や外用医薬品等に用いられるものであればよく、例えば、ワセリン、ゲル化炭化水素等のペースト状炭化水素;ラノリン、ダイマー酸エステル、ダイマージオール誘導体、コレステロール脂肪酸エステル、フィトステロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル等が挙げられる。これらの半固形油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの半固形油の中でも、好ましくはペースト状炭化水素が挙げられ、より好ましくはワセリン、ゲル化炭化水素が挙げられる。
(B3)成分の液状油とは、25℃において液状の形態を保つ油である。本発明で使用される液状油としては、通常化粧料や外用医薬品等に用いられるものであればよく、例えば、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ホホバ油等の植物油;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、オレイン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジバラメトキシケイヒ酸−モノエチルへキサン酸グリセリル等のエステル油;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコン油;流動パラフィン、スクワレン、スクワラン等の液状炭化水素油等が挙げられる。これらの液状油は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの液状油の中でも、好ましくは液状炭化水素油が挙げられ、より好ましくは流動パラフィンが挙げられる。
本発明は油性外用組成物であるため、(B)成分は主成分として含まれる。つまり、本発明の油性外用組成物において、(B)成分は50重量%超含まれる。さらに、本発明の効果をより一層高める観点から、(B)成分の配合量は、好ましくは70重量%以上、より好ましくは73重量%以上、さらに好ましくは76重量%以上、一層好ましくは79重量%以上、特に好ましくは79.4重量%以上が挙げられる。(E)成分の含有量の範囲の上限としては特に限定されないが、例えば90重量%以下、好ましくは85重量%以下、より好ましくは83重量%以下、さらに好ましくは80重量%以下、一層好ましくは79.6重量%以下が挙げられる。
本発明の油性外用組成物における(B1)成分の配合量としては、例えば5〜25重量%、好ましくは10〜23重量%、より好ましくは16〜19重量%、更に好ましくは18〜19重量%が挙げられる。
また、本発明の油性外用組成物における(b1)成分の含有量としては、(C)成分との含有比率が所定の範囲である限りにおいて特に限定されないが、例えば2〜10重量%、好ましくは4〜8重量%、より好ましくは4.3〜8.5重量%、さらに好ましくは4.5〜6重量%が挙げられる。
(B1)成分100重量部当たり(b1)成分の含有量が占める比率は、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、好ましくは、5〜40重量部、好ましくは8〜38重量部、より好ましくは15〜34重量部、さらに好ましくは20〜32重量部、一層好ましくは25〜32重量部、特に好ましくは28〜32重量部が挙げられる。
また、(B)成分100重量部当たり(B1)成分の含有量が占める比率は、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、好ましくは、15〜30重量部、より好ましくは20〜25重量部、更に好ましくは23.4〜24.5重量部、一層好ましくは23.5〜24.2重量部、特に好ましくは23.9〜24.2重量部が挙げられる。
(B)成分として(B2)成分を含む場合、本発明の油性外用組成物における(B2)成分の配合量としては、例えば25〜50重量%、好ましくは30〜45重量%、より好ましくは35〜42重量%、さらに好ましくは37〜39重量%が挙げられる。
また、(B)成分として(B2)成分を含む場合、(B)成分100重量部当たり(B2)成分の含有量が占める比率は、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、例えば30〜55重量部、好ましくは38〜53重量部、より好ましくは45〜50重量部、さらに好ましくは47〜49重量部、一層好ましくは47.7〜48.5重量部、特に好ましくは47.7〜48重量部又は47.9〜48.3重量部が挙げられる。
(B)成分として(B3)成分を含む場合、本発明の油性外用組成物における(B3)成分の配合量としては、例えば15〜30重量%、好ましくは20〜26重量%、より好ましくは22〜24重量%、さらに好ましくは22.6〜23重量%又は22.2〜22.8重量%が挙げられる。
また、(B)成分として(B3)成分を含む場合、(B)成分100重量部当たり(B3)成分の含有量が占める比率は、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、好ましくは、28〜33重量部、より好ましくは28.2〜31重量部、更に好ましくは28.2〜29重量部、一層好ましくは28.7〜29重量部が挙げられる。
また、(B)成分として(B1)成分及び(B3)成分を含む場合、(B1)成分と(B3)成分との比率は、各成分の上記含有量によって定まるが、好ましくは、(B1)成分1重量部に対する(B3)成分の含有量として、1〜2重量部、より好ましくは1.1〜1.6重量部、更に好ましくは1.1〜1.3重量部、一層好ましくは1.19〜1.23重量部、特に好ましくは1.21〜1.23重量部又は1.19〜1.23重量部が挙げられる。
(C)デキストリン脂肪酸エステル
本発明の油性外用組成物は、(C)成分としてデキストリン脂肪酸エステルを含む。トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物は分散性が不安定であるが、本発明の油性外用組成物は、(C)成分を含むことによって、分散安定性が向上する。
デキストリン脂肪酸エステルは、油性ゲル化剤として公知の成分である。デキストリン脂肪酸エステルとしては、好ましくはデキストリンと炭素数8〜22の高級脂肪酸とのエステルが挙げられ、具体的には、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘニン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン等が挙げられる。これらのデキストリン脂肪酸エステルは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのデキストリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、「レオパールKL」「レオパールKE」「レオパールTT」「レオパールTL」(以上、千葉製粉社製)等が挙げられる。これらのデキストリン脂肪酸エステルの中でも、本発明の効果をより一層高める観点から、好ましくはパルミチン酸デキストリンが挙げられる。
本発明の油性外用組成物において、(C)成分の含有量は、(b1)成分1重量部に対して0.15〜0.37重量部である。本発明の効果をより一層高める観点から、(b1)成分1重量部に対する(C)成分の含有量としては、好ましくは0.21〜0.36重量部、さらに好ましくは0.21〜0.3重量又は0.26〜0.36重量部、一層好ましくは0.27〜0.29重量が挙げられる。
本発明の油性外用組成物における(C)成分の含有量としては、(b1)成分との比率が上記の範囲内である限りにおいて限定されず、付与すべき分散安定性向上効果に応じて適宜設定することができるが、例えば0.5〜1.7重量%が挙げられる。本発明の効果をより一層高める観点から、(b1)成分の含有量としては、好ましくは0.7〜1.6重量%、より好ましくは1〜1.7重量%、さらに好ましくは1〜1.4又は1.2〜1.7重量%、一層好ましくは1.2〜1.4重量%が挙げられる。
また、(A)成分と(C)成分との比率については、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、本発明の効果をより一層高める観点から、(A)成分1重量部に対する前記(C)成分の含有量として、2.5〜9重量部、好ましくは3.5〜8.5重量部、より好ましくは5〜8.5重量部、さらに好ましくは5〜7重量部又は6.2〜8.5重量部、一層好ましくは6.3〜6.7重量部が挙げられる。
さらに、(B3)成分と(C)成分との比率については、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、本発明の効果をより一層高める観点から、(B3)成分1重量部に対する前記(C)成分の含有量として、0.019〜0.077重量部、好ましくは0.03〜0.077重量部、より好ましくは0.043〜0.077重量部、さらに好ましくは0.043〜0.064重量部又は0.056〜0.077重量部、一層好ましくは0.058〜0.062重量部が挙げられる。
(D)水性溶媒
本発明の油性外用組成物は、(D)成分として水性溶媒を含む。トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物は分散性が不安定であるが、本発明の油性外用組成物は、分散安定性を向上させることができる。
水性溶媒としては、水、低級アルコール(例えば、エタノール、イソプロパノール等)、多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)等が挙げられる。これらの水性溶媒は、1種を単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。
これらの水性溶媒の中でも、好ましくは、水、多価アルコールが挙げられ、より好ましくは水、グリセリンが挙げられる。
本発明の油性外用組成物における(D)成分の含有量としては、例えば2〜25が挙げられる。本発明の効果をより一層高める観点から、(D)成分の含有量としては、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは2〜19重量%、さらに好ましくは2〜18重量%が挙げられる。
また、本発明の油性外用組成物は、分散安定性向上効果に優れているため、(D)成分の含有量が比較的多くても、効果的に分散安定性向上効果を得ることができる。このような観点から、本発明の油性外用組成物における(D)成分の好適な例としては、好ましくは5〜20重量%、より好ましくは10〜20重量%、さらに好ましくは15〜20重量%、さらに好ましくは16〜20重量%が挙げられる。
(D)成分として水を含む場合、本発明の油性外用組成物における水の含有量としては、例えば2〜10重量%、好ましくは3〜8重量%、より好ましくは4〜6重量%が挙げられる。
(D)成分と(B)成分との比率に関しては、各成分の上記含有量に基づいて定まるが、好ましくは、(B)成分100重量部に対する(D)成分の含有量として、20〜25重量%、より好ましくは22.5〜24重量%、さらに好ましくは22.8〜23.5重量、一層好ましくは22.8〜23.2重量%が挙げられる。
その他の成分
本発明の油性外用組成物は、本発明の効果を妨げない範囲で、必要に応じて、上記成分以外の薬効成分を含んでいてもよい。このような薬効成分としては、例えば、抗炎症剤、老化防止剤、収斂剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分、生薬成分等が挙げられる。
また、本発明の油性外用組成物は、本発明の効果を妨げない範囲で、必要に応じて、上記成分以外の、界面活性剤、増粘剤、緩衝剤、キレート剤、抗酸化剤、安定化剤、防腐剤、香料、清涼化剤、着色剤、分散剤、流動化剤、保湿剤、湿潤剤等の添加剤を含んでいてもよい。これらの成分の中でも、好ましくは界面活性剤が挙げられる。
本発明の油性外用組成物は、界面活性剤を含むことによって、より一層安定な油中水乳化組成物を構築することができる。界面活性剤としては、非イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性イオン系界面活性剤が挙げられ、好ましくは非イオン系界面活性剤が挙げられる。非イオン系界面活性剤としては、親油性非イオン系界面活性剤及び親水性非イオン系界面活性剤が挙げられる。非イオン系界面活性剤としては、親油性非イオン系界面活性剤及び親水性非イオン系界面活性剤のいずれかを用いてもよいし、両方を用いてもよいが、好ましくは親水性非イオン系界面活性剤を用いる。
親水性非イオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレン(以下、POEと略する)POEソルビタンモノラウレート(ポリソルベート20)、POEソルビタンモノステアレート(ポリソルベート60)、POEソルビタンモノオレエート(ポリソルベート80)等のPOEソルビタン脂肪酸エステル;POEソルビットモノオレエート等のPOEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル;POEステアリルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル、POEノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル、プルロニック等のプルアロニック型;POE・ポリオキシプロピレン(以下、POPと略する)セチルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合体;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POEミツロウ・ラノリン誘導体;アルカノールアミド;POEプロピレングリコール脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル;POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。これらの親水性非イオン系界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせてもちいることができる。これらの親水性非イオン系界面活性剤の中でも、好ましくはPOEソルビタン脂肪酸エステルが挙げられ、より好ましくはPOEソルビタンモノオレエートが挙げられる。
本発明の油性外用組成物が、親水性非イオン系界面活性剤を含む場合、親水性非イオン系界面活性剤の含有量としては、例えば0.3〜4重量部、好ましくは0.5〜2.5重量部、より好ましくは0.8〜1.5重量%が挙げられる。
製剤形態
本発明の油性外用組成物の製剤形態については、特に限定されず、液状、半固形状(ゲル状、ペースト状、クリーム状、軟膏状)及び固形状が挙げられる。本発明は分散安定性向上効果に優れているため、水性溶媒の量が比較的多い半固形状であっても、効果的に分散安定性向上効果が得られる。このような観点から、本発明の油性外用組成物の好適な製剤形態として、半固形状が挙げられる。
本発明の油性外用組成物の具体的な形態としては、油中水滴分散物、油中水型乳化物が挙げられ、好ましくは油中水型乳化物が挙げられる。本発明の油性外用組成物の更に具体的な剤形としては、口唇、皮膚、頭髪に適用されるものが挙げられ、口紅、リップクリーム、リップグロス等の口唇用組成物;アイシャドウ、アイライナー、チークカラー、ファンデーション、コンシーラー、頭髪用ゲル、頭髪用ワックス等が挙げられる。また、本発明の油性外用組成物は、一般皮膚化粧料、薬用化粧料、医薬部外品、医薬品のいずれであってもよく、好ましくは医薬品が挙げられる。
油性外用組成物の製造方法
本発明の油性外用組成物は、通常の油性外用組成物の製造方法に準じて、上記(A)成分〜(D)成分、及び必要に応じて配合される他の薬効成分、添加剤等を通常の順番で所望量混合することにより調製される。
2.油性外用組成物の分散安定性向上方法
前述するように、トコフェロール類と水性溶媒とを含む油性外用組成物において、ミツロウに対して所定比率のデキストリン脂肪酸エステルを組み合わせることで、分散安定性が顕著に向上できる。従って、本発明は、更に、(A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有する油性外用組成物において、前記(b1)成分1重量部に対して(C)デキストリン脂肪酸エステルを0.15〜0.37重量部となるように配合する、油性外用組成物の分散安定性向上方法を提供する。
本発明の油性外用組成物の分散安定性向上方法において、分散安定性を向上するとは、油相の分離を抑制してより安定な分散系を構築することをいう。
油性外用組成物の分散安定性向上方法において、使用する成分の種類や使用量、油性外用組成物の形態等については、前記「1.油性外用組成物」の欄に示す通りである。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例
表1〜4に示す油性外用組成物(軟膏状の油中水型乳化組成物)を調製した。具体的には、200mLビーカーに油性基剤及び界面活性剤、若しくは油性基剤、界面活性剤及びトコフェロール酢酸エステルを80℃にて溶解混和したものに、スターラーで十分に撹拌しながら、100mLビーカーに水性溶媒を80℃にて溶解混和したものを添加して乳化し、さらに、80℃でディスパー(ロボミックス/プライミクス株式会社)にて撹拌処理(3000rpm、30秒)した後、乳化装置(ET−3A/日光ケミカルズ株式会社)にて撹拌しながら(150rpm)常温まで冷却することによって、油性外用組成物をガラス瓶に充填した状態(25℃)で得た。この油性外用組成物は、調製時の撹拌動作により気泡を内包する形態で得られた。
得られた油性外用組成物それぞれについて、性状、使用感、及び分散安定性を、以下の基準に基づいて評価した。結果を表1〜4に示す。
(性状)
油性外用組成物をリップクリーム用チューブ容器に充填して、訓練されたパネラーが容器から直接油性外用組成物を唇に塗布し、以下の基準に基づいて性状の評価を行った。
◎:容器から適量を絞り出しやすく、全く液だれもしない。
○:容器から適用を絞り出しやすく、液だれしにくい。
△:容器から適用を絞り出しやすいが、液だれしやすい。
×:容器から適用を絞り出しにくく、液だれもしやすい。
(使用感)
油性外用組成物を、訓練されたパネラーが唇に塗布し、以下の基準に基づいて使用感を評価した。
○:塗布後のべたつき及び油膜感が少ない。
△:塗布後のべたつき及び油膜感がやや少ない。
×:塗布後のべたつき及び油膜感が多い。
(分散安定性)
気泡を内包したままの形態の油性外用組成物(25℃)を、50℃で1ヶ月保存し、その後の外観を以下の基準に基づいて分類することで、分散安定性を評価した。
◎:変化がほとんど認められず、優れた分散状態が保たれている。
○:内包された気泡中へのわずかな油相の染み出しのみで、良好な分散状態が保たれている。
△:内包された気泡中へ多量に油相が染み出しており、分散状態がやや悪化している。
×:上部に油相の層がわずかに形成されており、分散状態が悪い。
××:上部に油相の層が多く形成されており、分散状態が極めて悪い。
Figure 2021107370
Figure 2021107370
Figure 2021107370
Figure 2021107370
比較例1と比較例2との対比に示されるように、水性溶媒を含む油性外用組成物にトコフェロール酢酸エステルを配合すると、分散安定性が悪くなる。この課題は、比較例3及び4に示されるように、水性溶媒として水及びグリセリンのいずれを用いた場合でも同様に生じる。比較例5及び6に示されるように、油性基剤中の半固形油の比率を上げても、分散安定性は向上しないばかりか、性状及び使用感も悪化する。比較例7に示されるように、油性基剤中の固形油の比率を上げると性状は良好に維持され、比較例8に示されるように、固形油の比率を更に上げると性状が良好に維持されるとともに分散安定性が向上するが、その反面、使用感が悪化する。また、比較例9及び10に示されるように、油性基剤中の液状油の比率を上げると、使用感が良好に維持されるだけで、性状及び分散安定性は更に悪化する。
比較例11に示されるように、サラシミツロウに対して油性ゲル化剤であるパルミチン酸デキストリンを少量配合した場合、分散安定性はやや向上する傾向は見られたが、性状が悪化した。また、比較例12に示されるように、サラシミツロウに対してパルミチン酸デキストリンを比較的多く配合した場合、分散安定性は向上したが、性状はこの場合も悪化した。これに対し、実施例1〜4に示されるように、サラシミツロウに対してパルミチン酸デキストリンを所定の比率で配合することで、分散安定性が顕著に向上し、性状及び使用感も良好となった。比較例13〜15と対比した実施例5〜6についても同様の傾向が認められた。さらに、実施例7に示されるように、他の薬効成分を更に配合した場合も、同様の効果が認められた。
処方例
表5に示す処方の油性外用組成物を調製した。いずれも油性外用組成物も、優れた性状を呈し、使用感及び分散安定性にも優れていた。
Figure 2021107370

Claims (8)

  1. (A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、(C)デキストリン脂肪酸エステル、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有し、前記(b1)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が0.15〜0.37重量部である、油性外用組成物。
  2. 前記(C)成分の含有量が0.5〜1.8重量%である、請求項1に記載の油性外用組成物。
  3. 前記(A)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が2.5〜9重量部である、請求項1又は2に記載の油性外用組成物。
  4. 前記(B)成分が(B2)半固形油及び/又は(B3)液状油を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の油性外用組成物。
  5. 前記(B3)成分を含む場合、前記(B3)成分1重量部に対して前記(C)成分の含有量が0.019〜0.077重量部である、請求項4に記載の油性外用組成物。
  6. 前記(B3)成分を含む場合、前記(B)成分100重量部に対して前記(B3)成分が28〜33重量部である、請求項4又は5に記載の油性外用組成物。
  7. 前記(D)成分の含有量が2〜25重量%である、請求項1〜6のいずれかに記載の油性外用組成物。
  8. (A)トコフェロール及び/又はその誘導体、(B)油性基剤、及び(D)水性溶媒を含有し、前記(B)成分が(B1)固形油を含有し、前記(B1)成分が(b1)ミツロウを含有する油性外用組成物において、前記(b1)成分1重量部に対して(C)デキストリン脂肪酸エステルを0.15〜0.37重量部となるように配合する、油性外用組成物の分散安定性向上方法。
JP2019239830A 2019-12-27 2019-12-27 油性外用組成物 Active JP7449692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019239830A JP7449692B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 油性外用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019239830A JP7449692B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 油性外用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021107370A true JP2021107370A (ja) 2021-07-29
JP7449692B2 JP7449692B2 (ja) 2024-03-14

Family

ID=76967696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019239830A Active JP7449692B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 油性外用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7449692B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022107829A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 株式会社 資生堂 気泡含有油性固形組成物および化粧料

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4822089B2 (ja) 2000-12-27 2011-11-24 千葉製粉株式会社 O/w型乳化組成物
JP4088436B2 (ja) 2001-11-15 2008-05-21 ロート製薬株式会社 皮膚外用剤
JP4494952B2 (ja) 2004-12-14 2010-06-30 日本メナード化粧品株式会社 皮膚外用組成物
JP2008239550A (ja) 2007-03-27 2008-10-09 Tokiwa Corp 油中多価アルコール型ゲル状化粧料
JP5910065B2 (ja) 2011-12-21 2016-04-27 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022107829A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 株式会社 資生堂 気泡含有油性固形組成物および化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP7449692B2 (ja) 2024-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI240635B (en) Active vitamin D3 emulsion lotion
JP6919970B2 (ja) マイボーム腺機能不全の処置において使用される二硫化セレン組成物
WO2012011566A1 (ja) タクロリムスを含有する水中油型クリーム状組成物
AU2005261572A1 (en) Spray composition comprising a combination of calcitriol and clobetasol propionate, an alcoholic phase, at least one volatile silicone and one non volatile oily phase
JP2009126791A (ja) 多価アルコール中油型乳化化粧料
JPS58225009A (ja) コルチコステロイド外用製剤
TWI806867B (zh) 乳化組成物
JP7449692B2 (ja) 油性外用組成物
CN106344589B (zh) 一种稳定性改善的卡泊三醇倍他米松组合物
JP6859033B2 (ja) 乳化組成物
US6124348A (en) Vitamin C skin formulations
JP2007262030A (ja) 皮膚外用剤
JP2002205937A (ja) 乳化組成物
JP5912238B2 (ja) 乳化組成物
JP5965187B2 (ja) 油性軟膏剤
JP6817733B2 (ja) 内出血治療用製剤
JP2017178798A (ja) 外用組成物
JP2865867B2 (ja) ペンシクロビル含有の局所用組成物
JP7092494B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JP3022541B1 (ja) 外用剤
JP2021107338A (ja) 油性外用組成物
JP7465066B2 (ja) 乳化安定化剤
JP2020203847A (ja) 乳化組成物
JP6779730B2 (ja) 外用組成物
JP6710019B2 (ja) 皮膚外用剤の使用性の評価法及び該評価法で使用性に優れると判別される皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231017

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7449692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150