JP2021105742A - カートリッジ、プロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そのため、このカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
本体側駆動伝達部材と本体側付勢部材とを有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
(i)回転可能な感光体と、
(ii)前記感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能であって、前記感光体に対し接離可能な現像ローラと、
(iii)前記現像ローラを前記感光体から離間させるために用いられる付勢力を前記本体側付勢部材から受ける付勢力受け部と、
(iv)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(v)前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けることによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とする。
電子写真画像形成用のプロセスカートリッジにおいて、
(i)回転可能な感光体と、
(ii)前記感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能であって、前記感光体に対し接離可能な現像ローラと、
(iii)前記現像ローラを前記感光体から離間させるために用いられる付勢力を受ける付勢力受け部と、
(iv)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記プロセスカートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(v)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成された移動部材であって、前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とする。
本体側駆動伝達部材を有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
(i)感光体と、
(ii)前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
(iii)前記感光体に形成された潜像を現像するための現像ローラと、
(iv)前記現像ローラを回転可能に支持し、前記感光体枠体に対して移動可能な現像枠体と、
(v)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(vi)前記現像枠体が前記感光体枠体に対して移動することによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とする。
電子写真画像形成用のプロセスカートリッジにおいて、
(i)感光体と、
(ii)感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
(iii)前記感光体に形成された潜像を現像し得る現像ローラと、
(iv)前記現像ローラを回転可能に支持し、前記感光体枠体に対して移動可能な現像枠体と、
(v)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記プロセスカートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(vi)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成された移動部材であって、前記現像枠体が前記感光体枠体に対して前記現像ローラを前記感光体から遠ざけるように移動することによって、前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とする。
本体側駆動伝達部材と本体側付勢部材とを有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能な現像ローラと、
(ii)前記本体側付勢部材から付勢力を受ける付勢力受け部と、
(iii)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(iv)前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けることによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とする。
電子写真画像形成用のカートリッジにおいて、
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能に構成された現像ローラと、
(ii)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記カートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(iii)前記カートリッジの外部から付勢力を受け得る付勢力受け部と、
(iv)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成され、前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とする。
[電子写真画像形成装置の一般的な説明]
以下、第1の実施例について図を用いて説明する。
図2は、記録媒体に画像形成可能な、本実施例の電子写真画像形成装置の断面概略図である。また、図3(a)は本実施例の画像形成装置の斜視図である。また、図4は本実施例のプロセスカートリッジPの断面図である。また、図5は本実施例のプロセスカートリッジPを駆動側からみた斜視図であり、図6は本実施例のプロセスカートリッジPを非駆動側からみた斜視図である。
第3のプロセスカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)の現像剤を収容してあり、ドラム4の表面にシアン色の現像剤像を形成する。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
電子写真画像形成用のプロセスカートリッジの構成の説明を行う。本実施例において、第1から第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、同様の電子写真画像形成プロセス機構を有し、収容されている現像剤の色や現像剤の充填量が各々異なるものである。
図4、図5、図6に示すように、ドラムユニット8は、感光体としてのドラム4、帯電ローラ5、クリーニングブレード7、感光体枠体としてのクリーニング容器26、廃現像剤収納部27、カートリッジカバー部材(図5、図6における駆動側カートリッジカバー部材24と非駆動側カートリッジカバー部材25)で構成される。尚、広義の感光体枠体には、狭義の感光体枠体であるクリーニング容器26の他、廃現像剤収納部27、駆動側カートリッジカバー部材24、非駆動側カートリッジカバー部材25も含まれる(以下の実施例においても同様である)。感光体枠体は感光体ドラム4を回転可能に支持するための枠体である。なお、カートリッジPが装置本体2に装着された際には、感光体枠体は装置本体2に固定される。
現像ユニット9は、図1、図8に示すように、現像ローラ6、現像ブレード31、現像枠体29、軸受部材45、現像カバー部材32などで構成されている。ここで、広義の現像枠体には、現像枠体29の他、軸受部材45および現像カバー部材32等が含まれる(以下の実施例においても同様である)。現像枠体は、現像ローラを回転可能に支持する枠体である。なお、カートリッジPが装置本体2に装着された際には、現像枠体29は装置本体2に対し移動可能である。
図5、図6に、現像ユニット9とドラムユニット8とを組み付ける様子を示す。カートリッジPの長手一端側では、駆動側カートリッジカバー部材24の支持部24aに現像カバー部材32の円筒部32bの外径部32aを回動可能に嵌合させる。また、カートリッジPの長手他端側では、非駆動側カートリッジカバー部材25の支持穴部25aに、現像枠体29から突出して設けられた突起部29bを回動可能に嵌合させる。これにより、現像ユニット9は、ドラムユニット8に対して回動可能に支持される。ここで、現像ユニット9のドラムユニットに対する回動中心となる回動軸線を、回動軸線Xと称す。この回動軸線Xは、支持部24aに設けられた開口部24eの中心と支持穴部25aの中心とを結んだ軸線である。回動軸線Xは、ドラム4の軸線や現像ローラ6の回転軸線に対して実質的に平行である。
図4、図5、図6に示すように、現像ユニット9は、付勢部材としての弾性部材である加圧バネ95により付勢され、回動軸線Xを中心にして、現像ローラ6がドラム4に接触するように構成されている。即ち、加圧バネ95の付勢力によって、現像ユニット9は図4中の矢印G方向に押圧され、回動軸線Xを中心に、矢印H方向のモーメントが作用する構成となっている。
図7はカートリッジPを駆動側から現像ローラ6の回転軸線に沿って見た側面模式図である。この図においては、説明のために、一部の部品を不図示としている。カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、ドラムユニット8は装置本体2に位置決めされている。
図7(a)〜(c)に示すように、駆動側から現像ローラの回転軸線に沿ってカートリッジPをみると、現像ローラ6は、駆動入力部材74と付勢力受け部45aとの間に配置される。つまり、現像ローラの回転軸線に沿ってカートリッジPを見たときに、付勢力受け部45aは、現像ローラ6を基準として、駆動入力部材74とは実質的に反対側に突出している。
次に、感光体ドラム4への駆動伝達の概略について説明する。
(駆動連結部と、解除機構の原理)
図1、図8を用いて駆動連結部の構成について説明する。ここで、駆動連結部とは、装置本体2に設けられた本体側駆動伝達部材としての現像駆動出力部材62から駆動を入力され、現像ローラ6へ駆動を伝達、および、遮断する機構である。
駆動連結部のより詳細な構成を図1、図8、図9を用いて説明をする。
次に、駆動解除機構(以下、単に解除機構と呼ぶ)を説明する。解除機構とは、駆動入力部材74の駆動入力部74bと現像駆動出力部材62の凹部62bとのカップリング(結合)を解除することで、装置本体2から現像ローラ6への駆動伝達を遮断する機構のことである。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図12〜図15を用いて説明する。尚、図12〜図15は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除レバーと解除カムの構成を一部模式的に示している。図中の回動軸線Xに沿った矢印Mはカートリッジの外部に向かう方向を示し、回動軸線Xに沿った矢印Nはカートリッジの内部に向かう方向を示す。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材45の付勢力受け部45aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図14(a)、図14(b)に示す。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図15(a)、図15(b)に示す。図7(c)に示すように離間力付勢部材80がδ2だけ移動すると、付勢力受け部45aが離間力付勢部材80から力を受けることで現像ユニット9が角度θ2(>θ1)の回動をする。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
次に、図17おいて、解除カム72が内側位置から外側位置へと移動する際の移動量pを上記した実施例とは変更した変形例を示す。上記の実施例では解除カム72の移動量pは、駆動入力部74bの突出量(駆動入力部74bと現像駆動出力部材62の係合量q:約2.0mm)よりも大きかった。それに対して本変形例において解除カム72の移動量pは駆動入力部74bの突出量(係合量q)よりも小さい。その結果、解除カム72が外側位置にある際にあっても、現像駆動出力部材72の先端が現像ローラの長手方向において駆動入力部74bの端面74b1よりも内側に位置している。解除カム72が外側位置にある状態においても、駆動入力部74bの先端側の一部が、現像駆動出力部材62と重なることになる。
ここで、本実施例と従来構成との違いを以下に説明する。
図21乃至図29を用いて実施例2について説明を行う。本実施例では、解除カム172、バネ170、解除レバー173がそれぞれ実施例1における解除カム72、バネ70、解除レバー73に対応する。その一方で解除カム172、バネ170、解除レバー173の配置や構成、作用は解除カム72、バネ70、解除レバー73と一部異なる。以下、実施例1との違いを中心に詳細に説明する。実施例1と同様の構成については説明を省略する場合がある。
図21、図22を用いて駆動連結部の構成について説明する。
本実施例の駆動連結部とは、駆動入力部材74、解除レバー173、解除カム(解除部材、移動部材)172、バネ170、現像カバー部材32、駆動側カートリッジカバー部材24で構成されている。
駆動連結部のより詳細な構成を図21、図22、図23を用いて説明をする。
次に、解除機構(駆動解除機構)を説明する。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図26〜図29を用いて説明する。尚、図26〜図29は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除レバーと解除カムの構成を一部模式的に示している。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材45の付勢力受け部45aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。このときの駆動連結部の構成を図27に示す。図27(a)においては、駆動入力部材74と現像駆動出力部材62の対と、解除カム172と解除レバー173の対とを、それぞれ別々に模式的に示している。図27(b)には、駆動連結部の構成の斜視図を示す。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動すると、前述したように、現像ユニット9が回動軸線Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ回動する。その結果、現像ローラ6はドラム4から距離ε1だけ離間する。現像ユニット9内に組み込まれた解除カム172や現像カバー部材32は、現像ユニット9の回動と連動して角度θ1だけ矢印K方向に回動する。一方、カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、ドラムユニット8、および、駆動側カートリッジカバー部材24、非駆動側カートリッジカバー部材25は装置本体2に位置決め固定されている。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図29(a)、図29(b)に示す。離間力付勢部材80がδだけ移動すると、付勢力受け部45aが離間力付勢部材80から力を受けることで現像ユニット9が角度θ2(>θ1)の回動をする。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
図30乃至図37を用いて実施例3について説明を行う。本実施例では、解除カム272、バネ270、駆動側カートリッジカバー224、現像カバー部材232がそれぞれ実施例1における解除カム72、バネ70、解除レバー73、駆動側カートリッジカバー24、現像カバー部材32に対応する。
図30、図31を用いて駆動連結部の構成について説明する。
駆動連結部のより詳細な構成を図30、図31、図32を用いて説明をする。
次に、解除機構(駆動解除機構)を説明する。
ここで、解除カム272の円筒部272k、現像カバー部材232の開口部232dのそれぞれの中心は同軸上に設けられている。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図34〜図37を用いて説明する。尚、図34〜図37は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除レバーと解除カムの構成を一部模式的に示している。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材45の付勢力受け部(離間力受け部)45aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。このときの駆動連結部の構成を図35に示す。図35(a)においては、駆動入力部材74と現像駆動出力部材62の対と、解除カム272と現像カバー部材232の対とを、それぞれ別々に模式的に示している。図35(b)には、駆動連結部の構成の斜視図を示す。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動すると、前述したように、現像ユニット9が回動軸線Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ回動する。その結果、現像ローラ6はドラム4から距離ε1だけ離間する。現像ユニット9内に組み込まれた現像カバー部材232は、現像ユニット9の回動と連動して角度θ1だけ矢印K方向に回動する。一方、カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、ドラムユニット8、および、駆動側カートリッジカバー部材224、非駆動側カートリッジカバー部材25は装置本体2に位置決め固定されている。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図37(a)、図37(b)に示す。離間力付勢部材80がδだけ移動すると、付勢力受け部45aが離間力付勢部材80から力を受けることで現像ユニット9が角度θ2(>θ1)の回動をする。離間力付勢部材80によって現像ユニット9が角度θ2の回動をすることと連動して、現像枠体(現像枠体29、軸受部材45、現像カバー部材232)が図中矢印K方向に回転移動する。一方、解除カム272は上述と同様に駆動側カートリッジカバー部材224に設けられた係合部224sと係合することで状態2から位置変化しない。つまり解除カム272は現像枠体に対して相対的に回転することになる。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
図38乃至図45を用いて実施例4について説明を行う。本実施例では、解除カム(解除部材)372、バネ370、駆動側カートリッジカバー324、現像カバー部材332がそれぞれ実施例1における解除カム72、バネ70、解除レバー73、駆動側カートリッジカバー24、現像カバー部材32に対応する。
図38、図39を用いて駆動連結部の構成について説明する。
駆動連結部のより詳細な構成を図38、図39、図40を用いて説明をする。
次に、解除機構(駆動解除機構)を説明する。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図42〜図45を用いて説明する。尚、図42〜図45は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除レバーと解除カムの構成を一部模式的に示している。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材45の付勢力受け部(離間力受け部)45aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。このときの駆動連結部の構成を図43に示す。図43(a)においては、駆動入力部材74と現像駆動出力部材62の対と、解除カム372と現像カバー部材332の対とを、それぞれ別々に模式的に示している。図43(b)には、駆動連結部の構成の斜視図を示す。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動すると、前述したように、現像ユニット9が回動軸線Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ回動する。その結果、現像ローラ6はドラム4から距離ε1だけ離間する。現像ユニット9内に組み込まれた現像カバー部材332は、現像ユニット9の回動と連動して角度θ1だけ矢印K方向に回動する。一方、カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、ドラムユニット8、および、駆動側カートリッジカバー部材324、非駆動側カートリッジカバー部材25は装置本体2に位置決め固定されている。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図45(a)、図45(b)に示す。離間力付勢部材80がδ2だけ移動すると、付勢力受け部45aが離間力付勢部材80から力を受けることで現像ユニット9が角度θ2(>θ1)の回動をする。離間力付勢部材80によって現像ユニット9が角度θ2の回動をすることと連動して、現像枠体(現像枠体29、軸受部材45、現像カバー部材332)が図中矢印K方向に回転移動する。一方、解除カム372は上述と同様に駆動側カートリッジカバー部材324に設けられた係合部324sと係合することで状態2から位置変化しない。つまり解除カム372は現像枠体に対して相対的に回転することになる。このとき、解除カム372の当接部(第1の解除部材側力受け部)372aは現像サイドカバー332の当接部332gから反力を受ける。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
図46乃至図53を用いて実施例5について説明を行う。本実施例では、解除部材472、駆動側カートリッジカバー424、現像カバー部材432がそれぞれ実施例1における解除カム72、バネ70、解除カム72、駆動側カートリッジカバー24、現像カバー部材32に対応する。
図46、図47を用いて駆動連結部の構成について説明する。
駆動連結部のより詳細な構成を図46、図47、図48を用いて説明をする。カートリッジPの長手方向端部には、枠体の一部として駆動側カートリッジカバー部材424が配置される。軸受部材45から駆動側カートリッジカバー部材424に向かって(現像ローラの長手方向内側から外側に向かって)順に、駆動入力部材74、現像カバー部材432、解除部材472が設けられている。これらの部材の回転軸線は、駆動入力部材74の回転軸線と同軸上、つまり同一直線上(回動軸線X上)に位置する。
次に、解除機構(駆動解除機構)を説明する。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図50〜図53を用いて説明する。尚、図50〜図53は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除部材472の構成を一部模式的に示している。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材45の付勢力受け部(離間力受け部)45aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。このときの駆動連結部の構成を図51に示す。図51(a)においては、駆動入力部材74と現像駆動出力部材62の係合部を模式的に示している。図51(b)には、駆動連結部の構成の斜視図を示す。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動すると、前述したように、現像ユニット9が回動軸線Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ回動する。その結果、現像ローラ6はドラム4から距離ε1だけ離間する。現像ユニット9内に組み込まれた解除部材472や現像カバー部材432は、現像ユニット9の回動と連動して角度θ1だけ矢印K方向に回動する。一方、カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、ドラムユニット8、および、駆動側カートリッジカバー部材424、非駆動側カートリッジカバー部材25は装置本体2に位置決め固定されている。そのため解除部材472は駆動側カートリッジカバー部材424に対して回動する。言い換えると駆動側カートリッジカバー部材424は解除部材472に対して相対的に回動する。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図53(a)、図53(b)に示す。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
図54乃至図61を用いて実施例6について説明を行う。本実施例では、駆動入力部材574、軸受部材545、解除部材572、駆動側カートリッジカバー524、現像カバー部材532がそれぞれ実施例1における、駆動入力部材74、軸受部材45、解除カム72、駆動側カートリッジカバー24、現像カバー部材32に対応する。
図54、図55を用いて駆動連結部の構成について説明する。
駆動連結部のより詳細な構成を図54、図55、図56を用いて説明をする。カートリッジPの長手方向端部にカートリッジ枠体(現像枠体)の一部として駆動側カートリッジカバー部材524が配置される。また軸受部材545には現像ローラ6の軸が係合される。
次に、解除機構(駆動解除機構)を説明する。図57に、駆動入力部材574と解除部材572と現像カバー部材532の関係を示す。解除部材572は、実質的に回動軸線Xと平行に延びる軸部572xと、軸部572xと交差する方向に延びる力受け部572bを有する。力受け部572bは実質的に軸部572xと垂直な向き(回動軸線Xと垂直な向き)に延びている。
以下、現像ローラ6とドラム4とが互いに接触した状態から離間した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について図7と図58〜図61を用いて説明する。尚、図58〜図61は説明のために一部の部品を不図示とし、さらに解除部材の構成を一部模式的に示している。
図7(a)に示すように、離間力付勢部材80と軸受部材545の付勢力受け部(離間力受け部)545aとは、隙間dを有して離間している。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに接触した状態となっている。この状態を離間力付勢部材80の状態1とする。このときの駆動連結部の構成を図59に示す。図59(a)においては、駆動入力部材574と現像駆動出力部材62の係合部を模式的に示している。図59(b)には、駆動連結部の構成の斜視図を示す。
上記現像接触・駆動伝達状態から、図7(b)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ1だけ移動すると、前述したように、現像ユニット9が回動軸線Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ回動する。その結果、現像ローラ6はドラム4から距離ε1だけ離間する。現像ユニット9内に組み込まれた解除部材572や現像カバー部材532は、現像ユニット9の回動と連動して角度θ1だけ矢印K方向に回動する。
上記現像離間・駆動伝達状態から、図7(c)に示すように、離間力付勢部材(本体側付勢部材)80が図中矢印F1方向へδ2だけ移動したときの、駆動連結部の構成を図61(a)、図61(b)に示す。離間力付勢部材80がδ2だけ移動すると、付勢力受け部545aが離間力付勢部材80から力を受けることで現像ユニット9が角度θ2(>θ1)の回動をする。
次に、現像ローラ6とドラム4とが互いに離間した状態から接触した状態へ変化するときの、駆動連結部の動作について説明する。この動作は、上述の現像接触状態から現像離間状態への動作の逆である。
図62を用いて実施例7について説明を行う。本実施例のプロセスカートリッジPは実施例1における解除レバー73を、解除レバー973で置き換えた構成である。
図63を用いて実施例8の説明を行う。図63は本実施例に係る現像カートリッジの斜視図である。なお実施例1と異なる構成については説明を省略する。
2 装置本体
4 電子写真感光体ドラム
6 現像ローラ
45a 付勢力受け部
72 解除カム
74 カートリッジ側駆動伝達部材(駆動入力部材)
74b4 回転力受け部
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能な現像ローラと、
(ii)前記本体側付勢部材から付勢力を受けることによって移動可能な付勢力受け部と、
(iii)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(iv)前記付勢力受け部の移動に応じて移動可能な解除部材であって、移動することによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とする。
別の構成は、
電子写真画像形成用のカートリッジにおいて、
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能に構成された現像ローラと、
(ii)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記カートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(iii)前記カートリッジの外部から付勢力を受け得る付勢力受け部と、
(iv)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成され、前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とする。
Claims (245)
- 本体側駆動伝達部材と本体側付勢部材とを有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
(i)回転可能な感光体と、
(ii)前記感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能であって、前記感光体に対し接離可能な現像ローラと、
(iii)前記現像ローラを前記感光体から離間させるために用いられる付勢力を前記本体側付勢部材から受ける付勢力受け部と、
(iv)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(v)前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けることによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢して前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に回転力が伝達されるのを規制する第1の位置と、
前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に駆動力が伝達されるのを許容する第2の位置と、
の間を移動可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記カートリッジ側駆動伝達部材に設けられた回転力受け部が前記本体側駆動伝達部材に設けられた回転力付与部と接触して前記回転力を受けるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記回転力受け部と前記解除部材を投影すると、前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが少なくとも一部重なるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記解除部材の領域の内部に含まれるように構成されたことを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが重なる範囲が広がるように構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記解除部材および前記回転力受け部を投影すると、前記解除部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないように構成されたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の後端と実質的に同じ位置か、それよりも更に内側に位置することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の先端と実質的に同じ位置か、それよりも更に外側に位置することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記回転力受け部に隣接して前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜した傾斜部を有し、
前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記傾斜部が前記本体側駆動伝達部材と接触するように構成されたことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回転力受け部は前記プロセスカートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項3乃至11のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を受け得る解除部材側力受け部と、
前記解除部材側力受け部が受けた力によって前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材側付勢部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材側付勢部は環状であることを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材側付勢部は複数設けられることを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
- 複数の前記解除部材側付勢部は互いに等間隔に配置されることを特徴とする請求項16に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するための力を受ける第2の解除部材側力受け部を有することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動すべく、前記解除部材に設けられた被ガイド部をガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項19に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項20に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材の前記被ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項20または21に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジはカートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体が前記ガイド部を有していることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記カートリッジ側駆動伝達部材から受けた前記回転力を前記現像ローラへ伝達するための現像ローラ駆動伝達部材を有することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記現像ローラ駆動伝達部材は、前記現像ローラへ伝達するための回転力を受けるギア部を有することを特徴とする請求項24に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けた際に、前記解除部材が前記プロセスカートリッジの外部に向かって移動することを特徴とする請求項1乃至25のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けた際に、前記解除部材が前記現像ローラの長手方向における外側に向かって移動することを特徴とする請求項1乃至26のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、前記現像枠体は前記解除部材を支持していることを特徴とする請求項27に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジ側駆動伝達部材は前記解除部材を支持していることを特徴とする請求項1乃至28のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジ側駆動伝達部材の近傍に配置されることを特徴とする請求項1乃至29のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、実質的に円筒形状である解除部材側円筒部を有し、
前記解除部材側円筒部の内部に前記カートリッジ側駆動伝達部材が配置された状態で、前記解除部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至30のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記解除部材は前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至30のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記解除部材に対し回動可能な回動部材を有し、
前記回動部材は前記解除部材に対して回動することによって前記解除部材を前記現像ローラの長手方向において移動させるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至32のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回動部材が前記解除部材に対して回動する向きに応じて、前記解除部材が前記現像ローラの長手方向において移動する向きが変わるように構成されたことを特徴とする請求項33に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における外側に向けた力を加える回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項33または34に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項35に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記本体側駆動伝達部材を付勢している状態において、前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部は、互いに前記回転軸線に対して傾斜している部分で接触していることを特徴とする請求項36に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における内側に向けた力を加える第2の回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項33乃至37のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記第2の回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた第2の解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項38に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記プロセスカートリッジの内部に向けて退避している状態において、前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部は互いに前記回転軸線に対して傾斜した部分で接触していることを特徴とする請求項39に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記解除部材に力を加える弾性部材を有することを特徴とする請求項33乃至40のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記プロセスカートリッジの外部に向けて移動させることを特徴とする請求項41に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項42に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記プロセスカートリッジの外部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項42または43に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記プロセスカートリッジの外部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項41に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動することを特徴とする請求項45に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記プロセスカートリッジの内部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項45または46に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材が前記弾性部材の力によって前記カートリッジの外部へ移動するのを規制する規制部を有することを特徴とする請求項45乃至47のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記規制部が前記解除部材に設けられた被規制部と接触することで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが規制され、
前記規制部が前記被規制部から離れることで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが許容されることを特徴とする請求項48に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記規制部は前記現像ローラの回転軸線に対して実質的に垂直な面であることを特徴とする請求項48または49に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、前記回動部材は前記現像枠体に対して回転可能であることを特徴とする請求項33乃至50のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、実質的なリング形状のリング部を有することを特徴とする請求項51に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記リング部から突出した突出部を有することを特徴とする請求項52に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体を有し、
前記突出部を前記感光体枠体に係合させることを特徴とする請求項53に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回動部材は、前記現像ローラを支持する現像枠体であることを特徴とする請求項33乃至50のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体を有し、
前記現像枠体は前記感光体枠体に対して回動することで前記現像ローラを前記感光体から離間可能であることを特徴とする請求項55に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体を有し、
前記解除部材は、前記感光体枠体と係合することで前記解除部材が前記現像枠体とともに回動するのを規制する被係合部を有することを特徴とする請求項55または56に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回動部材は、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体であることを特徴とする請求項33乃至50のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、前記解除部材は前記現像枠体とともに前記感光体枠体に対して回転することを特徴とする請求項58に記載のプロセスカーとリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、
前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体と、
前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
を有し、
前記現像枠体が前記感光体枠体に対して回動することで、前記現像ローラは前記感光体から離間可能であることを特徴とする請求項1乃至59のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材の回転中心は、前記感光体枠体に対する前記現像枠体の回動中心と実質的に同軸上に位置することを特徴とする請求項60に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、
前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記現像枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至61のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体を有し、
前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記感光体枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至62のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項1乃至63のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、
前記解除部材は、前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するための力を前記現像枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至64のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体を有し、
前記解除部材は、前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するための力を前記感光体枠体から受けるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至65のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジの内部に移動するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項1乃至66のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記現像ローラの回転軸線に沿って前記プロセスカートリッジを見たときに、前記カートリッジ側駆動伝達部材と、前記付勢力受け部との間に、前記現像ローラが配置されていることを特徴とする請求項1乃至67のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 請求項1乃至68のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジと、
前記本体側駆動伝達部材と前記本体側付勢部材とを有する前記電子写真画像形成装置本体と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 電子写真画像形成用のプロセスカートリッジにおいて、
(i)回転可能な感光体と、
(ii)前記感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能であって、前記感光体に対し接離可能な現像ローラと、
(iii)前記現像ローラを前記感光体から離間させるために用いられる付勢力を受ける付勢力受け部と、
(iv)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記プロセスカートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(v)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成された移動部材であって、前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は前記回転力受け部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項70に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材は、前記長手方向外側に移動したときには少なくともその一部が前記プロセスカートリッジの外部に露出するように構成されていることを特徴とする請求項70または71に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジは、カートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体は、前記現像ローラの長手方向における前記プロセスカートリッジの端部において開口部を有し、
前記移動部材は前記長手方向外側に移動したときには少なくともその端部が前記開口部から露出するように構成されたことを特徴とする請求項72に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記長手方向において前記回転力受け部の先端と実質的に同一かそれよりも外側に位置する第1の位置と、前記長手方向において前記第1の位置よりも内側に退避した第2の位置と、の間を移動可能であって、
前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって、前記移動部材は前記第2の位置から前記第1の位置へと移動することを特徴とする請求項70乃至73のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記付勢力受け部が力を受けた際に位置する第1の位置と、前記第1の位置よりも前記プロセスカートリッジの内部に移動した第2の位置と、の間を移動可能であり、
前記移動部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記移動部材と前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が少なくとも一部重なるように構成されたことを特徴とする請求項70乃至74のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記移動部材の領域に含まれることを特徴とする請求項75に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域とが重なる範囲が広がるように構成されたことを特徴とする請求項75または76に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記移動部材および前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないように構成されたことを特徴とする請求項75乃至77のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記回転力受け部が前記回転力を受けることで回転可能な駆動入力部材を更に有し、
前記回転力受け部は前記駆動入力部材の端部に設けられることを特徴とする請求項70乃至78のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記駆動入力部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項79に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材は実質的に円筒形状な円筒部を有し、
前記円筒部の内部に前記駆動入力部材が配置された状態で、前記移動部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項79または80に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記駆動入力部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記移動部材は、前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項79または80に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回転力受け部は前記プロセスカートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項70乃至82のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記回転力受け部は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項70乃至83のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、
前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
前記現像ローラを回転可能に支持し、前記感光体枠体に対して回動可能な現像枠体と、
を有し、
前記回転力受け部の回転中心は、前記感光体枠体に対する前記現像枠体の回動中心と実質的に同軸上に位置することを特徴とする請求項70乃至84のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記現像ローラの回転軸線に沿って前記プロセスカートリッジを見たときに、前記回転力受け部と前記付勢力受け部との間に、前記現像ローラが配置されていることを特徴とする請求項70乃至85のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 本体側駆動伝達部材を有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
(i)感光体と、
(ii)前記感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
(iii)前記感光体に形成された潜像を現像するための現像ローラと、
(iv)前記現像ローラを回転可能に支持し、前記感光体枠体に対して移動可能な現像枠体と、
(v)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(vi)前記現像枠体が前記感光体枠体に対して移動することによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有するプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢して前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に回転力が伝達されるのを規制する第1の位置と、
前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に駆動力が伝達されるのを許容する第2の位置と、
の間を移動可能な構成であることを特徴とする請求項87に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記カートリッジ側駆動伝達部材に設けられた回転力受け部が前記本体側駆動伝達部材に設けられた回転力付与部と接触して前記回転力を受けるように構成されたことを特徴とする請求項88に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記回転力受け部と前記解除部材を投影すると、前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが少なくとも一部重なるように構成されたことを特徴とする請求項89に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記解除部材の領域に含まれることを特徴とする請求項90に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが重なる範囲が広がるように構成されたことを特徴とする請求項90または91に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記解除部材および前記回転力受け部を投影すると、前記解除部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないように構成されたことを特徴とする請求項90乃至92のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の後端と実質的に同じ位置か、それよりも更に内側に位置することを特徴とする請求項88乃至93のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の先端と実質的に同じ位置か、それよりも更に外側に位置することを特徴とする請求項89乃至94のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記回転力受け部に隣接して前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜した傾斜部を有し、
前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記傾斜部が前記本体側駆動伝達部材と接触するように構成されたことを特徴とする請求項89乃至95のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項89乃至96のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回転力受け部は前記プロセスカートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項89乃至97のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項87乃至98のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を受け得る解除部材側力受け部と、
前記解除部材側力受け部が受けた力によって前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材側付勢部と、
を有することを特徴とする請求項87乃至99のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材側付勢部は環状であることを特徴とする請求項100に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材側付勢部は複数設けられることを特徴とする請求項100に記載のプロセスカートリッジ。
- 複数の前記解除部材側付勢部は互いに等間隔に配置されることを特徴とする請求項102に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するための力を受ける第2の解除部材側力受け部を有することを特徴とする請求項87乃至103のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項87乃至104のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材が前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動すべく、前記解除部材に設けられた被ガイド部をガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項105に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項106に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材の前記被ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項106または107に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジはカートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体が前記ガイド部を有していることを特徴とする請求項106乃至108のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記カートリッジ側駆動伝達部材から受けた前記回転力を前記現像ローラへ伝達するための現像ローラ駆動伝達部材を有することを特徴とする請求項87乃至109のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記現像ローラ駆動伝達部材は、前記現像ローラへ伝達するための回転力を受けるギア部を有することを特徴とする請求項110に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するために前記プロセスカートリッジの外部に向かって移動することを特徴とする請求項87乃至111のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するために前記現像ローラの長手方向における外側に向かって移動することを特徴とする請求項87乃至112のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジ側駆動伝達部材は前記解除部材を支持していることを特徴とする請求項87乃至113のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジ側駆動伝達部材の近傍に配置されることを特徴とする請求項87乃至114のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、実質的に円筒形状である解除部材側円筒部を有し、
前記解除部材側円筒部の内部に前記カートリッジ側駆動伝達部材が配置された状態で、前記解除部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項87乃至115のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記解除部材は前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項87乃至115のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記解除部材に対し回動可能な回動部材を有し、
前記回動部材は前記解除部材に対して回動することによって前記解除部材を前記現像ローラの長手方向において移動させるように構成されたことを特徴とする請求項87乃至117のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回動部材が前記解除部材に対して回動する向きに応じて、前記解除部材が前記現像ローラの長手方向において移動する向きが変わるように構成されたことを特徴とする請求項118に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における外側に向けた力を加える回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項118または119に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項120に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記本体側駆動伝達部材を付勢している状態において、前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部は、互いに前記回転軸線に対して傾斜している部分で接触していることを特徴とする請求項121に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における内側に向けた力を加える第2の回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項118乃至122のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記第2の回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた第2の解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項123に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記解除部材が前記プロセスカートリッジの内部に向けて退避している状態において、前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部は互いに前記回転軸線に対して傾斜した部分で接触していることを特徴とする請求項124に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記解除部材に力を加える弾性部材を有することを特徴とする請求項118乃至125のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記プロセスカートリッジの外部に向けて移動させることを特徴とする請求項126に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項127に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記プロセスカートリッジの外部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項127または128に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記プロセスカートリッジの外部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項126に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動することを特徴とする請求項130に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記プロセスカートリッジの内部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項130または131に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材が前記弾性部材の力によって前記カートリッジの外部へ移動するのを規制する規制部を有することを特徴とする請求項130乃至132のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記規制部が前記解除部材に設けられた被規制部と接触することで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが規制され、
前記規制部が前記被規制部から離れることで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが許容されることを特徴とする請求項133に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記規制部は前記現像ローラの回転軸線に対して実質的に垂直な面であることを特徴とする請求項133または134に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は前記現像枠体に対して回転可能であることを特徴とする請求項118乃至135のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、実質的なリング形状のリング部を有することを特徴とする請求項136に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記リング部から突出した突出部を有することを特徴とする請求項137に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記突出部を前記感光体枠体に係合させることを特徴とする請求項138に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記現像枠体であることを特徴とする請求項118乃至135のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記感光体枠体と係合することで前記解除部材が前記現像枠体とともに回動するのを規制する被係合部を有することを特徴とする請求項140に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記感光体枠体であることを特徴とする請求項118乃至135のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は前記現像枠体とともに前記感光体枠体に対して回転することを特徴とする請求項142に記載のプロセスカーとリッジ。
- 前記現像枠体は前記感光体枠体に対して前記現像ローラを前記感光体から遠ざけるように移動することによって、前記解除部材は前記本体側駆動伝達部材を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項87乃至143のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項87乃至144のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記現像枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項87乃至145のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記感光体枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項87乃至146のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジの内部に向けて移動するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項87乃至144のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジの内部に向けて移動するための力を前記現像枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項87乃至148のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジの内部に向けて移動するための力を前記感光体枠体から受けるように構成されていることを特徴とする請求項87乃至149のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記現像枠体は、前記感光体枠体に対して回動可能に構成され、
前記現像枠体が前記感光体枠体に対して回動することで、前記解除部材が前記本体側駆動伝達部材を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項87乃至150のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材の回転中心は、前記感光体枠体に対する前記現像枠体の回動中心と実質的に同軸上に位置することを特徴とする請求項151に記載のプロセスカートリッジ。
- 請求項87乃至152のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジと、
前記本体側駆動伝達部材を有する前記電子写真画像形成装置本体と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 電子写真画像形成用のプロセスカートリッジにおいて、
(i)感光体と、
(ii)感光体を回転可能に支持する感光体枠体と、
(iii)前記感光体に形成された潜像を現像し得る現像ローラと、
(iv)前記現像ローラを回転可能に支持し、前記感光体枠体に対して移動可能な現像枠体と、
(v)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記プロセスカートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(vi)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成された移動部材であって、前記現像枠体が前記感光体枠体に対して前記現像ローラを前記感光体から遠ざけるように移動することによって、前記長手方向の外側に移動するように構成された移動部材と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は前記回転力受け部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項154に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材は、前記長手方向外側に移動したときには少なくともその一部が前記プロセスカートリッジの外部に露出するように構成されていることを特徴とする請求項154または155に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記カートリッジは、カートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体は、前記現像ローラの長手方向における前記プロセスカートリッジの端部において開口部を有し、
前記移動部材は前記長手方向外側に移動したときには少なくともその端部が前記開口部から露出することを特徴とする請求項156に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記長手方向において前記回転力受け部の先端と実質的に同一かそれよりも外側に位置する第1の位置と、前記長手方向において前記第1の位置よりも内側に退避した第2の位置と、の間を移動可能であって、
前記現像枠体が前記感光体枠体に対して回動することで、前記移動部材は前記第2の位置から前記第1の位置へと移動することを特徴とする請求項154乃至157のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記長手方向外側に移動した際に位置する第1の位置と、前記第1の位置よりも前記プロセスカートリッジの内部に移動した第2の位置と、の間を移動可能であり、
前記移動部材が第1の位置にある際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記移動部材と前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が少なくとも一部重なるように構成されたことを特徴とする請求項154乃至158のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記移動部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記移動部材の領域に含まれることを特徴とする請求項159に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域とが重なる範囲が広がるように構成されたことを特徴とする請求項159または160に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記移動部材および前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないことを特徴とする請求項159乃至161のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記回転力受け部が前記回転力を受けることで回転可能な駆動入力部材を更に有し、
前記回転力受け部は前記駆動入力部材の端部に設けられることを特徴とする請求項154乃至162のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記駆動入力部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項163に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記移動部材は実質的に円筒形状な円筒部を有し、
前記円筒部の内部に前記駆動入力部材が配置された状態で、前記移動部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項163または164のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記駆動入力部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記移動部材は、前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項163または164に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記回転力受け部は前記プロセスカートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項154乃至166のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記回転力受け部は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項154乃至167のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記現像枠体は前記感光体枠体に対して回動することによって、前記現像ローラを前記感光体から遠ざけることを特徴とする請求項154乃至168のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 本体側駆動伝達部材と本体側付勢部材とを有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能な現像ローラと、
(ii)前記本体側付勢部材から付勢力を受ける付勢力受け部と、
(iii)前記本体側駆動伝達部材とカップリング可能で、前記現像ローラを回転させるための回転力が伝達され得るカートリッジ側駆動伝達部材と、
(iv)前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けることによって、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記本体側駆動伝達部材とのカップリングを解除すべく前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材と、
を有することを特徴とするカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢して前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に回転力が伝達されるのを規制する第1の位置と、
前記本体側駆動伝達部材から前記カートリッジ側駆動伝達部材に駆動力が伝達されるのを許容する第2の位置と、
の間を移動可能な構成であることを特徴とする請求項170に記載のカートリッジ。 - 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記カートリッジ側駆動伝達部材に設けられた回転力受け部が前記本体側駆動伝達部材に設けられた回転力付与部と接触して前記回転力を受けるように構成されたことを特徴とする請求項171に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記回転力受け部と前記解除部材を投影すると、前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが少なくとも一部重なるように構成されたことを特徴とする請求項172に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記解除部材に含まれることを特徴とする請求項173に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記回転力受け部の領域と前記解除部材の領域とが重なる範囲が広がるように構成されたことを特徴とする請求項173または174に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記解除部材および前記回転力受け部を投影すると、前記解除部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないように構成されたことを特徴とする請求項173乃至175のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第2の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の後端と実質的に同じ位置か、それよりも更に内側に位置することを特徴とする請求項172乃至176のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記現像ローラの長手方向において前記解除部材の先端は前記回転力受け部の先端と実質的に同じ位置か、それよりも更に外側に位置することを特徴とする請求項172乃至177のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記回転力受け部に隣接して前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜した傾斜部を有し、
前記解除部材が前記第1の位置にある際に、前記傾斜部が前記本体側駆動伝達部材と接触するように構成されたことを特徴とする請求項172乃至178のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項172乃至179のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記回転力受け部は前記カートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項172乃至180のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記カートリッジ側駆動伝達部材は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項170乃至181のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記解除部材は、
前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を受け得る解除部材側力受け部と、
前記解除部材側力受け部が受けた力によって前記本体側駆動伝達部材を付勢可能な解除部材側付勢部と、
を有する請求項170乃至182のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記解除部材側付勢部は環状であることを特徴とする請求項183に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材側付勢部は複数設けられることを特徴とする請求項183に記載のカートリッジ。
- 複数の前記解除部材側付勢部は互いに等間隔に配置されることを特徴とする請求項185に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジの内部に向けて移動するための力を受ける第2の解除部材側力受け部を有することを特徴とする請求項170乃至186のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項170乃至187のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材が前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に移動すべく、前記解除部材に設けられた被ガイド部をガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項188に記載のカートリッジ。
- 前記ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項189に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材の前記被ガイド部は、前記現像ローラの回転軸線と実質的に平行に形成されていることを特徴とする請求項189または190に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジはカートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体が前記ガイド部を有していることを特徴とする請求項189乃至191のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジは、前記カートリッジ側駆動伝達部材から受けた前記回転力を前記現像ローラへ伝達するための現像ローラ駆動伝達部材を有することを特徴とする請求項170乃至192のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記現像ローラ駆動伝達部材は、前記現像ローラへ伝達するための回転力を受けるギア部を有することを特徴とする請求項193に記載のカートリッジ。
- 前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けた際に、前記解除部材が前記カートリッジの外部に向かって移動することを特徴とする請求項170乃至194のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記付勢力受け部が前記本体側付勢部材から前記付勢力を受けた際に、前記解除部材が前記現像ローラの長手方向における外側に向かって移動することを特徴とする請求項170乃至195のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、カートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体は前記解除部材を支持していることを特徴とする請求項196に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材は前記解除部材を支持していることを特徴とする請求項170乃至197のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材は、前記カートリッジ側駆動伝達部材の近傍に配置されることを特徴とする請求項170乃至198のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記解除部材は、実質的に円筒形状である解除部材側円筒部を有し、
前記解除部材側円筒部の内部に前記カートリッジ側駆動伝達部材が配置された状態で、前記解除部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項170乃至199のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジ側駆動伝達部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記解除部材は前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項170乃至199のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジは、前記解除部材に対し回動可能な回動部材を有し、
前記回動部材は前記解除部材に対して回動することによって前記解除部材を前記現像ローラの長手方向において移動させるように構成されたことを特徴とする請求項170乃至201のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記回動部材が前記解除部材に対して回動する向きに応じて、前記解除部材が前記現像ローラの長手方向において移動する向きが変わることを特徴とする請求項202に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における外側に向けた力を加える回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項202または203に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項204に記載のカートリッジ。 - 前記解除部材が前記本体側駆動伝達部材を付勢している状態において、前記解除部材側力受け部と前記回動部材側付勢部は、互いに前記回転軸線に対して傾斜している部分で接触していることを特徴とする請求項205に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材に対して回動することで前記解除部材に対して前記現像ローラの長手方向における内側に向けた力を加える第2の回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項202乃至206のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材側付勢部は、前記解除部材に設けられた第2の解除部材側力受け部を付勢するものであって、
前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部の少なくとも一方は、前記現像ローラの回転軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項207に記載のカートリッジ。 - 前記解除部材が前記カートリッジの内部に向けて退避している状態において、前記第2の解除部材側力受け部と前記第2の回動部材側付勢部は互いに前記回転軸線に対して傾斜した部分で接触していることを特徴とする請求項208に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記解除部材に力を加える弾性部材を有することを特徴とする請求項202乃至209のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記カートリッジの外部に向けて移動させることを特徴とする請求項210に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記カートリッジの内部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項211に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記カートリッジの外部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項211または212に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、所定の回転方向に回転することで、前記弾性部材の力によって前記解除部材が前記カートリッジの外部に向けて移動するのを許容することを特徴とする請求項210に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記所定の回転方向とは反対方向に回転することで、前記弾性部材の力に抗して前記解除部材を前記カートリッジの内部に向けて移動することを特徴とする請求項214に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、回動することによって前記解除部材を前記カートリッジの内部に向けて付勢する回動部材側付勢部を有することを特徴とする請求項214または215に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記解除部材が前記弾性部材の力によって前記カートリッジの外部へ移動するのを規制する規制部を有することを特徴とする請求項214乃至216のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記規制部が前記解除部材に設けられた被規制部と接触することで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが抑えられ、
前記規制部が前記被規制部から離れることで前記解除部材が前記カートリッジの外部へ移動するのが許容されることを特徴とする請求項217に記載のカートリッジ。 - 前記規制部は前記現像ローラの回転軸線に対して実質的に垂直な面であることを特徴とする請求項217または218に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、
前記回動部材は前記現像枠体に対して回転可能であることを特徴とする請求項202乃至219のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記回動部材は、実質的なリング形状のリング部を有することを特徴とする請求項220に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記リング部から突出した突出部を有することを特徴とする請求項221に記載のカートリッジ。
- 前記回動部材は、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体であることを特徴とする請求項202乃至219のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、
前記解除部材は、前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記現像枠体から受けるように構成されたことを特徴とする請求項170乃至223のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記本体側駆動伝達部材を付勢するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項170乃至224のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体を有し、
前記解除部材は、前記カートリッジの内部に向けて移動するための力を前記現像枠体から受けるように構成されたことを特徴とする請求項170乃至225のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジの内部に移動するための力を前記解除部材に加えるように構成された弾性部材を有することを特徴とする請求項170乃至226のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記現像ローラの回転軸線に沿って前記カートリッジを見たときに、前記カートリッジ側駆動伝達部材と前記付勢力受け部との間に、前記現像ローラが配置されていることを特徴とする請求項170乃至227のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記感光体と、
請求項170乃至228のいずれか1項に記載のカートリッジと、
前記本体側駆動伝達部材と前記本体側付勢部材とを有する前記電子写真画像形成装置本体と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 電子写真画像形成用のカートリッジにおいて、
(i)感光体に形成された潜像を現像するべく回転可能に構成された現像ローラと、
(ii)前記現像ローラを回転させるための回転力を前記カートリッジの外部から受け得る回転力受け部と、
(iii)前記カートリッジの外部から付勢力を受け得る付勢力受け部と、
(iv)前記回転力受け部に対して少なくとも前記現像ローラの長手方向に相対移動可能に構成された移動部材であって、前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることによって前記長手方向の外側に移動可能に構成された移動部材と、
を有することを特徴とするカートリッジ。 - 前記移動部材は前記回転力受け部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項230に記載のカートリッジ。
- 前記移動部材は、前記長手方向外側に移動したときには少なくともその一部が前記カートリッジの外部に露出するように構成されていることを特徴とする請求項231に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、カートリッジ枠体を有し、
前記カートリッジ枠体は、前記現像ローラの長手方向における前記カートリッジの端部において開口部を有し、
前記移動部材は前記長手方向外側に移動したときには少なくともその端部が前記開口部から露出することを特徴とする請求項232に記載のカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記長手方向において前記回転力受け部の先端と実質的に同一かそれよりも外側に位置する第1の位置と、前記長手方向において前記第1の位置よりも内側に退避した第2の位置と、の間を移動可能であって、
前記付勢力受け部が前記付勢力を受けることで前記移動部材は前記第2の位置から前記第1の位置へと移動することを特徴とする請求項230乃至233のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記移動部材は、前記長手方向外側に移動した際に位置する第1の位置と、前記第1の位置よりも前記カートリッジの内部に移動した第2の位置と、の間を移動可能であり、
前記移動部材は第1の位置にあるする際に、前記現像ローラの回転軸線と平行な仮想線に前記移動部材と前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が少なくとも一部重なることを特徴とする請求項230乃至234のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記移動部材が前記第1の位置にある際に、前記仮想線において前記回転力受け部の領域がすべて前記移動部材の領域に含まれることを特徴とする請求項235に記載のカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動することで、前記仮想線において前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域とが重なる範囲が広がることを特徴とする請求項235または236のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記移動部材が前記第2の位置にある際に前記仮想線に前記移動部材および前記回転力受け部を投影すると、前記移動部材の領域と前記回転力受け部の領域が実質的に重ならないことを特徴とする請求項235乃至237のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記回転力受け部が前記回転力を受けることで回転可能な駆動入力部材を更に有し、
前記回転力受け部は前記駆動入力部材の端部に設けられることを特徴とする請求項230乃至238のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記駆動入力部材の端部に設けられた突起が、前記回転力受け部を有することを特徴とする請求項239に記載のカートリッジ。
- 前記移動部材は実質的に円筒形状な円筒部を有し、
前記円筒部の内部に前記駆動入力部材が配置された状態で、前記移動部材は往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項239または240に記載のカートリッジ。 - 前記駆動入力部材は、その内部に貫通孔を有し、
前記移動部材は、前記貫通孔の内部で往復移動可能に構成されていることを特徴とする請求項239または240に記載のカートリッジ。 - 前記回転力受け部は前記カートリッジの外部に露出していることを特徴とする請求項230乃至242のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジは、前記現像ローラを回転させるための回転力を前記現像ローラまで伝達させる駆動力伝達機構を有し、
前記回転力受け部は、前記現像ローラに前記回転力を伝達する経路において前記駆動力伝達機構の最も上流に配置されることを特徴とする請求項230乃至243のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記現像ローラの回転軸線に沿って前記カートリッジを見たときに、前記回転力受け部と前記付勢力受け部との間に、前記現像ローラが配置されていることを特徴とする請求項230乃至244のいずれか1項に記載のカートリッジ。
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