JP2021105233A - 体型補整衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒップ補整効果に優れるとともに、着用快適性に優れたパンツを提供する。【解決手段】本発明の体型補整衣類は、少なくとも前身頃と後身頃とが接合されてなり、前記後身頃は複数の後身頃パーツが接合されて構成されるとともに、股上線の中間点と脇線とを結ぶ直線であってワタリ線と平行な中間線と、ワタリ線との間の領域である股上領域下部内の前記後身頃パーツ間または前記後身頃パーツ内の接合境界において、少なくとも地の目方向が一致しない変則接合部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒップ補整機能を備えた体型補整衣類に関する。
従来、伸縮性の高いパンツは、履き心地は楽で良いが、シルエットがあまりきれいではなかった。特に腹部や尻部を押さえないため、体型が表に出て美観を損なうことも多かった。また、パンツの下にガードルなどの補正下着を着けることにより、体型を整えることは可能であったが、それらは加圧感が強く着用快適性に劣るものであった。これらの問題を解決するため、昨今、パンツやスカートの裏に伸縮性裏地をミシンで縫製することにより、体型補整を狙ったものが多く出てきた。
また、左右の後身頃のヒップ下方部に伸縮性を有する生地からなるストレッチ裏地をそれぞれ配し、ヒップアップ機能を訴求したパンツ(例えば、特許文献1〜3参照)、ヒップ部にダーツおよび三次元構造のポケットを配設して、ヒップ部の立体的な外観を訴求したパンツ(例えば、特許文献4参照)なども開示されている。
特開2005−256219号公報 特開2006−188798号公報 特開2005−154997号公報 特開2012−31560号公報
しかしながら、特許文献1〜3の技術の後身頃のヒップ下方部に伸縮性ストレッチ裏地を配したパンツでは、補正下着をつけているのと同じ効果は得られるものの、着用中の快適性や着脱のしやすさなどに劣るものであった。
また、特許文献4のヒップ部にダーツおよびポケットを配設したパンツでは、立体的な形状成形は可能であるものの、局所的に加圧を加えることはできず、体型補整性に劣るものであった。
さらに、市場で販売されている補整布付きパンツのうち、後身頃のみ、前身頃のみに裏地を脇で縫着しているものは、着用により縫着している箇所が引きつれて、美観を損なうという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を改良し、ヒップ補整効果に優れるとともに、着用快適性に優れたパンツを提供することにある。
前記課題を達成できる本発明の体型補整衣類は、以下の構成からなる。
少なくとも前身頃と後身頃を含む衣類本体からなり、前記後身頃は複数の後身頃パーツが接合されて構成されるとともに、股上線の中間点と脇線とを結ぶ直線であってワタリ線と平行な中間線と、ワタリ線との間の領域である股上領域下部内の前記後身頃パーツ間または前記後身頃パーツ内の接合境界において、少なくとも地の目方向が一致しない変則接合部を有する、体型補整衣類である。
本発明により、見た目も通常の衣類と変わらず、ヒップ補整効果があり、さらに着用快適性に優れた体型補整衣類を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る体型補整衣類の背面図である。 図2は、図1に示した体型補整衣類の一部分解図である。 図3は、図1に示した体型補整衣類の、他の角度からの一部分解図である。 図4は、図1に示した体型補整衣類の前身頃パーツおよび後身頃パーツの展開図である。 図5は、図4の後身頃パーツの接合後の部分拡大図である。 図6は、図1に示した体型補整衣類の補強部を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態1の変形例に係る体型補整衣類の背面図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る体型補整衣類の背面図である。 図9は、図8に示した体型補整衣類の一部分解図である。 図10は、図8に示した体型補整衣類の、他の角度からの一部分解図である。 図11は、図8に示した体型補整衣類の前身頃および後身頃の展開図である。 図12は、本発明の実施の形態2の変形例に係る体型補整衣類の背面図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る体型補整衣類の背面図である。図2は、図1に示した体型補整衣類の一部分解図である。図3は、図1に示した体型補整衣類の、他の角度からの一部分解図である。図4は、図1に示した体型補整衣類の前身頃パーツおよび後身頃パーツの展開図である。図5は、図4の後身頃パーツの接合後の部分拡大図である。
本発明の実施の形態1に係る体型補整衣類1は、前身頃3、後身頃2、およびベルト部9を備えている。左右の前身頃3および後身頃2は、それぞれ中央線5と脇線4とで接合されている。左右の後身頃2の股上領域10は股上線5aで接合され、左右の前身頃3の股上領域10の股上線5a上には図示しないファスナーが設けられている。また、後身頃2および前身頃3は、ウエスト線7でベルト部9と接合されている。なお、本明細書において、股上領域10は、着用時の人体ウエストからヒップをとおり、臀溝付根に至る領域をいう。
後身頃2は、3つの後身頃パーツ2a、2b、2cが接合されて構成されている。図4に示すように、後身頃パーツ2bと2cの間には、後身頃2の生地が刳りぬかれた刳り貫き部2dが形成されている。刳り貫き部2dを構成する後身頃パーツ2bと2cとの各境界線は、対向する部分の一部の曲率半径が異なるように刳り貫かれている。なお、本実施の形態では、後身頃2は、3つの後身頃パーツ2a、2b、2cから構成されているが、これに限定されるものではなく、さらに多くのパーツから構成されていてもよい。
体型補整衣類1において、後身頃パーツ2a、2b、2c、前身頃3およびベルト部9は、接合部で接合されている。
好ましい接合部の形態としては、ミシン縫製、接着、融着、成型編機での結節等、いずれでも差支えない。好ましい形態の一例としては、ミシン縫製を用いた千鳥縫いや偏平縫い、オーバーロックや還縫いのように縫目が生地に追随する縫製方法が好ましい。より好ましくは、縫い合わせに使用する縫糸にポリエステルウーリー糸やナイロンウーリー糸、レジロン糸など伸度の高いミシン糸を使用することが、衣類本体の伸度により追従し好適である。
後身頃2は、後身頃パーツ2bと2cとの接合部の接合境界において、後身頃パーツ2b、2c間の地の目方向が一致しない接合部、いわゆる変則接合部2eを有する。
本明細書において、地の目11とは、体型補整衣類1を構成する素材の長手方向を指す。体型補整衣類1を構成する素材が織編物である場合、経糸方向あるいはウェール方向が地の目11となる。後身頃パーツ2bと2cとの接合部の接合境界に変則接合部2eを設けることにより、平面の生地を人体形状に合わせて立体的に成形でき、かつ変則接合部2eにおいて地の目方向が変わることで局所的な加圧を得られやすい。
変則接合部2eは、後身頃2の股上領域10に設けられるが、股上線5aの股上中間点5c、すなわち股上最下点5bからウエスト線7に至る股上線5aの股上中間点5cと脇線4とを結ぶ直線であって、ワタリ線6と平行な中間線6aと、ワタリ線6との間の領域である股上領域下部10aに設けられることが好ましい。変則接合部2eを股上領域下部10aに設けることにより、ヒップの丸みに追従した形状確保および、局所的な加圧の強弱を調整しやすくなる。なお、本明細書において、ワタリ線6とは、股上最下点5bから地の目11と直交し、脇線4と接する直線である。
変則接合部2eは、接合する後身頃パーツ2b、2cの対向する形状の少なくとも一部の曲率半径を変えることで、接合後に地の目方向が一致しない境界を得ることができる。
後身頃パーツ2b、2cの接合部の端部は、地の目方向が一致する接合部であることが好ましい。変則接合部2eの両端が、地の目方向が一致する接合部2fであることにより、端部の凹凸やダブリが少なく縫製性に優れ好適である。したがって、刳り貫き部2dは、後身頃パーツ2bと2cとの接合部の中心部分にのみ設けることが好ましい。
ダーツやタックによっても衣類に立体的形状を付与することは可能であるが、タックによれば、接合部境界のパーツ同士の地の目方向が一致するため、接合範囲に同方向かつ同等の力が加わってしてしまうことと、接合方向が直線となってしまうため、接合部境界のパーツ同士の地の目方向が全て一致してしまうことに加えて、屈曲形状形成が困難であり、ヒップ補正機能に劣る。
一方、ダーツによれば、接合部境界のパーツ同士の地の目方向が一致しないことに加えて、ダーツ終点に向かって刳り貫き量が減少してしまうことから、所望の位置に接合部境界のパーツ同士の地の目方向を一致させ、かつ所望の位置に接合部境界のパーツ同士の地の目方向を変えるといった、局所的かつ変則的な加圧を加えることが困難であり、ヒップ補整機能に劣る。
より好適には、変則接合部2eの境界において、少なくとも一部の対向する地の目同士の角度が、10度から90度の範囲である。
地の目同士の角度は、例えば図5に示す態様では、後身頃パーツ2bおよび2cの、変則接合部2eあるいは接合部2fを境としたタテ糸同士の角度を測ることにより測定することができる。
本発明の体型補整衣類1において、衣類本体の前身頃3および/または後身頃2の素材は、タテおよび/またはヨコ方向に伸縮可能な織編物であることが好ましい。伸縮可能な織編物を使用することにより、着用感、運動機能性、美観全てにおいてさらに顕著な効果を奏することができる。
本発明の体型補整衣類1の素材は、紡績糸、フィラメント糸のどちらでも良く、好みにより選択することができる。
伸縮可能な織編物としては、綿やウールの天然繊維やレーヨンなどの再生繊維、アクリル系繊維やポリエステル系繊維などの合成繊維などにポリウレタン繊維(弾性繊維)を混用したストレッチ織物等を使用することができる。また、弾性繊維を使用しないで、例えば、タテ糸およびヨコ糸の少なくとも一方に、ポリトリメチレンテレフタレート(以下、PPTと略する)を主体としたポリエステルである2種類のポリエステル系重合体を繊維長さに沿ってサイドバイサイド型に貼り合わせた複合繊維のマルチフィラメントを用いたポリエステル系ストレッチ織物を使用してもよい。
上記のようなストレッチ織物を本発明の体型補整衣類1に使用することにより、着用感、運動機能性、美観等に顕著な効果を表す。体型補整衣類1に使用する素材は、タテ方向およびヨコ方向の少なくとも一方の伸長率が、1.5kg荷重下で5%以上80%以下であることが好ましく、伸長回復率は60%以上あることが着用快適性、型くずれ防止の観点からも好ましい。
本明細書において、伸長率とは、織編地の伸びの程度を表すものであり、この数値が大きい程、体型補整衣類1を着用した時、体の動きに追従し易く、着脱も容易である。体型補整衣類1の素材は、かかる伸長率が5%未満であると伸びが少ないため着用時に窮屈で動きにくいという問題があり、反対に80%以上あると、身体にフィットするが、身体のシルエットが表面に出やすくなり、美観に劣る。より好適には15%〜40%の範囲である。
なお、伸長率はJISL1096「一般織物生地試験方法」のA法(定速伸長法)のストリップ法に基づいて測定されたものである。
すなわち、伸長率の測定方法は次の通りである。5cm×30cmの試験片をタテ、ヨコ方向にそれぞれ3枚ずつ採取し、自動記録装置付定速伸長形引張試験機を用い、つかみ間隔を20cmとし、試験片のたるみや張力を除いてつかみに固定する。引張速度20cm/minで14.7N(1.5kg)まで伸ばし、その時のつかみ間隔を測り、次の式により伸長率LA(%)を求め、3枚の平均で表す。
伸長率LA(%)=[(L1−L)/L]×100
L:つかみ間隔(mm)
L1:14.7Nまで伸ばした時のつかみ間隔(mm)
本明細書において、伸長回復率とは、身体の動きで伸長した生地が、素早く元の状態に戻ろうとする回復程度を表すものであり、この数値が大きい程、体型補整衣類1を着用した時の型崩れが少なく、着用前後で形態変化を起こしにくい。本発明の体型補整衣類1において、素材の伸長回復率は60%以上、より好ましくは80%以上あることが好ましい。60%より低いと臀部や膝等の身体の凸部の生地の伸長が回復しないで素材が伸びた状態になり、美観を損なう。
なお、伸長回復率はJISL1096「一般織物生地試験方法」のA法(繰り返し定速伸長法)のストリップ法に基づいて測定されたものである。
すなわち、伸長回復率の測定方法は次の通りである。5cm×30cmの試験片をタテ、ヨコ方向にそれぞれ3枚ずつ採取し、自動記録装置付定速伸長形引張試験機を用い、つかみ間隔を20cmとし、試験片のたるみや張力を除いてつかみに固定する。引張速度20cm/minで別に求めた伸長率(前項LA)の値の80%まで伸ばして、1分放置した後、同じ速度で元の位置まで戻し、3分間放置する。この操作を10回繰り返した後、再び同じ速度で初荷重以上の荷重まで引き伸ばす。記録した荷重−伸長曲線から残留伸びを測り次式により伸長回復率LB(%)を求め、3枚の平均で表す。
伸長回復率LB(%)=[(Lb1−Lb)/Lb]×100
Lb:伸長率LAの80%の伸びに相当するチャート上の長さ(mm)
Lb1:10回繰り返し伸長後の残留伸びに相当するチャートの長さ(mm)
本発明の体型補整衣類1は、着用前後における立位姿勢でのウエストと臀溝間の距離の変化率が−3%以下であることが好ましい。ウエストと臀溝間の距離の変化率が−3%以下であることにより、体型補整の効果を有すると認められるものである。
体型補整衣類1の着用前後における立位姿勢でのウエストと臀溝間の距離は、(株)サン・エンジニアリング社製三次元計測器で計測でき、着用前後での変化率は下記式により求めた。
変化率(%)=(着用後のウエストと臀溝間の距離―着用前のウエストと臀溝間の距離)/着用前のウエストと臀溝間の距離×100
本発明の体型補整衣類1は、着用前後における立位姿勢での臀溝と大腿間の角度の変化率が−3%以下であることが好ましい。臀溝と大腿間の距離の変化率が−3%以下であることにより、ヒップ補整の効果を有すると認められるものである。
体型補整衣類1の着用前後における立位姿勢での臀溝と大腿間の角度は(株)サン・エンジニアリング社製三次元計測器で計測でき、着用前後での変化率は下記式により求めた。
変化率(%)=(着用後の臀溝と大腿間の角度―着用前の臀溝と大腿間の角度)/着用前の臀溝と大腿間の角度×100
実施の形態1に係る体型補整衣類1は、局所的な加圧を増強させる補強部8を設けている。図6は、図1に示した体型補整衣類の補強部を説明する図である。図6に示すように、補強部8は、図6(a)に示す第一の補強材8aと、図6(b)に示す第二の補強材8bとから構成されている。本実施の形態1では、図6(c)に示すように、第二の補強材8bは、第一の補強材8aに積層されているが、これに限定されるものではなく、第二の補強材8bは、後身頃2に積層されていてもよい。より好ましくは、第二の補強材8bは、第一の補強材8aと後身頃2との間に配設されることが、第二の補強材8bの存在が分かりにくく好適である。なお、本発明の体型補整衣類1は、補強部8を設けないものであってもよい。図7は、本発明の実施の形態1の変形例に係る体型補整衣類の背面図である。図7に示す、体型補整衣類1Aは、補強部8を有しない以外は、体型補整衣類1と同様の構成を有している。
補強部8の少なくとも一部は、後身頃2のワタリ線6からウエスト線7までの股上領域10に配設されることが、着用時の人体ヒップ領域を被覆しヒップ部の加圧を補強でき好ましい。より好ましくは、補強部8の総面積の少なくとも50%以上が、股上領域10に配設されることである。股上領域10に配設される補強部8の面積が50%を下回った場合、ヒップ部の加圧面積が少なくヒップ補整性に劣る。
また、補強部8は変則接合部2eの少なくとも一部を被覆するように配設することが好ましい。変則接合部2eを被覆するように補強部8を配設することにより、変則接合部2eが外観上目立ちにくく、通常の衣類同様の外観を確保しやすい。補強部8による、より好適な変則接合部2eの被覆率としては、変則接合部2eの長さの50%以上である。
補強部8の付設手段としては、ミシン縫製、成型編機による接結、接着、融着など、どのような方法であってもよいが、洗濯耐久性、肌触り、作業性の点からミシン縫製が好ましい。
第一の補強材8aの素材は特に限定しないが、寸法安定性や素材とのなじみがよいこと、体型補整衣類1を着装したときに補強部8の存在がわかりにくいこと等を鑑みると、衣類本体の前身頃3および/または後身頃2の素材と同一であることが好ましい。
第二の補強材8bは、第一の補強材8aより伸長率の低い素材であることが好ましい。これにより、後身頃2と第一の補強材8aと第二の補強材8bとからなる補強部8とが積層された三層の領域の加圧力をより高めることができ、ヒップ補整性に優れ好適である。好ましい第二の補強材8bの伸長率の範囲は、JISL1096「一般織物生地試験方法」のA法(定速伸長法)のストリップ法において1%以上20%以下である。
第二の補強材8bの面積は、第一の補強材8aの面積より小さいことが好ましい。かかる構成とすることで、補強部8の無い後身頃2一層のみの領域と、後身頃2と第一の補強材8aとが積層された二層の領域と、後身頃2と第一の補強材8aと第二の補強材8bとが積層された三層の領域、すなわち3種類の積層構造を得ることができる。得られた積層構造は、層数に比例して加圧が高まるため、加圧を最も高めたい部位を三層構造に、加圧をやや高めたい部位を二層構造に、通常加圧部位を一層構造にすることで、所定の部位に局所的な加圧を加えることができ、補整機能をより高めることが可能となる。
第二の補強材8bの好ましい配設位置は、ワタリ線6と平行な中間線6aから下部の股上領域下部10aに設けることが、ヒップ肉厚が集中するヒップ下を上方へ押し上げる加圧がより高まり好適である。
本実施の形態では、補強部8を、第一の補強材8aと、第二の補強材8bとから構成しているが、これに限定するものではなく、1つの補強材、または3以上の補強材により構成してもよい。
本発明の体型補整衣類1において、補強部8は底部および左右側部が後身頃2に接合され、上部が開口するポケットとして機能し、左右の後身頃2に対称に配置されている。変則接合部2eを被覆する外観性の観点、ポケットとしての機能性の付与の観点から、補強部8を後身頃2の外部に配置することが好ましいが、これに限定するものではなく、補強部8は、後身頃2の人体と接する内部に配置してもよい。
本発明の体型補整衣類1は、ヒップ領域における寸法が着用する人体寸法を下回るように後身頃2および前身頃3を構成することで、着用時に衣類本体のヒップ領域の伸長と、それに伴う加圧を得ることができる。
好ましい寸法設計としては、前身頃3および後身頃2における中間線6aの合計寸法が、特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズ(ただし、特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズとは、前記衣服を設計するに際して基準とした衣料規格および衣料サイズである)のヒップ寸法範囲の中央値よりも短いことである。
ここで、特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズとは、この体型補整衣類1を設計するに際して基準とした衣料規格および衣料サイズのことである。
衣料規格としては、例えばJISL4002(1997年版)および4003(1997年版)「少年(少女)用衣料のサイズ」、JISL4004(2001年版)および4005(2001年版)「成人女子(男子)用衣料のサイズ」、JISL4006(1998年版)「ファンデーションのサイズ」、社団法人日本スポーツ用品工業協会(JASPO)が定めるJASPO規格サイズ(成人男子、成人女子、ジュニア)などが挙げられる。衣料サイズは、体型区分表示、単数表示、範囲表示などいずれの表示方法で表したサイズであってもよい。例えば、本発明の体型補整衣類をJISL4004(2001年版)「成人女子用衣料のサイズ」の範囲表示Mサイズに基づいて設計する場合、その規格のヒップ寸法範囲は87〜95cmであるため、「特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズのヒップ寸法範囲の中央値」は91cmとなる。
なお、本発明の体型補整衣類1は、脇線4に接合部を設けず、後身頃と前身頃との境界を一体化させた仕様であってもよい。また、ウエストベルトを設けることや、股上線5aの下部に可動性向上のためのマチ布を設けた仕様としてもよい。また、衣類本体の丈はロングタイプ、ハーフタイプ、ワタリ線までのショートタイプなど、いずれでも差支えない。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2に係る体型補整衣類について説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る体型補整衣類の背面図である。図9は、図8に示した体型補整衣類の一部分解図である。図10は、図8に示した体型補整衣類の、他の角度からの一部分解図である。図11は、図8に示した体型補整衣類の前身頃および後身頃の展開図である。以下では実施の形態2に係る体型補整衣類1Bの実施の形態1の体型補整衣類1との主な相違点について説明する。
体型補整衣類1Bでは、後身頃2Bは、2つの後身頃パーツ2a、2gが接合されて構成されている。図11に示すように、後身頃パーツ2gには、生地が刳りぬかれた刳り貫き部2d’が形成されている。刳り貫き部2d’は、図11中に点線で示す、接合端部を結ぶ直線2hに対して、刳り貫き部2dを構成する形状、すなわち直線2j−1および2j−2と、直線2j−3および2j−4とが非対称となるように刳り貫かれている。
後身頃2Bにおいて、2つの後身頃パーツ2a、2gの接合部は、地の目方向が一致する通常の接合部である。一方、後身頃パーツ2gの股上領域下部10aに形成される刳り貫き部2d’の、対向する直線2j−1および2j−2と、直線2j−3および2j−4とを接合した接合部は、接合境界において地の目方向が一致しない変則接合部2e’である。刳り貫き部2d’を構成する直線2j−1および2j−2と、直線2j−3および2j−4とが非対称となるように刳り貫き部2d’を形成することにより、接合後に地の目方向が一致しない境界を得ることができる。
後身頃パーツ2g内の股上領域下部10aに、接合端部を結ぶ直線2hに対して非対称な形状からなる刳り貫き部2d’を接合した変則接合部2e’を設けることにより、平面の生地を人体形状に合わせて立体的に成形でき、かつ変則接合部2eにおいて地の目方向が変わることで局所的な加圧を付加した体型補整衣類1Bを得ることができる。
体型補整衣類1Bにおいて、補強部8は変則接合部2e’の全体を被覆するように配設しているが、補強部8による変則接合部2e’の被覆率は、実施の形態1と同様に50%以上であればよい。
体型補整衣類1Bは、実施の形態1の体型補整衣類1と同様に補強部8を有しているが、図12に示すように、補強部8を設けないものであってもよい。図12に示す、体型補整衣類1Dは、補強部8を有しない以外は、体型補整衣類1Bと同様の構成を有している。また、実施の形態2では、刳り貫き部2d’の対向する辺を接合して変則接合部2e’を形成しているが、刳り貫き部2d’を設けることなく、後身頃パーツ2gの配置箇所の生地をつまんだ状態で接合して変則接合部2e’を形成してもよい。
以下、本発明を実施例および比較例を挙げてさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、実施例および比較例において用いた体型補整衣類の素材および補強部の素材の品質評価は次の方法で実施した。
(品質評価方法)
(1)伸長率
素材の伸長率はJISL1096「一般織物試験方法」のA法(定速伸長法)のストリップ法に準じて測定した。すなわち、5cm×30cmの試験片をタテ、ヨコ方向にそれぞれ3枚ずつ採取した。自動記録装置付定速伸長形引張試験機を用い、つかみ間隔を20cmとし、試験片のたるみや張力を除いてつかみに固定した。引張速度20cm/minで14.7N(1.5kg)まで伸ばし、その時のつかみ間隔を測り、次の式により伸長率LA(%)を求め、3枚の平均で表した。
伸長率LA(%)=[(L1−L)/L]×100
L:つかみ間隔(mm)
L1:14.7Nまで伸ばした時のつかみ間隔(mm)
(2)伸長回復率
素材の伸長回復率はJISL1096「一般織物試験方法」のA法(繰り返し定速伸長法)のストリップ法に準じて測定した。すなわち、5cm×30cmの試験片をタテ、ヨコ方向にそれぞれ3枚ずつ採取した。自動記録装置付定速伸長形引張試験機を用い、つかみ間隔を20cmとし、試験片のたるみや張力を除いてつかみに固定した。引張速度20cm/minで別に求めた伸長率(前項LA)の値の80%まで伸ばして、1分放置した後、同じ速度で元の位置まで戻し、3分間放置する。この操作を10回繰り返した後、再び同じ速度で初荷重以上の荷重まで引き伸ばす。記録した荷重−伸長曲線から残留伸びを測り次式により伸長回復率LB(%)を求め、3枚の平均で表した。
伸長率LB(%)=[(Lb1−Lb)/Lb]×100
Lb:伸長率LAの80%の伸びに相当するチャート上の長さ(mm)
Lb1:10回繰り返し伸長後の残留伸びに相当するチャートの長さ(mm)
(3)地の目同士の角度
図4および図11に示す接合部2f、変則接合部2e、2e’を境としたタテ糸同士の角度を測定した。変則接合部2e、2e’においては、最大角度を地の目角度とした。
(4)ウエストと臀溝間の距離変化率
体型補整衣類の着用前後における立位姿勢でのウエストと臀溝間の距離を(株)サン・エンジニアリング社製三次元計測器で計測し、着用前後での変化率を下記式により求めた。
変化率(%)=(着用後のウエストと臀溝間の距離―着用前のウエストと臀溝間の距離)/着用前のウエストと臀溝間の距離×100
なお、同一衣服サイズの被験者10名にて測定したときの平均値を評価結果とし、−3%以下を良好とした。
(5)臀溝と大腿間の角度変化率
体型補整衣類の着用前後における立位姿勢での臀溝と大腿間の角度を(株)サン・エンジニアリング社製三次元計測器で計測し、着用前後での変化率を下記式により求めた。
変化率(%)=(着用後の臀溝と大腿間の角度―着用前の臀溝と大腿間の角度)/着用前の臀溝と大腿間の角度×100
なお、同一衣服サイズの被験者10名にて測定したときの平均値を評価結果とし、−3%以下を良好とした。
(6)ヒップ補整性
同一衣服サイズの被験者10名にて体型補整衣類を着用し、立位姿勢をとったときのヒップ形状の改善性、すなわちヒップ下がウエスト方向へ加圧押上される感覚の有無を4段階で評価した。評価点数が高いほどヒップ補整性に優れている。モニター評価者10人の評価点数合計を評価結果とし、評価点数合計が5点以上の場合を良好とした。評価基準を表1に示す。
Figure 2021105233
(7)着用快適性
同一衣服サイズの被験者10名にて作製した体型補整衣類を着用し、立位姿勢を取った時の着圧・圧迫に対する快適性を4段階で評価した。評価点数が高いほど着用快適性に優れている。モニター評価者10人の評価点数合計を評価結果とし、評価点数合計が5点以上の場合を良好とした。評価基準を表1に示す。
実施例、比較例はいずれも、JISL4005(2001年版)「成人女子用衣料のサイズ」で定められた範囲表示のMサイズに基づいて設計した。
(実施例1)
図4の前身頃3と後身頃2、図6の補強部8を使用して、図1に示す体型補整衣類1を作製した。体型補整衣類1の素材は、綿89%、ポリエステル8%、ポリウレタン3%のツイル織物を使用した。使用したツイル織物の伸長率は25%、伸長回復率は70%であった。
まず、前身頃3と後身頃パーツ2a、2bおよび2cのパターンを作製し、地の目方向が各パーツの着丈方向となるように型入れして裁断した。前身頃3は、図4に示すように左右それぞれ1枚の前身頃パーツで構成した。後身頃2は、図4に示すとおり左右それぞれ3分割した後身頃パーツ2a、2bおよび2cを、股上線5aを境に左右に設けたものである。前身頃3と後身頃2の上端部にはベルト部9を設けた。
また、後身頃2の股上領域下部10aに、変則接合部2eを設けた。変則接合部2eは、後身頃パーツ2b、2cの対向する形状の一部の曲率半径に2cmの差を設けることにより形成した。変則接合部2eの両端、すなわち、後身頃パーツ2b、2cの接合部の開始部と終了部は、対向する形状の曲率半径を同一として、接合境界において地の目方向が一致した接合部2fとした。また、変則接合部2eの長さの60%を補強部8で被覆するように、変則接合部2eおよび補強部8を配置した。
補強部8は、後身頃2と同じ素材の第一の補強材8aと、伸長率が2%の綿100%平織物からなる第二の補強材8bで構成し、補強部8の全体を、股上領域10内に配置した。第二の補強材8bは、第一の補強材8aの下端、すなわち股上領域下部10a内であって、後身頃2と第一の補強材8aとの間に配設し、第二の補強材8bの面積は第一の補強材8aの40%となるようにした。
前身頃3、後身頃2、補強部8をそれぞれ、ミシンを用いて縫製接合して体型補整衣類1を作製した。
得られた体型補整衣類1のヒップ補整性、着用快適性を表1の評価基準により評価した。前身頃と後身頃のヒップ寸法の合計は88cmであり、JIS規格のヒップ寸法範囲の中央値91cmを下回るものとした。表2に、実施例1についての評価結果を示す。
(実施例2)
補強部8を、第二の補強材8bを省略し、第一の補強材8aのみから構成した。これ以外は実施例1と同一となるよう、体型補整衣類を構成した。表2に、実施例2の評価結果を示す。
(実施例3)
補強部8を省略した以外は実施例1と同一となるよう、体型補整衣類を構成した(図7参照)。表2に実施例3の評価結果を示す。
(実施例4)
後身頃パーツ2bと2cとの接合部全体を変則接合部2eとし(地の目方向が一致する接合部2fを省略)、補強部8も省略した。これ以外は実施例1と同一となるよう、体型補整衣類を構成した。表2に実施例4の評価結果を示す。
(比較例1)
図11の前身頃パーツと後身頃パーツを使用して、刳り貫き部2d’を股上領域10の上部、すなわち中間線6aとウエスト線7との間に配置した。刳り貫き部2d’の対向する辺を接合した変則接合部2e’を股上領域上部10bに有する体型補整衣類を作製した。表2に比較例1の評価結果を示す。
(比較例2)
体型補整衣類の素材として伸長率2%、伸長回復率50%の綿100%平織物を使用し、変則接合部および補強部を省略した。ヒップ寸法を95cmとし、JIS規格のヒップ寸法範囲の中央値91cmを上回る設計とした。これ以外は比較例1と同一となるよう、体型補整衣類を構成した。表2に比較例2の評価結果を示す。
Figure 2021105233
実施例1〜4の体型補整衣類は、股上領域下部10aに変則接合部2eを設けることで、ヒップ補整性と着用快適性に優れた体型補整衣類となった。また、実施例1〜3の体型補整衣類は、変則接合部2eの両端に、地の目方向が一致する接合部2fを配置することにより、縫製性に優れるとともに、よりヒップ補整性が向上する体型補整衣類となった。さらに、実施例1〜2の体型補整衣類は、補強部を設けることにより、さらにヒップ補整性が向上した。
一方、比較例1の体型補整衣類は、変則接合部2eを股上領域10の上部に設けたことにより、着用快適性はあるものの、ウエスト〜臀溝間距離変化率と臀溝〜大腿間角度変化率がプラス方向に変化し、ヒップ補整性の無い体型補整衣類となった。また、比較例2の体型補整衣類は、伸長率と伸長回復率の低い素材を使用し、変則接合部2eおよび補強部8の配置を省略するとともに、ヒップ寸法をJIS規格のヒップ寸法範囲の中央値を上回る設計としたことにより、着用快適性およびヒップ補整性の無い体型補整衣類となった。
本発明は、着用者のヒップ形状を補整する体型補整衣類として利用することができる。
1、1A、1B、1D:体型補整衣類
2:後身頃
2a、2b、2c、2g:後身頃パーツ
2d、2d’:刳り貫き部
2e、2e’:変則接合部
2f:接合部
3:前身頃
4:脇線
5:中央線
5a:股上線
5b:股上最下点
5c:股上中間点
6:ワタリ線
6a:中間線
7:ウエスト線
8:補強部
8a:第一の補強材
8b:第二の補強材
9:ベルト部
10:股上領域
10a:股上領域下部
11:地の目

Claims (8)

  1. 少なくとも前身頃と後身頃とが接合されてなり、
    前記後身頃は複数の後身頃パーツが接合されて構成されるとともに、股上線の中間点と脇線とを結ぶ直線であってワタリ線と平行な中間線と、ワタリ線との間の領域である股上領域下部内の前記後身頃パーツ間または前記後身頃パーツ内の接合境界において、少なくとも地の目方向が一致しない変則接合部を有する、体型補整衣類。
  2. 当該変則接合部の両端に、地の目方向が一致する接合部を有することを特徴とする、請求項1に記載の体型補整衣類。
  3. 局所的な加圧を増強する補強部を有し、
    前記補強部は、少なくとも総面積の50%以上が、前記後身頃のワタリ線からウエスト線までの領域に配設され、前記変則接合部の長さの50%以上が、前記補強部によって被覆されてなることを特徴とする、請求項1または2に記載の体型補整衣類。
  4. 前記補強部は、第一の補強材と第二の補強材とから構成され、
    前記第二の補強材は、後身頃または第一の補強材に積層されてなり、
    前記第二の補強材の面積は、第一の補強材の面積より小さい、請求項3に記載の体型補整衣類。
  5. 前記第二の補強材は、前記股上領域下部に設けられている、請求項4に記載の体型補整衣類。
  6. 前記第二の補強材は、前記第一の補強材より伸長率の低い素材からなる、請求項4または5に記載の体型補整衣類。
  7. 前記第一の補強材は、前記後身頃の素材と同一素材からなる、請求項4〜6のいずれか一つに記載の体型補整衣類。
  8. 前記前身頃および前記後身頃における前記中間線の合計寸法が、特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズ(ただし、特定の衣料規格で定められた特定の衣料サイズとは、前記衣料を設計するに際して基準とした衣料規格および衣料サイズである)のヒップ寸法範囲の中央値よりも短い、請求項1〜7のいずれか一つに記載の体型補整衣類。
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