JP2021100856A - 包装容器 - Google Patents
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Description
A33を例として天部側二つ折り用罫線1A33cについて説明したが、その他の天部側つなぎ片1A31〜1A32,1A’34にも同様に天部側二つ折り用罫線1A31c〜1A32c,1A34cが設けられている。
の包装容器1とすることができる(図4参照)。
前記天部側シートがその中央に多角形状の天面を有しており、
この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面が、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各天部側側面の間の各角部に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられ、かつ、この天部側二つ折り用罫線によって前記天部側つなぎ片が二つの領域に区分されており、
これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に天部側シール片が設けられており、
この天部側シール片の一部領域を底部側シートと固定する線状の天部側ヒートシール領域としており、
前記底部側シートがその中央に多角形状の底面を有しており、
この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面が、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各底部側側面の間の各角部に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられ、かつ、この底部側二つ折り用罫線によって前記底部側つなぎ片が二つの領域に区分されており、
これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に底部側シール片が設けられており、かつ、これら底部側側面と底部側シール片との間及び底部側つなぎ片と底部側シール片との間に折り曲げ罫線(「シール片折り曲げ用罫線」という)が設けられており、
前記底部側シール片の一部領域を天部側シートと固定する線状の底部側ヒートシール領域としており、
これら天部側シートと底部側シートとを重ねて、前記天部側ヒートシール領域と底部側ヒートシール領域とを互いにヒートシールして固定されており、
前記シール片折り曲げ用罫線から底部側ヒートシール領域の内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さが8mm以下であることを特徴とする包装容器である。
シール片折り曲げ用罫線から底部側ヒートシール領域との間の内縁までの底部側二つ折り用罫線の長さを8mm以下とすることにより、この間の未シール領域に起因して、箱型の状態の歪みが生じることを防止したものである。
この例は、底部側ヒートシール領域1Byとして、図5(a)の形状を採用した包装容器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは10mmである。
この例は、底部側ヒートシール領域1Byとして、図5(c)の形状を採用した包装容器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは9mmである。
この例は、底部側ヒートシール領域1Byとして、図5(a)の形状を採用した包装容
器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは8mmである。
この例は、底部側ヒートシール領域を1Byとして、図5(b)の形状を採用した包装容器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは8mmである。
この例は、底部側ヒートシール領域1をByとして、図5(b)の形状を採用した包装容器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは4mmである。
この例は、底部側ヒートシール領域を1Byとして、図5(c)の形状を採用した包装容器の例である。なお、天面1A10及び底面1B10が四角形状であり、シール片折り曲げ用罫線1Bxから底部側ヒートシール領域1Byの内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さLは3mmである。
試験例1〜6の包装容器を各10個製造し、箱型の状態として、歪みを生じた包装容器の数を数えた。また、その歪みの様子を観察した。この結果を表1に示す。
この結果から、前記長さLが8mmである場合を境界として、これより長い場合には、例外なく歪みを生じるが、8mm以下の場合には歪みが防止できることが理解できる。前記長さLが4mm以下の場合にはほぼ歪みが発生せず、発生したとしてもごくわずかな歪みである。
1A:天部側シート
1A10:天面 1A11:開口
1A21〜1A24:天部側側面
1A31〜1A34:天部側つなぎ片
1A31c〜1A34c:天部側二つ折り用罫線
1A40:天部側シール片
1Ax:仮想的な破線
1Ay:天部側ヒートシール領域
1B:底部側シート
1B10:底面
1B21〜1B24:底部側側面
1B31〜1B34:底部側つなぎ片
1B31c〜1B34c:底部側二つ折り用罫線
1B40:底部側シール片
1Bx:シール片折り曲げ用罫線
1By:底部側ヒートシール領域 1Bya:底部側ヒートシール領域の内縁
L:シール片折り曲げ用罫線から底部側ヒートシール領域の内縁までの底部側二つ折り用罫線の長さ
Claims (4)
- 天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いに固定して構成され、平坦な状態から箱型の状態に変形された包装容器であって、
前記天部側シートがその中央に多角形状の天面を有しており、
この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面が、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各天部側側面の間の各角部に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられ、かつ、この天部側二つ折り用罫線によって前記天部側つなぎ片が二つの領域に区分されており、
これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に天部側シール片が設けられており、
この天部側シール片の一部領域を底部側シートと固定する線状の天部側ヒートシール領域としており、
前記底部側シートがその中央に多角形状の底面を有しており、
この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面が、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ設けられており、
互いに隣接する各底部側側面の間の各角部に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片が設けられており、
隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられ、かつ、この底部側二つ折り用罫線によって前記底部側つなぎ片が二つの領域に区分されており、
これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に底部側シール片が設けられており、かつ、これら底部側側面と底部側シール片との間及び底部側つなぎ片と底部側シール片との間に折り曲げ罫線(「シール片折り曲げ用罫線」という)が設けられており、
前記底部側シール片の一部領域を天部側シートと固定する線状の底部側ヒートシール領域としており、
これら天部側シートと底部側シートとを重ねて、前記天部側ヒートシール領域と底部側ヒートシール領域とを互いにヒートシールして固定されており、
前記シール片折り曲げ用罫線から底部側ヒートシール領域の内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さが8mm以下であることを特徴とする包装容器。 - 前記シール片折り曲げ用罫線から底部側ヒートシール領域の内縁までの前記底部側二つ折り用罫線の長さが4mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 天部側側面と天部側シール片との間及び天部側つなぎ片と天部側シール片との間に折り曲げ罫線を持っていないことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
- 前記天面に開口部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装容器。
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Family Applications (1)
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JP7139685B2 (ja) | 2018-05-18 | 2022-09-21 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器 |
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- 2019-12-24 JP JP2019232616A patent/JP7363464B2/ja active Active
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