JP2021098565A - エレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法 - Google Patents

エレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法 Download PDF

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Takuya Tamura
卓也 田村
貴士 徳野
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Abstract

【課題】装置が大型化することなくバッファクリアランスの調整が容易に行えること。【解決手段】本発明のエレベーター装置用緩衝装置は、エレベーター装置の乗りかご及び/又は釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び/又は釣合い重りが接触したときの衝撃を緩和する緩衝器10と、該緩衝器10を支持し上下に移動可能な上部バッファ台11と、該上部バッファ台11と接続可能で、かつ、前記上部バッファ台の上下の移動を案内する下部バッファ台12とを備えていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明はエレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法に係り、特に、昇降路を昇降する乗りかご及び釣合い重りが緩衝装置と接触しないように設定されている規定の隙間(バッファクリアランス)を調整するものに好適なエレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法に関する。
一般に、エレベーター装置にあっては、乗りかご及び釣合い重りの異常降下時に、乗りかご及び釣合い重りが衝突した際の衝撃を緩和する緩衝装置の設置が義務付けられている。
この緩衝装置は、エレベーター装置の昇降路下部に形成されたピットに設置され、乗りかご及び釣合い重りが所定レベルよりオーバーランした際の衝撃を緩和するものである。
通常、乗りかごや釣合い重りに対して、衝突した際の衝撃を緩和する緩衝装置と接触しないように、規定の隙間(バッファクリアランス)が設定されているが、一端が乗りかごに、他端が釣合い重りに連結されているロープには、エレベーター装置の設置からの時間経過や運行状況等に応じた“伸び”が生じ、この“伸び”が生じるとバッファクリアランスが設定値より小さくなるため、バッファクリアランスを調整して設定値に戻す必要がある。
上記したバッファクリアランスを調整する先行技術文献として、バッファクリアランス調整装置が特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、緩衝ユニットと、調整ブロックと、取付部材とを含み、前記緩衝ユニットは、エレベーター装置の昇降路を降下した昇降体が接触したときの衝撃を緩和する緩衝装置を昇降体の昇降方向に移動可能に支持し、前記調整ブロックは、緩衝ユニットを昇降路のピット底面に対して支持すると共に、ピット底面と緩衝ユニットとの間の距離を調整可能であり、少なくとも一つが備えられ、前記取付部材は、前記調整ブロックを着脱可能なように、緩衝ユニットを昇降方向に移動させる昇降ユニットを取り付け可能であるバッファクリアランス調整装置が記載されている。
特開2018−127342号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているバッファクリアランス調整装置は、エレベーター装置の昇降路の昇降方向に移動可能に支持する緩衝ユニット、緩衝ユニットを押し上げ可能なジャッキ装置及び少なくとも一つの調整ブロックを持つため、調整装置が大型となり、バッファクリアランスの調整が難しいという課題があった。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、装置が大型化することなくバッファクリアランスの調整が容易に行えるエレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法を提供することにある。
本発明のエレベーター装置用緩衝装置は、上記目的を達成するために、エレベーター装置の乗りかご及び/又は釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び/又は釣合い重りが接触したときの衝撃を緩和する緩衝器と、該緩衝器を支持し上下に移動可能な上部バッファ台と、該上部バッファ台と接続可能で、かつ、前記上部バッファ台の上下の移動を案内する下部バッファ台とを備えていることを特徴とする。
また、本発明のエレベーター装置は、上記目的を達成するために、建屋に形成される昇降路を昇降する乗りかご及び釣合い重りと、前記昇降路の上部に設置された巻上機と、該巻上機のシーブに巻き掛けられると共に、一端が前記乗りかごに、他端が前記釣合い重りに連結された主ロープと、前記乗りかご及び前記釣合い重りの昇降を案内するガイドレールと、前記昇降路の下部に形成されたピットに立設され、前記乗りかご及び前記釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び前記釣合い重りが衝突した際の衝撃を緩和するエレベーター装置用緩衝装置を備えたエレベーター装置であって、前記エレベーター装置用緩衝装置は、上記構成のエレベーター装置用緩衝装置であることを特徴とする。
また、本発明のバッファクリアランス調整方法は、上記目的を達成するために、建屋に形成される昇降路を昇降する乗りかご及び釣合い重りがエレベーター装置用緩衝装置と接触しないように設定されている規定の隙間(バッファクリアランス)を調整するバッファクリアランスの調整方法であって、前記エレベーター装置用緩衝装置は、乗りかご及び/又は釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び/又は釣合い重りが接触したときの衝撃を緩和する緩衝器と、該緩衝器を支持し上下に移動可能な上部バッファ台と、該上部バッファ台と接続可能で、かつ、前記上部バッファ台の上下の移動を案内する下部バッファ台とを備え、前記上部バッファ台と前記下部バッファ台は、一方がおねじで、他方がめねじの構造を有し、前記おねじと前記めねじが係合することで前記上部バッファ台と前記下部バッファ台が接続(係合)されているものであり、前記釣合い重り及び/又は前記乗りかごと前記エレベーター装置用緩衝装置との隙間が所定値内になく、前記おねじと前記めねじとの係合距離が、前記バッファクリアランスが調整可能な距離かどうかを判定する工程(A)と、上部バッファ台を駆動装置で回転させて上下動させ、前記釣合い重り及び/又は前記乗りかごと前記エレベーター装置用緩衝装置との隙間を調整する工程(B)と、前記工程(B)での調整が所定値内に入っているかどうかを判定する工程(C)とを行うことを特徴とする。
本発明によれば、装置が大型化することなくバッファクリアランスの調整が容易に行うことができる。
本発明のエレベーター装置用緩衝装置を備えたエレベーター装置の概略構成を示す模式図である。 図1におけるエレベーター装置用緩衝装置の概略構成を示す図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のエレベーター装置用緩衝装置及びそれを備えたエレベーター装置並びにバッファクリアランス調整方法を説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、本発明のエレベーター装置用緩衝装置を備えたエレベーター装置の実施例1の概略構成を示し、図2に、図1におけるエレベーター装置用緩衝装置の概略構成を示す。
図1に示すように、本実施例のエレベーター装置用緩衝装置8を備えたエレベーター装置100は、建屋15に形成された昇降路16を昇降する乗りかご1及び釣合い重り2と、昇降路16の上部に設置された巻上機3及びそらせ車4と、巻上機3のシーブに巻き掛けられると共に、一端が乗りかご1に、他端が釣合い重り2に連結された主ロープ5と、乗りかご1の昇降を案内するかご側ガイドレール6及び釣合い重り2の昇降を案内する釣合い重り側ガイドレール7と、昇降路16の下部に形成されたピットに立設され、乗りかご1及び釣合い重り2の異常降下時に、乗りかご1が衝突した際の衝撃を緩和する乗りかご用緩衝装置8a及び釣合い重り2が衝突した際の衝撃を緩和する釣合い重り用緩衝装置8bとから概略構成されている。なお、9a、9b、9cは、建屋15の各階床に設けられた乗場である。
更に詳細に説明すると、図1に示す本実施例のエレベーター装置100は、乗りかご1と釣合い重り2が巻上機3とそらせ車4を介して主ロープ5によって連結されており、乗りかご1がかご側ガイドレール6に沿って、釣合い重り2が釣合い重り側ガイドレール7に沿って各階床に設けられた乗場9a、9b、9cの間を昇降する、所謂つるべ式エレベーター装置である。
但し、図1は、本発明が適用可能なエレベーター装置100の例であり、本発明が適用可能なエレベーター装置100は、つるべ式エレベーター装置に限定されるものではない。
そして、建屋15の最下階(乗場9aのある階)の更に下部に設けられたピットには、乗りかご用緩衝装置8aと釣合い重り用緩衝装置8bが、それぞれ設けられている。
上記した乗りかご用緩衝装置8aと釣合い重り用緩衝装置8bは、乗りかご1や釣合い重り2が何らかの原因により十分に減速できず、乗りかご1や釣合い重り2が、乗りかご用緩衝装置8aや釣合い重り用緩衝装置8bと接触した際の衝撃を緩和し、受け止めるものである。
なお、乗りかご用緩衝装置8aと釣合い重り用緩衝装置8bは、それぞれ複数設置してもよい。
ところで、上述したエレベーター装置100では、乗りかご1と釣合い重り2の重量や昇降路16内の環境によって主ロープ5に伸縮が発生する。
通常、エレベーター装置100の通常走行時には、乗りかご1及び釣合い重り2が乗りかご用緩衝装置8a及び釣合い重り用緩衝装置8bと接触しないよう規定の隙間(バッファクリアランス)が設定されるが、主ロープ5の伸縮によってバッファクリアランスが規定値から外れる場合には、主ロープ5の切り詰め等の手段によってバッファクリアランスを調整する必要が生じる。
図2に、図1における釣合い重り用緩衝装置8bの概略構成を示す。乗りかご用緩衝装置8aも釣合い重り用緩衝装置8bと同様な構成のため、ここでは、代表して釣合い重り用緩衝装置8bの構成を説明する。
図2に示すように、本実施例の釣合い重り用緩衝装置8bは、釣合い重り2の異常降下時に、釣合い重り2が接触したときの衝撃を緩和する緩衝器10と、この緩衝器10を支持し上下に移動可能な上部バッファ台11と、上部バッファ台11と接続可能で、かつ、上部バッファ台11の上下の移動を案内する下部バッファ台12とから概略構成されている。
そして、上部バッファ台11と下部バッファ台12は、一方がおねじで、他方がめねじの構造を備え、おねじとめねじが係合することで上部バッファ台11と下部バッファ台12が接続され、おねじとめねじが係合し、上部バッファ台11を下部バッファ台12を軸にして回転させることで緩衝器10を上下動させ、釣合い重り2が緩衝器10と接触しないように設定されている規定の隙間(バッファクリアランス:図2のL)を調整するものである。
具体的に説明すると、本実施例の釣合い重り用緩衝装置8bは、緩衝器10、めねじ部若しくはそれに類する構造を持ち可動式の上部バッファ台11及びおねじ部若しくはそれに類する構造(ボルト構造)を持ち、このボルト構造により、上部バッファ台11と接続可能で、取り外し自在な下部バッファ台12を備えている。
但し、上部バッファ台11がおねじ部若しくはそれに類する構造を持つ可動式であり、下部バッファ台12がめねじ部若しくはそれに類する構造(ボルト構造)を持ち、上部バッファ台11と接続可能で、取り外し自在な場合も含む。
上記した緩衝器10は、油圧、ばね或いは他の構造により、釣合い重り2が緩衝器10と接触した場合に衝撃を緩和し、受け止めることができるものである。
また、上部バッファ台11と下部バッファ台12の間に、ストッパー14を設ける場合もある。このストッパー14は下部バッファ台12に設置され、何らかの要因で、釣合い重り2が緩衝器10に接触した際に、緩衝器10に接続されている上部バッファ台11が下方に落ちないように支持するものである。
また、釣合い重り用緩衝装置8bは、昇降路16の底部に設置された支持部材13に固定されているが、支持部材13が無い或いは下部バッファ台12が支持部材13を兼ねる場合もある。
なお、上記では、上部バッファ台11と下部バッファ台12がねじ若しくはそれに類する構造を持つ場合について述べたが、上部バッファ台11と下部バッファ台12が接続可能であり、かつ、上部バッファ台11と下部バッファ台12の間隔が上下に伸縮する構造であれば、本実施例と同様の効果を得ることができる。
そして、上述した如く、主ロープ5の伸縮により、バッファクリアランスが規定値から外れ、このバッファクリアランスを調整する場合には、初めに本実施例における釣合い重り用緩衝装置8bでのバッファクリアランスの調整が可能かどうかの判定を行う。判定に際しては、作業者が直接バッファクリアランスを測定し、釣合い重り用緩衝装置8bの動作範囲内であるかどうかの判定(おねじとめねじの係合距離が、バッファクリアランスが調整可能な距離(釣合い重り2と釣合い重り用緩衝装置8bとの隙間が調整できる隙間か)かどうかで判定)を行ってもよいし、調整用測定装置等を用いて自動的に判定を行ってもよい。
即ち、本実施例におけるバッファクリアランスの調整は、釣合い重り2と釣合い重り用緩衝装置8bとの隙間が所定値内になく、おねじとめねじとの係合距離が、バッファクリアランスが調整可能な距離かどうかを判定する工程(A)と、上部バッファ台11を駆動装置(例えば、モータ)や作業者で回転させて上下動させ、釣合い重り2と釣合い重り用緩衝装置8bとの隙間を調整する工程(B)と、工程(B)での調整が所定値内に入っているかどうかを判定する工程(C)とを行い、本実施例における釣合い重り用緩衝装置8bにより、バッファクリアランスが調整可能な距離であれば、駆動装置や作業者が上部バッファ台11を回転させることで緩衝器10を上下動させ、バッファクリアランスの調整を行うものである。
本実施例における釣合い重り用緩衝装置8bでは、バッファクリアランスの測定と上部バッファ台11を回転させる作業のみでバッファクリアランスの調整が可能なため、効率的に作業を行うことができる。
但し、ストッパー14を用いる場合は、ストッパー14の取り外しと取り付けの作業が追加される。即ち、ストッパー14の取り外しは、バッファクリアランスの調整を行う際には、上部バッファ台11を上下動させる必要があり、その際に、ストッパー14が邪魔になるので、取り外す必要がある。
このような本実施例によれば、緩衝器10に調整ブロックを取り付け若しくは取り外してバッファクリアランスを調整する場合と比較して、より短時間で、かつ、細かなバッファクリアランスの調整が可能となる。また、緩衝器10を上下に移動させ、バッファクリアランスの調整を行うことで、主ロープ5の切り詰め頻度の低減に寄与できる。
よって、本実施例では、装置が大型化することなくバッファクリアランスの調整が容易に行うことができる。
また、据付後、数年若しくは数十年経過したエレベーター装置100の乗りかご1、釣合い重り2、巻上機3、そらせ車4、主ロープ5、かご側ガイドレール6、釣合い重り側ガイドレール7及びその他機器を一部若しくは全て入れ替える場合があり、機器入れ替えの際、例えば、エレベーター装置100の速度、積載量、その他の条件が変更になり、緩衝器10やバッファクリアランスを変更することがある。
この場合には、本実施例における釣合い重り用緩衝装置8bの機構を用いることで、下部バッファ台12と支持部材13の入れ替えなしに、緩衝器10と上部バッファ台11のみを取り替えることで緩衝器10やバッファクリアランスの変更に対応することが可能である。
これにより、機器入れ替えの際の工数削減並びに入れ替え部品の低減を図ることができる。また、入れ替え後の主ロープ5の伸縮によるバッファクリアランスの調整も可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…乗りかご、2…釣合い重り、3…巻上機、4…そらせ車、5…主ロープ、6…かご側ガイドレール、7…釣合い重り側ガイドレール、8…エレベーター装置用緩衝装置、8a…乗りかご用緩衝装置、8b…釣合い重り用緩衝装置、9a、9b、9c…乗場、10…緩衝器、11…上部バッファ台、12…下部バッファ台、13…支持部材、14…ストッパー、15…建屋、16…昇降路、100…エレベーター装置。

Claims (9)

  1. エレベーター装置の乗りかご及び/又は釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び/又は釣合い重りが接触したときの衝撃を緩和する緩衝器と、該緩衝器を支持し上下に移動可能な上部バッファ台と、該上部バッファ台と接続可能で、かつ、前記上部バッファ台の上下の移動を案内する下部バッファ台とを備えていることを特徴とするエレベーター装置用緩衝装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置用緩衝装置であって、
    前記上部バッファ台は、前記下部バッファ台と取り外し可能に接続されていることを特徴とするエレベーター装置用緩衝装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置用緩衝装置であって、
    前記上部バッファ台と前記下部バッファ台は、一方がおねじで、他方がめねじの構造を備え、前記おねじと前記めねじが係合することで前記上部バッファ台と前記下部バッファ台が接続されていることを特徴とするエレベーター装置用緩衝装置。
  4. 請求項3に記載のエレベーター装置用緩衝装置であって、
    前記おねじと前記めねじが係合し、前記上部バッファ台を前記下部バッファ台を軸にして回転させることで前記緩衝器を上下動させ、前記乗りかご及び/又は前記釣合い重りが前記緩衝器と接触しないように設定されている規定の隙間(バッファクリアランス)を調整することを特徴とするエレベーター装置用緩衝装置。
  5. 請求項4に記載のエレベーター装置用緩衝装置であって、
    前記下部バッファ台には、前記乗りかご及び/又は前記釣合い重りが前記緩衝器に接触した際に、前記緩衝器に接続されている前記上部バッファ台が下方に落ちないように支持するストッパーが設けられていることを特徴とするエレベーター装置用緩衝装置。
  6. 建屋に形成される昇降路を昇降する乗りかご及び釣合い重りと、前記昇降路の上部に設置された巻上機と、該巻上機のシーブに巻き掛けられると共に、一端が前記乗りかごに、他端が前記釣合い重りに連結された主ロープと、前記乗りかご及び前記釣合い重りの昇降を案内するガイドレールと、前記昇降路の下部に形成されたピットに立設され、前記乗りかご及び前記釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び前記釣合い重りが衝突した際の衝撃を緩和するエレベーター装置用緩衝装置を備えたエレベーター装置であって、
    前記エレベーター装置用緩衝装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエレベーター装置用緩衝装置であることを特徴とするエレベーター装置。
  7. 請求項6に記載のエレベーター装置であって、
    前記エレベーター装置は、前記乗りかごと前記釣合い重りが、前記ガイドレールに沿って前記建屋の各階床に設けられた乗場の間を昇降するつるべ式エレベーター装置であることを特徴とするエレベーター装置。
  8. 建屋に形成される昇降路を昇降する乗りかご及び釣合い重りがエレベーター装置用緩衝装置と接触しないように設定されている規定の隙間(バッファクリアランス)を調整するバッファクリアランス調整方法であって、
    前記エレベーター装置用緩衝装置は、乗りかご及び/又は釣合い重りの異常降下時に、前記乗りかご及び/又は釣合い重りが接触したときの衝撃を緩和する緩衝器と、該緩衝器を支持し上下に移動可能な上部バッファ台と、該上部バッファ台と接続可能で、かつ、前記上部バッファ台の上下の移動を案内する下部バッファ台とを備え、
    前記上部バッファ台と前記下部バッファ台は、一方がおねじで、他方がめねじの構造を有し、前記おねじと前記めねじが係合することで前記上部バッファ台と前記下部バッファ台が接続(係合)されているものであり、
    前記釣合い重り及び/又は前記乗りかごと前記エレベーター装置用緩衝装置との隙間が所定値内になく、前記おねじと前記めねじとの係合距離が、前記バッファクリアランスが調整可能な距離かどうかを判定する工程(A)と、上部バッファ台を駆動装置で回転させて上下動させ、前記釣合い重り及び/又は前記乗りかごと前記エレベーター装置用緩衝装置との隙間を調整する工程(B)と、前記工程(B)での調整が所定値内に入っているかどうかを判定する工程(C)とを行うことを特徴とするバッファクリアランス調整方法。
  9. 請求項8に記載のバッファクリアランス調整方法であって、
    前記バッファクリアランスが調整可能な距離は、前記釣合い重り及び/又は前記乗りかごと前記エレベーター装置用緩衝装置との間が調整できる隙間であることを特徴とするバッファクリアランス調整方法。
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