JP2021094747A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の内部空間において、シート収容部及びタンクを効率的に配置して、装置の前後方向及び左右方向に沿った寸法が小型化できる手段を提供する。【解決手段】画像記録装置100は、筐体30と、筐体30の内部空間30Aに位置するヘッド38、タンク34、及びシート収容空間30Cと、を具備する。タンク34は、前後方向8において、シート収容空間30Cより前方に位置しており、左右方向9において、タンク34が占める範囲R3と、シート収容空間30Cが占める範囲R4とが一部において重複しており、且つ、上下方向7において、タンク34が占める範囲R5と、シート収容空間30Cが占める範囲R6とが一部において重複している。【選択図】図4

Description

本発明は、筐体の内部空間に、シート、支持材、及びタンクが配置された液体吐出装置に関する。
液体吐出装置において、ヘッドから液滴が吐出されるシート、ヘッドに液体を供給するタンクが、筐体の内部空間に配置される(特許文献1)。
特開2015−120578号公報
シート収容部やヘッドなどは、筐体の内部空間においてシートの搬送領域内に配置される。他方、タンクは、搬送されるシートと接触しないように配置する必要がある。このような各部材の機能から、装置の筐体の内部空間における配置には制約がある。また、シートやタンクに貯留される液体は、画像記録において消費されるものである。ユーザの手間を省くには、シートや液体の補充を要するまでの時間をできるだけ長くすることが望ましい。そのためには、シート収容部やタンクの容積を大きくせざるを得ないが、装置の大型化につながるという問題がある。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、筐体の内部空間において、シート収容部及びタンクを効率的に配置して、装置の前後方向及び左右方向に沿った寸法が小型化できる手段を提供することにある。
(1) 本発明に係る液体吐出装置は、筐体と、上記筐体の内部空間に位置しており、液滴を吐出するヘッドと、上記筐体の内部空間に位置しており、上記ヘッドに供給する液体を貯留するタンクと、上記筐体の内部空間に位置しており、シートが収容されるシート収容部と、を具備する。上記タンクは、前後方向において、上記シート収容部より前方に位置しており、左右方向において、上記タンクが占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複しており、且つ、上下方向において、上記タンクが占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複している。
上記構成によれば、筐体の内部空間にシート収容部及びタンクが効率的に配置されるので、装置の小型化が実現できる。
(2) 好ましくは、上記タンク及び上記シート収容部は、上下方向において、上記ヘッドより下方に位置している。
上記構成によれば、筐体の内部空間におけるヘッドより下方の空間に、シート収容部及びタンクが効率的に配置されるので、装置の小型化が実現できる。
(3) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記筐体の内部空間において上記ヘッドと対向しており、シートを支持する支持材、を更に具備しており、前後方向において、上記ヘッド又は上記支持材が占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複している。
上記構成によれば、前後方向において装置の小型化が実現できる。
(4) 好ましくは、上記支持材は、少なくとも2つのローラ間にベルトが巻回された搬送ベルトユニットである。
(5) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記筐体の内部空間において、左右方向に離れて位置する2つのサイドフレームを更に具備しており、上記ヘッド及び上記シート収容部は、上記2つのサイドフレームの左右方向の間に位置している。
(6) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記タンクの上方及び左右方向の一方である側方を少なくとも囲むサブフレームを更に具備しており、上記2つのサイドフレームの少なくとも一方の前部分は、上記サブフレームに連結されており、上記タンクは、上記2つのサイドフレームの少なくとも一方の前部分の下方に位置する。
上記構成によれば、サイドフレームの前部分の下方にタンクが配置できる。また、サブフレームとサイドフレームとが連結されているので、サイドフレームに支持されている部材の位置が安定する。
(7) 好ましくは、上記タンクの上方であって、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に、当該液体吐出装置の動作を制御するメインコントローラが搭載された基板が位置する。
タンクの上方であってサイドフレームの外方の空間を有効利用できる。基板は、タンクより上方にあるので、タンクに貯留された液体が基板に付着し難い。
(8) 好ましくは、上記筐体の内部空間に位置しており、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に、上記タンクから上記ヘッドへ液体を供給する供給ユニットが位置しており、上記供給ユニットはサブタンクを有しており、上記タンクからの流路が上記サブタンクに連結される第1ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置しており、上記ヘッドからの流路が上記サブタンクに連結される第2ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置する。
第1ジョイント及び第2ジョイントの着脱において液漏れが生じたとしても、漏れ出した液体によって、2つのサイドフレーム間に位置する部材が汚れるおそれがない。
(9) 好ましくは、上記タンクと上記サブタンクとを繋ぐ流路が上記タンクに連結される第3ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置する。
タンクからヘッドまでの流路を短く構成することができる。
(10) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記筐体の内部空間であって左右方向において上記サイドフレームの間に位置しており、上記ヘッドと当接して上記ヘッドから排出される液体を受けるメンテナンスユニットを更に具備しており、上記メンテナンスユニットは、上記ヘッドと当接するメンテナンス位置と、上記ヘッドから離れた待機位置とに移動可能であり、上記待機位置は、上記メンテナンス位置よりも前方であって、且つ上記タンクよりも上方である。
上記構成によれば、筐体の内部空間にシート収容部、タンク、メンテナンスユニットが効率的に配置されるので、装置の小型化が実現できる。
(11) 好ましくは、前後方向において、上記ヘッドより前方にシートを搬送する搬送ユニットが位置しており、上記メンテナンスユニットは、上記メンテナンス位置から上記待機位置へ向かって、前方且つ下方の傾斜方向に沿って移動する。
上記構成によれば、メンテナンスユニットと搬送ユニットとが干渉しない。
(12) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記筐体の内部空間に位置しており、上記メンテナンスユニットから排出された液体を保持する廃液タンクを更に具備しており、上記廃液タンクは、上下方向において、上記ヘッドより下方に位置しており、且つ、左右方向において、上記廃液タンクが占める範囲と上記ヘッドが占める範囲とが重複している。
(13) 好ましくは、上記タンク及び上記廃液タンクは、上記筐体に対して着脱可能であり、上記筐体の前壁に、上記タンク及び上記廃液タンクにアクセス可能な開口と、当該開口を開閉するカバーとが設けられている。
(14) 好ましくは、上記メンテナンスユニットと上記廃液タンクとを連結する流路が、上記メンテナンスユニットと連結する第4ジョイント、及び、上記廃液タンクと連結する第5ジョイントは、上記2つのサイドフレームの左右方向の間に位置する。
メンテナンスユニットから廃液タンクまでの流路を短く構成することができる。
(15) 好ましくは、上記液体吐出装置は、上記ヘッドと当接して上記ヘッドから排出される液体を受けるメンテナンスユニットを更に具備しており、上記メンテナンスユニットは、上記ヘッドと当接するメンテナンス位置と、上記ヘッドから離れた待機位置とに移動可能であり、上記待機位置は、上記メンテナンス位置よりも前方であって、且つ上記タンクよりも上方である。
(16) 好ましくは、上下方向において、上記待機位置の上記メンテナンスユニットが占める範囲とシート収容部が占める範囲とが重複している。
(17) 好ましくは、前後方向において、上記ヘッドより前方に、シートに付着した液体をシートに定着させる定着ユニットが配置されている。
(18) 好ましくは、上記筐体の前壁に、シートが排出される排出口と、上記タンクを外部から視認可能な透光性の窓と、が形成されており、上記窓が占める範囲は、左右方向において、上記排出口が占める範囲と重複しない少なくとも一部分を有する。
上記構成によれば、排出口が排出されたシートによって窓の前方の全てが覆われることがないので、窓を通じてタンクを視認しやすい。
(19) 好ましくは、上記シート収容部に、シートロールの左右方向の端に当接するサイドガイドを有する。
本発明によれば、液体吐出搬送装置の前後方向及び左右方向に沿った寸法が小型化できる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像記録装置100の外観斜視図である。 図2は、前カバー16及び右カバー19が開かれた状態の画像記録装置100の外観斜視図である。 図3は、ベース23に取り付けられたサイドフレーム20,21及びサブフレーム22を示す斜視図である。 図4は、図1のIV−IV断面を示す断面図であって、メンテナンスユニット60が待機位置である状態を示す。 図5は、図4のV−V断面を示す断面図である。 図6は、下方へ回動した第1支持機構51及びメンテナンスユニット60を示す断面図である。 図7は、下方へ回動した第1支持機構51及びメンテナンス位置のメンテナンスユニット60を示す断面図である。 図8は、循環機構81の概略構成を示す図である。 図9は、図1のIX−IX断面を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像記録装置100について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明においては、画像記録装置100が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、排出口33が設けられている側を手前側(前面)として前後方向8が定義され、画像記録装置100を手前側(前面)から見て左右方向9が定義される。
[画像記録装置100の外観構成]
図1に示される画像記録装置100(液体吐出装置の一例)は、インクジェット記録方式でロール体37(図4参照)をなすシートSに画像を記録する。
図1に示されるように、画像記録装置100は、筐体30を備える。筐体30は、上筐体31及び下筐体32を備える。上筐体31及び下筐体32は、全体として概ね直方体形状であって、卓上に載置可能な大きさである。以下、筐体30について説明がされるときは、上筐体31及び下筐体32が全体として直方体形状をなしている状態で説明がされる。
筐体30は、右面30R及び左面30Lと、上面30U及び下面30Dと、前面30F及び後面30Bと、を有する。右面30R及び左面30Lは、左右方向9に離れて位置する。上面30U及び下面30Dは、上下方向7に離れて位置する。前面30F及び後面30Bは、前後方向8に離れて位置する。
上筐体31は、後面30Bにおいて左右方向9に延びる回動軸周りに回動可能に下筐体32と接続されている。上筐体31は、図1に示される閉位置から、前面30Fが上方へ持ち上げられるようにして回動されて、図2に示される開位置まで回動する。上筐体31が開位置にされると、筐体30の内部空間30Aが外部へ露出される。なお、図2においては、筐体30の内部構造が省略されている。
図1に示されるように、筐体30の前面30Fには、左右方向9へ細長に伸びる排出口33が形成されている。排出口33は、左右方向9の中央が、前面30Fの左右方向の中央よりも左寄りに位置する。排出口33は、筐体30の内部空間30Aと外部とを連通している。排出口33を通じて、筐体30の内部空間30Aにおいて画像記録されたシートSが、筐体30の外部へ排出される。
筐体30の前面30Fには、操作パネル44が設けられている。操作パネル44は、排出口33の上方に位置する。ユーザは、操作パネル44に、画像記録装置100を動作させたり各種設定を確定したりするための入力を行う。
筐体30の前面30Fには、前カバー16が設けられている。前カバー16は、排出口33より下方に位置する。前カバー16は、前面30Fにおいて左右方向9に延びる回動軸周りに、図1に示される閉位置の上端を回動端として回動可能である。閉位置の前カバー16の上端が前方へ引かれるように回動されると、前カバー16が図2に示される開位置となる。
図2に示されるように、前カバー16が開位置となると、前面30Fに形成された開口17が開放される。開口17は、筐体30の内部空間30Aと外部とを連通する。開放された開口17を通じて、筐体30の内部空間30Aに配置されたタンク34(図5参照)及び廃液タンク47(図5参照)にユーザがアクセス可能となる。このようにして、前カバー16が開口17を開閉する。
前カバー16には、窓18が設けられている。窓18は、前カバー16に形成された貫通孔そのものであってもよいし、貫通孔が透光性の部材で封止されたものであってもよい。閉位置の前カバー16において、窓18を通じて、筐体30の外部から内部空間30Aをユーザが視認可能である。閉位置の前カバー16において、窓18はタンク34と対向している。したがって、ユーザは、前カバー16が閉位置であっても、窓18を通じて、筐体30の外部からタンク34を視認可能である。タンク34の少なくとも一部が透光性の部材で構成されることにより、タンク34に貯留されたインクの液面が視認可能である。
図1に示されるように、前カバー16が閉位置である状態において、左右方向9において、窓18が占める範囲R1と、排出口33が占める範囲R2とは、完全には重複していない。範囲R1は、範囲R2の左端よりも左に位置する一部分を有する。つまり、窓18の右側部分は排出口33の直下にあるが、窓18の左側部分は排出口33の直下にない。
図3に示されるように、筐体30の内部空間30Aには、2つのサイドフレーム20,21と、サブフレーム22とが設けられている。各サイドフレーム20,21は、鋼板からなる平板形状であり、支持する部材に応じた形状に切り欠きや貫通孔が適宜形成されており、また、強度を高めるために折り曲げられたりしている。2つのサイドフレーム20,21は、左右方向9に離れて位置する。なお、同図には示されていないが、各サイドフレーム20,21は、相互を連結する他のフレームによって一体のフレーム構造をなして、筐体30の下面30Dをなすベース23に連結されている。サイドフレーム20,21を含めフレーム同士の連結はネジ止めや溶接によりなされている。
2つのサイドフレーム20,21のうち、左右方向9の左に位置するサイドフレーム20の前下隅部には切欠き部20Aが形成されている。したがって、サイドフレーム20の前端部分は、ベース23とは連結しておらず、切欠き部20Aに相当する空間がある。切欠き部20Aに相当する空間には、サブフレーム22が設けられている。
サブフレーム22は、上壁22U及び左壁22Lを有する枠形状である。左壁22Lとサイドフレーム21とは左右方向9に離れている。上壁22Uは、左壁22Lの上端とサイドフレーム21とを連結している。左壁22Lの下端は、ベース23に連結されている。上壁22Uは、サイドフレーム20の切欠き部20Aと連結されている。これにより、サブフレーム22は、サイドフレーム20の前部分の下方に位置して、一体のフレームを構成している。サイドフレーム21及びサブフレーム22に囲まれた空間には、タンク34が位置する(図5参照)。
[画像記録装置100の内部構成]
図4及び図5に示されるように、内部空間30Aには、ホルダ35、テンショナ45、搬送ローラ対36、排出ローラ対40、ヘッド38、第1支持機構51(支持機構の一例)、定着ユニット39、支持部材46、第2支持機構52、CIS25、カッターユニット26、タンク34、メンテナンスユニット60、及びワイパクリーニングユニット80、コントローラとなる電子素子が搭載された基板130が配置されている。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、隔壁41が設けられている。隔壁41は、内部空間30Aの後下部を仕切って、シート収容空間30C(シート収容部の一例)を区画する。シート収容空間30Cは、隔壁41、下筐体32により包囲され、ヘッド38などから隔離された空間である。
シート収容空間30Cには、ロール体37が収容される。ロール体37は、芯管と、長尺のシートSとを有している。シートSは、芯管の軸芯の周方向にロール状に芯管に巻回されている。シートSは、画像記録装置100が画像を記録可能な最小幅から最大幅までの幅をとり得る。すなわち、シート収容空間30Cには、幅が異なる複数種類のロール体37が収容可能である。なお、ロール体37は、芯管を有さず、シートSがホルダ35に装着可能にロール状に巻回されていてもよい。また、シート収容空間30Cには、ファンフォールド紙が収容可能であってもよい。
シート収容空間30Cには、左右方向9に沿って延びるホルダ35が位置する。ホルダ35には、ロール体37が装着可能である。装着時、ロール体37の芯管の軸芯が左右方向9に沿い、且つロール体37が軸芯の周方向に周りに回転可能に、ホルダ35はロール体37を支持する。
図4に示されるように、ホルダ35には左右方向9に離れた一対のサイドガイド25が設けられている。一対のサイドガイド25は、左右方向9に離れた距離が変更可能である。ユーザは、ホルダ35に装着するロール体37の幅(左右方向9に沿った寸法)に合わせて、一対のサイドガイド25がロール体37の左右端それぞれに当接するように移動させる。一対のサイドガイド25に左右端がそれぞれ当接したロール体37は、シートSの幅方向中心が搬送路43の左右方向9における中心となるように位置決めされる。
ホルダ35は、不図示のモータから駆動力が伝達されて回転する。ホルダ35の回転に伴って、ホルダ35に支持されているロール体37も回転する。なお、図1及び図2に示されるように、下筐体32の右面30Rには、右カバー19が位置する。右カバー19の開閉により、シート収容空間30Cが外部に対して開閉される。右カバー19が開かれることによってホルダ35が外部に露出されて、ホルダ35にロール体37が装着可能となる。
シート収容空間30Cは、後部において上方へ向かって開口している。詳細には、隔壁41と後面30Bとの間、すなわち、ロール体37の後端の上方に隙間42が形成されている。シートSは、搬送ローラ対36,40が回転することで、ロール体37の後端から上方に引き出され隙間42を介してテンショナ45へと案内される。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、テンショナ45が位置する。テンショナ45は、内部空間30Aの後部において隔壁41よりも上方に位置する。テンショナ45は、サイドフレーム20,21に回転可能であって前後方向8に移動可能に支持されたローラである。テンショナ45は、バネなどの付勢部材によって後ろ向きの付勢力が加えられている。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、搬送ローラ対36が位置する。搬送ローラ対36は、テンショナ45の前方に位置する。搬送ローラ対36は、搬送ローラ36Aとピンチローラ36Bとを有する。搬送ローラ36Aは、サイドフレーム20,21に回転可能に支持されている。搬送ローラ36Aは、不図示のモータから駆動伝達されて回転することによって、ピンチローラ36Bとの間にシートSをニップしつつ前方(搬送向き8A)へ搬送する。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、排出ローラ対40(搬送ユニットの一例)が位置する。排出ローラ対40は、搬送ローラ対36の前方に位置する。排出ローラ対40は、排出ローラ40Aとピンチローラ40Bとを有する。排出ローラ40Aは、サイドフレーム20,21に回転可能に支持されている。排出ローラ40Aは、不図示のモータから駆動伝達されて回転することによって、ピンチローラ40Bとの間にシートSをニップしつつ前方(搬送向き8A)へ搬送する。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、ヘッド38が位置する。ヘッド38は、搬送ローラ対36よりも搬送向き8Aの下流側に位置する。ヘッド38は、複数のノズル38Aを有する。複数のノズル38Aは、搬送ベルト101に支持されたシートSへ向かってインクを液滴として下方へ吐出する。これにより、シートSに画像が記録される。本実施形態において、インクは、紫外線により硬化する樹脂を含有する。
図4に示されるように、ヘッド38は、前端側において左右方向9に沿って延びる回動軸38B周りに回動可能である。図4において実線で示されるヘッド38は、第1支持機構51へ向かって液滴を吐出する第1位置である。図4において破線で示されるヘッド38は、第1支持機構51の上方を開放する第2位置である。すなわち、第2位置のヘッド38は、搬送路の一部を開放している。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、第1支持機構51が位置する。第1支持機構51は、搬送ローラ対36よりも搬送向き8Aの下流に位置する。第1支持機構51は、ヘッド38の下方において、ヘッド38と対向している。第1支持機構51は、搬送ベルト101(支持材の一例)と支持部104を有する。搬送ベルト101は、不図示のモータから駆動伝達されてベルトが回動することによって、シートSを支持しつつ搬送向き8Aに搬送する。支持部104は、メンテナンスユニット60を支持可能である。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、定着ユニット39が位置する。定着ユニット39は、ヘッド38よりも搬送向き8Aの下流であって排出ローラ対40よりも搬送向き8Aの上流に位置する。定着ユニット39は、左右方向9に長尺の概ね直方体形状の紫外線照射器である。定着ユニット39は、紫外光を直下を通過するシートS及びシートS上のインクに照射する。紫外光が照射されたインクに含まれる樹脂が硬化して、インクに含まれる顔料がシートSに定着する。
なお、定着ユニット39は、紫外線照射器に限らない。例えば、インクが熱可塑性樹脂微粒子を含む場合には、定着ユニット39は、ヒータであってもよい。この場合、定着ユニット39がシートS及びシートS上のインクを加熱すことによって、熱可塑性樹脂微粒子が溶融し、その後の冷却によって溶融した樹脂が硬化して、インクに含まれる顔料がシートSに定着する。
内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20,21の間には、支持部材46が位置する。支持部材46は、ヘッド38及び第1支持機構51よりも搬送向き8Aの下流に位置する。支持部材46の後部は、定着ユニット39と対向している。支持部材46の前部は、排出ローラ40Aと対向している。支持部材46は、第1支持機構51の搬送ベルト101によって搬送向き8Aに搬送されたシートSを支持する。
第2支持機構52は、支持部材46の下方に位置している。第2支持機構52は、メンテナンスユニット60を支持可能である。
CIS25は、排出ローラ対40よりも搬送向き8Aの下流に位置する。CIS25は、LEDなどの光源から照射されてシートで反射された反射光が、屈折率分布型レンズによりラインセンサに集光されることによって、ラインセンサが受光した反射光の強度に応じた電気信号を出力するものである。CIS25は、シートSの印刷面(上面)の画像を読み取ることができる。CIS25において、左右方向9が読取りラインである。
カッターユニット26は、CIS25よりも搬送向き8Aの下流に位置する。カッターユニット26は、カッターキャリッジ27にカッター28が搭載されたものである。カッターキャリッジ27は、不図示のベルト駆動機構などによって、左右方向9に移動する。カッターキャリッジ27の移動に伴って、カッター28も左右方向9に移動する。カッター28の移動によって、排出ローラ対40と排出口33との間に位置するシートSが左右方向9に沿って切断される。
図5に示されるように、タンク34は、直方体形状の容器であって、内部空間にインクを貯留する。タンク34は、内部空間30Aの前方下部であってサブフレーム22に囲まれた空間に位置する。タンク34の内部空間は、不図示のチューブによってヘッド38へインクを供給可能に接続されている。本実施形態では、タンク34は、筐体30に対して着脱可能なカートリッジ型である。
図4及び図5に示されるように、廃液タンク47は、直方体形状の容器であって、内部空間にインクを貯留する。廃液タンク47は、内部空間30Aの前方下部であってサブフレーム22とサイドフレーム21との間に位置する。廃液タンク47の内部空間は、不図示のチューブによってメンテナンスユニット60から排出されたインクが流通可能に接続されている。本実施形態では、廃液タンク47は、筐体30に対して着脱可能なカートリッジ型である。
図5に示されるように、タンク34の上方であって、サブフレーム22に支持されたサイドフレーム20の外方(左方)に、基板130が位置する。基板130は、サイドフレーム20に固定されている。基板130には、コントローラとなる演算素子、通信インタフェース用のチップ、各種コネクタなどが搭載されている。基板130は、不図示のフラットケーブルなどによってヘッド38やモータ、操作パネル44などと電気信号を送受信可能に接続されている。また、基板130には、不図示の電源ユニットから電力が供給される。
図5に示されるように、内部空間30Aであって、左右方向9においてサイドフレーム20より左方には、循環機構81(供給ユニットの一例)が位置する。循環機構81は、基板130よりも前後方向8の前方に位置する。循環機構81はサイドフレーム20に支持されている。図8に示されるように、循環機構81は、サブタンク83、第1ポンプ85(ポンプの一例)、第2ポンプ87を有しており、これらとタンク34及びヘッド38のノズル38Aとが流路110,120によって接続されている。なお、各流路110,120には適宜バルブが設けられているが、本実施形態では、バルブは省略されている。また、各流路は、チューブ等によって構成されている。
詳細に説明するに、タンク34はサブタンク83と流路110によって接続されており、タンク34からサブタンク83へインクが供給可能である。サブタンク83は、第2ポンプ87を介して外部と大気連通されている。第2ポンプ87が駆動されると、サブタンク83内が負圧となり、タンク34からサブタンク83へインクが供給される。タンク34からサブタンク83へインクが供給されるとき、サブタンク83とヘッド38との間の流路120は閉じられる。第1ポンプ85が駆動されると、サブタンク83とヘッド38のノズル38Aとの間で流路120を通じてインクが循環する。
メンテナンスユニット60は、ヘッド38のメンテナンスを行うためのものである。メンテナンスユニット60は、サイドフレーム20,21の間において、上下方向7及び前後方向8に移動可能に構成されており、ヘッド38のメンテナンスが行われるときにヘッド38の直下に位置する(図6参照)。
ヘッド38のメンテナンスは、フラッシング処理、パージ処理、及びワイピング処理などである。フラッシング処理は、メンテナンスユニット60へ向けてインクを吐出する処理である。パージ処理は、メンテナンスユニット60が有するキャップ62によってノズル38Aを被覆した状態で吸引ポンプ74によってノズル38Aからインクを吸引する処理である。ワイピング処理は、メンテナンスユニット60が有するワイパ63によってヘッド38のノズル面を払拭する処理である。フラッシング処理及びパージ処理によってキャップ62へ排出されたインクは、流路125を通じて廃液タンク47に排出される。
ワイパクリーニングユニット80は、メンテナンスユニット60のワイパ63を清掃するためのものである。ワイパクリーニングユニット80は、支持部材46に支持されて下方を向いている。メンテナンスユニット60は、ワイパ63の清掃が行われるときにワイパクリーニングユニット80の直下に移動される。
メンテナンスユニット60は、第2支持機構52に支持された状態で第2支持機構52に対して摺動することによって傾斜方向6に沿って移動可能である。第2支持機構52に支持されたメンテナンスユニット60が傾斜方向6に沿って移動することにより、ワイパ63がワイパクリーニングユニット80に当接しつつ移動して、ワイパ63に付着したインクが払拭される。
図4に示されるように、待機位置のメンテナンスユニット60は、第2支持機構52に支持されている。不図示のモータが駆動されると、図6に示されるように、第1支持機構51の前部が下方へ移動するように回動する。これにより、第2支持機構52から第1支持機構51へメンテナンスユニット60が移動可能となる。また、待機位置のメンテナンスユニット60は、第2支持機構52及び第1支持機構に案内されつつ前傾斜向き5へ移動して第1支持機構51に支持される。
メンテナンスユニット60が第1支持機構51のみに支持された状態において、不図示のモータから駆動が伝達されて、第1支持機構51の前部が上方へ移動するように回動する。これにより、図7に示されるように、メンテナンスユニット60は、メンテナンス位置に位置する。このように、待機位置は、メンテナンス位置よりも前方であって、且つタンク34よりも上方である。
図7に示されるように、メンテナンス位置のメンテナンスユニット60に対して、ヘッド38が下方へ移動することによって、メンテナンスユニット60が有するキャップ62によってノズル38Aが被覆される。これにより、パージ処理が実行可能となる。また、メンテナンス位置のメンテナンスユニット60が第1支持機構51に沿って前後方向8に移動することによって、ワイピング処理が実行される。
なお、メンテナンスユニット60がメンテナンス位置から待機位置へ移動するときは、上記と逆の動作が実行される。
[筐体30の内部空間30Aにおける位置関係]
図4に示されるように、タンク34は、前後方向8において、シート収容空間30C及びサイドガイド25よりも前方に位置している。また、図5に示されるように、左右方向9において、タンク34が占める範囲R3と、シート収容空間30Cが占める範囲R4とが一部において重複している。本実施形態では、範囲R3の右側部分と範囲R4の左側部分とが重複している。また、図5に示されるように、上下方向7において、タンク34が占める範囲R5と、シート収容空間が占める範囲R6とが重複している。本実施形態では、範囲R5は、範囲R6に含まれる。換言すれば、タンク34の少なくとも一部は、前後方向8において、シート収容空間30Cと並んでいる。
図4及び図5に示されるように、タンク34及びシート収容空間30Cは、上下方向7において、ヘッド38よりも下方に位置している。また、前後方向8において、ヘッド38が占める範囲R7と、シート収容空間30Cが占める範囲R8とが一部において重複している。本実施形態では、範囲R7の後ろ側部分と、範囲R8の前側部分とが重複している。換言すれば、ヘッド38の少なくとも一部は、上下方向7において、シート収容空間30Cと並んでいる。また、前後方向8において、搬送ベルト101が占める範囲R9と、シート収容空間30Cが占める範囲R8とが一部において重複している。本実施形態では、範囲R9の後ろ側部分と、範囲R8の前側部分とが重複している。
図5に示されるように、廃液タンク47は、上下方向7において、ヘッド38よりも下方に位置する。また、左右方向9において、廃液タンク47が占める範囲R10と、ヘッド38が占める範囲R11とが重複している。
図5に示されるように、上下方向7において、メンテナンスユニット60が占める範囲R12は、シート収容空間30Cが占める範囲R6と重複している。換言すれば、メンテナンスユニット60は、待機位置において、少なくとも一部が前後方向8においてシート収容空間30Cと並ぶ。
図5に示されるように、タンク34からの流路110が循環機構81のサブタンク83に連結されるジョイント111(第1ジョイントの一例)は、サイドフレーム20の左方に位置している。ヘッド38からの流路120がサブタンク83に連結されるジョイント121(第2ジョイントの一例)は、サイドフレーム20の左方に位置する。タンク34とサブタンク83とを繋ぐ流路110がタンク34に連結されるジョイント112(第3ジョイントの一例)は、サイドフレーム20の左方に位置する。
図5に示されるように、メンテナンスユニット60と廃液タンク47とを連結する流路125が、メンテナンスユニット60と連結するジョイント126(第4ジョイントの一例)、及び、廃液タンク47と連結するジョイント127(第5ジョイントの一例)は、2つのサイドフレーム20,21の左右方向9の間に位置する。
[実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、筐体30の内部空間30Aにシート収容空間30C及びタンク34が効率的に配置されるので、画像記録装置100の小型化が実現できる。
また、筐体30の内部空間30Aにおけるヘッド38より下方の空間に、シート収容空間30C及びタンク34が効率的に配置されるので、画像記録装置100の小型化が実現できる。
また、前後方向8において、ヘッド38が占める範囲R7又は搬送ベルト101が占める範囲R9と、シート収容空間30Cが占める範囲R8とが一部において重複しているので、前後方向8において画像記録装置100の小型化が実現できる。
また、上記実施形態によれば、サイドフレーム20の前部分の下方にタンク34が配置できる。また、サブフレーム22とサイドフレーム20とが連結されているので、サイドフレーム20に支持されている部材の位置が安定する。
また、上記実施形態によれば、タンク34の上方であってサイドフレーム20の外方の空間を基板130の配置空間として有効利用できる。基板130は、タンク34より上方にあるので、タンク34に貯留されたインクが基板130に付着し難い。
また、上記実施形態によれば、タンク34からの流路110が循環機構81のサブタンク83に連結されるジョイント111は、サイドフレーム20の左方に位置しており、ヘッド38からの流路120がサブタンク83に連結されるジョイント121は、サイドフレーム20の左方に位置するので、ジョイント111,121の着脱においてインク漏れが生じたとしても、漏れ出したインクによって、2つのサイドフレーム20,21間に位置する各部材が汚れるおそれがない。
また、上記実施形態によれば、タンク34と循環機構81のサブタンク83とを繋ぐ流路110がタンク34に連結されるジョイント112は、サイドフレーム20の左方に位置するので、タンク34から循環機構81を介してヘッド38までの流路110,120を短く構成することができる。
また、メンテナンスユニット60と廃液タンク47とを連結する流路125が、メンテナンスユニット60と連結するジョイント126、及び、廃液タンク47と連結するジョイント127は、2つのサイドフレーム20,21の左右方向9の間に位置するので、メンテナンスユニット60から廃液タンク47までの流路125を短く構成することができる。
また、上記実施形態によれば、筐体30の内部空間30Aにシート収容空間30C、タンク34、メンテナンスユニット60が効率的に配置されるので、画像記録装置100の小型化が実現できる。
また、上記実施形態によれば、メンテナンスユニット60と排出ローラ対40とが干渉しない。
また、上記実施形態によれば、左右方向9において、窓18が占める範囲R1は、排出口33が占める範囲R2と重複しない一部分を有するので、排出口33が排出されたシートSが下方に垂れ下がっても、窓18の前方の全てがシートSによって覆われることがないので、窓18を通じてタンク34を視認しやすい。
[変形例]
前述した実施形態では、支持材として搬送ベルト101が採用されているが、これに代えて、プラテンなどのシートSを支持する公知の部材が採用されてもよい。
また、前述した実施形態では、範囲R3と範囲R4、範囲R7と範囲R8、範囲R8と範囲R9、はそれぞれ一部が重複しているが、完全に重複していてもよいし、一方の範囲が他方の範囲に含まれていてもよい。
18・・・窓
20,21・・・サイドフレーム
22・・・サブフレーム
25・・・サイドガイド
30・・・筐体
30C・・・シート収容空間(シート収容部)
33・・・排出口
34・・・タンク
38・・・ヘッド
39・・・定着ユニット
40・・・搬送ローラ対(搬送ユニット)
47・・・廃液タンク
60・・・メンテナンスユニット
81・・・循環機構
83・・・サブタンク
100・・・画像記録装置(液体吐出装置)
101・・・搬送ベルト(支持材)
110,120,125・・・流路
111・・・ジョイント(第1ジョイント)
112・・・ジョイント(第3ジョイント)
121・・・ジョイント(第2ジョイント)
126・・・ジョイント(第4ジョイント)
127・・・ジョイント(第5ジョイント)
130・・・基板

Claims (19)

  1. 筐体と、
    上記筐体の内部空間に位置しており、液滴を吐出するヘッドと、
    上記筐体の内部空間に位置しており、上記ヘッドに供給する液体を貯留するタンクと、
    上記筐体の内部空間に位置しており、シートが収容されるシート収容部と、を具備しており、
    上記タンクは、前後方向において、上記シート収容部より前方に位置しており、左右方向において、上記タンクが占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複しており、且つ、上下方向において、上記タンクが占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複している液体吐出装置。
  2. 上記タンク及び上記シート収容部は、上下方向において、上記ヘッドより下方に位置している請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 上記筐体の内部空間において上記ヘッドと対向しており、シートを支持する支持材、を更に具備しており、
    前後方向において、上記ヘッド又は上記支持材が占める範囲と、上記シート収容部が占める範囲とが少なくとも一部において重複している請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 上記支持材は、少なくとも2つのローラ間にベルトが巻回された搬送ベルトユニットである請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 上記筐体の内部空間において、左右方向に離れて位置する2つのサイドフレームを更に具備しており、
    上記ヘッド及び上記シート収容部は、上記2つのサイドフレームの左右方向の間に位置している請求項1から4のいずれかに記載の液体吐出装置。
  6. 上記タンクの上方及び左右方向の一方である側方を少なくとも囲むサブフレームを更に具備しており、
    上記2つのサイドフレームの少なくとも一方の前部分は、上記サブフレームに連結されており、
    上記タンクは、上記2つのサイドフレームの少なくとも一方の前部分の下方に位置する請求項5に記載の液体吐出装置。
  7. 上記タンクの上方であって、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に、当該液体吐出装置の動作を制御するメインコントローラが搭載された基板が位置する請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 上記筐体の内部空間に位置しており、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に、上記タンクから上記ヘッドへ液体を供給する供給ユニットが位置しており、
    上記供給ユニットはサブタンクを有しており、
    上記タンクからの流路が上記サブタンクに連結される第1ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置しており、
    上記ヘッドからの流路が上記サブタンクに連結される第2ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置する請求項6又は7に記載の液体吐出装置。
  9. 上記タンクと上記サブタンクとを繋ぐ流路が上記タンクに連結される第3ジョイントは、上記サブフレームに支持されたサイドフレームの外方に位置する請求項8に記載の液体吐出装置。
  10. 上記筐体の内部空間であって左右方向において上記サイドフレームの間に位置しており、上記ヘッドと当接して上記ヘッドから排出される液体を受けるメンテナンスユニットを更に具備しており、
    上記メンテナンスユニットは、上記ヘッドと当接するメンテナンス位置と、上記ヘッドから離れた待機位置とに移動可能であり、
    上記待機位置は、上記メンテナンス位置よりも前方であって、且つ上記タンクよりも上方である請求項5から9のいずれかに記載の液体吐出装置。
  11. 前後方向において、上記ヘッドより前方にシートを搬送する搬送ユニットが位置しており、
    上記メンテナンスユニットは、上記メンテナンス位置から上記待機位置へ向かって、前方且つ下方の傾斜方向に沿って移動する請求項10に記載の液体吐出装置。
  12. 上記筐体の内部空間に位置しており、上記メンテナンスユニットから排出された液体を保持する廃液タンクを更に具備しており、
    上記廃液タンクは、上下方向において、上記ヘッドより下方に位置しており、且つ、左右方向において、上記廃液タンクが占める範囲と上記ヘッドが占める範囲とが重複している請求項10又は11に記載の液体吐出装置。
  13. 上記タンク及び上記廃液タンクは、上記筐体に対して着脱可能であり、
    上記筐体の前壁に、上記タンク及び上記廃液タンクにアクセス可能な開口と、当該開口を開閉するカバーとが設けられている請求項12に記載の液体吐出装置。
  14. 上記メンテナンスユニットと上記廃液タンクとを連結する流路が、上記メンテナンスユニットと連結する第4ジョイント、及び、上記廃液タンクと連結する第5ジョイントは、上記2つのサイドフレームの左右方向の間に位置する請求項12又は13に記載の液体吐出装置。
  15. 上記ヘッドと当接して上記ヘッドから排出される液体を受けるメンテナンスユニットを更に具備しており、
    上記メンテナンスユニットは、上記ヘッドと当接するメンテナンス位置と、上記ヘッドから離れた待機位置とに移動可能であり、
    上記待機位置は、上記メンテナンス位置よりも前方であって、且つ上記タンクよりも上方である請求項1から4のいずれかに記載の液体吐出装置。
  16. 上下方向において、上記待機位置の上記メンテナンスユニットが占める範囲とシート収容部が占める範囲とが重複している請求項8から15のいずれかに記載の液体吐出装置。
  17. 前後方向において、上記ヘッドより前方に、シートに付着した液体をシートに定着させる定着ユニットが配置されている請求項1から16のいずれかに記載の液体吐出装置。
  18. 上記筐体の前壁に、シートが排出される排出口と、上記タンクを外部から視認可能な透光性の窓と、が形成されており、
    上記窓が占める範囲は、左右方向において、上記排出口が占める範囲と重複しない少なくとも一部分を有する請求項1から17のいずれかに記載の液体吐出装置。
  19. 上記シート収容部に、シートロールの左右方向の端に当接するサイドガイドを有する請求項1から18のいずれかに記載の液体吐出装置。
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