JP2021084667A - キャップ付き容器 - Google Patents

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【課題】従来のねじ結合によらずに容器本体を閉鎖することができるキャップ付き容器を提案する。【解決手段】本発明のキャップ付き容器100において、容器本体1及びキャップ6の何れか一方は、何れか他方に向けて一の磁極を指向させた第一磁石10と第一突起部8cとを備え、容器本体1及びキャップ6の何れか他方は、第一突起部8cが当接可能な第一傾斜部3eと、キャップ6の回転軸Oを周回する向きに延在し第一傾斜部3eに連なる溝部3gと、溝部3gにおける第一傾斜部3e側の端部に設けられ、容器本体1及びキャップ6の何れか一方に向けて一の磁極を指向させた第二磁石4と、溝部3gを形成する壁面から突出し、キャップ6を容器本体1に取り付ける際に第一突起部8cに押し当たってキャップ6を容器本体1に向けて押圧する第二突起部3hと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、キャップ付き容器に関する。
従来、容器本体にキャップを取り付けて容器本体を閉鎖するキャップ付き容器が使用されている。このようなキャップ付き容器は、容器本体とキャップとがねじ結合されるように構成することが一般的である。
このようなねじ結合を利用したキャップ付き容器は、容器本体にキャップを取り付けるにあたり、通常、一方の手で容器本体を把持しておき、他方の手でキャップを把持して回転させる動作を行う。この際、多くのキャップ付き容器では、回転操作の途中でキャップを持ち替える必要があり、操作に手間を要している。またキャップ付き容器に、例えばハンドクリーム等の肌に塗布する内容物を収容する場合においては、手指に塗布したクリームによって容器本体等が滑ってしまい、キャップを最後まで締めることができないおそれがある。また、その際に付着するクリームによって、容器本体等の外側が汚れてしまう懸念もある。
一方、このようなねじ結合以外の手段として、磁石を利用した容器も知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2017−140318号公報
しかし特許文献1の容器は、主に容器本体とキャップとの位置合わせを目的とするものであって、容器本体に対してキャップを最後まで締めることに着目するものではない。このため、単にこの技術を適用しただけでは、容器本体を閉鎖できない場合がある。
このような点に鑑み、本発明では、従来のねじ結合によらずに容器本体を閉鎖することができるキャップ付き容器を提案することを目的とする。
本発明は、容器本体と、該容器本体に対して相対的に回転させて該容器本体を閉塞するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
前記容器本体及び前記キャップの何れか一方は、
前記容器本体及び前記キャップの何れか他方に向けて一の磁極を指向させた第一磁石と、
前記第一磁石を備える第一突起部と、を備え、
前記容器本体及び前記キャップの何れか他方は、
前記第一突起部が当接可能な第一傾斜部と、
前記キャップの回転軸を周回する向きに延在し、前記第一傾斜部に連なる溝部と、
前記溝部における前記第一傾斜部側の端部に設けられ、前記容器本体及び前記キャップの何れか一方に向けて一の磁極を指向させた第二磁石と、
前記溝部を形成する壁面から該溝部に向けて突出し、前記キャップを前記容器本体に取り付ける際に前記第一突起部に押し当たって該キャップを該容器本体に向けて押圧する第二突起部と、を備えるキャップ付き容器である。
前記溝部は、前記第二磁石と前記第二突起部との間に、前記容器本体及び前記キャップの何れか一方に向けて他の磁極を指向させた第三磁石を備えることが好ましい。
前記第一傾斜部と前記溝部との接続部分(前記第一傾斜部における前記溝部側の端部)に段部を備えることが好ましい。
前記容器本体及び前記キャップの何れか他方は、前記第一突起部が当接可能であって、前記第一傾斜部又は前記溝部に向けて該第一突起部を案内する第二傾斜部を有することが好ましい。
本発明のキャップ付き容器によれば、容器本体に対してキャップを押すと、第一傾斜部に当接した第一突起部が第一傾斜部に沿って移動するため、キャップは容器本体に対して回転する。ここで、第一傾斜部に連なる溝部において、その第一傾斜部側の端部には、第一突起部に設けた第一磁石に対して反発力を生じさせる向きに指向する第二磁石が設けられている。このため、第一突起部が第一傾斜部を通過した後も、その反発力によってキャップの回転が継続されて、第一突起部は第二突起部の近傍に至る。その後はこれまで回転した向きにキャップを回せば、第二突起部に第一突起部が押し当たってキャップが容器本体に向けて押圧されるため、容器本体を閉鎖することができる。また本発明のキャップ付き容器によれば、容器本体に対してキャップを押すだけで、容器本体を閉鎖する直前までキャップが自動的に回転するため、キャップを繰り返し持ち替える必要はなく、また容器本体等の外側への内容物の付着も抑制することができる。
本発明に従うキャップ付き容器の一実施形態を構成する容器本体を示した図であって、(a)は平面図であり、(b)は側面視での断面図である。 本発明に従うキャップ付き容器の一実施形態を構成するキャップを示した図であって、(a)は底面図であり、(b)は(a)に示したA−Aに沿う断面図であり、(c)は(a)に示したB−Bに沿う断面図である。 図1の容器本体と図2のキャップを組み合わせた状態を示した図であって、(a)は(b)に示すC−Cに沿う断面図であり、(b)は側面視での断面図である。 図1の容器本体に図2のキャップを取り付ける状況について説明するための図であって、(a)は第一突起部が第一傾斜部に沿って移動する状態を示した模式図であり、(b)は第一突起部が第二磁石を経由して第三磁石を設けた部位まで移動する状態を示した模式図である。 (a)は図4(b)で示した状態の後に第一突起部が第二突起部に押し当たった状態を示した模式図であり、(b)は第二磁石が第三磁石の反発力を受けてキャップが持ち上がる状態を示した模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明に従うキャップ付き容器の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「上」、「下」とは、基本的にはキャップ付き容器を正立姿勢とした状態(図4、図5に示す状態)での向きをいう。
本実施形態のキャップ付き容器100(図3参照)は、一般にジャー容器と称されるものであって、広口であって、収容した内容物を指等で拭って取り出すことができる。図示したキャップ付き容器100は、容器本体1(外容器2、内容器3、及び2種類の磁石(第二磁石4、第三磁石5)で構成される)と、キャップ6(外キャップ7、内キャップ8、パッキン9、及び1種類の磁石(第一磁石10)で構成される)を備えている。
後述するようにキャップ6は、容器本体1に対して相対的に回転するものであり、以下の説明ではキャップ6の回転軸を「回転軸O」と称する。また以下の説明において、「右回り」、「左回り」とは、平面視でキャップ6を回転させる際の向きである。ここで本実施形態のキャップ付き容器100は、キャップ6を右回り(時計回り)に回転させると容器本体1を閉鎖できるものとする。
外容器2は、図1に示すように容器本体1の外殻をなすものである。本実施形態の外容器2は、円板状(中心は回転軸Oに一致)をなす底部2aと、底部2aの外縁部から上方に向けて延在する円筒状の外筒部2bとを備えている。また外筒部2bの内側には、底部2aから上方に向けて起立する外容器側爪部2cが設けられている。
内容器3は、内容物を収容するとともに外容器2の内側に装着されるものである。本実施形態の内容器3は、有底筒状に形成されて、内側に内容物を収容する収容部3aを備えている。図1に示すように収容部3aは、基本的には、外周面は円筒状(中心は回転軸Oに一致)であって、有底筒状に形成されている。収容部3aの下方における外面には、容器本体1に装着した際に外容器側爪部2cに係合する内容器側爪部3bが設けられている。また収容部3aの高さ方向中程における外面には、径方向外側に向けて突出するドーナツ板状の天壁部3cが設けられていて、天壁部3cの下面には、下方に向けて延在して底部2aの上面で支持される支持板部3dが設けられている。
収容部3aは、図1に示すように天壁部3cよりも上方に位置する部位において、第一傾斜部3eを備えている。第一傾斜部3eは、図1(a)に示すように平面視において、収容部3aの厚み方向外側に設けられていて、図1(b)に示すように側面視において、収容部3aの上端面から右回りに向かって上方から下方に近づく向きに傾いている。また、第一傾斜部3eにおける右回りの端部は、上方から下方に向けて垂直に切り落とされるような形態をなしていて、後述する溝部に連続している。当該溝部は、第一傾斜部3eよりも下方に位置し、第一傾斜部3eにおける右回りの端部との間で段差を形成する段部3fを備えている。そして、第一傾斜部3eに対して右回りの前方には、収容部3aの厚み方向外側を、回転軸Oを中心に周回するように延在する溝部3gが設けられている。なお、図1(b)に示すように溝部3gを形成する上方の壁面は、段部3fに近い側に対して遠い側が溝部3gに向けて(下方に向けて)僅かに突出している。以下、この下方に突出した部分を第二突起部3hと称する。また、溝部3gが延在する部位における収容部3aの上部には、第一傾斜部3eとは逆向きに傾く(収容部3aの上端面から左回りに向かって上方から下方に近づく向きに傾く)第二傾斜部3jが設けられている。なお、上述した第一傾斜部3e、段部3f、溝部3g、第二突起部3h、第二傾斜部3jは、図1(a)に示すように、回転軸Oを中心として180°ずれた位置にも設けられている。
第二磁石4は、天壁部3cの下面において、溝部3gの左回りの端部(段部3fに隣接する部分)の直下に設けられている。本実施形態の第二磁石4は、その上面の磁極がS極となるように配置されている。なお、第二磁石4を固定する構造は不図示であるが、特に限定されるものではなく、外容器2及び内容器3の何れか一方に嵌め込むようにしてもよいし、両者で挟み込むようにしてもよいし、天壁部3cの下面に直接貼着してもよい。また第二磁石4は、図示例では平面視において円形状であるが、矩形状など他の形状ものを採用してもよい。
第三磁石5は、天壁部3cの下面において、第二磁石4と第二突起部3hとの間に設けられている。本実施形態の第三磁石5は、第二磁石4と同形状であるが、その上面の磁極はN極となるように配置されている。
なお、第二磁石4と第三磁石5は、図1(a)に示すように、回転軸Oを中心として180°ずれた位置にも設けられている。
外キャップ7は、図2に示すようにキャップ6の外殻をなすものである。本実施形態の外キャップ7は、円板状(中心は回転軸Oと一致)をなす頂壁部7aと、頂壁部7aの外縁部から下方に向けて延在する円筒状の外周壁部7bとを備えている。
内キャップ8は、外キャップ7の内側に装着されるものである。本実施形態の内キャップ8は、円筒状(中心は回転軸Oと一致)をなし、外キャップ7に装着した際に外周壁部7bに嵌合保持される内周壁部8aと、内周壁部8aの内周面から径方向内側に突出するリブ8bとを備えている。リブ8bは、回転軸Oを中心として180°ずれた位置にも設けられている。ここで対向する一対のリブ8bにおける間隔は、収容部3aにおける外周面の直径と略同等(リブ8bの間隔の方が僅かに広い)である。すなわち、図3(a)に示すように容器本体1にキャップ6を取り付けた状態において、リブ8bは、容器本体1に対してキャップ6を回転させる際に収容部3aの外周面に支持されるガイドとして機能するものである。また内周壁部8aの内周面における下端部には、径方向内側に突出する第一突起部8cが設けられている。ここで、第一突起部8cの幅は、図1(b)に示した、隣接する第一傾斜部3eと第二傾斜部3jとの隙間よりも狭くなっている。このため、図3(a)に示すように容器本体1にキャップ6を取り付けた状態において、第一突起部8cは、第一傾斜部3eと第二傾斜部3jとの隙間に入り込むことができる。また第一突起部8cは、図2(a)に示すように、回転軸Oを中心として180°ずれた位置にも設けられている
パッキン9は、弾性を有する素材で円板状に形作られていて、頂壁部7aの下面に設けられている。パッキン9は、容器本体1に対してキャップ6を最後まで回転させた際に、収容部3aの上端面と頂壁部7aの下面との間で挟持され、収容部3aを閉鎖するものである。
第一磁石10は、上述した第一突起部8cの内部に取り付けられている。本実施形態の第一磁石10は、第二磁石4及び第三磁石5と同形状である。また第一磁石10は、その下面の磁極がS極となるように配置されている。
このような構成になるキャップ付き容器100は、図4、図5に示すようにして、容器本体1にキャップ6を取り付けることができる。図4(a)は、容器本体1の上方からキャップ6を被せ、キャップ6を下方に押す状態を示している。ここで図4(a)では、容器本体1の上方からキャップ6を被せた際、キャップ6の第一突起部8cが、容器本体1の第一傾斜部3eに当接する位置にある。この状態でキャップ6を下方に押すと、第一突起部8cが第一傾斜部3eの傾斜面に沿って移動するため、キャップ6は、右回りに回転しながら下方に向けて移動する。
キャップ6が右回りに回転していくと、図4(b)に示すように、第一突起部8cは第一傾斜部3eと第二傾斜部3jとの隙間から下方に向けて移動する(溝部3gの下面に向けて第一傾斜部3eから落下する)。なお、図1(b)、図4(b)に示すように本実施形態の第二傾斜部3jは、左回りの端部に垂直壁を備えていて、この垂直壁の下端部は、段部3fの上端部と略同じ高さにある。このため、第一傾斜部3eの傾斜面に沿って移動する第一突起部8cは、この垂直壁に当接して、第一傾斜部3eと第二傾斜部3jとの隙間(溝部)へ確実に案内される。ところで溝部3gの第一傾斜部3e側の端部には、上面がS極になるように配置された第二磁石4が設けられている。また第一突起部8cに設けた第一磁石10は、下面がS極となるように配置されている。すなわち、第一突起部8cが下方に向けて移動すると、第二磁石4と第一磁石10との間には反発力が働くため、回転軸Oを中心に右回りに回転しながら下方に向けて移動していたキャップ6は、反発力の影響が少なくなる位置まで、引き続き右回りに回転しながら移動する。なお、キャップ6が引き続き右回りに回転している際、第一突起部8cは溝部3gの内側に位置しているため、第二磁石4と第一磁石10との間に働く反発力を受けても、第一突起部8cが溝部3gを越えて上方に移動することはない。換言すると、第二磁石4と第一磁石10との反発力が作用しても、キャップ6が容器本体1に対して上方に抜け出すことはない。
ここで、第二磁石4に対して右回りの前方には、上面がN極となるように配置された第三磁石5が設けられている。すなわち、図4(b)に示すように、下面がS極となるように配置された第一磁石10と第三磁石5との間には吸引力が働くため、キャップ6は、第一磁石10が第三磁石5の直上に至る位置まで回転して、第一突起部8cが天壁部3cの上面に吸い寄せられる。なお、この位置においては、パッキン9が収容部3aの上端面に当接した状態となっていて、収容部3aの内部は簡易的にシールされている。すなわち、図4(a)、(b)を参照しながら説明したように、容器本体1に被せたキャップ6を押すだけで収容部3aの内部を簡易的にシールすることができるため、例えば日常的に使用するときなどはこの操作方法だけで済ませることも可能である。
そして、図4(b)に示した状態からキャップ6を右回りに回転すると、図5(a)に示すように、下方に向けて突出する第二突起部3hの下面に第一突起部8cの上面が押し当たるため、キャップ6には下方に向けた力が作用する。すなわちパッキン9は、収容部3aの上端面と頂壁部7aの下面との間で挟持されるため、収容部3aを確実に閉鎖することができる。よってこの状態においては、キャップ付き容器100を流通する際にも内容物の品質が維持され、また携帯時においても内容物の漏れ出しを防止することができる。
なお、図示した実施形態においては、キャップ6を右回りに回転させる際、第三磁石5と第一磁石10との間に働く吸引力も利用していたが、第三磁石5を設けない場合でも、第二磁石4と第一磁石10との間に働く反発力によって、第一突起部8cが第二突起部3hの近傍に至るまで、キャップ6を右回りに回転させることができる。
図5(a)に示す状態から容器本体1を開封するには、キャップ6を左回りに回転させる。ここで、図5(b)に示すように第一突起部8cが段部3fに当接または近接すると、第二磁石4と第一磁石10との間に働く反発力によって、キャップ6には上方へ持ち上がる力が作用する。すなわち、本実施形態のキャップ付き容器100によれば、開封時にはキャップ6の取り外しが行い易いという利点がある。
上述した手順では、図4(a)に示すように、第一突起部8cが第一傾斜部3eに当接していたが、第一突起部8cが第二傾斜部3jに当接する状態でも、キャップ6を下方に押すだけで図4(b)の状態に移行させることができる。すなわち、第一突起部8cが第二傾斜部3jに当接した状態でキャップ6を下方に押すと、第一突起部8cが第二傾斜部3jの傾斜面に沿って移動するため、キャップ6は、左回りに回転しながら下方に向けて移動する。なお、第一傾斜部3eと第二傾斜部3jとの隙間から第一突起部8cが下方に向けて移動した後も、キャップ6は左回りに回転しようとするものの、第一突起部8cの前方には、段部3fがあるため、キャップ6の左回りへの回転が停止する。一方、キャップ6の左回りへの回転が停止しても、第二磁石4と第一磁石10との間には反発力が作用するため、キャップ6は、反発力の影響が少なくなる位置まで右回りに回転し、更に第一磁石10と第三磁石5との間に働く吸引力によって、第一突起部8cを、天壁部3cの上面に吸い寄せることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本発明から生じる効果を例示したに過ぎず、本発明による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば上記の実施形態において、容器本体1は、第一傾斜部3e、段部3f、溝部3g、第二突起部3h、第二傾斜部3j、第二磁石4、及び第三磁石5を備え、キャップ6は、第一突起部8c、及び第一磁石10を備えるものであったが、相互に入れ替えてもよい。また、第二磁石4の上面の磁極がN極、第三磁石5の上面の磁極がS極、第一磁石10の下面の磁極がN極となるように配置してもよい。
1:容器本体
2:外容器
2a:底部
2b:外筒部
2c:外容器側爪部
3:内容器
3a:収容部
3b:内容器側爪部
3c:天壁部
3d:支持板部
3e:第一傾斜部
3f:段部
3g:溝部
3h:第二突起部
3j:第二傾斜部
4:第二磁石
5:第三磁石
6:キャップ
7:外キャップ
7a:頂壁部
7b:外周壁部
8:内キャップ
8a:内周壁部
8b:リブ
8c:第一突起部
9:パッキン
10:第一磁石
100:キャップ付き容器
O:回転軸

Claims (4)

  1. 容器本体と、該容器本体に対して相対的に回転させて該容器本体を閉塞するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
    前記容器本体及び前記キャップの何れか一方は、
    前記容器本体及び前記キャップの何れか他方に向けて一の磁極を指向させた第一磁石と、
    前記第一磁石を備える第一突起部と、を備え、
    前記容器本体及び前記キャップの何れか他方は、
    前記第一突起部が当接可能な第一傾斜部と、
    前記キャップの回転軸を周回する向きに延在し、前記第一傾斜部に連なる溝部と、
    前記溝部における前記第一傾斜部側の端部に設けられ、前記容器本体及び前記キャップの何れか一方に向けて一の磁極を指向させた第二磁石と、
    前記溝部を形成する壁面から該溝部に向けて突出し、前記キャップを前記容器本体に取り付ける際に前記第一突起部に押し当たって該キャップを該容器本体に向けて押圧する第二突起部と、を備えるキャップ付き容器。
  2. 前記溝部は、前記第二磁石と前記第二突起部との間に、前記容器本体及び前記キャップの何れか一方に向けて他の磁極を指向させた第三磁石を備える、請求項1に記載のキャップ付き容器。
  3. 前記第一傾斜部と前記溝部との接続部分に段部を備える、請求項1又は2に記載のキャップ付き容器。
  4. 前記容器本体及び前記キャップの何れか他方は、前記第一突起部が当接可能であって、前記第一傾斜部又は前記溝部に向けて該第一突起部を案内する第二傾斜部を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器。
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