JP2021079523A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents

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【課題】工作機械の主軸装置の主軸全体の温度を早期に均一化すること。【解決手段】軸線方向に延びる主軸をハウジングに軸受により回転支持し、該主軸に工具またはワークを装着して回転駆動する工作機械の主軸装置において、主軸本体よりも高い熱伝導率を有した複数の棒状部材を、主軸本体において軸受が取り付けられる領域内に配置した。【選択図】図1

Description

本発明は、工具またはワークを装着して回転駆動する工作機械の主軸装置に関する。
工作機械の主軸装置では、主軸は複数の軸受によって主軸ハウジングに回転可能に支持されている。また、主軸ハウジング内には主軸を回転駆動する駆動モータが収納されていることもある。主軸が回転すると軸受や駆動モータは発熱し、主軸が加熱され、主軸が軸方向に変位(熱伸び)し、主軸に装着された工具の刃先や、主軸に取り付けたワークの軸方向の位置が変化してしまい、加工精度に大きな影響を与えることになる。
また、主軸の温度は、主軸の回転開始からの時間の経過に伴い上昇するが、一定の時間が経過した後は一定の温度に収束し、主軸も軸方向に変位しなくなり安定化する。そこで、従来、加工開始に先立って、主軸を加工回転数で一定時間回転させ、主軸の熱変位が安定したのちに加工するようにしている。
また、こうした問題を解決するために、特許文献1には、冷却液循環による主軸装置の冷却装置を設けるとともに、主軸の各回転速度に対して主軸の熱変形がほぼ安定したときの各状態における主軸変位量を予め求めて記憶しておき、主軸の熱変形がほぼ安定したときの主軸変位量に速やかに到達する主軸変位量に対する冷却装置の冷却液供給開始タイミング、主軸起動タイミング、および加工開始タイミングの各データを予め求めて、これに基づき冷却液供給の開始、主軸の起動、加工の開始を制御するようにした工作機械が記載されている。
特開平11−110021号公報
主軸の熱伝導率は比較的低いので、特許文献1に記載の工作機械のように、冷却液供給の開始、主軸の起動、加工の開始を制御するようにしても、主軸の熱変位が安定するまでには時間を要し、一層これを短縮する必要がある。
本発明は、こうした従来技術の問題を解決することを技術課題としており、主軸全体の温度が早期に均一になるようにした工作機械の主軸装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、軸線方向に延びる主軸をハウジングに軸受により回転支持し、該主軸に工具またはワークを装着して回転駆動する工作機械の主軸装置において、前記主軸は、主軸本体に少なくとも前記軸受が取り付けられる領域を含んでおり、該主軸本体よりも高い熱伝導率を有した複数の棒状部材が該領域を含む位置に配置されている工作機械の主軸装置が提供される。
本発明によれば、主軸が回転する間、軸受から生じる熱は、棒状部材を伝って主軸全体に迅速に拡散し、主軸の軸方向の温度分布(温度差)が短時間のうちに均一化し(小さくなり)安定化する。これにより、主軸の軸方向の熱変位が短時間で安定することとなる。
本発明の第1の実施形態による主軸装置の半断面図である。 図1の主軸装置の主軸先端部分の拡大半断面図である。 図2において、矢視Aの方向に見た主軸先端面を示す図である。 図1において、矢視Bの方向に見た主軸後端面を示す図である。 主軸外筒の一部を破断して示す主軸後端部分の略示斜視図である。 本発明の第2の実施形態による主軸装置の半断面図である。 図6の主軸装置の主軸先端部分の拡大半断面図である。 図6において、矢視Cの方向に見た主軸後端面を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜図5を参照すると、第1の実施形態による主軸装置100は、主軸ハウジング102と、中心軸線Oに沿って延びる主軸110を有している。主軸ハウジング102は、第1の主軸ハウジング102aと、該第1の主軸ハウジング102aの後端部に結合される第2の主軸ハウジング102bとを有している。
主軸110は、軸受によって、中心軸線O周りに回転可能に主軸ハウジング102に支持されている。本実施形態では、軸受は、主軸110の先端側を回転支持する2つのボールベアリング106a、106bと、後端側を回転支持する1つのボールベアリング108とを備えている。ボールベアリング106a、106b、108はアンギュラボールベアリングとすることができる。
主軸110は、中心軸線Oに沿って延びる中空部材であり、主軸内筒112と、主軸外筒114とを有している。主軸内筒112と主軸外筒114は、焼嵌めのような従来の嵌合方法によって互いに一体的に固定される。主軸内筒112と主軸外筒114との間に軸方向に延びる棒状部材116が配置されている。
本実施形態では、棒状部材116は、主軸内筒112の外周面に沿って軸方向に延設された収納溝112a内に配置、接着される。収納溝112aは、主軸110において、少なくとも先端側の2つのボールベアリング106a、106bと、後端側のボールベアリング108と嵌合する領域を含む或いは該領域に重なり合うように主軸内筒112の外周面に沿って軸線方向に延設されている。棒状部材116は、また、主軸内筒112において収納溝112aを形成する表面および主軸外筒114の内周面に密着するように、収納溝112a内に配置される。
棒状部材116は、主軸本体を形成する主軸内筒112および主軸外筒114の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有した高熱伝導材料から形成されている。棒状部材116は、例えばグラフェンを化学気相堆積法(Chemical Vaper Deposition)により積層化した人造グラファイトである高熱伝導グラファイトから形成することができる。主軸本体(主軸内筒112および主軸外筒114)を形成する材料、例えばクロームモリブデン鋼の熱伝導率が概ね30W/mKであるのに対して、高熱伝導グラファイトは、一般的に300W/mKを超える高い熱伝導率を有している。特に、アメリカ合衆国ニューヨーク州所在のミネラルズテクノロジー社(Minerals Technologies Inc.)から市販されているPYROID(登録商標)は、ダイヤモンドに匹敵する1700W/mKもの非常に高い熱伝導率を有しており、棒状部材116として好ましい材料である。
また、グラフェンを積層した高熱伝導グラファイトは、3軸方向のうち2軸方向のみに高い熱伝導率を示し、残りの1軸方向には極端に熱伝導率が低くなる熱伝導特性を有していることが知られている。本実施形態では、収納溝112a内において、棒状部材116は、中心軸線Oに関して軸方向および半径方向に高い伝熱特性を有するように配向される。
本実施形態では、主軸110の先端部は、少なくとも主軸内筒112と軸方向に重なり合うように、半径方向に内側に膨出した突出部114bを有している。主軸内筒112は、その先端が突出部114bに当接することによって、軸方向に位置決めされる。主軸内筒112は、主軸外筒114の先端から軸方向に挿入される複数の固定ボルト152によって、主軸外筒114に対して軸方向に固定される。
先端側の2つのボールベアリング106a、106bの間には、カラー142a、142bが配設されており、2つのボールベアリング106a、106bが所定の間隔をおいて軸線方向に互いに離間するようになっている。2つのボールベアリング106a、106bのうち先端側に配置されているボールベアリング106aは、カラー140a、140bを介して、ベアリング押さえ138および主軸先端部材144によって中心軸線Oに沿って後方へ押圧される。
ベアリング押さえ138は、軸方向に挿入される複数のボルト150によって、第1の主軸ハウジング102aの先端面に固定される。主軸先端部材144は、軸方向に挿入される複数のボルト154によって、主軸110と共に回転するように、主軸110の先端面に結合される。複数のボルト154は、図3に示すように、中心軸線Oを中心とした円周上に等間隔に配置されている。
好ましくは、ベアリング押さえ138と主軸先端部材144の間にラビリンスシールのようなエアシール148を設けることができる。エアシール148によって、加工中における主軸ハウジング102内への切り屑やオイルミストのような異物侵入が防止される。
主軸先端部材144は、また工具装着穴144aを有している。工具装着穴144aの内周面は、工具ホルダ(図示せず)のテーパ部が嵌合、密着するよう、中心軸線Oに沿って後方に内径が縮小するテーパ状に形成されテーパ面となっている。
主軸先端部材144には、更に、棒状部材116と同様の高熱伝導材料から形成される複数の棒状部材146が埋設されている。棒状部材146は、図3に示すように、中心軸線Oを中心とした円周上に等間隔に配置される。また、棒状部材146は、中心軸線Oに略平行に配置することができるが、図1に示すように、中心軸線Oに関して傾斜していてもよい。一例として図1では、棒状部材146は、主軸先端部材144内で、工具装着穴144aのテーパ面に略平行となるように配置されている。棒状部材146は、棒状部材116と同様に、中心軸線Oに関して軸方向および半径方向に高い伝熱特性を有するように配向される。
主軸ハウジング102内には、また、主軸110を回転駆動する駆動モータを収納することができる。該駆動モータは、第1の主軸ハウジング102aの内面に固定されたステータ120と、ステータ120に半径方向に対面するように、主軸110に固定されたロータ122を含む。ロータ122は、主軸外筒114の外周面に形成された雄ねじ部115(図5)に螺合するナット126によりカラー124を介して主軸外筒114の肩部114aに軸方向に押圧、固定される。ロータ122と肩部114aとの間、および、ロータ122とカラー124との間に絶縁材料から形成された絶縁カラー128a、128bを配設してもよい。
第2の主軸ハウジング102bは、軸方向に挿入される複数のボルト104により、第1の主軸ハウジング102aの後端部に結合されている。後端側のボールベアリング108は、ベアリングケース130を介して第2の主軸ハウジング102bに取り付けられ、ベアリング押さえ132によってベアリングケース130と共に中心軸線Oに沿って前方へ第2の主軸ハウジング102bに押圧される。ベアリング押さえ132は、軸方向に挿入される複数のボルト132aによって、第2の主軸ハウジング102bに固定される。また、ボールベアリング108の内輪は、エンドカバー136によって、中心軸線Oに沿って前方へ主軸外筒114の後端部113へ向けて押圧される。エンドカバー136は、軸方向に挿入される複数のボルト136aにより、主軸内筒112の後端部に結合される。
ボルト136aは、主軸内筒112の後端部のネジ穴112bにねじ込まれる。ボールベアリング108と主軸内筒112との間には薄肉のスリーブ139を挿入して、棒状部材116を保護するようにしてもよい。また、主軸外筒114から主軸内筒112に対して半径方向に六角穴付き止めねじくぼみ先118を少なくとも1箇所ねじ込み、主軸外筒114と主軸内筒112との一体性を向上させるようにできる。
本実施形態によれば、主軸110が回転する間、ボールベアリング106a、106b、108およびロータ122から生じる熱が、棒状部材116を伝って主軸110全体に拡散し、主軸110の軸方向の温度分布(温度差)が短時間のうちに均一化し(小さくなり)安定化する。これにより、主軸110の軸方向の熱変位が短時間で安定することとなる。
更に、加工中に発生し工具および工具ホルダを介して主軸先端部材144に伝わる熱も、棒状部材146によって、主軸先端部材144の全体に迅速に拡散し、主軸先端部材144の軸方向の温度分布(温度差)が短時間のうちに均一化し(小さくなり)安定化する。これにより、主軸先端部材144の軸方向の熱変位が短時間で安定することとなる。
第1の実施形態では、棒状部材116は、主軸内筒112に形成した収納溝112a内に配設されていたが、本発明はこれに限定されず、棒状部材を主軸外筒側に配設してもよい。
次に、図6〜図8を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、図6〜図8において、第1の実施形態と同様の構成要素には同じ参照符号が付されており、以下では、重複する説明は省略する。
第2の実施形態による主軸装置200は、ボールベアリング106a、106b、108によって主軸ハウジング102に回転支持される主軸210を有している。主軸210は、中心軸線Oに沿って延びる中空部材であり、主軸内筒212と、主軸外筒214とを有している。主軸内筒212と主軸外筒214は、焼嵌めのような従来の嵌合方法によって互いに一体的に固定される。主軸内筒212と主軸外筒214との間に棒状部材116が配置される。
本実施形態では、棒状部材116は、主軸外筒214の内周面に沿って軸方向に延設された収納溝214a内に配置、固定される。収納溝214aは、主軸210において、少なくとも先端側の2つのボールベアリング106a、106bと、後端側のボールベアリング108と嵌合する領域を含む或いは該領域に重なり合うように主軸外筒214の内周面に沿って軸方向に延設されている。棒状部材116は、また、主軸外筒214において収納溝214aを形成する表面および主軸内筒212の外周面に密着するように、収納溝214a内に配置、接着される。
先端側の2つのボールベアリング106a、106bは、カラー140a、140bを介して、ベアリング押さえ138および主軸先端部材220によって中心軸線Oに沿って後方へ押圧される。ベアリング押さえ138は、軸方向に挿入される複数のボルト150によって、第1の主軸ハウジング102aの先端面に固定される。
主軸先端部材220は、軸方向に挿入される複数のボルト224によって、主軸210と共に回転するように、主軸210の先端面に結合される。複数のボルト224は、図3のボルト154と同様に、中心軸線Oを中心とした円周上に等間隔に配置されている。好ましくは、ベアリング押さえ138と主軸先端部材220の間にラビリンスシールのようなエアシール148を設けることができる。
主軸先端部材220は、また工具装着穴222を有している。工具装着穴222の内周面は、工具ホルダ(図示せず)のテーパ部が嵌合、密着するよう、中心軸線Oに沿って後方に内径が縮小するテーパ状に形成されテーパ面となっている。主軸先端部材220には、高熱伝導材料から形成される複数の棒状部材146が埋設されている。
主軸先端部材220は、第1の実施形態の主軸外筒114の突出部114bに対応した突出部226を有している。第2の実施形態では、主軸外筒214は、第1の実施形態の主軸外筒114の突出部114bに対応した部分を有していない。これにより、主軸外筒214の内周面に収納溝214aを形成し易くなる。
第2の実施形態のボールベアリング108は、第1の実施形態のような薄肉のスリーブ138はなく、主軸外筒214に直接嵌合して、ベアリング押さえ138およびエンドカバー136によって固定されている。
本実施形態においても、主軸210が回転する間、ボールベアリング106a、106b、108およびロータ122から生じる熱が棒状部材116を伝って主軸210全体に拡散し、主軸210の軸方向の温度分布が短時間のうちに均一化、安定化する。これにより、主軸210の軸方向の熱変位が短時間で安定することとなる。
更に、加工中に発生し工具および工具ホルダを介して主軸先端部材220に伝わる熱も、棒状部材146によって、主軸先端部材220の全体に迅速に拡散し、主軸先端部材220の軸方向の温度分布(温度差)が短時間のうちに均一化し(小さくなり)安定化する。これにより、主軸先端部材220の軸方向の熱変位が短時間で安定することとなる。
既述の実施形態による、主軸装置100、200は、主軸110、210の先端部に形成した工具装着穴144a、220aに回転工具を装着し、該回転工具に対面するようにテーブル(図示せず)に固定されたワークに対して主軸装置100、200をX、Y、Zの直交3軸方向に相対移動させて、該ワークを加工する立形または横形マシニングセンタに用いることができる。或いは、主軸装置100、200は、主軸110、210の先端部にワークを把持するチャック装置(図示せず)を取り付け、回転するワークに対してバイト工具(図示せず)をX、Y、Zの直交3軸方向に移動させて加工する旋盤に用いてもよい。
100 主軸装置
102 主軸ハウジング
110 主軸
112 主軸内筒
112a 収納溝
114 主軸外筒
116 棒状部材
120 ステータ
122 ロータ
144 主軸先端部材
144a 工具装着穴
146 棒状部材
上述の目的を達成するために、本発明によれば、軸線方向に延びる主軸をハウジングに軸受により回転支持し、該主軸に工具またはワークを装着して回転駆動する工作機械の主軸装置において、前記主軸は、主軸本体に少なくとも前記軸受が取り付けられる領域を含んでおり、グラフェンを積層した高熱伝導グラファイトでなる複数の棒状部材が該領域を含む位置に配置されている工作機械の主軸装置が提供される。

Claims (6)

  1. 軸線方向に延びる主軸をハウジングに軸受により回転支持し、該主軸に工具またはワークを装着して回転駆動する工作機械の主軸装置において、
    前記主軸は、主軸本体に少なくとも前記軸受が取り付けられる領域を含んでおり、該主軸本体よりも高い熱伝導率を有した複数の棒状部材が該領域を含む位置に配置されていることを特徴とした工作機械の主軸装置。
  2. 前記主軸は、前記軸受を取り付け可能な外周形状を有した外筒と、該外筒の内周に嵌合する内筒とを有しており、前記棒状部材が前記外筒と内筒との間に配置されている請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
  3. 前記内筒の外周面に軸線方向に延びる収納溝が周方向に複数本形成されており、該収納溝内に前記棒状部材が配置されている請求項2に記載の工作機械の主軸装置。
  4. 前記外筒の内周面に軸線方向に延びる収納溝が周方向に複数本形成されており、該収納溝内に前記棒状部材が配置されている請求項2に記載の工作機械の主軸装置。
  5. 前記棒状部材は、軸線方向および半径方向の熱伝導率が、周方向の熱伝導率よりも高くなるように、熱伝導特性が異方性を有している請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
  6. 前記棒状部材は高熱伝導グラファイトを含む請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
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