JP2021078256A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁束の偏りに起因したロータ回転時の振動を低減させることができる回転電機を提供すること。
【解決手段】回転軸部材に固定された第1のロータコアを有し、第1の永久磁石を設けて形成された第1の極性を持つ第1の磁石磁極部と、鉄心部によって形成された第2の極性を持つ第1の鉄極部とが周方向に交互に配置された第1のロータと、回転軸部材に固定された第2のロータコアを有し、第2の永久磁石を設けて形成された第2の極性を持つ第2の磁石磁極部と、鉄心部によって形成された第1の極性を持つ第2の鉄極部とが周方向に交互に配置された第2のロータと、ステータコア及びステータコアを有するステータと、界磁コイルが設けられた界磁ヨークと、を備えた回転電機であって、第1のロータと第2のロータとは、軸線方向に沿って、第1の磁石磁極部と第2の鉄極部とが対向し、第1の鉄極部と第2の磁石磁極部とが対向して、回転軸部材に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に関する。
特許文献1には、シャフトに設けられ、複数の永久磁石が埋設された円環状のロータコアを有するロータと、ロータコアに対して径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア及びステータコイルを有するステータと、ロータ及びステータの軸線方向の外側に配置され、界磁コイルが設けられた界磁ヨークと、を備えた回転電機が開示されている。前記ロータは、永久磁石を設けて形成されたN極を持つ磁石磁極部と、永久磁石を設けずにロータコアの鉄心部によって形成されたS極を持つ鉄極部とが、ロータコアの周方向に交互に形成されたコンシクエントポール型である。
特開2010−068598号公報
コンシクエントポール型のロータでは、ロータコアの周方向にN極を持つ永久磁石とS極を持つ永久磁石とを交互に配置したロータよりも、永久磁石の数を減らせる分、低コスト化を図ることができる。
しかしながら、永久磁石が配置された磁石磁極部では、磁束の方向性が強く且つ磁束が密であり、永久磁石が配置されていない鉄極部では、磁束の方向性が弱く且つ磁束が疎となる。よって、特許文献1に開示された回転電機のロータでは、ロータコアの周方向に磁石磁極部と鉄極部とが交互に配置されているため、ロータ表面における磁束の方向性及び磁束密度、言い換えれば、磁束分布及び磁束量が均一にならず、ロータからステータにかかる磁束に偏りが発生してしまう。そのため、この磁束の偏りに起因してロータ回転時の振動が増大してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、磁束の偏りに起因したロータ回転時の振動を低減させることができる回転電機を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回転電機は、軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、前記回転軸部材に固定された円環状の第1のロータコアであって、第1の極性を持つ複数の第1の永久磁石が埋設された前記第1のロータコアを有し、第1の永久磁石を設けて形成された前記第1の極性を持つ第1の磁石磁極部と、前記第1の永久磁石を設けずに前記第1のロータコアの鉄心部によって形成された前記第1の極性とは異なる第2の極性を持つ第1の鉄極部とが、前記第1のロータコアの周方向に交互に配置された第1のロータと、前記回転軸部材に固定された円環状の第2のロータコアであって、前記第2の極性を持つ複数の第2の永久磁石が埋設された前記第2のロータコアを有し、前記第2の永久磁石を設けて形成された前記第2の極性を持つ第2の磁石磁極部と、前記第2の永久磁石を設けずに前記第2のロータコアの鉄心部によって形成された前記第1の極性を持つ第2の鉄極部とが、前記第2のロータコアの周方向に交互に配置された第2のロータと、前記第1のロータ及び前記第2のロータに対して、前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、及び、ステータコアに設けられたステータコイルを有するステータと、前記第1のロータ、前記第2のロータ、及び、前記ステータの前記軸線方向の外側に配置され、通電することにより界磁磁束を発生させる界磁コイルが設けられた界磁ヨークと、を備えた回転電機であって、前記第1のロータと前記第2のロータとは、前記軸線方向に沿って、前記第1の磁石磁極部と前記第2の鉄極部とが対向し、前記第1の鉄極部と前記第2の磁石磁極部とが対向して、前記回転軸部材に配置されていることを特徴とするものである。
また、上記において、前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとの間に非磁性部材を有してもよい。
これにより、界磁コイルが発生させた界磁磁束が、第1のロータコアと第2のロータコアとの間にて軸線方向に通過することを非磁性部材によって抑制でき、界磁磁束によるトルク向上を図ることができる。
また、上記において、前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとが離間していてもよい。
これにより、界磁コイルが発生させた界磁磁束が、第1のロータコアと第2のロータコアとの間にて軸線方向に通過することを、第1のロータコアと第2のロータコアとの間に形成された空隙によって抑制でき、界磁磁束によるトルク向上を図ることができる。
また、上記において、前記ステータコアは、前記軸線方向の一方側に設けられた第1のステータコアと、前記軸線方向の他方側に設けられた第2のステータコアとを有しており、前記軸線方向にて、前記第1のステータコアと前記第2のステータコアとの間に非磁性部材を有してもよい。
これにより、界磁コイルが発生させた界磁磁束が、第1のステータコアと第2のステータコアとの間にて軸線方向に通過することを、非磁性部材によって抑制でき、界磁磁束によるトルク向上を図ることができる。
また、上記において、前記ステータコアは、前記軸線方向の一方側に設けられた第1のステータコアと、前記軸線方向の他方側に設けられた第2のステータコアとを有しており、前記軸線方向にて、前記第1のステータコアと前記第2のステータコアとが離間していてもよい。
これにより、界磁コイルが発生させた界磁磁束が、第1のステータコアと第2のステータコアとの間にて軸線方向に通過することを、第1のステータコアと第2のステータコアとの間に形成された空隙によって抑制でき、界磁磁束によるトルク向上を図ることができる。
また、上記において、前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとが接触していてもよい。
これにより、軸線方向にて第1のロータコアと第2のロータコアとが離間している場合よりも、回転電機の軸線方向の寸法を小さくすることが可能となる。
また、上記において、前記界磁ヨークは、前記軸線方向の一方側にて、前記第1のロータ及び前記ステータの外側に配置された第1の界磁ヨーク、及び、前記軸線方向の他方側にて、前記第2のロータ及び前記ステータの外側に配置された第2の界磁ヨーク、を有し、前記界磁コイルは、前記第1の界磁ヨークに設けられ、前記第1の界磁ヨークと前記第1のロータと前記ステータとの間にて磁気回路を形成させる第1の界磁コイル、及び、前記第2の界磁ヨークに設けられ、前記第2の界磁ヨークと前記第2のロータと前記ステータとの間にて磁気回路を形成させる第2の界磁コイル、を有してもよい。
これにより、第1の界磁コイル及び第2の界磁コイルに通電する電流量をそれぞれ調整し、第1の界磁コイル及び第2の界磁コイルがそれぞれ発生させる界磁磁束の磁束量をそれぞれ制御することができ、ロータ表面での磁束分布及び磁束量をより均一に近づけることができる。
本発明に係る回転電機においては、軸線方向にて隣り合った第1のロータにおける第1の磁石磁極部と第2のロータにおける第2の鉄極部とによって、第1の極性を持つ磁極部が構成される。また、軸線方向にて隣り合った第1のロータにおける第1の鉄極部と、第2のロータにおける第2の磁石磁極部とによって、第2の極性を持つ磁極部が構成される。これにより、本発明に係る回転電機は、第1の極性を持つ磁極部と、第2の極性を持つ磁極部とにおける、ロータ表面での磁束の方向性及び磁束密度、言い換えれば、磁束分布及び磁束量を均一に近づけることができる。よって、本発明に係る回転電機は、磁束の偏りに起因したロータ回転時の振動を低減させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図2(a)は、第1のロータの図1におけるA1−A1断面図である。図2(b)は、第2のロータの図1におけるB1−B1断面図である。 図3は、界磁磁束の流れを示した、実施形態1に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図4(a)は、第1のロータの図3におけるA2−A2断面図である。図4(b)は、第2のロータの図3におけるB2−B2断面図である。 図5は、界磁ヨークの外側壁部をステータの外周まで延在して繋げた、実施形態1に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図6は、実施形態2に係る回転電機の軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図7は、界磁磁束の流れを示した、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図8は、第1のロータコアと第2のロータコアとの間にだけ非磁性部材を設けた、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図9は、第1のステータコアと第2のステータコアとの間にだけ非磁性部材を設けた、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図10は、界磁ヨークの外側壁部をステータの外周まで延在して繋げた、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図11は、界磁ヨークの外側壁部をステータの外周まで延在して繋げ、第1のロータコアと第2のロータコアとの間にだけ非磁性部材を設けた、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。 図12は、界磁ヨークの外側壁部をステータの外周まで延在して繋げ、第1のステータコアと第2のステータコアとの間にだけ非磁性部材を設けた、実施形態2に係る回転電機を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。
(実施形態1)
以下に、本発明に係る回転電機の実施形態1について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態1に係る回転電機1を軸線方向D1と直交する方向から見た断面図である。図2(a)は、第1のロータの図1におけるA1−A1断面図である。図2(b)は、第2のロータの図1におけるB1−B1断面図である。
図1に示すように、実施形態1に係る回転電機1は、シャフト2、ロータ3、ステータ4、第1の界磁ヨーク5A、第2の界磁ヨーク5B、第1の界磁コイル6A、及び、第2の界磁コイル6Bなどを備えており、電動機と発電機との少なくとも一方として機能させて用いられる。
シャフト2は、軸線方向D1に長尺であり軸線を中心に回転可能な金属製の回転軸部材である。なお、以下の説明において、「軸線方向D1」とは、シャフト2の軸線方向(長手方向)と定義する。
ロータ3は、軸線方向D1にて接触して同一軸線上に配置された第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとによって構成されている。
第1のロータ3Aは、第1のロータコア31A及び第1の永久磁石32Aなどを備えている。
第1のロータコア31Aは、複数の電磁鋼板を軸線方向D1に積層して円環状に形成されており、シャフト2と共に回転可能にシャフト2に直接固設されている。第1のロータコア31Aは、それぞれ軸線方向D1にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向D1の磁気抵抗が、ロータ3の軸線方向D1と直交する方向である径方向D2、及び、ロータ3の周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、第1のロータコア31A内では、磁束が軸線方向D1に流れ難く、径方向D2及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
第1の永久磁石32Aは、第1のロータコア31Aの内部に埋設されており、第1のロータコア31Aの軸線方向D1にわたって延在している。第1の永久磁石32Aの軸線方向D1の両端面は、それぞれ第1のロータコア31Aの軸線方向D1の両端面と略面一になっている。また、図2(a)に示すように、第1の永久磁石32Aは、軸線方向D1と直交する断面の形状が矩形であり、径方向D2の外側の磁極面が第1の極性であるN極となるように配置されている。そして、第1のロータコア31Aの内部において径方向D2で外側の領域に、周方向に機械角で90[°]の間隔で離間させて同心円上にて、4つの第1の永久磁石32Aが配置されている。なお、第1の永久磁石32Aは、例えば、希土類磁石やフェライト磁石などである。
第1のロータ3Aは、4つの第1の磁石磁極部PA1と4つの第1の鉄極部PA2とを有する。4つの第1の磁石磁極部PA1は、周方向に等間隔で離れて第1のロータコア31Aに配置されており、それぞれが第1の永久磁石32Aを1つずつ設けて形成された、第1の永久磁石32Aによる第1の極性であるN極性を持つ磁石磁極部である。4つの第1の鉄極部PA2は、それぞれ第1のロータコア31Aにおける隣り合う第1の永久磁石32A間に、永久磁石を設けずに第1のロータコア31Aの鉄心部33Aによって形成された、第1の極性と異なる極性の第2の極性であるS極を持つ鉄極部である。
このように、第1のロータ3Aは、N極を持つ磁極部(第1の磁石磁極部PA1)とS極を持つ磁極部(第1の鉄極部PA2)とが、周方向に交互に配置されたコンシクエントポール型の構造を成している。
第2のロータ3Bは、第2のロータコア31B及び第2の永久磁石32Bなどを備えている。
第2のロータコア31Bは、複数の電磁鋼板を軸線方向D1に積層して円環状に形成されており、シャフト2と共に回転可能にシャフト2に直接固設されている。第2のロータコア31Bは、内径、外径、及び、軸線方向D1の長さが第1のロータコア31Aと同じである。第2のロータコア31Bは、それぞれ軸線方向D1にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向D1の磁気抵抗が、ロータ3の軸線方向D1と直交する方向である径方向D2、及び、ロータ3の周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、第2のロータコア31B内では、磁束が軸線方向D1に流れ難く、径方向D2及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
第2の永久磁石32Bは、第2のロータコア31Bの内部に埋設されており、第2のロータコア31Bの軸線方向D1にわたって延在している。第2の永久磁石32Bの軸線方向D1の両端面は、それぞれ第2のロータコア31Bの軸線方向D1の両端面と略面一になっている。また、図2(b)に示すように、第2の永久磁石32Bは、軸線方向D1と直交する断面の形状が矩形であり、径方向D2の外側の磁極面が第2の極性であるS極となるように配置されている。そして、第2のロータコア31Bの内部において径方向D2で外側の領域に、周方向に機械角で90[°]の間隔で離間させて同心円上にて、4つの第2の永久磁石32Bが配置されている。なお、第2の永久磁石32Bは、例えば、希土類磁石やフェライト磁石などである。
第2のロータ3Bは、4つの第2の磁石磁極部PB1と4つの第2の鉄極部PB2とを有する。4つの第2の磁石磁極部PB1は、周方向に等間隔で離れて第2のロータコア31Bに配置されており、それぞれが第2の永久磁石32Bを1つずつ設けて形成された、第2の永久磁石32Bによる第2の極性であるS極性を持つ磁石磁極部である。4つの第2の鉄極部PB2は、それぞれ第2のロータコア31Bにおける隣り合う第2の永久磁石32B間に、永久磁石を設けずに第2のロータコア31Bの鉄心部33Bによって形成された、第1の極性であるN極を持つ鉄極部である。
このように、第2のロータ3Bは、S極を持つ磁極部(第2の磁石磁極部PB1)とN極を持つ磁極部(第2の鉄極部PB2)とが、周方向に交互に配置されたコンシクエントポール型の構造を成している。
そして、第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとは、第1の磁石磁極部PA1と第2の磁石磁極部PB1、及び、第1の鉄極部PA2と第2の鉄極部PB2が、周方向で機械角が45[°]ずれた位置関係となるように、シャフト2に配置されている。すなわち、軸線方向D1に沿って、第1のロータ3Aの第1の磁石磁極部PA1と第2のロータ3Bの第2の鉄極部PB2とが対向し、第1のロータ3Aの第1の鉄極部PA2と第2のロータ3Bの第2の磁石磁極部PB1とが対向するように、第1のロータコア31A及び第2のロータコア31Bがシャフト2に配置されている。このように、ロータ3は、軸線方向D1の中央を境にして、軸線方向D1の一方側である第1のロータ3A側と、軸線方向D1の他方側である第2のロータ3B側とで、磁石磁極部の位置が周方向で異なっている。
また、第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとは、軸線方向D1にて第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとが接触してシャフト2に配置されている。これにより、軸線方向D1にて第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとが離れている場合よりも、回転電機1の軸線方向D1の寸法を小さくすることが可能となる。
なお、実施形態1に係るロータ3は、第1のロータ3Aにおける第1の磁石磁極部PA1の極性はN極であって第1の鉄極部PA2の極性はS極であり、第2のロータ3Bにおける第2の磁石磁極部PB1の極性はS極であって第2の鉄極部PB2の極性はN極であるが、これに限るものではない。例えば、第1のロータ3Aにおける第1の磁石磁極部PA1の極性はS極であって第1の鉄極部PA2の極性はN極であり、第2のロータ3Bにおける第2の磁石磁極部PB1の極性はS極であって第2の鉄極部PB2の極性はS極であってもよい。
また、実施形態1に係る第1のロータ3A及び第2のロータ3Bは、第1の磁石磁極部PA1及び第2の磁石磁極部PB1と、第1の鉄極部PA2及び第2の鉄極部PB2とを、それぞれ4つずつ有しているが、これに限定されるものではない。例えば、実施形態1に係る第1のロータ3A及び第2のロータ3Bは、第1の磁石磁極部PA1及び第2の磁石磁極部PB1と、第1の鉄極部PA2及び第2の鉄極部PB2とを、それぞれ3つずつまたは5つずつ有してもよい。
ステータ4は、ロータ3の径方向D2で外方に所定間隔をあけて配置された円筒状のステータコア41と、ステータコア41に巻き付けられて設けられたステータコイル42とを有している。ステータコア41は、複数枚の電磁鋼板を軸線方向D1に積層して構成されている。ステータコア41は、軸線方向D1にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向D1の磁気抵抗が、径方向D2及び周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、ステータコア41内では、磁束が軸線方向D1に流れ難く、径方向D2及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bは、磁性材からなり、図1に示すように、第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bと、第1の端壁部52A及び第2の端壁部52Bと、第1の内側壁部53A及び第2の内側壁部53Bと、によって構成されており、ロータ3及びステータ4の軸線方向D1で外側に配置されている。第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bは、第1の端壁部52A及び第2の端壁部52Bの径方向D2の外周縁部から軸線方向D1でステータコア41側に延在している。そして、第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bの軸線方向D1の内側の端面は、ステータコア41の軸線方向D1の両端と対向している。第1の端壁部52A及び第2の端壁部52Bは、径方向D2に延在しており、それぞれ軸線方向D1にて、ロータ3及びステータ4のコイルエンド421の両端から離れた位置に配置されている。第1の内側壁部53A及び第2の内側壁部53Bは、軸線方向D1に延在しており、第1の端壁部52A及び第2の端壁部52Bの径方向D2の内周縁部に連なって形成されており、軸線方向D1にてロータ3の両端から所定間隔をあけて配置されている。また、第1の内側壁部53A及び第2の内側壁部53Bは、径方向D2にてシャフト2から所定間隔をあけて配置されている。
第1の端壁部52A及び第2の端壁部52Bの軸線方向D1におけるロータ3側の面には、通電されることによって界磁磁束を発生させる第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bが設けられている。
実施形態1に係る回転電機1では、例えば、回転電機1が搭載される車両に設けられた制御装置によって、回転電機1の負荷が低いときに実施する低負荷モードと、回転電機1の負荷が高いときに実施する高負荷モードと、が実行可能となっている。低負荷モードは、回転電機1の高速回転時(トルク負荷が少ないとき)や無負荷時に実行され、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bへの通電を行わないモードである。高負荷モードは、回転電機1の高負荷時に実行され、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bへの通電を行うモードである。
図3は、界磁磁束MF1A,MF1Bの流れを示した、実施形態1に係る回転電機1を軸線方向D1と直交する方向から見た断面図である。なお、図3中、界磁磁束MF1A,MF1Bの流れは、実線の矢印で示している。また、図3に示す第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bにおいて、○の中に黒丸(・)を示す記号は、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bを構成する導線に紙面奥側から紙面手前側に界磁電流が流れることを表わしている。また、○の中に×を示す記号は、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bを構成する導線に紙面手前側から紙面奥側に界磁電流が流れることを表わしている。図3では、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bにおいて界磁電流の流れ方向が同じ向きとなっている。
図3に示すように、第1の界磁コイル6Aが通電されることによって、第1の界磁ヨーク5Aの第1の内側壁部53Aを起点にして見た場合に、第1の内側壁部53A、第1の端壁部52A、第1の外側壁部51A、ステータコア41、第1のロータコア31A、の順に界磁磁束MF1Aが流れるような磁気回路が形成される。すなわち、第1の界磁コイル6Aは、通電されることによって、第1の界磁ヨーク5Aと第1のロータ3Aとステータ4との間にて磁気回路を形成させる。また、第1の界磁コイル6Aに通電する電流量を調整することによって、第1のロータ3Aとステータ4との間での磁束量が制御可能である。
また、図3に示すように、第2の界磁コイル6Bが通電されることによって、第2の界磁ヨーク5Bの第2の内側壁部53Bを起点にして見た場合に、第2の内側壁部53B、第2のロータコア31B、ステータコア41、第2の外側壁部51B、第2の端壁部52B、の順に界磁磁束MF1Bが流れるような磁気回路が形成される。すなわち、第2の界磁コイル6Bは、通電されることによって、第2の界磁ヨーク5Bと第2のロータ3Bとステータ4との間にて磁気回路を形成させる。また、第2の界磁コイル6Bに通電する電流量を調整することによって、第2のロータ3Bとステータ4との間での磁束量が制御可能である。
図4(a)は、第1のロータ3Aの図3におけるA2−A2断面図である。図4(b)は、第2のロータ3Bの図3におけるB2−B2断面図である。なお、図4(a)及び図4(b)中、界磁磁束MF1A,MF1Bの流れは、実線の矢印で示している。また、図4(a)及び図4(b)中、磁石磁束MF2A,MF2Bの流れは、破線の矢印で示している。
図4(a)に示すように、第1のロータ3AにおけるN極の第1の磁石磁極部PA1では、第1の永久磁石32Aによって発生させた磁石磁束MF2Aが、第1の磁石磁極部PA1から径方向外側に向かって流れ出る。また、図4(b)に示すように、第2のロータ3BにおけるN極の第2の鉄極部PB2では、界磁コイル6によって発生させた界磁磁束MF1Bと、第2の永久磁石32Bによって発生させた磁石磁束MF2Bとが、第2の鉄極部PB2から径方向外側に向かって流れ出る。
一方、図4(a)に示すように、第1のロータ3AにおけるS極の第1の鉄極部PA2では、第1の界磁コイル6Aによって発生させた界磁磁束MF1Aと、第1の永久磁石32Aによって発生させた磁石磁束MF2Aとが、第1の鉄極部PA2に向かって径方向外側から流れ込む。また、図4(b)に示すように、第2のロータ3BにおけるS極の第2の磁石磁極部PB1では、第2の永久磁石32Bによって発生させた磁石磁束MF2Bが、第2の磁石磁極部PB1に向かって径方向外側から流れ込む。
このようにロータ3では、N極を持つ磁極部にてロータ3側からステータ4側に向かって磁束が流れ、S極を持つ磁極部にてステータ4側からロータ3側に向かって磁束が流れる。そして、ロータ3におけるN極を持つ磁極部は、第1のロータ3Aにおける第1の永久磁石32Aを含む第1の磁石磁極部PA1と、第2のロータ3Bにおける永久磁石を含まない第2の鉄極部PB2とによって構成されている。また、ロータ3におけるS極を持つ磁極部は、第1のロータ3Aにおける永久磁石を含まない第1の鉄極部PA2と、第2のロータ3Bにおける第2の永久磁石32Bを含む第2の磁石磁極部PB1とによって構成されている。
よって、ロータ3では、周方向に交互に配置されたN極を持つ磁極部及びS極を持つ磁極部が、ともに、永久磁石が配置されて磁束の方向性が強く、磁束が密である磁石磁極と、永久磁石が配置されておらず磁束の方向性が弱く、磁束が疎となる突極とによって構成されている。そのため、ロータ3の表面では、N極を持つ磁極部とS極を持つ磁極部における磁束の方向性及び磁束密度、言い換えれば、磁束分布及び磁束量を均一に近づけることができ、ロータ3からステータ4にかかる磁束の偏りを小さくして、この磁束の偏りに起因したロータ回転時の振動を低減させることができる。また、N極を持つ磁極部とS極を持つ磁極部の磁束量が均一に近づくことによって、損失を低減させることができる。
また、実施形態1に係る回転電機1では、図3に示すように、界磁磁束MF1A,MF1Bが通る磁気回路(界磁路)が、軸線方向D1にて第1のロータ3A側と第2のロータ3B側とで分かれている。そのため、実施形態1に係る回転電機1では、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bに通電する電流量をそれぞれ調整し、界磁磁束MF1A,MF1Bの磁束量をそれぞれ制御することによって、ロータ3の表面での磁束分布及び磁束量をより均一に近づけることができ、ロータ3からステータ4にかかる磁束の偏りをより小さくして、この磁束の偏りに起因した振動をより低減させることができる。また、界磁磁束MF1A,MF1Bが通る磁気回路(界磁路)が分かれていることにより、界磁磁束MF1A,MF1Bの磁束量も均等に近づけることが可能となる。
また、実施形態1に係る回転電機1では、高負荷モード時に、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bに通電させて界磁磁束MF1A,MF1Bを発生させることにより、図4(a)及び図4(b)に示すように、第1のロータコア31Aにおける第1の鉄極部PA2と、第2のロータコア31Bにおける第2の鉄極部PB2とに、それぞれ界磁磁束MF1A,MF1Bが流れ込む。そのため、第1のロータコア31Aにおける第1の磁石磁極部PA1から第1の鉄極部PA2に磁石磁束MF2Aが漏れ難くなり、第2のロータコア31Bにおける第2の磁石磁極部PB1から第2の鉄極部PB2に磁石磁束MF2Bが漏れ難くなる。よって、その分、ロータ3とステータ4との間を流れる磁石磁束MF2A,MF2Bが多くなるため、磁石磁束MF2A,MF2Bを有効に使うことができる。さらには、界磁磁束MF1A,MF1Bによって、ロータ3とステータ4との間を流れる磁束量を増加させることができる。したがって、高負荷モード時では、トルク向上を図ることができる。
また、実施形態1に係る回転電機1では、低負荷モード時に、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bに通電せず、界磁磁束MF1A,MF1Bを発生させないことにより、第1のロータコア31Aにおける第1の鉄極部PA2と、第2のロータコア31Bにおける第2の鉄極部PB2とに、それぞれ界磁磁束MF1A,MF1Bが流れ込まなくなる。そのため、第1のロータコア31Aにおける第1の磁石磁極部PA1から第1の鉄極部PA2に磁石磁束MF2Aが漏れ易くなり、第2のロータコア31Bにおける第2の磁石磁極部PB1から第2の鉄極部PB2に磁石磁束MF2Bが漏れ易くなる。よって、第1のロータコア31A及び第2のロータコア31Bの内部にて短絡する磁石磁束MF2A,MF2Bの量が増加し、ロータ3とステータ4との間での磁石磁束MF2A,MF2Bの量が減少するため、逆起電圧を減少させることができる。したがって、低負荷モード時では、高回転化を図ることができる。
また、ロータ3は、第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとを別体にて構成してもよいが、これに限定されるものではない。例えば、単一のロータコアに対して、軸線方向D1の中央を境に、一方側に第1の永久磁石32Aを埋設して第1のロータ3Aに相当する部分を形成し、他方側に第2の永久磁石32Bを埋設して第2のロータ3Bに相当する部分を形成して、ロータ3を構成してもよい。
なお、実施形態1に係る回転電機1においては、図5に示すように、第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bの第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bが、径方向D2でステータ4の外周まで延在し、第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bの軸線方向D1の端面同士が接触して繋がっていてもよい。この場合でも、図5に示すように、界磁磁束MF1A,MF1Bが通る界磁路を、軸線方向D1にて第1のロータ3A側と第2のロータ3B側とに分けることが可能となる。
(実施形態2)
以下に、本発明に係る回転電機の実施形態2について説明する。なお、実施形態1に係る回転電機1と共通する部分の説明は、適宜省略する。
なお、実施形態2に係る回転電機1では、実施形態1に係る回転電機1と同様に、図2に示したような、ロータ3が、第1のロータ3Aと第2のロータ3Bとを有するコンシクエントポール型である。そのため、実施形態2に係る回転電機1におけるロータ3の第1のロータ3A及び第2のロータ3Bの軸線方向D1から見た断面は、図2を参照するものとする。
図6は、実施形態2に係る回転電機1の軸線方向D1と直交する方向から見た断面図である。図6に示すように、実施形態2に係る回転電機1においては、ロータ3の軸線方向D1の中央に、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとに挟まれるようにして、円環状の非磁性部材71が設けられている。すなわち、実施形態2に係る回転電機1では、軸線方向D1にて第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの境部分に、非磁性部材71を設けている。非磁性部材71は、例えば、非磁性の金属材料や樹脂材料によって構成されている。
非磁性部材71の内径及び外径は、第1のロータコア31A及び第2のロータコア31Bと同径であり、軸線方向D1の長さ(厚み)は、第1のロータコア31A及び第2のロータコア31Bよりも短く(薄く)なっている。非磁性部材71は、軸線方向D1にて第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとに接触して固定されている。また、非磁性部材71は、シャフト2と共に回転可能にシャフト2に直接固設されている。なお、非磁性部材71は、ロータ3の軸線方向D1の中央から多少ずれた位置に設けてもよい。
また、実施形態2に係る回転電機1においては、ステータ4を構成するステータコア41が、軸線方向D1にて第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの2つに分割されている。第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとは、内径、外径、及び、軸線方向D1の長さが同じである。第1のステータコア41Aは、径方向D2にて第1のロータコア31Aと対向している。また、第2のステータコア41Bは、径方向D2にて第2のロータコア31Bと対向している。
そして、実施形態2に係る回転電機1では、ステータ4の軸線方向D1の中央に、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとに挟まれるようにして、円環状の非磁性部材72が設けられている。すなわち、実施形態2に係る回転電機1では、軸線方向D1にて第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの境部分に、非磁性部材72を設けている。
非磁性部材72の内径及び外径は、第1のステータコア41A及び第2のステータコア41Bと同径であり、軸線方向D1の長さ(厚み)は、第1のステータコア41A及び第2のステータコア41Bよりも短く(薄く)なっている。非磁性部材72は、軸線方向D1にて第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとに接触して固定されている。なお、実施形態2に係る回転電機1においては、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの軸線方向D1の長さを同じにすることに限定されるものではない。また、非磁性部材72は、ステータ4の軸線方向D1の中央から多少ずれた位置に設けてもよい。
非磁性部材72は、例えば、非磁性の金属材料や樹脂材料によって構成されている。また、非磁性部材72には、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの少なくとも一方に対して位置決めするための位置決め部が設けられていても良い。
図7は、界磁磁束MF1A,MF1Bの流れを示した、実施形態2に係る回転電機1を軸線方向D1と直交する方向から見た断面図である。
実施形態2に係る回転電機1では、非磁性部材71からなる領域である非磁性帯を第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間に設けて、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとを非接触としている。これにより、界磁磁束MF1A,MF1Bは、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの内部を軸線方向D1にて貫通することがない。すなわち、第1の界磁コイル6Aによって発生させた界磁磁束MF1Aは、軸線方向D1にて第1のロータコア31Aから第2のロータコア31Bへの流入を、非磁性部材71によって遮断される。また、第2の界磁コイル6Bによって発生させた界磁磁束MF1Bは、軸線方向D1にて第2のロータコア31Bから第1のロータコア31Aへの流入を、非磁性部材71によって遮断される。
また、実施形態2に係る回転電機1では、非磁性部材72からなる領域である非磁性帯を第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間に設けて、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとを非接触としている。これにより、界磁磁束MF1A,MF1Bは、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの内部を軸線方向D1にて貫通することがない。すなわち、第1の界磁コイル6Aによって発生させた界磁磁束MF1Aは、軸線方向D1にて第1のステータコア41Aから第2のステータコア41Bへの流入を、非磁性部材72によって遮断される。また、第2の界磁コイル6Bによって発生させた界磁磁束MF1Bは、軸線方向D1にて第2のステータコア41Bから第1のステータコア41Aへの流入を、非磁性部材72によって遮断される。
よって、実施形態2に係る回転電機1においては、界磁磁束MF1A,MF1Bが、ロータ3とステータ4との間に形成されたギャップを効率良く通過するため、界磁磁束MF1A、MF1Bによるトルク向上を図ることができる。
なお、実施形態2に係る回転電機1においては、図8に示すように、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間に非磁性部材71を設けて、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間には非磁性部材72を設けないような構成であってもよい。また、実施形態2に係る回転電機1においては、図9に示すように、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間に非磁性部材72を設けて、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間には非磁性部材71を設けないような構成であってもよい。
また、実施形態2に係る回転電機1では、ロータ3の第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間に非磁性部材71を設けず、軸線方向D1にて第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとを離間させて、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間に非磁性帯として空隙を形成してもよい。これにより、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bが発生させた界磁磁束MF1A,MF1Bが、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間にて軸線方向D1に通過することを、前記空隙によって抑制でき、界磁磁束MF1,MF2によるトルク向上を図ることができる。
また、実施形態2に係る回転電機1では、ステータ4の第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間に非磁性部材72を設けず、軸線方向D1にて第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとを離間させて、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間に非磁性帯として空隙を形成してもよい。これにより、第1の界磁コイル6A及び第2の界磁コイル6Bが発生させた界磁磁束MF1A,MF1Bが、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間にて軸線方向D1に通過することを、前記空隙によって抑制でき、界磁磁束MF1,MF2によるトルク向上を図ることができる。
すなわち、実施形態2に係る回転電機1では、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間と、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間と、の少なくとも一方に、非磁性帯を設けることによって、非磁性帯を全く設けない場合よりも、界磁磁束MF1A、MF1Bによるトルク向上を図ることができる。なお、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの一部、または、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの一部が、軸線方向D1にて繋がるように、径方向D2にて非磁性帯を断続的に設けても良い。また、ロータ3とステータ4との少なくとも一方に設ける非磁性帯(非磁性部材71、非磁性部材72及び空隙)は、それぞれ軸線方向D1に1箇所だけではなく複数箇所に設けても良い。
図10は、第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bの第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bをステータ4の外周まで延在して繋げた、実施形態2に係る回転電機1を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。図11は、第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bの第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bをステータ4の外周まで延在して繋げ、第1のロータコア31Aと第2のロータコア31Bとの間にだけ非磁性部材71を設けた、実施形態2に係る回転電機1を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。図12は、第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bの第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bをステータ4の外周まで延在して繋げ、第1のステータコア41Aと第2のステータコア41Bとの間にだけ非磁性部材72を設けた、実施形態2に係る回転電機1を軸線方向と直交する方向から見た断面図である。
さらに、実施形態2に係る回転電機1は、図10、図11及び図12に示すように、第1の界磁ヨーク5A及び第2の界磁ヨーク5Bの第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bが、径方向D2でステータコア41の外周まで延在し、第1の外側壁部51A及び第2の外側壁部51Bの軸線方向D1の端面同士が接触して繋がっていてもよい。
この場合でも、図10、図11及び図12に示すように、界磁磁束MF1A,MF1Bが通る界磁路を、軸線方向D1にて、第1のロータコア31A及び第1のステータコア41Aを通る界磁路と、第2のロータコア31B及び第2のステータコア41Bを通る界磁路と、に分けることが可能となる。よって、界磁磁束MF1A,MF1Bは、ロータ3とステータ4との間に形成されたギャップを、効率良く通過することができる。
1 回転電機
2 シャフト
3 ロータ
3A 第1のロータ
3B 第2のロータ
4 ステータ
5A 第1の界磁ヨーク
5B 第2の界磁ヨーク
6A 第1の界磁コイル
6B 第2の界磁コイル
31A 第1のロータコア
31B 第2のロータコア
32A 第1の永久磁石
32B 第2の永久磁石
33A,33B 鉄心部
41 ステータコア
41A 第1のステータコア
41B 第2のステータコア
42 ステータコイル
51A 第1の外側壁部
51B 第2の外側壁部
52A 第1の端壁部
52B 第2の端壁部
53A 第1の内側壁部
53B 第2の内側壁部
71,72 非磁性部材
421 コイルエンド
PA1 第1の磁石磁極部
PA2 第1の鉄極部
PB1 第2の磁石磁極部
PB2 第2の鉄極部

Claims (7)

  1. 軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、
    前記回転軸部材に固定された円環状の第1のロータコアであって、第1の極性を持つ複数の第1の永久磁石が埋設された前記第1のロータコアを有し、第1の永久磁石を設けて形成された前記第1の極性を持つ第1の磁石磁極部と、前記第1の永久磁石を設けずに前記第1のロータコアの鉄心部によって形成された前記第1の極性とは異なる第2の極性を持つ第1の鉄極部とが、前記第1のロータコアの周方向に交互に配置された第1のロータと、
    前記回転軸部材に固定された円環状の第2のロータコアであって、前記第2の極性を持つ複数の第2の永久磁石が埋設された前記第2のロータコアを有し、前記第2の永久磁石を設けて形成された前記第2の極性を持つ第2の磁石磁極部と、前記第2の永久磁石を設けずに前記第2のロータコアの鉄心部によって形成された前記第1の極性を持つ第2の鉄極部とが、前記第2のロータコアの周方向に交互に配置された第2のロータと、
    前記第1のロータ及び前記第2のロータに対して、前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、及び、ステータコアに設けられたステータコイルを有するステータと、
    前記第1のロータ、前記第2のロータ、及び、前記ステータの前記軸線方向の外側に配置され、通電することにより界磁磁束を発生させる界磁コイルが設けられた界磁ヨークと、
    を備えた回転電機であって、
    前記第1のロータと前記第2のロータとは、前記軸線方向に沿って、前記第1の磁石磁極部と前記第2の鉄極部とが対向し、前記第1の鉄極部と前記第2の磁石磁極部とが対向して、前記回転軸部材に配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとの間に非磁性部材を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとが離間していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 前記ステータコアは、
    前記軸線方向の一方側に設けられた第1のステータコアと、前記軸線方向の他方側に設けられた第2のステータコアとを有しており、
    前記軸線方向にて、前記第1のステータコアと前記第2のステータコアとの間に非磁性部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記ステータコアは、
    前記軸線方向の一方側に設けられた第1のステータコアと、前記軸線方向の他方側に設けられた第2のステータコアとを有しており、
    前記軸線方向にて、前記第1のステータコアと前記第2のステータコアとが離間していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記軸線方向にて、前記第1のロータコアと前記第2のロータコアとが接触していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  7. 前記界磁ヨークは、
    前記軸線方向の一方側にて、前記第1のロータ及び前記ステータの外側に配置された第1の界磁ヨーク、及び、前記軸線方向の他方側にて、前記第2のロータ及び前記ステータの外側に配置された第2の界磁ヨーク、を有し、
    前記界磁コイルは、
    前記第1の界磁ヨークに設けられ、前記第1の界磁ヨークと前記第1のロータと前記ステータとの間にて磁気回路を形成させる第1の界磁コイル、及び、前記第2の界磁ヨークに設けられ、前記第2の界磁ヨークと前記第2のロータと前記ステータとの間にて磁気回路を形成させる第2の界磁コイル、を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の回転電機。
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