JP2021071600A - カラオケ装置 - Google Patents

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【課題】背景映像としてライブ映像が流れている場合に、当該ライブ映像に出演しているアーティストに適したコール音声を出力することが可能なカラオケ装置を提供する。【解決手段】伴奏データ、背景映像データ、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第1の記憶部、コール音声データ、コール識別情報、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第2の記憶部、背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する判定部、背景映像がライブ映像であると判定され、且つある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を携帯端末に送信する送信処理部、ある楽曲のカラオケ演奏中に、携帯端末からコール識別情報を受信した場合、当該コール識別情報に基づくコール音声データを読み出してコール音声を生成し、放音手段から出力させる生成部を有するカラオケ装置。【選択図】図7

Description

本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ装置によるカラオケ演奏に伴い、表示装置には歌詞テロップと共に背景映像が表示される。背景映像としては、カラオケ演奏される楽曲を歌唱するアーティストが出演しているものもある。具体的に、楽曲の発表時に制作されたプロモーションビデオ(PV)の映像(所謂、PV映像)やアーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像が背景映像として用いられることがある。
ところで、アーティストが行うコンサートでは、観客が声援や掛け声を発したり、拍手等で場を盛り上げることがある。
特許文献1には、声援や拍手等のエフェクトの出力操作を行うことにより、ライブ会場で観賞しているような雰囲気を味わうことができる技術が開示されている。
特開平10−78783号公報
ここで、コンサート等で観客が発する掛け声等には、アーティスト毎に定番が存在する(以下、あるアーティストの歌唱に伴って観客が発する掛け声等を「コール」という)。たとえば、あるアイドルグループの場合、楽曲のAメロではメンバーの名前を発する、休符毎に特定の掛け声(ハイ、ヘイ、オー等)を発するといったコールが存在する。
一方、特許文献1に記載の技術により提供されるエフェクトは、アーティストによらず共通のものである。従って、カラオケ演奏の背景映像としてライブ映像が流れている場合に特許文献1の技術を利用したとしても、アーティスト毎の定番のコールと同様のエフェクトが発せられるわけではないため、アーティストのファンにとっては物足りなさを感じることがあった。
本発明の目的は、背景映像としてライブ映像が流れている場合に、当該ライブ映像に出演しているアーティストに適したコール音声を出力することが可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、楽曲のカラオケ演奏を行うための伴奏データ、当該楽曲のカラオケ演奏に合わせて表示手段に表示させる背景映像に対応する背景映像データ、及び当該楽曲を歌唱するアーティストを識別するためのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第1の記憶部と、アーティストのコンサートにおいて当該アーティストの歌唱に伴って観客が発するコールに対応するコール音声を生成するためのコール音声データ、当該コール音声データを識別するためのコール識別情報、及び当該アーティストのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第2の記憶部と、前記伴奏データに基づくカラオケ演奏、及び前記背景映像データに基づく背景映像の表示を行うカラオケ制御部と、予約されたある楽曲に対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する判定部と、背景映像がライブ映像であると判定され、且つ前記カラオケ制御部により当該ある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を前記第2の記憶部から読み出し、カラオケ装置の利用者が所有する携帯端末に送信する送信処理部と、前記ある楽曲のカラオケ演奏中に、前記携帯端末からコール識別情報を受信した場合、当該コール識別情報に基づくコール音声データを前記第2の記憶部から読み出してコール音声を生成し、放音手段から出力させる生成部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、背景映像としてライブ映像が流れている場合に、当該ライブ映像に出演しているアーティストに適したコール音声を出力することができる。
実施形態に係るカラオケシステムを示した図である。 実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のソフトウェア構成を示す図である。 実施形態に係る第1の記憶部が記憶するテーブルを示す図である。 実施形態に係る第2の記憶部が記憶するテーブルを示す図である。 実施形態に係る携帯端末のディスプレイに表示されるコール選択画面を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
図1〜図7を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
==カラオケシステム==
カラオケシステムは、カラオケ装置及び複数の携帯端末を備える。図1に示すように、本実施形態におけるカラオケシステム1は、カラオケ装置K、及び携帯端末M1〜携帯端末M3を備える。
カラオケ装置Kは、カラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。
携帯端末は、利用者が所有するスマートフォン等である。図1の例において、携帯端末M1〜M3は、それぞれ利用者U1〜利用者U3が所有している。本実施形態における携帯端末には、カラオケ装置Kに対して各種操作入力を行うための専用アプリケーションソフトウェア(以下、「カラオケアプリ」)がインストールされている。カラオケアプリは、利用者に対し、たとえば、楽曲検索やカラオケ演奏のボリューム調整等、カラオケシステム1で利用可能な様々なメニューを提供する。カラオケアプリは、サーバ装置(図示無し)や、サーバ装置が提供するWebサイトからダウンロードすることで入手できる。
利用者が携帯端末においてカラオケアプリを起動させると、カラオケ装置Kとのペアリングが行われる。ペアリングされたカラオケ装置Kと携帯端末とは、たとえば、カラオケ装置Kが設置されている店舗内のLANを介して通信可能に接続される。
==カラオケ装置==
図2に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
スピーカ20は各種音声を放音するための構成である。スピーカ20は、「放音手段」の一例である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。表示装置30は、「表示手段」の一例である。マイク40は利用者の歌唱音声をアナログの信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者は、リモコン装置50を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲等を行うことができる。リモコン装置50の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。
カラオケ本体10は、楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図2に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏に関する制御、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30やリモコン装置50における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、楽曲のカラオケ演奏時における背景映像を表示装置30に表示させる制御を行う。操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
図3に示すように、本実施形態において、カラオケ本体10は、第1の記憶部100、第2の記憶部200、カラオケ制御部300、判定部400、送信処理部500、及び生成部600を備える。第1の記憶部100及び第2の記憶部200は、記憶部13の記憶領域の一部である。カラオケ制御部300、判定部400、送信処理部500、及び生成部600は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[第1の記憶部]
第1の記憶部100は、伴奏データ、背景映像データ、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶する。
伴奏データは、楽曲のカラオケ演奏を行うためのデータである。背景映像データは、背景映像に対応するデータである。背景映像は、楽曲のカラオケ演奏に合わせて表示装置30に表示させる動画像または複数の静止画像である。アーティスト識別情報は、たとえばアーティストIDのような、楽曲を歌唱するアーティストを識別するための固有の情報である。
図4は、第1の記憶部100に記憶されているテーブルを示す。各楽曲には、楽曲毎に設定された固有の情報である楽曲IDが紐付けられている。たとえば、アーティストA01のアーティストID「ID***A01」には、楽曲S01(楽曲ID「ID***S01」)の伴奏データ「AC***01」及び背景映像データ「BG***01」と、楽曲S02(楽曲ID「ID***S02」)の伴奏データ「AC***02」及び背景映像データ「BG***02」と、楽曲S03(楽曲ID「ID***S03」)の伴奏データ「AC***03」及び背景映像データ「BG***03」とが紐付けられている。以下、第1の記憶部100が図4に示すテーブルを記憶しているとして説明する。
なお、第1の記憶部100は、カラオケ歌唱の採点を行うためのリファレンスデータや、楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌詞テロップを表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ等を記憶してもよい。
[第2の記憶部]
第2の記憶部200は、コール音声データ、コール識別情報、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶する。
コール音声データは、コール音声を生成するためのデータである。コール音声は、アーティストのコンサートにおいて当該アーティストの歌唱に伴って観客が発するコールに対応する音声である。すなわち、コール音声は、カラオケ装置Kから発せられる疑似的なコールである。コール識別情報は、たとえばコールIDのような、各コール音声データを識別するための固有の情報である。
図5は、第2の記憶部200に記憶されているテーブルを示す。たとえば、アーティストA01のアーティストID「ID***A01」には、コール音声データ「CV01」(コールID「ID***CV01」)からコール音声データ「CV05」(コールID「ID***CV05」)まで5つのコール音声データ及びコールIDが紐付けられている。なお、図5に示すように、第2の記憶部200は、一のアーティスト識別情報に対し、複数のコール音声データを紐付けて記憶してもよい。以下、第2の記憶部200が図5に示すテーブルを記憶しているとして説明する。
[カラオケ制御部]
カラオケ制御部300は、伴奏データに基づくカラオケ演奏、及び背景映像データに基づく背景映像の表示を行う。
具体的には、カラオケ制御部300は、予約待ち行列に登録されている楽曲IDが紐付けられている伴奏データを第1の記憶部100から読み出し、音響処理部14を制御することで、スピーカ20からカラオケ演奏音を放音させる。また、カラオケ制御部300は、予約待ち行列に登録されている楽曲IDが紐付けられている背景映像データを第1の記憶部100から読み出し、表示処理部15を制御することで、カラオケ演奏に合わせて表示装置30に背景映像を表示させる。
[判定部]
判定部400は、予約されたある楽曲に対応する背景映像データを解析し、当該背景映像データに対応する背景映像がライブ映像であるかどうかを判定する。
ライブ映像は、アーティストが行ったコンサートを撮影した映像である。なお、本実施形態におけるコンサートとは、規模や会場、開催時間等に関わらず、アーティスト、及びアーティストの歌唱を聴く観客が居るイベントである。すなわち、ライブ映像には、アーティスト及び観客が映っている。
たとえば、図1に示したカラオケ装置Kを利用する利用者U1〜利用者U3のうち、利用者U1がリモコン装置50を介して楽曲S01を選曲したとする。カラオケ装置Kは、利用者U1が選曲した楽曲S01の楽曲ID「ID***S01」を予約待ち行列に登録することで、楽曲S01の予約を行う。なお、カラオケ装置Kを利用する際、各利用者は、自己の携帯端末でカラオケアプリを起動しているとする。
判定部400は、予約待ち行列に登録された楽曲ID「ID***S01」に紐付けられている背景映像データ「BG***01」を第1の記憶部100から読み出す。判定部400は、背景映像データ「BG***01」を解析することで、背景映像データに対応する背景映像がライブ映像であるかどうかを判定する。
背景映像データの解析は、たとえば特開平10−234004号公報に記載の公知の技術を利用することができる。具体的に、判定部400は、背景映像データに対応する背景映像から複数枚の静止画像を抽出する。判定部400は、抽出した静止画像を任意の枚数の画像よりから構成されるショット毎に区分し、ショット毎に人物の顔映像が撮影されているか否かを判定する。判定部400は、ショットの中に人物の顔映像が存在すると判定した場合に、当該人物の顔映像が他の静止画像中に既に撮影されているか否かを判定する。判定部400は、人物の顔映像を異なる顔映像毎に分類すると共に、背景映像における各顔映像の登場回数を計数する。そして、判定部400は、分類された顔映像と計数された各顔映像の登場回数に基づいて、背景映像における登場人物一覧を作成する。更に、判定部400は、登場人物一覧に、楽曲を歌唱するアーティストが含まれているかを確認する。登場人物一覧に複数の人物が含まれ、且つ当該人物の中にアーティストが含まれている場合、判定部400は、背景映像データに対応する背景映像がライブ映像であると判定する。判定部400は、判定結果を送信処理部500に出力する。
なお、第1の記憶部100は、背景映像データを、当該背景映像データがライブ映像であるかどうかを示す属性情報と対応付けて予め記憶していてもよい。この場合、判定部400は、予約されたある楽曲に対応する背景映像データの属性情報を参照し、当該背景映像データに対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する。
[送信処理部]
送信処理部500は、背景映像がライブ映像であると判定され、且つカラオケ制御部300により当該ある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を第2の記憶部200から読み出し、カラオケ装置Kの利用者が所有する携帯端末に送信する。
カラオケ制御部300によりある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合とは、利用者がリモコン装置50を介してある楽曲の演奏開始を指示した場合、或いはある楽曲が予約待ち行列の先頭になった場合である。
たとえば、利用者U1が選曲した楽曲S01の楽曲ID「ID***S01」が予約待ち行列に登録されているとする。ここで、楽曲S01の前に予約待ち行列に登録されていた楽曲のカラオケ演奏が終了し、楽曲S01が予約待ち行列の先頭になった場合、カラオケ制御部300は、カラオケ演奏を開始する旨の信号を送信処理部500に出力する。
送信処理部500は、判定部400からの出力結果を参照し、カラオケ演奏が開始される楽曲S01に対応する背景映像がライブ映像であるかどうかを確認する。
ここで、判定部400により、楽曲S01に対応する背景映像がライブ映像であると判定されているとする。
この場合、送信処理部500は、第1の記憶部100から楽曲S01の楽曲ID「ID***S01」に紐付けられているアーティストID「ID***A01」を読み出す。
そして、送信処理部500は、読み出したアーティストID「ID***A01」を元に、第2の記憶部200からアーティスト識別情報「ID***A01」に紐付けられているコールID「ID***CV01」〜コールID「ID***CV05」を読み出す。
送信処理部500は、読み出した5つのコールIDをカラオケ装置Kとペアリングしている全ての携帯端末(図1の例であれば携帯端末M1〜M3)に送信する。
なお、判定部400により、楽曲S01に対応する背景映像がライブ映像であると判定されなかった場合、送信処理部500は、上記処理を実行しない。
[生成部]
生成部600は、ある楽曲のカラオケ演奏中に、携帯端末からコール識別情報を受信した場合、当該コール識別情報に基づくコール音声データを第2の記憶部200から読み出してコール音声を生成し、放音手段から出力させる。また、一のアーティスト識別情報に対し、複数のコール音声データが紐付けられている場合、生成部600は、携帯端末を介して利用者が選択した一のコール識別情報に基づいてコール音声を生成する。
たとえば、楽曲S01のカラオケ演奏が開始された場合、コールIDを受信した携帯端末は、カラオケアプリが作成したコール選択画面をディスプレイに表示させる。
コール選択画面には、たとえば、コールIDに対応するアイコンが表示されている(図6参照)。コール選択画面に表示されているアイコンは、アーティストA01の定番の掛け声等に対応する。図6では、受信した5つのコールIDに対応するアイコンC01〜アイコンC05が表示されている。アイコンC01〜アイコンC05は、それぞれコールID「ID***CV01」〜コールID「ID***CV05」に対応する。
利用者U1のカラオケ歌唱を聴く利用者U2及び利用者U3は、利用者U1のカラオケ歌唱に合わせて、任意のコールのアイコンを選択する。携帯端末は、選択されたアイコンに対応するコールIDをカラオケ装置Kに送信する。
たとえば、利用者U2が携帯端末M2を操作してアイコンC01を選択したとする。携帯端末M2は、アイコンC01に対応するコールID「ID***CV01」をカラオケ装置Kに送信する。
生成部600は、携帯端末から送信されたコールID「ID***CV01」に基づいて、第2の記憶部200からコール音声データ「CV01」を読み出す。生成部600は、読み出したコール音声データに基づいてコール音声を生成し、スピーカ20から出力させる。
生成部600は、楽曲S01のカラオケ演奏が行われている間、携帯端末から受信したコールIDに基づいて、スピーカ20からコール音声を出力させる。
楽曲S01のカラオケ演奏が終了した場合、送信処理部500は、カラオケ演奏が終了した旨の信号を携帯端末に送信する。携帯端末は、コール選択画面の表示を終了し、通常の画面(たとえば、メニューの選択画面)を表示させる。
==カラオケ装置における処理について==
次に、図7を参照して本実施形態に係るカラオケ装置Kにおける処理の具体例について述べる。図7は、カラオケ装置Kにおける処理例を示すフローチャートである。この例では、それぞれ携帯端末を所有する複数の利用者がカラオケ装置Kを利用するとする。また、各携帯端末は、カラオケアプリが起動されているとする。また、第1の記憶部100は、伴奏データ、背景映像データ、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶している。第2の記憶部200は、コール音声データ、コール識別情報、及びアーティスト識別情報を紐付けて記憶している。
一の利用者がある楽曲を選曲したとする。カラオケ装置Kは、一の利用者が選曲したある楽曲の楽曲IDを予約待ち行列に登録する(楽曲の予約。ステップ10)。
判定部400は、ステップ10で予約されたある楽曲に対応する背景映像データを解析し、当該背景映像データに対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する(背景映像がライブ映像であるかどうかを判定。ステップ11)。
その後、カラオケ制御部300は、カラオケ演奏を開始する旨の信号を送信処理部500に出力する(カラオケ演奏の開始を指示。ステップ12)。
ここで、ステップ11において背景映像がライブ映像であると判定された場合(ステップ13でYの場合)、送信処理部500は、ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を第2の記憶部200から読み出し、カラオケ装置Kの利用者が所有する携帯端末に送信する(コール識別情報を携帯端末に送信。ステップ14)。
ある楽曲のカラオケ演奏中に、携帯端末からコール識別情報を受信した場合(ステップ15でYの場合)、生成部600は、受信したコール識別情報に基づいて、第2の記憶部200からコール音声データを読み出してコール音声を生成し、放音手段から出力させる(コール音声の出力。ステップ16)。
カラオケ装置Kは、ある楽曲のカラオケ演奏が終了するまで(ステップ17でYの場合)、ステップ15及びステップ16の処理を繰り返し行う。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、楽曲のカラオケ演奏を行うための伴奏データ、当該楽曲のカラオケ演奏に合わせて表示装置30に表示させる背景映像に対応する背景映像データ、及び当該楽曲を歌唱するアーティストを識別するためのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第1の記憶部100と、アーティストのコンサートにおいて当該アーティストの歌唱に伴って観客が発するコールに対応するコール音声を生成するためのコール音声データ、当該コール音声データを識別するためのコール識別情報、及び当該アーティストのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第2の記憶部200と、伴奏データに基づくカラオケ演奏、及び背景映像データに基づく背景映像の表示を行うカラオケ制御部300と、予約されたある楽曲に対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する判定部400と、背景映像がライブ映像であると判定され、且つカラオケ制御部300により当該ある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を第2の記憶部200から読み出し、カラオケ装置Kの利用者が所有する携帯端末に送信する送信処理部500と、ある楽曲のカラオケ演奏中に、携帯端末からコール識別情報を受信した場合、当該コール識別情報に基づくコール音声データを第2の記憶部200から読み出してコール音声を生成し、スピーカ20から出力させる生成部600と、を有する。
このようなカラオケ装置Kによれば、あるアーティストのカラオケ歌唱を聴く利用者が、当該あるアーティストに適したコール音声を選択することができる。そして、カラオケ装置Kは、カラオケ歌唱に合わせて、利用者が選択したコール音声を放音することができる。また、放音されるコール音声は、実際のコールと同様の音声である。よって、利用者があるアーティストのファンである場合であっても、コール音声に対して物足りなさを感じることが無い。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置Kによれば、背景映像としてライブ映像が流れている場合に、当該ライブ映像に出演しているアーティストに適したコール音声を出力することができる。
また、判定部400は、予約されたある楽曲に対応する背景映像データを解析し、当該背景映像データに対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定してもよい。
また、第2の記憶部200は、一のアーティスト識別情報に対し、複数のコール音声データを紐付けて記憶し、生成部600は、携帯端末を介して利用者が選択した一のコール識別情報に基づいてコール音声を生成してもよい。一のアーティストであっても楽曲やコンサートの進行によって異なるコールが存在する可能性がある。そこで、一のアーティスト識別情報に複数のコール音声データを紐付けておくことにより、カラオケ装置Kの利用者は、楽曲やコンサートの進行に合ったコール音声を選択することができる。
<その他>
上記実施形態では楽曲S01のカラオケ演奏が終了した場合、携帯端末が、コール選択画面の表示を終了し、通常の画面を表示させる例について説明した。一方、携帯端末は、コール選択画面の表示を終了させる場合、通常のエフェクト選択画面を表示させることでもよい。通常のエフェクトは、たとえば特許文献1に記載されているように、アーティストによらず、共通で使用できる声援や拍手等である。
また、背景映像としては、PV映像が用いられることがある。PV映像においてもアーティストが登場することから、利用者によっては、PV映像が流れる場合にもコール音声を選択したいと考える者もいる。
よって、カラオケ装置Kの判定部400は、背景映像データを解析し、当該背景映像データに対応する背景映像が、PV映像であるかどうかを判定してもよい。送信処理部500は、背景映像がPV映像であると判定され、且つカラオケ制御部300によりある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を第2の記憶部200から読み出し、カラオケ装置Kの利用者が所有する携帯端末に送信する。
また、PV映像とライブ映像で異なるコール音声を放音させることも可能である。この場合、第2の記憶部200は、コールID及びコール音声データを、PV映像用とライブ映像用に区別できるよう記憶しておく。判定部400は、背景映像がPV映像である場合、PV映像に対応するコールIDのみを第2の記憶部200から読み出す。一方、判定部400は、背景映像がライブ映像である場合、ライブ映像に対応するコールIDのみを第2の記憶部200から読み出す。なお、この場合、ライブ映像に対応するコールIDとPV映像に対応するコールIDの一部(すなわち、コール音声の一部)が共通であってもよい。
また、上記実施形態では、第1の記憶部100及び第2の記憶部200が、所定のテーブルを予め記憶している例で説明を行った。一方、カラオケ装置Kは、一定期間毎(たとえば、1か月毎、或いは利用者が利用する都度)、サーバ装置(図示なし)から最新のテーブルの情報を取得し、第1の記憶部100及び第2の記憶部200に記憶させることでもよい。このようなカラオケ装置Kによれば、新たな楽曲が配信される場合等であっても、常に最新の情報に基づいて利用者に対しコール識別情報を提供することができる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 第1の記憶部
200 第2の記憶部
300 カラオケ制御部
400 判定部
500 送信処理部
600 生成部
K カラオケ装置
M1〜M3 携帯端末

Claims (3)

  1. 楽曲のカラオケ演奏を行うための伴奏データ、当該楽曲のカラオケ演奏に合わせて表示手段に表示させる背景映像に対応する背景映像データ、及び当該楽曲を歌唱するアーティストを識別するためのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第1の記憶部と、
    アーティストのコンサートにおいて当該アーティストの歌唱に伴って観客が発するコールに対応するコール音声を生成するためのコール音声データ、当該コール音声データを識別するためのコール識別情報、及び当該アーティストのアーティスト識別情報を紐付けて記憶する第2の記憶部と、
    前記伴奏データに基づくカラオケ演奏、及び前記背景映像データに基づく背景映像の表示を行うカラオケ制御部と、
    予約されたある楽曲に対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定する判定部と、
    背景映像がライブ映像であると判定され、且つ前記カラオケ制御部により当該ある楽曲のカラオケ演奏が開始される場合、当該ある楽曲を歌唱するアーティストのアーティスト識別情報に紐付けられているコール識別情報を前記第2の記憶部から読み出し、カラオケ装置の利用者が所有する携帯端末に送信する送信処理部と、
    前記ある楽曲のカラオケ演奏中に、前記携帯端末からコール識別情報を受信した場合、当該コール識別情報に基づくコール音声データを前記第2の記憶部から読み出してコール音声を生成し、放音手段から出力させる生成部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記判定部は、予約されたある楽曲に対応する背景映像データを解析し、当該背景映像データに対応する背景映像が、アーティストが行ったコンサートを撮影したライブ映像であるかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記第2の記憶部は、一のアーティスト識別情報に対し、複数のコール音声データを紐付けて記憶し、
    前記生成部は、前記携帯端末を介して利用者が選択した一の前記コール識別情報に基づいてコール音声を生成することを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1078783A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Daiichi Kosho:Kk カラオケ装置
JP2016194615A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 株式会社エクシング カラオケシステム及びプログラム

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