JP2021070823A - ポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙 - Google Patents

ポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙 Download PDF

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葉子 若原
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真市 江連
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Abstract

【課題】穿孔性能に優れ、さらに良好な加工性を有するポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙に関するものである。【解決手段】ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むポリエステルフィルム。【選択図】なし

Description

穿孔性能に優れ、さらに良好な加工性を有するポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙に関するものである。
ポリエステルはその加工性の良さから、様々な工業分野に利用されている。また、これらポリエステルをフィルム状に加工した製品は工業用途、光学製品用途、包装用途など今日の生活において重要な役割を果たしている。近年、電子情報機器デバイスの発達により紙を媒体とした印刷物は減少していく傾向にあるが、感熱孔版による製版は広く普及し、その経済性から今なお高い需要がある。感熱孔版による製版では、「マスター」とよばれ、和紙等の多孔性支持体にポリエステルフィルムを貼り合わせた積層体である感熱孔版印刷原紙が用いられる。感熱孔版による製版では、多孔性支持体に貼り合わせたポリエステルフィルムに、一定形状の穴を空け(穿孔し)、その組み合わせで印刷したい原稿の通りに文字や絵などの形状をつくることで製版を行っている。そして、その穴を通してインクを紙に転写することで孔版印刷を行っている。特にサーマルヘッドを用いてフィルムを穿孔して製版する手法においては、サーマルヘッドの出力を低下させ、低エネルギー(低温)での製版を可能にすることが省エネの観点から望ましく、強い需要がある。
上記の要求に応えるためには、マスターに用いられるポリエステルフィルムを溶け易くする目的で、フィルムの融点を低下させる方法や熱収縮率を制御する方法(特許文献1、特許文献2)が開示されている。
国際公開第00/020490号 特開2011−20404号公報
前述した従来の技術のように、フィルムの融点を低下させる方法や熱収縮率を制御する方法は穿孔性能向上に一定程度寄与するもののその効果は十分ではない。また、熱収縮率が高い場合、和紙等の多孔性支持体にフィルムを貼り合わせてマスター(感熱孔版印刷原紙)に加工する際に熱履歴を受けるとフィルムの変形が起こりカールするといった課題がある。さらに、フィルムの破断強度が小さい場合、フィルム表面の平面性を高める加工の際にフィルムの破れが発生するという課題もある。本発明は上記事情に鑑み、穿孔性能に優れ、さらに良好な加工性を有するポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の特徴を有するものである。
(1)ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むポリエステルフィルム。
(2)ジカルボン酸構成成分としてイソフタル酸を含む(1)のポリエステルフィルム。
(3)ジカルボン酸構成成分全体に対してイソフタル酸が5mol%〜50mol%含む
(2)のポリエステルフィルム。
(4)融点が230℃以下である(1)〜(3)のいずれかのポリエステルフィルム。
(5)破断強度が200MPa以上である(1)〜(4)のいずれかのポリエステルフィルム。
(6)100℃、30分加熱処理後の収縮率が30%以下である(1)〜(5)のいずれかのポリエステルフィルム。
(7)印刷用途に用いられる(1)〜(6)のいずれかのポリエステルフィルム。
(8)(1)〜(7)のいずれかのポリエステルフィルムを含む感熱孔版印刷原紙。
本発明によれば、穿孔性能に優れ、さらに良好な加工性を有するポリエステルフィルム及び感熱孔版印刷原紙を提供できる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明は、ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むポリエステルフィルムに関する。本発明におけるジカルボン酸構成成分、ジオール構成成分とは、ポリエステルを加水分解することで得ることが可能な最小単位のことを示す。本発明のポリエステルフィルムに用いるポリエステルは、ジカルボン酸および/またはジカルボン酸のエステル形成性誘導体(以降、ジカルボン酸成分という場合がある)とジオールおよび/またはジオールのエステル形成性誘導体(以降、ジオール成分という場合がある)とを重縮合して得られる。
本発明のポリエステルフィルムに用いられるジカルボン酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、鎖状脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカルボン酸など種々のジカルボン酸成分および/またはこれらのエステル形成性誘導体成分を用いることができる。その中でも、得られるポリエステルの機械的特性、耐熱性、耐加水分解性が優れるという観点から、芳香族ジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体成分であることが好ましい。特には、ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、および/またはこれらのエステル形成性形成誘導体成分が重合性、機械的特性から好ましい。
本発明のポリエステルフィルムに用いられるジオール成分としては、各種ジオールを用いることができる。例えば、ブタンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどの脂肪族ジオール、脂環式ジオールとしてはシクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジエタノール、デカヒドロナフタレンジメタノール、デカヒドロナフタレンジエタノール、ノルボルナンジメタノール、ノルボルナンジエタノール、トリシクロデカンジメタノール、トリシクロデカンエタノール、テトラシクロドデカンジメタノール、テトラシクロドデカンジエタノール、デカリンジメタノール、デカリンジエタノールなどの飽和脂環式1級ジオール、シクロヘキサンジオール、ビシクロヘキシル−4,4’−ジオール、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシルプロパン)、2,2−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)シクロヘキシル)プロパン、シクロペンタンジオール、3−メチル−1,2−シクロペンタジオール、4−シクロペンテン−1,3−ジオール、アダマンジオールなどの各種脂環式ジオール、2,6−ジヒドロキシ−9−オキサビシクロ[3,3,1]ノナン、3,9−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン(スピログリコール)、5−メチロール−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサン、イソソルビドなどの環状エーテルを含む飽和ヘテロ環1級ジオール、ビスフェノールA、ビスフェノールS,スチレングリコール、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンなどの芳香環式ジオールが例示できる。またジオール以外にもトリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの多官能アルコールも用いることができる。
この中で、反応系外に留出させやすいことから、沸点230℃以下のジオールであることが好ましく、低コストであり反応性が高いことから、脂肪族ジオールがより好ましい。なお、本発明の効果の範囲を損なわない程度に、他のジカルボン酸成分やヒドロキシカルボン酸誘導体、ジオール成分が共重合されていてもよい。
本発明のポリエステルフィルムは、二軸配向していることが好ましい。二軸配向していると、フィルムの機械強度が向上し易滑性を向上させることができる。二軸配向ポリエステルフィルムは、一般に未延伸状態のポリエステルシートをシート長手方向および長手方向の垂直方向に延伸し、その後熱処理を施し結晶配向を完了させることにより、得ることができる。詳しくは後述する。
本発明のポリエステルフィルムは、ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含む必要がある。かかるポリエステルフィルムは、ジカルボン酸成分として、2,6−ナフタレンジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体を、ジオール成分として、1,4−ブタンジオールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含むポリエステル原料から得ることができる。ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸を有するフィルムは、ポリマー分子鎖の強直な構造により、破断強度の向上を実現でき、マスター製造時に受ける熱的負荷や機械的負荷によるフィルムの破れが起こりにくく、加工性を向上することが可能である。ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むポリエステルフィルムは、ガラス転移温度を低下させることができ、より低い温度でフィルムの軟化が起こるため、穿孔性能を向上させることが可能となる。なお、フィルムの軟化が起こりやすくなると、加工性が劣る傾向があり、穿孔性の向上と加工性の向上とは相反的な要素があるが、ポリエステルフィルムのジカルボン酸構成成分に2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むことによりかかる相反的な要素を解決した、穿孔性と加工性に優れたポリエステルフィルムとすることができる。
本発明のポリエステルフィルムは、ポリエステル原料として、2,6−ナフタレンジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体、1,4−ブタンジオールおよび/またはそのエステル形成性誘導体以外のジカルボン酸成分、ジオール成分を含んでいてもよい。例えば、ジカルボン酸成分として、テレフタル酸および/またはそのエステル形成性誘導体や、ジオール成分としてエチレングリコールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含んでいてもよい。
本発明のポリエステルフィルムは、ジカルボン酸構成成分として、イソフタル酸を含むことが好ましい。ジカルボン酸構成成分として、イソフタル酸を含むポリエステルフィルムとすることで、融点を低下させることができ、サーマルヘッドを低エネルギーで駆動して低い温度で用いた場合でもフィルムがさらに穿孔しやすくなるため好ましい。また、イソフタル酸を含むポリエステルフィルムは、結晶性が低く、フィルムの流動性が高いため穿孔性能をさらに向上させることができる。
本発明のポリエステルフィルムは、ジカルボン酸構成成分としてイソフタル酸を含む場合、ジカルボン酸構成成分全体に対してイソフタル酸が5mol%〜50mol%含むことが好ましい。下限として好ましくは10mol%以上であり、より好ましくは20mol%以上である。上限として好ましくは40mol%以下である。上記範囲とすることで、穿孔性能が良好となり、マスター加工時に発生するカールを抑制できる。イソフタル酸の量が50mol%を超えると、フィルムを構成するポリエステルの非晶性が高すぎで、製膜できない場合や、マスター加工時に破れ等が発生しやすくなり、加工性が落ちる懸念がある。
本発明のポリエステルフィルムの融点は230℃以下であることが好ましい。本発明の融点とは、示差走査熱量測定(DSC)の昇温過程における融点(Tm)のことである。融点は210℃以下であることがより好ましく、190℃以下であることがさらに好ましい。なお、融点の下限として、160℃以上であることが好ましい。融点が低いと、フィルムが穿孔しやすくなると予想されるが、製膜できない場合や、穿孔時にフィルムが溶け破れる等、加工性が落ちる懸念があるため、本発明の効果を実現するためフィルムの融点は上記範囲内であることが好ましい。
これまでの先行技術はフィルムの穿孔性を向上させるため、フィルムの融点を低下させる方法や熱収縮率を増加させる方法等が検討されてきたが、かかる方法によると穿孔性能は上がる一方で、フィルムの破断強度の低下または収縮率の増加により、マスター加工時にフィルムの破れや変形が起こり加工性の低下が発生するため、穿孔性能と加工性の両立は困難であった。本発明のポリエステルフィルムは、フィルムの破断強度が200MPa以上であると、優れた加工性を発現するため好ましい。250MPa以上であることが特に好ましい。なお、本発明の破断強度とは、フィルムの長手方向の垂直方向(TD)の破断強度であり、後述する方法で測定されるものである。
また、本発明のポリエステルフィルムの100℃、30分加熱処理後の収縮率が30%以下であることが好ましい。25%以下であることがより好ましい。収縮率が30%を超える場合、マスター加工時にフィルムにズレやカールが発生しやすくなり、加工性が不十分になる。なお、収縮率が10%未満の場合、加工性は良好であるが、穿孔性能が落ちる可能性がある。本発明の収縮とは、フィルムの長手方向の垂直方向(TD)の収縮率であり、後述する方法で測定されるものである。長手方向(MD)より、長手方向の垂直方向(TD)の収縮率が高い傾向で、この方向(TD)の収縮はマスター加工時に破れやカール発生の原因になりやすくなる。ポリエステルフィルムに2,6−ナフタレンジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体、ならびに1,4−ブタンジオールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含むことにより、破断強度および収縮率を上記範囲にすることができる。
本発明のポリエステルフィルムのガラス転移点は65℃以下であることが好ましい。本発明のガラス転移点とは、後述する測定方法により求められる示差走査熱量測定(DSC)の昇温過程におけるカラス転移点(Tg)のことである。ガラス転移点は60℃以下であることがより好ましい。ガラス転移点を低下させることで、穿孔性能を向上させることは可能になる。
本発明のポリエステルフィルムは、本発明の特性を損なわない範囲で、有機粒子または無機粒子、あるいはその両方を含有しても構わない。
本発明のポリエステルフィルムは、厚みが1.0μm以上5.0μm以下であることが好ましく、1.0μm以上2.0μm以下であることがより好ましい。フィルムの厚みが薄すぎる場合は、本発明のポリエステルフィルムを用いて加工を行う場合、フィルムが破れる場合がある。フィルムの厚みが厚すぎると、穿孔性が低下する場合がある。
次に、本発明のポリエステルフィルム原料の製造方法について例を挙げて説明するが、本発明は、かかる例によって得られる物のみに限定して解釈されるものではない。
本発明に用いられるポリエステルを得る方法としては、常法による重合方法が採用できる。例えば、2,6−ナフタレンジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体といったジカルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールおよび/またはそのエステル形成性誘導体といったジオール成分等の原料を混合したものを、公知の方法でエステル交換反応あるいはエステル化反応させた後、溶融重合反応を行うことによって得ることができる。また、必要に応じ、溶融重合反応で得られたポリエステル樹脂を、ポリエステル樹脂の融点温度以下にて、固相重合反応を行っても良い。
本発明のポリエステルフィルムは、上述した方法あるいはそれらを組合せた方法でポリエステル樹脂を得た後、かかるポリエステル樹脂を溶融押出、延伸、熱処理工程を、例えば以下の条件でフィルムを製造することにより、上述の通り好ましい物性を持つフィルムとすることができる。
本発明のポリエステルフィルムは、必要に応じて乾燥したポリエステル樹脂を押出機内で加熱溶融し、口金から冷却したキャストドラム上に押し出してシート状に加工する方法(溶融キャスト法)を使用することが好ましい。
キャストドラムの温度は、より好ましくは40℃以下、さらに好ましくは30℃以下である。キャストドラムの温度が高すぎると、キャストドラムにフィルムが貼り付き、未延伸シートを得ることが困難になる場合がある。
次いで、二軸延伸する場合は、上記で得られた未延伸フィルムを、ガラス転移点(Tg)以上冷結晶化温度(Tcc)以下の範囲で、逐次二軸延伸機または同時二軸延伸機により二軸延伸した後、1段もしくは多段熱処理を行い、二軸配向フィルムを得る。延伸方法としては、逐次二軸延伸法(長手方向に延伸した後に幅方向に延伸を行う方法などの一方向ずつの延伸を組み合わせた延伸法)、同時二軸延伸法(長手方向と幅方向を同時に延伸する方法)、又はそれらを組み合わせた方法を用いることができる。ここでは、最初に長手方向、次に幅方向の延伸を行う逐次二軸延伸法を例示する。なお、未延伸シートを、下記(i)式を満たす温度T1n(℃)にて、フィルムの長手方向(MD)とフィルムの幅方向(TD)に面積倍率8.0倍以上30.0倍以下に二軸延伸することが好ましい。
(i)Tg(℃)≦T1n(℃)≦Tg+60(℃)
Tg:ポリエステルフィルムのガラス転移点(℃)
未延伸フィルムを加熱ロール群で加熱し、長手方向(MD方向)に1段もしくは2段以上の多段で延伸する(MD延伸)。フィルムの長手方向の延伸方法には、ロール間の速度差を用いる方法が好適に用いられる。
MD延伸に続く幅方向(TD方向)の延伸方法としては、例えば、テンターを用いる方法が一般的である。このフィルムの両端部をクリップで把持して、テンターに導き、幅方向の延伸を行う(TD延伸)。
次に、二軸延伸フィルムを、下記(ii)式を満足する温度(Th0(℃))で、1秒間以上30秒間以下の熱固定処理を行ない、均一に徐冷後、室温まで冷却することによって、ポリエステルフィルムを得る。
(ii)Tm−150(℃)≦Th0(℃)≦Tm−50(℃)
Tm:ポリエステルフィルムの融点(℃)
二軸延伸の面積倍率を上述の範囲とし、(ii)を満たす条件によって熱固定処理を行うことにより得られた二軸配向ポリエステルフィルムは、フィルムに適度な配向を付与せしめ、熱収縮時の応力を好ましい範囲とすることができる。
本発明のポリエステルフィルム中の各構成成分の確認には、特定の手法に限定されないが、プロトン核磁気共鳴分光法(1H−NMR)やフーリエ変換型赤外分光法(FT−IR)を用いることができる。また、必要に応じてガスクロマトグラフ質量分析(GC−MS)や高速液体クロマトグラフィー(LC)を用いてもよく、複数の手法を合わせて確認することもできる。
本発明のポリエステルフィルムは印刷用フィルムに用いることが可能であり、特に感熱孔版用フィルムに好適に用いることができる。例えば、本発明のポリエステルフィルムを含む感熱孔版印刷原紙は、穿孔性、加工性に優れたものとなる。
感熱孔版印刷原紙は、上述したポリエステルフィルムを含み、さらに多孔性支持体を含むことが好ましい。感熱孔版印刷原紙は、好ましくは、多孔性支持体にポリエステルフィルムが貼り合わせられた積層体である。
多孔性支持体としては、繊維を含む多孔性支持体であることが好ましく、具体的には、和紙等の薄葉紙や、スクリーン紗等の織物が挙げられる。多孔性支持体に含まれる繊維は特に限定されず、例えば、合成繊維、天然繊維等から選択することができ、これらの繊維の1種または2種以上を組み合わせてもよい。多孔性支持体には、例えば、合成繊維を含む(例えば合成繊維を主体とする)短繊維を抄紙した和紙が好ましく用いられる。
多孔性支持体に含まれる繊維の平均繊維径及び繊維長は、特に限定されない。合成繊維の平均繊維径は、0.1〜20μmであることが好ましく、より好ましくは1〜15μmである。合成繊維の繊度は、0.0001〜4dtexであることが好ましく、より好ましくは0.1〜2.5dtexである。合成繊維の繊維長は、0.1〜5mmが好ましい。天然繊維の平均繊維径は0.1〜60μmが好ましく、1〜20μmがより好ましい。天然繊維の繊維長は0.1〜10mmが好ましい。
合成繊維としては、例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリアクリロニトリル、ポリプロピレン、ポリエチレンまたはそれらの共重合体などが用いられる。これらの合成繊維は、単体で用いても、2種以上を併用してもよい。これらの合成繊維の中では、強度又は耐水性の点で、ポリエステル、ポリアクリロニトリルが好ましく、より好ましくはポリエステルが用いられる。ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、エチレンテレフタレートとエチレンイソフタレートとの共重合体、ポリエチレンナフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ヘキサメチレンテレフタレートと1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートとの共重合体等が挙げられる。ポリエステル繊維としては、一般に、ポリエチレンテレフタレート系延伸ポリエステル繊維や未延伸ポリエステル繊維、ポリエチレンテレフタレート系ポリエステルを芯成分とし、テレフタル酸、イソフタル酸、エチレングリコール、ジエチレングリコールなどから構成させる非晶性共重合ポリエステルを鞘成分とするポリエステル系複合繊維などが挙げられる。
合成繊維としては、感熱孔版印刷原紙に求められる品質に応じて各種の繊維径のものを適宜使用することができ、単一の繊維径の合成繊維を用いてもよいが、2種以上の繊維径の合成繊維を併用することができる。たとえば、太繊維を配合して剛性や耐刷性能を向上させ、また、細繊維を配合して画像性を向上させてもよい。
天然繊維としては、こうぞ、みつまた、麻、ケナフ等が挙げられる。
多孔性支持体には、難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、脂肪酸エステル、ワックス等の有機滑材あるいはポリシロキサン等の消泡剤等を配合することができる。
多孔性支持体の厚みは、10〜250μmであることが好ましく、20〜200μmであることがより好ましい。
多孔性支持体は、例えば、湿式抄紙法等の抄紙法で製造することができる。湿式抄紙法では、例えば、繊維を分散およびフィルタリングした後にワイヤ上にすくい取り、脱水、及び乾燥させて、多孔性支持体を製造することができる。
感熱孔版印刷原紙の製造方法は特に限定されないが、例えば、多孔性支持体に接着剤を塗布してポリエステルフィルムと接着することで製造することができる。
多孔性支持体とポリエステルフィルムとを接着する接着剤としては、例えば、酢酸ビニル系(酢酸ビニル樹脂等)、(メタ)アクリル系、塩化ビニル酢酸ビニル共重合系、ポリエステル系、ウレタン系などの加熱型接着剤、(メタ)アクリレート系、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、エポキシ(メタ)アクリレート系、ポリオール(メタ)アクリレート系等の光硬化型(好ましくは紫外線硬化型)接着剤が挙げられる。
感熱孔版印刷原紙は、多孔性支持体と接着する側とは反対側のポリエステルフィルムの表面に、離型剤を塗工してもよい。離型剤は、穿孔の際にサーマルヘッドに対して摺動する感熱孔版印刷原紙のフィルム面の滑りをよくすることができる。サーマルヘッドによる穿孔の際に、熱で溶けたポリエステルフィルムがサーマルヘッド上に残って融着し、穿孔不良が発生することがあるが、離型剤を塗工することでこのような穿孔不良を防止することができる。離型剤としては、例えば、シリコーン系、フッ素系、ワックス系、または界面活性剤系の1種または2種以上を用いることができる。
以下実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する。なお、実施例中の物性値は以下の方法で測定した。
(1)ポリエステルフィルムの融点(Tm)、ガラス転移点(Tg)
JIS K7121(1999)に準じて、セイコー電子工業(株)製示差走査熱量測定装置”ロボットDSC−RDC220”を、データ解析にはディスクセッション”SSC/5200”を用いて、下記の要領にて、測定を実施する。
サンプルパンに試料を5mg秤量し、試料を25℃から300℃まで10℃/分の昇温速度で加熱し、昇温過程(1stRUN)の示差走査熱量測定チャート(縦軸を熱エネルギー、横軸を温度とする)を得る。当該1stRUNの示差走査熱量測定チャートにおいて、発熱ピークである結晶融解ピークにおけるピークトップの温度を求め、これをTm(℃)とする。2以上の結晶融解ピークが観測される場合は、最も温度が高いピークトップの温度をTm(℃)とする。
ガラス転移温度は、ガラス転移の階段状の変化部分において、各ベースラインの延長した直線から縦軸方向に等距離にある直線とガラス転移の階段状の変化部分の曲線とが交わる点から求める。2以上のガラス転移の階段状の変化部分が観測される場合は、それぞれについて、ガラス転移温度を求め、それらの温度を平均した値を試料のガラス転移点(Tg)(℃)とする。
(2)フィルム厚み(μm)
フィルム厚みは、ダイヤルゲージを用い、JIS K7130(1992年)A−2法に準じて、任意の5ヶ所について厚さを測定して平均値を取った。
(3)長手方向の垂直方向(TD方向)の破断強度
フィルムを長さ150mm(TD方向)×幅10mm(MD方向)の矩形に切り出しサンプルとした。25℃、63%Rhの条件下で、引張試験機(オリエンテック製テンシロンUCT−100)を用いてクロスヘッドスピード300mm/分、幅10mm、試料長50mmとしてフィルム長手方向の垂直方向について、引張試験を行い、破断した際のフィルムにかかる荷重を読み取り、試験前の試料の断面積で除した値を破断点強度とする。各測定はそれぞれ5回ずつ行い、その平均を用いた。
(4)ポリエステルフィルムのジカルボン酸構成成分、ジオール構成成分分析
ポリエステルフィルムを重ヘキサフルオロイソプロパノール溶媒に溶解し、日本電子(株)製NMR測定器(GSX−400)にて1H−NMRを測定した。各ピークを帰属し、フィルムのジカルボン酸構成成分、ジオール構成成分を分析した。
(5)長手方向の垂直方向(TD方向)の熱収縮率
フィルム長さ150mm(TD方向)×幅10mm(MD方向)の試料を5本切り出し、両端から25mmの位置に標線として印しを付けて、万能投影機で標線間の距離を測定し試長(l0)とする。次に、試験片を紙に挟み込み荷重ゼロの状態で100℃に保温されたオーブン内で、30min加熱後に取り出して、室温で冷却後、寸法(l1)を万能投影機で測定して下記式にて求め、5本の平均値を熱収縮率とした。
熱収縮率={(l0−l1)/l0}×100(%)
(6)穿孔性
白光(株)製(FX880D−01SV)半田ごてのごて先の先端温度を所定温度に設定し、台紙上に固定したフィルムに5秒接触させてからフィルムの表面を顕微鏡にて観察した。フィルムに孔が観察された最も低い温度は穿孔開始温度とし、穿孔性能は以下のように判断する。なお、穿孔開始温度は150℃を超えると不合格である。
穿孔開始温度120℃以下:◎
120℃超え130℃以下:〇
130℃超え150℃以下:△
150℃超え:×。
(7)加工性
フィルムを一辺が20cmとなるように正方形に切り出してから100℃・60Sで加熱処理する。そして、繊度0.2dtexのポリエチレンテレフタレート繊維からなる多孔性紙面に、酢酸ビニル系接着剤をバーコーターで塗布し、上記フィルムを引っ張りながら平面性を高めてから(フィルム表面しわを取り除く)貼り合わせて、80℃で乾燥し積層体(感熱孔版印刷原紙)を作製する。その後、一辺が10cmとなるように積層体中央部を切り出し、以下のように判断する。なお、フィルム破れが発生する場合、そのタイミングを問わない。
フィルム破れ・カールなし:〇
フィルム破れまたはカール1箇所:△
フィルム破れまたはカール2箇所以上、もしくはフィルム一辺が10cm未満:×。
水平な台の上にフィルムを上側にして静置した際、4隅の浮き上がり値(mm)を測定し、その値は10mmを超える場合、カールとして判定する。
なお、上記の測定において、測定するフィルムの長手方向や幅方向が分からない場合は、フィルムにおいて最大の屈折率を有する方向を長手方向、長手方向に直行する方向を幅方向とみなす。また、フィルムにおける最大の屈折率の方向は、フィルムの全ての方向の屈折率を屈折率計で測定して求めてもよく、位相差測定装置(複屈折測定装置)などにより遅相軸方向を決定することで求めてもよい。
以下、本発明について実施例を挙げて説明するが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル74.8重量部(得られるポリエステルにおいて、ジカルボン酸構成成分全体に対して70mol%)、イソフタル酸ジメチル25.2重量部(得られるポリエステルにおいて、ジカルボン酸構成成分全体に対して30mol%)と1,4−ブタンジオール78.9重量部(ジカルボン酸成分の2倍モル)とを出発原料とし、触媒としてテトラブチルチタネート0.045重量部をエステル交換反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、230℃まで昇温しながらメタノールを留出させた。所定量のメタノールが留出した後リン酸0.01重量部を加え、5分間撹拌してエステル交換反応を終了した。
その後、反応物を重合装置に仕込み、テトラブチルチタネート0.045重量部を追加添加してから反応器内を235℃から270℃まで徐々に昇温するとともに、圧力を常圧から150Pa以下まで減圧し、270℃で所定トルクまで重合反応させた。重合反応終了後、溶融物をストランド状に吐出して冷却後、カッティングしてペレット状のポリエステル組成物(PBN/I)を得た。
上記ポリエステル組成物(PBN/I)を130℃で2.5時間減圧乾燥した後、260℃の温度で、溶融時間が15分となるように溶融押出してフィルターで濾過した後、ダイを介し冷却ロール上に静電印可キャスト法を用いて、20℃に保ったキャスティングドラムに巻き付け冷却固化して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを逐次二軸延伸機により長手方向に3.3倍、および長手方向の垂直方向にそれぞれ3.0倍、トータルで9.9倍延伸しその後、定長下100℃で熱処理し、中心部平均厚み1.5μmのフィルムを得た。
(実施例2〜5)
フィルムを構成する原料のイソフタル酸ジメチルの量を表1に記載の通りに変えた以外は、実施例1と同様にしてフィルムを得た。フィルムの穿孔性、加工性とも良好であり、合格レベルであった。
(実施例6)
フィルムを構成する共重合成分イソフタル酸ジメチルを1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジメチル(得られたポリエステルはPBN/Cと称す)に変えた以外は、実施例1と同様にしてフィルムを得た。フィルムの穿孔性、加工性は合格レベルであった。
(実施例7)
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル100重量部、エチレングリコール50.8重量部(ジカルボン酸成分の2倍モル)を出発原料とし、触媒としてテトラブチルチタネート0.045重量部をエステル交換反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、230℃まで昇温しながらメタノールを留出させた。所定量のメタノールが留出した後リン酸0.01重量部を加え、5分間撹拌してエステル交換反応を終了した。
その後、反応物を重合装置に仕込み、テトラブチルチタネート0.045重量部を追加添加してから反応器内を235℃から270℃まで徐々に昇温するとともに、圧力を常圧から150Pa以下まで減圧し、270℃で所定トルクまで重合反応させた。重合反応終了後、溶融物をストランド状に吐出して冷却後、カッティングしてペレット状のポリエステル組成物(PEN)を得た。
テレフタル酸ジメチル100重量部、1,4−ブタンジオール56重量部、テトラブチルチタネート0.0025重量部を反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、メタノールの留出と共に反応温度を徐々に上昇させ、3時間後に210℃とした。4時間後実質的にエステル交換反応が終了したこの反応混合物にテトラブチルチタネート0.0025重量部を加えて、5時間重縮合反応を行った。すなわち、温度を210℃から徐々に昇温し260℃とした。一方、圧力は常圧より徐々に減じ、150Pa以下まで減圧した。反応開始後、5時間を経た時点で反応を停止し、窒素加圧下ポリマーを吐出させ、ポリブチレンテレフタレート(PBT)を得た。
表1に記載の構成成分の種類と量になるように、PENとPBTをブレンドしながら160℃で2時間減圧乾燥した後、270℃の温度で、混練時間が15分となるように溶融押出してフィルターで濾過した。その後の製膜条件は実施例1と同様に二軸延伸してフィルムを得た。
(比較例1)
実施例7で得られたPEN原料を用いて製膜を実施した以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。穿孔開始温度は150℃を超えたため、穿孔性は不合格であった。
(比較例2)
フィルムを構成する原料として、実施例7の2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルをテレフタル酸ジメチルに変え、エチレングリコールの量(ジカルボン酸成分の2倍モル)をテレフタル酸ジメチル量に合わせて変更した以外は、実施例7と同様にしてフィルムを得た。
(比較例3)
テレフタル酸ジメチル90重量部、イソフタル酸ジメチル10重量部(ジカルボン酸構成成分として10mol%)とエチレングリコール63.9重量部(ジカルボン酸成分の2倍モル)とを出発原料とし、触媒として酢酸マグネシウム0.06重量部をエステル交換反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、230℃まで昇温しながらメタノールを留出させた。所定量のメタノールが留出した後リン酸0.02重量部を加え、5分間撹拌してエステル交換反応を終了した。
その後、反応物を重合装置に仕込み、三酸化アンチモン0.04重量部を追加添加してから反応器内を235℃から280℃まで徐々に昇温するとともに、圧力を常圧から150Pa以下まで減圧し、280℃で所定トルクまで重合反応させた。重合反応終了後、溶融物をストランド状に吐出して冷却後、カッティングしてペレット状のポリエステル組成物(PET/I)を得た。
その後の製膜条件は実施例1と同様にし、フィルムを得た。実施例1〜7、比較例1〜3の結果を表1に示す。
Figure 2021070823

Claims (8)

  1. ジカルボン酸構成成分として2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジオール構成成分として1,4−ブタンジオールを含むポリエステルフィルム。
  2. ジカルボン酸構成成分としてイソフタル酸を含む請求項1に記載のポリエステルフィルム。
  3. ジカルボン酸構成成分全体に対してイソフタル酸が5mol%〜50mol%含む請求項2に記載のポリエステルフィルム。
  4. 融点が230℃以下である請求項1〜3のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
  5. 破断強度が200MPa以上である請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
  6. 100℃、30分加熱処理後の収縮率が30%以下である請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
  7. 印刷用途に用いられる請求項1〜6に記載のいずれかのポリエステルフィルム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のポリエステルフィルムを含む感熱孔版印刷原紙。
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WO2022234765A1 (ja) * 2021-05-06 2022-11-10 三菱ケミカル株式会社 二軸延伸フィルム、硬化樹脂層付きフィルム及び金属積層フィルム

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