JP2021066589A - 昇降機の回転体の引抜治具 - Google Patents

昇降機の回転体の引抜治具 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降機において回転軸から回転体を容易に引き抜くことができる昇降機の回転体の引抜治具を提供する。【解決手段】昇降機の回転体の引抜治具は、昇降機において回転軸に取り付けられた回転体に対し、回転軸の先端部の側において回転体の表面の一側から他側にわたるように配置される本体と、本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に回転軸の先端部と対向するように本体にねじ込まれるねじ込み体と、記本体の一側と他側とにそれぞれ連結され、本体が回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に回転体の一側と他側との外側からそれぞれ回転体の裏面の一側と他側とに回り込む一対の側方爪と、本体の中央に連結され、本体が回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に回転体の上側の外側から回転体の外周面の上側に接触する上方爪と、を備えた。【選択図】図3

Description

この発明は、昇降機の回転体の引抜治具に関する。
特許文献1は、昇降機の回転体の引抜治具を開示する。当該引抜治具によれば、昇降機において回転軸から回転体を引抜きうる。
特開平9−301667号公報
しかしながら、特許文献1に記載の引抜治具を昇降機において適切な位置に配置しにくい場合もある。この場合、回転軸から回転体を容易に引き抜くことができない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、昇降機において回転軸から回転体を容易に引き抜くことができる昇降機の回転体の引抜治具を提供することである。
この発明に係る昇降機の回転体の引抜治具は、昇降機において回転軸に取り付けられた回転体に対し、前記回転軸の先端部の側において前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置される本体と、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転軸の先端部と対向するように前記本体にねじ込まれるねじ込み体と、前記本体の一側と他側とにそれぞれ連結され、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転体の一側と他側との外側からそれぞれ前記回転体の裏面の一側と他側とに回り込む一対の側方爪と、前記本体の中央に連結され、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転体の上側の外側から前記回転体の外周面の上側に接触する上方爪と、を備えた。
この発明によれば、上方爪は、本体が回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に回転体の上側の外側から回転体の外周面の上側に接触する。このため、回転軸から回転体を容易に引き抜くことができる。
実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具が適用される乗客コンベアの構成図である。 実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具が適用される乗客コンベアの上部機械室の平面図である。 実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の正面図である。 実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の平面図である。 実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の調整時の正面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具が適用される乗客コンベアの構成図である。
図1の乗客コンベア1は、エスカレーターである。図1において、乗客コンベア1の左右方向は、紙面に垂直な方向である。図1において、乗客コンベア1の前後方向は、紙面の左右方向である。乗客コンベア1は、建築物の上階と下階との間に掛け渡される。
第1乗降口2aは、建築物の上階に設けられる。第2乗降口2bは、建築物の下階に設けられる。乗客コンベア1は、第1乗降口2aと第2乗降口2bとの間で乗客を輸送する装置である。
乗客コンベア1は、主枠3と駆動装置4と減速装置5と一対の駆動スプロケット6と一対の従動スプロケット7と複数のVベルト8と一対の駆動チェーン9と一対のステップチェーン10と複数のステップ11と一対の手摺12と一対の手摺駆動装置13と図示されない制御盤とを備える。
主枠3は、第1乗降口2aと第2乗降口2bとの間に掛け渡される。主枠3は、上部機械室14aと下部機械室14bとを有する。上部機械室14aは、主枠3の上端部に設けられる。上部機械室14aは、第1乗降口2aの下方に設けられる。下部機械室14bは、主枠3の下端部に設けられる。下部機械室14bは、第2乗降口2bの下方に設けられる。
例えば、駆動装置4は、上部機械室14aに設けられる。駆動装置4は、駆動プーリー15を備える。駆動装置4は、駆動プーリー15を回転させる駆動力を発生させる装置である。
減速装置5は、駆動装置4に隣接して設けられる。減速装置5は、従動プーリー16aと出力軸16bとを備える。減速装置5は、従動プーリー16aの回転を出力軸16bに伝達させる装置である。
一対の駆動スプロケット6の一方は、乗客コンベア1の左側に設けられる。一対の駆動スプロケット6の他方は、乗客コンベア1の右側に設けられる。一対の駆動スプロケット6は、同期して回転しうるように、出力軸16bに設けられる。
一対の従動スプロケット7の一方は、乗客コンベア1の左側に設けられる。一対の従動スプロケット7の他方は、乗客コンベア1の右側に設けられる。一対の従動スプロケット7は、同期して回転しうるように、互いに同軸上に設けられる。
複数のVベルト8の各々は、無端状のベルトである。複数のVベルト8の各々は、駆動プーリー15の回転に追従して移動しうるように、駆動プーリー15に巻きかけられる。複数のVベルト8の各々は、駆動装置4が発生させた駆動力を伝達しうるように、従動プーリー16aに巻きかけられる。
一対の駆動チェーン9の各々は、無端状のチェーンである。例えば、駆動チェーン9の各々は、ローラーチェーンである。一対の駆動チェーン9の一方は、乗客コンベア1の左側に設けられる。一対の駆動チェーン9の他方は、乗客コンベア1の右側に設けられる。
左側の駆動チェーン9は、左側の駆動スプロケット6の回転に追従して移動しうるように、左側の駆動スプロケット6に巻きかけられる。左側の駆動チェーン9は、減速装置5が発生させた駆動力を伝達しうるように、左側の従動スプロケット7に巻きかけられる。右側の駆動チェーン9は、右側の駆動スプロケット6の回転に追従して移動しうるように、右側の駆動スプロケット6に巻きかけられる。右側の駆動チェーン9は、減速装置5が発生させた駆動力を伝達しうるように、右側の従動スプロケット7に巻きかけられる。
一対のステップチェーン10の各々は、無端状のチェーンである。例えば、一対のステップチェーン10の各々は、ローラーチェーンである。一対のステップチェーン10の一方は、乗客コンベア1の左側に設けられる。一対のステップチェーン10の他方は、乗客コンベア1の右側に設けられる。左側のステップチェーン10は、左側の従動スプロケット7の回転に追従して移動しうるように、左側の従動スプロケット7に巻きかけられる。右側のステップチェーン10は、右側の従動スプロケット7の回転に追従して移動しうるように、右側の従動スプロケット7に巻きかけられる。
複数のステップ11の各々は、一対のステップチェーン10の間において連なる。複数のステップ11の全体は、一対のステップチェーン10に沿ってリング状に連結される。
一対の手摺12の各々は、無端状の輪である。一対の手摺12の一方は、複数のステップ11の左側に設けられる。一対の手摺12の他方は、複数のステップ11の右側に設けられる。
一対の手摺駆動装置13の一方は、乗客コンベア1の左側に設けられる。一対の手摺駆動装置13の他方は、乗客コンベア1の右側に設けられる。左側の手摺駆動装置13は、左側の手摺12を循環移動させる装置である。右側の手摺駆動装置13は、右側の手摺12を循環移動させる装置である。一対の手摺駆動装置13の各々は、第1手摺スプロケット17と第2手摺スプロケット18と手摺駆動ローラーユニット19とプレッシャーローラーユニット20と第1手摺チェーン21と第2手摺チェーン22とを備える。
左側の手摺駆動装置13の第1手摺スプロケット17は、左側の手摺12の下方に設けられる。右側の手摺駆動装置13の第1手摺スプロケット17は、右側の手摺12の下方に設けられる。
第2手摺スプロケット18は、第1手摺スプロケット17に同期して回転しうるように、第1手摺スプロケット17と同軸上に設けられる。
手摺駆動ローラーユニット19は、スプロケット23と複数のローラー24とを備える。スプロケット23は、複数のローラー24に回転を伝達する装置である。左側の手摺駆動装置13の手摺駆動ローラーユニット19が備える複数のローラー24の各々は、左側の手摺12に接触する。右側の手摺駆動装置13の手摺駆動ローラーユニット19が備える複数のローラー24の各々は、右側の手摺12に接触する。
プレッシャーローラーユニット20は、複数のローラー25を備える。プレッシャーローラーユニット20は、手摺駆動ローラーユニット19に手摺12を挟んで対向する。左側の手摺駆動装置13のプレッシャーローラーユニット20が備える複数のローラー25の各々は、左側の手摺12に接触する。右側の手摺駆動装置13のプレッシャーローラーユニット20が備える複数のローラー25の各々は、右側の手摺12に接触する。
第1手摺チェーン21は、無端状のチェーンである。例えば、第1手摺チェーン21は、ローラーチェーンである。左側の手摺駆動装置13の第1手摺チェーン21は、左側の従動スプロケット7の回転に追従して移動しうるように、左側の従動スプロケット7に巻きかけられる。右側の手摺駆動装置13の第1手摺チェーン21は、右側の従動スプロケット7の回転に追従して移動しうるように、右側の従動スプロケット7に巻きかけられる。第1手摺チェーン21は、巻きかけられている従動スプロケット7の回転を伝達しうるように、第1手摺スプロケット17に巻きかけられる。
第2手摺チェーン22は、無端状のチェーンである。例えば、第2手摺チェーン22は、ローラーチェーンである。第2手摺チェーン22は、第1手摺スプロケット17の回転に同期する第2手摺スプロケット18の回転に追従して移動しうるように、第2手摺スプロケット18に巻きかけられる。第2手摺チェーン22は、第2手摺スプロケット18の回転を伝達しうるように、手摺駆動ローラーユニット19のスプロケット23に巻きかけられる。
例えば、制御盤は、上部機械室14aに設けられる。制御盤は、駆動装置4の動作を制御する。例えば、駆動装置4の動作は、駆動プーリー15の順回転、駆動プーリー15の逆回転、または駆動プーリー15の停止である。例えば、駆動プーリー15の順回転は、エスカレーターである乗客コンベア1の上り運転に対応する。例えば、駆動プーリー15の逆回転は、エスカレーターである乗客コンベア1の下り運転に対応する。
例えば、乗客コンベア1の上り運転時に、駆動装置4は、制御盤の制御によって駆動プーリー15を順回転させる。複数のVベルト8は、駆動プーリー15の回転に追従して循環移動する。従動プーリー16aは、複数のVベルト8の循環移動に追従して回転する。一対の駆動スプロケット6は、従動プーリー16aの回転に追従して回転する。一対の駆動チェーン9の各々は、一対の駆動スプロケット6の各々の回転に追従して循環移動する。一対の従動スプロケットの各々は、一対の駆動チェーン9の各々の循環移動に追従して回転する。
一対のステップチェーン10の各々は、一対の従動スプロケット7の各々の回転に追従して循環移動する。複数のステップ11の各々は、一対のステップチェーン10の循環移動に追従して上側を往路として循環移動する。往路を移動する複数のステップ11は、乗客コンベア1の一定傾斜部において、階段状に配置される。
一対の手摺駆動装置13の各々の第1手摺チェーン21は、一対の従動スプロケット7の各々に追従して循環移動する。第1手摺スプロケット17は、第1手摺チェーン21の循環移動に追従して回転する。第2手摺スプロケット18は、第1手摺スプロケット17に同期して回転する。第2手摺チェーン22は、第2手摺スプロケット18の回転に追従して循環移動する。手摺駆動ローラーユニット19のスプロケット23は、第2手摺チェーン22の循環移動に追従して回転する。スプロケット23は、複数のローラー24の各々に回転を伝達する。一対の手摺12の各々は、接触している複数のローラー25の各々から圧力を受けることで、接触している複数のローラー24との間の摩擦力によって循環移動する。一対の手摺12の各々は、複数のステップ11の各々の移動速度と同じ移動速度で循環移動する。
エスカレーターである乗客コンベア1の上り運転時に、利用者は、一対の手摺12の一方をつかんで第2乗降口2bから複数のステップ11のいずれかに乗る。利用者は、往路を移動するステップ11に乗って第1乗降口2aに移動する。
次に、図2を用いて、駆動プーリー15の引き抜き方法の概要を説明する。
図2は実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具が適用される乗客コンベアの上部機械室の平面図である。
図2に示されるように、駆動プーリー15は、上部機械室14aの内部の一側において主枠3等の構造体に隣接する。この状態において、作業員は、駆動プーリー15の上方から引抜治具26を駆動プーリー15に嵌める。その後、作業員は、引抜治具26を操作して駆動プーリー15を駆動装置4の回転軸の先端部から主枠3等の構造体の側に引き抜く。
次に、図3と図4とを用いて、引抜治具26を説明する。
図3は実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の正面図である。図4は実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の平面図である。
図3と図4とに示されるように、引抜治具26は、本体27とねじ込み体28と一対の側方爪29と一対の移動抑制体30と上方爪31とを備える。
例えば、本体27は、角筒状の金属で形成される。本体27は、駆動装置の回転軸の先端部の側において前記駆動プーリーの表面の一側から他側にわたるように配置される。
例えば、ねじ込み体28は、ボールエンドボルトである。ねじ込み体28は、本体27の中央にねじ込まれる。ねじ込み体28は、本体27が駆動プーリー15の表面の一側から他側にわたるように配置された際に駆動装置4の回転軸の先端部と対向する。
例えば、一対の側方爪29の各々は、L字状の金属で形成される。一対の側方爪29の各々は、上側調整用つまみ29aと下側調整用つまみ29bとを備える。
一対の側方爪29の一方の基部は、本体27の一側に貫通される。一対の側方爪29の一方は、上側調整用つまみ29aと下側調整用つまみ29bとによりねじ込み体28に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に本体27の一側に連結される。一対の側方爪29の一方は、本体27が駆動プーリー15の表面の一側から他側にわたるように配置された際に駆動プーリー15の一側の外側から駆動プーリー15の裏面の一側に回り込むように配置される。
一対の側方爪29の他方の基部は、本体27の一側に貫通される。一対の側方爪29の他方は、上側調整用つまみ29aと下側調整用つまみ29bとによりねじ込み体28に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に本体27の他側に連結される。一対の側方爪29の他方は、本体27が駆動プーリー15の表面の一側から他側にわたるように配置された際に駆動プーリー15の他側の外側から駆動プーリー15の裏面の他側に回り込むように配置される。
例えば、一対の移動抑制体30の一方は、ナベ頭組込ねじである。一対の移動抑制体30の一方は、本体27の上面において一対の側方爪29の一方よりも本体27の一側において本体27の上面にねじ込まれる。一対の移動抑制体30の一方は、一対の側方爪29の一方が本体27の一側から抜けることを抑制する。
例えば、一対の移動抑制体30の他方は、ナベ頭組込ねじである。一対の移動抑制体30の他方は、本体27の上面において一対の側方爪29の他方よりも本体27の他側において本体27の上面にねじ込まれる。一対の移動抑制体30の他方は、一対の側方爪29の他方が本体27の一側から抜けることを抑制する。
例えば、上方爪31は、下側アングル31aと上側アングル31bと調整用ねじ31cとを備える。例えば、下側アングル31aは、金属で形成される。例えば、上側アングル31bは、金属で形成される。調整用ねじ31cは、下側アングル31aと上側アングル31bとを締結する。
上方爪31は、調整用ねじ31cによる下側アングル31aと上側アングル31bとの締結位置を上下方向に変更することでねじ込み体28に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に本体27の中央に連結される。上方爪31は、本体27が駆動プーリー15の表面の一側から他側にわたるように配置された際に上側アングル31bの上部の下面が駆動プーリーの外周面の上側に接触するように配置される。この際、上側アングル31bの先端部は、駆動プーリー15の上側の外側から駆動プーリー15の裏面の上側に回り込むように配置される。
引抜治具26が駆動プーリー15の上方から駆動プーリー15に嵌められると、ねじ込み体28は、駆動装置4の回転軸に先端部に対向する。この状態において、ねじ込み体28がレンチ等でねじ込まれると、ねじ込み体28は、駆動装置4の軸の先端部に接触する。この状態において、ねじ込み体28がさらにレンチ等でねじ込まれると、一対の側方爪29と上方爪31とは、駆動プーリー15の裏面に接触する。この状態において、ねじ込み体28がさらにレンチ等でねじ込まれると、一対の側方爪29と上方爪31とは、駆動装置4の回転軸の先端部から駆動プーリー15を引き抜く方向に移動させる。
次に、図5を用いて、引抜治具26の調整を説明する。
図5は実施の形態1における昇降機の回転体の引抜治具の調整時の正面図である。
図5に示されるように、引抜治具26は、プーリーの外径に応じて調整される。
例えば、駆動プーリー15の引き抜き時において、一対の側方爪29の対向面の距離は、駆動プーリー15の外径よりも少し長くなるように設定される。上方爪31において、上側アングル31bの上部の下面は、駆動プーリー15の外周面の上側に接触した際にねじ込み体28の先端部が駆動装置4の回転軸に対向するように設定される。
例えば、従動プーリー16aの引き抜き時において、一対の側方爪29の対向面の距離は、従動プーリー16aの外径よりも少し長くなるように設定される。上方爪31において、上側アングル31bの上部の下面は、従動プーリー16aの外周面の上側に接触した際にねじ込み体28の先端部が減速装置5の回転軸に対向するように設定される。
以上で説明した実施の形態1によれば、上方爪31は、本体27がプーリーの表面の一側から他側にわたるように配置された際に上側アングル31bの上部の下面がプーリーの外周面の上側に接触するように配置される。このため、作業員が引抜治具26から手を離しても、プーリーの回転軸とねじ込み体28とを容易に対向させることができる。その結果、作業スペースが狭い場合でも、回転軸からプーリーを容易に引き抜くことができる。
この際、プーリーの引抜き時において、引抜治具26は、上方からプーリーに嵌められる。このため、作業スペースが狭い場合でも、引抜治具26を容易に設置することができる。
また、上方爪31の先端部は、本体27がプーリーの表面の一側から他側にわたるように配置された際にプーリーの上側の外側からプーリーの裏面の上側に回り込む。このため、一対の側方爪29と上方爪31とにより安定した状態で回転軸からプーリーを容易に引き抜くことができる。
また、一対の側方爪29の各々は、ねじ込み体28に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に本体27に連結される。上方爪31は、ねじ込み体28に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に本体27に連結される。このため、1つの引抜治具26で異なる外径を有するプーリーを引き抜くことができる。
なお、実施の形態1の引抜治具26をプーリー以外の回転体に適用してもよい。例えば、実施の形態1の引抜治具をスプロケットに適用してもよい。
また、実施の形態1の引抜治具26をエスカレーター以外の昇降機の回転体に利用してもよい。例えば、実施の形態1の引抜治具を動く歩道の駆動プーリーまたは従動プーリーに利用してもよい。例えば、実施の形態1の引抜治具をエレベーターの巻上機の綱車としてのプーリーに利用してもよい。
1 乗客コンベア、 2a 第1乗降口、 2b 第2乗降口、 3 主枠、 4 駆動装置、 5 減速装置、 6 駆動スプロケット、 7 従動スプロケット、 8 Vベルト、 9 駆動チェーン、 10 ステップチェーン、 11 ステップ、 12 手摺、 13 手摺駆動装置、 14a 上部機械室、 14b 下部機械室、 15 駆動プーリー、 16a 従動プーリー、 16b 出力軸、 17 第1手摺スプロケット、 18 第2手摺スプロケット、 19 手摺駆動ローラーユニット、 20 プレッシャーローラーユニット、 21 第1手摺チェーン、 22 第2手摺チェーン、 23 スプロケット、 24 ローラー、 25 ローラー、 26 引抜治具、 27 本体、 28 ねじ込み体、 29 側方爪、 29a 上側調整用つまみ、 29b 下側調整用つまみ、 30 移動抑制体、 31 上方爪、 31a 下側アングル、 31b 上側アングル、 31c 調整用ねじ

Claims (3)

  1. 昇降機において回転軸に取り付けられた回転体に対し、前記回転軸の先端部の側において前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置される本体と、
    前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転軸の先端部と対向するように前記本体にねじ込まれるねじ込み体と、
    前記本体の一側と他側とにそれぞれ連結され、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転体の一側と他側との外側からそれぞれ前記回転体の裏面の一側と他側とに回り込む一対の側方爪と、
    前記本体の中央に連結され、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転体の上側の外側から前記回転体の外周面の上側に接触する上方爪と、
    を備えた昇降機の回転体の引抜治具。
  2. 前記上方爪は、前記本体が前記回転体の表面の一側から他側にわたるように配置された際に前記回転体の上側の外側から前記回転体の裏面の上側に回り込む先端部を有する請求項1に記載の昇降機の回転体の引抜治具。
  3. 前記一対の側方爪の各々は、前記ねじ込み体に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に前記本体に連結され、
    前記上方爪は、前記ねじ込み体に対して近づく方向と離れる方向とに移動自在に前記本体に連結される請求項1または請求項2に記載の昇降機の回転体の引抜治具。
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