JP2021063851A - 電気光学装置、電子機器および実装状態評価方法 - Google Patents

電気光学装置、電子機器および実装状態評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多段実装される配線基板を備え表示品位の良い電気光学装置を提供する。【解決手段】電気光学装置は液晶パネル2と、第1異方性導電膜11を介して接続される第1配線基板12、及び、第2異方性導電膜13を介して接続される第2配線基板14を含み、端部4a側から第1パネル端子29を備える第1パネル端子部27、第2パネル端子31を備える第2パネル端子部28がこの順番で離間して配置され、第1配線基板12の接続部である第1配線端子部12aが備える第1配線端子18は第1パネル端子29と電気的に接続され、第2配線基板14は第1配線基板12に重ねて配置され、第2配線基板14の接続部である第2配線端子部14aが備える第2配線端子24は第2パネル端子31と電気的に接続され、第2パネル端子部28には第1パネル端子部27側に配置された検出端子32が含まれ、検出端子32は第1パネル端子29と電気的に接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電気光学装置、電子機器および実装状態評価方法に関するものである。
電気光学装置の一例として、液晶プロジェクターのライトバルブとして用いられる液晶パネルが上げられる。このような液晶パネルでは、高精細化、及び小型化に伴い、実装密度を高めるために、1つの液晶パネルに複数の配線基板を接続することが提案されている。例えば、特許文献1では、液晶パネルの接続エリアに、2枚のフレキシブル配線基板が接続されている。詳しくは、液晶パネルの接続エリアには、接続部が、液晶パネルの端部側と奥側とに2段に形成されており、端部側の第1接続部には第1フレキシブル基板が接続され、奥側の第2接続部には第2フレキシブル基板が接続されていた。液晶パネルの奥側は、端部側よりも内部側である。
特開2018−128488号公報
しかしながら、特許文献1の電気光学装置では、第2フレキシブル基板の電気的な接続が確実に行われているか否かの検証が困難であるという課題があった。詳しくは、第2フレキシブル基板は、第1フレキシブル基板の第1実装部分に重なるようにして、奥側の第2実装端子に接続される。このため、第1実装部分の段差の影響により、電気的接続が不安定となる懸念があった。そこで、多段実装される配線基板における電気的接続状態が確認され、表示品位の良い電気光学装置が望まれていた。
電気光学装置は、接続エリアを有する電気光学パネルと、前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される第1配線基板及び第2配線基板と、を含む電気光学装置であって、前記接続エリアには、第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部が端部からこの順番で離間して配置され、前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されていることを特徴とする。
上記の電気光学装置では、前記検出端子と前記第1パネル端子とは一体となっていることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記検出端子は前記第2パネル端子から前記検出端子に向かう第1方向と直交する方向の長さが前記第2パネル端子より長いことが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において前記第2配線端子は前記検出端子と重なる部分に拡幅部を備えることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、前記第2パネル端子から前記検出端子に向かう第1方向において、前記第2パネル端子の長さは前記データパネル端子より短く、前記検出端子の前記第1方向の逆方向の端部は前記データパネル端子の前記第1方向の端部より前記第2パネル端子の近くに配置されていることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子より突出し、前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線は前記データパネル端子側が凹んでいることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子の前記第1方向側の端より突出し、前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線の表面は絶縁膜に覆われていることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記第2パネル端子と前記データパネル端子との間に配置され信号を送信及び受信しないダミー端子を備えることが好ましい。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子及び前記検出端子は前記第2パネル端子部の両端に配置され、前記第2配線端子は前記第2配線端子部の両端に配置されることが好ましい。
電子機器は、上記に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする。
実装状態評価方法は、接続エリアを有する電気光学パネルと、前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される、第1配線基板、及び第2配線基板と、を含む電気光学装置であって、前記接続エリアには、端部側から第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部がこの順番で離間して配置され、前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されている電気光学装置において、前記第1配線端子と前記第2配線端子との間の抵抗を検出して前記電気光学パネルと前記第2配線基板とが電気的に接続されているか否かを検出することを特徴とする。
第1の実施形態にかかわる電気光学装置の構成を示す概略斜視図。 電気光学装置の構成を示す模式側面図。 配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 配線基板の配線端子とパネル端子との接続を説明するための要部模式側断面図。 配線基板の配線端子とパネル端子との接続を説明するための要部模式側断面図。 第2配線基板の接続不良の状態を説明するための模式側断面図。 第2の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 第3の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 第4の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 第5の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 第6の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 接続配線を説明するための要部模式側断面図。 第7の実施形態にかかわる配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図。 第8の実施形態にかかわる電気光学装置を用いた投射型表示装置の構成を示す構成図。
第1の実施形態
本実施形態では、電気光学装置と、この電気光学装置及び配線基板を用いて実装状態を評価する実装状態評価方法と、の特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる電気光学装置について図1〜図6に従って説明する。図1は、電気光学装置の構成を示す概略斜視図である。図2は、電気光学装置の構成を示す模式側面図である。図1及び図2に示すように、電気光学装置1は電気光学パネルとしての液晶パネル2を備える。液晶パネル2は第2防塵基板3、素子基板4、対向基板5、第1防塵基板6がこの順に重ねて配置されている。第2防塵基板3、素子基板4、対向基板5、第1防塵基板6の材質はそれぞれ透明なガラス板である。
液晶パネル2の厚み方向において第2防塵基板3から第1防塵基板6に向かう方向を+Z方向とする。+Z方向から見たとき液晶パネル2の形状は四角形である。四角形の隣り合う2辺の一方に沿う方向をX方向とし、他方の辺に沿う方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は互いに直交する。
液晶パネル2の表示が拡大投射されたときに、第1防塵基板6及び第2防塵基板3は付着した異物の影響を受け難くする。第2防塵基板3、素子基板4、対向基板5、第1防塵基板6には石英基板等の透光性基板が用いられる。
素子基板4と対向基板5との間には液晶層が配置される。素子基板4には画素電極がマトリックス状に配置される。各画素電極には画素電極への通電を切り替えるスイッチング素子が電気的に接続される。スイッチング素子にはTFT(Thin Film Transistor)が用いられる。対向基板5には対向電極が配置される。対向電極は複数の画素電極と対向して配置される。画素電極及び対向電極には、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)等の透明導電膜が用いられる。
素子基板4上の−Y方向には接続エリア7が設けられる。接続エリア7では素子基板4の+Z方向の面が対向基板5から露出し、接続エリア7に各種の端子が配置される。接続エリア7において素子基板4の−Y方向の端部の近くには複数の第1パネル端子8がX方向に配列する。第1パネル端子8の配列の+Y方向には複数の第2パネル端子9がX方向に配列する。第1パネル端子8の配列と第2パネル端子9の配列は略平行になっている。接続エリア7では異方性導電膜としての第1異方性導電膜11を介して素子基板4と第1配線基板12とが接続され、異方性導電膜としての第2異方性導電膜13を介して素子基板4と第2配線基板14とが接続される。
第1配線基板12は第1基板15を備える。第1基板15上には複数の第1配線16がX方向に配列する。第1配線16は一部が第1絶縁膜17に覆われている。第1配線基板12の第1配線16は+Y方向の端部が第1絶縁膜17から露出する。この露出する領域を第1配線基板12の接続部である第1配線端子部12aとする。第1配線端子部12aにおいて第1配線16が第1絶縁膜17から露出する部分を第1配線端子18とする。第1配線端子部12aは第1配線端子18を備える。第1配線16は−Y方向の端部で第1絶縁膜17から露出する第1配線外部端子19を有する。
第1配線端子18と第1パネル端子8との間には第1異方性導電膜11が配置されている。第1配線基板12は第1異方性導電膜11により素子基板4と貼り合わされる。第1異方性導電膜11により第1配線端子18は第1パネル端子8と電気的に接続される。
第1配線基板12は第1駆動用IC20(Integrated Circuit)を備える。第1駆動用IC20は第1配線16を介して第1配線外部端子19及び第1配線端子18と電気的に接続されている。第1駆動用IC20は素子基板4に配置されたスイッチング素子を駆動する。
第2配線基板14は第2基板21を備える。第2基板21上には複数の第2配線22がX方向に配列する。第2配線22は一部が第2絶縁膜23に覆われている。第2配線基板14の第2配線22は+Y方向の端部が第2絶縁膜23から露出する。この露出する領域を第2配線基板14の接続部である第2配線端子部14aとする。第2配線端子部14aにおいて第2配線22が第2絶縁膜23から露出する部分を第2配線端子24とする。第2配線端子部14aは第2配線端子24を備える。第2配線22は−Y方向の端部で第2絶縁膜23から露出する第2配線外部端子25を備える。
第2配線端子24と第2パネル端子9との間には第2異方性導電膜13が配置されている。第2配線基板14は第2異方性導電膜13により素子基板4と貼り合わされる。第2異方性導電膜13により第2配線端子24は第2パネル端子9と電気的に接続される。
第2配線基板14は第2駆動用IC26を備える。第2駆動用IC26は第2配線22を介して第2配線外部端子25及び第2配線端子24と電気的に接続されている。第2駆動用IC26は素子基板4に配置されたスイッチング素子を駆動する。第1基板15及び第2基板21の材質はポリイミドやポリエステル等の樹脂である。第1配線基板12及び第2配線基板14はフレキシブルプリント基板ともいう。
図3は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図4及び図5は、配線基板の配線端子とパネル端子との接続を説明するための要部模式側断面である。図4は図3のAA線に沿う断面側から見た図である。図5は図3のBB線に沿う断面側から見た図である。
図3、図4及び図5に示すように、素子基板4の−Y方向の端部を素子基板4の端部4aとする。接続エリア7には端部4a側から第1パネル端子部27及び第2パネル端子部28がこの順番で離間して配置される。第1パネル端子部27は第1パネル端子8が配置される領域である。第2パネル端子部28は第2パネル端子9が配置される領域である。
第1パネル端子8のうちX方向の両端の端子を第1パネル端子29とする。第1パネル端子29のうち+X方向の端部の端子を第1パネル端子としての第1右パネル端子29aとし、−X方向の端部の端子を第1パネル端子としての第1左パネル端子29bとする。第2パネル端子9のうちX方向の両端の端子を第2パネル端子31とする。第2パネル端子31のうち+X方向の端部の端子を第2パネル端子としての第2右パネル端子31aとし、−X方向の端部の端子を第2パネル端子としての第2左パネル端子31bとする。このように、第1パネル端子部27は第1パネル端子29を備え、第2パネル端子部28は第2パネル端子31を備える。第1パネル端子29または第2パネル端子31のさらに外側にダミー端子があってもよい。これらのダミー端子は液晶パネル2を駆動するための電源・信号が入出力されない端子である。また、これらのダミー端子は配線基板の左右端部からの剥がれ抑制を目的とした補強用の端子であってもよい。
第2パネル端子部28には第2パネル端子31の第1パネル端子29側に検出端子32が配置される。検出端子32のうち+X方向の端部の端子を右検出端子32aとし、−X方向の端部の端子を左検出端子32bとする。右検出端子32aと第1右パネル端子29aとの間には右接続配線33aが配置される。右接続配線33aにより右検出端子32aは第1右パネル端子29aと電気的に接続される。左検出端子32bと第1左パネル端子29bとの間には左接続配線33bが配置される。左接続配線33bにより左検出端子32bは第1左パネル端子29bと電気的に接続される。右接続配線33a及び左接続配線33bを接続配線33とする。接続配線33により検出端子32は第1パネル端子29と電気的に接続されている。
+Z方向から見た液晶パネル2の平面視において第1パネル端子部27と第1配線端子部12aとを重ねて、素子基板4と第1配線基板12を接続する。そして、第1配線端子18は第1パネル端子29と電気的に接続される。
第2配線基板14は第1配線基板12に重ねて配置される。+Z方向から見た液晶パネル2の平面視において第2パネル端子部28と第2配線端子部14aを重ねて、第2異方性導電膜13により素子基板4と第2配線基板14を接続する。そして、第2配線端子24は第2パネル端子31と電気的に接続される。+X方向の端部の第2配線端子24を第2配線端子としての第2右配線端子24aとする。第2異方性導電膜13により第2右配線端子24aは第2右パネル端子31a及び右検出端子32aと接合される。−X方向の端部の第2配線端子24を第2配線端子としての第2左配線端子24bとする。第2異方性導電膜13により第2左配線端子24bは第2左パネル端子31b及び左検出端子32bと接合される。
第2パネル端子部28において、第2パネル端子31は検査用に用いられる端子である。第2右パネル端子31aと第2左パネル端子31bとの間の第2パネル端子9はデータパネル端子34を含む。データパネル端子34は液晶パネル2を駆動する信号を入力するための端子である。データパネル端子34の−Y方向側には検出端子32が配置されない。第2パネル端子9は、パネルを駆動する為の電源を供給する電源端子、例えばVDD、VSS用の電源端子を含んでもよい。
図5に示すように、第1パネル端子29と第1配線端子18とが第1異方性導電膜11により電気的に接続される。第1配線端子18と検出端子32とが接続配線33により電気的に接続される。第1配線基板12では第1配線端子18と第1配線外部端子19とが第1配線16により電気的に接続される。よって、検出端子32と第1配線外部端子19とが電気的に接続される。
第2パネル端子部28と第2配線端子部14aとが正常に接続される場合は、第2配線端子24と検出端子32とが第2異方性導電膜13により電気的に接続される。第2配線基板14では第2配線端子24と第2配線外部端子25とが第2配線22により電気的に接続される。よって、検出端子32と第2配線外部端子25とが電気的に接続される。つまり、第1配線外部端子19と第2配線外部端子25とが素子基板4を介して電気的に接続される。
第1配線外部端子19と第2配線外部端子25との間に電気抵抗測定装置35を配置して、第1配線外部端子19と第2配線外部端子25との間の電気抵抗を測定する。電気抵抗測定装置35では直流電源36、電流計37、抵抗素子38がこの順に直列接続されている。電気抵抗測定装置35は第1プローブ35a及び第2プローブ35bを備える。第1プローブ35aは直流電源36と電気的に接続される。第2プローブ35bは抵抗素子38と電気的に接続される。第1プローブ35aと第2プローブ35bとの間の電気抵抗と電流計37を流れる電流とが反比例するので、電流計37を流れる電流にて定数を除算することにより第1プローブ35aと第2プローブ35bとの間の電気抵抗が測定される。
第1プローブ35aを第1配線外部端子19と電気的に接続する。第2プローブ35bを第2配線外部端子25と電気的に接続する。このとき、第1配線端子18と第2配線端子24との間の電気抵抗が検出できる。第2パネル端子部28と第2配線端子部14aとが正常に接続される場合は、第1配線外部端子19と第2配線外部端子25とが電気的に接続される。このとき、第1プローブ35aと第2プローブ35bとの間の電気抵抗が測定される。第1配線16と第2配線22及び接続配線33の電気抵抗が予め判っていれば、それらを差し引くと検出端子32を介する部分の電気抵抗成分を計算できる。この電気抵抗成分は例えば数10オーム以下になる。
図6は第2配線基板の接続不良の状態を説明するための模式側断面である。図6に示すように、第2配線基板14は第1配線基板12と重ねて配置されている。第2配線基板14は第2配線端子24の近くで応力を受けながら曲げられている。このため、第2パネル端子部28と第2配線端子部14aとの接続は、第1パネル端子部27と第1配線端子部12aとの接続より不良となりやすい。詳細には、第2パネル端子部28及び第2配線端子部14aの−Y方向において接続不良になりやすい。
検出端子32は第2パネル端子部28の−Y方向側に配置されている。このため、第2配線端子24と第2パネル端子31との接続が不十分のとき、第2配線端子24と検出端子32との接続も不十分になる。さらに、第2配線端子24と第2パネル端子31との接続が不十分、例えば高抵抗接続となっているときにも、第2配線端子24と検出端子32とが接続不良、または高抵抗接続になる。従って、第2配線端子24及び検出端子32の接続状態を検査することにより、第2配線端子24と第2パネル端子31との接続が信頼性のある状態になっているか否かを検出できる。
このように、第1配線端子18と第2配線端子24との間の電気抵抗を検出して液晶パネル2と第2配線基板14とが電気的に接続されているか否かを検出する。電気抵抗の判定値は特に限定されないが、本実施形態では、例えば、30オームを超えるときに接続不良と判定する。
電気光学装置1では第2配線端子24が検出端子32と低抵抗接続となるとき、第1配線外部端子19と第2配線外部端子25との間の電気抵抗が低くなる。第2配線端子24が検出端子32と高抵抗接続となるとき、第1配線外部端子19と第2配線外部端子25との間の電気抵抗が高くなる。従って、電気光学装置1及び電気光学装置1の実装状態評価方法では第1配線端子18、第1パネル端子29、検出端子32、第2配線端子24を経由して流れる電流の電気抵抗を検査することで、液晶パネル2と第2配線基板14との導通状態を容易に確認できる為、素子基板4と第2配線基板14との接続を容易に保証できる。その結果、液晶パネル2を信頼性のよいものにできる。また図5に示した電気抵抗測定機構を電子機器内に搭載して、第1配線端子18と第2配線端子24との間の電気抵抗を定期的にモニタリングすることができる。このようにすれば電気光学装置1の故障を未然に予測しアラートを出したり、適切なメンテナンスを実施したりすることができる。
第1パネル端子29、接続配線33及び検出端子32は一体となっている。すなわち、第1パネル端子29、接続配線33及び検出端子32は同じ導電膜で構成されている。第1パネル端子29及び検出端子32をそれぞれ別の膜にするときに比べて、検出端子32と第1パネル端子29とが一体になっているので、端子のパターンを簡単な形状にできる。
図3に示すように、検出端子32は第2パネル端子部28の両端に配置される。第2配線端子部14a及び第2パネル端子部28の+X方向の端部では右検出端子32aによって第2パネル端子31と第2配線端子24との電気的接続が信頼性のある状態になっているか否かを検出できる。第2配線端子部14a及び第2パネル端子部28の−X方向の端部では左検出端子32bによって第2パネル端子31と第2配線端子24との電気的接続が信頼性のある状態になっているか否かを検出できる。従って、第2パネル端子部28の電気的接続の信頼性を容易に確認できる。
第2の実施形態
本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、図3に示した検出端子32の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。図7は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図7に示すように、電気光学装置41は電気光学パネルとしての液晶パネル42を備える。第2パネル端子部28では第2パネル端子31と第1パネル端子29との間に検出端子43が配置されている。−Y方向を第1方向44とする。第1方向44は第2パネル端子31から検出端子43に向かう方向である。検出端子43は第2パネル端子部28の両端に配置されている。+X方向側の検出端子43は右検出端子43aである。−X方向側の検出端子43は左検出端子43bである。
検出端子43は第1方向44と直交する方向の長さが第2パネル端子31より長い。右検出端子43aは第2パネル端子31より+X方向に突出している。左検出端子43bは第2パネル端子31より−X方向に突出している。このように、検出端子43は第2パネル端子部28の長手方向外側に突出する。
図7の第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このような配線基板のθ回転は製造的に発生し得る事象でありθ回転の交差を考慮してパネル端子の大きさ、ピッチ等は決定されている。このとき、右検出端子43aと左検出端子43bに突出部を設けると、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも液晶パネル42の平面視で第2配線端子24と検出端子43とが重なり易い。従って、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも第2配線端子24と検出端子43とが電気的に接続するか否かを評価できる。
第3の実施形態
本実施形態が第2の実施形態と異なるところは、図7に示した検出端子43の形状が異なる点にある。尚、第2の実施形態と同じ点については説明を省略する。図8は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図8に示すように、電気光学装置47は電気光学パネルとしての液晶パネル48を備える。第2パネル端子部28では第2パネル端子31と第1パネル端子29との間に検出端子49が配置されている。検出端子49は第2パネル端子部28の両端に配置されている。+X方向側の検出端子49は右検出端子49aである。−X方向側の検出端子49は左検出端子49bである。
検出端子49は第1方向44と直交する方向の長さが第2パネル端子31より長い。右検出端子49aは第2パネル端子31より+X方向に突出し−X方向にも突出している。左検出端子49bも第2パネル端子31より+X方向に突出し−X方向にも突出している。このように、検出端子49は第2パネル端子部28の長手方向の両方の方向に突出する。
第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このとき、右検出端子49aと左検出端子49bに突出部を設けると第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも液晶パネル48の平面視で第2配線端子24と検出端子49とが重なり易い。右検出端子49aと左検出端子49bが+X方向の突出部及び−X方向の突出部を持つので、第2配線基板14のθ回転の方向によらず左右の検出端子49での電気抵抗の検出感度が向上する。従って、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも第2配線端子24と検出端子49とが電気的に接続するか否かを評価できる。
第4の実施形態
本実施形態が第3の実施形態と異なるところは、図8に示した第2配線端子部14aにおける両端の第2配線端子24の形状が異なる点にある。尚、第3の実施形態と同じ点については説明を省略する。図9は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図9に示すように、電気光学装置51は電気光学パネルとしての液晶パネル48を備える。
第2配線基板14の第2配線端子部14aには第2配線端子52がX方向に配列されている。第2配線端子52のうち+X方向の端部の第2配線端子52を第2右端配線端子52aとする。第2配線端子52のうち−X方向の端部の第2配線端子52を第2左端配線端子52bとする。+Z方向から見た液晶パネル48の平面視において第2右端配線端子52a及び第2左端配線端子52bは一部が検出端子49と重なる部分を有する。
+Z方向から見た液晶パネル48の平面視において第2右端配線端子52a及び第2左端配線端子52bは検出端子49と重なる部分に拡幅部53を備える。拡幅部53は第1方向44と直交する方向の長さが第2パネル端子31と重なる部分の第2配線端子52より長くなっている。詳しくは、拡幅部53は第2パネル端子31と重なる部分の第2配線端子52より+X方向に突出し−X方向にも突出している。
拡幅部53を設けたので、検出端子49に対する第2右端配線端子52a及び第2左端配線端子52bのX方向の相対位置がずれても、+Z方向から見た液晶パネル48の平面視において第2配線端子52の拡幅部53と検出端子49とが重なり易い。なお検出端子49についても拡幅部を設けると、第2配線端子52の拡幅部53との接触面積が増加するので検出端子49での電気抵抗の検出感度が向上する。従って、第2配線端子52と検出端子49との相対位置がずれても第2配線端子52と検出端子49とが電気的に接続するか否かを評価できる。
第5の実施形態
本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、図3に示した検出端子32及び接続配線33の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。図10は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図10に示すように、電気光学装置56は電気光学パネルとしての液晶パネル57を備える。
第2パネル端子部28では第1パネル端子8の配列の+Y方向に複数の第2パネル端子58がX方向に配列する。第2パネル端子58のうちX方向の両端の端子を第2パネル端子59とする。第2パネル端子59のうち+X方向の端部の端子を第2右パネル端子59aとし、−X方向の端部の端子を第2左パネル端子59bとする。第2パネル端子59のうち第2右パネル端子59aと第2左パネル端子59bとの間の端子はデータパネル端子60を含む。データパネル端子60は信号を送信または受信する端子である。このように、第2パネル端子部28は信号を送信または受信するデータパネル端子60を有する。第1方向44において、第2パネル端子59の長さはデータパネル端子60より短い。すなわち、第2右パネル端子59aと第2左パネル端子59bの長さはデータパネル端子60より短い。
第2パネル端子部28では第2パネル端子59と第1パネル端子29との間に検出端子61が配置されている。検出端子61は第2パネル端子部28の両端に配置されている。+X方向の端部の検出端子61は右検出端子61aである。−X方向の端部の検出端子61は左検出端子61bである。検出端子61の第1方向44の逆方向の端部としての第2端部61cはデータパネル端子60の第1方向44側の端部としての第1端部60dより第2パネル端子59の近くに配置されている。
図10の第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このとき、第1方向44において検出端子61が第2パネル端子59の近くに配置されている為、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めになっても第2配線端子24が検出端子61と重なり易くできる。
第2パネル端子部28の左右には第2配線基板14を貼り付ける際のアライメントマーク(図示せず)が第2パネル端子58の中心点を通る仮想線上に設けられている。従って第2配線基板14は上記仮想線を基準にして斜めに配置(θ回転)される事象が発生する。図に示すように第1方向44に対して第2配線端子24が斜めに配置されると、第2右配線端子24aは−Y方向側の端が+X方向にずれる。+X方向のずれ量は、例えば第2パネル端子58の中心点から検出端子61までの距離をLとし、第2配線基板14の回転量をθとすると、θは小さな値であるのでおおむねLxθとなる。検出端子61は第2端部61cが第2右パネル端子59aに近い。すなわちLが小さくなっている第2右配線端子24aは右検出端子61aと重なる。第2左配線端子24bは左検出端子61bと重なる。
検出端子61を第2パネル端子58の中心線に近づけたので、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも液晶パネル57の平面視で第2配線端子24と検出端子61とが重なり易い。従って、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めのときにも第2配線端子24と検出端子61とが電気的に接続するか否かを評価できる。
検出端子61と第1パネル端子29との間には接続配線62が配置される。接続配線62は第1パネル端子29と検出端子61とを電気的に接続する。右検出端子61aと第1右パネル端子29aとの間には右接続配線62aが配置される。左検出端子61bと第1左パネル端子29bとの間には左接続配線62bが配置される。
第2配線端子24において、第2右配線端子24aと第2左配線端子24bとの間の端子はデータ配線端子24cを含む。Z方向から見た液晶パネル57の平面視において、第2配線基板14はデータパネル端子60と重ねて配置されるデータ配線端子24cを有する。データ配線端子24cは検出端子61より第1方向44に突出する。つまり、データ配線端子24cは検出端子61の境界61dより第1方向44に突出する。
接続配線62はデータパネル端子60側が凹んでいる。右接続配線62aは、データ配線端子24cがある−X方向側が凹んでいる。左接続配線62bはデータ配線端子24cがある+X方向側が凹んでいる。
図10の第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このとき、データ配線端子24cの−Y方向側の端が右接続配線62aに接近する。右接続配線62aはデータパネル端子60側が凹んでいる。このため、第1方向44に対してデータ配線端子24cが斜めになって、データ配線端子24cが右接続配線62aと接近してもデータ配線端子24cが右接続配線62aと接触することを抑制できる。同様に、データ配線端子24cが左接続配線62bと接近してもデータ配線端子24cが左接続配線62bと接触することを抑制できる。意図しない接続配線62aまたは接続配線62bとデータ配線端子24cとの短絡を回避できるので、短絡電流による破壊等を抑止できる。
第6の実施形態
本実施形態が第5の実施形態と異なるところは、図10に示した接続配線62が絶縁膜に覆われている点にある。尚、第5の実施形態と同じ点については説明を省略する。図11は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図12は接続配線を説明するための要部模式側断面である。図12は図11のCC線に沿う断面側から見た図である。図11及び図12に示すように、電気光学装置65は電気光学パネルとしての液晶パネル66を備える。
Z方向から見た液晶パネル66の平面視において、第2配線基板14はデータパネル端子60と重ねて配置されるデータ配線端子24cを有する。データ配線端子24cは検出端子61の端としての境界61dより第1方向44に突出する。
液晶パネル66は素子基板67を備える。素子基板67では検出端子61と第1パネル端子29との間には接続配線68が配置される。接続配線68は第1パネル端子29と検出端子61とを電気的に接続する。右検出端子61aと第1右パネル端子29aとの間には右接続配線68aが配置される。左検出端子61bと第1左パネル端子29bとの間には左接続配線68bが配置される。第1パネル端子29と検出端子61とを接続する接続配線68の表面は絶縁膜69に覆われている。接続配線68は、素子基板67において画素マトリックスや周辺回路を構成する配線層で構成する。配線層は例えば画素マトリックスのゲート配線層、データ線層、容量線層など、第1パネル端子29の電極層(例えば画素電極層で構成される)と絶縁膜で絶縁されている配線層であればよい。絶縁膜69の材質には絶縁性があれば良く、絶縁膜69の材質はシリコン酸化物でも良く、樹脂膜でも良い。
図11の第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このとき、データ配線端子24cの−Y方向側の端が右接続配線68aに接近する。右接続配線68aは絶縁膜69に覆われている。このため、第1方向44に対してデータ配線端子24cが斜めになって、データ配線端子24cが右接続配線68aと重なってもデータ配線端子24cが右接続配線68aと接触することを抑制できる。また、データ配線端子24cが左接続配線68bと重なってもデータ配線端子24cが左接続配線68bと接触することを抑制できる。
第7の実施形態
本実施形態が第6の実施形態と異なるところは、絶縁膜69がなく、第2パネル端子9がダミー端子を備える点にある。尚、第6の実施形態と同じ点については説明を省略する。図13は、配線基板の配線端子とパネル端子との位置を説明するための模式平面図である。図13に示すように、電気光学装置72は電気光学パネルとしての液晶パネル73を備える。
図13に示すように、液晶パネル73には絶縁膜69が配置されていないので、接続配線68が素子基板4上に露出する。第2パネル端子部28において第2パネル端子58は第2パネル端子59、データパネル端子60に加えてダミー端子としてのダミーパネル端子74を備える。データパネル端子60は信号を送信または受信する端子である。ダミーパネル端子74は信号を送信及び受信しない端子である。ダミーパネル端子74は独立した端子であり、配線や電気素子と電気的に接続されない端子である。
第2パネル端子部28には両端に第2パネル端子59が配置される。第2右パネル端子59aの−X方向に隣り合う右ダミーパネル端子74aが配置される。第2左パネル端子59bの+X方向に隣り合う左ダミーパネル端子74bが配置される。右ダミーパネル端子74a及び左ダミーパネル端子74bがダミーパネル端子74である。右ダミーパネル端子74aと左ダミーパネル端子74bとの間に多数のデータパネル端子60が配置される。
第2パネル端子59とデータパネル端子60との間にダミーパネル端子74が配置される。詳しくは、第2右パネル端子59aとデータパネル端子60との間に右ダミーパネル端子74aが配置される。第2左パネル端子59bとデータパネル端子60との間に左ダミーパネル端子74bが配置される。
第2配線端子部14aにおいて第2配線端子24は第2右配線端子24a、第2左配線端子24b、データ配線端子24cの他に右ダミー配線端子24d及び左ダミー配線端子24eを備える。
第2配線端子部14aの+X方向側の端に第2右配線端子24aが配置される。第2右配線端子24aの−X方向側の隣には右ダミー配線端子24dが配置される。第2配線端子部14aの−X方向側の端に第2左配線端子24bが配置される。第2左配線端子24bの+X方向側の隣には左ダミー配線端子24eが配置される。右ダミー配線端子24dと左ダミー配線端子24eとの間に多数のデータ配線端子24cが配置される。このように、Z方向から見た液晶パネル73の平面視において、第2配線基板14はデータパネル端子60と重ねて配置されるデータ配線端子24cを有する。
第2異方性導電膜13により右ダミー配線端子24dは右ダミーパネル端子74aと接続される。第2異方性導電膜13により左ダミー配線端子24eは左ダミーパネル端子74bと接続される。右ダミー配線端子24d及び左ダミー配線端子24eは信号を送信及び受信しない端子である。
図13の第2配線端子部14aは第2パネル端子部28に対して斜めに配置されている。これは、第2配線基板14の実装工程にて第2配線基板14が本来の位置に対して斜めに配置された状態を示す。このとき、右ダミー配線端子24dの−Y方向側の端が右接続配線68aに接近する。右ダミー配線端子24dは電気信号が伝送されない。このため、第1方向44に対してデータ配線端子24cが斜めになって、右ダミー配線端子24dが右接続配線68aと重なっても右接続配線68aに電気的な影響を及ぼすことを抑制できる。同様に、左ダミー配線端子24eが左接続配線68bと重なっても左接続配線68bに電気的な影響を及ぼすことを抑制できる。
ダミーパネル端子74がないときに比べて、第2パネル端子59とデータパネル端子60とが互いに離れている。従って、第1方向44に対して第2配線端子24が斜めになってもデータ配線端子24cが検出端子61と電気的に接続することを抑制できる。
第8の実施形態
本実施形態では上述した実施形態にかかる電気光学装置1、電気光学装置41、電気光学装置47、電気光学装置51、電気光学装置56、電気光学装置65、電気光学装置72のいずれかを用いた電子機器について説明する。
図14は、電気光学装置を用いた投射型表示装置の構成を示す構成図である。図14に示すように、電子機器としての投射型表示装置81の内部には、ハロゲンランプ等の白色光源を有するランプユニット82が設けられている。ランプユニット82から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー83及び2枚のダイクロイックミラー84によって赤色、緑色、青色の3原色に分離される。
3原色に分離された投射光は、各原色に対応する赤色ライトバルブ85r、緑色ライトバルブ85g及び青色ライトバルブ85bにそれぞれ導かれる。尚、青色の光は、他の赤色や緑色と比較すると光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ86、リレーレンズ87及び射出レンズ88を有するリレーレンズ系89を介して導かれる。
赤色ライトバルブ85r、緑色ライトバルブ85g及び青色ライトバルブ85bは投射型表示装置81内の上位回路と接続される。赤色、緑色、青色のそれぞれの原色成分の階調レベルを指定する画像信号がそれぞれ外部上位回路から供給されて、投射型表示装置81内の上位回路で処理され、赤色ライトバルブ85r、緑色ライトバルブ85g及び青色ライトバルブ85bがそれぞれ駆動される。赤色ライトバルブ85r、緑色ライトバルブ85g、青色ライトバルブ85bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム91に3方向から入射する。そして、ダイクロイックプリズム91において、赤色及び青色の光は90度に反射し、緑色の光は透過する。したがって、各原色の画像が合成された後、スクリーン92には、投射レンズ群93によってカラー画像が投射される。
赤色ライトバルブ85r、緑色ライトバルブ85g及び青色ライトバルブ85bには電気光学装置1、電気光学装置41、電気光学装置47、電気光学装置51、電気光学装置56、電気光学装置65、電気光学装置72のいずれかが用いられる。
電気光学装置1、電気光学装置41、電気光学装置47、電気光学装置51、電気光学装置56、電気光学装置65、電気光学装置72は第1配線端子18と第2配線端子24との間の電気抵抗が検査される。これにより、液晶パネル2、液晶パネル42、液晶パネル48、液晶パネル57、液晶パネル66、液晶パネル73と第2配線端子24との導通状態をそれぞれ容易に確認できる為、液晶パネル2、液晶パネル42、液晶パネル48、液晶パネル57、液晶パネル66、液晶パネル73の電気的接続の信頼性を向上できる。従って、投射型表示装置81は液晶パネル2、液晶パネル42、液晶パネル48、液晶パネル57、液晶パネル66、液晶パネル73の電気的接続の信頼性を向上できる電気光学装置1、電気光学装置41、電気光学装置47、電気光学装置51、電気光学装置56、電気光学装置65、電気光学装置72のいずれかを備える機器とすることができる。
本発明を適用した電気光学装置1、電気光学装置41、電気光学装置47、電気光学装置51、電気光学装置56、電気光学装置65、電気光学装置72を備えた電子機器は、上記実施形態の投射型表示装置81に限定されない。例えば、投射型のヘッドアップディスプレイや直視型のヘッドマウントディスプレイ、パーソナルコンピューター、デジタルスチールカメラ、液晶テレビ等の電子機器に用いてもよい。
変形例1
前記第4の実施形態では、拡幅部53は第2パネル端子31と重なる部分の第2配線端子52より+X方向及び−X方向に突出した。拡幅部53は第2パネル端子31と重なる部分の第2配線端子52より+X方向にのみ突出しても良く、−X方向にのみ突出しても良い。また、第1の実施形態における検出端子32のように検出端子49の幅が第2パネル端子31と同じ幅であっても良い。
以下に、実施形態から導きだされる内容を記載する。
電気光学装置は、接続エリアを有する電気光学パネルと、前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される第1配線基板及び第2配線基板と、を含む電気光学装置であって、前記接続エリアには、第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部が端部からこの順番で離間して配置され、前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、電気光学装置は電気光学パネル、第1配線基板及び第2配線基板を備える。電気光学パネルの接続エリアには端部側から第1パネル端子部、第2パネル端子部がこの順番で離間して配置される。第1パネル端子部の第1パネル端子と第1配線端子部の第1配線端子とは電気的に接続される。第2配線基板の一部は第1配線基板に重ねて配置される。
第2配線基板は第1配線基板と重なった状態で第2パネル端子に接続される。したがって、第1配線基板による段差の影響があり、第2配線基板が電気光学パネルから剥離する応力を受けやすい。このため、第1配線基板の段差の影響により、電気的接続が不安定となる懸念がある。このような状況では第2配線基板が電気光学パネルから離れるとき、第2配線端子は第2パネル端子より先に検出端子から離れる。
第2配線端子が検出端子と密着するとき、第1配線端子と第2配線端子との間の電気抵抗が低くなる。第2配線端子が検出端子と離れるとき、第1配線端子と第2配線端子との間の電気抵抗が高くなる。
従って、第1配線端子、第1パネル端子、検出端子、第2配線端子を経由する電気抵抗を検査することで、電気光学パネルと第2配線基板との導通状態を容易に確認できる為、電気光学パネルと第2配線基板の接続を容易に保証できる。その結果、電気光学パネルの電気的接続の信頼性を向上できる。
上記の電気光学装置では、前記検出端子と前記第1パネル端子とは一体となっていることが好ましい。
この構成によれば、検出端子と第1パネル端子とが一体になっているので、端子のパターンを簡単な形状にできる。
上記の電気光学装置では、前記検出端子は前記第2パネル端子から前記第1パネル端子に向かう第1方向と直交する方向の長さが前記第2パネル端子より長いことが好ましい。
この構成によれば、第1方向と直交する方向において、検出端子の長さが第2パネル端子より長い。このとき、第1方向に対して第2配線端子が斜めのときにも電気光学パネルの平面視で第2配線端子と検出端子とが重なり易い。従って、第1方向に対して第2配線端子が斜めのときにも第2配線端子と検出端子とが電気的に接続するか否かを評価できる。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において前記第2配線端子は前記検出端子と重なる部分に拡幅部を備えることが好ましい。
この構成によれば、第2配線端子は検出端子と重なる部分に拡幅部を備える。拡幅部では第2配線端子の幅が広くなっている。第2配線端子の幅が広くなっている側に検出端子がずれても、電気光学パネルの平面視において第2配線端子と検出端子とは重なり易い。従って、第2配線端子と検出端子との相対位置がずれても第2配線端子と検出端子とが電気的に接続するか否かを評価できる。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、前記第2パネル端子から前記第1パネル端子に向かう第1方向において、前記第2パネル端子の長さは前記データパネル端子より短く、前記検出端子の前記第1方向の逆方向側の端部は前記データパネル端子の前記第1方向側の端部より前記第2パネル端子の近くに配置されていることが好ましい。
この構成によれば、第1方向において検出端子が第2パネル端子の近くに配置されている。従って、第1方向に対して第2配線端子が斜めになっても第2配線端子が検出端子と重なり易くできる。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子より突出し、前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線は前記データパネル端子側が凹んでいることが好ましい。
この構成によれば、接続配線はデータパネル端子側が凹んでいる。このため、第1方向に対してデータ配線端子が斜めになってもデータ配線端子が接続配線と接触することを抑制できる。
上記の電気光学装置では、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子の前記第1方向側の端より突出し、前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線の表面は絶縁膜に覆われていることが好ましい。
この構成によれば、接続配線の表面は絶縁膜に覆われている。このため、第1方向に対してデータ配線端子が斜めになってもデータ配線端子が接続配線と接触することを抑制できる。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、前記第2パネル端子と前記データパネル端子との間に配置され信号を送信及び受信しないダミー端子を備えることが好ましい。
この構成によれば、第2パネル端子とデータパネル端子との間にダミー端子が配置されている。ダミー端子はデータ配線端子と電気的に接続しても信号を送信及び受信しない端子である。ダミー端子がないときに比べて、第2パネル端子とデータパネル端子とが互いに離れている。従って、第1方向に対してデータ配線端子が斜めになってもデータ配線端子が検出端子と接触することを抑制できる。
上記の電気光学装置では、前記第2パネル端子及び前記検出端子は前記第2パネル端子部の両端に配置され、前記第2配線端子は前記第2配線端子部の両端に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第2パネル端子及び検出端子が第2パネル端子部のパネル駆動の電源または信号端子より外側の端子に配置される。第2配線端子は第2配線端子部のパネル駆動の電源または信号端子より外側の端子に配置される。従って、第2パネル端子部の導通状態を容易に確認できる。
電子機器は、上記に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、電子機器は上記に記載の電気光学装置を備える。上記に記載の電気光学装置は第1配線端子と第2配線端子との間の電気抵抗を検査することにより電気光学パネルと第2配線基板との導通状態を容易に確認できる為、電気光学パネルと第2配線基板の接続を容易に保証できる。その結果、電気光学パネルの電気的接続の信頼性を向上できる。従って、電子機器は電気光学パネルの電気的接続の信頼性を向上できる電気光学装置を備える機器とすることができる。
実装状態評価方法は、接続エリアを有する電気光学パネルと、前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される、第1配線基板、及び第2配線基板を含む電気光学装置であって、前記接続エリアには、端部側から第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部がこの順番で離間して配置され、前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されている電気光学装置において、前記第1配線端子と前記第2配線端子との間の抵抗を検出して前記電気光学パネルと前記第2配線基板とが電気的に接続されているか否かを検出することを特徴とする。
この方法における電気光学装置では第2配線端子、検出端子、第1パネル端子、第1配線端子がこの順に電気的に接続される。第2配線端子と検出端子とが電気的に接続されるとき、第1配線端子と第2配線端子との間の抵抗は低い。第2配線端子と検出端子との間の電気的な接続が不良のとき、第1配線端子と第2配線端子との間の抵抗が高い。
第1配線端子と第2配線端子との間の電気抵抗を検査することにより電気光学パネルと第2配線基板との導通状態を容易に確認できる為、電気光学パネルと第2配線基板の接続を容易に保証できる。その結果、電気光学パネルの電気的接続の信頼性を向上できる。また第1配線端子と第2配線端子との間の電気抵抗を定期的にモニタリングすることにより電気光学装置の故障を未然に予測し適切なメンテナンスを実施することができる。
1,41,47,51,56,65,72…電気光学装置、2,42,48,57,66,73…電気光学パネルとしての液晶パネル、4a…端部、7…接続エリア、11…異方性導電膜としての第1異方性導電膜、12…第1配線基板、12a…第1配線端子部、13…異方性導電膜としての第2異方性導電膜、14a…第2配線端子部、14…第2配線基板、18…第1配線端子、24a…第2配線端子としての第2右配線端子、24b…第2配線端子としての第2左配線端子、24c…データ配線端子、24,52…第2配線端子、27…第1パネル端子部、28…第2パネル端子部、29…第1パネル端子、29a…第1パネル端子としての第1右パネル端子、29b…第1パネル端子としての第1左パネル端子、31,59…第2パネル端子、31a…第2パネル端子としての第2右パネル端子、31b…第2パネル端子としての第2左パネル端子、32…検出端子、34,60…データパネル端子、44…第1方向、53…拡幅部、60d…端部としての第1端部、61c…端部としての第2端部、61d…端としての境界、62…接続配線、69…絶縁膜、74…ダミー端子としてのダミーパネル端子、81…電子機器としての投射型表示装置。

Claims (11)

  1. 接続エリアを有する電気光学パネルと、
    前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される第1配線基板及び第2配線基板と、を含む電気光学装置であって、
    前記接続エリアには、第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部が端部からこの順番で離間して配置され、
    前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、
    前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、
    前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、
    前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、
    前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置であって、
    前記検出端子と前記第1パネル端子とは一体となっていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気光学装置であって、
    前記検出端子は前記第2パネル端子から前記検出端子に向かう第1方向と直交する方向の長さが前記第2パネル端子より長いことを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において前記第2配線端子は前記検出端子と重なる部分に拡幅部を備えることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1または2に記載の電気光学装置であって、
    前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、
    前記第2パネル端子から前記検出端子に向かう第1方向において、前記第2パネル端子の長さは前記データパネル端子より短く、前記検出端子の前記第1方向の逆方向の端部は前記データパネル端子の前記第1方向の端部より前記第2パネル端子の近くに配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、
    前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子より突出し、
    前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線は前記データパネル端子側が凹んでいることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、
    前記データ配線端子は前記第1方向側が前記検出端子の前記第1方向側の端より突出し、
    前記第1パネル端子と前記検出端子とを接続する接続配線の表面は絶縁膜に覆われていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項1または2に記載の電気光学装置であって、
    前記第2パネル端子部は信号を送信または受信するデータパネル端子を有し、
    前記電気光学パネルの厚み方向から見た平面視において、前記第2配線基板は前記データパネル端子と重ねて配置されるデータ配線端子を有し、
    前記第2パネル端子と前記データパネル端子との間に配置され信号を送信及び受信しないダミー端子を備えることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記第2パネル端子及び前記検出端子は前記第2パネル端子部の両端に配置され、
    前記第2配線端子は前記第2配線端子部の両端に配置されることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
  11. 接続エリアを有する電気光学パネルと、
    前記接続エリアに異方性導電膜を介して接続される、第1配線基板、及び第2配線基板と、を含む電気光学装置であって、
    前記接続エリアには、端部側から第1パネル端子を備える第1パネル端子部、第2パネル端子を備える第2パネル端子部がこの順番で離間して配置され、
    前記第1配線基板の接続部である第1配線端子部が備える第1配線端子は前記第1パネル端子と電気的に接続され、
    前記第2配線基板は前記第1配線基板に重ねて配置され、
    前記第2配線基板の接続部である第2配線端子部が備える第2配線端子は前記第2パネル端子と電気的に接続され、
    前記第2パネル端子部には前記第1パネル端子部側に配置された検出端子が含まれ、
    前記検出端子は前記第1パネル端子と電気的に接続されている電気光学装置において、
    前記第1配線端子と前記第2配線端子との間の抵抗を検出して前記電気光学パネルと前記第2配線基板とが電気的に接続されているか否かを検出することを特徴とする実装状態評価方法。
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