JP2011138101A - 電気光学装置、電気光学パネル、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学パネル、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性を向上させることができる電気光学装置、電気光学パネル、及び電子機器を提供する。
【解決手段】複数の端子を有するパネル接続端子部41が設けられた液晶パネル11と、パネル接続端子部41と電気的に接続されるべく、複数の接続端子を有するFPC接続端子部46が設けられたフレキシブル基板600と、を有し、パネル接続端子部41は、離間する第1パネル端子41aと第2パネル端子41bとが接続配線72を介して電気的に接続されており、フレキシブル基板600は、FPC接続端子部46を介して第1パネル端子41aと接続される第1外部端子81aと、第2パネル端子41bと接続される第2外部端子81bとを有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気光学装置、電気光学パネル、及び電子機器に関する。
電気光学装置の一つである液晶装置は、表示領域を有する液晶パネルと、外部駆動回路との間で液晶パネルに信号を伝達するための中継基板とを有して構成されている。液晶パネルと中継基板との電気的な接続方法の代表的な例として特許文献1には、液晶パネル及び中継基板としてのフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuits)の双方に接続端子が設けられており、異方性導電フィルム(ACF:Anisotoropic Conductive Film)を介して互いが圧着されることにより、異方性導電フィルムを構成する導電粒子と接続端子が接して電気的に接続する方法が開示されている。
液晶パネルとフレキシブル基板とが電気的に接続されているか否かを検査する方法としては、従来、圧着した際に接続端子に形成される導電粒子の粒子痕を確認して判断していた。導電粒子は、例えば、ニッケルのメタルボールである。しかし、最近では、導電粒子の材料として弾性体の特性を利用した、例えば、プラスチックボールに金属のメッキが施されたものが用いられる。
特開平11−295747号公報
しかしながら、上記プラスチックボールは弾性体であり、圧着したとしても導電粒子がつぶれてしまい、接続端子に粒子痕が形成されない。よって、接続端子が透視できない限り、液晶パネルの接続端子にフレキシブル基板の接続端子を接合した際に、互いの接続端子が電気的に接続されているか否かをチェックする方法がない。つまり、実際に液晶パネルを駆動して表示状態を確認する以外に電気的な信頼性を簡便にチェックする方法がないという課題があった。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電気光学装置は、複数の端子を有する第1端子部と、前記第1端子部と隣り合うように配置された複数の端子を有する第2端子部と、を備えた電気光学パネルと、前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられた第1回路基板と、前記第2端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第2接続端子部が設けられた第2回路基板と、を有し、前記第1端子部は離間する第1端子と第2端子とを有し、前記第2端子部は離間する第3端子と第4端子とを有し、前記第1端子と前記第4端子、及び、前記第2端子と前記第3端子が、前記電気光学パネルに設けられた第1接続配線及び第2接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、前記第1回路基板は、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有し、前記第2回路基板は、前記第2接続端子部を介して前記第3端子と接続される第3外部端子と、前記第4端子と接続される第4外部端子とを有することを特徴とする。
この構成によれば、第1端子部と第2端子部とが隣り合って配置されている場合でも、第1端子部及び第2端子部の間において隣り合う第1端子と第4端子、及び、第2端子と第3端子が電気的に接続されているので、第1接続端子部及び第2接続端子部を介して引き出された第1外部端子から第4外部端子を用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、回路基板を通じて導通状態を確認することで、電気光学パネルと各回路基板とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
[適用例2]上記適用例に係る電気光学装置において、前記第1接続配線及び前記第2接続配線の一部は、表示領域の周囲において引き回されて配置されていることが好ましい。
この構成によれば、第1端子と第4端子、又は、第2端子と第3端子が表示領域の周囲において引き回された接続配線を介して接続されているので、第1端子部及び第2端子部と表示領域内の素子とを接続する配線と接触することなく導通のチェックを行うことができる。加えて、電気光学パネル上に配線との接触を回避するための層を形成しなくても対応ができる。
[適用例3]上記適用例に係る電気光学装置において、前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、前記第1端子と前記第2端子、及び、前記第3端子と前記第4端子は、前記端子群の前記一定の方向における両端側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルと回路基板との線膨張係数が異なる場合、端子群の両端に反りが発生しやすい。しかし、各端子群の両端に設けられた第1端子〜第4端子の導通状態を確認するので、接続部全体の接続状態の確認を行うことができる。
[適用例4]上記適用例に係る電気光学装置において、前記第1端子部及び前記第2端子部は、前記電気光学パネルの第1辺及び前記第1辺と交差する方向の第2辺の少なくとも一方に設けられている。
この構成によれば、第1端子部や第2端子部が、電気光学パネルの第1辺や第2辺に沿って設けられている場合でも、第1端子部及び第2端子部において隣り合う第1端子と第4端子、及び、第2端子と第3端子が電気的に接続されているので、各端子部と各接続端子部とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
[適用例5]上記適用例に係る電気光学装置において、前記電気光学パネルは、複数の端子を有する第3端子部と、前記第3端子部と隣り合うように配置された複数の端子を有する第4端子部と、前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられた第3回路基板と、前記第4端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第4接続端子部が設けられた第4回路基板と、を備え、前記第3端子部は、前記第1端子部が設けられた位置と前記電気光学パネルの端部との間に設けられ、前記第4端子部は、前記第2端子部が設けられた位置と前記電気光学パネルの端部との間にそれぞれ設けられ、前記第3端子部は離間する第5端子と第6端子とを有し、前記第4端子部は離間する第7端子と第8端子とを有し、前記第5端子と前記第8端子、及び、前記第6端子と前記第7端子が、前記電気光学パネルに設けられた第3接続配線及び第4接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、前記第3回路基板は、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子と、を有し、前記第4回路基板は、前記第4接続端子部を介して前記第7端子と接続される第7外部端子と、前記第8端子と接続される第8外部端子と、を有することが好ましい。
この構成によれば、第3端子部及び第4端子部が、第1端子部及び第2端子部と電気光学パネルの端部との間に配置されている場合でも、それぞれ離間する第5端子と第8端子、及び、第6端子と第7端子が電気的に接続されているので、第3接続端子部及び第4接続端子部を介して引き出された各外部端子(第5外部端子〜第8外部端子)を用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、回路基板を通じて導通状態を確認することで、電気光学パネルと各回路基板とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
[適用例6]上記適用例に係る電気光学装置において、前記第3接続配線は、表示領域の周囲において引き回されて配置されていることが好ましい。
この構成によれば、第1端子と第2端子、及び、第5端子と第6端子が表示領域の周囲において引き回された第3接続配線を介して接続されているので、第1端子部及び第3端子部と表示領域内の素子とを接続する配線と接触することなく導通のチェックを行うことができる。加えて、電気光学パネル上に配線との接触を回避するための層を形成しなくても対応ができる。
[適用例7]上記適用例に係る電気光学装置において、前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、前記第5端子と前記第6端子、及び、前記第7端子と前記第8端子は、前記端子群の前記一定の方向における両端側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルと回路基板との線膨張係数が異なる場合、端子群の両端に反りが発生しやすい。しかし、各端子群の両端に設けられた第5端子、第6端子、第7端子、第8端子の導通状態を確認するので、接続部全体の接続状態の確認を行うことができる。
[適用例8]本適用例に係る電気光学装置は、複数の端子を有する第1端子部と、前記第1端子部に対して表示領域と反対側に配置された複数の端子を有する第3端子部と、を備えた電気光学パネルと、前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられた第1回路基板と、前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられた第3回路基板と、を有し、前記第1端子部は離間する第1端子と第2端子とを有し、前記第3端子部は離間する第5端子と第6端子とを有し、前記第1端子と前記第5端子、及び、前記第2端子と前記第6端子が前記電気光学パネルに設けられた第5接続配線及び第6接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、前記第1回路基板は、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有し、前記第3回路基板は、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子とを有することを特徴とする。
この構成によれば、第3端子部が第1端子部に対して表示領域と反対側に配置されている場合でも、同じ方向に設けられた第1端子と第5端子、及び、第2端子と第6端子が第5接続配線及び第6接続配線を介して電気的に接続されているので、第1接続端子部及び第3接続端子部を介して引き出された各外部端子を用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、回路基板を通じて導通状態を確認することで、電気光学パネルと各回路基板とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
[適用例9]上記適用例に係る電気光学装置において、前記第5接続配線及び前記第6接続配線は、前記表示領域よりも前記電気光学パネルの端部側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルの端部側に設けられているので、表示領域内の素子とを接続する配線と接触することなく導通のチェックを行うことができる。
[適用例10]上記適用例に係る電気光学装置において、前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、前記第1端子と前記第2端子、及び、前記第5端子と前記第6端子は、前記端子群の前記一定の方向における両端側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルと回路基板との線膨張係数が異なる場合、端子群の両端に反りが発生しやすい。しかし、各端子群の両端に設けられた第1端子、第5端子、第2端子、第6端子の導通状態を確認するので、接続部全体の接続状態の確認を行うことができる。
[適用例11]本適用例に係る電気光学パネルは、基板上に、離間して設けられた第1端子と第2端子とを含む複数の端子を有する第1端子部と、前記第1端子部と隣り合うように配置され、離間して設けられた第3端子と第4端子とを含む複数の端子を有する第2端子部と、前記基板の一辺と前記第1端子部との間に配置され、離間して設けられた第5端子と第6端子とを含む複数の端子を有する第3端子部と、前記基板の前記一辺と前記第2端子部との間に配置され、離間して設けられた第7端子と第8端子とを含む複数の端子を有する第4端子部と、前記第1端子と前記第4端子とを電気的に接続する第1接続配線と、前記第1端子と前記第5端子とを電気的に接続する第5接続配線と、前記第2端子と前記第6端子とを電気的に接続する第6接続配線と、前記第3端子と前記第7端子とを電気的に接続する第7接続配線と、前記第4端子と前記第8端子とを電気的に接続する第8接続配線と、前記第6接続配線と前記第7接続配線とを電気的に接続することにより前記第2端子、前記第3端子、前記第6端子及び前記第7端子を電気的に接続する第9接続配線と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第3端子部が第1端子部に対して表示領域と反対側に配置され、第4端子部が第2端子部に対して表示領域と反対側に配置されている場合でも、同じ方向に設けられた第1端子と第5端子、及び、第2端子と第6端子が第5接続配線及び第6接続配線を介して電気的に接続され、第3端子と第7端子、及び第4端子と第8端子が第7接続配線及び第8接続配線を介して電気的に接続されているので、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。
[適用例12]本適用例に係る電気光学装置は、上記に記載の電気光学パネルと、前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられ、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有する第1回路基板と、前記第2端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第2接続端子部が設けられ、前記第2接続端子部を介して前記第3端子と接続される第3外部端子と、前記第4端子と接続される第4外部端子とを有する第2回路基板と、前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられ、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子とを有する第3回路基板と、前記第4端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第4接続端子部が設けられ、前記第4接続端子部を介して前記第7端子と接続される第7外部端子と、前記第8端子と接続される第8外部端子とを有する第4回路基板と、を備えること特徴とする。
この構成によれば、接続端子部を介して各端子と各外部端子とが電気的に接続されているので、各外部端子を用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、回路基板を通じて導通状態を確認することで、電気光学パネルと各回路基板とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
[適用例13]本適用例に係る電子機器は、上記に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、電気的特性において信頼性の高い電子機器を提供することができる。
電気光学装置としての液晶装置の構成を模式的に示す斜視図。 液晶パネルの構造を示す模式平面図。 図2に示す液晶パネルのA−A'線に沿う模式断面図。 液晶パネルの電気的な構成を示す等価回路図。 液晶装置の構造を示す模式断面図。 第1実施形態の液晶装置の構成を示す模式平面図。 図6に示す液晶装置のB−B'線に沿う模式断面図。 図6に示す液晶装置を分解して示す模式平面図。 図7に示す液晶装置を分解して示す模式断面図。 第2実施形態の液晶装置の構成を示す模式平面図。 図10に示す液晶装置のC−C'線に沿う模式断面図。 図10に示す液晶装置を分解して示す模式平面図。 第3実施形態の液晶装置の構成を示す模式平面図。 図13に示す液晶装置のD−D'線に沿う模式断面図。 図13に示す液晶装置を分解して示す模式平面図。 第4実施形態の液晶装置を分解して示す模式平面図。 電子機器の一例として液晶プロジェクターの構成を示す模式図。 変形例の液晶装置の構成を示す模式平面図。 変形例の液晶装置の構成を示す模式平面図。 変形例の液晶装置の構成を示す模式平面図。 変形例の液晶装置の構成を示す模式平面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。本実施形態では、電気光学装置の一例として、投射型映像装置である液晶プロジェクターにおいてライトバルブとして用いられるTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
<液晶装置の構成>
図1は、電気光学装置としての液晶装置の構成を模式的に示す斜視図である。以下、液晶装置の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、液晶装置500は、電気光学パネルとしての液晶パネル11と、回路基板としてのフレキシブル基板600と、フレーム700とを備えて構成されている。なお、フレーム700は、図示しないフックによって、液晶パネル11と固定されている。
液晶パネル11の表裏面には、防塵ガラス(図示省略)が貼着される。詳述すると、防塵ガラスは、液晶パネル11の少なくとも表示領域に塵埃等が付着することを防止するために設けられる。また、フレキシブル基板600には、例えば、駆動用ICチップ800が搭載されている。
駆動用ICチップ800は、例えば、図示しないデータ線駆動回路の一部を含んで構成されている。また、駆動用ICチップ800は、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いて、電気的及び機械的に配線基板に実装されている。配線基板は、例えば、ポリイミド等の絶縁性を有する基材と、基材上においてパターニング形成された配線とを有している。
図2は、液晶パネルの構造を示す模式平面図である。図3は、図2に示す液晶パネルのA−A'線に沿う模式断面図である。以下、液晶装置の構造を、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2及び図3は、液晶パネルをフレキシブル基板と共に示している。
図2及び図3に示すように、液晶装置500を構成する液晶パネル11は、例えば、薄膜トランジスター(以下、「TFT(Thin Film Transistor)素子」と称する。)を画素のスイッチング素子として用いたTFTアクティブマトリクス方式の液晶パネルである。液晶パネル11は、一対の基板を構成する素子基板12と対向基板13とが、平面視略矩形枠状のシール材14を介して貼り合わされている。
素子基板12及び対向基板13は、例えば、石英などの透光性材料によって構成されている。液晶パネル11は、シール材14に囲まれた領域内に液晶層15が封入された構成になっている。なお、シール材14には液晶を注入するための液晶注入口16が設けられ、液晶注入口16は封止材17により封止されている。
液晶層15としては、例えば、正の誘電率異方性を有する液晶材料が用いられる。液晶パネルは、シール材14の内周近傍に沿って遮光性材料からなる平面視矩形枠状の額縁遮光膜18が対向基板13に形成されており、この額縁遮光膜18の内側の領域が表示領域19となっている。
額縁遮光膜18は、例えば、遮光性材料であるアルミ(Al)で形成されており、対向基板13側の表示領域19の外周を区画するように設けられている。
表示領域19内には、画素領域21がマトリクス状に設けられている。画素領域21は、表示領域19の最小表示単位となる1画素を構成している。シール材14の外側の領域には、データ線駆動回路22及び第1端子部としてのパネル接続端子部41が素子基板12の一辺(図2における下側)に沿って形成されている。パネル接続端子部41には、外部と接続するための回路基板としてのフレキシブル基板600が、第1接続端子部としてのFPC接続端子部46を介して電気的に接続されている。液晶パネル11とフレキシブル基板600との接続部の詳細については後述する。
また、シール材14の内側の領域には、この一辺に隣接する二辺に沿って走査線駆動回路24がそれぞれ形成されている。素子基板12の残る一辺(図2における上側)には、検査回路25が形成されている。対向基板13側に形成された額縁遮光膜18は、例えば、素子基板12上に形成された走査線駆動回路24及び検査回路25に対向する位置(平面的に重なる位置)に形成されている。
一方、対向基板13の各角部(例えば、シール材14のコーナー部の4箇所)には、素子基板12と対向基板13との間の電気的導通をとるための上下導通端子26が配設されている。
また、図3に示すように、素子基板12の液晶層15側には、複数の画素電極27が形成されており、これら画素電極27を覆うように第1配向膜28が形成されている。画素電極27は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電材料からなる導電膜である。
一方、対向基板13の液晶層15側には、格子状の遮光膜(BM:ブラックマトリクス)(図示せず)が形成され、その上に平面ベタ状の共通電極31が形成されている。そして、共通電極31上には、第2配向膜32が形成されている。共通電極31は、ITO等の透明導電材料からなる導電膜である。
液晶パネル11は透過型であって、素子基板12及び対向基板13における光の入射側と出射側とにそれぞれ偏光板(図示せず)等が配置されて用いられる。なお、液晶パネル11の構成は、これに限定されず、反射型や半透過型の構成であってもよい。
図4は、液晶パネルの電気的な構成を示す等価回路図である。以下、液晶パネルの電気的な構成を、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、液晶パネル11は、表示領域19を構成する複数の画素領域21を有している。各画素領域21には、それぞれ画素電極27が配置されている。また、画素領域21には、TFT素子33が形成されている。
TFT素子33は、画素電極27へ通電制御を行うスイッチング素子である。TFT素子33のソース側には、データ線34が電気的に接続されている。各データ線34には、例えば、データ線駆動回路22(図2参照)から画像信号S1,S2,…,Snが供給されるようになっている。
また、TFT素子33のゲート側には、走査線35が電気的に接続されている。走査線35には、例えば、走査線駆動回路24(図2参照)から所定のタイミングでパルス的に走査信号G1,G2,…,Gmが供給されるようになっている。また、TFT素子33のドレイン側には、画素電極27が電気的に接続されている。
走査線35から供給された走査信号G1,G2,…,Gmにより、スイッチング素子であるTFT素子33が一定期間だけオン状態となることで、データ線34から供給された画像信号S1,S2,…,Snが、画素電極27を介して画素領域21に所定のタイミングで書き込まれるようになっている。
画素領域21に書き込まれた所定レベルの画像信号S1,S2,…,Snは、画素電極27と共通電極31(図3参照)との間で形成される液晶容量で一定期間保持される。なお、保持された画像信号S1,S2,…,Snがリークするのを防止するために、画素電極27に電気的に接続された画素電位側容量電極と容量線の一例であるシールド層57(図5参照)に電気的に接続された容量電極36との間に蓄積容量37が形成されている。
このように、液晶層15に電圧信号が印加されると、印加された電圧レベルにより、液晶分子の配向状態が変化する。これにより、液晶層15に入射した光が変調されて、画像光が生成されるようになっている。
<液晶パネルの構造>
図5は、液晶装置の構造を示す模式断面図である。以下、液晶装置の構造を、図5を参照しながら説明する。なお、図5は、各構成要素の断面的な位置関係を示すものであり、明示可能な尺度で表されている。
図5に示すように、液晶パネル11は、素子基板12と、これに対向配置される対向基板13とを備えている。素子基板12及び対向基板13は、上記したように、例えば、石英基板等によって構成されている。
素子基板12上には、Ti(チタン)やCr(クロム)等からなる下側遮光膜51が形成されている。下側遮光膜51は、平面的に格子状にパターニングされており、各画素の開口領域を規定している。素子基板12及び下側遮光膜51上には、シリコン酸化膜等からなる下地絶縁膜52が形成されている。
下地絶縁膜52上には、TFT素子33及び走査線35等が形成されている。TFT素子33は、例えば、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、ポリシリコン等からなる半導体層38と、半導体層38上に形成されたゲート絶縁膜53と、ゲート絶縁膜53上に形成されたポリシリコン膜等からなる走査線35とを有する。上記したように、走査線35は、ゲート電極として機能する。
半導体層38は、チャネル領域38aと、低濃度ソース領域38bと、低濃度ドレイン領域38cと、高濃度ソース領域38dと、高濃度ドレイン領域38eとを備えている。チャネル領域38aは、走査線35からの電界によりチャネルが形成される。下地絶縁膜52上には、シリコン酸化膜等からなる第1層間絶縁膜54が形成されている。
第1層間絶縁膜54上には、蓄積容量37及びデータ線34等が設けられている。蓄積容量37は、TFT素子33の高濃度ドレイン領域38e及び画素電極27に接続された画素電位側容量電極としての中継層55と、固定電位側容量電極としての容量電極36とが、誘電体膜56を介して対向配置されている。
容量電極36及びデータ線34は、下層に導電性ポリシリコン膜A1、上層にアルミニウム膜A2の二層構造を有する膜として形成されている。
容量電極36及びデータ線34は、光反射性能に比較的優れたアルミニウムを含み、かつ、光吸収性能に比較的優れたポリシリコンを含むことから、遮光層として機能し得る。よって、TFT素子33の半導体層38に対する入射光の進行を、その上側で遮ることが可能である。
このような容量電極36は、蓄積容量37の固定電位側容量電極として機能する。容量電極36を固定電位とするためには、上述のように、画素領域21外の定電位源に接続されることで固定電位とされたシールド層57と、コンタクトホール58を介して電気的に接続されることによってなされている。
第1層間絶縁膜54には、TFT素子33の高濃度ソース領域38dとデータ線34とを電気的に接続するコンタクトホール61が開孔されている。言い換えれば、データ線34は、誘電体膜56及び第1層間絶縁膜54を貫通するコンタクトホール61を介して、TFT素子33の半導体層38と電気的に接続されている。具体的には、データ線34が上述のような二層構造をとっており、中継層55が導電性のポリシリコン膜からなることにより、データ線34及び半導体層38間の電気的接続は、導電性のポリシリコン膜によって実現されている。すなわち、下から順に、半導体層38、中継層55のポリシリコン膜、データ線34の下層のポリシリコン膜A1、その上層のアルミニウム膜A2となる。
また、第1層間絶縁膜54には、TFT素子33の高濃度ドレイン領域38eと蓄積容量37を構成する中継層55とを電気的に接続するコンタクトホール62が開孔されている。第1層間絶縁膜54上には、シリコン酸化膜等からなる第2層間絶縁膜63が形成されている。
第2層間絶縁膜63上には、例えば、アルミニウム等からなるシールド層57が形成されている。また、第2層間絶縁膜63には、上記したように、シールド層57と容量電極36とを電気的に接続するためのコンタクトホール58が形成されている。第2層間絶縁膜63上には、シリコン酸化膜等からなる第3層間絶縁膜64が形成されている。
第2層間絶縁膜63及び第3層間絶縁膜64には、画素電極27と中継層55とを電気的に接続するためのコンタクトホール65,66が開孔されている。具体的には、第2層間絶縁膜63上に形成された第2中継層67を介してコンタクトホール65とコンタクトホール66とが電気的に接続されている。第2中継層67は、シールド層57と同一の膜構成となっており、下層にアルミニウム膜、上層に窒化チタン膜という二層構造を備えている。
つまり、高濃度ドレイン領域38eと画素電極27とは、コンタクトホール62、中継層55、コンタクトホール65、第2中継層67、コンタクトホール66を介して、電気的に接続されている。第3層間絶縁膜64上には、上記した画素電極27及び第1配向膜28が形成されている。
画素電極27は、平面的にマトリクス状に形成されており、例えば、ITO膜等の透明導電性膜からなる。また、画素電極27上には、ラビング等により所定の方向に配向処理が施された第1配向膜28が形成されている。第1配向膜28は、例えば、ポリイミド膜等の透明な有機膜からなる。
第1配向膜28上には、シール材14(図2参照)により囲まれた空間に液晶等の電気光学物質が封入された液晶層15が設けられている。対向基板13の液晶層15に面する側には、透明な共通電極31を覆ってラビングにより所定の方向に配向処理が施された第2配向膜32が形成されている。第2配向膜32は、例えば、ポリイミド膜等の透明な有機膜からなる。
液晶層15は、画素電極27からの電界が印加されていない状態で第1配向膜28及び第2配向膜32によって所定の配向状態をとる。シール材14は、素子基板12及び対向基板13をそれらの周辺で貼り合わせるための、例えば光硬化性樹脂や熱硬化性樹脂からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー或いはガラスビーズ等のスペーサーが混入されている。
図6は、第1実施形態の液晶装置における液晶パネルと回路基板との接続状態を示す模式平面図である。図7は、図6に示す液晶装置のB−B'線に沿う模式断面図である。図8は、図6に示す液晶装置を分解して示す模式平面図である。図9は、図7に示す液晶装置を分解して示す模式断面図である。以下、液晶装置の構成を、図6〜図9を参照しながら説明する。なお、図6〜図9に示す液晶装置は、フレーム700の図示を省略している。
図6〜図9に示すように、液晶装置500は、複数の端子を有するパネル接続端子部41が設けられた液晶パネル11と、パネル接続端子部41と接続される複数の接続端子を有するFPC接続端子部46が設けられたフレキシブル基板600とを有する。パネル接続端子部41とFPC接続端子部46とは、異方性導電膜としての異方性導電フィルム(ACF)71を介して電気的に接続される。
パネル接続端子部41の第1領域42a(図8参照)には、液晶パネル11とフレキシブル基板600との接続状態をチェックするための、第1端子としての第1パネル端子41aが設けられている。また、パネル接続端子部41の第2領域42bには、上記と同様に、液晶パネル11とフレキシブル基板600との接続状態をチェックするための、第2端子としての第2パネル端子41bが設けられている。
第1領域42a及び第2領域42bは、パネル接続端子部41及びFPC接続端子部46の両端側に近い領域であることが好ましい。素子基板12とフレキシブル基板600とは線膨張係数が異なることから、特に異方性導電フィルム71を介して熱圧着した後に、FPC接続端子部46の両端側においてフレキシブル基板600の反りが発生すると考えられる。よって、反りが発生し易い部分では、異方性導電フィルム71による電気的な接続が損なわれる可能性が中央部に比べて高くなるので、両端側の接続状態を確認することで、接続部全体の接続状態の確認を行うことができる。
液晶パネル11の表示領域19の周囲(非表示領域)には、第1パネル端子41aと第2パネル端子41bとを電気的に接続する、アルミニウム等からなる接続配線72が形成されている。このように、表示領域19の周囲に接続配線72を引き回すことにより、絶縁膜などを新たに設けることなく、パネル接続端子部41の両端付近に設けられた2つのパネル端子41a,41b間を導通させることができる。
パネル接続端子部41は、異方性導電フィルム71を介して、フレキシブル基板600に設けられているFPC接続端子部46と接続される。なお、パネル接続端子部41には、導通検査のために用いられるパネル端子41a,41b以外に、データ線駆動回路22や走査線駆動回路24と電気的に接続される複数の端子が設けられている。
パネル接続端子部41を構成するパネル端子41a,41bは、アルミニウム、ITO等の電気的な導通性を有する材料から構成されている。
一方、FPC接続端子部46の第1領域47a(図8参照)には、液晶パネル11とフレキシブル基板600との導通チェックを行うための、第1FPC端子46aが設けられている。また、FPC接続端子部46の第2領域47bには、上記と同様に、液晶パネル11とフレキシブル基板600との導通チェックを行うための、第2FPC端子46bが設けられている。
FPC接続端子部46を構成するFPC端子46a,46bは、銅にニッケル金メッキが形成されたものや、銅に金メッキが形成されたもの、銅にスズメッキが形成されたもの等から構成されている。なお、FPC接続端子部46を構成する材料は、上述したものに限定されない。
異方性導電フィルム71は、パネル接続端子部41とFPC接続端子部46とに挟持され、これらを熱圧着することによって互いを導通させることができる。異方性導電フィルム71は、絶縁性接着材料と、絶縁性接着材料の中に拡散された、例えば、ニッケルや金、銀、銅、アルミニウム、スズ、パラジウム、ITO、カーボン等の金属粒子とを含んで構成されている。なお、金属粒子に代えて、プラスチックなどの材料に金属材料をメッキした導電粒子を用いるようにしてもよい。なお、本実施形態では、異方性導電フィルム71を用いたが金属粒子や導電粒子を含む絶縁性接着材料を塗布して得られる塗布膜を用いるようにしてもよい。
フレキシブル基板600の一端には、FPC接続配線73aを介して第1FPC端子46aと電気的に接続された第1外部端子81aが設けられている。同様に、フレキシブル基板600の一端には、FPC接続配線73bを介して第2FPC端子46bと電気的に接続された第2外部端子81bが設けられている。なお、第1外部端子81a及び第2外部端子81bは、例えば、外部接続端子部に含まれていてもよい。
また、液晶パネル11におけるフレキシブル基板600との接続部付近には、パネル接続端子部41とFPC接続端子部46との電気的な接続を補強するため、例えば、光硬化型接着剤から構成された補強剤82が設けられている(図7参照)。
次に、液晶パネル11とフレキシブル基板600とが電気的に導通しているか確認する方法を説明する。まず、例えば、テスターなどを用いて、第1外部端子81aと第2外部端子81bとに端子棒を当てて抵抗値を確認する。液晶パネル11とフレキシブル基板600とが導通していれば電気が流れる。抵抗値としては、例えば、2Ω〜4Ωである。安定して導通していなければ、抵抗値が無限大や所定の抵抗値に対して数倍、数十倍となるなどの異常値となる。このように上記抵抗値を確認することにより、接続状態が適正か否かを判断することができる。
以上詳述したように、第1実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)第1実施形態によれば、パネル接続端子部41を構成する第1パネル端子41aと第2パネル端子41bとが、表示領域19の周囲に引き回されて配置された接続配線72を介して電気的に接続されているので、FPC接続端子部46を介して引き出された第1外部端子81aと第2外部端子81bとの導通を確認することによって、パネル接続端子部41とFPC接続端子部46とが電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、液晶パネル11に設けられた複数の端子のうち2つの端子間の導通をフレキシブル基板600を通じて確認することで、液晶パネル11とフレキシブル基板600とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
(2)第1実施形態によれば、液晶パネル11とフレキシブル基板600との線膨張係数が異なる場合、パネル接続端子部41及びFPC接続端子部46の両端側に反りが発生しやすい。よって、両端に設けられた第1パネル端子41a及び第2パネル端子41bの導通状態を確認するので、接続部全体の接続状態の確認を行うことができる。
(3)第1実施形態によれば、第1パネル端子41a及び第2パネル端子41bとが表示領域19の周囲において引き回された接続配線72を介して接続されているので、パネル接続端子部41と表示領域19内の素子とを接続する配線と接触することなく導通のチェックを行うことができる。加えて、液晶パネル11上に配線との接触を回避するための層を形成しなくても対応ができ、かかるコストを抑えることができる。
(第2実施形態)
<液晶装置の構成>
図10は、第2実施形態の液晶装置における液晶パネルと回路基板との接続状態を示す模式平面図である。図11は、図10に示す液晶装置のC−C'線に沿う模式断面図である。図12は、図10に示す液晶装置を分解して示す模式平面図である。以下、液晶装置の構成を、図10〜図12を参照しながら説明する。
第2実施形態の液晶装置501は、液晶パネル111の2辺111a,111bに、2つずつフレキシブル基板601,602,603,604が並んで設けられている部分が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
図10〜図12に示すように、第2実施形態の液晶装置501は、液晶パネル111の第1辺111a側に第1フレキシブル基板601(第1回路基板)と第2フレキシブル基板602(第2回路基板)とが並んで貼り付けられている。更に、液晶パネル111の第2辺111b側には、第3フレキシブル基板603と第4フレキシブル基板604とが並んで貼り付けられている。
以下、液晶パネル111に第1フレキシブル基板601が貼り付けられている部分を第1接続部91、第2フレキシブル基板602が貼り付けられている部分を第2接続部92、第3フレキシブル基板603が貼り付けられている部分を第3接続部93、第4フレキシブル基板604が貼り付けられている部分を第4接続部94と称して説明する。
第1接続部91は、液晶パネル111に第1パネル接続端子部141が設けられている。第1フレキシブル基板601には、第1FPC接続端子部145が設けられている。第1パネル接続端子部141と第1FPC接続端子部145とは、異方性導電フィルム71を介して、電気的に接続されている。
詳述すると、第1パネル接続端子部141の両端部である第1領域131a及び第2領域131bには、液晶パネル111と第1フレキシブル基板601との接続状態をチェックするための第1パネル端子141a及び第2パネル端子141bが設けられている。一方、第1FPC接続端子部145の両端部である第1領域135a及び第2領域135bには、第1FPC端子145a及び第2FPC端子145bが設けられている。なお、第1パネル接続端子部141と第1FPC接続端子部145との第1領域131a及び135a、第2領域131b及び135bとは、それぞれ平面視で同じ位置である。
同様に、第2接続部92は、第3パネル端子142a及び第4パネル端子142bを備えた第2パネル接続端子部142と、第3FPC端子146a及び第4FPC端子146bを備えた第2FPC接続端子部146とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
同様に、第3接続部93は、第5パネル端子143a及び第6パネル端子143bを備えた第3パネル接続端子部143と、第5FPC端子147a及び第6FPC端子147bを備えた第3FPC接続端子部147とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
同様に、第4接続部94は、第7パネル端子144a及び第8パネル端子144bを備えた第4パネル接続端子部144と、第7FPC端子148a及び第8FPC端子148bを備えた第4FPC接続端子部148とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
また、液晶パネル111において、隣り合うパネル接続端子部141〜144の端部が電気的に接続されている。例えば、第2パネル端子141bと第3パネル端子142aとが、アルミニウム等からなる接続配線72a(第2接続配線)を介して電気的に接続されている。また、第4パネル端子142bと第5パネル端子143aとが、接続配線72bを介して電気的に接続されている。また、第6パネル端子143bと第7パネル端子144aとが、接続配線72cを介して電気的に接続されている。
また、第8パネル端子144bと第1パネル端子141aとが、接続配線72d(第1接続配線)を介して電気的に接続されている。このように接続配線72a〜72dを接続することにより、表示領域19(各画素)と各パネル接続端子部141〜144の各端子とを結ぶ配線(図示せず)に邪魔されることなく、液晶パネル111とフレキシブル基板601〜604との導通状態をチェックすることができる。
第1フレキシブル基板601の一端には、第1外部接続端子部151が設けられており、FPC接続配線173aを介して第1FPC端子145aと電気的に接続された第1外部端子181aが設けられている。同様に、第1フレキシブル基板601の一端には、FPC接続配線173bを介して第2FPC端子145bと電気的に接続された第2外部端子181bが設けられている。
同様に、第2フレキシブル基板602の一端には、第2外部接続端子部152が設けられており、FPC接続配線173c,173dを介してFPC端子146a,146bと電気的に接続された第3外部端子181cと第4外部端子181dとが設けられている。同様に、第3フレキシブル基板603の一端には、第3外部接続端子部153が設けられており、FPC接続配線173e,173fを介してFPC端子147a,147bと電気的に接続された第5外部端子181eと第6外部端子181fとが設けられている。同様に、第4フレキシブル基板604の一端には、第4外部接続端子部154が設けられており、FPC接続配線173g,173hを介してFPC端子148a,148bと電気的に接続された第7外部端子181gと第8外部端子181hとが設けられている。
次に、液晶パネル111とフレキシブル基板601〜604とが電気的に導通しているか確認する方法を説明する。なお、基本的な確認方法は第1実施形態と同様である。まず、接続配線72a〜72dが接続された、隣り合うフレキシブル基板601〜604の端部同士の導通チェックを行う。
具体的には、第2外部端子181bと第3外部端子181cとにおいて導通チェックを行う。同様に、第4外部端子181dと第5外部端子181e、第6外部端子181fと第7外部端子181g、そして表示領域19の周囲を引き回されて接続されている第8外部端子181hと第1外部端子181aにおいて導通チェックを行う。
全てにおいて導通していることが確認されれば、液晶パネル111と各フレキシブル基板601〜604とが電気的に導通接続されていることがわかる。導通していない部分が確認されれば接続不良と判断される。
以上詳述したように、第2実施形態によれば、上記した第1実施形態の(2)、(3)の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。
(4)第2実施形態によれば、第1パネル接続端子部141〜第4パネル接続端子部144とが、第1辺111a及び第2辺111bに沿って隣り合って配置されている場合でも、隣り合う第2パネル端子141bと第3パネル端子142a、第4パネル端子142bと第5パネル端子143aなどが電気的に接続され、更に第1パネル端子141aと第8パネル端子144bとが表示領域19の周囲に引き回された接続配線72dを介して接続されているので、第1FPC接続端子部145〜第4FPC接続端子部148を介して引き出された第1外部端子181a〜第8外部端子181hを用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、第1フレキシブル基板601〜第4フレキシブル基板604を通じて導通状態を確認することで、液晶パネル111と各フレキシブル基板601〜604とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
(第3実施形態)
<液晶装置の構成>
図13は、第3実施形態の液晶装置における液晶パネルと回路基板との接続状態を示す模式平面図である。図14は、図13に示す液晶装置のD−D'線に沿う模式断面図である。図15は、図13に示す液晶装置を分解して示す模式平面図である。以下、液晶装置の構成を、図13〜図15を参照しながら説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、パネル接続端子部、FPC接続端子部、フレキシブル基板の大きさを異ならせて図示している。
第3実施形態の液晶装置502は、液晶パネル211の第1辺211aにおいて、横方向に2つのフレキシブル基板が上下2段に亘って設けられている部分が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
図13〜図15に示すように、第3実施形態の液晶装置502は、液晶パネル211の第1辺211a側における表示領域19の近傍に、第1フレキシブル基板601(第1回路基板)及び第2フレキシブル基板602が横方向に並んで設けられている。更に、第1辺211a側における表示領域19から離れる方向に、第3フレキシブル基板603(第3回路基板)及び第4フレキシブル基板604が横方向に並んで設けられている。
以下、液晶パネル211に第1フレキシブル基板601が貼り付けられている部分を第1接続部191、第2フレキシブル基板602が貼り付けられている部分を第2接続部192、第3フレキシブル基板603が貼り付けられている部分を第3接続部193、第4フレキシブル基板604が貼り付けられている部分を第4接続部194と称して説明する。
第1接続部191は、液晶パネル211に第1パネル接続端子部241が設けられている。第1フレキシブル基板601には、第1FPC接続端子部245(第1接続端子部)が設けられている。第1パネル接続端子部241と第1FPC接続端子部245とは、異方性導電フィルム71を介して、電気的に接続されている。
詳述すると、第1パネル接続端子部241の両端部である第1領域231a及び第2領域231bには、液晶パネル211と第1フレキシブル基板601との接続状態をチェックするための第1パネル端子241a及び第2パネル端子241bが設けられている。一方、第1FPC接続端子部245の両端部である第1領域235a及び第2領域235bには、第1FPC端子245a及び第2FPC端子245bが設けられている。なお、第1パネル接続端子部241と第1FPC接続端子部245との第1領域231a,235aと第2領域231b,235bとは、それぞれ平面視で同じ位置(重なる位置)である。
同様に、第2接続部192は、第3パネル端子242a及び第4パネル端子242bを備えた第2パネル接続端子部242と、第3FPC端子246a及び第4FPC端子246bを備えた第2FPC接続端子部246とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
同様に、第3接続部193は、第5パネル端子243a及び第6パネル端子243bを備えた第3パネル接続端子部243と、第5FPC端子247a及び第6FPC端子247bを備えた第3FPC接続端子部247とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
同様に、第4接続部194は、第7パネル端子244a及び第8パネル端子244bを備えた第4パネル接続端子部244と、第7FPC端子248a及び第8FPC端子248bを備えた第4FPC接続端子部248とが、異方性導電フィルム71を介して電気的に接続されている。
また、液晶パネル211において、隣り合うパネル接続端子部の端部が電気的に接続されている。例えば、第2パネル端子241bと第3パネル端子242aとが、アルミニウム等からなる接続配線172a(第4接続配線)を介して電気的に接続されている。また、第6パネル端子243bと第7パネル端子244aとが、接続配線172b(第4接続配線)を介して電気的に接続されている。
また、第1パネル端子241aと第4パネル端子242bとが、表示領域19の周囲を引き回されて配置された接続配線172c(第3接続配線)を介して電気的に接続されている。同様に、第5パネル端子243aと第8パネル端子244bとが、表示領域19の周囲を引き回されて配置された接続配線172d(第3接続配線)を介して電気的に接続されている。
このように、接続配線172a〜172dを接続することにより、表示領域19(各画素)と各パネル接続端子部241〜244の各端子とを結ぶ配線(図示せず)に邪魔されることなく、液晶パネル211とフレキシブル基板601〜604との導通状態をチェックすることができる。
第1フレキシブル基板601の一端には、第1外部接続端子部251が設けられており、FPC接続配線273aを介して第1FPC端子245aと電気的に接続された第1外部端子281aが設けられている。同様に、第1フレキシブル基板601の一端には、FPC接続配線273bを介して第2FPC端子245bと電気的に接続された第2外部端子281bが設けられている。
同様に、第2フレキシブル基板602の一端には、第2外部接続端子部252が設けられており、FPC接続配線273c,273dを介してFPC端子246a,246bと電気的に接続された第3外部端子281cと第4外部端子281dとが設けられている。同様に、第3フレキシブル基板603の一端には、第3外部接続端子部253が設けられており、FPC接続配線273e,273fを介してFPC端子247a,247bと電気的に接続された第5外部端子281eと第6外部端子281fとが設けられている。同様に、第4フレキシブル基板604の一端には、第4外部接続端子部254が設けられており、FPC接続配線273g,273hを介してFPC端子248a,248bと電気的に接続された第7外部端子281gと第8外部端子281hとが設けられている。
次に、液晶パネル211とフレキシブル基板601〜604とが電気的に導通しているか確認する方法を説明する。なお、基本的な確認方法は第1実施形態と同様である。まず、接続配線172a〜172dが接続された、隣り合うフレキシブル基板601〜604の端部同士の導通チェックを行う。
具体的には、第2外部端子281bと第3外部端子281cとにおいて導通チェックを行う。同様に、第6外部端子281fと第7外部端子281g、そして表示領域19の周囲を引き回されて接続されている第1外部端子281aと第4外部端子281d、第5外部端子281eと第8外部端子281hにおいて導通チェックを行う。
全てにおいて導通していることが確認されれば、液晶パネル211と各フレキシブル基板601〜604とが電気的に導通接続されていることがわかる。導通していない部分が確認されれば接続不良と判断される。
以上詳述したように、第3実施形態によれば、上記した第1実施形態の(2)、(3)の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。
(5)第3実施形態によれば、第1パネル接続端子部241と第2パネル接続端子部242とが横に並んで配置され、その下方(表示領域19から離れる方向)に、第3パネル接続端子部243と第4パネル接続端子部244とが横に並んで配置されている場合でも、それぞれ隣り合うパネル端子(241bと242a、243bと244a)が接続配線172a,172bを介して電気的に接続され、離れたパネル端子(241aと242b、243aと244b)が接続配線172c,172dを介して電気的に接続されている。よって、第1FPC接続端子部245〜第4FPC接続端子部248を介して引き出された各外部端子281a〜281hを用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。つまり、各フレキシブル基板601〜604を通じて導通状態を確認することで、液晶パネル211と各フレキシブル基板601〜604とが電気的に接続されているか否かを検出することができる。
(第4実施形態)
<液晶装置の構成>
図16は、第4実施形態の液晶装置を分解して示す模式平面図である。以下、液晶装置の構成を、図16を参照しながら説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、パネル接続端子部、FPC接続端子部、フレキシブル基板の大きさを異ならせて図示している。
第4実施形態の液晶装置503は、第3実施形態の液晶装置502と同様に、液晶パネル311の第1辺311aにおいて、横方向に2つのフレキシブル基板が上下2段に亘って設けられている。また、液晶装置503は、接続配線のレイアウトが、第3実施形態と異なっている。以下、第3実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
図16に示すように、第4実施形態の液晶装置503は、第3実施形態と同様、液晶パネル311の第1辺311a側における表示領域19の近傍に、第1フレキシブル基板601(第1回路基板)及び第2フレキシブル基板602が横方向(X方向)に並んで設けられている。更に、第1辺311a側における表示領域19から離れる方向に、第3フレキシブル基板603(第3回路基板)及び第4フレキシブル基板604が横方向(X方向)に並んで設けられている。
なお、各接続部191,192,193,194(図13参照)の構成については、第3実施形態の液晶装置502と同様である。また、フレキシブル基板601,602,603,604の構成も、第3実施形態の液晶装置502と同様である。つまり、上記したように、接続配線のレイアウトが、第3実施形態の液晶装置502と異なっている。
第4実施形態の液晶パネル311は、隣り合うパネル接続端子部の端部が電気的に接続されている。例えば、第1パネル端子241aと、そのY方向に配置されている第5パネル端子243aとが、アルミニウム等からなる接続配線472aを介して電気的に接続されている。また、第2パネル端子241bと、そのY方向に配置されている第6パネル端子243bとが、接続配線472bを介して電気的に接続されている。
更に、第3パネル端子242aと、そのY方向に配置されている第7パネル端子244aとが、接続配線472c(第7接続配線)を介して電気的に接続されている。また、第4パネル端子242bと、そのY方向に配置されている第8パネル端子244bとが、接続配線472d(第8接続配線)を介して電気的に接続されている。
なお、各パネル端子241a〜244bは、例えば、定電位(LCCOM)と接続されている。このように、定電位の端子を導通チェックとして兼用で使用することにより、パネル接続端子部241〜244の端子数を、専用の端子を設けた場合と比較して少なくすることができる。また、パネル接続端子部241〜244において端子数に余裕のある場合は、導通チェック用の端子として専用に設けるようにしてもよい。
そして、第1パネル端子241aと第4パネル端子242bとが、表示領域19の周囲(例えば、平面視でシール材14の外側)を引き回されて配置された接続配線472eを介して電気的に接続されている。なお、接続配線472eは、平面視でシール材14と一部が重なっていてもよい。更に、接続配線472bと、そのX方向に配置されている接続配線472cとが、接続配線472f(第9接続配線)を介して電気的に接続されている。なお、各接続配線472a〜472fは、他の配線(例えば、データ線など)と干渉することがないよう、素子基板12上に積層された各層に跨って接続されている。
このように接続配線472a〜472fを接続することにより、表示領域19(各画素)と各パネル接続端子部241〜244の各端子とを結ぶ配線(図示せず)に邪魔されることなく、液晶パネル311とフレキシブル基板601〜604との導通状態をチェックすることができる。
次に、液晶パネル311とフレキシブル基板601〜604との状通状態を確認する方法を説明する。なお、基本的な確認方法は第1実施形態と同様である。具体的には、隣り合うフレキシブル基板601〜604の端部同士の導通チェックを行う。適正に導通接続されている場合は、略所定の抵抗値が測定される。導通していない場合は、抵抗値が無限大となる。また、適正に導通接続されていない場合は、所定の抵抗値から大きく外れた値となる。以下、導通していない場合や適正に導通接続されていない場合、どの端子が接続不良となっているか見つける方法を説明する。
例えば、第2外部端子281bと第3外部端子281cとの間の導通チェックを行い、抵抗値が無限大(不良)になったとする。この場合、第2外部端子281bと第3外部端子281cのどちら(又は両方)が接続不良であるかが判らない。
次に、第2外部端子281bと第6外部端子281fとの間の導通チェックを行い、抵抗値が正常な値であったとする。これにより、第2外部端子281bの接続状態は正常であると判断できる。
次に、第3外部端子281cと第6外部端子281fとの間の導通チェックを行うと、抵抗値は無限大であった。これにより、第3外部端子281cの接続状態が不良であると判断できる。
このように、パネル端子が3つ以上設けられ、パネル端子が複数のパネル端子に亘って接続されている状態において、抵抗値が無限大だったパネル端子と、このパネル端子と接続された他のパネル端子間の抵抗値を順にチェックしていくことにより、接続状態が不良の箇所を特定することができる。なお、上記した3つの外部端子を用いることに限定されず、接続配線によって導通するパネル端子間の抵抗値を測定することで、不良の箇所を特定することができる。
また、各端子間を接続する接続配線の長さから目安となる抵抗値を予め求めておくことにより、例えば、導通チェックで測定した抵抗値が基準となる値と比べて大きく外れる場合は、適正な接続状態でない(例えば、端子部が傾いて圧着されているなど)と判断することもできる(抵抗値による診断)。
以上詳述したように、第4実施形態によれば、上記した第1実施形態の(2)、(3)の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。
(6)第4実施形態によれば、第1パネル接続端子部241と第2パネル接続端子部242とが横に並んで配置され、その下方(表示領域19から離れる方向)に、第3パネル接続端子部243と第4パネル接続端子部244とが横に並んで配置されている場合、それぞれ隣り合うパネル端子が接続配線472a〜472fを介して電気的に接続されている。よって、第1FPC接続端子部245〜第4FPC接続端子部248を介して引き出された各外部端子281a〜281hを用いて、各接続部が電気的に接続されているか否かを検査することができる。
(7)第4実施形態によれば、各パネル端子241a〜244bが接続配線472a〜472fを介して他の複数のパネル端子241a〜244bに電気的に接続されているので、導通接続されているか否かを判断できると共に、接続状態が不良となっているパネル端子を特定することができる。これにより、次の実装において、不良のパネル端子の接続状態を適正な接続状態となるように修正することができる。また、パネル接続端子部241〜244が複数設けられていることにより、導通接続されていない部分が複数個所あったとしても、不良場所を特定することができる。
(第5実施形態)
<電子機器の構成>
図17は、上記した液晶装置を備えた電子機器の一例として液晶プロジェクターの構成を示す模式図である。以下、液晶装置を備えた液晶プロジェクターの構成を、図17を参照しながら説明する。
図17に示すように、液晶プロジェクター901は、上記した液晶装置500,501,502,503のいずれかが採用された液晶モジュールを3つ配置し、それぞれRGB用のライトバルブ911R,911G,911Bとして用いた構造となっている。
詳しくは、メタルハイドロランプ等の白色光源のランプユニット912から投射光が発せられると、3枚のミラー913及び2枚のダイクロイックミラー914によって、RGBの三原色に対応する光成分R,G,Bに分けられ、各色に対応するライトバルブ911R,911G,911Bにそれぞれ導かれる。特に光成分Bは、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ915、リレーレンズ916、出射レンズ917からなるリレーレンズ系918を介して導かれる。
ライトバルブ911R,911G,911Bによりそれぞれ変調された三原色に対応する光成分R,G,Bは、ダイクロイックプリズム919により再度合成された後、投射レンズ920を介して、スクリーン921にカラー画像として投射される。
このような構成の液晶プロジェクター901は、上記した液晶装置500,501,502,503のいずれかが採用された液晶モジュールを介すことによって、高品位な表示を行うことができる。なお、上記した液晶装置500,501,502,503は、上記した液晶プロジェクター901の他、高精細EVF(Electric View Finder)、携帯電話機、モバイルコンピューター、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビ、車載機器、オーディオ機器などの各種電子機器に用いることができる。
以上詳述したように、第5実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(8)第5実施形態によれば、上記した第1実施形態〜第4実施形態の液晶装置を備えているので、電気的特性において信頼性の高い電子機器を提供することができる。
なお、実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)
上記した第3実施形態のように、隣り合う第1パネル接続端子部241と第2パネル接続端子部242とを接続配線172aで接続し、第3パネル接続端子部243と第4パネル接続端子部244とを接続配線172bで接続していることに限定されず、表示領域19に延在する配線(例えば、データ線)と交差しないよう、複数層に跨ってつながるような接続であればよく、例えば、図18に示す接続方法でもよい。図18は、液晶装置の変形例の構成を示す模式平面図である。
図18に示すように、液晶装置511は、第2パネル端子241bと第3パネル端子242aとが接続配線172aを介して電気的に接続されている。また、第6パネル端子243bと第7パネル端子244aとが、接続配線172bを介して電気的に接続されている。更に、接続配線172a,172bが、接続配線272aを介して電気的に接続されている。
これによれば、第2パネル端子241bと接続される第2外部端子281bと、第7パネル端子244aと接続される第7外部端子281gとの間で、導通チェックを行うこともできる。更に、第3パネル端子242aと接続される第3外部端子281cと、第6パネル端子243bと接続される第6外部端子281fとの間で、導通チェックを行うことができる。つまり、複数の外部端子に亘って導通チェックを行うことが可能となり、導通チェックを行う範囲を広げられると共に、導通していない部分を特定することができる。
(変形例2)
上記した第3実施形態のように、横に並んだ第2パネル端子241bと第3パネル端子242aとを接続配線172aで接続したり、離れた第1パネル端子241aと第4パネル端子242bとを、接続配線172cで表示領域19の周囲を引き回して接続したりすることに限定されず、例えば、図19に示す接続方法でもよい。図19は、液晶装置の変形例の構成を示す模式平面図である。
図19に示すように、液晶装置512は、同じ方向の端子である第1パネル端子241aと第5パネル端子243aとが接続配線372a(第5接続配線)を介して電気的に接続されている。また、同じ方向の端子である第2パネル端子241bと第6パネル端子243bとが、接続配線372b(第6接続配線)を介して電気的に接続されている。また、同じ方向の端子である第3パネル端子242aと第7パネル端子244aとが、接続配線372cを介して電気的に接続されている。また、同じ方向の端子である第4パネル端子242bと第8パネル端子244bとが、接続配線372dを介して電気的に接続されている。
これによれば、表示領域19の周囲に接続配線を引き回さなくても、導通チェックを行うことが可能となり、表示領域19を広くすることができる。
(変形例3)
上記した第4実施形態のように、第1パネル端子241aと第4パネル端子242bとを、表示領域19の周囲を引き回された接続配線472eによって接続されていることに限定されず、例えば、図20に示す液晶装置513のように、接続配線472aと接続配線472bとを、第1パネル接続端子部241と第3パネル接続端子部243との間を通る接続配線472gによって接続し、更に、接続配線472cと接続配線472dとを、第2パネル接続端子部242と第4パネル接続端子部244との間を通る接続配線472hによって接続することにより、第1パネル端子241aと第4パネル端子242bとの導通チェックを行うようにしてもよい。
なお、接続配線472が、表示領域19に延在する配線(例えば、データ線)と交差しないよう、複数層に跨ってつながるような接続であってもよい。これによれば、表示領域19の周囲に接続配線を形成する方法と比較して、接続配線の長さを短くすることができる。
また、図21に示す液晶装置514のように、第1パネル端子241aと第2パネル端子241bとを、第1パネル接続端子部241の下層(直下)を通る接続配線472jによって電気的に接続し、第3パネル端子242aと第4パネル端子242bとを、第2パネル接続端子部242の下層(直下)を通る接続配線472kによって電気的に接続するようにしてもよい。また、第6パネル端子243bと第7パネル端子244aとが、接続配線472iによって電気的に接続されている。これによれば、パネル接続端子部241,242の下層(直下)に接続配線472j,472kを形成するので、表示領域19に延在する配線と交差することなく、接続配線を設けることができる。
(変形例4)
上記したように、フレキシブル基板600に駆動用ICチップ800を搭載しているが(COF:Chip On Film)、駆動用ICチップ800を搭載していないフレキシブル基板を用いるようにしてもよい。また、OLB(Outer Lead Bonding)やFOG(Flexible printed circuits board On Glass)において適用するようにしてもよい。
(変形例5)
上記したように、液晶パネルの同層に接続配線を用いてパネル端子を接続することに代えて、例えば、液晶パネル上に複数層形成し、コンタクトホールを用いて層間に接続配線を這わせ、他のパネル端子に接続するようにしてもよい。これによれば、表示領域19に延在する配線(例えば、データ線)があったとしても、異なる層で接続配線が横切るようになるので、表示領域19の周囲に接続配線を引き回さなくても、導通チェックを行うことができる。
(変形例6)
上記したように、外部接続端子部に外部端子を設けることに限定されず、例えば、フレキシブル基板におけるFPC接続端子部と外部接続端子部との間に外部端子のみを引き出すようにしてもよい。これによれば、外部端子の場所がわかりやすくなり、導通チェックを行いやすくすることができる。
(変形例7)
上記したように、電子機器の一例として液晶プロジェクター901を例に説明したが、これに限定されず、高精細EVF(Electric View Finder)、携帯電話機、モバイルコンピューター、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビ、車載機器、オーディオ機器などの各種電子機器に用いることができる。また、液晶装置500,501,502,503に限定されず、例えば、有機EL装置、プラズマディスプレイ等に適用するようにしてもよい。
11,111,211,311…電気光学パネルとしての液晶パネル、12…素子基板、13…対向基板、14…シール材、15…液晶層、16…液晶注入口、17…封止材、18…額縁遮光膜、19…表示領域、21…画素領域、22…データ線駆動回路、24…走査線駆動回路、25…検査回路、26…上下導通端子、27…画素電極、28…第1配向膜、31…共通電極、32…第2配向膜、33…TFT素子、34…データ線、35…走査線、36…容量電極、37…蓄積容量、38…半導体層、38a…チャネル領域、38b…低濃度ソース領域、38c…低濃度ドレイン領域、38d…高濃度ソース領域、38e…高濃度ドレイン領域、41,141〜144,241〜244…端子部としてのパネル接続端子部、41a,41b,141a,141b,142a,142b,143a,143b,144a,144b,241a,241b,242a,242b,243a,243b,244a,244b…端子としてのパネル端子、42a…第1領域、42b…第2領域、46,145〜148,245〜248…接続端子部としてのFPC接続端子部、46a,46b,145a,145b,146a,146b,147a,147b,148a,148b,245a,245b,246a,246b,247a,247b,248a,248b…FPC端子、51…下側遮光膜、52…下地絶縁膜、53…ゲート絶縁膜、54…第1層間絶縁膜、55…中継層、56…誘電体膜、57…シールド層、58,61,62,65,66…コンタクトホール、63…第2層間絶縁膜、64…第3層間絶縁膜、67…第2中継層、71…異方性導電膜としての異方性導電フィルム、72,72a〜72d,172a〜172d,272a,372a〜372d,472a〜472k…接続配線、73a,73b…FPC接続配線、81a,81b,181a〜181h,281a〜281h…外部端子、82…補強剤、91〜94,191〜194…接続部、141〜144…パネル接続端子部、151〜154,251〜254…外部接続端子部、173a〜173h,273a〜273h…FPC接続配線、500,501,502,503,511,512…電気光学装置としての液晶装置、600〜604…回路基板としてのフレキシブル基板、700…フレーム、800…駆動用ICチップ、901…液晶プロジェクター、911R,911G,911B…ライトバルブ、912…ランプユニット、913…3枚のミラー、914…ダイクロイックミラー、915…入射レンズ、916…リレーレンズ、917…出射レンズ、918…リレーレンズ系、919…ダイクロイックプリズム、920…投射レンズ、921…スクリーン。

Claims (13)

  1. 複数の端子を有する第1端子部と、前記第1端子部と隣り合うように配置された複数の端子を有する第2端子部と、を備えた電気光学パネルと、
    前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられた第1回路基板と、前記第2端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第2接続端子部が設けられた第2回路基板と、
    を有し、
    前記第1端子部は離間する第1端子と第2端子とを有し、前記第2端子部は離間する第3端子と第4端子とを有し、前記第1端子と前記第4端子、及び、前記第2端子と前記第3端子が、前記電気光学パネルに設けられた第1接続配線及び第2接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、
    前記第1回路基板は、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有し、
    前記第2回路基板は、前記第2接続端子部を介して前記第3端子と接続される第3外部端子と、前記第4端子と接続される第4外部端子とを有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置であって、
    前記第1接続配線及び前記第2接続配線の一部は、表示領域の周囲において引き回され
    て配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置であって、
    前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、
    前記第1端子と前記第2端子、及び、前記第3端子と前記第4端子は、前記端子群の前
    記一定の方向における両端側に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記第1端子部及び前記第2端子部は、前記電気光学パネルの第1辺及び前記第1辺と交差する方向の第2辺の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記電気光学パネルは、複数の端子を有する第3端子部と、前記第3端子部と隣り合うように配置された複数の端子を有する第4端子部と、前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられた第3回路基板と、前記第4端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第4接続端子部が設けられた第4回路基板と、を備え、
    前記第3端子部は、前記第1端子部が設けられた位置と前記電気光学パネルの端部との間に設けられ、前記第4端子部は、前記第2端子部が設けられた位置と前記電気光学パネルの端部との間にそれぞれ設けられ、
    前記第3端子部は離間する第5端子と第6端子とを有し、前記第4端子部は離間する第7端子と第8端子とを有し、前記第5端子と前記第8端子、及び、前記第6端子と前記第7端子が、前記電気光学パネルに設けられた第3接続配線及び第4接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、
    前記第3回路基板は、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子と、を有し、
    前記第4回路基板は、前記第4接続端子部を介して前記第7端子と接続される第7外部端子と、前記第8端子と接続される第8外部端子と、を有することを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記第3接続配線は、表示領域の周囲において引き回されて配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の電気光学装置であって、
    前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、
    前記第5端子と前記第6端子、及び、前記第7端子と前記第8端子は、前記端子群の前記一定の方向における両端側に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 複数の端子を有する第1端子部と、前記第1端子部に対して表示領域と反対側に配置された複数の端子を有する第3端子部と、を備えた電気光学パネルと、
    前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられた第1回路基板と、前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられた第3回路基板と、
    を有し、
    前記第1端子部は離間する第1端子と第2端子とを有し、前記第3端子部は離間する第5端子と第6端子とを有し、前記第1端子と前記第5端子、及び、前記第2端子と前記第6端子が前記電気光学パネルに設けられた第5接続配線及び第6接続配線を介してそれぞれ電気的に接続されており、
    前記第1回路基板は、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有し、
    前記第3回路基板は、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子とを有することを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置であって、
    前記第5接続配線及び前記第6接続配線は、前記表示領域よりも前記電気光学パネルの端部側に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の電気光学装置であって、
    前記複数の端子は、一定の方向に沿って配列した端子群を構成しており、
    前記第1端子と前記第2端子、及び、前記第5端子と前記第6端子は、前記端子群の前記一定の方向における両端側に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  11. 基板上に、
    離間して設けられた第1端子と第2端子とを含む複数の端子を有する第1端子部と、
    前記第1端子部と隣り合うように配置され、離間して設けられた第3端子と第4端子とを含む複数の端子を有する第2端子部と、
    前記基板の一辺と前記第1端子部との間に配置され、離間して設けられた第5端子と第6端子とを含む複数の端子を有する第3端子部と、
    前記基板の前記一辺と前記第2端子部との間に配置され、離間して設けられた第7端子と第8端子とを含む複数の端子を有する第4端子部と、
    前記第1端子と前記第4端子とを電気的に接続する第1接続配線と、
    前記第1端子と前記第5端子とを電気的に接続する第5接続配線と、
    前記第2端子と前記第6端子とを電気的に接続する第6接続配線と、
    前記第3端子と前記第7端子とを電気的に接続する第7接続配線と、
    前記第4端子と前記第8端子とを電気的に接続する第8接続配線と、
    前記第6接続配線と前記第7接続配線とを電気的に接続することにより前記第2端子、前記第3端子、前記第6端子及び前記第7端子を電気的に接続する第9接続配線と、
    を備えることを特徴とする電気光学パネル。
  12. 請求項11に記載の電気光学パネルと、
    前記第1端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第1接続端子部が設けられ、前記第1接続端子部を介して前記第1端子と接続される第1外部端子と、前記第2端子と接続される第2外部端子とを有する第1回路基板と、
    前記第2端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第2接続端子部が設けられ、前記第2接続端子部を介して前記第3端子と接続される第3外部端子と、前記第4端子と接続される第4外部端子とを有する第2回路基板と、
    前記第3端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第3接続端子部が設けられ、前記第3接続端子部を介して前記第5端子と接続される第5外部端子と、前記第6端子と接続される第6外部端子とを有する第3回路基板と、
    前記第4端子部と電気的に接続されるべく複数の接続端子を有する第4接続端子部が設けられ、前記第4接続端子部を介して前記第7端子と接続される第7外部端子と、前記第8端子と接続される第8外部端子とを有する第4回路基板と、
    を備えること特徴とする電気光学装置。
  13. 請求項1乃至請求項10及び請求項12のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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