JP2021063527A - 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ - Google Patents

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勇希 佐々木
Yuki Sasaki
勇希 佐々木
俊達 手塚
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俊達 手塚
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Abstract

【課題】剛性を確保しながら、キャリパボディの小型化と軽量化とを図る。【解決手段】キャリパボディ3は、ピストン8を挿入するシリンダ孔7を内部に備えたシリンダ部3hを有する一対の作用部3aと、ディスクロータ2の外周側を跨いで、一対の作用部3aを繋ぐブリッジ部3bとを備える。ブリッジ部3bは、ディスク回入側ブリッジ部3cと、ディスク回出側ブリッジ部3dと、中間ブリッジ部3eとを有し、中間ブリッジ部3eとディスク回入側ブリッジ部3cとの間、及び、中間ブリッジ部3eとディスク回出側ブリッジ部3dとの間に、第1天井開口部3fと第2天井開口部3gとを設ける。シリンダ孔7の中心軸CL1は、中間ブリッジ部3eの内壁3tから、シリンダ部3hのディスク半径方向内側の端部3uまでの、中心軸CL1と直交方向の長さL1の中央位置P1よりも、ディスク半径方向外側に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ディスクブレーキのキャリパボディに関し、ディスクロータを挟んで対向配置される一対の作用部と、ディスクロータの外周側を跨いで、一対の作用部を繋ぐブリッジ部とを備えたピストン対向型の車両用ディスクブレーキのキャリパボディに関する。
従来、ディスクロータを挟んで対向配置される一対の作用部と、ディスクロータの外周側を跨いで、一対の作用部を繋ぐブリッジ部とを備え、ブリッジ部は、車両前進時におけるディスク回入側に形成されるディスク回入側ブリッジ部と、車両前進時におけるディスク回出側に形成されるディスク回出側ブリッジ部と、ディスク回入側ブリッジ部とディスク回出側ブリッジ部の中間部に形成される中間ブリッジ部とを有するとともに、中間ブリッジ部とディスク回入側ブリッジ部との間、及び、中間ブリッジ部とディスク回出側ブリッジ部との間に、天井開口部をそれぞれ設けた車両用ディスクブレーキとして、中間ブリッジ部の内壁にパッドスプリングを装着して、摩擦パッドのガタ付きを抑制するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−163444
一般に、ディスクロータを挟んで対向配置される一対の作用部と、ディスクロータの外周側を跨ぐブリッジ部とを備えた車両用ディスクブレーキのキャリパボディでは、シリンダ孔の中心軸とブリッジ部の内壁とを近づけると剛性が上がることが知られている。しかし、上述の特許文献1のものでは、中間ブリッジ部の内壁に、摩擦パッドのガタ付きを抑制するパッドスプリングが設けられることから、シリンダ孔の中心軸と中間ブリッジ部の内壁との間の長さが長くなっていた。このため、中間ブリッジ部を肉厚にして剛性を確保していたが、キャリパボディが大型化し、重量が嵩むとともに、キャリパボディが大型化すると取り付けスペースの問題上、大径のディスクロータを用いたディスクブレーキには適用できない虞があった。
そこで本発明は、剛性を確保しながら、キャリパボディの小型化と軽量化とを図ることができる車両用ディスクブレーキのキャリパボディを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディは、ディスクロータを挟んで対向配置される一対の作用部と、前記ディスクロータの外周側を跨いで、一対の前記作用部を繋ぐブリッジ部とを備え、前記作用部は、ピストンを挿入するシリンダ孔を内部に備えたシリンダ部と、前記ディスクロータを挟んで配置される一対の摩擦パッドを収容する摩擦パッド収容部とを備え、前記ブリッジ部は、車両前進時におけるディスク回入側に形成されるディスク回入側ブリッジ部と、車両前進時におけるディスク回出側に形成されるディスク回出側ブリッジ部と、前記ディスク回入側ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部の中間部に形成される中間ブリッジ部とを有するとともに、前記中間ブリッジ部と前記ディスク回入側ブリッジ部との間、及び、前記中間ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部との間に、天井開口部をそれぞれ設けた車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、前記シリンダ孔の中心軸は、前記中間ブリッジ部の内壁から、前記シリンダ部のディスク半径方向内側の端部までの、前記中心軸と直交方向の長さの中央位置よりも、ディスク半径方向外側に位置することを特徴としている。
また、ディスク回入側ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部とに、隣接する天井開口部側に延出し、前記摩擦パッドに当接して、前記摩擦パッドをディスク半径方向内側に付勢する弾発片を備えたパッドスプリングをそれぞれ取り付けると好ましい。
さらに、一方の前記作用部の車両前進時におけるディスク回出側とディスク回入側とに、ディスク半径方向の取付ボルト挿通孔を備えたディスク半径方向の取付ボス部がそれぞれ形成され、前記取付ボルト挿通孔に挿通した取付ボルトを車体側に設けたキャリパ取付部にねじ込むことにより、車体に取り付けられると好適である。
本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディによれば、シリンダ孔の中心軸とブリッジ部の内壁とを近づけて、キャリパボディのディスク半径方向の長さを短くすることで、キャリパボディの剛性を確保しながら、キャリパボディの小型化と軽量化とを図ることができる。また、キャリパボディを小型化させることにより、大径のディスクロータを用いたディスクブレーキで、キャリパボディの取り付けスペースが狭い場合でも適用することができる。さらに、シリンダ孔の中心軸がディスク外周側に配置されることから、ブレーキ力の向上を図ることができる。
また、キャリパボディのディスク回入側ブリッジ部とディスク回出側ブリッジ部とに、隣接する天井開口部側に延出し、摩擦パッドに当接して、摩擦パッドをディスク半径方向内側に付勢する弾発片を備えたパッドスプリングをそれぞれ取り付け、中間ブリッジ部には、パッドスプリングの取り付け部を設けていないことにより、キャリパボディを大型化させることなくパッドスプリングを取り付けることができ、摩擦パッドのガタ付きを抑制することができる。
さらに、キャリパボディは、一方の作用部の車両前進時におけるディスク回出側とディスク回入側とに、ディスク半径方向の取付ボス部が形成され、該取付ボス部に設けられた取付ボルト挿通孔に挿通した取付ボルトによってキャリパボディを車体に取り付けることにより、取付ボス部の長さを長くしたり、取付ボス部と車体との間にスペーサを用いること等により、大径のディスクロータを用いたディスクブレーキにも適用することが容易となる。
本発明の一形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの背面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの平面図である。 図3のIV-IV断面図である。 図1のV-V断面図である。 図1のVI−VI断面図である。 図1のVII-VII断面図である。
図1乃至図7は、本発明の車両用ディスクブレーキの一形態例を示す図である。なお、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。
車両用ディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と、該ディスクロータ2の一側部で車体に取り付けられるモノコック構造ピストン対向型のキャリパボディ3と、ディスクロータ2の両側部に配設される一対の摩擦パッド4,4と、摩擦パッド4,4をディスク半径方向内側とディスク回出側とに付勢する回入側パッドスプリング5と、摩擦パッド4,4をディスク半径方向内側に付勢する回出側パッドスプリング6とを備えている。
キャリパボディ3は、一対の作用部3a,3aと、ディスクロータ2を跨いで一対の作用部3a,3aを連結するブリッジ部3bとが一体に形成され、ブリッジ部3bは、ディスク回入側に配置されるディスク回入側ブリッジ部3cと、ディスク回出側に配置されるディスク回出側ブリッジ部3dと、ディスク回入側ブリッジ部3cとディスク回出側ブリッジ部3dの中間部に配置される中間ブリッジ部3eとを有し、中間ブリッジ部3eとディスク回入側ブリッジ部3cとの間には、第1天井開口部3fが、中間ブリッジ部3eとディスク回出側ブリッジ部3dとの間には、第2天井開口部3gがそれぞれ形成されている。
各作用部3aには、ディスクロータ2側が開口した同径のシリンダ孔7,7をディスク周方向に併設した一対のシリンダ部3hがそれぞれ設けられ、各シリンダ孔7には、ピストン8がピストンシール9とダストシール10とを介して収容されている。各シリンダ孔7の底部側とピストン8との間には、作動液が供給される液圧室11がそれぞれ画成され、隣接する液圧室11,11同士は、作動液連通孔12で連通されている。また、キャリパボディ3を車体に取り付けた際に、車体上方となるキャリパボディ3のディスク回出側には、車体外側に配置される一方の作用部3aから他方の作用部3aのディスク回出側の液圧室11に向けて液通孔13が、他方の作用部3aから一方の作用部3aのディスク回出側の液圧室11に向けて液通孔13がそれぞれ穿設され、双方の液通孔13,13を交差させ、一方の液通孔13の開口部にはユニオン孔14が、他方の液通孔13の開口部にはブリューダ15を装着するブリューダ孔がそれぞれ形成されている。
各作用部3a,3aには、摩擦パッド4,4を収容する摩擦パッド収容部3iがそれぞれ形成される。各摩擦パッド収容部3iは、第1天井開口部3fのディスク回入側面3jよりもシリンダ孔7側で、且つ、ディスク回入側面3jよりもディスク半径方向内側に形成される回入側トルク受面3kと、第2天井開口部3gのディスク回出側面3mよりもシリンダ孔7側で、且つ、ディスク半径方向内側に形成される回出側トルク受面3nとを備え、ディスク回入側面3jと回入側トルク受面3kとの間には回入側トルク受段部3pが、ディスク回出側面3mと回出側トルク受面3nとの間には回出側トルク受段部3qがそれぞれ形成されている。さらに、ディスク回入側ブリッジ部3cのディスク軸方向中央部のディスク半径方向内側面には、回入側パッドスプリング5を取り付ける回入側取付凹部3rが形成され、ディスク回出側ブリッジ部3dのディスク軸方向中央部のディスク半径方向内側面には、回出側パッドスプリング6を取り付ける回出側取付凹部3sがそれぞれ形成されている。
また、各シリンダ部3hは、図4に示されるように、シリンダ孔の中心軸CL1が、中間ブリッジ部3eの内壁3tから、シリンダ部3hのディスク半径方向内側の端部3uまでの、中心軸CL1と直交方向の長さL1の中央位置P1よりも、ディスク半径方向外側に位置するようにそれぞれ形成されている。
さらに、一方の作用部3aのディスク回出側とディスク回入側には、ディスク半径方向の取付ボス部16,16が形成され、各取付ボス部16にはディスク半径方向のボルト挿通孔16aがそれぞれ形成され、該ボルト挿通孔16aに挿通した取付ボルト(図示せず)を車体側に設けたキャリパ取付部にねじ込むことにより、キャリパボディ3が車体に取り付けられる。
各摩擦パッド4は、ディスクロータ2の側面に摺接するライニング4aと、該ライニング4aを貼着する金属製の裏板4bとから成っており、裏板4bのディスク半径方向外側のディスク回入側とディスク回出側とに耳片4c,4cが突設されている。さらに、裏板4bのディスク半径方向外側面には、ディスク半径方向外側に突出する一対の突片4d,4dが形成されるとともに、突片4d,4dの間の、中間ブリッジ部3eに対応する位置に、凹部4gが形成されている。
回入側パッドスプリング5は、前記回入側取付凹部3rに取り付けられる回入側取付部5aと、該回入側取付部5aから延出して摩擦パッド4,4に当接して、摩擦パッド4,4をディスク半径方向内側と、ディスク回出側とに付勢する回入側弾発片5bと回入側トルク受段部3pに敷設される回入側リテーナ片5cとを備えている。回入側弾発片5bは、回入側取付部5aから摩擦パッド4よりもディスク半径方向外側に延出した後、摩擦パッド側に折り返され、先端部5dがディスク回入側の双方の突片4dのディスク回入側面4eに当接する。
回出側パッドスプリング6は、前記回出側取付凹部3sに取り付けられる回出側取付部と、該回出側取付部から延出して摩擦パッド4,4に当接して、摩擦パッド4,4をディスク半径方向内側に付勢する回出側弾発片と、回出側トルク受段部3qに敷設される回出側リテーナ片6cとを備えている。回出側弾発片6bは、回出側取付部6aから摩擦パッド4よりもディスク半径方向外側に延出した後、摩擦パッド側に折り返され、先端部6dがディスク回出側の突片4dと耳片4cとの間のディスク半径方向外側面4fに当接する。このように、本形態例では、ディスク回入側ブリッジ部3cとディスク回出側ブリッジ部3dとに回入側パッドスプリング5と回出側パッドスプリング6とを取り付け、中間ブリッジ部3eには、パッドスプリングの取り付け部は備えていない。
本形態例のキャリパボディ3は、上述のように形成されることにより、シリンダ孔7の中心軸CL1と中間ブリッジ部3eの内壁3tとを近づけ、キャリパボディ3のディスク半径方向の長さを短くすることで、キャリパボディ3の剛性を確保しながら、キャリパボディ3の小型化と軽量化とを図ることができる。また、大径のディスクロータを用いたディスクブレーキで、キャリパボディ3の取り付けスペースが狭い場合でも、キャリパボディ3を小型化させることにより適用することができる。さらに、シリンダ孔7の中心軸CL1がディスク外周側に配置されることから、ブレーキ力の向上を図ることができる。
また、ディスク回入側ブリッジ部3cに設けた回入側取付凹部3rに回入側パッドスプリング5を、ディスク回出側ブリッジ部3dに設けた回出側取付凹部3sに回出側パッドスプリング6をそれぞれ取り付け、第1天井開口部3fに回入側弾発片5bを、第2天井開口部3gに回出側弾発片6bをそれぞれ延出させ、中間ブリッジ部3eにパッドスプリングの取り付け部を設けることがないことから、キャリパボディ3を大型化させることなく回入側パッドスプリング5と回出側パッドスプリング6とを取り付けることができ、摩擦パッド4,4のガタ付きを抑制することができる。
また、キャリパボディ3は、一方の作用部3aのディスク回出側とディスク回入側とに、ディスク半径方向の取付ボス部16が形成され、取付ボス部16に設けられたボルト挿通孔16aに挿通した取付ボルトによってキャリパボディを車体に取り付けることにより、取付ボス部16の長さを長くしたり、取付ボス部16と車体との間にスペーサを用いること等により、大径のディスクロータを用いたディスクブレーキにも適用することが容易となる。
なお、本発明のキャリパボディは、上述の形態例のようにモノコック構造のものに限らず、分割型のキャリパボディにも適用することができる。また、作用部に設けるシリンダ孔の数は任意であり、2ポットピストン対向型に限るものではない。さらに、本発明は、本形態例のように、一方の作用部のディスク回出側とディスク回入側に、ディスク半径方向のボルト挿通孔を備えたディスク半径方向の取付ボス部を形成し、ボルト挿通孔に挿通した取付ボルトを車体側にねじ込むことにより、キャリパボディを車体に取り付けるラジアルマウントタイプのキャリパボディに限るものではなく、キャリパボディの車体への取付構造は任意である。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパボディ、3a…作用部、3b…ブリッジ部、3c…ディスク回入側ブリッジ部、3d…ディスク回出側ブリッジ部、3e…中間ブリッジ部、3f…第1天井開口部、3g…第2天井開口部、3h…シリンダ部、3i…摩擦パッド収容部、3j…ディスク回入側面、3k…回入側トルク受面、3m…ディスク回出側面、3n…回出側トルク受面、3p…回入側トルク受段部、3q…回出側トルク受段部、3r…回入側取付凹部、3s…回出側取付凹部、3t…内壁、3u…端部、4…摩擦パッド、4a…ライニング、4b…裏板、4c…耳片、4d…突片、4e…ディスク回入側面、4f…ディスク半径方向外側面、4g…凹部、5…回入側パッドスプリング、5a…回入側取付部、5b…回入側弾発片、5c…回入側リテーナ片、5d…先端部、6…回出側パッドスプリング、6a…回出側取付部、6b…回出側弾発片、6c…回出側リテーナ片、6d…先端部、7…シリンダ孔、8…ピストン、9…ピストンシール、10…ダストシール、11…液圧室、12…作動液連通孔、13…液通孔、14…ユニオン孔、15…ブリューダ、16…取付ボス部 、16a…ボルト挿通孔

Claims (3)

  1. ディスクロータを挟んで対向配置される一対の作用部と、前記ディスクロータの外周側を跨いで、一対の前記作用部を繋ぐブリッジ部とを備え、前記作用部は、ピストンを挿入するシリンダ孔を内部に備えたシリンダ部と、前記ディスクロータを挟んで配置される一対の摩擦パッドを収容する摩擦パッド収容部とを備え、前記ブリッジ部は、車両前進時におけるディスク回入側に形成されるディスク回入側ブリッジ部と、車両前進時におけるディスク回出側に形成されるディスク回出側ブリッジ部と、前記ディスク回入側ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部の中間部に形成される中間ブリッジ部とを有するとともに、前記中間ブリッジ部と前記ディスク回入側ブリッジ部との間、及び、前記中間ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部との間に、天井開口部をそれぞれ設けた車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、
    前記シリンダ孔の中心軸は、前記中間ブリッジ部の内壁から、前記シリンダ部のディスク半径方向内側の端部までの、前記中心軸と直交方向の長さの中央位置よりも、ディスク半径方向外側に位置することを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  2. 前記ディスク回入側ブリッジ部と前記ディスク回出側ブリッジ部とに、隣接する天井開口部側に延出し、前記摩擦パッドに当接して、前記摩擦パッドをディスク半径方向内側に付勢する弾発片を備えたパッドスプリングをそれぞれ取り付けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  3. 一方の前記作用部の車両前進時におけるディスク回出側とディスク回入側とに、ディスク半径方向の取付ボルト挿通孔を備えたディスク半径方向の取付ボス部がそれぞれ形成され、前記取付ボルト挿通孔に挿通した取付ボルトを車体側に設けたキャリパ取付部にねじ込むことにより、車体に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
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