JP2021063244A - 水電解装置および水電解方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態について、図1から図3に基づいて説明する。本実施形態では、酸素気液分離器にて分離された酸素の一部を貯水タンクへ供給することによって水に含まれる不純物である二酸化炭素(炭酸イオン)を除去する水電解装置の一例について説明する。ただし、本発明は、水に含まれる二酸化炭素以外の不純物(例えば窒素、アルゴンなど空気成分)の除去に適用することも可能である。
図1は、本実施形態に係る水電解装置100の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、水電解装置100は、水電解槽20と、水素気液分離器21と、酸素気液分離器22と、供給水イオン交換器24と、貯水タンク25と、循環水イオン交換器43(イオン交換器)とを含む。
図2は、水電解装置100の要部構成を示す模式図である。図2に示すように、水電解装置100では、水電解槽20の陽極にて発生した酸素は(水電解工程)、酸素気液分離器22に送られ、水と酸素とに気液分離される(気液分離工程)。酸素気液分離器22にて気液分離された水は、水循環ライン23へ流入し、酸素気液分離器22と水電解槽20との間を循環する。このとき、循環水の電気伝導度に応じて水循環ライン23の循環水の一部が取り出され、分岐ライン41へ流入する。分岐ライン41へ流入した循環水は、循環水イオン交換器43にて電気伝導度が例えば0.5μS/cm以下になるように処理された後、貯水タンク25へ供給される。このように、循環水の一部を取り出して循環水イオン交換器43にて処理することにより、循環水中の不純物含有量を抑えることができる。
上述した実施形態では、酸素気液分離器22にて分離された酸素を貯水タンク25の気相部25aへ導入した。しかし、酸素気液分離器22にて気液分離された酸素を貯水タンク25の液相部25bへ導入してもよい。
本発明の他の実施形態について、図4から図6に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図4は、本実施形態に係る水電解装置101の概略構成を示す模式図である。図4に示すように、水電解装置101は、酸素導入ライン37に二酸化炭素吸着部44が配置される点で上記水電解装置100とは異なる。
上述した実施形態では、二酸化炭素吸着部44にて二酸化炭素が吸着された後の酸素を貯水タンク25の気相部25aへ酸素を導入した。しかし、二酸化炭素を吸着した後の酸素を貯水タンク25の液相部25bへ導入してもよい。
本発明の他の実施形態について、図7から図9に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、本実施形態に係る水電解装置102の概略構成を示す模式図である。図7に示すように、水電解装置102は、酸素気液分離器22にて気液分離された酸素が、分岐ライン41に配置された二酸化炭素脱気筒45へ導入される点で上記水電解装置101とは主に異なる。
上述した実施形態では、分岐ライン41の循環水イオン交換器43の上流に1つの二酸化炭素脱気筒45が配置された構成である。しかし、循環水イオン交換器43の上流に複数の二酸化炭素脱気筒45が配置された多段構成としてもよい。
本発明の態様1に係る水電解装置は、高分子電解質膜を用いて水を電解し、水素および酸素を発生させる水電解槽と、前記水電解槽にて発生した酸素と水とを分離する酸素気液分離器と、前記水電解槽にて電解される水を蓄える貯水タンクと、前記酸素気液分離器にて分離された酸素の一部を、前記貯水タンクまたは前記貯水タンクの上流へ導入する酸素導入ラインと、を備えることを特徴とする。
20 水電解槽
22 酸素気液分離器
23 水循環ライン
34 酸素排気ライン
35 酸素冷却器(除湿部)
37 酸素導入ライン
41 分岐ライン
43 循環水イオン交換器(イオン交換器)
44 二酸化炭素吸着部(吸着部)
45 二酸化炭素脱気筒
451 第1二酸化炭素脱気筒(二酸化炭素脱気筒)
452 第2二酸化炭素脱気筒(二酸化炭素脱気筒)
453 第3二酸化炭素脱気筒(二酸化炭素脱気筒)
Claims (8)
- 高分子電解質膜を用いて水を電解し、水素および酸素を発生させる水電解槽と、
前記水電解槽にて発生した酸素と水とを分離する酸素気液分離器と、
前記水電解槽にて電解される水を蓄える貯水タンクと、
前記酸素気液分離器にて分離された酸素の一部を、前記貯水タンクまたは前記貯水タンクの上流へ導入する酸素導入ラインと、を備えることを特徴とする水電解装置。 - 前記酸素気液分離器に接続され、該酸素気液分離器にて分離された酸素を排気する酸素排気ラインをさらに備え、
前記酸素導入ラインは、前記酸素排気ラインから分岐していることを特徴とする請求項1に記載の水電解装置。 - 前記酸素導入ラインに配置され、該酸素導入ラインを流れる酸素に含まれる二酸化炭素を吸着する吸着部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水電解装置。
- 前記吸着部の上流に配置され、前記吸着部に導入される酸素を除湿する除湿部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の水電解装置。
- 前記酸素気液分離器から水電解槽へ水を供給することにより水を循環させる水循環ラインと、
前記水循環ラインから分岐し、前記水循環ラインを流れる循環水の一部を取り出してイオン交換器による処理後に前記貯水タンクへ供給する分岐ラインをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の水電解装置。 - 前記酸素導入ラインは、前記貯水タンクに接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の水電解装置。
- 前記イオン交換器の上流に配置され、前記分岐ラインを流れる循環水に含まれる二酸化炭素を脱気する二酸化炭素脱気筒をさらに備え、
前記酸素導入ラインは、前記二酸化炭素脱気筒内の液相部に酸素が供給されるように、前記二酸化炭素脱気筒に接続されることを特徴とする請求項5に記載の水電解装置。 - 高分子電解質膜を用いて水を電解し、水素および酸素を発生させる水電解工程と、
前記水電解工程にて発生した酸素と水とを酸素気液分離器によって分離する気液分離工程と、
前記気液分離工程にて分離した酸素の一部を、前記水電解工程にて電解される水を蓄える貯水タンクまたは貯水タンクの上流へ導入する酸素導入工程と、を含むことを特徴とする水電解方法。
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