JP2021062731A - 循環システム及び制御方法 - Google Patents

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小野田 啓介
Keisuke Onoda
啓介 小野田
四方 一史
Kazufumi Yomo
四方  一史
伸一郎 平井
Shinichiro Hirai
伸一郎 平井
小松原 祐介
Yusuke Komatsubara
祐介 小松原
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Abstract

【課題】シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる循環システム及び制御方法を提供すること。【解決手段】本発明に係る循環システムは、車室内に設けられるシート(10〜13)と、車室内で移動可能に設けられ、車室内の空気を取り込んで吹き出す循環部(20A、20B)と、シート(10〜13)の位置又は姿勢に応じて循環部(20A、20B)の位置を設定し、設定した位置まで循環部(20A、20B)を移動させ、移動後の循環部(20A、20B)に空気を吹き出させる循環制御装置(30)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、循環システム及び制御方法に関する。
車両において、シートのリクライニング機能を使用して乗員の姿勢が変化した場合でも、シートに着座する乗員に向けて空気を吹き出す空調技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、車両の前方及び天井に送風部をそれぞれ設けることによって、例えば前方のシートの背もたれ部が後ろに倒れ、前方の送風部からの風が当たりにくくなったとしても、天井側の送風部によって乗員に空気を吹き出すことができる。
特開2019−127096号公報
ところで、近年、車室内のシートを180°回転させる等、シートの位置や向きの自由度が高くなっている。特許文献1では、例えばシートが反転して車両の後方を向いた際に、前方の送風部からの空気が全く当たらなくなるうえ、天井側の送風部とシートとの位置がずれて乗員に空気を当てることができない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる循環システム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る循環システムは、車室内に設けられるシートと、車室内で移動可能に設けられ、車室内の空気を取り込んで吹き出す循環部と、前記シートの位置又は姿勢に応じて前記循環部の位置を設定し、設定した位置まで前記循環部を移動させ、移動後の前記循環部に空気を吹き出させる循環制御装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法は、車室内に設けられるシートと、車室内で移動可能に設けられ、車室内の空気を取り込んで吹き出す循環部と、前記循環部を移動させて該循環部に空気を吹き出させる循環制御装置とを備える循環システムにおける前記循環制御装置が行う制御方法であって、前記シートの位置又は姿勢に応じて前記循環部の位置を設定し、設定した位置まで前記循環部を移動させ、移動後の前記循環部に空気を吹き出させることを特徴とする。
本発明によれば、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる。
図1は、実施の形態1に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。 図2は、実施の形態1に係る循環装置の要部の構成を示す斜視図である。 図3は、図2に示すA−A線の部分断面図である。 図4は、実施の形態1に係る循環装置における切替ドアの動作を説明する図(その1)である。 図5は、実施の形態1に係る循環装置における切替ドアの動作を説明する図(その2)である。 図6は、実施の形態1に係る循環装置における切替ドアの動作を説明する図(その3)である。 図7は、車両におけるシート状態及び設定モード(均一モード)の一例を説明する図(その1)である。 図8は、車両におけるシート状態及び設定モード(均一モード)の一例を説明する図(その2)である。 図9は、車両におけるシート状態及び設定モード(優先モード)の一例を説明する図(その3)である。 図10は、車両におけるシート状態及び設定モード(優先モード)の一例を説明する図(その4)である。 図11は、実施の形態1に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。 図12は、実施の形態2に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。 図13は、実施の形態2に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。 図14は、実施の形態3に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。 図15は、実施の形態3に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。 図16は、実施の形態3の変形例に係る循環装置の要部の構成を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る循環システムを備える車両について説明する。図1は、実施の形態1に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。本実施の形態1に係る循環システムは、車両100に設けられる。車両100は、四つのシート(シート10〜13)と、循環装置110と、循環制御装置30と、シート状態制御装置40とを備える。本実施の形態1に係る循環システムは、シート10〜13、循環装置110、循環制御装置30及びシート状態制御装置40によって構成される。車両100は、このほか、車両100の駆動に必要な構成を具備する。以下、車両100の進行方向に対し、前進する側をフロント(前)側、後進する側をリア(後ろ)側という。
各シートは、着座部101と、背もたれ部102とを有する。背もたれ部102は、着座部101に連結される本体部102aと、本体部102aの天井側に設けられるヘッドレスト102bとを有する。本実施の形態1において、シート10及びシート11はフロント側に配置され、シート12及びシート13はリア側に配置される(図1では車両100の進行方向に対して左側のシート10、12のみを図示)。図1では、シート10に乗員H1が着座し、シート12に乗員H2が着座している。各シートは、モータの駆動によって着座部101が前後方向にスライドしたり、背もたれ部102が倒れたり、シートが回転したりする。例えば、シート10には、シート10に上述した動作をさせるモータM1が設けられる。モータM1は、着座部101をスライドさせるためのモータ、背もたれ部102を傾斜させるためのモータ、シートを回転させるためのモータを含む。シート11〜13の構成についても同様である(例えば、図1ではシート12にモータM2が設けられる)。
循環装置110は、車室内の空気を取り込んで所定の向きに吹き出す二つの循環部(第1循環部20A及び第2循環部20B)と、車両100の車室内の天井に固定され、第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動可能に支持するレール21とを備える。
図2は、実施の形態1に係る循環装置の要部の構成を示す斜視図である。図3は、図2に示すA−A線の部分断面図である。なお、図2では、第1循環部20Aと、第1循環部20Aに対するスライド機構の構成を示しているが、第2循環部20Bも同様の構成を有している。循環装置110のレール21は、取付部材200によって車両100の車室内の天井に取り付けられる。レール21の長手方向は、車両100の前後方向に沿っている。
レール21は、両端が取付部材200にそれぞれ接続する案内部211と、案内部211の他端に設けられるスライドモータ212と、スライドモータ212の回転軸212aに接続して、回転軸212aを中心に、回転軸212aとともに回転する駆動プーリ213と、案内部211の他端に設けられるガイド軸214と、駆動プーリ213とガイド軸214とに係止され、駆動プーリ213の回転にしたがって周回するワイヤ215とを有する。ガイド軸214には、ワイヤ215が係止するプーリ214aが設けられる。
第1循環部20Aは、ワイヤ215を把持して案内部211に沿って移動するスライダ22と、スライダに連結して車室内の空気を吸い込んで吹き出す吸込・吹出部23と、車室内に吹き出す空気の向きを切り替える風向切替部24とを有する。
スライダ22は、ワイヤ215を把持するスライダ本体221と、スライダ本体221に保持される回転モータ222とを有する。
吸込・吹出部23は、サーキュレータ231と、ケース232と、ブッシュ233とを有する。
サーキュレータ231は、複数の羽根(図示略)を有する。サーキュレータ231は、循環制御装置30の制御のもと、羽根を回転して気流を発生する。
ケース232は、サーキュレータ231を収容し、ブッシュ233を介して回転モータ222の回転軸222aに支持される。ケース232は、回転モータ222の駆動により、回転軸222aを中心に、該回転軸222aとともに回転する。ケース232には、サーキュレータ231の動作により発生した気流を通す二つの開口部が形成される。具体的には、ケース232には、車室内の空気を吸い込む吸込部232aと、吸込部232aが吸い込んだ空気を外部に吹き出す吹出部232bとが形成される。
なお、吸込・吹出部23は、空気を浄化するフィルタを有してもよい。フィルタは、例えば紙や布を用いて構成され、フィルタを通過する空気中の微粒子(塵、埃、菌等)を吸着する。フィルタの目の粗さは、吸着する微粒子の大きさに応じて設定される。なお、フィルタに代えてプラズマオゾンを発生するプラズマオゾン発生器を設けてもよいし、フィルタ及びプラズマオゾン発生器を組み合わせてもよい。プラズマオゾン発生器を用いる場合、プラズマオゾン発生器が発生するオゾンを分解する触媒も設けられる。
風向切替部24は、ケース232の吹出部232bに取り付けられる。風向切替部24は、ケース241と、切替ドア242と、切替ドア駆動モータ243とを有する。
ケース241は、切替ドア242及び切替ドア駆動モータ243を内部に収容する。ケース241には、ケース241内の空気をそれぞれ吹き出す第1吹出部241a及び第2吹出部241bと、ケース232からの空気をケース241内に取り込む取込部241cとが形成される。ケース241は、取込部241cが、ケース232の吹出部233bに取り付けられる。なお、ケース241は、ケース232(吸込・吹出部23)に対して回転可能に設けられる。ケース241は、循環制御装置30の制御のもと、ケース232に対して回転する。
切替ドア242は、切替ドア駆動モータ243の回転軸243aに取り付けられ、回転軸243aの回転に連動して回転する回転部242aと、回転部242aから取込部241cに向かって延び、ケース241が取り込んだ空気の流れを、第1吹出部241a及び第2吹出部241bの少なくとも一方に切り替えるドア部242bとを有する。
切替ドア駆動モータ243は、循環制御装置30の制御のもとで駆動する。切替ドア駆動モータ243は、回転軸243aを介して、ドア部242bの停止位置に応じて回転部242aを回転させる。
なお、第2循環部20Bに対しては、案内部211を第1循環部20Aと共通で使用し、スライドモータ等が個別に設けられる構成としてもよいし、案内部211も第1循環部20Aと別に設けてもよい。
図1に戻り、循環制御装置30は、スライドモータ駆動部31と、回転モータ駆動部32と、サーキュレータ駆動部33と、切替ドア駆動部34と、シート状態検出部35と、循環制御ECU(Electronic Control Unit)36とを備える。
スライドモータ駆動部31は、循環制御ECU36の制御のもと、スライドモータ212を駆動させる。スライドモータ駆動部31は、例えば、循環制御ECU36によって設定される回転角度分のパルスをスライドモータ212に出力して、スライドモータ212を駆動させる。
回転モータ駆動部32は、循環制御ECU36の制御のもと、回転モータ222を駆動させる。回転モータ駆動部32は、例えば、循環制御ECU36によって設定される回転角度分のパルスを回転モータ222に出力して、回転モータ222を駆動させる。
サーキュレータ駆動部33は、循環制御ECU36の制御のもと、サーキュレータ231を駆動させる。サーキュレータ駆動部33は、例えば、循環制御ECU36によって設定される駆動時間の間、サーキュレータ231を駆動させる。
切替ドア駆動部34は、循環制御ECU36の制御のもと、切替ドア駆動モータ243を駆動させることによって、ドア部242bの位置を制御する。
シート状態検出部35は、循環制御ECU36の制御のもと、シート状態制御装置40から、シートに関する情報を取得して、各シートの配置や向き、姿勢を検出する。シート状態検出部35は、シートを駆動する各モータの位置情報(例えばパルス値)を取得して、シートの配置や向き、姿勢等の状態を検出する。
循環制御ECU36は、スライドモータ駆動部31、回転モータ駆動部32、サーキュレータ駆動部33、切替ドア駆動部34及びシート状態検出部35を制御して、循環装置110を駆動制御する。
循環制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)等の汎用プロセッサ、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイス、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用プロセッサからなる一つ又は複数のコンピュータや、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを用いて構成される。メモリは、循環装置110や循環制御装置30を動作させるための各種プログラム、及び、その動作に必要な各種パラメータを記憶する。
シート状態制御装置40は、シート位置調整部41と、リクライニング調整部42と、シート駆動制御ECU43とを有する。
シート位置調整部41は、シート駆動制御ECU43の制御のもと、シートに設けられる、着座部101のスライド用のモータや、シート回転用のモータを駆動させる。シート位置調整部41は、例えば、シート駆動制御ECU43によって設定される前後移動分、又は回転角度分のパルスを各モータにそれぞれ出力して、各モータを駆動させる。
リクライニング調整部42は、シート駆動制御ECU43の制御のもと、シートに設けられる、背もたれ部102の傾斜用のモータを駆動させる。リクライニング調整部42は、例えば、シート駆動制御ECU43によって設定される傾斜角度分のパルスをモータに出力して、モータを駆動させる。
シート駆動制御ECU43は、シート位置調整部41及びリクライニング調整部42を制御して、各モータを駆動させる。
シート状態制御装置40は、CPU等の汎用プロセッサ、FPGA等のプログラマブルロジックデバイス、ASIC等の専用プロセッサからなる一つ又は複数のコンピュータや、ROM、及びRAM等のメモリを用いて構成される。
続いて、循環装置110における切替ドアの動作を、図4〜図6を参照して説明する。図4〜図6は、実施の形態1に係る循環装置における切替ドアの動作を説明する図である。
切替ドア242のドア部242bの先端が上方を向くように配置すると(図4参照)、ドア部242bを境に取込部241cに流入した空気が図の左右に分配され、第1吹出部241a及び第2吹出部241bからそれぞれ吹き出される。
切替ドア242のドア部242bを、回転軸243aのまわりに第2吹出部241b側に倒すと(図5参照)、ドア部242bによって取込部241cに流入した空気が第1吹出部241aに送り込まれ、第1吹出部241aから吹き出される。
切替ドア242のドア部242bを、回転軸243aのまわりに第1吹出部241a側に倒すと(図6参照)、ドア部242bによって取込部241cに流入した空気が第2吹出部241bに送り込まれ、第2吹出部241bから吹き出される。
次に、車室内の空気を循環させる設定モードについて、図7〜図10を参照して説明する。図7〜図10は、車両におけるシート状態及び設定モードの一例を説明する図である。なお、図7及び図9は、すべてのシートが前方を向いているシート状態例を示している。また、図8及び図10は、前列に配置されるシート11が、後方を向いているシート配置例を示している。なお、図7〜図10では、ケース241が、図2に示す状態から、ケース232に対して90°回転している。
本実施の形態1では、空気を循環させるモードとして、乗員が着座するすべてのシートに空気を当てる均一モードと、乗員が着座するシートのうち設定された乗員が着座するシートに優先して空気を当てる優先モードとのいずれかのモードが設定される。循環制御装置30は、車両100に設けられたスイッチの押下、外部機器からの入力によって、モードを設定する。また、循環制御装置30は、各シートの姿勢(着座部101に対する背もたれ部102の角度)に基づいて、第1循環部20A及び第2循環部20Bに、背もたれ部102の本体部102aとヘッドレスト102bとの境界付近に向けて空気を吹き出させる。
[均一モード]
まず、均一モードについて、図7及び図8を参照して説明する。均一モードでは、乗員が着座しているすべてのシート(図7では乗員H10、H12が着座しているシート10、12、図8では乗員H10〜H12が着座しているシート10〜12)に対して空気を吹き出す。この際、循環制御装置30は、シートに加わる荷重(例えば乗員の体重)を検知して、乗員が着座したシートを検出する。循環制御装置30は、第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させて、検出したシートに対して空気を吹き出す。第1循環部20A及び第2循環部20Bは、本体部102aとヘッドレスト102bとの境界付近に向けて空気を送る。図7に示す場合、第1循環部20A及び第2循環部20Bのドア部242bは、取込部241cの一方の吹出部側に倒され、前列左側のシート10及び後列左側のシート12に向けて空気を吹き出す(図5又は図6参照)。図8に示す場合、第1循環部20Aのドア部242bは、取込部241cの中央部に配置され、シート10及び前右側のシート11に向けて空気を分配して吹き出す(図4参照)。また、第2循環部20Bのドア部242bは、取込部241cの一方の吹出部側に倒され、シート12に向けて空気を吹き出す。
[優先モード(その1)]
続いて、優先モードの一例について、図9を参照して説明する。図9に示す優先モードでは、優先対象として設定されている乗員H10が着座しているシート(図10ではシート10)に対して空気を吹き出す。循環制御装置30は、シートの配置、乗員の着座状態にかかわらず、第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させて、シート10に対して優先的に空気を吹き出す。この際、乗員H12が着座するシート12付近には、循環部は配置されない。図9に示す場合、第1循環部20A及び第2循環部20Bのドア部242bは、取込部241cの一方の吹出部側に倒され、シート10に向けてそれぞれ空気を吹き出す。
[優先モード(その2)]
続いて、優先モードの他の例について、図10を参照して説明する。図10に示す優先モードでは、図9に示す優先モードと同様に、優先対象として設定されている乗員H10、H11が着座しているシート(図10ではシート10、11)に対して空気を吹き出す。循環制御装置30は、第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させて、シート10、11に対して優先的に空気を吹き出す。この際、乗員H12が着座するシート12付近には、循環部は配置されない。均一モードと同様に、優先モードにおいても、第1循環部20A及び第2循環部20Bは、本体部102aとヘッドレスト102bとの境界付近に向けて風を送る。図10に示す場合、第1循環部20Aは、シート11に向けて空気を吹き出し、第2循環部20Bは、シート10に向けて空気を吹き出す。
上述した例の他、均一モードでは、着座していないシート(例えば、図7ではシート11、13)に対しても空気を吹き出すようにしてもよい。また、優先モードでは、例えば、図10に示す乗員の着座状態において、乗員H10、H12(シート10、12)に対して空気を吹き出すように設定してもよい。この優先モードの場合、例えば、第1循環部20Aがシート10に向けて空気を吹き出し、第2循環部20Bがシート12に向けて空気を吹き出す。
このように、シートの配置や、乗員の着座状態に応じて適宜吹き出し先を設定することができる。
続いて、循環システムが行う車室内の空気の循環処理の概要について、図11を参照して説明する。図11は、実施の形態1に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。
まず、循環制御ECU36は、車室内の空気を循環させる循環指示が入力されたか否かを判断する(ステップS101)。循環制御ECU36は、車両100に設けられたスイッチの押下、外部機器からの入力、予め設定された空調開始時刻を確認することによって循環指示の入力の有無を判断する。循環制御ECU36は、循環指示の入力がなければ(ステップS101:No)、引き続き、循環指示の入力確認を繰り返す。一方、循環制御ECU36は、循環指示が入力されたと判断した場合(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
ステップS102において、循環制御ECU36は、設定されている設定モードを確認する。循環制御ECU36は、通常の均一モードに設定されていると判断した場合(ステップS102:均一モード)、ステップS103に移行する。一方、循環制御ECU36は、優先モードに設定されていると判断した場合(ステップS102:優先モード)、ステップS104に移行する。
ステップS103(均一モード)において、シート状態検出部35は、吹出対象のシートの位置や姿勢を検出する。ステップS103において、シート状態検出部35は、吹出対象とするすべてのシートの位置や姿勢を検出する。
ステップS104(優先モード)において、シート状態検出部35は、優先対象のシートの位置や姿勢を検出する。
ステップS103又はステップS104において検出対象のシートの位置や姿勢を検出すると、循環制御ECU36は、設定されるモードに応じて第1循環部20A及び第2循環部20Bの位置及び吹出方向を設定する(ステップS105)。
ステップS106において、循環制御ECU36は、第1循環部20A及び第2循環部20Bの、ステップS105において設定された位置への移動を開始させる。
その後、循環制御ECU36は、第1循環部20A及び第2循環部20Bが設定位置に到達したか否かを判断する(ステップS107)。具体的には、循環制御ECU36は、各モータの駆動が完了したか否かを検知することによって、第1循環部20A及び第2循環部20Bが設定位置に到達したか否かを判断する。循環制御ECU36は、各モータの駆動が完了しておらず、第1循環部20A及び第2循環部20Bが設定位置に到達していないと判断した場合(ステップS107:No)、第1循環部20A及び第2循環部20Bの到達確認を繰り返す。これに対し、循環制御ECU36は、各モータの駆動が完了し、第1循環部20A及び第2循環部20Bが設定位置に到達したと判断した場合(ステップS107:Yes)、ステップS108に移行する。
ステップS108において、循環制御ECU36は、切替ドア242を駆動させて、風向切替部24からの空気の吹出方向を調整する。
その後、循環制御ECU36は、サーキュレータ231の駆動を開始させる(ステップS109)。サーキュレータ駆動部33は、循環制御ECU36の制御のもと、サーキュレータ231の駆動を開始する。
ステップS110において、循環制御ECU36は、循環終了指示が入力されたか否かを判断する。循環制御ECU36は、車両100に設けられたスイッチの押下、外部機器からの入力を確認することによって循環処理終了指示の入力の有無を判断する。循環制御ECU36は、循環終了指示が入力されていないと判断した場合(ステップS110:No)、循環終了指示の入力確認を繰り返す。これに対し、循環制御ECU36は、循環終了指示が入力されたと判断した場合(ステップS110:Yes)、ステップS111に移行する。
ステップS111において、循環制御ECU36は、サーキュレータ231の駆動を停止させ、循環処理を終了する。
このように、本実施の形態1では、設定されるモードに応じて車室内の天井に取り付けられたレールに沿って第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させ、吹出対象のシートに空気を吹き出すようにしたので、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる。
また、本実施の形態1では、二つの循環部(第1循環部20A及び第2循環部20B)を移動させて各シートの上方に配置するようにしたので、各シート上に循環部をそれぞれ配設する構成と比して、構成を簡略化できるとともに、部品点数の削減によって製造コストを低減することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、実施の形態2に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。本実施の形態2に係る車両100Aは、上述した実施の形態1の構成に対し、循環制御装置30に代えて循環制御装置30Aを備える。上述した実施の形態1と同じ構成要素には、同じ符号を付す。
循環制御装置30Aは、スライドモータ駆動部31と、回転モータ駆動部32と、サーキュレータ駆動部33と、切替ドア駆動部34と、シート状態検出部35と、循環制御ECU36と、乗員姿勢推定部37とを備える。循環制御装置30Aは、上述した循環制御装置30の構成に乗員姿勢推定部37を加えた構成である。なお、各シートには、着座した乗員の位置や姿勢を検出する検出器が設けられる。検出器としては、ブラダ圧(空気圧)を検出する検出器、シートに着座した乗員を撮像する撮像機器、並びに、シートベルトの装着の有無を検出する検出器、及びシートに加わる荷重(例えば乗員の体重)を検出する検出器、等が挙げられ、これらのいずれか、又はこれらの機器を組み合わせた検出器が各シートに設けられる。ブラダ圧を検出する検出器は、シートの背もたれ部に設けられた複数の空気孔における空気圧を検出する。
乗員姿勢推定部37は、上述した検出器から取得した検出値をもとに、シートに着座している乗員の姿勢を推定する。例えば、検出器がブラダ圧を検出する場合、乗員姿勢推定部37は、各空気孔における検出値を取得して、前回検出時からの検出値の変化量に基づいて乗員の着座を検出し、着座前と着座後の各空気孔における検出値の変化から、乗員のシートに対する姿勢を推定する。
循環制御装置30Aは、CPU等の汎用プロセッサ、FPGA等のプログラマブルロジックデバイス、ASIC等の専用プロセッサからなる一つ又は複数のコンピュータや、ROM、及びRAM等のメモリを用いて構成される。
続いて、循環システムが行う車室内の空気の循環処理の概要について、図13を参照して説明する。図13は、実施の形態2に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。
循環制御ECU36は、上述したステップS101及びS102と同様の処理を実行する(ステップS201、S202)。
ステップS203において、シート状態検出部35は、吹出対象のシートの位置や姿勢を検出する。
ステップS204において、乗員姿勢推定部37は、吹出対象のシートに対する乗員の姿勢をシートごとに推定する。
ステップS205において、シート状態検出部35は、優先対象のシートの位置や姿勢を検出する。
ステップS206において、乗員姿勢推定部37は、優先対象のシートに対する乗員の姿勢をシートごとに推定する。
ステップS204又はS206の後、循環制御ECU36は、設定されるモードに応じて第1循環部20A及び第2循環部20Bの位置及び吹出方向を設定する(ステップS207)。例えば、循環制御ECU36は、乗員姿勢推定部37が推測した乗員の姿勢に基づいて、シートに対する、乗員の胸元付近に対応する位置に空気を吹き出すように吹出方向を設定する。
その後、循環制御ECU36は、上述したステップS106〜S111と同様の処理を実行する(ステップS208〜S213)。
このように、本実施の形態2では、実施の形態1と同様に、設定されるモードに応じて車室内の天井に取り付けられたレールに沿って第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させ、吹出対象のシートに空気を吹き出すようにしたので、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる。
また、本実施の形態2では、シートに着座する乗員の姿勢を検出して、乗員の姿勢に合わせて空気を送るようにしたので、乗員に対する空調を、一層適切に実施することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について、図14及び図15を参照して説明する。図14は、実施の形態3に係る循環システムを備える車両の構成を示す概略図である。本実施の形態3に係る車両100Bは、上述した実施の形態1の構成に対し、循環制御装置30に代えて循環制御装置30Bを備える。上述した実施の形態1と同じ構成要素には、同じ符号を付す。
循環制御装置30Bは、スライドモータ駆動部31と、回転モータ駆動部32と、サーキュレータ駆動部33と、切替ドア駆動部34と、シート状態検出部35と、循環制御ECU36と、吹出方向設定部38とを備える。循環制御装置30Bは、上述した循環制御装置30の構成に吹出方向設定部38を加えた構成である。なお、本実施の形態3では、車両100のフロント側のインストルメント・パネル120(以下、「インパネ120」という)に設けられる空調部120aと、前方のシート10、11間のコンソール・ボックス130(以下、単に「コンソール130」という)に設けられる空調部130aとによって車室内に吹き出される空気を、第1循環部20A及び第2循環部20Bが循環させる。空調部120a、130aは、温度を調整した空気を設定される方向に向けて吹き出す。
吹出方向設定部38は、空調部120a、130aによる空気の吹出方向を設定する。吹出方向設定部38は、第1循環部20A及び第2循環部20Bの位置に基づいて、第1循環部20A及び第2循環部20Bに向けて空気を吹き出す。吹出方向設定部38は、例えば、空調部120a、130aに設けられるフラップの向きを設定する。
循環制御装置30Bは、CPU等の汎用プロセッサ、FPGA等のプログラマブルロジックデバイス、ASIC等の専用プロセッサからなる一つ又は複数のコンピュータや、ROM、及びRAM等のメモリを用いて構成される。
続いて、循環システムが行う車室内の空気の循環処理の概要について、図15を参照して説明する。図15は、実施の形態3に係る循環システムが行う循環方法を説明するフローチャートである。
循環制御ECU36は、上述したステップS101〜S105と同様の処理を実行する(ステップS301〜S305)。
ステップS306において、循環制御ECU36は、インパネ120の空調部120a、及びコンソール130の空調部130aからの空気が、ステップS305において設定された第1循環部20A及び第2循環部20Bに向けて吹き出すように各空調部の空気の吹出方向を設定する。例えば、空調部120aの空気の吹出方向が第1循環部20Aに向かう方向に設定され、空調部130aの空気の吹出方向が第2循環部20Bに向かう方向に設定される。
循環制御ECU36は、上述したステップS106〜S108と同様の処理を実行する(ステップS307〜S309)。
その後、循環制御ECU36は、サーキュレータ231の駆動を開始させるとともに、空調部120a、130aの駆動を開始させる(ステップS310)。これにより、吸込・吹出部23には、空調部120a、130aからの、温度調整された空気が取り込まれ、その空気が乗員に対して吹き出される。
ステップS311において、循環制御ECU36は、ステップS110と同様にして、循環終了指示が入力されたか否かを判断する。循環制御ECU36は、循環終了指示が入力されていないと判断した場合(ステップS311:No)、循環終了指示の入力確認を繰り返す。これに対し、循環制御ECU36は、循環終了指示が入力されたと判断した場合(ステップS311:Yes)、ステップS312に移行する。
ステップS312において、循環制御ECU36は、サーキュレータ231の駆動や、インパネ、コンソールにおける空調部120a、130aの駆動を停止させ、循環処理を終了する。
このように、本実施の形態3では、実施の形態1と同様に、設定されるモードに応じて車室内の天井に取り付けられたレールに沿って第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させ、吹出対象のシートに空気を吹き出すようにしたので、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる。
また、本実施の形態3では、吸込・吹出部23が、インパネ又はコンソールからの、温度調整された空気を取り込んで、その空気を乗員に対して吹き出すようにしたので、空調による快適な空気を乗員に当てることができる。
なお、本実施の形態3では、インパネ又はコンソールに設けられた空調部が循環部に向けて空気を吹き出すものとして説明したが、空調部の吹出方向を循環部に向けずに、各循環部が、インパネ又はコンソールの空調部から車室内に吹き出された空気を取り込んで吹き出してもよい。
また、本実施の形態3において、空調部は、インパネ又はコンソールのいずれか一方(例えば、インパネのみ)に設けられる構成であってもよい。
(実施の形態3の変形例)
次に、実施の形態3の変形例について、図16を参照して説明する。図16は、実施の形態3の変形例に係る循環装置の要部の構成を示す部分断面図である。本変形例は、上述した実施の形態1の構成に対し、風向切替部24に代えて風向切替部24Aを備える。上述した実施の形態1と同じ構成要素には、同じ符号を付す。
風向切替部24Aは、ケース232の吹出部232bに取り付けられる。風向切替部24Aは、ケース241と、切替ドア242と、切替ドア駆動モータ243と、第1温度調整部244と、第2温度調整部245を有する。
第1温度調整部244及び第2温度調整部245は、例えばペルチェ素子等の周囲の温度を調整可能な部材を用いて構成される。第1温度調整部244は、第1吹出部241aの開口付近に設けられ、吹出部から吹き出す空気の温度を調整する。第2温度調整部245は、第2吹出部241bの開口付近に設けられ、吹出部から吹き出す空気の温度を調整する。第1温度調整部244及び第2温度調整部245の放熱面をケース241の内壁に接触させる、すなわち吸熱面をケース241内に露出させると、空気はケース241の内部で冷却される。逆に、第1温度調整部244及び第2温度調整部245の吸熱面をケース241の内壁に接触させる、すなわち放熱面をケース241内に露出させると、空気はケース241の内部で加熱される。
このように、本実施の形態3の変形例では、実施の形態1と同様に、設定されるモードに応じて車室内の天井に取り付けられたレールに沿って第1循環部20A及び第2循環部20Bを移動させ、吹出対象のシートに空気を吹き出すようにしたので、シートの位置や向きによらず乗員に対して空気を当てることができる。
また、本変形例では、風向切替部24が吹き出す空気が、温度調整部によって温度調整されているため、乗員に対し、快適な空気を当てることができる。
なお、上述した実施の形態1〜3及び変形例では、車室内の天井にレールを取り付け、吸込・吹出部を支持するスライダを、レールに沿って移動可能な構成例を説明したが、リンクを回転させることによって吸込・吹出部をシート上に配置する構成としてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施の形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
10〜13…シート、20A…第1循環部、20B…第2循環部、21…レール、22…スライダ、23…吸込・吹出部、24、24A…風向切替部、30、30A、30B…循環制御装置、31…スライドモータ駆動部、32…回転モータ駆動部、33…サーキュレータ駆動部、34…切替ドア駆動部、35…シート状態検出部、36…循環制御ECU、37…乗員姿勢推定部、38…吹出方向設定部、40…シート状態制御装置、41…シート位置調整部、42…リクライニング調整部、43…シート駆動制御ECU、100、100A、100B…車両、110…循環装置、120…インストルメント・パネル、130…コンソール・ボックス、120a、130a…空調部、231…サーキュレータ、232、241…ケース、242…切替ドア、243…切替ドア駆動モータ、244…第1温度調整部、245…第2温度調整部

Claims (8)

  1. 車室内に設けられるシートと、
    車室内で移動可能に設けられ、車室内の空気を取り込んで吹き出す循環部と、
    前記シートの位置又は姿勢に応じて前記循環部の位置を設定し、設定した位置まで前記循環部を移動させ、移動後の前記循環部に空気を吹き出させる循環制御装置と、
    を備える循環システム。
  2. 複数の前記シートを備え、
    前記循環制御装置は、
    複数の前記シートのうち、吹出対象のシートの位置に応じて前記循環部を移動させて、該循環部に空気を吹き出させる、
    請求項1に記載の循環システム。
  3. 乗員が着座するすべてのシートを前記吹出対象のシートに設定する均一モードと、乗員が着座するシートのうち選択された乗員が着座するシートを前記吹出対象のシートに設定する優先モードとのいずれかのモードが設定可能であり、
    前記循環制御装置は、設定されるモードに応じて前記循環部を制御する、
    請求項2に記載の循環システム。
  4. 前記循環制御装置は、
    前記シートに着座している乗員の姿勢に基づいて、前記循環部による空気の吹出方向を制御する、
    請求項1に記載の循環システム。
  5. インストルメント・パネル及びコンソール・ボックスの少なくとも一方に設けられ、設定される温度に調整した空気を吹き出す空調部、
    を備える請求項1〜4のいずれか一つに記載の循環システム。
  6. 前記循環制御装置は、
    前記空調部から、前記循環部に向けて空気を吹き出させる、
    請求項5に記載の循環システム。
  7. 前記循環部は、
    当該循環部に取り込んだ空気の温度を調整する温度調整部、
    を有する請求項1〜4のいずれか一つに記載の循環システム。
  8. 車室内に設けられるシートと、車室内で移動可能に設けられ、車室内の空気を取り込んで吹き出す循環部と、前記循環部を移動させて該循環部に空気を吹き出させる循環制御装置とを備える循環システムにおける前記循環制御装置が行う制御方法であって、
    前記シートの位置又は姿勢に応じて前記循環部の位置を設定し、
    設定した位置まで前記循環部を移動させ、
    移動後の前記循環部に空気を吹き出させる、
    制御方法。
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