JP2017039361A - 空調用レジスタ装置 - Google Patents

空調用レジスタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017039361A
JP2017039361A JP2015161364A JP2015161364A JP2017039361A JP 2017039361 A JP2017039361 A JP 2017039361A JP 2015161364 A JP2015161364 A JP 2015161364A JP 2015161364 A JP2015161364 A JP 2015161364A JP 2017039361 A JP2017039361 A JP 2017039361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
register
duct
vehicle
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015161364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6512027B2 (ja
Inventor
洋志 溝端
Hiroshi Mizobata
洋志 溝端
靖弘 加藤
Yasuhiro Kato
靖弘 加藤
赤池 文敏
Fumitoshi Akaike
文敏 赤池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2015161364A priority Critical patent/JP6512027B2/ja
Publication of JP2017039361A publication Critical patent/JP2017039361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6512027B2 publication Critical patent/JP6512027B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】後席の着座者に対して吹出口を適当な位置に調整することができる空調用レジスタ装置を提供する。
【解決手段】本空調用レジスタ装置1は、車両前後方向Pに配置される前席FS及び後席RSのうちの左右の前席の間に設けられるコンソール2の後方に備えられ、後席の着座者に対してダクト4を介して車両空調装置3から供給される空調空気を吹き出すものである。そして、ダクトに接続されて内部に空調空気が供給されるとともに、空調空気の吹出口8が設けられたレジスタケース7を備える。さらに、レジスタケースは、コンソールとは独立して車両床面10に対して変位可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調用レジスタ装置に関し、さらに詳しくは、後席の着座者に対してダクトを介して車両空調装置から供給される空調空気を吹き出す空調用レジスタ装置に関する。
従来の空調用レジスタ装置として、後席の着座者に対してダクトを介して車両空調装置から供給される空調空気を吹き出すものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、例えば、図15に示すように、左右の前席の間でコンソール102を車両前後方向Pに移動可能に設け、コンソール102の後部に空調空気の吹出口108を設けてなる技術が開示されている。
特開2004−210006号公報
しかし、上記特許文献1に開示された技術では、車両前後方向Pに移動可能なコンソール102に吹出口108を一体に設けているので、前席の着座者がコンソール102を前後移動させると、吹出口108も前後移動される。そのため、後席RSの着座者にとって吹出口108の位置が遠すぎたり近すぎたりしてしまう。なお、上記コンソールが車両床面上の所定位置に固定される場合であっても、コンソールに吹出口を一体に設けると、後席の着座者にとって吹出口の位置が適当でない状況が生じる。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、後席の着座者に対して吹出口を適当な位置に調整することができる空調用レジスタ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両前後方向に配置される前席及び後席のうちの左右の前記前席の間に設けられるコンソールの後方に備えられ、前記後席の着座者に対してダクトを介して車両空調装置から供給される空調空気を吹き出す空調用レジスタ装置であって、前記ダクトに接続されて内部に前記空調空気が供給されるとともに、該空調空気の吹出口が設けられたレジスタケースを備え、前記レジスタケースは、前記コンソールとは独立して車両床面に対して変位可能に設けられていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記レジスタケースは、車両前後方向に移動可能に設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記レジスタケースは、車両高さ方向の軸回りに回動可能に設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記レジスタケースは、前記コンソールと共通のレール上に車両前後方向に移動可能に支持されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記コンソールの後部には、前記レジスタケースが嵌り込み可能な凹状の嵌り込み部が設けられ、前記レジスタケースは、前記嵌り込み部に嵌り込んだ状態と前記嵌り込み部から離れた状態との間で車両前後方向に移動可能に設けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記ダクトは、車両前後方向に沿って配置され、前記ダクトには、長手方向に沿って開口が形成されており、前記レジスタケースは、前記ダクトの長手方向に沿って移動可能に設けられるとともに、前記開口を介して前記ダクト内に連通される吸気口を備え、前記ダクトには、前記レジスタケースの移動に連動して、前記吸気口よりも前側及び後側の前記開口を塞ぐシャッタ機構が設けられていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記ダクトは、前記レジスタケースを車両前後方向に移動可能に支持するレールにより構成されていることを要旨とする。
本発明の空調用レジスタ装置によると、ダクトに接続されて内部に空調空気が供給されるとともに、空調空気の吹出口が設けられたレジスタケースを備える。そして、レジスタケースは、コンソールとは独立して車両床面に対して変位可能に設けられている。これにより、コンソールとは独立して車両床面に対してレジスタケースを変位させることで、後席の着座者に対して吹出口を適当な位置に調整することができる。
また、前記レジスタケースが、車両前後方向に移動可能に設けられている場合は、レジスタケースの車両前後方向への移動により、吹出口が適当な位置に調整される。
また、前記レジスタケースが、車両高さ方向の軸回りに回動可能に設けられている場合は、レジスタケースの車両前後方向への移動及び/又はレジスタケースの車両高さ方向の軸回りの回動により、吹出口が適当な位置に調整される。
また、前記レジスタケースが、前記コンソールと共通のレール上に車両前後方向に移動可能に支持されている場合は、レジスタケースの車両前後方向への移動により、後席の着座者に対して吹出口が適当な位置に調整されるとともに、コンソールの車両前後方向への移動により、前席の着座者に対してコンソールが適当な位置に調整される。さらに、共通のレールを採用しているので、構造を簡素化できる。
また、前記コンソールの後部に凹状の嵌り込み部が設けられ、前記レジスタケースが、前記嵌り込み部に嵌り込んだ状態と前記嵌り込み部から離れた状態との間で車両前後方向に移動可能に設けられている場合は、レジスタケースの車両前後方向の移動量を大きく確保できる。そのため、吹出口を更に適当な位置に調整できる。
また、前記ダクトが、車両前後方向に沿って配置され、前記ダクトには、長手方向に沿って開口が形成されており、前記レジスタケースが、前記ダクトの長手方向に沿って移動可能に設けられるとともに、前記開口を介して前記ダクト内に連通される吸気口を備え、前記ダクトにシャッタ機構が設けられている場合は、シャッタ機構により、レジスタケースの移動に連動して、吸気口よりも前側及び後側の開口が塞がれる。そのため、ダクトの開口での空調空気の漏れが抑制された状態において、ダクトから吸気口を介してレジスタケースの内部に空調空気が供給される。さらに、レジスタケースの移動に伴ってダクト自体が移動しないので、レジスタケースの移動性が向上される。
さらに、前記ダクトが、前記レジスタケースを車両前後方向に移動可能に支持するレールにより構成されている場合は、レールがダクトの機能を兼ねるため、別途ダクトを設ける必要がない。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係る空調用レジスタ装置を備える車両室内を上方からみた平面図である。 上記空調用レジスタ装置を備える車両室内を上方からみた斜視図である。 図1のIII矢視部の要部を破断した拡大図である。 図3のIV−IV線断面拡大図である。 上記空調用レジスタ装置の作用説明図である。 変形例に係る空調用レジスタ装置の斜視図である。 上記空調用レジスタ装置の作用説明図であり、(a)はレジスタケースが嵌り込み部に嵌り込んだ状態を示し、(b)はレジスタケースが嵌り込み部から外れた状態を示す。 実施例2に係る空調用レジスタ装置を備える車両室内を上方からみた斜視図である。 上記空調用レジスタ装置の側面図である。 図9のX−X線断面拡大図である。 図9のXI−XI線断面拡大図である。 図9のXII−XII線断面拡大図である。 他の形態に係る空調用レジスタ装置を説明するための説明図である。 更なる他の形態に係る空調用レジスタ装置を説明するための説明図である。 従来の空調用レジスタ装置を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<空調用レジスタ装置>
本実施形態に係る空調用レジスタ装置は、車両前後方向(P)に配置される前席(FS)及び後席(RS)のうちの左右の前席の間に設けられるコンソール(2)の後方に備えられ、後席(RS)の着座者に対してダクト(4、24)を介して車両空調装置(3)から供給される空調空気を吹き出す空調用レジスタ装置(1、1’、21)である(例えば、図1、図2、図6及び図8等参照)。そして、ダクト(4、24)に接続されて内部に空調空気が供給されるとともに、空調空気の吹出口(8、28)が設けられたレジスタケース(7、27)を備える。さらに、レジスタケース(7、27)は、コンソールとは独立して車両床面(10)に対して変位可能に設けられている。
なお、上記「変位」としては、例えば、車両前後方向のスライド移動、車両高さ方向の軸回りの回動、車両幅方向のスライド移動、車両高さ方向の昇降等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。
本実施形態に係る空調用レジスタ装置としては、例えば、上記レジスタケース(7、27)は、車両前後方向(P)に移動可能に設けられている形態(例えば、図2、図6及び図8等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記レジスタケース(7)は、車両高さ方向(R)の軸回りに回動可能に設けられていることができる(例えば、図3及び図4等参照)。
本実施形態に係る空調用レジスタ装置としては、例えば、上記レジスタケース(27)は、コンソール(2)と共通のレール(31)上に車両前後方向(P)に移動可能に支持されている形態(例えば、図8及び図9等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係る空調用レジスタ装置としては、例えば、上記コンソール(2)の後部には、レジスタケース(7)が嵌り込み可能な凹状の嵌り込み部(19)が設けられ、レジスタケース(7)は、嵌り込み部に嵌り込んだ状態(A)と嵌り込み部から離れた状態(B)との間で車両前後方向(P)に移動可能に設けられている形態(例えば、図6及び図7等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係る空調用レジスタ装置としては、例えば、上記ダクト(24)は、車両前後方向(P)に沿って配置され、ダクト(24)には、長手方向に沿って開口(24a)が形成されており、レジスタケース(27)は、ダクト(24)の長手方向に沿って車両前後方向(P)に移動可能に設けられるとともに、開口(24a)を介してダクト内に連通される吸気口(35)を備え、ダクト(24)には、レジスタケース(27)の移動に連動して、吸気口(35)よりも前側及び後側の開口(24a)を塞ぐシャッタ機構(41、42)が設けられている形態(例えば、図9、図11及び図12等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記ダクト(24)は、レジスタケース(27)を車両前後方向(P)に移動可能に支持するレール(31)により構成されていることができる(例えば、図9等参照)。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、車両1列目の左右の前席FSの間に設けられたコンソール2(「コンソールボックス」とも称される。)の後方に備えられる空調用レジスタ装置を例示する(図1参照)。
<実施例1>
(1)空調用レジスタ装置の構成
本実施例に係る空調用レジスタ装置1は、図1及び図2に示すように、後席RSの着座者に対してダクト4を介して車両空調装置3から供給される空調空気(例えば、冷風又は温風等)を吹き出すものである。このダクト4は、伸縮可能な蛇腹部4a(図3参照)を有している。また、ダクト4の一端側は、車両空調装置3に接続されている。なお、上記車両空調装置3においては、通常、冷房に圧縮機が用いられ、暖房にエンジン廃熱や電気ヒータ等が用いられる。
上記空調用レジスタ装置1は、図3及び図4に示すように、ダクト4の他端側に接続されて内部に空調空気が供給される箱状のレジスタケース7を備えている。このレジスタケース7の上部後面側には、傾斜面部7aが形成されている。この傾斜面部7aには、レジスタケース7内に供給された空調空気を後席RSの着座者(即ち、レジスタケース7の後方)に向かって吹き出す吹出口8が形成されている。この吹出口8には、複数のフィン9が設けられている。
上記コンソール2は、車両床面10の所定位置に固定的に配置されている。このコンソール2は、上方を開口した箱状のコンソール本体11と、コンソール本体11の上方開口を開閉するアームレスト12と、を備えている。そして、コンソール2は、前席FSの着座者の肘掛け機能や小物等を収容する収容機能等を有する。
上記コンソール2の後方の車両床面10上には、車両前後方向Pに延びる左右のロアレール14が配置されている。これら各ロアレール14には、その長手方向に沿ってアッパレール15がスライド可能に支持されている。これら各アッパレール15上には、平板状のアッパフレーム16が取り付けられている。このアッパフレーム16には、ヒンジピン17を介してレジスタケース7の底壁が車両高さ方向R(即ち、床面10と垂直方向)の軸回りに回動可能に支持されている。よって、レジスタケース7は、コンソール2の後方でコンソール2とは独立して、車両前後方向Pに移動可能で且つ車両高さ方向Rの軸回りに回動可能に設けられている。
なお、本実施例では、手動操作により変位されるレジスタケース7を例示するが、これに限定されず、例えば、モータ、シリンダ等の駆動原の作動により変位されるレジスタケースを採用してもよい。
(2)空調用レジスタ装置の作用
次に、上記構成の空調用レジスタ装置1の作用について説明する。後席RSの着座者の要望や人数等に応じて、レジスタケース7を車両前後方向Pに移動させることで、後席RSの着座者に対して吹出口8が適当な位置に調整される。さらに、後席RSにおいて車両幅方向Qの片側のみに着座者が存在する場合(図5参照)等には、レジスタケース7を垂直軸回りに回転させることで、後席RSの片側の着座者に対して吹出口8が適当な位置に調整される。なお、上記レジスタケース7の移動や回動に伴って、ダクト4の蛇腹部4aが伸縮するため、ダクト4とレジスタケース7との良好な接続状態が維持される。
(3)実施例の効果
本実施例の空調用レジスタ装置1によると、ダクト4に接続されて内部に空調空気が供給されるとともに、空調空気の吹出口8が設けられたレジスタケース7を備える。そして、レジスタケース7は、コンソール2とは独立して車両床面10に対して変位可能に設けられている。これにより、コンソール2とは独立して車両床面10に対してレジスタケース7を変位させることで、後席RSの着座者に対して吹出口8を適当な位置に調整することができる。
さらに、本実施例では、レジスタケース7は、車両前後方向Pに移動可能で且つ車両高さ方向Rの軸回りに回動可能に設けられている。これにより、レジスタケース7の車両前後方向Pへの移動及び/又はレジスタケース7の車両高さ方向Rの軸回りの回動により、吹出口8が適当な位置に調整される。
<変形例>
次に、変形例に係る空調用レジスタ装置について説明する。なお、本変形例に係る空調用レジスタ装置は、上記実施例1に係る空調用レジスタ装置1の変形例であり、空調用レジスタ装置1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)空調用レジスタ装置の構成
本変形例に係る空調用レジスタ装置1’では、図6及び図7に示すように、コンソール2の後部には、レジスタケース7の前側部分が嵌り込み可能な凹状の嵌り込み部19が形成されている。そして、レジスタケース7は、嵌り込み部19に嵌り込んだ状態A(前端位置A;図7(a)参照)と嵌り込み部19から離れた状態B(後端位置B;図7(b)参照)との間で車両前後方向Pに移動可能に設けられている。
(2)空調用レジスタ装置の作用及び効果
本変形例の空調用レジスタ装置1’によると、上記実施例1の空調用レジスタ装置1と略同様の作用及び効果を奏するとともに、コンソール2の後部には、レジスタケース7が嵌り込み可能な凹状の嵌り込み部19が設けられ、レジスタケース7は、嵌り込み部19に嵌り込んだ状態Aと嵌り込み部19から離れた状態Bとの間で車両前後方向Pに移動可能に設けられているので、レジスタケース7の車両前後方向Pの移動量を大きく確保できる。そのため、吹出口8を更に適当な位置に調整できる。さらに、アームレスト12の車両前後方向Pの長さを最大限に広げることができる。
<実施例2>
次に、本実施例2に係る空調用レジスタ装置について説明する。なお、本実施例2に係る空調用レジスタ装置において、上記実施例1に係る空調用レジスタ装置1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)空調用レジスタ装置の構成
本実施例に係る空調用レジスタ装置21は、図8及び図9に示すように、後席RSの着座者に対して第1ダクト24及び第2ダクト25を介して車両空調装置3(図1参照)から供給される空調空気(例えば、冷風又は温風等)を吹き出すものである。この第2ダクト25の一端側は、車両空調装置3に接続され、第2ダクト25の他端側は、第1ダクト24に接続されている。
上記空調用レジスタ装置21は、第1ダクト24に接続されて内部に空調空気が供給される箱状のレジスタケース27を備えている。このレジスタケース27の上部後面側には、傾斜面部27aが形成されている。この傾斜面部27aには、レジスタケース27内に供給された空調空気を後席RSの着座者(即ち、レジスタケース27の後方)に向かって吹き出す吹出口28が形成されている。なお、吹出口28には、複数のフィン29が設けられている。
左右の前席FSの間の車両床面10上には、車両前後方向Pに延びる左右のロアレール31(本発明に係る「レール」として例示する。)が配置されている。これら各ロアレール31には、その長手方向に沿って第1アッパレール32及び第2アッパレール33のそれぞれがスライド可能に支持されている。この第1アッパレール32は、レジスタケース27の底壁に取り付けられている(図11参照)。また、第2アッパレール33は、コンソール2の底壁に取り付けられている(図10参照)。よって、レジスタケース27及びコンソール2のそれぞれは、共通のロアレール31上に車両前後方向Pに移動可能に支持されている。
なお、本実施例では、手動操作により変位されるレジスタケース27及びコンソール2を例示するが、これに限定されず、例えば、モータ、シリンダ等の駆動原の作動により変位されるレジスタケース及びコンソールを採用してもよい。特に、電動式のコンソールとして、前席FS(パワーシート)の車両前後方向Pへのスライド移動に伴ってスライド移動されるコンソールを採用してもよい。
ここで、図9に示すように、上記第1ダクト24は、レジスタケース27を車両前後方向Pに移動可能に支持する上記ロアレール31により構成されている。具体的に、ロアレール31は、図11に示すように、空調空気が流通可能な管状に形成されるとともに、その長手方向に沿って上面側に開口24aが形成されている。また、ロアレール31の長手方向の両端側は塞がれている。また、上記レジスタケース27には、開口24aを介して第1ダクト24内に連通される吸気口35が設けられている。この吸気口35は、レジスタケース27の底壁及び第1アッパレール32の上壁に形成された貫通孔37により構成されている。
上記第1ダクト24には、図9に示すように、第1ダクト24の開口24aを塞ぐための第1シャッタ機構41、第2シャッタ機構42及び第3シャッタ機構43が設けられている。この第1シャッタ機構41は、レジスタケース27の移動に連動して、第1アッパレール32より後側の開口24aを塞ぐものである。また、第2シャッタ機構42は、レジスタケース27及び/又はコンソール2の移動に連動して、第1アッパレール32と第2アッパレール33との間の開口24aを塞ぐものである。さらに、第3シャッタ機構43は、コンソール2の移動に連動して、第2アッパレール33より前側の開口24aを塞ぐものである。
上記各シャッタ機構41〜43は、開口24aを塞ぐ可撓性を有するシャッタ45(図12参照)と、シャッタ45の余長部分をバネ力等により巻き取る巻取り部46と、を備えている。第1シャッタ機構41では、シャッタ45の一端側は、第1アッパレール32に接続され、シャッタ45の他端側は、車両床面10側に設けられた巻取り部46に接続されている。また、第2シャッタ機構42では、シャッタ45の一端側は、第1アッパレール32に接続され、シャッタ45の他端側は、コンソール2側に設けられた巻取り部46に接続されている。さらに、第3シャッタ機構43では、シャッタ45の一端側は、第2アッパレール33に接続され、シャッタ45の他端側は、車両床面10側に設けられた巻取り部46に接続されている。
なお、本実施例では、シャッタ45及び巻取り部46を備えるシャッタ機構41〜43を例示したが、これに限定されず、例えば、複数の板材を連結してなり、隣接する板材が互いに所定間隔の移動を許容するように連結されたシャッタ機構を採用してもよい。
(2)空調用レジスタ装置の作用
次に、上記構成の空調用レジスタ装置21の作用について説明する。後席RSの着座者の要望や人数等に応じて、レジスタケース27を車両前後方向Pに移動させることで、後席RSの着座者に対して吹出口28が適当な位置に調整される。このとき、第1〜第3シャッタ機構41〜43により、第1ダクト24の開口24aが塞がれるため、第1ダクト24とレジスタケース27との良好な接続状態が維持される。一方、前席FSの着座者の要望等に応じて、コンソール2を車両前後方向Pに移動させることで、前席FSの着座者に対してコンソール2が適当な位置に調整される。
(3)実施例の効果
本実施例の空調用レジスタ装置21によると、ダクト24に接続されて内部に空調空気が供給されるとともに、空調空気の吹出口28が設けられたレジスタケース27を備える。そして、レジスタケース27は、コンソール2とは独立して車両床面10に対して変位可能に設けられている。これにより、コンソール2とは独立して車両床面10に対してレジスタケース27を変位させることで、後席RSの着座者に対して吹出口28を適当な位置に調整することができる。
また、本実施例では、レジスタケース27は、コンソール2と共通のレール31上に車両前後方向Pに移動可能に支持されている。これにより、レジスタケース27の車両前後方向Pへの移動により、後席RSの着座者に対して吹出口28が適当な位置に調整されるとともに、コンソール2の車両前後方向Pへの移動により、前席FSの着座者に対してコンソール2が適当な位置に調整される。さらに、共通のレール31を採用しているので、構造を簡素化できる。
また、本実施例では、ダクト24は、車両前後方向Pに沿って配置され、ダクト24には、長手方向に沿って開口24aが形成されており、レジスタケース27は、ダクト24の長手方向に沿って移動可能に設けられるとともに、開口24aを介してダクト24内に連通される吸気口35を備え、ダクト24にシャッタ機構41、42が設けられているので、シャッタ機構41、42により、レジスタケース27の移動に連動して、吸気口35よりも前側及び後側の開口24aが塞がれる。そのため、ダクト24の開口24aでの空調空気の漏れが抑制された状態において、ダクト24から吸気口35を介してレジスタケース27の内部に空調空気が供給される。さらに、レジスタケース27の移動に伴ってダクト24自体が移動しないので、レジスタケース27の移動性が向上される。
さらに、本実施例では、ダクト24は、レジスタケース27を車両前後方向Pに移動可能に支持するレール31により構成されている。これにより、レール31がダクト24の機能を兼ねるため、別途ダクトを設ける必要がない。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例1、2では、車両前後方向Pにスライド可能なレジスタケース7、27を例示したが、これに限定されず、例えば、車両幅方向Qにスライド可能なレジスタケースや車両高さ方向Rに昇降可能なレジスタケースを採用してもよい。さらに、上記実施例1、2において、車両前後方向として水平方向に対して傾斜する方向にスライド可能なレジスタケースを採用してもよい。
また、上記実施例2では、レール31を利用して構成されるシャッタ機構付きダクト24を例示したが、これに限定されず、例えば、図13に示すように、レール31とは別物であるシャッタ機構付きダクト48を採用してもよい。
また、上記実施例1、2では、車両床面10上でレジスタケース7、27を変位可能に支持するようにしたが、これに限定されず、例えば、図14に示すように、コンソール2に設けられた後方支持部49上でレジスタケース7、27を変位可能に支持するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、車両1列目の左右の前席FSの間に備えられるコンソール2の後方で可動するレジスタケース7、27を例示したが、これに限定されず、例えば、車両2列目以降の左右の前席の間に備えられるコンソールの後方で可動するレジスタケースとしてもよい。
さらに、上記実施例1、2及び変形例の各構成を組み合わせてもよい。例えば、上記実施例1におけるコンソール2として、車両前後方向Pに移動可能なものを採用してもよい。また、上記実施例2におけるレジスタケース27として、車両前後方向Pに移動可能で且つ車両高さ方向Qの軸回りに回動可能なものを採用してもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、乗用車、バス、トラック等の他、汽車、電車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両や航空機において、後席の着座者に対して空調空気を吹き出す空調用レジスタ装置に関する技術として広く利用される。
1,1’,21;空調用レジスタ装置、2;コンソール、3;車両空調装置、7,27;レジスタケース、8,28;吹出口、10;車両床面、24;第1ダクト、24a;開口、31;ロアレール、35;吸気口、41;第1シャッタ機構、42;第2シャッタ機構、FS;前席、RS;後席、P;車両前後方向、R;車両高さ方向。

Claims (7)

  1. 車両前後方向に配置される前席及び後席のうちの左右の前記前席の間に設けられるコンソールの後方に備えられ、前記後席の着座者に対してダクトを介して車両空調装置から供給される空調空気を吹き出す空調用レジスタ装置であって、
    前記ダクトに接続されて内部に前記空調空気が供給されるとともに、該空調空気の吹出口が設けられたレジスタケースを備え、
    前記レジスタケースは、前記コンソールとは独立して車両床面に対して変位可能に設けられていることを特徴とする空調用レジスタ装置。
  2. 前記レジスタケースは、車両前後方向に移動可能に設けられている請求項1記載の空調用レジスタ装置。
  3. 前記レジスタケースは、車両高さ方向の軸回りに回動可能に設けられている請求項2記載の空調用レジスタ装置。
  4. 前記レジスタケースは、前記コンソールと共通のレール上に車両前後方向に移動可能に支持されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空調用レジスタ装置。
  5. 前記コンソールの後部には、前記レジスタケースが嵌り込み可能な凹状の嵌り込み部が設けられ、
    前記レジスタケースは、前記嵌り込み部に嵌り込んだ状態と前記嵌り込み部から離れた状態との間で車両前後方向に移動可能に設けられている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の空調用レジスタ装置。
  6. 前記ダクトは、車両前後方向に沿って配置され、前記ダクトには、長手方向に沿って開口が形成されており、
    前記レジスタケースは、前記ダクトの長手方向に沿って移動可能に設けられるとともに、前記開口を介して前記ダクト内に連通される吸気口を備え、
    前記ダクトには、前記レジスタケースの移動に連動して、前記吸気口よりも前側及び後側の前記開口を塞ぐシャッタ機構が設けられている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の空調用レジスタ装置。
  7. 前記ダクトは、前記レジスタケースを車両前後方向に移動可能に支持するレールにより構成されている請求項6記載の空調用レジスタ装置。
JP2015161364A 2015-08-18 2015-08-18 空調用レジスタ装置 Expired - Fee Related JP6512027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161364A JP6512027B2 (ja) 2015-08-18 2015-08-18 空調用レジスタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161364A JP6512027B2 (ja) 2015-08-18 2015-08-18 空調用レジスタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017039361A true JP2017039361A (ja) 2017-02-23
JP6512027B2 JP6512027B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=58205988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015161364A Expired - Fee Related JP6512027B2 (ja) 2015-08-18 2015-08-18 空調用レジスタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6512027B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199468A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 ダイハツ工業株式会社 自動車用空調ダクト構造
FR3075697A1 (fr) * 2017-12-22 2019-06-28 Renault S.A.S Dispositif d'aeration pour un habitacle de vehicule automobile.
CN110549821A (zh) * 2019-10-10 2019-12-10 重庆平伟汽车零部件有限公司 出风口总成、扶手箱及车辆
WO2020158203A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 豊田合成株式会社 空調用レジスタ装置
WO2020221585A1 (de) * 2019-05-02 2020-11-05 Daimler Ag Mittelkonsoleneinheit für ein fahrzeug und fahrzeug mit einer solchen mittelkonsoleneinheit
JP2021062731A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 トヨタ紡織株式会社 循環システム及び制御方法
US11034209B2 (en) 2018-10-26 2021-06-15 Ford Global Technologies, Llc Apparatus allowing wider range of distribution of air from a heating, ventilating and air conditioning system in a motor vehicle

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230036723A (ko) 2021-09-08 2023-03-15 현대자동차주식회사 모빌리티의 공조 장치 및 이를 이용한 모빌리티의 공조 제어 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897013U (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 日産自動車株式会社 車両用空気調和装置
JPH08175156A (ja) * 1994-12-28 1996-07-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 空調用ダクト
JP2004322789A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyoda Gosei Co Ltd 収納用具
JP2007015438A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Nissan Motor Co Ltd スライド移動体のダクト構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897013U (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 日産自動車株式会社 車両用空気調和装置
JPH08175156A (ja) * 1994-12-28 1996-07-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 空調用ダクト
JP2004322789A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyoda Gosei Co Ltd 収納用具
JP2007015438A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Nissan Motor Co Ltd スライド移動体のダクト構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199468A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 ダイハツ工業株式会社 自動車用空調ダクト構造
FR3075697A1 (fr) * 2017-12-22 2019-06-28 Renault S.A.S Dispositif d'aeration pour un habitacle de vehicule automobile.
US11034209B2 (en) 2018-10-26 2021-06-15 Ford Global Technologies, Llc Apparatus allowing wider range of distribution of air from a heating, ventilating and air conditioning system in a motor vehicle
WO2020158203A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 豊田合成株式会社 空調用レジスタ装置
WO2020221585A1 (de) * 2019-05-02 2020-11-05 Daimler Ag Mittelkonsoleneinheit für ein fahrzeug und fahrzeug mit einer solchen mittelkonsoleneinheit
CN110549821A (zh) * 2019-10-10 2019-12-10 重庆平伟汽车零部件有限公司 出风口总成、扶手箱及车辆
JP2021062731A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 トヨタ紡織株式会社 循環システム及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6512027B2 (ja) 2019-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017039361A (ja) 空調用レジスタ装置
CN106541866B (zh) 操作地连接至加热通风空调设备的座椅装置
JP6565532B2 (ja) コンソール装置
US20090058120A1 (en) Center console structure of vehicle
JP2014141131A (ja) 車両用空調装置
WO2019017162A1 (ja) 車両用空調装置
JP2018043727A (ja) 車両用空調装置
JP2017043141A (ja) 空調用レジスタ装置
JP2019162928A (ja) 車両用空調装置
JP2014141236A (ja) 車両用空気調和システム
JP2013112100A (ja) 車両用シート
JP6851879B2 (ja) 空調用シャッタ装置及び鉄道車両
US11052727B2 (en) Vehicle air-conditioning device
WO2016002128A1 (ja) 車両用シート空調装置
WO2014155805A1 (ja) 車両用空気調和システム
KR20100010265A (ko) 차량용 통풍시트 덕트
JPH09300942A (ja) 車両用空気調和装置
JP2008168776A (ja) 車両用シート空調装置
JP6844927B2 (ja) 自動車用空調ダクト構造
JP2009292280A (ja) 車両空調ユニットの配設構造
JP2014196028A (ja) 車両用空気調和システム
JP2011213127A (ja) 車両用空調装置
JP2008183959A (ja) 車両用空調装置
JP2013132925A (ja) 車両用空気調和システムの吸込口装置
JP6460964B2 (ja) 車両用シート構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190325

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6512027

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees