JP2021058825A - 竪型破砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の被破砕物がブレーカ機構で粗破砕されない居座り現象が生じる場合でも、ブリッジを解消させる程度にその被破砕物を移動させることができる押圧力を付与できる竪型破砕機を提供する。【解決手段】上下方向の軸心を有する筒状シェルと、前記筒状シェル内に配置され、前記筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、前記筒状シェルの内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、前記ロータの上部で前記回転軸に軸支されるとともに径方向に向けて延出形成される複数のブレーカアームで構成され、前記ブレーカアームで被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構と、を備えて構成される竪型破砕機であって、前記ブレーカ機構を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向外方に向けて延出する横姿勢から上方に向けて延出する縦姿勢に姿勢切替された縦延出部が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫などの家電製品、自動販売機、ロッカーなどの廃棄物を破砕する竪型破砕機に関する。
冷蔵庫などの家電製品が廃棄回収され、再利用等のために破砕処理する装置として竪型破砕機が用いられている。
特許文献1に開示されているように、竪型破砕機は、内側面に複数本の突条を備えたシェルライナが内壁に設けられた筒状シェルと、筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、シェルライナとの間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、ロータの上部に基端が回転軸と同軸に軸支され、先端が径方向に延出形成された下段ブレーカアームと、下段ブレーカアームの上方で基端が回転軸に軸支され、先端が下段ブレーカアームとは反対方向に延出形成された上段ブレーカアームとを備えたブレーカ機構と、下段ブレーカアーム及び上段ブレーカアームの先端側で被破砕物に対する衝突面に取付けられたブレーカライナと、を備えている。
さらに、ロータ下部に回転軸と同軸に軸支されたスイーパが取り付けられ、スイーパの周部にディスチャージリングが配され、スイーパの掃引によりディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部が設けられている。
筒状シェルの内部に投入された被破砕物はブレーカ機構によって粗破砕され、さらにシェルライナとロータに備えた破砕機構との間で細破砕された後にディスチャージリングに落下し、スイーパによって掃引されて開口部から排出される。
筒状シェルに投入された被破砕物がロータの上方で居座り状態となり、破砕処理が滞る居座り現象が生じると、竪型破砕機を停止して上方に配された被処理物の投入フードを開放して、居座り状態となった被処理物を人力で取り除くという非常に手間のかかる作業が必要となる。例えば、筒状シェルの上縁とブレーカ機構の上面とに跨った状態で居座るような場合である。
そこで、特許文献1の図1に示されているように、上段ブレーカアーム及び下段ブレーカアームの上面にブレーカバーと称される角柱状の突起を立設して、ブレーカ機構の上方に位置する被破砕物に当該ブレーカバーが衝突して居座り現象の発生を回避するように構成されていた。
特開2002−28512号公報
しかし、上述した従来のブレーカバーは、ブレーカアームの上面に溶接固定されるため、設置位置や大きさに制約があり、大型の被破砕物によって居座り現象が生じると、ブレーカバーがその被破砕物に衝突しても被破砕物の一部が損傷する程度で、ブリッジを解消する程度に被破砕物を移動させることができないという問題があった。
また、ブレーカバーが摩耗し或いは破損した場合には、溶接による肉盛補修という手間の掛かる修復作業が必要になるという問題もあった。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、大型の被破砕物がブレーカ機構で粗破砕されない居座り現象が生じる場合でも、ブリッジを解消させる程度にその被破砕物を移動させることができる押圧力を付与できる竪型破砕機を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による竪型破砕機の第一の特徴構成は、上下方向の軸心を有する筒状シェルと、前記筒状シェル内に配置され、前記筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、前記筒状シェルの内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、前記ロータの上部で前記回転軸に軸支されるとともに径方向に向けて延出形成される複数のブレーカアームで構成され、前記ブレーカアームで被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構と、を備えて構成される竪型破砕機であって、前記ブレーカ機構を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向外方に向けて延出する横姿勢から上方に向けて延出する縦姿勢に姿勢切替された縦延出部が形成されている点にある。
大型の被破砕物によって居座り現象が生じるような場合でも、径方向に向けて延出する横姿勢から上方に向けて延出する縦姿勢に姿勢切替された縦延出部によって被破砕物に大きな衝撃力が作用し、破砕物を効果的に押圧移動させるとともに粗破砕することができる。
同第二の特徴構成は、上述の第一の特徴構成に加えて、前記ブレーカ機構は、前記回転軸から径方向外方に向けて互いに反対方向に延出形成された上下二段のブレーカアームを備えて構成され、少なくとも上段側のブレーカアームに前記縦延出部が形成されている点にある
ブレーカアームを上下二段に構成することにより、上下方向に大きな破砕処理空間を確保することができるようになり破砕効率が上昇する。しかも、大型の被破砕物によって居座り現象が生じるような場合でも、上段ブレーカアームの縦延出部によって被破砕物に大きな衝撃力が作用し、ブリッジ状態にある破砕物を効果的に押圧移動させることができる。
同第三の特徴構成は、上述の第二の特徴構成に加えて、少なくとも下段側のブレーカアーム上面に、被破砕物を破断する破断ブレーカバーを備えている点にある。
上段側のブレーカアームで粗破砕された被破砕物が下段側のブレーカアームでさらに粗破砕されるとともに、回転中心と下段側のブレーカアームの上方に存在する被破砕物が破断ブレーカバーで破断処理される。
同第四の特徴構成は、上述の第二または第三の特徴構成に加えて、少なくとも上段側のブレーカアーム上面に、押圧面が前記ブレーカアームの回転方向に対向するように設置され、被破砕物を回転方向に押圧して被破砕物を移動させる押圧ブレーカバーを備え、前記押圧ブレーカバーは前記回転軸の上部を覆うものであって前記上段側のブレーカアームに取付けられる蓋体、または、前記蓋体の近傍に設置されている点にある。
大型の被破砕物が縦延出部で押圧移動させることができないような状態で、つまり縦延出部の回転軌跡から外れた位置で居座るような居座り現象が生じた場合でも、押圧ブレーカバーにより被破砕物を押圧移動させることができ、その後に縦延出部により粗破砕することができる。
同第五の特徴構成は、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記ブレーカ機構を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向外方に向けて延出する横姿勢が維持された横延出部が形成されており、さらに前記ブレーカアームの側面に、着脱可能に取り付けられるブレーカライナを備え、前記縦延出部に取り付けられるブレーカライナと前記横延出部に取り付けられるブレーカライナとが同一形状に形成され、前記縦延出部と前記横延出部とで異なる取付姿勢で取り付けられる点にある。
各ブレーカアームの側面にブレーカライナが取付けられるので、被破砕物との接触によりブレーカアーム自体が摩耗することはなく、仮にブレーカライナが摩耗しても、ブレーカバーのような手間の掛かる肉盛補修は必要なく、ブレーカライナのみを交換すればよい。縦延出部を備えたブレーカアームと横延出部を備えたブレーカアームでは被破砕物に対する衝突面が縦長か横長かで異なることになるが、同一形状のブレーカライナを用いて縦延出部と横延出部に形成される側面の其々に対する取付姿勢を90°異ならせて取り付けることで、ブレーカライナの共用化が図られる。そのため、縦延出部と横延出部の側面の其々に個別に適合する異なる形状のブレーカライナを準備する必要がなく、ブレーカライナを安価に製造でき、また部品管理コストも低減できる。
同第六の特徴構成は、上下方向の軸心を有する筒状シェルと、前記筒状シェル内に配置され、前記筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、前記筒状シェルの内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、前記ロータの上部で前記回転軸に軸支されるとともに径方向外方に向けて延出形成される複数のブレーカアームで構成され、前記ブレーカアームで被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構と、を備えて構成される竪型破砕機であって、前記ブレーカアーム上面であって、前記回転軸の上部を覆う蓋体、または、前記蓋体の近傍に押圧面が前記ブレーカアームの回転方向と対向するように設置され、被破砕物を回転方向に押圧して被破砕物を移動させる押圧ブレーカバーを備えている点にある。
被破砕物が上段側のブレーカアームの回転軌跡から外れた位置でブレーカアームの上部に居座るような居座り現象が生じた場合でも、押圧ブレーカバーにより破砕物を押圧移動させることができ、その後にブレーカアームにより粗破砕することができる。
同第七の特徴構成は、上述の第六の特徴構成に加えて、前記回転軸が正転及び逆転可能に構成されており、前記押圧ブレーカバーは前記回転軸の正転及び逆転にそれぞれ対応した押圧面を備えている点にある。
両回転の破砕装置であっても押圧ブレーカバーは形状を変えることなく機能することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、大型の被破砕物がブレーカ機構で粗破砕されない居座り現象が生じる場合でも、ブリッジを解消させる程度にその被破砕物を移動させることができる押圧力を付与できる竪型破砕機を提供することができるようになった。
竪型破砕機の要部正面 (a)は竪型破砕機の平面図、(b)は縦断面図 (a)はブレーカ機構の正面図、(b)は同平面図、(c)は要部平面図、(d)は同左側面図 (a)は投入された被破砕物がブリッジを形成した状態を示す説明図、(b)は蓋部材の上面に形成されたブレーカバーにより被破砕物を押圧してブリッジを解消させる状態を示す説明図 (a),(b),(c)は別実施形態を示すブレーカ機構の説明図 (a),(b),(c),(d)は別実施形態を示すブレーカバーの説明図 (a),(b)は別実施形態を示すブレーカバーの説明図
以下に、本発明による竪型破砕機を図面に基づいて説明する。
図1及び図2(a),(b)に示すように、竪型破砕機1は、冷蔵庫などの家電製品、自動販売機やロッカーなどの大型の産業廃棄物を破砕処理する装置で、破砕処理部10と、破砕処理部10を駆動するモータ4と、破砕処理部10及びモータ4が組み込まれた装置フレーム6などを備えて構成されている。
モータ4の出力軸4Aに取付けられたプーリ4Bと破砕処理部10の回転軸2に備えたプーリ2BとがVベルト5で駆動連結され、モータ4の動力で回転軸2に固定されたロータ40などが筒状シェル20に対して一方向に回転するように構成されている。
図2(a),(b)に示すように、破砕処理部10は、装置フレーム6に固定されたディスチャージリング60と、ディスチャージリング60の上部に配置された筒状シェル20を備えている。
筒状シェル20は上方から下方に向けて次第に縮径する内側面を備えた筒状体で構成され、当該内側面には上下2段のシェルライナ21,22が配され、各シェルライナ21,22には複数本の突条である上下姿勢のリブ21A,22Aが周方向に所定間隔で配列されている。
上述した回転軸2は筒状シェル20と同軸心に配されている。当該回転軸2には、上方から順にブレーカ機構30、ロータ40、スイーパ50が一体に回転可能に取り付けられている。
ブレーカ機構30は、ロータの上部で基端が回転軸2に軸支され、回転軸2から径方向に向けて互いに反対方向に延出形成されたブレーカアーム30L,30Uを備えている。ブレーカアーム30L,30Uの先端側であって回転方向と対向する側面によって被破砕物が打撃されて粗破砕される。
ブレーカアーム30L,30Uは、下段側のブレーカアーム30Lと、その上部に設けられた上段側のブレーカアーム30Uの一対で構成され、下段側のブレーカアーム30Lが円盤状の基部33に一体に形成されている。
基部33の下部には回転軸2に軸支され、シェルライナとの間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータ40が設けられている。ロータ40は、上下3枚の円盤42と、円盤42の外周部で遊転自在に円盤42に軸支された複数の破砕グラインダ41を備えている。
筒状シェル20の上方から投入された被破砕物は、ブレーカ機構30で打撃されて粗破砕され、シェルライナ21,22と破砕グラインダ41との間で細かく破砕されながら下方に搬送され、筒状シェル20の下方に配置されたディスチャージリング60に落下する。
ディスチャージリング60に落下した被破砕物は、ディスチャージリング60内を回転するスイーパ50を介してディスチャージリング60の周壁に形成された開口部50Aから掃き出され、排出部70から機外に排出される。ディスチャージリング60の内壁には破砕物との接触による摩耗に備えてディスチャージリングライナ62aが配されている。
図3(a),(b),(c)に示すように、ブレーカ機構30は、円盤状の基部33と、基部33の上部に配された下段ブレーカアーム30Lと、その上部に配された上段ブレーカアーム30Uが一対で構成されている。下段ブレーカアーム30L及び上段ブレーカアーム30Uはともに鋳造により形成されている。
下段ブレーカアーム30Lは、回転軸2と直交する横姿勢で、回転軸2に軸支された基端から径方向に向けて上下方向に一定の肉厚で延出形成されている。
横延出部31のうち回転方向と対向する側面がブレーカライナ35の取付部31Aとして切欠かれ、その切欠面にブレーカライナ35を取り付けるためのボルト穴31Hが貫通形成されている。ボルト穴31Hの一端部には、ボルトを締付固定するナットを回り止め状態で収容する座刳り部が形成されている。
上段ブレーカアーム30Uは、下段ブレーカアーム30Lと同様に、回転軸2と直交する横姿勢で、回転軸2に軸支された基端から径方向に向けて上下方向に一定の肉厚で延出形成されている。
径方向に向けて横姿勢で延出形成された上段ブレーカアーム30Uの先端部で回転軸2に沿う縦姿勢となるように90°上方に向けて延出形成された部位が縦延出部37となる。
上段ブレーカアーム30Uに形成された縦延出部37の高さは、基端から先端に向けて延出するブレーカアーム30U,30Lの平坦部の上下幅方向長さよりも長い値に設定されている。縦延出部37のうち、回転方向と対向する側面がブレーカライナ36の取付部32Aとして切欠かれ、その切欠面にブレーカライナ36を取り付けるためのボルト穴32Hが貫通形成されている。ボルト穴32Hの一端部にも、ボルトを締付固定するナットを回り止め状態で収容する座刳り部が形成されている。
縦延出部が形成された上段ブレーカアームは下段ブレーカアームよりも短くしている。その理由は上段ブレーカアームと下段ブレーカアームとで構成されるブレーカ機構の動バランスを採るためである。また、短くしたことで、縦延出部の位置が回転軸に近づき、被破砕物が縦延出部で押圧し易くなる。
即ち、ブレーカ機構30は、径方向に向けて延出する横姿勢から回転軸2に沿う縦姿勢に姿勢切替された縦延出部37を備え、縦延出部37が形成される第1のブレーカアームと、径方向に向けて延出する横姿勢が維持された横延出部31が形成される第2のブレーカアームを備えている。
図3(a)には、下段ブレーカアーム30L及び上段ブレーカアーム30Uにブレーカライナ35,36が未装着の状態が示され、図3(b)及び図3(d)には、ブレーカアーム30L,30Uの側面にブレーカライナ35,36が装着された状態が示されている。図3(b)及び図3(d)に示すように、ブレーカライナ35,36は、平面視で取付部31A,32Aの対向面が平面に形成され、一端側から他端側にかけて肉厚が増すハンマー状に形成されている。
ブレーカライナ35,36は、下段ブレーカアーム30Lと上段ブレーカアーム30Uの双方に用いることができるように同一形状に形成され、ボルト穴31H,32Hに対応する部位にボルト孔が形成され、それぞれに、ボルト頭部を回り止め状態で収容する座刳り部が形成されている。ブレーカライナ35,36は、下段ブレーカアーム30Lの被破砕物に対する衝突面に横姿勢で取り付けられるとともに、上段ブレーカアーム30Uの被破砕物に対する衝突面に縦姿勢で取り付けられる。
被破砕物に対する衝突面の形状が異なる上段ブレーカアーム30Uと下段ブレーカアーム30Lの何れにも同一形状のブレーカライナ35,36を、姿勢を縦横に異ならせることにより取り付けることができる。そのため、上段ブレーカアーム30Uの縦延出部37と下段ブレーカアーム30Lの横延出部31の其々に個別に適合する異なる形状のブレーカライナを準備する必要がなく、ブレーカライナを安価に製造でき、また部品管理コストも低減できる。
上段ブレーカアーム30U及び下段ブレーカアーム30Lが基部33とともに回転することにより、筒状シェル20に投入された被破砕物が打撃されて破砕され、基部33上を移送しながらシェルライナ21,22と破砕グラインダ41との間に導かれる。基部33の上面には、被破砕物による基部33の摩耗を抑制するため、外周部に円環状の肉盛34及び円環状の肉盛34から中心に向かう放射状の肉盛34が形成されている。
さらに、下段ブレーカアーム30Lの先端側上面に被破砕物を破断する破断ブレーカバー38が溶着されている。破断ブレーカバー38は、板状体で幅狭面がブレーカアーム30Lの回転方向に対向するように設置されている。詳しくは、幅狭面が下端から上端にかけて次第に薄幅となり、幅広面が下端から上端にかけて一定幅となり、上面のうち回転方向に対向する面と反対側に下方に傾斜する傾斜面が形成された四角錐体で、ブレーカアーム30Lの回転方向に対向する破断面が下段ブレーカアーム30Lの上面に直交する垂直姿勢で配置されている。
上段側のブレーカアーム30Uで粗破砕された被破砕物が下段側のブレーカアーム30Lでさらに粗破砕されるとともに、回転中心と下段側のブレーカアーム30Lの上方に存在する被破砕物が破断ブレーカバー38で破断処理される。上述したように、当該破断ブレーカバー38は板状体で幅狭面がブレーカアームの回転方向に対向するように設置されているため、被破砕物に対して大きな破断力が作用するとともに、その反力が板状体の幅広面に沿う方向で受け止められるので、容易に破損することが無い。
上段ブレーカアーム30Uの基端に回転軸2が嵌挿される開口が形成され、当該開口を覆う円形の蓋部材80の上面に被破砕物を回転方向に押圧する押圧ブレーカバー81が突設されている。当該押圧ブレーカバー81は、板状体で幅広面が上段ブレーカアーム30Uの回転方向に対向するように蓋部材80に溶着されている。詳しくは、幅広面が下端から上端にかけて次第に薄幅となり、幅狭面が下端から上端にかけて一定幅となる四角錐体で、ブレーカアーム30Lの回転方向に対向する押圧面が下段ブレーカアーム30Lの上面に直交する垂直姿勢で配置されている。
なお、押圧ブレーカバー81は、板状体で幅広面が上段ブレーカアーム30Uの回転方向に対向するように配置されていればよく、板状体の厚みは被破砕物を押圧可能な程度の強度を確保できれば特に制限されるものではない。
押圧ブレーカバー81は、上段ブレーカアーム30Uの回転軸2近傍に配置されるため被破砕物に対する打撃力は弱くなるが、コンパクトに構成することができ、容易に取り付けることができる。
大型の被破砕物が縦延出部37で押圧移動させることができないような状態で、つまり縦延出部37の回転軌跡から外れた位置で居座るような居座り現象が生じた場合でも、押圧ブレーカバー81により破砕物を押圧移動させることができ、その後に縦延出部37により粗破砕することができる。当該押圧ブレーカバー81は、幅広面がブレーカアーム30Uの回転方向に対向するように設置されているため、被破砕物を破断することなく広い面積で押圧することができる。
縦延出部37の高さは押圧ブレーカバー81または破断ブレーカバー38の高さより高くしているので、縦延出部37に大きな衝撃を受けることができるので、ブレーカバーの耐久性を高めることができる。また、縦延出部37の回転方向と対向する面(押出面)の面積は押圧ブレーカバー81または破断ブレーカバー38の面積より広くしているので、縦延出部37で大きな衝撃を受け止めることで、各ブレーカバー81,38の耐久性を高めることができる。
図4(a)に示すように、投入装置であるコンベア装置Cから筒状シェル20に落下投入された被破砕物100の一端側の角部が蓋部材80の上面に当接した状態で、他端側が筒状シェル20またはホッパーHに寄りかかり、しかも上段ブレーカアーム30Uの縦延出部37と接触しないような状態でバランスするような場合でも、図4(b)に示すように、蓋部材80の上面に突設された押圧ブレーカバー81が被破砕物100と衝突してバランスを崩すことができ、その後円滑に破砕処理を進めることができるようになる。
ブレーカ機構を構成する各部材は耐食性金属で構成されているが、耐食性金属に限るものではなく、少なくとも被破砕物を破砕処理できるような硬度を備えた金属材料で構成されていればよい。
図5(a),(b),(c)には、ブレーカアームの先端部に形成された縦延出部37の態様が示されている。図5(a)は、既に説明したように上段と下段の二段のブレーカアーム30U,30Lを備え、上段ブレーカアーム30Uの先端部に縦延出部37が形成された態様が示されている。
図5(b)には、回転軸2から互いに径方向反端側に延出形成された一段のブレーカアーム30Aによりブレーカ機構30が構成され、何れか一方の先端部に縦延出部37が形成された態様が示されている。
図5(c)には、回転軸2から互いに径方向反端側に延出形成された一段のブレーカアーム30Aによりブレーカ機構30が構成され、双方の先端部に其々縦延出部37が形成された態様が示されている。
また、ブレーカ機構30を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向に向けて延出する横姿勢が維持された横延出部31が形成されていることが好ましい。
各ブレーカアームの側面に着脱可能に取り付けられるブレーカライナ35,36を備え、縦延出部37に取り付けられるブレーカライナ36と横延出部31に取り付けられるブレーカライナ35とが同一形状に形成され、縦延出部と横延出部とで異なる取付姿勢で取り付けられる。なお、押圧ブレーカバー81及び破断ブレーカバー38を備えていても備えていなくてもよい。
図6(a),(b),(c),(d)には、ブレーカアームに設けられた押圧ブレーカバー81及び破断ブレーカバー38の態様が示されている。本実施形態では、縦延出部37を備えていても備えていなくてもよい。
図6(a)には、既に説明したように上段と下段の二段のブレーカアーム30U,30Lを備え、上段ブレーカアーム30Uの先端部に縦延出部37が形成され、蓋体80に押圧ブレーカバー81が設けられ、下段ブレーカアーム30Lの先端側に破断ブレーカバー38が設けられた例が示されている。
図6(b)には、押圧ブレーカバー81を備えることなく、下段ブレーカアーム30Lの先端側に破断ブレーカバー38が設けられるとともに、上段ブレーカアーム30Uの先端部に形成された縦延出部37の径方向外側面から径方向に延出するように配置された破断ブレーカバー38を設けた態様である。上段ブレーカアームを下段ブレーカアームより短くなった分の打撃機能を補うために設けられている。後者の破断ブレーカバー38によりシェルライナ21,22とブレーカアームとの間に滞留する被破砕物を細破断することができる。その破断ブレーカバー38は、この実施例に限らず縦延出部37が設けられているブレーカアームに設けてもよい。
図6(c)には、上段ブレーカアーム30Uの先端部に縦延出部37が形成されることなく、下段ブレーカアーム30Lと同様に先端部に横延出部31が形成され、各ブレーカアーム30U,30Lの先端側上面に破断ブレーカバー38が設けられるとともに、蓋体80の上面に押圧ブレーカバー81が設けられた例である。このブレーカバーは回転軸の中心から外れた位置に設けるのがより好ましい。
図6(d)には、上段ブレーカアーム30Uの先端部に縦延出部37が形成されることなく、下段ブレーカアーム30Lと同様に先端部に横延出部31が形成され、各ブレーカアーム30U,30Lの先端側上面に破断ブレーカバー38が設けられるとともに、蓋体80の近傍の上段ブレーカアーム30Uの先端部の上面に押圧ブレーカバー81が設けられた例である。
押圧ブレーカバーの押圧面は被破砕物を移動させるものである。被破砕物の破断が発生し難い面幅にしている。
即ち、ブレーカ機構は、上下二段に構成され、回転軸から径方向に向けて互いに反対方向に延出形成された下段側のブレーカアームと上段側のブレーカアームの一対のブレーカアームを備え、少なくとも上段側のブレーカアームに平面視が矩形形状の柱状体で幅広面が前記ブレーカアームの回転方向に面するように配置され、被破砕物を回転方向に押圧する押圧ブレーカバーが設置されていればよい。
また、押圧ブレーカバー81は回転軸の上部であって上段側のブレーカアームに取付けられる蓋体、または、上段側のブレーカアームの上面のうち蓋体の近傍に設置されていることが好ましい。
上述した押圧ブレーカバー81及び破断ブレーカバー38が共用可能に同一形状に構成されていることが好ましく、部品の共通化によるコストの低減を図ることができるようになる。この場合、幅狭部と幅広部が其々回転方向に対向するように配置すればよい。
また、ブレーカアームの先端側であって回転方向と対向する両側面を備え、正転及び逆転可能なモータ4を用いることにより、回転軸2を正転及び逆転可能に構成することが好ましく、破砕処理により例えば回転軸を正転方向に駆動し、正転方向と対向する側面などの摩耗が進んだ場合に、回転軸を逆転方向に駆動することで所定の破砕性能を維持することができ、全体としてメンテナンス間隔を長くすることができる。ブレーカアーム上面に設けた押圧ブレーカバーは、正転及び逆転の両回転可能な破砕装置であっても形状を変えることなく機能する。
図7(a),(b)には、正転及び逆転可能に構成された破砕装置に備えたブレーカ機構の平面図が示されている。回転軸2が正転及び逆転可能に構成されており、押圧ブレーカバー81は回転軸の正転及び逆転にそれぞれ対応した押圧面81aを備えている。
以上説明した実施形態では、ブレーカアームの側面にブレーカライナ35,36が取り付けられた例を説明しているが、本発明による竪型破砕機に組み込まれるブレーカアームは、必ずしもブレーカライナ35,36が取り付けられていなくてもよい。
つまり、竪型破砕機1は、筒状シェル20と、筒状シェル20内に配置され、筒状シェル20と同軸心に配された回転軸2に軸支され、筒状シェル20の内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータ40と、ロータ40の上部で回転軸2に軸支されるとともに径方向に向けて延出形成されたブレーカアーム30L,30Uで構成され、各ブレーカアーム30L,30Uの側面で被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構30とを備えていればよい。
そして、ブレーカ機構30を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向に向けて延出する横姿勢から回転軸2に沿う縦姿勢に姿勢切替された縦延出部37が形成されていればよい。
ブレーカ機構30は、回転軸2から径方向に向けて互いに反対方向に延出形成された上下二段のブレーカアームを備えて構成されることが好ましく、少なくとも上段側のブレーカアーム30Uに縦延出部37が形成されていることが好ましい。
尚、上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各部の具体的な構造、形状、サイズ等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
1:竪型破砕機
20:筒状シェル
21,22:シェルライナ
30:ブレーカ機構
30U:上部ブレーカアーム
30L:下部ブレーカアーム
35,36:ブレーカライナ
31:横延出部
31A,32A:取付部
33:円盤状の基部
34:肉盛
37:縦延出部
38:破断ブレーカバー
40:ロータ
50:スイーパ
50A:開口部
60:ディスチャージリング
70:排出部
80:蓋部材
81:押圧ブレーカバー

Claims (7)

  1. 上下方向の軸心を有する筒状シェルと、
    前記筒状シェル内に配置され、前記筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、前記筒状シェルの内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、
    前記ロータの上部で前記回転軸に軸支されるとともに径方向に向けて延出形成される複数のブレーカアームで構成され、前記ブレーカアームで被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構と、
    を備えて構成される竪型破砕機であって、
    前記ブレーカ機構を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向外方に向けて延出する横姿勢から上方に向けて延出する縦姿勢に姿勢切替された縦延出部が形成されている竪型破砕機。
  2. 前記ブレーカ機構は、前記回転軸から径方向外方に向けて互いに反対方向に延出形成された上下二段のブレーカアームを備えて構成され、少なくとも上段側のブレーカアームに前記縦延出部が形成されている請求項1記載の竪型破砕機。
  3. 少なくとも下段側のブレーカアーム上面に、被破砕物を破断する破断ブレーカバーを備えている請求項2記載の竪型破砕機。
  4. 少なくとも上段側のブレーカアーム上面に、押圧面が前記ブレーカアームの回転方向に対向するように設置され、被破砕物を回転方向に押圧して被破砕物を移動させる押圧ブレーカバーを備え、
    前記押圧ブレーカバーは前記回転軸の上部を覆うものであって前記上段側のブレーカアームに取付けられる蓋体、または、前記蓋体の近傍に設置されている請求項2または3記載の竪型破砕機。
  5. 前記ブレーカ機構を構成する複数のブレーカアームの少なくとも一つは、径方向外方に向けて延出する横姿勢が維持された横延出部が形成されており、
    さらに前記ブレーカアームの側面に、着脱可能に取り付けられるブレーカライナを備え、
    前記縦延出部に取り付けられるブレーカライナと前記横延出部に取り付けられるブレーカライナとが同一形状に形成され、前記縦延出部と前記横延出部とで異なる取付姿勢で取り付けられる請求項1から4の何れかに記載の竪型破砕機。
  6. 上下方向の軸心を有する筒状シェルと、
    前記筒状シェル内に配置され、前記筒状シェルと同軸心に配された回転軸に軸支され、前記筒状シェルの内壁との間で被破砕物を破砕する破砕機構を備えたロータと、
    前記ロータの上部で前記回転軸に軸支されるとともに径方向外方に向けて延出形成される複数のブレーカアームで構成され、前記ブレーカアームで被破砕物を打撃して粗破砕するブレーカ機構と、
    を備えて構成される竪型破砕機であって、
    前記ブレーカアーム上面であって、前記回転軸の上部を覆う蓋体、または、前記蓋体の近傍に押圧面が前記ブレーカアームの回転方向と対向するように設置され、被破砕物を回転方向に押圧して被破砕物を移動させる押圧ブレーカバーを備えている竪型破砕機。
  7. 前記回転軸が正転及び逆転可能に構成されており、前記押圧ブレーカバーは前記回転軸の正転及び逆転にそれぞれ対応した押圧面を備えている請求項6記載の竪型破砕機。
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