JP2021054996A - 粘着テープ片積層体 - Google Patents

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真広 南波
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みゆき 中村
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裕子 堀口
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Kinuyo Sudo
絹代 須藤
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Eito Kawashima
永人 川嶋
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Abstract

【課題】簡単な操作で使用することができ、5℃未満の低温環境下でも優れた粘着性を有し、100℃以下の高温環境下での使用後に剥離した場合に被着体に粘着剤が残留せず、繰返し使用可能であり、さらに基材にメモ書きが可能な粘着テープ片積層体を提供する。【解決手段】シート状小片基材と前記シート状小片基材の一方の表面に粘着剤を含む粘着テープ片が複数積層された粘着テープ片積層体であって、前記粘着テープ片は、前記粘着剤が塗布された粘着剤層部と、粘着剤層部と同一表面に存在する粘着剤が塗布されていない非粘着剤層部を有し、前記粘着テープ片積層体は、複数の前記粘着テープ片が、一の前記粘着テープ片の粘着層を有さない表面と、他の粘着テープ片の少なくとも一部の粘着剤層部とが接触して積層されており、前記粘着剤は、アクリルエマルジョン粘着剤であり、前記粘着剤の180°剥離試験による粘着力が、1.1〜2.6N/10mmである。【選択図】なし

Description

本発明は、粘着テープ片積層体に関する。
家庭やレストラン等の調理場では、食品容器や食品の袋を封止や仮留めするため、輪ゴムやクリップ等が用いられている。また、近年、冷蔵庫や冷凍庫の大型化や冷凍食品の発達により、食品を、保存容器、保存袋、ラップフィルムを用いて長期保存する機会が増えている。長期保存に際して、保存期間が分かるように容器等の表面に直接メモ書きする場合があった。
また、これらの容器等は、冷蔵庫、冷凍庫から取り出され、そのまま電子レンジで温める等、低温環境下、高温環境下での用途が増加している。
上述のメモ書きのため、付箋シール(例えば、特許文献1)や、和紙タイプのマスキングテープ、養生テープ等の従来品が用いられることがあった。しかしながら、付箋シールは、粘着力が弱く、メモがすぐに剥がれたり、封止や仮留めが困難な場合があった。特に、冷蔵庫や冷凍庫での、低温環境下における長期保管においては、粘着力が低下するため、問題が顕著であった。さらに、例えば、お湯等の100℃程度の高温にさらされる環境での使用も困難であった。
また、封止や仮留めに、従来の粘着テープを用いると、低温環境下での粘着力が不足したり、特に、高温環境下での使用後、封止や仮留めを剥がしたあとに、粘着剤が残る場合があり、食品保存用としては衛生的ではない等の問題があった。また、輪ゴムやクリップのように、何度も使用することができず、効率の良い使用方法には向いていなかった。
特許文献2には、食品容器封緘用粘着テープが提案されている。冷蔵庫内(5℃環境下)での使用が可能であることが開示されている。特許文献3には、冷蔵庫内での使用に加え、70℃環境下での使用も可能であることが開示されている。これらの食品容器封緘用粘着テープは、剥がしたあとに、粘着剤が残らないため衛生的である。
実開平5−19336号公報 特開2013−163746号公報 特開2012−211247号公報
しかしながら、特許文献2及び3に開示されている発明は、冷凍庫(例えば−18℃環境下)での使用において、十分な性能があるか示されておらず、5℃未満のより低い環境下で十分な粘着力が発揮できないおそれがあり、メモが脱落したり、仮留めが解けたりするおそれがあった。また、特許文献2の発明は40℃、特許文献3の発明は70℃における効果が示されているものの、水の沸点である100℃(より高い温度環境下)における性能については示されていない。そのため、100℃の環境下において、粘着剤が残るおそれがあり、使用した容器等が不衛生となるおそれがあった。
また、特許文献2及び3に開示されている発明は、剥離後の粘着剤残りの評価を行っているものの、数回にわたり、繰り返し使用することが可能であるか示されていない。従って、仮留めしたあと、剥離し、再度仮留めを行う場合には、新しい粘着テープを準備する必要があり、効率的ではなかった。
そこで本発明は、簡単な操作で使用することができ、5℃未満の低温環境下(特に冷凍庫内での使用環境である−18℃程度)でも優れた粘着性を有し、100℃以下の高温環境下での使用後に剥離した場合に被着体に粘着剤が残留せず(適度な凝集力を有し)、繰返し使用可能であり、さらに基材にメモ書きが可能な粘着テープ片積層体を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の粘着テープ片積層体は、シート状小片基材の一方の表面に、特定の粘着剤を塗布した粘着テープを、複数積層しており、繰返し使用しやすくするため、前記粘着テープには、粘着剤層部と、非粘着剤層部が設けられていることを特徴とする。即ち、本発明は下記の通りである。
本発明の粘着テープ片積層体は、
シート状小片基材と前記シート状小片基材の一方の表面に設けられた粘着剤層とを含む粘着テープ片が複数積層された粘着テープ片積層体であって、
前記粘着テープ片は、前記粘着剤が塗布された粘着剤層部と、粘着剤層部と同一表面に存在する粘着剤が塗布されていない非粘着剤層部とを有し、
前記粘着テープ片積層体は、複数の前記粘着テープ片が、一の前記粘着テープ片の粘着剤層を有さない裏面と、他の粘着テープ片の少なくとも一部の粘着剤層部とが接触して積層されており、
前記粘着剤は、アクリルエマルジョン粘着剤であり、
前記粘着剤のJIS Z0237:2009に従って測定した23℃50%RHにおける180°剥離試験による粘着力が、1.1〜2.6N/10mmであることを特徴とする粘着テープ片積層体である。
本発明の粘着テープ片積層体は、前記粘着テープ片が、冷蔵庫又は冷凍庫内で用いられる容器又は袋のラベル用であってもよい。
本発明の粘着テープ片積層体は、前記粘着テープ片が、冷蔵庫又は冷凍庫内で用いられる容器又は袋の封止用又は仮留め用であってもよい。
簡単な作業で使用することができ、5℃未満の低温環境下(特に冷凍庫内での使用環境である−18℃程度)でも優れた粘着性を有し、100℃以下の高温環境下での使用後に剥離した場合に被着体に粘着剤が残留せず(適度な凝集力を有し)衛生的で、繰返し使用可能である粘着テープ片積層体を提供することができる。
本発明において、単に化合物名を示した場合には、そのすべての異性体を含むものとする。
<<<粘着テープ片積層体>>>>
本発明の粘着テープ片積層体は、シート状小片基材と、シート状小片基材の一方の表面(以下、ラベル面と略す場合がある)に設けられた粘着剤と、を含む粘着テープ片を、複数積層して形成されている。
本発明の粘着テープ片積層体は、複数の粘着テープ片の、一の粘着テープ片の粘着剤層部と、他の粘着テープ片の粘着剤層部を含まない裏面と、を粘着剤層部を介して積層して形成される。
以下に、本発明の粘着テープ片積層体について詳述する。
<<粘着テープ片>>
本発明にかかる粘着テープ片は、シート状小片基材の一方の表面の一部に粘着剤が塗布されており、粘着剤が塗布されている粘着剤層部と、粘着剤層部が存在している同一表面において粘着剤が塗布されていない非粘着剤層部と、を含む。
本発明にかかる粘着テープ片の大きさ及び形状は特に限定されない。文字等を記入することができ、また、脱着を繰り返して使用する際には取り扱いが可能である大きさと形状であればよい。粘着テープ片の形状としては、四角形、三角形、五角形、六角形等の多角形;円形;楕円形;等の幾何学形状や、動物やキャラクター等の形状又はそれらと空白との組み合わせ等とすることができる。
本発明にかかる粘着テープ片の厚みは、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されないが、例えば、30〜1000μmとすることができ、50〜500μmが好ましい。粘着テープ片の厚みがかかる範囲にある場合には、フレキシブルで、ハンドリング性に優れ、脱着時(貼付及び剥離)に変形や損傷を受けにくく(折れ曲がりにくく、しわが寄りにくい)、繰り返し使用することができる。
粘着剤層部の大きさ及び形状は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されない。粘着テープ片を積層することが可能であり、さらに、冷蔵庫や冷凍庫内に用いる容器や袋にラベル用や封止、仮留め用として用いる場合には、出し入れの際に、容易に剥がれ落ちない程度の大きさがあればよい。例えば、粘着テープ片を長さ60mm×幅10mmの短冊形とした場合に、粘着剤層部は、粘着テープ片の長手方向の端部から長さ50mm×幅10mmの矩形とすることができる。
また、非粘着剤層部の大きさ及び形状は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されない。一般に、非粘着剤層部は、本発明にかかる粘着テープ片を脱着(貼り合わせと剥離)を繰り返して用いる際に、指で摘まむ位置となる。その際、指に粘着剤が付着すると不衛生であるので、指の大きさよりも十分に大きく、摘まむことが可能な大きさと形状であればよい。例えば、粘着テープ片を長さ60mm×幅10mmの短冊形とした場合には、非粘着剤層部は、長手方向の端部から長さ10mm×幅10mmの正方形にすることができる。
粘着テープ片は、さらに剥離フィルムを備えていてもよい。剥離フィルムは、他の粘着テープ片と積層出来るように、粘着テープ片積層体の最下層を覆うように積層される。
剥離フィルムの材質は、プラスチックフィルム、紙等を用いることができ、ジメチルシロキサン等の剥離剤を塗布する等の剥離加工が施工されていればよい。
<アクリルエマルジョン粘着剤>
本発明にかかる粘着テープ片に含まれる粘着剤の材質は、アクリルエマルジョン粘着剤である。アクリルエマルジョン粘着剤は、有機溶媒を用いず(溶媒に水を用いる)に製造できるため、食品の容器や袋に用いられるような用途では、衛生的である。また、アクリルエマルジョン粘着剤は、エマルジョン重合により重合されるため、一般に、分子量を大きくすることが可能となる。分子量が大きいと、粘着剤の内部エネルギーが大きくなるので、その凝集力を高くすることが可能となる。このようにすることで、高温環境下で使用した場合においても、粘着剤の残留を妨げることが可能となる。
アクリルエマルジョン粘着剤のモノマー材質及びモノマー組成比は、特に限定されず、被着体との粘着性、ガラス転移温度等を考慮して選択することができる。
モノマーの材質としては、アクリル系モノマーが含まれ、アクリル系モノマーとしては、鎖状アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマー、脂環式アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマー、水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマー、カルボキシル基を有するアクリル酸系モノマーを含むことができ、さらに、アクリル系モノマーと共重合可能なその他のモノマーを含むことができる。
鎖状アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸イソトリドデシル、(メタ)アクリル酸テトラデシル、(メタ)アクリル酸イソテトラデシル、(メタ)アクリル酸ペンタデシル、(メタ)アクリル酸セチル、(メタ)アクリル酸ヘプタデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル、(メタ)アクリル酸イソオクタデシル、(メタ)アクリル酸ノナデシル、(メタ)アクリル酸アラルキル等を挙げることができる。
脂環式アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸シクロペンチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘプチル、(メタ)アクリル酸シクロオクチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸イソボルニル等の二環式の脂肪族炭化水素環を有する(メタ)アクリル酸エステル;ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルオキシエチル(メタ)アクリレート、トリシクロペンタニル(メタ)アクリレート、1−アダマンチル(メタ)アクリレート、2−メチル−2−アダマンチル(メタ)アクリレート、2−エチル−2−アダマンチル(メタ)アクリレート等の三環以上の脂肪族炭化水素環を有する(メタ)アクリル酸エステルを挙げることができる。
水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸6−ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸8−ヒドロキシオクチル、(メタ)アクリル酸10−ヒドロキシデシル、(メタ)アクリル酸12−ヒドロキシラウリルや(4−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)−メチルアクリレート等の(メタ)アクリル酸エステルを挙げることができる。
カルボキシ基を有する(メタ)アクリル酸系のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸カルボキシエチル、(メタ)アクリル酸カルボキシペンチル等を挙げることができる。のアクリル系モノマーや、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸等が挙げられる。
その他のモノマーとしては、スチレン、p−クロルスチレン;ビニルナフタレン;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンのようなエチレン不飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニルのようなハロゲン化ビニル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、酪酸ビニルのようなビニルエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルのようなビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、メチルイソプロペニルケトンのようなビニルケトン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリデンのようなN−ビニル化合物等を挙げることができる。
上述したモノマー材質は、単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。これらのモノマーは、エマルジョン重合法によって、重合又は共重合することによりアクリルエマルジョン粘着剤のベースポリマーを形成する。
エマルジョン重合としては、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されず、例えば、ミニエマルジョン重合、マイクロエマルジョン重合、無乳化剤(ソープフリー)エマルジョン重合等を用いることができる。
エマルジョン重合に関しては、特に制限はなく、公知方法、条件等が適用可能である。例えば、混合モノマー及び重合開始剤等を、界面活性剤を溶解したイオン交換水に加え、高速攪拌機で分散乳化した後、50〜95℃の一定温度に保ち、不活性雰囲気下で共重合させる。尚、上記乳化液の一部を重合し、残部を連続的或いは間欠的に滴下して重合する方法でもよい。界面活性剤のベースポリマー全体に対する濃度は、0.3〜12重量%が好ましく、全モノマーのベースポリマー全体に対する濃度は、30〜70重量%の範囲内とすることが好ましい。また、重合開始剤としては、例えば、過硫酸アンモニウムや過硫酸カリウムといった過硫酸塩、アゾビスシアノバレリックアシッド等の水溶性アゾ化合物等を挙げることができる。これらは、単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。重合開始剤は全モノマー100重量部に対して0.01〜5重量部が好ましい。
アクリルエマルジョン粘着剤のベースポリマーの重量平均分子量は、特に限定されるものではないが、一般に、10万〜3000万とすることができ、好ましくは50万〜1000万であり、より好ましくは85万〜1000万である。ベースポリマーの重量平均分子量は、目的とする被着体の材質等により選択することができる。ベースポリマーの重量平均分子量の重量平均分子量がかかる範囲にある場合には、粘着剤として、様々な被着体に対する粘着力に優れ、粘着剤の凝集力が高く、そのため、繰返し使用時に、粘着剤の残留等が起こり難くなる。
ベースポリマーの重量平均分子量は、重合開始剤や重合温度等によって調整することが可能である。
アクリルエマルジョン粘着剤の重量平均分子量の測定は、ゲルパーエミッションクロマトグラフィー(GPC)法により測定することができる。GPC法による測定方法は、公知の方法で可能である。一般には、GPC用カラムを内蔵したGPC測定装置において、溶離液をテトラヒドロキシフラン(THF)とし、溶離液を40℃に保ち、カラムを通過したのちの溶離液を示差屈折(RI)検出器(例えば、波長を254nmに設定)に通して、その保持時間における濃度を検出する。濃度は、あらかじめ、いくつかの重量平均分子量が明らかな標準スチレン試料を同様の方法で測定して作成した検量線により、重量平均分子量に換算される。
上述したように、本発明にかかるアクリルエマルジョン粘着剤は、原料であるモノマーをエマルジョン重合によって重合又は共重合させベースポリマーを形成する。その後、一般的には、架橋剤によってベースポリマーを架橋させることにより、アクリルエマルジョン粘着剤とすることができる。
本発明にかかるアクリル粘着剤のベースポリマーに用いられるか架橋剤は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されず、アクリル樹脂の架橋剤として一般的に用いられるものを使用することができる。ベースポリマーが十分に大きな重量平均分子量を有しており、十分な機械強度を有している場合には、特に、架橋をしなくてもよい場合もあるが、架橋を行う方が好ましい。ベースポリマーの機械強度が高い場合、ベースポリマーの粘度も高くなり、シート状に塗工、又は、ラミネート等を行う際に、十分に薄膜化できないおそれがある。従って、架橋前のベースポリマーに架橋剤を添加し、剥離処理されたフィルム上(後述する基材でもよい)に塗工する等して薄膜化したのち、乾燥炉で乾燥させつつ、架橋反応させると、容易に薄膜化した粘着剤を得ることができるので効率が良い。
アクリル樹脂の架橋剤としては、多官能のイソシアネート系架橋剤やエポキシ系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、金属キレート系架橋剤、メラミン樹脂系架橋剤、過酸化物系架橋剤等を挙げることができる。架橋剤は、油溶性及び水溶性の何れであってもよい。また、これらの架橋剤は単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。
一般に、ベースポリマーを架橋させた場合には、粘着剤の機械強度が向上し、粘性が低下する。このことにより、本発明にかかる粘着テープ片の被着体への粘着力や、剥離した後に被着体に残る粘着剤をなくすことが可能となる。
架橋の程度は、上述したモノマーに含まれる架橋点の数を所望の性能になるように調整すればよい。即ち、例えば、水酸基のような架橋点を有するモノマーの配合量を調整することで架橋の程度を調整することができる。
架橋の程度は、アクリルエマルジョン粘着剤のゲル分率を測定することで可能となる。本発明のアクリルエマルジョン粘着剤のゲル分率は、特に限定されるものではないが、20〜90質量%とすることができる。アクリルエマルジョン粘着剤のゲル分率は、ベースポリマーの重量平均分子量と組み合わせて調整することで、被着体に対する粘着力を所望のものとすることが可能となる。
アクリルエマルジョン粘着剤のゲル分率の測定は、公知の方法を用いて測定することができる。一般的な測定方法としては、アクリルエマルジョン粘着剤を、THF等の可溶性のある有機溶剤に溶解させる。25℃の環境下で24時間静置し、その後、200メッシュの金属製メッシュを用いて、ゲル分を分離する。分離したゲル分を乾燥させてその質量を測定する。得られた値を当初有機溶剤に溶かした粘着剤の質量で除したものをゲル分率とすることができる。
本発明にかかるアクリルエマルジョン粘着剤のガラス転移温度は、−90〜−60℃であり、−85〜−70℃が好ましい。アクリルエマルジョン粘着剤のガラス転移温度がかかる範囲にある場合には、冷凍庫内において用いても、十分な粘着力を発揮することが可能となる。
本発明にかかるアクリルエマルジョン粘着剤は、その他の成分として、必要に応じ、pHを調整するための塩基(アンモニア水等)や酸、粘着剤に通常使用される添加剤、例えば、粘着付与樹脂、界面活性剤、老化防止剤、充填剤、顔料、着色剤等を含むことができる。これらは、単独で、又は、複数を組み合わせて用いることができる。
本発明にかかるアクリルエマルジョン粘着剤のJIS Z0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に従って測定した23℃50%RHにおける180°剥離試験による粘着力が、1.1〜2.6N/10mmである。試験片は、基材をポリエチレンクロスとし、粘着剤の厚みを30μmとしてたものを用いる。前記粘着力が、かかる範囲にある場合には、−18℃及び100℃における粘着性が良好であり、繰返し使用も可能となる。
<基材>
本発明にかかる粘着テープ片は、シート状かつ小片状の基材を含む。基材としては、本発明の効果を阻害しない限りにおいて特に限定されないが、例えば、樹脂フィルム、紙、金属箔を用いることができる。樹脂フィルムとしては、例えば、ポリプロピレンフィルム、ポリオレフィンフィルム、エチレン−プロピレン共重合体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ酢酸ビニルフィルム、ポリエチレンクロス等のプラスチックフィルム;クラフト紙、再生紙、クレープ紙、和紙等の紙;金属箔;等を使用できる。プラスチックフィルムは、無延伸フィルム及び延伸(一軸延伸又は二軸延伸)フィルムの何れであってもよい。
本発明にかかる基材として、プラスチックフィルムの場合に材質そのものに筆記性がない場合において、マット処理等の表面処理を行うことで、筆記性を有するものも含むことができる。表面の処理方法は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、特に限定されない。
また、基材の片面又は両面に、粘着剤層の密着力の向上等を目的にコロナ処理やプラズマ処理等の物理的処理、下塗り剤等の化学的処理等、適宜表面処理を施してもよい。
基材の厚みは、特に限定されないが、例えば、10〜500μm、好ましくは20〜150μmである。
基材の大きさ及び形状は特に限定されない。文字等を記入することができ、また、脱着を繰り返して使用する際には取り扱いが可能である大きさと形状であればよい。粘着テープ片の形状としては、四角形、三角形、五角形、六角形等の多角形;円形;楕円形;等の幾何学形状や、動物やキャラクター等の形状又はそれらと空白との組み合わせ等とすることができる。
粘着テープ片をさらに、小さく切断して用いる場合に、道具を使わずに、手だけで容易に切断可能とするために、ポリエチレンクロスや延伸(一軸延伸又は二軸延伸)フィルム等を用いてもよい。
<<粘着テープ片積層体の製造方法>>
アクリルエマルジョン粘着剤の製造方法は、公知の方法で製造することができる。一般には、上述した方法によりモノマー、乳化剤、重合開始剤を反応させて、エマルジョン重合し、ベースポリマーを形成する。必要に応じて架橋剤を配合して、シート状小片基材に、部分的に塗工するとともに加熱してベースポリマー架橋を完了させ、粘着剤層部と、非粘着剤層部とを有する粘着テープ片を得ることができる。この粘着テープ片を複数積層させて、粘着テープ片積層体を作製する。
また、別の方法として、長尺のロール状基材シートを用い、シートの一部に前記のベースポリマー(架橋剤を含む)を塗工し、乾燥・加熱したのち、ロール状に巻き取り、さらにスリットして、所定の幅の小ロールとしたのち、ロールを所定のサイズに裁断して、粘着テープ片積層体を作製する方法も可能である。いずれの場合においても、各工程は公知の方法、装置を用いて行うことができる。
<<粘着テープ片積層体の用途>>
本発明の粘着テープ片積層体は、冷蔵庫、冷凍庫内で用いられる容器や袋のラベル用、又は、封止・仮留め用に用いられる。また、保存用の容器や袋に限られず、食品を包装している容器や袋に対して用いることも可能である。特に、−18℃の冷凍庫での保存の際に用いられ、耐熱性のある容器や袋の場合には、そのまま本発明にかかる粘着テープ片を容器等に貼り付けたまま電子レンジ等によって加熱することが可能である。
<実施例1>
温度計、コンデンサー、窒素導入管、撹拌機を備えた温度調節可能な反応容器にイオン交換水、連鎖移動剤であるn-オクチル-3-メルカプトプロピオネートを仕込み、攪拌機で攪拌、窒素気流下で66℃まで昇温した後、重合開始剤の過硫酸アンモニウム0.25部をイオン交換水に溶解させた液を滴下し、10分後から、2−エチルヘキシルアクリレート98部、アクリル酸2部からなるモノマー混合物を、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩3部、イオン交換水に乳化分散させたモノマー乳化物を、3.5時間で連続的に添加し、さらに66℃で2時間反応を継続し、重合を完結させた後冷却した。金網等で濾過し、固形分50%のアクリルエマルションベースポリマー(A)を得た。尚、本実施例及び比較例で用いた他のエマルジョン重合体は、当該製造例に従い製造して用いた。
(塗工・乾燥)
ベースポリマー(A)中にモノマー全量に対して、5重量%の炭酸水素アンモニウム、0.75重量%の架橋剤、1重量%の増粘剤、2重量%の中和剤を添加、攪拌し、塗工液とした。その後、アプリケーターを用いて、塗工液を、基材であるポリエチレンクロス上に部分的に塗工し、乾燥箱内で乾燥させ評価用の粘着テープ片とした。乾燥後の粘着剤層の厚みは30μmとし、塗工部は一辺が300mm以上となるように、基材の一部に塗工した。
<実施例2>
アプリケーターを用いて、上記塗工液を、基材である和紙(黄色)に部分的に塗工し、乾燥器内で乾燥させ評価用の粘着テープ片とした。乾燥後の粘着剤層の厚みは30μmとし、塗工部は一辺が300mm以上となるように、基材の一部に塗工した。
<比較例1及び2>
実施例と粘着力(表2参照)の異なるテープ(表1参照)を用いた。
得られた実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片の構造を、表1に示した。
Figure 2021054996
<評価>
(筆記性・視認性)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。
得られた評価用サンプルの、粘着剤が塗布されていない表面に対し、直径2mmのペン先を有する油性ペン(ゼブラ社製マッキー極細(商品名)の細字)を用いて、「ABKMW」の文字を高さ10mm×幅8mmとなるように筆記し、肉眼でにじみやはじきの有無を確認した。1時間後に、肉眼で筆記した文字を観察し、視認性(視読性)を確認した。評価基準は以下に従った。結果を表2に示した。
−筆記性
〇:にじみやはじきがなく、筆記できる
×:にじみやはじきがあり、文字として認識できない
−視認性
〇:にじみやはじきがなく、視読できる
×:にじみやはじきはないが、文字として視読できない
(180°剥離試験)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ300mm×幅10mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、評価用サンプルの全面が粘着剤層部となるように裁断した。評価は、23℃50%RHに管理された環境下でJIS Z0237:2009に従って行った。結果を表2に示した。
(食品袋の封止評価)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。23℃に管理された環境下において、開口部が200mm幅の冷凍食品の包装用に用いられるポリエチレン袋の開口部側を50mm折り返し、開口部を粘着テープ片で封止した。試験時間は24時間で、封止できたものを〇、封止できなかったものを×として評価した。結果を表2に示した。
(粘着剤残り性評価)
前記食品袋の封止評価後の試料から、それぞれの粘着テープ片を剥離したのちの粘着剤残り性(23℃に管理された環境下)を、肉眼で観察して行った。粘着剤が残留しなかったものを〇、残留したものを×として評価した。結果を表2に示した。
(冷蔵庫内(4℃)における食品袋の封止評価)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。4℃に管理された環境下において、開口部が200mm幅の冷凍食品の包装用に用いられるポリエチレン袋の開口部側を50mm折り返し、開口部を粘着テープ片で封止した。試験時間は24時間で、封止できたものを〇、封止できなかったものを×として評価した。結果を表2に示した。
(冷凍庫内(−18℃)における食品袋の封止評価)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。−18℃に管理された環境下において、開口部が200mm幅の冷凍食品の包装用に用いられるポリエチレン袋の開口部側を50mm折り返し、開口部を粘着テープ片で封止した。試験時間は24時間で、封止できたものを〇、封止できなかったものを×として評価した。結果を表2に示した。
Figure 2021054996
(−18℃における繰返し使用評価)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。粘着テープ片は、23℃環境下で1時間静置し、−18℃環境下に1時間静置した、開口部が200mm幅の冷凍食品の包装用に用いられるポリエチレン袋の開口部側を50mm折り返し、開口部を粘着テープ片で封止した。試験サンプルは、封止後すぐに−18℃の環境下で保管した。24時間後試験サンプルを、23℃環境下に取り出し、一度剥離し、さらに剥離した粘着テープ片で、元のポリエチレン袋を再封止した。この作業を24時間ごとに繰返し、再封止できなくなった時点で、テープの効果は消失されたものとして判断した。評価基準は以下に従った。結果を表3に示した。
・剥がれの評価
○:剥がれなし
×:剥がれあり
・再貼付の評価
○:再貼付できる
×:再貼付できない
Figure 2021054996
(100℃に加熱後の剥離性評価)
実施例1〜2及び比較例1〜2の粘着テープ片を、長さ50mm×幅15mmの短冊に裁断し、評価用サンプルとした。その際、粘着剤層部が、短冊の一方の端部から長さ40mm×幅15mmの矩形となるように、非粘着剤層部が長さ10mm×幅15mmの矩形となるように調整した。粘着テープ片を、表4に示した各種被着体の表面に貼り合わせ、その後2kgのローラを1往復させて圧着した。
得られた試験サンプルを100℃の環境下に30分間静止したのり、非粘着剤積層部を摘まみ、被着体表面に対し、90°方向となるように剥離した。その際の被着体表面に残留した粘着剤の有無を肉眼で確認した。粘着剤が残留しなかったものを〇、残留したものを×として評価した。結果を表4に示した。
Figure 2021054996
表1〜4から、本発明の効果を理解することができる。

Claims (3)

  1. シート状小片基材と前記シート状小片基材の一方の表面に設けられた粘着剤層とを含む粘着テープ片が複数積層された粘着テープ片積層体であって、
    前記粘着テープ片は、前記粘着剤が塗布された粘着剤層部と、粘着剤層部と同一表面に存在する粘着剤が塗布されていない非粘着剤層部とを有し、
    前記粘着テープ片積層体は、複数の前記粘着テープ片が、一の前記粘着テープ片の粘着剤層を有さない裏面と、他の粘着テープ片の少なくとも一部の粘着剤層部とが接触して積層されており、
    前記粘着剤は、アクリルエマルジョン粘着剤であり、
    前記粘着剤のJIS Z0237:2009に従って測定した23℃50%RHにおける180°剥離試験による粘着力が、1.1〜2.6N/10mmであることを特徴とする粘着テープ片積層体。
  2. 前記粘着テープ片が、冷蔵庫又は冷凍庫内で用いられるラベル用であることを特徴とする、請求項1に記載の粘着テープ片積層体。
  3. 前記粘着テープ片が、冷蔵庫又は冷凍庫内で用いられる容器又は袋の封止用又は仮留め用であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の粘着テープ片積層体。

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