JPH06306335A - 結束用粘着テープ - Google Patents

結束用粘着テープ

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Publication number
JPH06306335A
JPH06306335A JP5097766A JP9776693A JPH06306335A JP H06306335 A JPH06306335 A JP H06306335A JP 5097766 A JP5097766 A JP 5097766A JP 9776693 A JP9776693 A JP 9776693A JP H06306335 A JPH06306335 A JP H06306335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
sensitive adhesive
pressure
base material
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5097766A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kihara
孝夫 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5097766A priority Critical patent/JPH06306335A/ja
Publication of JPH06306335A publication Critical patent/JPH06306335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】チューブ類の結束時に取扱い易く機能性に優れ
た結束用粘着テープを提供することを目的としている。 【構成】短冊状の易切断性基材2の片面両端部に再剥離
性粘着剤層3が形成されてなる結束用粘着テープ1であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用の輸血管やリン
ゲル輸液管などのチューブ類、その他棒状または線状体
の束類を結束するためのテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、取扱いの利便性を図るため
に、棒状または線状体の束類をまとめ、この束類の周り
を粘着テープにより環状に巻回して結束し、この束類を
固定することが行われている。
【0003】上記のような細物の結束用粘着テープとし
ては、安価な合成樹脂フィルムを基材とし、その片面全
体に粘着剤層を形成してなる粘着テープが知られている
(例えば、実開昭61−147753号公報参照)。
【0004】上記結束用粘着テープ類は、医療用の輸血
管やリンゲル輸液管などのチューブ類にも同様に適用さ
れて使用されるケースが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の粘着テープを使用した場合には、以下のような不都
合が生じる。
【0006】すなわち、粘着テープの一端をチューブ類
の任意の箇所に固定した状態で、この粘着テープを巻回
することによってチューブ類を結束する際、粘着テープ
の片面全体に粘着剤が設けられているため、この粘着テ
ープに接触する個々のチューブが全部貼り付いてしま
う。そのため、この粘着テープを貼り直そうとする場合
には、個々のチューブから粘着テープを剥離しなければ
ならず、束になったチューブが再びバラバラになってし
まう。
【0007】また、結束後、粘着テープを剥ぎ取ろうと
する際にも結束物から容易に剥ぎ取ることができず、手
間がかかる。
【0008】さらに、任意の箇所で切断しようとした
際、切断しにくく、ハサミなどの切断治具も必要となり
取扱いが煩雑となる。
【0009】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、チューブ類、その他棒状または線状体の束類の結束
時に取扱い易く機能性に優れた結束用粘着テープを提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の結束用粘着テープは、短冊状の易切断性基材
の片面両端部に再剥離性粘着剤層が形成されてなるもの
である。
【0011】
【作用】本発明の結束用粘着テープは、易切断性基材か
らなるため、カッター等を使用しなくとも手でちぎって
取り外すことができる。
【0012】また、再剥離性粘着剤層が、上記易切断性
基材の片面両端部に形成されているので、一方の再剥離
性粘着剤層をチューブなどの仮止めに使用し、他方の再
剥離性粘着剤層により易切断性基材背面に貼着してチュ
ーブなどの結束、固定に使用することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1は結束用粘着テープ(以下、単に粘着
テープと言う。)1の全体構成の概略を示し、図2は同
粘着テープ1の使用状態を示している。
【0015】すなわち、この粘着テープ1は、短冊状の
易切断性基材2の片面両端部に、再剥離性粘着剤層3が
形成され、該再剥離性粘着剤層3を介して複数枚が積層
されてなるものである。
【0016】易切断性基材2は、坪量50〜85gで目
止め処理が施された上質紙またはクラフト紙などの紙に
よって短冊状に形成されたものを使用することができ
る。例えば、大昭和製紙社製の上質紙薄口、中厚口、お
よびクラフト紙、マル特ラッパNなどが挙げられる。ま
た、具体的なサイズとしては、結束するチューブ4によ
って異なるが、幅8〜25mm、長さ50〜120mm
程度が好適である。
【0017】再剥離性粘着剤層3は、易切断性基材2の
片面側の両端部に再剥離性粘着剤を設けて形成される。
ただし、この再剥離性粘着剤層3の一方は、易切断性基
材2の端部から所定の距離を存して設けられている。そ
して、この再剥離性粘着剤層3の形成されていない易切
断性基材2の端部は、取出口21として作業時に指で摘
み易いようになされている。この再剥離性粘着剤層3を
形成する粘着剤としては、再剥離性を考慮した場合、微
球体糊を用いることが好ましい。このようなものとして
は、例えば、微球状粘着成分とそのバインダー成分とか
らなる再剥離性粘着剤、例えば約10〜200μmの平
均粒径を有する(メタ)アクリレートの水懸濁重合体と
脂肪族カルボン酸のアルカリ金属塩等を含有する再剥離
性粘着剤、3M社製の商品名「ポストイットノートパッ
ド」、積水化学工業社製の商品名「メモパッド」等に使
用されている再剥離性粘着剤などが挙げられる。また、
具体的な粘着力としては、180°ピール剥離法で測定
して50gf/20mm幅〜250gf/20mm幅の
範囲が好ましい。これより低い場合は、充分な結束力が
得られず、また、高い場合は、貼り違えた際に再剥離し
て貼り直しする時に易切断性基材2がちぎれてしまうこ
ととなる。 このようになる粘着テープ1は、再剥離性
粘着剤層3を介して複数枚の易切断性基材2を積層して
製品とすることができる。この場合、易切断性基材2の
両端部に設けられた2か所の再剥離性粘着剤層3で接着
積層することができるので、積層状態で各粘着テープ1
がばらつきを生じない。また、積層枚数としては、特に
限定されるものではなく、例えば50枚や100枚など
必要頻度に応じた枚数に積層して製品とすることができ
る。このように積層して製品とした場合、製品自身がコ
ンパクトになるとともに、個々の粘着テープ1の易切断
性基材2が、その表面に積層される他の粘着テープ1の
台紙となるので、粘着テープ1の使用毎に台紙がゴミと
なって残ることもない。なお、易切断性基材2は、積層
状態で再剥離性粘着剤層3と接することとなる部分に、
あらかじめ離型処理を施しておくことが好ましい。
【0018】この粘着テープ1を使用する場合は、ま
ず、取出口21を指でつまんで1枚を剥がす。
【0019】ついで、図2に示すように、粘着テープ1
の一方の再剥離性粘着剤層3をチューブ4に仮止めす
る。そして、粘着テープ1をチューブ4に巻き付けた
後、この粘着テープ1に他方の再剥離性粘着剤層3を貼
着して結束状態とすることができる。
【0020】この際、貼り違えなどによって粘着テープ
1を再剥離して貼り直しする場合には、再剥離性粘着剤
層3としているので、容易に剥離することができる。ま
た、易切断性基材2の両端部に設けられた再剥離性粘着
剤層3のうち、巻回後に貼着される他方側の再剥離性粘
着剤層3のみを剥離するだけで、後は容易に粘着テープ
1の結束状態をゆるめることができるので、容易に貼り
直し作業を行うことができる。
【0021】また、この粘着テープ1を取り外す場合
は、易切断性基材2であるため、手でちぎって容易に取
り外すことができる。
【0022】なお、本実施例では粘着テープ1を複数枚
積層した製品について述べているが、特にこのような積
層品に限定されるものではない。例えば、図3に示すよ
うに、ミシン目11で切断可能に連結された複数枚の粘
着テープ1を巻物状に巻回して製品としたものであって
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、カ
ッター等の治具を使用しなくとも、使用済みのものは結
束したチューブなどの束から手でちぎって取り外すこと
ができるので、容易に取扱うことができる。
【0024】また、一方の再剥離性粘着剤層をチューブ
などの仮止めに使用し、他方の再剥離性粘着剤層をチュ
ーブなどを束ねて巻回した後の易切断性基材の貼着に使
用することができるので、粘着テープを剥がす際や、貼
り直す際などに容易に作業を行うことができ、優れた機
能性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】結束用粘着テープの全体構成の概略を示す斜視
図である。
【図2】結束用粘着テープの使用方法を説明する工程図
である。
【図3】結束用粘着テープの他の製品状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 結束用粘着テープ 2 易切断性基材 3 再剥離性粘着剤層 4 チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊状の易切断性基材の片面両端部に再
    剥離性粘着剤層が形成されてなることを特徴とする結束
    用粘着テープ。
JP5097766A 1993-04-23 1993-04-23 結束用粘着テープ Pending JPH06306335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5097766A JPH06306335A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 結束用粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5097766A JPH06306335A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 結束用粘着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06306335A true JPH06306335A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14200993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5097766A Pending JPH06306335A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 結束用粘着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06306335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054996A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ニチバン株式会社 粘着テープ片積層体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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