JP2002529332A - 強力プレカット接着剤塗布テープおよびディスペンサ - Google Patents

強力プレカット接着剤塗布テープおよびディスペンサ

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JP2002529332A JP2000582243A JP2000582243A JP2002529332A JP 2002529332 A JP2002529332 A JP 2002529332A JP 2000582243 A JP2000582243 A JP 2000582243A JP 2000582243 A JP2000582243 A JP 2000582243A JP 2002529332 A JP2002529332 A JP 2002529332A
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エー. シュリーフ,ラリー
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Abstract

(57)【要約】 プレカット接着剤塗布シート(70)の複数の積層体のセットと、多数のこれらシートを分与するディスペンサとが開示されている。これらシートは、シートの個々の分与を可能にする異なる接着レベルを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、1つの面を他の面に接合するための予め切断された(プレカット(
pre−cut))接着剤塗布シートと、多数のこれらシートを分与するのに特
に適したディスペンサとに関する。
【0002】 発明の背景 本技術は、1つの面を他の面に接続または接合するよう適合された接着剤塗布
シートの構造を備えている。ミネソタ州、セント・ポールの3Mから入手可能な
#810MAGICブランドの透明テープは、種々の目的のために広範囲に使用
されており、一般に、米国特許第4,928,864号および米国意匠第116
,599号に開示されているディスペンサ等の、ロールタイプディスペンサ上の
そのようなテープのロールから分与される。かかるテープロールは、ディスペン
サに配置されている切断手段によって手で切断されなければならない。ユーザが
ロールから正確に均一な長さの接着剤塗布テープを手で切断することは、長さを
繰返し正確に測ることが難しいため困難である。かかるテープ/ディスペンサの
組合せは、正確に均一に予め切断された複数枚の接着剤塗布テープを迅速かつ能
率よく分与することが必要な場合には適していない。
【0003】 南アフリカ特許出願第ZA903889号は、接着剤塗布テープの複数の独立
したストリップを裏地テープに取付けたものを開示している。独立したストリッ
プを取付けた裏地テープは、巻回されてディスペンサ内に収容されることができ
る。予め決められた長さの個々のテープストリップは、ディスペンサから裏地テ
ープを引出してそこからテープストリップを剥離することにより、容易に取外す
ことができる。しかしながら、この解決法は、テープ裏地という大きい無駄をも
たらし、また、片手だけでテープストリップを取外すことが困難である可能性が
ある。
【0004】 英国特許第2,181,992号は、重ね合わされた個々の接着性テープスト
リップのブロックを開示している。各接着性テープストリップは、個々のテープ
ストリップをブロックから順次容易に持上げて取外せるよう、接着剤の無い縁領
域を有している。接着剤の無い縁部分は、テープストリップをブロックから取外
した後に除去する必要があり、扱い難い。他の実施形態では、接着剤層の少なく
とも縁領域を覆う非接着部分が提供される。これもまた扱い難く、両手を使う必
要があり、ギフトラッピングのような迅速なテーピング動作が可能でない。
【0005】 同様に、米国特許第5,153,043号は、テープを複数の横方向に裂ける
テープストリップに分割するように、ロールの長手軸線に平行でかつテープを径
方向に貫通するいくつかの切れ目を有する、ロール状の接着テープを開示してい
る。テープおよび個々のテープストリップの一部は、テープストリップを容易に
取外すための前縁として作用すべく、1つの縁近くに接着剤の無い領域を有して
いる。この場合も、これは個々のテープストリップの容易かつ迅速な分与を提供
しない。更に、個々のテープストリップはロールの全体に渡って幅が変化し、ロ
ールの芯に近いテープストリップの幅が最も小さい。
【0006】 また、米国特許第4,650,706号に開示されているような複数のテープ
ストリップのパッドから透明テープを分与することも知られている。’706号
特許は、一方の端から反対側の端まで延在する各テープストリップの一端に形成
されたテープタブの長さが、パッドの一方の側から他方の側にかけて徐々に大き
くなるような、テープストリップ群のパッドを開示している。’706号特許は
、最長のテープタブを有するテープストリップの分離が、テープタブを掴んで、
次の隣接するストリップを分離することなくパッドからストリップを剥ぎ取るこ
とにより、達成され得ると教示している。このため、シートを必要とする人は、
最上部のシートの縁を積層体内の残りのシートから手で分離してそのシートを剥
ぎ取らなければならず、それは特にシートを取外すために片手しか使用すること
ができない場合に不便である。かかる積層体は、例えばギフトラッピング等、ユ
ーザがテープの分与以外の動作に両手を使用したい状況には適していない。
【0007】 米国特許第4,895,746号は、複数のシートの積層体における最上部の
シートを容易に剥離するための手段を提供する剥離手段および貼付手段を備えた
ラベル等の、接着剤塗布シートの積層体を開示している。’746号特許は、積
層体内のシート群の両縁に交互に剥離手段を配置することは開示しない。そのた
め、’706号特許によって教示されているテープストリップと同様に、シート
を必要としている人は、積層体のシートの残りから最上部のシートの縁を手で分
離して、そのシートを剥ぎ取らねばならず、それは特にシートを取外すために片
手しか使用することができない場合に不便である。また、’746号特許は、シ
ート群を包囲して保護するようになっている接着剤塗布シート用のコンテナを開
示しない。
【0008】 米国特許第5,401,547号、同第5,086,946号および同第5,
518,144号は、積層体の全体に渡って両縁間で交互に貼付手段と剥離手段
とが配置されている、接着剤塗布プレカットシートの積層体を教示している。ま
た、これら特許は、個々のシートを容易に分与するディスペンサも開示している
。これにより、個々の接着シートは、積層体から片手で容易かつ手作業で分与す
ることができる。しかしながら、積層体の端に近づくと、積層体の多数のシート
によってディスペンサの分与窓と積層体との間に非常に大きい間隙が形成される
ことになるため、このような積層体のシートの数は概して限定されている。これ
により、積層体から最後のシートを分与することが困難になる可能性がある。従
って、これら特許の接着剤塗布シートの積層体は、多数の接着剤塗布シートを容
易かつ便利に取出す必要のあるヘビーデューティなユーザによる使用にはあまり
適していない。
【0009】 発明の要約 本発明は、基材(50)の主面に該基材(50)に接着された少なくとも2つ
の積層体(51、51A、51B)を備え、各積層体(51、51A、51B)
が重ねて配置されたシートの積層体であり、該シート(11、12、14、16
)の各々が、第1(19)および第2(20)の間隔が空けられた端と該第1(
19)および第2(20)端部の間に予め決められた長さとを有する接着剤塗布
シートの1組の積層体であり、対向する第1主面と第2主面とを有すると共に、
シートの主面に感圧接着剤の層(2、2A、2B)を有する支持体(10)を具
備し、シートが、下のシートの面に対する感圧接着剤の層の剥離可能な接着によ
り互いに剥離可能に接着されることによって積層体を形成し、各シートの第1端
(19)が、積層体の隣接するシートの第2端(20)に位置合せされており、
シートが、接着剤の層(2、2A、2B)と接着剤の層が剥離可能に接着される
積層体の隣接するシートの面との間の第1端(19)に隣接するシートの各々の
第1端部分(15)に沿って第1接着レベルを提供する、第1端部分(15)に
沿って隣接するシートの面の容易な分離を可能にする第1剥離手段(8、8A,
8B)と、接着剤の層(2、2A、2B)と積層体の隣接するシートの面との間
の第2端(20)に隣接するシートの各々の第2端部分(17)に沿って第2接
着レベルを提供する第2剥離手段(9、9A、9B)とを有し、第2接着レベル
(9、9A、9B)が、第1端部分(15)に沿った剥離力より大きくかつ、第
2端部分(17)に沿って積層体からシートを剥ぎ取ることを可能にする一方で
、シートの分離中に、第1端部分(15)に沿って積層体の隣接するシートにシ
ートを堅固に接着する剥離力を提供する、接着剤塗布シート(70)の1組の積
層体を提供する。
【0010】 他の実施形態では、本発明は、3Mカンパニーによって販売されているもの等
、テープフラッグおよび/またはページマーカを分与するディスペンサを提供す
る。
【0011】 また、本発明は、シートの積層体からシートを分与するディスペンサであって
、シートの積層体が、各積層体が基材に接着される接着剤塗布シートの1組の積
層体からの積層体であり、ディスペンサが、ディスペンサの形状を画定する壁と
、積層体からのシートをそこを通して分与することができる壁のうちの1つの開
口(42、82、92、126、132、142)を備えた分与手段と、分与手
段の開口の下に接着剤塗布シートの積層体の組の各積層体の搬送を可能にする手
段と、を備えるディスペンサもまた提供する。
【0012】 また、本発明は、シートの積層体からシートを分与するディスペンサであって
、シートの積層体が、接着剤塗布シートの1組の積層体からの積層体であり、デ
ィスペンサが、ディスペンサの形状を画定する壁と、接着剤塗布シートの積層体
の組を収容することができるキャビティと、キャビティへのアクセスを可能にす
る開口を備えた壁(156)と、積層体からのシートを分与することができる窓
を備えた分与手段(159)と、を備え、分与手段(159)が、接着剤塗布シ
ートの積層体の組の各積層体が分与手段の窓(152)の下に導かれることがで
きるよう搬送可能である、代替的なディスペンサもまた提供する。
【0013】 本発明のディスペンサおよび接着剤塗布シートの1組の積層体により、均一な
予め切断された(プレカット(pre−cut))長さの接着剤塗布テープを迅
速かつ効率よく分与することが可能となる。更に、本ディスペンサおよび接着剤
塗布シートの1組の積層体は、特に、ディスペンサの補充に長い時間をかけるこ
となく多数のプレカット接着剤塗布テープを利用する必要のある扱いのハードな
(heavy−duty)ユーザに適している。本発明のディスペンサは、既存
のディスペンサほど頻繁に補充される必要はなく、容易に補充することができ、
更に、従来技術によるシステムを用いる場合よりずっと多くのプレカット接着剤
塗布テープを、容易に、迅速にかつ確実に利用することを可能にする。更に、個
々のプレカット接着剤塗布テープは、接着剤によって完全に覆われているため、
従来技術における場合のように接着剤を含まない部分を除去する必要がない。 添付の図面は、本発明を限定する意図無しに本発明の種々の実施の形態を説明
するために提供される。
【0014】 好適な実施形態の説明 本発明は、接着剤塗布プレカットシート群の複数の積層体のセットを提供する
。これら積層体は、剛性または可撓性の基材に接着されることにより、通常は、
好ましくは連続的な一続きの積層体群を形成する。本出願において使用される「
可撓性基材」は、基材に損傷をもたらすことなく容易にかつ繰返して曲げること
ができる基材を意味する。可撓性基材の例には、プラスチックフィルム、軽量の
ボール紙および紙が含まれる。本出願において使用される「剛性基材」は、基材
に損傷を与えずには容易に曲げることができない基材を意味する。剛性基材の例
には、剛性プラスチック体、木材または厚手の金属が含まれる。基材は、剛性基
材である場合、実質的に非平面であることが望ましい。例えば、剛性基材は、弓
状または円筒状基材とすることができる。複数の積層体は、積層体から個々のプ
レカットシートを分与する間に積層体が普通に基材から剥離しないように、基材
に接着されている。本発明に関連して、基材はまた、複数の基材の組合せで構成
されてもよい。例えば、個々の積層体は、積層体と略同じ寸法を有するバックシ
ートに接着でき、これら積層体は、例えば、2つの隣接する積層体のバックシー
トを互いに連結する接着剤のストリップにより、互いに鎖状に繋がれてもよい。
この場合、基材は、個々の積層体のバックシートと積層体同士を鎖状に繋げる接
着ストリップとを備え、それにより、接着剤塗布シート群の複数の積層体のセッ
トを形成する。
【0015】 本発明の種々のディスペンサのすべてと共に使用できることから、本発明に関
しては可撓性基材を使用することが好ましい。接着剤塗布シート群の1セットの
積層体群が搬送可能キャリヤを備えたディスペンサと共に使用される場合、接着
剤塗布シート群の1セットの積層体群は、搬送可能キャリヤにそのセットを堅固
に接着させる手段を有することが好ましい。1つの実施形態によれば、基材の、
接着剤塗布シート群の積層体群を含む側とは反対側に、取付手段を設けることが
できる。例えば、基材の、積層体群が接着される側とは反対側に、再配置可能な
(repositionable)接着剤を設けることができる。再配置可能な
接着剤を使用する代りに、SCOTCHTMブランドで3Mカンパニーから商業的
に入手可能なフックアンドループアタッチメントか、または同じく3Mカンパニ
ーから入手可能な相互係着ファスナ等の、他の取付手段も同様に使用することが
できる。更に、搬送可能キャリヤの表面に、布帛または不織布面を設けることが
でき、接着剤塗布シート群の1セットの積層体群の基材の、積層体群が接着され
た側とは反対側に、SCOTHTMブランドで3Mカンパニーから入手可能な布帛
キュービクルグリップを設けることができる。代替的実施形態によれば、接着剤
塗布シート群の1セットの積層体群に、接着剤塗布シート積層体の無い前縁およ
び/または後縁が設けられ、それにより、キャリヤ上の1つ以上のスロットに前
縁および/または後縁を挿入することによって、そのセットを搬送可能キャリヤ
に強固に接着できる。回転可能なホイールまたはコアの形態の搬送可能キャリヤ
と共に使用できる、接着剤塗布シート群の1セットの積層体群を搬送可能キャリ
ヤに強固に接着するための更に他の実施形態として、接着剤塗布シート群の1セ
ットの積層体群を搬送可能キャリヤ上でスライドさせて、このセットをキャリヤ
上に取付けることができるようにするために十分大きい直径を有する一方で、搬
送可能キャリヤの移動すなわち回転中に搬送可能キャリヤに対してそのセットが
滑らないようにするために十分小さい直径を有するベルトとして、接着剤塗布シ
ート群の1セットの積層体群を設けることができる。この実施形態の変形例とし
て、ベルトの直径を、搬送可能キャリヤの直径より小さくしてもよく、接着剤塗
布シート群の1セットの積層体群の基材を弾性材料とすることにより、ベルトを
搬送可能キャリヤ上に適合させるようにベルトの直径を伸長できるようにしても
よい。
【0016】 接着剤塗布シート群の1セットの積層体群が、個々の積層体を分与窓に搬送す
ることを可能にする搬送チャネルを備えたディスペンサで使用する場合、概して
、セットの最後の積層体の次にダミーパッドが基材に接着されていることが好ま
しい。このようなダミーパッドがあることにより、接着剤塗布シート群の1セッ
トの積層体群の最後の積層体からの接着剤塗布シートの分与が実質的に改良され
る。それは、ダミーパッドがなければ、ディスペンサにおいて最後の積層体の望
ましくない上下移動が起こる可能性があるためである。ダミーパッドの使用の代
替例として、ディスペンサに、接着剤塗布シート群の1セットの積層体群の基材
を一時的にブロックする手段を設けることができる。このような手段は、例えば
レバーまたはプランジャを含む。可撓性基材を有する接着剤塗布シート群の1セ
ットの積層体群は、好ましくはロールの形態で、あるいはベルトとして提供され
る。
【0017】 1セットの積層体群の各積層体は、順に重ねて配置した複数のプレカットシー
トの積層体であり、各シートは、支持体を備えると共に、互いに反対側の第1お
よび第2の主面と互いに反対側の第1および第2の端とを有し、各シートの第1
端は積層体内の隣接するシートの第2端と位置合せされており、接着剤層はシー
トの第1主面に永久的に接着されており、各シートの接着剤層は積層体内の隣接
する(下の)シートの第2主面に沿って剥離可能に接着されている。シートの各
々は、接着剤層と積層体内の隣接する(下の)シートの第2主面との間で支持体
の第1端部分に隣接して、シートの各々の第1端部分に沿って第1接着レベルを
提供する第1剥離手段を備える。第1接着レベルは、第1端部分に沿った隣接す
るシートの面の間の分離(「摺動」を含んでよい)を可能にするために、接着被
膜と隣接(下の)シートとの間に、十分に低い剥離力(例えば、好ましくは50
g/インチ未満、すなわち1.97g/mm)を提供する。接着レベルは、米国
特許第5,401,547号の第21欄、第31行〜47行に述べられている方
法(「剥離力」)によって都合よく測定することができる。
【0018】 接着剤層と、その接着剤層が剥離可能に接着されている積層体内の隣接する(
下の)シートの第2主面との間で、シートの第2端に隣接して、各シートの第2
端部分に沿って第2接着レベルを提供するために、第2剥離手段が設けられてい
る。第2接着レベルは、第1端部分に沿った低い剥離力よりも大きい剥離力(好
ましくは、4〜15オンス/インチ、すなわち5g/mm〜17g/mm)を提
供する。これは、第1端部分に沿って隣接するシートに対してシートを分離する
間、第2端部分に沿ったシートの剥ぎ取り(例えば手による)を可能にする一方
で、積層体内の隣接する(下の)シートにシートを強固に接着させるものである
【0019】 第1接着レベルを提供する第1剥離手段と第2接着レベルを提供する第2剥離
手段とは、限定されないが、(1)シートの各々に対し同じ感圧接着剤の均一な
コーティングを、各シートの上面の第1端部分のみに沿った部分に対する低接着
バックサイズのコーティングと共に提供するか、または第1端部分および第2端
部分に沿って各シートの上面に異なる低接着バックサイズを提供し、第1端部分
の低接着バックサイズが最大剥離係数(すなわち最低剥離値)を有するようにす
ること、(2)第1端部分に沿って不連続でありかつ第2端部分に沿って連続的
であるか、または両方の部分に沿って不連続であって第2端部分よりも第1端部
分に沿う方がさらに不連続であるように、シートの各々に沿って感圧接着剤のコ
ーティングを行うこと、および/または(3)2つの端部に沿って異なる感圧接
着剤を使用することの、いずれか1つまたは組合せを含む種々の構造を備えるこ
とができる。例えば、シート群の積層体は、各シートの支持体の第1主面全体に
亙って塗布された接着剤層を備えることができ、第2剥離手段は、シートの第2
端部分に隣接する第2主面の少なくとも一部に亙って塗布されたミディアム剥離
の低接着バックサイズ(LAB)の層を備えることができ、第1剥離手段は、シ
ートの第1端部分に隣接する第2主面の一部に亙って塗布されたプレミアム剥離
の低接着バックサイズ(LAB)の層を備えることができる。この例では、積層
体内のシート群は、長手軸に沿った長さと積層体の長手軸に対して垂直な方向に
沿った幅とを有することができる。プレミアム剥離の低接着バックサイズ(LA
B)の層は、連続的であり、シートの長さに沿って支持体の第1端から延在し、
積層体の各シートの支持体の面の面積の10%〜80%を構成する。好ましくは
、プレミアム剥離の低接着バックサイズ(LAB)層は、概して、積層体の各シ
ートの支持体の面の面積の約37.5%を構成する。
【0020】 好ましくは、接着剤塗布シートの1組のセットの各積層体は、積層体の第1シ
ートに剥離可能に接着されたタブを有する。かかるタブは、対向する第1および
第2端部分を有し、支持体を備えている。第1端部分に沿った支持体の主面には
、接着層が設けられており、タブの第2端部分に沿った支持体のその主面の少な
くとも一部には、接着剤が無い。好ましくは、タブの長さは、積層体の接着剤塗
布シートの長さより短い。好ましくは、タブは、接着剤塗布シートの長さの約半
分の長さとなる。タブは、好ましくは、接着層を含むタブの第1端が積層体の端
に位置合せされるように、積層体に接着される。各積層体に剥離可能に接着され
るタブは、積層体の最初の接着剤塗布シートを容易に掴む方法を提供する。
【0021】 概して、本明細書で使用されるように、「シート材料」は、概して平坦で、可
撓性構造、好ましくはアセテート、光沢アセテートフィルム、非光沢アセテート
フィルム、熱硬化性フィルム、熱可塑性フィルム、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ビニル、紙、金属箔、不織布またはそれら材料の組合せを意
味する。好ましくは、シート材料は、ユーザが下の基材を見ることができるよう
に透明であるが、不透明であってもよい。
【0022】 低接着バックサイズは、感圧接着剤の層から容易に剥離する材料を意味し、限
定されないが、シリコン、過フッ化炭化水素、アクリル酸塩、ウレタン、クロム
化合物、グラフトまたはブロックシロキサン炭化水素、およびこれら材料の混合
物を含む。種々の低接着バックサイズの例は、その明細書全体が引用をもって本
明細書内に包含されたものとする、米国特許第4,421,904号、同第4,
313,988号および同第4,279,717号に記載されている。本発明に
従って使用されてよい他の低接着バックサイズは、その明細書全体が引用をもっ
て本明細書内に包含されたものとする、米国特許第2,607,711号、同第
2,876,894号および同第2,532,011号に述べられている。
【0023】 概して、本明細書で使用されるように、「プレミアム剥離低接着バックサイズ
」は、100g/インチ以下の最大剥離力を備えた接着剤/バックサイズ相互作
用を意味し、「ミディアム剥離低接着バックサイズ」は、少なくとも150g/
インチ以上の剥離力を備えた接着剤/バックサイズ相互作用を意味する。
【0024】 感圧接着剤は、アクリル樹脂、シリコン、ゴム樹脂または他のあらゆる適切な
合成物であってよい。例えば、接着剤は、アクリル接着剤IOA(95%)/A
A(4.5%)アクリル酸イソオクチル/アクリル酸を含んでよい。本発明と共
に使用される接着剤は、その明細書全体が引用をもって本明細書に明示的に包含
されたものとする、米国特許第4,699,842号、同第3,578,622
号、同第3,331,729号、同第2,926,105号および同第4,83
5,217号に述べられている。アクリルベースのミクロスフェア(IOAアク
リル酸アンモニウム)等の再配置可能接着剤もまた、本発明に従って使用される
接着剤として考えられる。例えば、再貼付可能接着剤は、その明細書全体が引用
をもって本明細書内に包含されたものとする、米国特許第3,691,140号
に従って用意されてよい。
【0025】 また、本発明は、本発明の接着剤塗布シートの1組の積層体に使用するための
ディスペンサの種々の実施形態も提供する。本発明のディスペンサは、典型的に
、少なくとも4積層体、好ましくは少なくとも8積層体、更に好ましくは16積
層体を含む接着剤塗布シートの1組の積層体を保持することができる。本発明の
ディスペンサは、そこを通して積層体からの個々のシートを分与することができ
る分与窓を含んでいなければならない。更に、分与窓と接着剤塗布シートの1組
の積層体とは、個々の積層体の各々がその組の1つの積層体が消費されると分与
窓の下に導かれることができるように、互いに対して移動可能でなければならな
い。好ましくは、その移動は漸進的であり、分与窓に対し個々の積層体を一時的
に固定された位置に維持するための手段が設けられている。
【0026】 1組の実施形態によれば、ディスペンサは、その形状を画定する1つまたは複
数の壁と、壁の1つに開口を備えた分与手段と、を備えている。分与手段の開口
は、同様に以下分与窓と呼ぶが、典型的には、接着剤塗布シート積層体の幅より
わずかに広い幅と、接着剤塗布シート積層体の長さより幾分か短い長さと、を有
する。例えば、分与窓の幅は、積層体の幅の100%〜120%とすることがで
き、分与窓の長さは、積層体の長さの20%〜90%とすることができる。分与
窓の長さが接着剤塗布シートの積層体の長さより短いことは概して重要であるが
、分与窓の幅はそれほど重大ではなく、幅は、分与がいくつかの積層体から同時
に発生することができるように、分与窓に複数の積層体を適応させるために十分
広くてよい。
【0027】 本発明の実施形態によれば、個々のシートが分与される際に通る壁の開口は、
接着剤塗布シートの分与に要求されるより実質的に大きい幅と長さとを有してよ
い。かかる実施形態では、壁の開口のサイズは、その開口にそれより寸法の小さ
い第2の開口を重ね合せることにより調整されてよい。このため、かかる実施形
態では、分与手段は、壁の1つの開口と、その上に重ね合された、ディスペンサ
の壁の開口より寸法の小さい開口と、を備えることとなる。壁の大きい方の開口
に重ね合された分与窓を使用することは、幅および/または長さの異なる積層体
を有する接着剤塗布シート積層体の異なる組の使用に適応させるために特に有用
である。更なる代替例として、ディスペンサの壁の開口の上部に、シャトル式(
shuttling)分与窓が設けられてよい。かかるシャトル式窓は、典型的
には、そこを通してシートを引出すことができる小さいスロット(シートの厚さ
よりわずかに広い)を含むこととなり、分与動作中、シャトル式分与窓は、開口
の長さに沿って一方の縁から他方の縁まで開口の上を往復運動することになる。
この代替例は、シートが常に直立した位置にあり、掴むのがより容易である、と
いう利点を有する。分与窓は好ましくは矩形であるが、円形開口、長円形開口、
あるいは1つまたは複数の直線状の縁および1つまたは複数の曲線状の縁を備え
た開口等、他の形状を使用することができる。これら実施形態の分与窓は、固定
され、すなわち接着剤塗布シートの1組の積層体に対して非可動であり、従って
、接着剤塗布シートの1組の積層体は、分与窓に積層体を導くために分与窓に対
して移動させられなければならなくなる。従って、ディスペンサは、その組の個
々の積層体の分与窓への搬送を可能にする手段を含むこととなる。かかる搬送の
手段は、接着剤塗布シートの1組の積層体が格納されるキャビティに任意に連結
されてよい搬送チャネルを含んでよく、あるいは、搬送の手段は、回転ホイール
、回転コアまたはベルト等の搬送可能なキャリヤを含んでよい。好ましくは、接
着剤塗布シートの1組の積層体の搬送の方向は、接着剤塗布シートのその組の積
層体の長手方向に対して平行となる。
【0028】 搬送チャネルを有するディスペンサにおいて、接着剤塗布シートの1組の積層
体は、好ましくは可撓性基材を有していなければならない。移動により、例えば
、接着剤塗布シートの1組の積層体の前縁を手で引張ることにより、積層体を逐
次ディスペンサの分与窓に搬送することができる。搬送可能キャリヤを有するデ
ィスペンサでは、接着剤塗布シートの1組の積層体がそのキャリヤに堅固に接着
され、その組の個々の積層体の各々は、個々のシートを積層体から分与するため
に分与窓に移送されることが可能である。
【0029】 分与窓に対する接着剤塗布シートの1組の積層体を移動させることに対する代
替例として、ディスペンサは、接着剤塗布シートの1組の積層体を固定位置のキ
ャビティに配置してよく、可動分与窓が設けられる。
【0030】 ここで、本発明の接着剤塗布シートの1組の積層体とそれと共に使用されるデ
ィスペンサについて、図面を参照してより詳細に説明する。
【0031】 ここで、図1、図2、図3A〜図3C、図4A〜図4Cおよび図5を参照する
と、基材50に接着された積層体51を備えている、接着剤塗布シートの1組の
積層体70(図1および図5)の実施の形態が示されている。
【0032】 図2は、剥離可能に互いに接着された複数の接着剤塗布シート12、14を含
む接着剤塗布シートの積層体51を概略的に表す。本発明によるシート11(図
3A)の積層体51の第1実施形態によれば、各シート11は、シート11が積
層体51におけるその下のシートに接着されてよい第1主面3と、第2主面5と
、積層体51を形成するために各シートの第1端19が隣接するシートの第2端
20に位置合せされている、対抗する第1縁19および第2縁20と、に感圧接
着剤2のコーティングを有する支持体10を備えている。
【0033】 剥離手段8は、接着剤2の層と積層体51における隣接する(下の)シートの
第2主面5との間の支持体10の第1端19に隣接するシート11の各々の第1
端部分15に沿って、第1接着レベルを提供する。第1接着レベルは、接着剤コ
ーティング2と隣接する(下の)シートとの間に十分に低い剥離力(例えば、好
ましくは50g/インチ未満、すなわち1.97g/mm未満)を提供すること
により、隣接するシート(例えば、最上部シートの下のシート14とシート14
の下のシート16、図6B)の間の第1端部分15に沿った滑動(例えば、図6
A〜図6D参照)を可能にする。貼付手段9は、接着剤2の層と、接着剤2の層
が剥離可能に接着されている積層体における隣接する(下の)シートの第2主面
5と、の間に、基材10の第2端20に隣接するシートの各々の第2端部分17
に沿って第2接着レベルを提供する。第2接着レベルは、第1端部分15に沿っ
た低い剥離力より大きく、第1端部分15に沿った隣接するシート(例えば、1
6、図6Bを参照)に対するシート(例えば、14)の分離中、第1端部分17
に沿ったシート(例えば12)の剥ぎ取り(例えば、手による)を可能にする(
図6C〜図6D参照)一方で、積層体における隣接するシート(例えば、14)
にシート(例えば12)を堅固に接着する、剥離力(好ましくは、4〜15オン
ス/インチ、すなわち5g/mm〜17g/mm)を提供する。
【0034】 好ましくは、感圧接着剤の層は均一であり、同じ接着剤組成からなり、10オ
ンス/インチ(17g/mm)より大きいガラスに対する接着力を有する。例え
ば、接着剤は、アクリル樹脂接着剤IOA(95%)/AA(4.5%)アクリ
ル酸イソオクチル/アクリル酸から構成されてよい。本発明と共に使用される接
着剤は、その明細書全体が引用をもって本明細書に明示的に包含されたものとす
る、米国特許第4,699,842号、同第3,578,622号、同第3,3
31,729号、同第2,926,105号および同第4,835,217号に
述べられている。
【0035】 図3Bは、図3Aに類似しているが、シート11の支持体10の第2主面5に
下塗剤7が付加されている、という点が異なる。更に、下塗剤(図示されていな
い)は、シート11の支持体10の第1主面に付加されてよい。下塗剤は任意で
あり、第1剥離手段8または接着剤2が自然にシート11に接着しない場合に、
第1剥離手段8または接着剤2の剥離能力に影響を与えなければ、本技術分野で
周知の下塗剤が使用されてよい。
【0036】 図3Cは、長さL(好ましくは2.0インチ、5.08cm)と幅Zとを画定
する長手軸Aを有する略矩形のシート11を示す。図3Cに示すシート11の第
1端部分15の面積は、第1剥離手段8の長さY(好ましくは0.75インチ、
1.90cm)掛ける長さZ(シートの幅、好ましくは0.75インチ、1.9
0cm)である。図3Cに示すシート11の第2端部分17の面積は、第2剥離
手段9の長さX掛ける長さZ(シートの幅)である。概して、第1端部分15は
、シート11の長さに沿って第1縁19から延在し、積層体51における各シー
ト11の一面の面積の10%〜80%を構成する。
【0037】 好ましくは、第1端部分15は、積層体における各シート11の支持体10の
一面(例えば5)の面積の約37.5%を構成する。相応じて、第2端部分17
は、シート11の長さに沿って第2縁20から延在し、積層体51における各シ
ートの支持体10の一面の面積の20%〜90%を構成する。好ましくは、第2
端部分17は、概して積層体における各シートの一面の面積の約62.5%を構
成する。なお、図3Cに示すシート11は矩形であるが、限定されないが矩形、
円形、三角形および多角形形状およびその組合せを含む種々の形状が、本発明の
範囲内に含まれる。
【0038】 シートの積層体51から1枚のシート11を個々に分与するために、第1剥離
手段8は、第1端部分15に沿って約50g/インチ(1.97g/mm)より
小さいの剥離力を提供すべきであり、第2剥離手段9は、第2端部分17に沿っ
て約4オンス/インチ(5g/mm)より大きく約15オンス/インチ(17g
/mm)より小さい剥離力を提供すべきである。第1剥離手段8の剥離力が大き
すぎる(例えば、約50g/インチより大きい)場合、大きい剥離力は、後続す
る隣接するシート16に対する積層体51の2枚の最上部シート12および14
の滑動を妨げ、シート14および16の分離を妨げる(例えば、図6A〜図6D
を参照)ため、積層体51の上部から1枚のシートしか剥ぎ取られない。第2剥
離手段9の剥離力が大きすぎる(例えば、15オンス/インチより大きい)場合
、最上部のシート12をその下のシート14から剥ぎ取ることが困難になる。し
かしながら、第2剥離手段9の剥離力が低すぎる(例えば、4オンス/インチよ
り小さい)場合、滑動が発生し得る前に最上部シート12が最上部シートの下の
シート14を剥ぎ取るため、後続する隣接するシート16に対し積層体51にお
ける2つの最上部のシート12および14が分離しない。好ましくは、第1剥離
手段8は、第1端部分15に沿って約2g/インチ(0.097g/mm)の剥
離力を有し、第2剥離手段9は、第2端部分17に沿って約4オンス/インチ(
5g/mm)の剥離力を提供しなければならない。
【0039】 ここで図面の図4Aを参照すると、概して参照数字51で示す、本発明による
シートの積層体の第1実施形態の一例が示されている。シート11の積層体51
は、シート11の各々の支持体10の第1主面3全体に亙って塗布された接着剤
2の層と、シート11の第2縁20に隣接する少なくとも第2端部分17に沿っ
た支持体10の第2主面5に亙って塗布されたミディアム剥離低接着バックサイ
ズ1(LAB)の第1層と、シート11の第1縁19に隣接する第1端部分15
に沿った第2主面5に亙って塗布されたプレミアム剥離低接着バックサイズ1’
(LAB)の第2層と、を備えてよい。支持体10は、例えば、その明細書全体
が引用をもって本明細書内に包含されたものとする米国特許第2,927,86
8号に述べられているようなアセテート支持体から構成されてよい。シート11
は、1枚のシートの第1端19が隣接するシートの第2端20に位置合せされ、
シートを積層体51内に保持するためにその1枚のシートを連続する(下の)シ
ートの第2主面5に剥離可能に接着して、積層体51の隣接するシート11の交
互の対向する端に沿って配置された各連続するシート上に、プレミアム剥離低接
着バックサイズ1’(LAB)を用いて積層される。なお、図4Aは、プレミア
ム剥離低接着バックサイズ1’がミディアム剥離低接着バックサイズ1の上部に
塗布された状態を示しているが、積層体51は、プレミアム剥離低接着バックサ
イズ1’がシート11の支持体10の第2主面5に直接塗布されるよう構成する
ことができる、ということは留意されなければならない。
【0040】 ここで図面の図4Bを参照すると、シート11の積層体51の要素と本質的に
同じであり接尾辞「A」が付された同じ参照番号によって識別された多くの要素
を有する、概して参照数字51Aで示された、本発明によるシートの積層体の第
2の代替実施形態が示されている。図4Bでは、第1接着レベルを提供する第1
剥離手段8Aと、第2接着レベルを提供する第2剥離手段9Aと、が、シート1
1Aの各々の支持体10A上の感圧接着剤2Aのコーティングを、第1端部分1
5Aに沿って不連続18にし第2端部分17Aに沿って連続的18にすることを
含む。かかる積層体51Aは、シート11Aの支持体10Aの第2主面5Aに沿
った低接着バックサイズの単一層1Aのみを含んでよい。代替的に、第1接着レ
ベルを提供する第1剥離手段8Aと第2接着レベルを提供する第2剥離手段9A
とが、シート11Aの各々の支持体10A上の感圧接着剤2Aのコーティングを
両方の部分で不連続にし(図示されていない)、第2端部分17Aよりも第1端
部分15Aの方がより大きく不連続にすることを含んでもよい。
【0041】 ここで、図面の図4Cを参照すると、シート11の積層体51の要素と本質的
に同じであり接尾辞「B」が付された同じ参照番号によって識別された多くの要
素を有する、概して参照数字51で示された、本発明によるシートの積層体の第
3の代替実施形態が示されている。図4Cにおいて、第1接着レベルを提供する
第1剥離手段8Bと第2接着レベルを提供する第2剥離手段9Bとは、第1端部
分15Bおよび第2端部分17Bに沿った感圧接着剤2Bのコーティングの組成
を変更することを含む。積層体51Aと同様、積層体51Bは、シート11Bの
支持体10Bの第2主面5Bに沿った低接着バックサイズの単一層1Bのみを含
んでもよい。積層体51Bの一例として、第1端部分15Bに沿って使用される
接着剤13は、米国特許第3,691,140号に述べられているような比較的
弱または低アグレッシブな接着剤であってよい。第1端部分15Bに沿った使用
に特に適している接着剤は、アクリル性接着剤かまたはアクリル性ミクロスフェ
アであってよい。第2接着ゾーン17Bで使用される接着剤13Bは、アクリル
性接着剤、ゴム樹脂またはKRATONTM等、比較的アグレッシブまたは強い接
着剤であってよい。本発明と共に使用される接着剤は、米国特許第4,699,
842号および同第4,835,217号に従って用意されてよい。
【0042】 本発明のプレカットシートは、特に、例えばギフトラッピング、包装、本のカ
バー、箱の封緘、医療用テーピング、ワイヤマーキングおよびハイライティング
等、テープを分与すること以外の動作のために概して両手を使用する必要がある
タスクに対して有用である。更に、個々の接着剤塗布シートの分与には、切断動
作が不要であり、従って分与が容易かつ迅速になる。更に、ディスペンサと本発
明の接着剤塗布シートの1組の積層体により、ユーザは多数のプレカットシート
を使用することができる。
【0043】 積層体51、51Aまたは51Bが接着される基材50は、剛性基材と同様に
可撓性基材とすることができる。搬送チャネルを有する本発明のディスペンサか
、またはディスペンサの分与窓の下に新しい積層体を導くための搬送可能キャリ
ヤを含む本発明のディスペンサと共に使用するためには、可撓性基材が好ましい
。ディスペンサが、接着剤塗布シートの1組のセットが接着される搬送可能キャ
リヤを含む場合、基材50は、好ましくは、接着剤塗布シートの積層体を含む側
と反対側に、再貼付可能接着剤が塗布される。本発明に関する「再貼付可能接着
剤」という用語は、接着剤塗布シートの1組の積層体が消費された後に、接着剤
の実質的な量の残りを残すことなく搬送可能キャリヤからの剥離が可能である一
方で、分与動作中に基材50を搬送可能キャリヤに堅固に接着することができる
接着剤を意味する。適切な接着剤の例は、POST−IT(商品名)メモに使用
される感圧接着剤である。代替的に、基材50は、接着剤塗布シートの積層体5
1が無い基材50上の前縁および/または後縁を提供することにより、堅固に取
付けられてよい。前縁53を含む接着剤塗布シートの1組の積層体が、図5に示
されている。そして、この前縁および/または後縁は、前縁または後縁を受ける
よう適応された1つまたは複数のスロットに挿入され、搬送可能キャリヤに提供
されることができる。また、再貼付可能接着剤の使用または前縁および/または
後縁の使用は、可動ディスペンサ窓を有する本発明のディスペンサを用いて固定
位置に接着剤塗布シートの1組の積層体を保持するために好ましい。
【0044】 基材50が可撓性基材である場合、概して、図5に示すようなロール形状かま
たはベルトの形状の接着剤塗布シートの1組の積層体を提供することが好ましい
。または、図5には、接着剤塗布シートの1組の積層体の最後の積層体の後に基
材50に接着されている、ダミーパッド52の存在が示されている。概して、こ
のダミーパッド52は、この組の個々の積層体と約同じ寸法を有するが接着剤塗
布シートを含まないパッドである。ダミーパッド52の例には、中空のプラスチ
ックロッドがある。ダミーパッドを使用することにより、搬送チャネルを使用す
るディスペンサの利点を有することができる。それらディスペンサにおいて、ダ
ミーパッドは、接着剤塗布シートの1組の積層体の最後の積層体からシートが分
与される時に、その組が実質的に移動しないようにする。
【0045】 積層体が接着されてよい可撓性基材の例には、ポリエチレンフィルム、酢酸セ
ルロース、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、不織布および織物
、ポリエチレンまたはポリプロピレン塗布紙、普通紙および軽量ボール紙がある
。可撓性基材の厚さは、一般に0.05mm〜1mmであり、好ましくは0.1
5mm〜0.5mmである。個々の積層体51、51Aまたは51Bは、好まし
くは、各積層体の長さが可撓性基材の幅に位置合わせされて可撓性基材に接着さ
れている。基材51、51Aまたは51Bは、好ましくは、積層体の最後のシー
トの接着層によって可撓性基材に接着されている。しかしながら、積層体の最後
のシートを支持体に接着し、その後その支持体を、接着剤、例えば感圧接着剤で
可撓性基材に接着することも可能である。
【0046】 基材50が剛性基材として提供される場合、1組の接着剤塗布シートは略非平
面であることが好ましい。剛性基材が略平面である場合、その組の隣接する積層
体が互いに接着され、積層体から個々のシートを分与することが困難になる。好
ましくは、剛性基材は弓状であるか、または例えば円筒状コア等のコアであり、
個々の積層体が弓状基材またはコアの外面に接着されている。
【0047】 本発明に関する接着剤塗布シートの1組の積層体は、米国特許第5,401,
547号の実施例に示されているように個々の接着剤塗布シート積層体を製造す
ることによって作成することができる。この例では、個々の接着剤塗布シートは
、個々の接着剤塗布シートと同じ寸法を有するバックシートにZ積層(z−st
ack)される。従って、かかる積層体は、最下部シートとしてバックシートを
含む。本発明の接着剤塗布シートの1組の積層体を得るために、これら個々の積
層体は、感圧接着剤かまたはホットメルト接着剤等の接着剤により基材に接着さ
れてよい。代替的に、個々の積層体を基材50に接着するために、他の第2剥離
手段が使用されてよい。かかる他の第2剥離手段には、商標SCOTCHTMのも
とで3Mカンパニーから商業的に入手可能ないわゆるフックアンドループアタッ
チメントか、または同様に3Mカンパニーから入手可能な相互係着ファスナが含
まれる。本発明の特定の実施形態によれば、個々の積層体を、接着テープの接着
剤塗布側に連続的なストリングとして互いのすぐ次に配置することにより、接着
テープに接着することができる。
【0048】 本発明の接着剤塗布シートの1組の積層体を製造する代替的な実施形態によれ
ば、長さLと幅Wとを有する接着剤塗布シートの1つのパッドが、概して米国特
許第5,401,547号の実施例に示されている手続きに従って製造されてよ
い。上述したように、接着剤塗布シートのこのパッドの最下部シートはバックシ
ートであり、個々の接着剤塗布シートは、第1剥離手段8および第2剥離手段9
がパッドの幅を画定する縁の間で交互になるよう、Z積層される。本発明の接着
剤塗布シートの1組の積層体を得るために、接着剤塗布シートのパッドは、長さ
Lに沿って等間隔Rで切断される。しかしながら、パッドの切断は、接着剤塗布
シートの各々は切離されるがバックシートは完全に切離されないよう、いわゆる
キスカッティングで、行われる。「完全に切離されない」という用語は、バック
シートの厚さの少なくとも10%好ましくは少なくとも20%が切断されないこ
とを意味する。従って、バックシートに接着され共に保持されて基材50として
の役割を果たす、幅R(あり得る余りを除いて1つのパッドの長さLに対応する
nとRの積)および幅W(1つのパッドの幅に対応する)のn個の積層体が得ら
れる。パッドのキスカッティングは、種々の方法で行われてよい。例えば、キス
カッティングは、幅Wに沿ってバックシートの一部を完全に切離す一方で幅Wの
他の部分を部分的に切断しないでにおくナイフを用いて行われてよい。例えば、
パッドの両縁でバックシートを完全に切離すと共にパッドの幅Wの中間でバック
シートを部分的に切断しないでおくナイフが使用されてよく、あるいは逆に、バ
ックシートの縁が部分的に切断されずにおかれ、幅Wに沿って中間が完全に切離
されてもよい。バックシートを部分的に完全に切断し部分的に切断しないことの
利点は、基材50の可撓性をさらに向上させることができる、ということである
【0049】 先の段落で述べた実施形態の代替例として、Z積層された接着剤塗布シートの
1つのパッドがコアの周りに巻回されてよく、その後その1つのパッドがコアの
周囲に沿って等間隔にキスカットされることにより、基材として剛性コアを有す
る接着剤塗布シートの1組のセットが提供されてよい。
【0050】 図7A、図7Bおよび図7Cに、本発明のディスペンサ40の第1実施形態が
示されている。ディスペンサ40は、その形状を画定する壁を備えている。ディ
スペンサ40は、底壁47に対向する弓状の上面41を備えている。上面41は
開口42を備えている。ディスペンサ40は更に、対向する前面45および後面
46を備えており、前面45は、矩形の入力開口44と矩形の出力開口43とを
有している。更に、ディスペンサ40の形状は、2つの対向する側壁48によっ
て画定される。図7Bの断面図に示すように、ディスペンサは、開口42を通過
し入力開口44を出力開口43に連結する搬送チャネル49を含む。搬送チャネ
ル49は、接着剤塗布シート70の1組の積層体を保持することができる。接着
剤塗布シート70の1組の積層体は、好ましくは基材50が積層体51を含まな
いリードを含む。このリードの長さは、少なくとも開口42と出力開口43との
間の搬送チャネルの長さと等しくなければならない。接着剤塗布シート70の1
組の積層体は、入力開口44を介して搬送チャネル49に供給することができる
が、接着剤塗布シート70の1組の積層体を容易に取付けることができるように
、ディスペンサの側面の一方から搬送チャネル49にアクセスすることができる
ように、側壁48の少なくとも1つが取外し可能であることが望ましい。搬送チ
ャネル49は、少なくとも、接着剤塗布シート70の1組の積層体が容易に搬送
チャネルに適合するような幅および高さを有していなければならない。典型的に
、搬送チャネル49は、接着剤塗布シート70の1組の積層体の幅および厚さよ
りそれぞれわずかに大きい幅および高さを有する。しかしながら、図7Bに示す
ように、搬送チャネル49の開口42と出力開口49との間の部分の高さは、好
ましくは接着剤塗布シート70の1組の積層体の基材50の厚さよりわずかに大
きい程度まで低減されている。また、ディスペンサ40は、好ましくは、分与動
作中安定し続けるためにディスペンサに十分な重みを与えるため、バラスト10
0を含む。代替的に、分与動作中ディスペンサを安定して維持するために、ディ
スペンサの底壁に、吸盤かまたは欧州特許第355700号に述べられている取
付手段が設けられてよい。ディスペンサを安定化するこれらの手段のいずれも、
特にバラスとの使用は、後述するディスペンサの他の実施形態にも含まれる。し
かしながら、明確にするためおよび便宜上、かかる手段はこれら他の実施形態に
対応する図面および説明では省略する。
【0051】 図8Aおよび図8Bに、ディスペンサの第2実施形態が示されている。図8A
および図8Bのディスペンサ80は、ディスペンサの形状を画定する壁を備えて
おり、壁は、底壁87に対向する弓状の上壁81を含む。上壁81は、開口82
を備えており、それを通して接着剤塗布シートを分与することができる。更に、
ロールとして巻回された接着剤塗布シートの1組のセット(図5参照)を容易に
ディスペンサの円筒状キャビティ88に挿入することができるように、上壁81
は取外し可能であるかまたはヒンジである。この更なる特徴により、その組の最
初の積層体を開口81の正面に容易に配置することができるように、搬送チャネ
ル89に容易にアクセスすることができる。図8Aに示すように、閉じられた時
、ディスペンサは前壁85に開口83を含み、それを通して接着剤シートの1組
の積層体の基材50が延在する。接着剤塗布シートの積層体が消費されると、基
材50を単に引出すことによってその組の次の積層体を開口82の下に移動させ
ることができる。
【0052】 図9A、図9Bおよび図9Cに、本発明に関するディスペンサの更に他の実施
形態が示されている。ディスペンサ90は、底壁101と、そこを通して接着剤
塗布シートを分与することができる開口92を含む対向する上壁91と、を含む
、その形状を画定する壁を含む。更に、ディスペンサ90は、後壁96と、搬送
チャネル99に連結された矩形開口93を含む対向する前壁95を含む。図9A
に示すように、搬送チャネル99は、側壁98を通って延在する。更に、搬送チ
ャネル99には、接着剤塗布シート70の巻回された1組の積層体のロールを搭
載することができる円筒状キャビティ94が連結されている。または、キャビテ
ィ94は、ディスペンサに接着剤塗布シートの1組の積層体を配置するためにキ
ャビティ94と搬送チャネル99との両方に容易にアクセスすることができるよ
うに、側壁98を通って延在している。接着剤塗布シートの1組の積層体は、基
材50のリードが前壁95の開口93を通って延在し、接着剤塗布シートの最初
の積層体が開口92の下になるように、ディスペンサに配置される。キャビティ
94は、取外し可能なまたはヒンジ状に動くカバー94bによって閉じられてよ
い。ディスペンサ90の変形例として、側壁98全体が取外し可能かまたはヒン
ジ状に動くものとして設けられてよい。この後者の例では、搬送チャネル99お
よびキャビティ94は、側壁98を通って延在してはいけない。
【0053】 更に図9Cに示すように、ロールとして巻回された接着剤塗布シートの1組の
積層体は、接着剤塗布シートの1組の積層体の基材50がそこを通って延在する
開口56を含む円筒状ホルダ55に収容されてよい。そして、円筒状ホルダ55
に収容された接着剤塗布シートの1組の積層体は、そのホルダと共にディスペン
サ90のキャビティ94に挿入されてよく、それによりディスペンサにおける接
着剤塗布シートの1組の積層体の取付けが更に容易になる。更に、当業者には、
ロールとして巻回され、基材50がそこを通って延在することができる開口を有
するホルダに収容されている、接着剤塗布シート70の1組の積層体が、接着剤
塗布シートの1組の積層体を保持するキャビティを含む本発明の他のディスペン
サと共に使用することができる、ということが明らかとなろう。
【0054】 図9A〜図9Cに示されているように、ディスペンサ90は更に、開口92の
角に突起102aおよび102bを含んでよい。1対の突起102aおよび10
2bは、開口92の短縁に凹部103を画定する。凹部103を画定する突起1
02aおよび102bは、接着剤塗布シートを掴んでいるユーザの指を案内する
という利点を提供し、それにより分与が容易になる。ディスペンサ90の接着剤
塗布シートの1組の積層体の1つの積層体から接着剤塗布シートを分与する動作
は、図6A〜図6Dに示されている。図6A〜図6Bは、ディスペンサ90の分
与窓を通した部分断面図を示す。これら図面から認めることができるように、積
層体からシート12を引出すと、下にあるシート14がシート14の下にあるシ
ート16から剥離し、シート12を引出し続けることにより、最終的にシート1
4の縁20が開口92に導かれる。そして、続けてシート12を引出すことによ
り、分与動作を繰返すことができるようにシート14をシート16に剥離可能に
接着させたままにする一方で、シート12がシート14から分離する。その組の
積層体が消費されると、基材50を引出すことによりその組の次の積層体を開口
92の下に導くことができる。この動作は便利であり、迅速であって容易である
。従って、扱いがハードな(heavy duty)ユーザは、例えば米国特許
第5,401,547号に開示されている分与システムの場合のように頻繁にデ
ィスペンサを補充する必要なく、大量の接着剤塗布シートを利用可能にすること
ができる。
【0055】 図10Aおよび図10Bに、本発明に関して使用することができるディスペン
サの更なる実施形態が示されている。図10Aのディスペンサは、カートリッジ
121、好ましくはロールの形態の接着剤塗布シート70の1組の積層体を含む
使い捨て可能カートリッジを備えている。カートリッジ121は、接着剤塗布シ
ートの1組の積層体のうちの1つの積層体から個々のシートを分与することを可
能にする、開口126を含む。図10bに示すように、カートリッジ121は更
に、開口126を基材50を排出することができる開口127に連結する搬送チ
ャネル129を含む。搬送チャネル129は、カートリッジ121の壁とバネ1
28とによって画定される。バネ129は、接着剤塗布シート70の1組の積層
体の積層体51がそこからのシートの分与中に適切な位置に保持されることを確
実にする。ディスペンサは更に、カートリッジ121を受けるキャビティ123
と、カートリッジ121の係合手段124と係合するために適した係合手段12
5と、を含む第2部122を備える。
【0056】 図11に示されているディスペンサ130は、搬送可能キャリヤを搬送の手段
として含むディスペンサである。図11に示すように、ディスペンサ130は、
そこから個々の接着剤塗布シートを分与することができる開口132を含むカバ
ーを含む。カバー136には、ディスペンサの内部に容易にアクセスし、かつ接
着剤塗布シートの1組の積層体を取付けるために、カバーを開くことができるよ
うにするヒンジ137が設けられている。接着剤塗布シートの1組の積層体は、
回転可能なホイール131を備えた搬送可能キャリヤに堅固に取付けられている
。ホイール131の外面は多角形に形成されており、ホイール131は更に、接
着剤塗布シートの1組の積層体の基材の前縁および後縁を挿入することができる
軸上に延在するスロット144を含む。これにより、接着剤塗布シートの1組の
積層体がホイール131の回転時にホイール131に対して滑らないことが確実
になる。更に、ホイール131の多角形の外面の各面の幅は、好ましくは接着剤
塗布シートの1組の積層体の積層体の幅に対応する。ホイール131の代りに、
円筒状コアを使用することも可能である。ホイール131は、ノブ135によっ
て手で回転させてよい。有利には、ホイールはまた、積層体から接着剤塗布シー
トを分与する間にホイールを固定位置に維持する手段も含む。
【0057】 図12a〜図12cを参照すると、搬送可能キャリヤを含むディスペンサの更
なる実施形態が示されている。図12aは、ディスペンサ140の正面図を示す
。ディスペンサ140は、そこを通して個々の接着剤塗布シートを分与すること
ができる開口142を有する、傾斜した円筒状ディスペンサである。図12bは
、円筒状ディスペンサの軸に対して平行な平面に沿ったディスペンサ140の断
面図を示し、図12cは、円筒状ディスペンサの軸に対して垂直な平面に沿った
ディスペンサ140の断面図を示す。図12bおよび図12cに示すように、デ
ィスペンサ140は、回転可能なホイール145を備えた搬送可能キャリヤを含
む。ホイール145は、ホイール145に接着剤塗布シートの1組の積層体を取
付けるために、ディスペンサ140の上部から取外すことができる。同様に、デ
ィスペンサ130に対して述べたように、ホイールは、ホイール145にその組
を堅固に取付けるために、接着剤塗布シートの1組の積層体の前縁および後縁を
挿入することができる軸状に延在するスロット147を含む。
【0058】 図12d〜図12gにおいて、ディスペンサ140の更なる変形例が示されて
いる。図12dに示されているように、開口142には、開口142の短縁に取
付けられその短縁の約中央に中心を置く半球200が設けられてよい。かかる実
施形態は、開口142において接着シートが偶発的に分与する危険を低減すると
いう利点を有する。図12eには、分与手段の開口142に、ディスペンサ14
0の壁に設けられた係合手段201を介して異なる形状の開口202を開口14
2に重ね合せることができる、ディスペンサ140の変形例が示されている。図
12fには、開口142の上部にシャトル式窓203が設けられたディスペンサ
140の変形例が示されている。矢印204によって示されているように、シャ
トル式窓203は、分与動作中に開口142の長さに沿って上下に往復運動する
。最後に、図12gは、分与手段開口142にヒンジ式開口205が重ね合わさ
れているディスペンサ140の変形例を示す。ヒンジ式開口205は、大きい方
の開口142を現すヒンジ206の周囲を旋回することができる。これにより、
例えば、シートが開口において見えなくなり掴むことができるシートが無くなっ
た場合等の誤操作の場合に、ユーザが分与を容易に再開することができる、とい
う利点が提供される。ヒンジ式開口205は、閉じられると、ホイール145を
ロックし、分与動作中のホイール145のあり得る上下移動を防止する。
【0059】 図13A〜図13Cには、分与窓152を含む可動分与手段159を含むディ
スペンサ150が示されている。ディスペンサ150は、弓状面155を備え、
接着剤塗布シートの1組の積層体が、例えば、接着剤塗布シート70の1組の積
層体の前縁および後縁を挿入することができる、弓状面155の各端部における
スロット(図示されていない)により、堅固に接着されている。ディスペンサ1
50の弓状上壁の部分153は、ディスペンサの側壁から延在し、端壁157か
ら端壁158に延在する開口156を画定する。上壁部153の下には、分与手
段159が設けられており、これは弓状面155によって支持される分与窓15
2とスライダ154とを備えている。スライダ154は、分与手段が、上壁部1
53と接着剤塗布シートの1組の積層体のうちのいくつかの積層体の上部との間
で容易に移動することができるような高さを有する。従って、分与手段159は
、接着剤塗布シートの1組の積層体の各積層体が、分与手段の分与窓の下に導か
れることができるように、端壁158から157まで滑動することができる。更
に、分与手段は、積層体からシートを分与する際に指の案内を提供するために、
分与窓の角に突起151を含む。
【0060】 本発明の種々の改良および変更が、本発明の範囲および原理を逸脱することな
く当業者に明らかとなろう。また、本発明は上に示した例示的な実施形態に不当
に限定されるべきではない、ということは理解されなければならない。すべての
刊行物および特許は、各個々の刊行物または特許が明確におよび個々に引用を持
って包含されるものと示されたかのような程度まで、引用をもって本明細書内に
包含されているものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による接着剤塗布シートの複数の積層体のセットを示す略図である。
【図2】 接着剤塗布シートの積層体の略図である。
【図3A】 本発明による接着剤塗布シートの2つの実施形態を概略的に示す。
【図3B】 本発明による接着剤塗布シートの2つの実施形態を概略的に示す。
【図3C】 第1の剥離手段と第2の剥離手段とを含む部分を示す接着剤塗布シート積層体
の図である。
【図4A】 1組の接着剤塗布シート群の積層体の1つの実施形態を示す。
【図4B】 1組の接着剤塗布シート群の積層体の1つの実施形態を示す。
【図4C】 1組の接着剤塗布シート群の積層体の1つの実施形態を示す。
【図5】 ロール形態の本発明による接着剤塗布シートの複数の積層体のセットを示す。
【図6A】 図9A〜図9Cに示すディスペンサの分与窓を横切る部分断面図の略図である
【図6B】 図9A〜図9Cに示すディスペンサの分与窓を横切る部分断面図の略図である
【図6C】 図9A〜図9Cに示すディスペンサの分与窓を横切る部分断面図の略図である
【図6D】 図9A〜図9Cに示すディスペンサの分与窓を横切る部分断面図の略図である
【図7A】 本発明に関するディスペンサの第1実施形態を示す。
【図7B】 本発明に関するディスペンサの第1実施形態を示す。
【図7C】 本発明に関するディスペンサの第1実施形態を示す。
【図8A】 本発明に関するディスペンサの第2実施形態を示す。
【図8B】 本発明に関するディスペンサの第2実施形態を示す。
【図9A】 本発明に関するディスペンサの第3実施形態を示す。
【図9B】 本発明に関するディスペンサの第3実施形態を示す。
【図9C】 本発明に関するディスペンサの第3実施形態を示す。
【図10A】 本発明に関するディスペンサの第4実施形態を示す。
【図10B】 本発明に関するディスペンサの第4実施形態を示す。
【図11】 本発明に関するディスペンサの第5実施形態を断面図で示す。
【図12A】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12B】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12C】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12D】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12E】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12F】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図12G】 本発明に関するディスペンサの第6実施形態を示す。
【図13A】 本発明に関するディスペンサの第7実施形態を示す。
【図13B】 本発明に関するディスペンサの第7実施形態を示す。
【図13C】 本発明に関するディスペンサの第7実施形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B42D 5/00 B42D 5/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クローフォード,デニス エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 バイラム,デイビッド シー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 シュリーフ,ラリー エー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ドッターマン,ペリー エス. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 Fターム(参考) 3E014 MC07 3E062 AB10 LA20 LA30 3F062 AA12 AA13 AB10 BA06 BC02 BC05 BF01 BF11 4J004 AA04 AA05 AA10 AA11 AA14 AB01 CB03 CC05 DB02 EA01 EA04 FA08 GA03 4J040 CA011 CA031 DF021 DF031 EK031

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の主面に該基材に接着された少なくとも2つの積層体を
    備えた接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットであって、各積層体は、互い
    に重ねて配置された複数のシートの積層体であり、それらシートの各々は、互い
    に離間した第1端および第2端と該第1端および第2端の間の予め定めた長さと
    を有し、互いに反対側の第1主面および第2主面を有する支持体を具備し、該シ
    ートの主面に設けられる感圧接着剤層を有し、それらシートが、下のシートの表
    面に対する該感圧接着剤層の剥離可能な接着により互いに剥離可能に接着されて
    該積層体を形成し、このとき各シートの該第1端が、該積層体内の隣接するシー
    トの該第2端に整列しており、該複数のシートは、該接着剤層と該積層体内で該
    接着剤層が剥離可能に接着される該隣接するシートの該表面との間で該第1端に
    隣接する該複数のシートの各々の第1端部分に沿って第1接着レベルを提供して
    、該第1端部分に沿って隣接シートの表面の容易な分離を可能にする第1剥離手
    段と、該接着剤層と該積層体内の該隣接するシートの該表面との間で該第2端に
    隣接する該複数のシートの各々の第2端部分に沿って第2接着レベルを提供する
    第2剥離手段とを有し、該第2接着レベルが、該第1端部分に沿った剥離力より
    大きくかつ、該シートの分離中に、該第1端部分に沿って該積層体内の該隣接す
    るシートに該シートを強固に接着するとともに、該第2端部分に沿って該積層体
    から該シートを剥ぎ取ることを可能にする剥離力を提供する、接着剤塗布シート
    群の複数の積層体のセット。
  2. 【請求項2】 前記基材が剛性弓状基材またはコアであり、前記接着剤塗布
    シート群の複数の積層体が、該弓状基材の外面または該コアの外面に接着されて
    いる接着剤塗布シート群の複数の積層体のセット。
  3. 【請求項3】 前記基材が、可撓性基材である請求項1記載の接着剤塗布シ
    ート群の複数の積層体のセット。
  4. 【請求項4】 前記基材が、前記接着剤塗布シート群の複数の積層体が接着
    される側の反対側に、該接着剤塗布シート群のセットを表面に接着する取付手段
    を備える請求項3記載の接着剤塗布シート群の複数の積層体のセット。
  5. 【請求項5】 前記可撓性基材が、互いに反対側の第1端と第2端とを有し
    、前記複数の積層体が、該第2端から該第1端に向かって互いに隣接して該可撓
    性基材の一面に接着され、該可撓性基材の一部を該第1端で前記接着剤塗布シー
    ト群の複数の積層体からフリーな状態にして、該接着剤塗布シート群の複数の積
    層体のセットに前縁を提供する、請求項3記載の接着剤塗布シート群の複数の積
    層体のセット。
  6. 【請求項6】 前記第2端に前記接着剤塗布シート群の複数の積層体からフ
    リーな部分を更に備える請求項5記載の接着剤塗布シート群の複数の積層体のセ
    ット。
  7. 【請求項7】 前記可撓性基材が、互いに反対側の第1端と第2端とを有し
    、前記接着剤塗布シート群の複数の積層体が、該第1および第2端の間の連続的
    なストリングとして該可撓性基材に接着されており、該可撓性基材が、該第1端
    および該第2端の一方において該接着剤塗布シート群の積層体に隣接して接着さ
    れたダミーパッドを更に具備する請求項3記載の接着剤塗布シート群の複数の積
    層体のセット。
  8. 【請求項8】 前記接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットが、ロール
    またはベルトの形状である請求項3〜7のいずれか1項記載の接着剤塗布シート
    群の複数の積層体のセット。
  9. 【請求項9】 前記接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットが、前記前
    縁がそこを通って延在する開口を有する円筒状ホルダに収容される請求項3記載
    の接着剤塗布シート群の複数の積層体のセット。
  10. 【請求項10】 前記可撓性基材が、プラスチックフィルムと紙とからなる
    グループから選択される請求項3記載の接着剤塗布シート群の複数の積層体のセ
    ット。
  11. 【請求項11】 シート群の積層体からシート群を分与するディスペンサで
    あって、該シート群の積層体は、各積層体が基材に接着される接着剤塗布シート
    群の複数の積層体のセットからの積層体であり、該ディスペンサは、該ディスペ
    ンサの形状を規定する複数の壁と、該積層体からのシート群をそこを通して分与
    できる該複数の壁の1つに設けた開口を備える分与手段と、該分与手段の該開口
    の下に該接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットの各積層体の搬送を可能に
    する手段と、を備えるディスペンサ。
  12. 【請求項12】 前記接着剤塗布シート群のセットの各積層体の搬送を可能
    にする前記手段が、前記分与手段の前記開口に連結する搬送チャネルを備える請
    求項11記載のディスペンサ。
  13. 【請求項13】 前記複数の壁が、底壁と、該底壁の反対側の上壁と、互い
    に反対側の前壁および後壁と、互いに反対側の両側壁とを備え、該前壁が、前記
    搬送チャネルに連結する開口を有すると共に、少なくとも前記接着剤塗布シート
    群の積層体の前記基材が該開口を通過できるような寸法を有する請求項12記載
    のディスペンサ。
  14. 【請求項14】 前記複数の壁が、底壁と、該底壁の反対側の上壁とを備え
    、該上壁が、前記分与手段の前記開口を備え、前記ディスペンサが、前記接着剤
    塗布シート群の複数の積層体のセットを保持するキャビティを更に備え、該キャ
    ビティが、該接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットを該キャビティから該
    分与手段の該開口に搬送できるように前記搬送チャネルに連結されている請求項
    13記載のディスペンサ。
  15. 【請求項15】 前記ディスペンサが、互いに反対側の両側壁と、対向する
    前後壁と、前記キャビティとを具備し、前記搬送チャネルが、該ディスペンサの
    該側壁の1つを通って延在する請求項14記載のディスペンサ。
  16. 【請求項16】 前記接着剤塗布シート群のセットの前記搬送の手段が、該
    接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットを取付けることができる搬送可能キ
    ャリヤを備える請求項11記載のディスペンサ。
  17. 【請求項17】 前記搬送可能キャリヤが、軸方向に延びるスロットを任意
    に備えるホイールを備える請求項16記載のディスペンサ。
  18. 【請求項18】 前記ディスペンサの前記複数の壁の少なくとも1つの少な
    くとも一部が、取外し可能であるかまたは丁番付けにする請求項11記載のディ
    スペンサ。
  19. 【請求項19】 シート群の積層体からシート群を分与するディスペンサで
    あって、該シート群の積層体が、接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットか
    らの積層体であり、該ディスペンサが、該ディスペンサの形状を規定する複数の
    壁と、該接着剤塗布シート群の複数の積層体のセットを収容できるキャビティと
    、該キャビティへのアクセスを可能にする開口を備えた壁と、該積層体からのシ
    ート群を分与できる窓を備えた分与手段とを備え、該分与手段が、該接着剤塗布
    シート群の複数の積層体のセットの各積層体を該分与手段の窓の下に導くことが
    できるように搬送可能であるディスペンサ。
  20. 【請求項20】 前記分与手段の前記開口を備える前記壁が弓状である請求
    項19記載のディスペンサ。
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