JP2013163746A - 食品容器封緘用粘着テープ - Google Patents

食品容器封緘用粘着テープ Download PDF

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Abstract

【課題】
封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れ、かつ、安全性の高い、食品容器封緘用の粘着テープを提供する。
【解決手段】
基材層と粘着剤層とを有する食品容器封緘用粘着テープであって、前記粘着剤層が、少なくとも、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤から形成されたものであることを特徴とする食品容器封緘用粘着テープ。
【選択図】 図3

Description

本発明は、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れ、かつ、安全性の高い、食品容器封緘用の粘着テープに関する。
近年、惣菜、漬物、野菜、果物、鮮魚、肉類、鶏卵、及び菓子等の食品類の流通過程において、これらの食品類をプラスチック製容器等に入れ、粘着テープを用いて封緘することが行われている。
粘着テープを用いて容器を封緘する場合、通常、図1に示すように、粘着テープは折り曲げられて、容器周縁部の容器本体と蓋が重なった部分に貼付される。このため、貼着面積が小さくなり易く、使用中に粘着テープが剥がれるという問題があった。
特に、卵用容器のように、本体と蓋が一体となり、折り曲げて用いる容器を封緘する場合や、封緘後、容器ごと食品を低温下で保存する場合に、この問題が起き易かった。
また、この問題を解消するために、粘着力が強い粘着テープを用いると、封緘された容器を開封するときに粘着テープがちぎれたり、粘着テープの剥離後に、容器に糊残りが生じるという問題があった。
したがって、食品容器封緘用の粘着テープは、封緘性に優れることに加えて、易開封性や再剥離性に優れることが求められる。
このような特性を有する粘着テープとして、特許文献1には、基材の片面に、ジエン系ゴムを含む下塗り層を介して、ゴム系粘着剤を含む粘着剤層を有する食品容器封緘用粘着テープが記載されている。
しかしながら、ゴム系粘着剤を用いる粘着テープは、通常、粘着剤層を形成する際にトルエン等の有害な有機溶剤が用いられるため、粘着剤層中にこれらの有機溶剤が残存するおそれがあった。
したがって、安全性の観点から、トルエン等の有害な有機溶剤を使用しなくても容易に製造することができる、食品容器封緘用粘着テープが望まれていた。
特開2006−104290号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れ、かつ、安全性の高い、食品容器封緘用の粘着テープを提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤を用いて形成された粘着剤層を有する粘着テープは、目的の性能を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明によれば、以下の(1)〜(6)の食品容器封緘用粘着テープが提供される。
(1)基材層と粘着剤層とを有する食品容器封緘用粘着テープであって、前記粘着剤層が、少なくとも、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤から形成されたものであることを特徴とする食品容器封緘用粘着テープ。
(2)前記基材層が、厚みが10〜40μmのポリエステルフィルムからなるものである、(1)に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
(3)前記ロジンエステル化合物が、軟化点が90〜140℃、水酸基価が20〜80mgKOH/gのものである、(1)又は(2)に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
(4)前記アクリル系共重合体が、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位の含有量が、全繰り返し単位中80〜99質量%のものである、(1)〜(3)のいずれかに記載の食品容器封緘用粘着テープ。
(5)前記粘着剤層が、ゲル分率が50〜70%のものである、(1)〜(4)に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
(6)前記食品容器が、プラスチック製の容器である、(1)〜(5)に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
本発明によれば、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れ、かつ、安全性の高い、食品容器封緘用の粘着テープが提供される。
粘着テープで封緘された容器の周縁部(容器本体と蓋の重なり部分)の拡大断面図である。 封緘前の食品容器(本体と蓋が一体の食品容器)の斜視図である。 粘着テープで封緘された食品容器の斜視図である。 粘着テープで封緘された食品容器の斜視図である。
本発明の食品容器封緘用粘着テープ(以下、「本発明の粘着テープ」と略記することがある。)は、基材層と粘着剤層とを有する食品容器封緘用粘着テープであって、前記粘着剤層が、少なくとも、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤から形成されたものであることを特徴とする。
(基材層)
本発明の粘着テープの基材層は、粘着剤層を担持でき、十分な柔軟性と強度を有するものであれば特に制限されず、公知の樹脂フィルムを用いることができる。
樹脂フィルムの材質としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂;ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂等のポリエステル樹脂;ポリ塩化ビニル樹脂;ポリカーボネート樹脂;等が挙げられる。なかでも、柔軟性と強度のバランスに優れるフィルムを容易に得ることができることから、ポリエステル樹脂が好ましい。
樹脂フィルムは、その表面にプライマー処理やコロナ処理等が施されたものであってもよい。これらの処理を施すことで、隣接する層との密着性を向上させることができる。
基材層の厚みは、通常、10〜40μm、好ましくは、15〜35μmである。厚みがこの範囲内にあることで、貼着、剥離等の作業性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
(粘着剤層)
本発明の粘着テープの粘着剤層は、少なくとも、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤から形成されたものである。
本発明に用いるアクリル系共重合体は、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有する共重合体である。該共重合体は、ランダム共重合体であっても、ブロック共重合体であってもよい。
前記アクリル系共重合体は、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位を有する。前記アクリル系共重合体がn−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位を有することで、低温時においても粘着性に優れる粘着剤層が形成されるため、封緘性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
前記アクリル系共重合体中におけるn−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位中、通常、80〜99質量%、好ましくは、80〜94質量%、より好ましくは、80〜90質量%である。n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位の含有量がこの範囲であることで、低温時においても粘着性に優れる粘着剤層が形成されるため、封緘性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
前記アクリル系共重合体は、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位を有する。前記アクリル系共重合体が水酸基含有単量体由来の繰り返し単位を有することで、ポリイソシアネート化合物と反応して粘着剤層中に架橋構造が形成されるため、再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
水酸基含有単量体は、ポリイソシアネート化合物と反応して架橋構造を形成し得るものであれば、特に限定されない。
水酸基含有単量体の炭素数は、通常、3〜15、好ましくは、3〜10である。
水酸基含有単量体としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル化合物;2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニルエーテル、8−ヒドロキシオクチルビニルエーテル等の水酸基含有アルキルビニルエーテル化合物;N−メチロール(メタ)アクリルアミド等の水酸基含有(メタ)アクリルアミド化合物;等が挙げられる。
これらの中でも、架橋構造を形成し易いことから、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル化合物が好ましく、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートがより好ましい。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」は、「アクリル又はメタクリル」を意味する。
水酸基含有単量体は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
前記アクリル系共重合体中における水酸基含有単量体由来の繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位中、通常、0.05〜1.0質量%、好ましくは、0.1〜0.8質量%である。水酸基含有単量体由来の繰り返し単位量がこの範囲内であることで、十分な初期粘着力と凝集性を有する粘着剤層が形成されるため、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
前記アクリル系共重合体は、カルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有する。前記アクリル系共重合体がカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有することで、この共重合体は、親水性基を有する他の粘着剤成分や被着体との親和性に優れ、また、架橋構造を形成し得るものとなる。この結果、初期粘着力と凝集性のバランスに優れ、均一な粘着剤層が形成されるため、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
カルボキシル基含有単量体は、カルボキシル基を含有し、上記特性を有する共重合体を形成し得るものであれば、特に限定されない。
カルボキシル基含有単量体の炭素数は、通常、3〜15、好ましくは、3〜10である。
カルボキシル基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等が挙げられる。
これらの中でも、上記特性を有する共重合体が得られ易いことから、アクリル酸及びメタクリル酸が好ましく、アクリル酸がより好ましい。
カルボキシル基含有単量体は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
前記アクリル系共重合体中におけるカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位中、通常、0.5〜10質量%、好ましくは、1〜5質量%である。カルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位量がこの範囲内にあることで、十分な初期粘着力と凝集性を有する粘着剤層が形成されるため、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
前記アクリル系共重合体は、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステル由来の繰り返し単位(ただし、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位を除く。同様に、以下の説明においても、「n−ブチルアクリレート」は、「(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステル」には含まれない。)をさらに有していてもよい。前記アクリル系共重合体にこの繰り返し単位を含ませることで、粘着剤の粘着特性の制御が容易になる。
(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステルとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中でも、(メタ)アクリル酸の炭素数4〜8のアルキルエステル(ただし、n−ブチルアクリレートを除く。)が好ましく、n−ブチルメタクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、及びn−オクチル(メタ)アクリレートがより好ましく、イソブチルメタクリレートがさらに好ましい。
(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステルは、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
前記アクリル系共重合体が(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステル由来の繰り返し単位を有する場合、前記アクリル系共重合体中の(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステル由来の繰り返し単位の含有量は、全繰り返し単位中、好ましくは、5〜19質量%、より好ましくは、5〜15質量%である。(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のアルキルエステル由来の繰り返し単位量がこの範囲内にあることで、凝集性を損なわずに、粘着剤層の初期粘着性を高めることができるため、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
前記アクリル系重合体は、その他の単量体由来の繰り返し単位を有していてもよい。
その他の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル化合物;スチレン、ビニルピリジン等の芳香族ビニル化合物等が挙げられる。
前記アクリル系共重合体は、n−ブチルアクリレート、水酸基含有単量体、カルボキシル基含有単量体等の単量体混合物を用いて、公知の重合方法により製造することができる。
重合方法は、特に制限されず、塊状重合、溶液重合、分散重合、乳化重合等が挙げられる。これらの重合反応の開始方法としては特に限定されず、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、アゾイソブチロイルニトリル等の熱重合開始剤を使用する方法;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾフェノン等の光重合開始剤と、紫外線照射、電子線照射等とを使用する方法;等が挙げられる。
前記アクリル系共重合体の重量平均分子量は、200,000〜1,500,000が好ましく、600,000〜1,000,000がより好ましい。重量平均分子量が200,000以上であることで、十分な凝集性を有する粘着剤層が形成される。また、重量平均分子量が1,500,000以下であることで、塗工等の作業性に優れる粘着剤を得ることができる。
なお、重量平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)法により測定したポリスチレン換算の値である。
本発明に用いるロジンエステル化合物は、天然ロジン類や加工ロジン類等のロジン系化合物とアルコールとのエステル化合物であり、粘着付与樹脂として機能し得るものであれば、特に限定されない。
前記天然ロジン類としては、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジン等が挙げられ、前記加工ロジン類としては、天然ロジン類を重合、変性、及び不均化等の処理を行って得られるものが挙げられる。
前記アルコールとしては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、イソアミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−オクチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール等の1価アルコール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール等の2価アルコール;グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の3価アルコール;ペンタエリスリトール、ジグリセリン等の4価アルコール;等が挙げられる。
エステル化反応は、ロジン系化合物とアルコールとを触媒存在下で加熱する方法等の公知の方法により行うことができる。触媒としては、酢酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触媒;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物;水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物;酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化錫等の金属酸化物;等が挙げられる。
ロジンエステル化合物は、軟化点が、通常、90〜140℃、好ましくは、95〜130℃のものである。軟化点が90℃以上のものを用いることで、封緘性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。また、軟化点が140℃以下のものは、アクリル系共重合体との相溶性に優れ、このものを用いることで低温粘着性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
なお、軟化点は、JIS K5601−2−2に準ずる環球法により測定された値である。
ロジンエステル化合物は、水酸基を有するものが好ましい。ロジンエステル化合物が水酸基を有することで、後述するポリイソシアネート化合物のイソシアネート基と反応して架橋構造が形成したり、アクリル系共重合体中のカルボキシル基と水素結合が形成するため、凝集性に優れる粘着剤層が形成される。
ロジンエステル化合物は、水酸基価が、通常、20〜80mgKOH/g、好ましくは、25〜60mgKOH/gのものである。水酸基価が20mgKOH/g以上のものを用いることで、封緘性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。また、水酸基価が80mgKOH/g以下のものを用いることで、低温粘着性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
なお、水酸基価は、JIS K0070:1992に記載の中和滴定法により測定された値である。
ロジンエステル化合物は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
アクリル系粘着剤中のロジンエステル化合物の含有量は、アクリル系粘着剤の樹脂固形分100質量部に対して、通常、10質量部以上、好ましくは、10〜30質量部である。ロジンエステル化合物が10質量部以上であることで、封緘性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。また、ロジンエステル化合物が30質量部以下であることで、密着性に優れる粘着テープをより容易に得ることができる。
本発明に用いるポリイソシアネート化合物は、粘着剤層中で水酸基やカルボキシル基と反応して架橋構造を形成し得るイソシアネート基を2以上有するものであれば、特に制限されない。
ポリイソシアネート化合物としては、トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂肪族又は脂環式ジイソシアネート化合物;トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネート3量体付加物;トリフェニルメタントリイソシアネート、メチレンビス(4−フェニルメタン)トリイソシアネート等のトリイソシアネート化合物;等が挙げられる。
ポリイソシアネート化合物は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
ポリイソシアネート化合物の含有量を調整することで、粘着剤層中の架橋形成量を調節することができる。
アクリル系粘着剤中のポリイソシアネート化合物の含有量は、アクリル系粘着剤の樹脂固形分100質量部に対して、通常、0.1〜10質量部、好ましくは、0.2〜5質量部である。ポリイソシアネート化合物の含有量が上記範囲内にあることで、十分な初期粘着力と凝集性を有する粘着剤層が形成されるため、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れる粘着テープを容易に得ることができる。
アクリル系粘着剤は、本発明の効果を損ねない範囲で、他の粘着付与樹脂や架橋剤を含有してもよい。
他の粘着付与樹脂としては、C5系(脂肪族系)樹脂、C9系(芳香族系)樹脂等の石油樹脂;α−ピネン、β−ピネン重合体、ジテルペン重合体、α−ピネン−フェノール共重合体等のテルペン化合物又はその誘導体;キシレン樹脂又はその変成体;等が挙げられる。
他の架橋剤としては、エチレングリコールグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールグリシジルエーテル等のエポキシ系架橋剤;トリス−2,4,6−(1−アジリジニル)−1,3,5−トリアジン、トリス〔1−(2−メチル)アジリジニル〕ホスフィノキシド等のアジリジン系架橋剤;アルミニウムキレート、チタンキレート等のキレート系架橋剤等;等が挙げられる。
アクリル系粘着剤は、公知の添加剤を含有することができる。公知の添加剤としては、光安定剤、酸化防止剤、軟化剤、老化防止剤、填料、着色剤等が挙げられる。
アクリル系粘着剤は、前記アクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、イソシアネート化合物、及び所望により添加剤等を、適当な溶媒中に溶解又は分散することで調製することができる。
調製に用いる溶媒としては、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトン等のケトン系溶媒;ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒;等が挙げられる。これらの中でも、粘着剤層中に溶媒が残存した場合であっても、食品容器封緘用として十分な安全性を有するテープを得ることができることから、エステル系溶媒が好ましく、酢酸エチルがより好ましい。また、トルエン等の、人体に対する毒性が比較的高い溶媒は使用しないことが好ましい。
粘着剤層は、後述するように、アクリル系粘着剤を塗工し、これを乾燥することで得ることができる。
粘着剤層の厚みは、特に制限されないが、通常、5〜100μm、好ましくは、10〜60μmである。
粘着剤層は、架橋構造が適度に形成されたものである。架橋構造の形成度合いは、ゲル分率を測定することで判断することができる。ゲル分率は、実施例に記載した方法によって求めることができる。
本発明の粘着テープのゲル分率は、50〜70%が好ましい。ゲル分率がこの範囲内の粘着テープは、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れるものとなる。
(食品容器封緘用粘着テープ)
本発明の粘着テープは、前記基材層と粘着剤層とを有するものである。また、本発明の粘着テープは、これらの層に加えて、その他の層を有していてもよい。
本発明の粘着テープにおいて、基材層と粘着剤層は隣接していてもよいし、これらの層の間に、印刷層等が存在していてもよい。
本発明の粘着テープは、粘着剤層を保護する剥離シートを有していてもよい。
剥離シートとしては、上質紙、クレーコート紙、グラシン紙などの紙基材;これら紙基材にポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹脂フィルムをラミネートしたラミネート紙;上記紙基材にセルロースや澱粉、ポリビニルアルコール、アクリル−スチレン樹脂等の目止め処理を行った剥離基材;ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のフィルム基材;等公知のものを用いることができる。
剥離シートの厚みは、特に制限されず、適宜選定すればよい。
本発明の粘着テープは、基材層の背面(粘着剤層とは逆の面)に背面処理層を有していてもよい。ロール状に巻き取られた粘着テープを用いて食品容器を封緘する際、背面処理層を有する粘着テープであれば、剥離シートを有しないものであっても、容易にロールから引き出すことができる。
本発明の粘着テープが背面処理層を有する場合、基材層と背面処理層の間に印刷層を有していてもよい。
本発明の粘着テープの幅は、特に制限されず、通常、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。
本発明の粘着テープの製造方法は特に制限されない。例えば、基材層用の樹脂フィルムの片面に、前記アクリル系粘着剤を塗工し、得られた塗膜を乾燥させ、必要に応じて剥離シートを貼り合わせて粘着シートを製造し、これを所定の幅に切断することで本発明の粘着テープを得ることができる。
また、剥離シートを別に用意し、剥離シートの剥離剤層面に前記アクリル系粘着剤を塗布し、得られた塗膜を乾燥させ、これを基材層用の樹脂フィルムと貼り合わせることで粘着シートを製造し、これを切断してもよい。
アクリル系粘着剤を塗布する方法は、特に制限されない。例えば、エアーナイフコーター、ブレードコーター、バーコーター、グラビアコーター、ロールコーター、ロールナイフコーター、カーテンコーター、ダイコーター、ナイフコーター、スクリーンコーター、マイヤーバーコーター、キスコーター等の公知の塗工装置を用いる方法が挙げられる。
本発明の粘着テープは、少なくとも、前記アクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、及びポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤を用いて形成された粘着剤層を有するものである。
このため、本発明の粘着テープは、貼着面積が小さくても十分な粘着力を有し、低温下であっても、粘着力が低下しにくいものである。また、粘着テープを被着体から剥離する際は、容易に剥がすことができ、糊残りの問題も生じない。
さらに、本発明の粘着テープは、粘着剤層を形成する際にトルエン等の溶媒を用いる必要がないため、安全性の高いものである。
このように、本発明の粘着テープは、封緘性、易開封性、及び再剥離性に優れ、かつ、安全性の高いものであるため、食品容器封緘用の粘着テープとして好適に用いられる。
本発明の粘着テープは、食品容器の材質には特に制限されず、紙製容器、プラスチック製容器等の公知の食品容器を封緘する際に用いられる。なかでも、本発明の粘着テープの特性が発揮され易いことから、ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等のプラスチック製の容器を封緘する際に好ましく用いられる。
特に、本発明の粘着テープの優れた封緘性が発揮され易いことから、本発明の粘着テープは、タマゴパックのように、本体と蓋が一体となった容器(封緘後においても元の開いた状態に戻る力が常に働く容器)を封緘する際や、封緘後に低温(例えば、−5〜15℃)で保存されるような容器を封緘する際に、好適に用いられる。
本発明の粘着テープを用いて食品容器を封緘する場合、通常、粘着テープは折り曲げられて、容器周縁部(容器本体と蓋が重なった部分)に貼付される。
例えば、図2に示すような蓋aと容器本体bからなる食品容器を封緘する場合、図3に示すように、容器周縁部の一辺の全てを被うように粘着テープを貼付してもよいし(粘着テープ4)、図4に示すように、容器周縁部の一辺の一部に粘着テープを貼付してもよい(粘着テープ5)。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例になんら限定されるものではない。
実施例及び比較例において用いた化合物の詳細を以下に示す。
(1)単量体
n−BA:n−ブチルアクリレート
i−BMA:イソブチルメタクリレート
AA:アクリル酸
2−HEA:2−ヒドロキシエチルアクリレート
2−EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
(2)ロジンエステル化合物
ロジンエステル化合物1:重合ロジンのペンタエリスリトールエステル化物(荒川化学工業社製、ペンセルD−125、軟化点125℃、水酸基価31mgKOH/g)
ロジンエステル化合物2:水添ロジンのペンタエリスリトールエステル化物(荒川化学工業社製、パインクリスタルKE−359、軟化点100℃、水酸基価42.5mgKOH/g)
ロジンエステル化合物3:特殊ロジンエステル(荒川化学工業社製、スーパーエステルA−125、軟化点125℃、水酸基価15mgKOH/g)
ロジンエステル化合物4:水添ロジンエステル(荒川化学工業社製、パインクリスタルKE−311、軟化点95℃、水酸基価<10mgKOH/g)
(3)ポリイソシアネート化合物
ポリイソシアネート化合物1::トリメチロールプロパン変性トリレンジイソシアネート(日本ポリウレタン社製、コロネートL、分子量657、固形分濃度75質量%)
ポリイソシアネート化合物2:トリメチロールプロパン変性キシリレンジイソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、タケネートD110N、分子量698、固形分濃度75質量%)
〔実施例1〕
温度計、攪拌機、還流冷却菅、及び窒素ガス導入菅を備えた反応装置に、n−BA 87.5質量部、i−BMA 10質量部、AA 2.0質量部、2−HEA 0.5質量部、及び酢酸エチル 80質量部、及びベンゾイルパーオキサイド 0.03質量部を仕込み、窒素ガス雰囲気下、70℃で共重合反応を行い、重量平均分子量(Mw)83万、分子量分布(Mw/Mn)3.8のアクリル系共重合体1を含む溶液を得た。
得られたアクリル系共重合体1を含む溶液に、その樹脂固形分100質量部に対して、5質量部のロジンエステル化合物1、7.5質量部のロジンエステル化合物2、0.8質量部のポリイソシアネート化合物1を酢酸エチルで希釈しながら均一に添加して、40質量%のアクリル系粘着剤1を得た。
ポリエステルフィルム(東レ社製、ルミラーS−15、厚さ25μm)の片面に、長鎖アルキル樹脂系剥離剤(日本触媒社製、RP−20)を乾燥厚が2μmになるようにマイヤーバーを用いて塗工し、得られた塗膜を乾燥させて、基材層用樹脂フィルムを作製した。
次に、上記基材層用樹脂フィルムの剥離処理を施した面とは反対側の面に、アクリル系粘着剤1を乾燥厚が15μmになるようにマイヤーバーを用いて塗工し、得られた塗膜を乾燥させて粘着シート1を得た。この粘着シート1を15mm幅に切断して、試験用の粘着テープ1とした。
〔実施例2〜11、比較例1〜3〕
第1表に記載のアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、及びポリイソシアネート化合物を用いて、実施例1と同様の方法で粘着テープ2〜14を作製した。
実施例及び比較例で得られた粘着テープ1〜14(又は粘着シート1〜14)を用いて、以下の測定及び試験を行った。
(1)ゲル分率
粘着シート1〜14から粘着剤層約500mgをそれぞれ剥ぎ取り、剥ぎ取った粘着剤を300メッシュのテフロン(登録商標)製ネットに包み、これを秤量した(このときの秤量値をM1とする。)。次いで、このネットを酢酸エチル中に72時間浸漬させた後、120℃で3時間乾燥し、これを秤量した(このときの秤量値をM2とする。)。
M1及びM2を用いて、以下の式よりゲル分率を算出した。
Figure 2013163746
(2)粘着力試験
粘着テープ1〜14を、それぞれアモルファスポリエチレンテレフタレート製シートに、23℃で2kgローラーを1往復させて貼り付けた。その直後に、剥離角度180°、剥離速度300mm/分で粘着テープ1〜14を剥がし、このときの粘着力(N/15mm)を測定した。
(3)封緘性評価
長さが250mmの粘着テープ1〜14を、それぞれアモルファスポリエチレンテレフタレート製タマゴパックの一辺の全部に貼り付けてタマゴパックを封緘し、これを5℃で72時間静置した。その後、粘着テープ1〜14の剥がれや浮きの有無を目視で調べ、以下の基準により封緘性を評価した。
○:浮きがない。
△:一部に浮きがある。
×:全面に浮きがある。
(4)再剥離性評価(プラスチック製食品容器への糊残りの有無)
長さが250mmの粘着テープ1〜14を、それぞれアモルファスポリエチレンテレフタレート製タマゴパックに貼り付けて、5℃、23℃、40℃で、それぞれ72時間静置した。その後、タマゴパックから粘着テープを剥がして、タマゴパックへの糊残りの発生の有無を目視で調べ、以下の基準により再剥離性を評価した。
○:糊残りがない。
△:一部に糊残りがある。
×:全面に糊残りがある。
Figure 2013163746
第1表から以下のことがわかる。
実施例1〜11の粘着テープ1〜11は、適度な粘着力を有し、封緘性及び再剥離性に優れている。特に、好ましいアクリル系共重合体とロジンエステル化合物を用いた実施例1〜6の粘着テープ1〜6は、さらに優れた性能を有する。
一方、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位を有しないアクリル系共重合体を用いる比較例1の粘着テープ12は、粘着剤層のゲル分率が極めて小さい値になり、糊残りが全面に認められた。
また、カルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有しないアクリル系共重合体を用いる比較例2の粘着テープ13も、粘着剤層のゲル分率が小さい値になり、糊残りが全面に認められた。
また、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位を有しないアクリル系共重合体を用いる比較例3の粘着テープ14は、粘着力が大きすぎて、剥離しにくいものである。
1・・・・蓋の端部
2・・・・容器本体の端部
3・・・・粘着テープ
4・・・・容器の一辺の全部に貼付された粘着テープ
5・・・・容器の一辺の一部に貼付された粘着テープ
a・・・・蓋部
b・・・・容器本体部

Claims (6)

  1. 基材層と粘着剤層とを有する食品容器封緘用粘着テープであって、
    前記粘着剤層が、少なくとも、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位、水酸基含有単量体由来の繰り返し単位、及びカルボキシル基含有単量体由来の繰り返し単位を有するアクリル系共重合体、ロジンエステル化合物、並びに、ポリイソシアネート化合物を含有するアクリル系粘着剤から形成されたものであることを特徴とする食品容器封緘用粘着テープ。
  2. 前記基材層が、厚みが10〜40μmのポリエステルフィルムからなるものである、請求項1に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
  3. 前記ロジンエステル化合物が、軟化点が90〜140℃、水酸基価が20〜80mgKOH/gのものである、請求項1又は2に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
  4. 前記アクリル系共重合体が、n−ブチルアクリレート由来の繰り返し単位の含有量が、全繰り返し単位中80〜99質量%のものである、請求項1〜3のいずれかに記載の食品容器封緘用粘着テープ。
  5. 前記粘着剤層が、ゲル分率が50〜70%のものである、請求項1〜4に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
  6. 前記食品容器が、プラスチック製の容器である、請求項1〜5に記載の食品容器封緘用粘着テープ。
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