JPH0257227A - 除麈パツド - Google Patents

除麈パツド

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JPH0257227A
JPH0257227A JP63210033A JP21003388A JPH0257227A JP H0257227 A JPH0257227 A JP H0257227A JP 63210033 A JP63210033 A JP 63210033A JP 21003388 A JP21003388 A JP 21003388A JP H0257227 A JPH0257227 A JP H0257227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
dust
sheet
adhesion
fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP63210033A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideho Uchida
内田 秀穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication of JPH0257227A publication Critical patent/JPH0257227A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、衣服に付着しているほこb 、1r、容易か
つ確実に除去し携帯、保管に便利な除塵パッドに関する
(従来の技術) 衣服についたほこシt−除去するには通常ブラシがけす
る方法が行なわれている。しかし乍ら、礼服、濃色のス
ーツ、制服を淘用し、外出先で付着したほこりを除去す
る方法には適当な用具がなかった。
又半導体工場、製薬工場、食品工場など清潔度を要する
作業場においては塵埃の管理は極めて重要な事項であシ
、無塵服の着用、室内のクリーンルーム化、出入口のエ
アーシャワーニヨル除塵などの方法が取られているがこ
れらの環境の中で作業中に衣服についた塵埃、生産物か
ら発生する微粉が衣服に付着した場合、その場で簡便に
除去する方法がない。
最近になって#よこυ除去のため、粘着剤を有するシー
トをロール状に捲いて柄を取シつけ、床などの汚染物上
に接触させながら回転し、はこシ、塵埃を付着させその
粘着シートの最外層が汚れたら遂次はがしとることによ
って除塵するロールタイプのものが使用され始めている
(発明が解決しようとする問題点) しかしこのような粘着シートよシなるロールは円筒体で
あること、回転させる丸めの治具が必要で、携帯用とし
ての使用には不便であシ、又着用衣服への応用には不適
である。
これらの問題点を解決するためには粘着剤を有するシー
ト積層体を携帯に便利な大きさに裁断して使用するのが
最も合理的である。
しかし乍ら粘着剤によりはこシを除去する場合、特に高
価な衣服や無塵を必要とする無塵服に付着している#ミ
こシを粘着面で衣服を軽く九\いて除去しようとする時
、衣服t−構成する1本1本の繊維間に入シ込んでいる
11こシを除去するだけの充分な粘着力を必要とし、か
つ、粘着剤が衣服に移行したシ、衣服を毛羽立たせたシ
することがないようにすることが極めて重要である。
このような状況に鑑み、これらの問題点を解決するため
粘着剤の粘着特性の面から鋭意検討した結果本発明に到
達した。
(問題を解決するための手段) 即ち、本発明の要旨は表面に粘着剤を有するシートを複
数枚積層してなる除塵パッドにおいて、衣服に付着して
いるほこシを除去出来かつ衣服への粘着剤の移行がなく
、布地の毛羽立ちのない粘着剤の特性を規定することに
める。
先ず、アクリル系粘着剤を常法により塗布し、各種の粘
着力を有する粘着性シートを作成し、J工8 Z 02
57  において規定されている180゜剥離法に基づ
く粘着力、及びJ、 Dow法によるポールタックを測
定し、これらと布に付着する塵埃の除去能、布の毛羽立
ち、粘着剤への粘着剤の移行性との関連性を検討した。
布としては本発明の!5N’な目的である礼服、中高女
子学生制服、半導体製造工場で用いられる無塵服を想定
して第1表に示すものを選んだ。
夫々代表的規格の布地を5 cm X 5 cmの大き
さに裁断し、J工S Z 8901  規定の関東ロー
ム試験用ダスト(中位径2μ)1qを布地の表面に均一
に散布した。
第1表 そして、同じ大きさの粘着フィルムの粘着面を関東ロー
ムを散布した布地に接触させ10?/ a+s ”の荷
重をのせて、5分間放置したあと、粘着フィルムをはが
し布地に残存している塵埃量?、ロイコ社製微粒子自動
計測a(モデル245−518)t”用いて光散乱法に
より測定した。又関東ロームを付着させる前の布地に粘
着フィルムを上と同じ条件でriシ合せ、ハく離層生地
の毛羽立ち及び生地への粘漕剤付漕の有無を観察した。
これらの結果の詳細は実施列1−3に示すが、粘着力が
300〜1. OOOf / 25■で、ボールタック
が4〜15の範囲であれば塵埃が除去出来、毛羽立がほ
とんどなく又布地への粘着剤の移行がみられないことが
判明した。
ここに用いるシート材料としてはポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミド等の合成グラスチックフィルムが
最も適している。紙、不織布は使用后積層体から1枚ず
つにかし瑣る時、破れたシ避けたシするので使用に限界
がある。
又織物は本目的には経済性の点で不利である。
合成プラスチックフィルムは経済性の点でポリエチレン
、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系フィルムが最
適であるが少くとも”2oミクロン以上ないと1枚ずつ
剥離しにくく、厚すぎても不経済であシ厚さは20〜1
00ミクロンがよく好ましくは40〜60ミクロンであ
る。
積層枚数は適宜法められるが20〜100枚位が適当で
ある。
粘着剤としてはゴム系、アクリル系など感圧型粘着剤が
使用しうるが、経時変化熱安定性などを考慮するとアク
リル系粘着剤がよい。
きさが適しておシ、−辺4〜7cm5他6〜11譚の矩
形、就中−辺5〜6傭、他辺8〜9(の矩形が最も携帯
に便利である。
更に、この粘着剤を有する積層シートの最上層には除塵
パットの携帯、保管中のべたつ!!を防ぎ、粘着シート
の汚れを保護するカバーが必要である。いろいろな保護
する方法が考えられるが少くとも粘着シート積層体最上
層全面に亘シ軽く加圧した丈けで密着していることが必
要である。
最も簡便で経済的方法としては該粘着シート積層体の底
面、表面、一つの側面を覆い、かつ底面は接層剤、両面
粘着テープなどで固定ちれているカバー分取付けること
である。
カバー材としては粘着シート積層体と密着出来れば特に
問わない。即ちプラスチックシート、合成皮革、表面コ
ートした紙など本目的の為に適宜使用される。
尚粘着シート積層体において、少くとも縁部の一部に粘
着剤朱塗工部又はワッペンをはシ使用済の粘着シートラ
−枚−枚はがし易くすることが必要である。
以下実施列に従って説明する。
実施列1 厚さ60ミクロンのポリエチレンフィルムに条件を変え
てアクリル系粘着剤を塗布し粘着シートを得た。そして
3日間エージング后20℃、65SRH下でJIB−Z
 0237  規定の180°剥離法による粘着力及び
J、 Dow法によるボールタック値を測定した。
一部モデル塵埃物質としてJIS−Z−8901[定の
関東ダスト(中位径2μ)1m”ft”精秤して5X5
I0Mの大きさの第1表に示す黒色に染色されたトスキ
ン上に均一に散布し上から同じ大きさの粘着シートを粘
着剤面と接するように貼合せj O17cm2の荷重勿
かけ5分放置后粘着シートを剥離した。このような試料
6s枚ずつ作シその布地5枚を清浄な空気で充填されて
いる5立方フイートの内容積のボックス中に入れて2分
間ゆすシ、布地から塵埃を脱落させて、そのボックスと
ロイコ社製微粒子自動計測器(モデル245−518)
を連結して毎分1立米フイートの流速で吸引し乍ら、光
散乱法により、塵埃濃度を測定した。
更に同じ布地ドスキ/に粘着シートをはシ合せ10f/
α1の荷重下で5分放置后粘潰シートを剥離し、その布
地の表面の毛羽立ち状況、布地への粘着剤の移行の有無
を光学値顕微鏡により観察し、粘着シートをはシ合せな
い布地と比較検討した。その結果t−巣2表に示す。
第2表 トスギンの場合の粘着シート特性と除塵効果(注)!!
埃濃度は布地自体から発生する塵埃濃度(1589ケ/
ft”)で補正した。
上表においてff15,7,8.10が本発明の範囲に
入るものであるが粘着力300〜1000?/25■で
タック値が4〜15の範囲にあれば除塵能が秀れ、布地
の毛羽立ち、粘′M刑の布地への移行がない。
実施列2 布地としてトスキンの代シに第3表に示す紺色に染色さ
れたサージを用いる他は実m列1と同様の方法によって
検討した。
瀉3表 サージの場合の粘着シートの特性と除塵効果(注)塵埃
濃度は布地自体から発生する塵埃濃度(870ケ/ft
1)で補正した。
上表において、粘着力が500〜1000 f/251
a+でタック値が4〜15である本発明の範囲であnば
除塵能力が優れ、布地の毛羽立ち、粘着剤の布地への移
行がない。
実施列3 布地としてトスキンの代シに果4表に示すポリエステル
フィラメントよυなる無塵服用布を用いた他は実施例と
同様の粘看シート2用いて同様の試験を行った。
第4表 無塵服の場合の粘看シートの特性と除塵効果粘着剤の移
行性 (注) 塵埃濃度は布地自体から発生する塵埃濃度(1rt”)
で補正した。
90ケ/ 上表において粘看力が500〜10002/25−でタ
ック値が4〜15である本発明は除塵能力が優れ、布地
の毛羽立ち、粘着剤の移行がない。
実施例4 背色に着色された60ミクロンの厚さのポリエチレンフ
ィルム上に5ミクロン厚のアクリル系粘着剤f:ar、
布し20枚積層してasXa5a*の大急さに裁断して
除塵パッドを作成した。セしてIIL1ミリの厚さのポ
リプロピレンシートで該積層体の底面、上面及び−側面
を覆うカバーを作シ、積層体の底面とカバーを両面テー
プを介して貼合せ片開きのカバーつき除塵パッドとした
該積層体の粘着シートの粘漬力は500 f/25−で
タック値は6であった。
水晶を羊毛/ポリエステル混の学生制服の除塵性能、制
服の毛羽立ち、粘着剤の付着に関する実用試験を実施し
た。
その結果は除塵効果に優れ布地の損傷がなく、また粘着
剤の布地への移行のないことがわかった。
なお、粘N剤の移行性は除頭パッド使用層布地がべたべ
たするかしなしかで判定した。
(発明の効果) 除去、化粧台、机、灰皿まわシのほこシの除去、寝具家
具のほこシの除去、などにも簡便に使用することができ
、また除去効果も大きい。
手続補正書 平成 1年 9月 3日 1、事件の表示 特願昭63−210033号 2、発明の名称 除塵パッド 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長 永井彌太部 4、代理人   〒104東京都中央区京橋二丁目3番
19号自発補正 6、補正の対象 1)明細書第4頁第15行の「タック」と「を」の間に
「値」を挿入する。
2)明細書第5頁下から4行目の「関東ローム」を「関
東ローム試験用ダスト」に訂正する。
3)明細書第6頁第2行の「関東ローム」を「関東ロー
ム試験用ダスト」に訂正する。
4)同頁第8行の「タック」と「が」の間に「値」を挿
入する。
5)明細書第7頁第11行の「の矩形」を[の正方形も
しくは矩形」に訂正する。
6)明細書第9頁第1行の「関東ダスト」を「関東ロー
ム試験用ダスト」に訂正する。
7)同行のr1mn+gJをr l mgJに訂正する
8)同頁第17行の「光学観顕微鏡」を「光学顕微鏡」
に訂正する。
9)明細書第11頁第1行の「で」と「タック」の間に
「ボール」を挿入する。
10)明細書第13頁第2行の「で」と「タック」の間
に「ボール」を挿入する。
11)明細書第15頁第2行の「で」と「タック」の間
に「ボール」を挿入する。
12)同頁第16行の「で」と「タック」の間に「ボー
ル」を挿入する。
13)明細書第16頁第10行の「大きい。」に次に下
記の文章を加入する。
「本発明の除塵パッドは、その理由は不明であるが、粘
着面に塵埃等が付着して粘着力が低下した粘着シートの
最外層を積層体からはがすと粘着面を内側にしてくるく
るとくるまるので廃棄にあたって手や屑箱内壁等に付着
することなく、廃棄が容易であるという優れた特徴をも
有しているものである。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)表面に粘着剤を有するシートを複数枚積層し、携帯
    用の大きさに裁断した除塵パッドにおいて粘着剤を有す
    るシートの粘着力及びポールタツク値が本文に述べる方
    法により測定した時夫々300〜1000g/25mm
    及び4〜15の範囲内であることを特徴とする除塵パッ
    ド。 2)20〜100ミクロンの厚さを有し片面に粘着剤を
    有するシートを複数枚積層した積層シートを4〜7cm
    ×6〜11cmの正方形もしくは矩形に裁断し該積層シ
    ートの底面は両面粘着テープもしくは接着剤などで固定
    され表面は閉じた時、粘着面と密接するように取付けら
    れた片開きのカバーを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の除塵パツド。
JP63210033A 1988-08-24 1988-08-24 除麈パツド Pending JPH0257227A (ja)

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JP63210033A JPH0257227A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 除麈パツド

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JP63210033A JPH0257227A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 除麈パツド

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JP63210033A Pending JPH0257227A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 除麈パツド

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JP (1) JPH0257227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054996A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ニチバン株式会社 粘着テープ片積層体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021054996A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ニチバン株式会社 粘着テープ片積層体

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