JP2021054773A - メントール誘導体含有組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】メントール由来の臭いの抑制及び清涼感の持続性を有するメントール誘導体含有組成物の提供。【解決手段】(A)メントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、並びに、(B)メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含有させてなる組成物。【選択図】なし

Description

本発明はメントール誘導体を含有する組成物に関する。
メントールは従来から様々な分野に使用されてきている。メントールは血管中枢に作用して、血管弛緩効果を示すことから、貼付剤の原料として、坑菌作用をも有することから、抗菌剤、皮膚洗浄剤、毛髪洗浄剤、口腔用液体として利用されている。また、清涼作用があり、風邪を防いで、散熱、解熱の効果があることから、虫に噛まれた時のかゆみ症、関節炎や神経痛のような痛み、結核、胃腸障害治癒を目的とした医薬品、医薬部外品、食品組成物等に利用されている。さらに、種々の化粧料、入浴剤、毛髪洗浄剤、口腔用液体として、主として清涼感を得るために多くの需要を有している。これらは、主として内用(経口摂取用)、外皮、毛髪若しくは粘膜に適用される。(特許文献1)。
特開2005−194243号公報
メントールを化粧料等に使用する際には、メントール由来の臭いが不快に感じられ問題となることがある。よって、メントールが有する清涼感等を享受可能なまま、メントール由来の臭いの抑制を図ることが期待される。本発明は、メントール由来の臭いの抑制及び清涼感の持続性を有するメントール誘導体含有組成物の提供を目的とする。
本発明者らが鋭意検討した結果、以下の内容の本発明を完成した。
[1](A)下記一般式(1)〜(3)
Figure 2021054773
(但し、Rはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアシル基であり、X及びYはそれぞれ独立に水素原子又はヒドロキシル基である。)のいずれかで表されるメントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、並びに、
(B)メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含有させてなる組成物。
[2]上記(A)メントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、上記(B)メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、の質量比が1:99〜99.5:0.5である[1]又は[2]の組成物
[3]上記組成物に更に(C)クエン酸金属塩を含有させてなる[1]又は[2]の組成物。
[4]上記 (C)のクエン酸金属塩の含有量が0.01〜3.0質量%である[3]の組成物。
本発明によれば、メントール由来の臭いを抑制しつつ高い清涼感の持続性が得られるメメントール誘導体組成物が得られる。本発明の組成物は、従来のメントールの用途に適用可能である。また、メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、メントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を所定の割合で含有するメントール誘導体組成物とすることで上記効果に加えて水溶性を有する組成物とすることができる。当該組成物を化粧料として用いたときにべた付きがなく、肌への滑り感が向上したりする利点がある。
本発明に係る組成物は上記(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、並びに、(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を含有させてなるものである。
本発明においては、メントール誘導体は上記一般式(1)〜(3)のいずれかで表される化合物である。一般式(1)及び(2)におけるRは、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜6のアシル基を表す。Rが水素原子である場合は隣接の酸素原子とともに水酸基を構成し、Rがアシル基である場合は前記水酸基に対する保護基であると解釈することができる。炭素数1〜6のアシル基としては、例えば、アセチル基、ピバロイル基などが挙げられる。
上記一般式(3)におけるX及びYは水素原子又はOH基である。X及びYは、両者同じ官能基であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
一般式(3)においてX及びYがいずれもOH基である場合は、下記一般式(3A)のように記載される。
Figure 2021054773
一般式(3)においてX及びYがいずれも水素原子である場合は、下記一般式(3B)のように記載される。
Figure 2021054773
上記一般式(1)〜(3)のいずれかで表されるメントール誘導体は、遊離酸であってもよいし、アルカリ金属塩であってもよいし、アルカリ土類金属塩であってもよい。分子中に複数のカルボン酸を有する場合、1価の塩を構成していてもよいし、2価の塩を構成していてもよい。塩と遊離酸との相互の変換は、酸処理や塩による処理などにより可能である。
これらメントール誘導体及びそれらの塩は、後述の実施例によって実証されるように、水に溶かして用いることで、メントールが有する清涼感などの効果を享受することができる。したがって、メントールが用いられる用途、例えば、医薬、化粧料や食品などに適用可能である。化粧料という概念には機能性皮膚化粧料が包含され、より具体的には、例えば、皮膚洗浄用の組成物などが挙げられる。
本発明の(1)〜(3)のいずれかで表されるメントール誘導体の製造方法では、所定化学構造のクエン酸無水物誘導体とメントールとをエステル化反応に供することを主たる合成経路とする。
本発明の製造方法で用いるクエン酸無水物誘導体は、クエン酸無水物(citric acid anhydride)の水酸基をアシル基で保護してなる化合物である。具体的には、下記一般式(4)で表される。
Figure 2021054773
一般式(4)において、Yは上述の一般式(3)の場合と同様に、水素原子又はヒドロキシル基である。Zは一般式(3)におけるXと同様に水素原子又はヒドロキシル基であるか、あるいは、−CHCOHである。Zは水素原子であるか又はOR’(ただしR’は炭素数1〜6のアシル基である。)である。以下、一般式(4)のいくつかの例を挙げる。
一般式(4)において、Yが水素原子であり、Zが−CHCOHであり、ZがOR’である場合は、以下の一般式(4A)のように記載することができる。一般式(4A)の化合物は、上述した一般式(1)又は(2)の化合物の製造に有用である。
Figure 2021054773
ここで、OR’は、水酸基を炭素数1〜6のアシル基で保護したと評価することができる。アシル基による保護は、公知のアシル化剤、例えば酸無水物や酸ハライドを用いることにより得られる。より具体的には、クエン酸に対してアシル化剤を作用させることにより、通常は、クエン酸の環化と水酸基の保護が1工程で行える。例えば、クエン酸に対して3〜5モル倍程度のアシル化剤を作用させることが好ましい。クエン酸無水物誘導体を得る際に、酸触媒を用いてもよく、そのような酸触媒としては、ルイス酸及びブレンステッド酸のいずれも使用可能である。具体的には、塩酸、硫酸等の無機酸;p−トルエンスルホン酸等の有機酸といったブレンステッド酸などが挙げられる。
クエン酸無水物誘導体を得る際の溶媒は特に限定は無く、例えば、炭化水素系溶媒、とりわけ、トルエン、ヘプタンなどが挙げられ、これらは混合して用いることもできる。
一般式(4A)の化合物から一般式(1)又は(2)の化合物を得るために、クエン酸無水物誘導体(4A)と、メントール(M)とをエステル化反応に供する。メントールは、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノールであり、この化合物は種々の立体異性体が知られている。本発明では、その立体構造(配置)については特に限定されない。入手の容易性、コストの観点から、好ましくはL−メントールである。
エステル化反応は、通常、溶媒中で、必要に応じて酸又は塩基の共存下で行われる。その例として、上記R’がアセチル基(Ac)であり、ナトリウム塩存在下で反応させる場合のスキームを下記に記載する。この場合、一般式(1)、(2)におけるRがアセチル基(Ac)である。すなわち、一般式(1)、(2)におけるRは、一般式(4A)におけるR’に由来する。
Figure 2021054773
メントール(M)とクエン酸無水物誘導体(4A’)との反応により、メントールの水酸基と、クエン酸無水物誘導体の酸無水物のカルボニル基の片方とが脱水反応をするとともにクエン酸無水物誘導体が開環する。反応するカルボニル基に応じて、上記(1A)と(2A)の化学構造をもつメントール誘導体が生成し、通常は両者の混合物が得られる。この反応では、1molのメントールに対して、1〜2mol程度のクエン酸無水物誘導体の使用が好ましい。
この反応で用いてもよい酸触媒としては、硫酸、燐酸、p−トルエンスルホン酸等のプロトン酸;又は、塩化アルミニウム、塩化亜鉛等のルイス酸といった通常のエステル化反応に用いられるような酸が挙げられる。用いてもよい塩基触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニウム等の無機塩基;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属アルコキシド類;又は、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のアミン類といった通常のエステル化反応に用いられるような塩基が挙げられる。
この反応で使用する溶媒は、原料を溶解し、且つ、反応を妨げないものであれば特に限定されない。具体例として、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;又は、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、クロロエタン、ジクロロエタン、プロピルクロライド、ブチルクロライド等のハロゲン化炭化水素類などが挙げられる。
この反応で用いる溶媒量は特に制限されない。反応温度は、通常、0℃以上、好ましくは15℃以上、より好ましくは40℃以上である。不純物の副生を抑制する観点から、通常150℃以下、好ましくは120℃以下である。
反応時間は、基質、反応温度及び試剤の添加量等に依存するので一概に規定できないが、一般には0.1〜20時間で反応は完結する。このとき、逐次、反応混合物のサンプルを採取して、薄層クロマトグラフィー及び液体クロマトグラフィー等により分析して、反応の進行状況を確認することができる。
このようにして得られるメントール誘導体は、水酸基のための保護基を有している。この保護基は、クエン酸無水物誘導体の一般式(4A)におけるR’基に由来するものである。この保護基を有したメントール誘導体は、本発明に係るメントール誘導体の一形態である。後述する方法で、脱保護することにより水酸基を有するメントール誘導体を得ることもできる。
上記のエステル化反応では、例えば、上記一般式(1)及び(2)のように(具体例は上記化学式(1A)及び(2A))、脱水縮合する個所が異なる化合物の混合物が得られる。混合物から所望の化合物を分離する方法は特に限定は無い。一例として、ODS(octadecylsilyl)を充填剤に使用したカラムクロマトグラフィーを行うことにより、それぞれ分離、精製することができる。
最終的に脱保護によってアシル基を除去する場合、上述の分離は、脱保護に先立って行ってもよいし、まず、脱保護を行ってから分離を行ってもよい。
上述の一般式(4)において、Zが上述の一般式(3)におけるXと同様に水素原子又はヒドロキシル基であり、Zが水素原子である場合には、一般式(4)は下記一般式(4B)のように記述することができる。一般式(4B)の化合物は、上述した一般式(3)の化合物の製造に有用である。
Figure 2021054773
XやYが水酸基である場合などは、アシル基等の保護基を結合させてもよい。例えば、アシル基による保護は、公知のアシル化剤、例えば酸無水物や酸ハライドを用いることにより得られる。
上記酸無水物と、メントールとをエステル化反応に供することができる。酸無水物とメントールとのエステル化反応の条件等は上述の、一般式(1)又は(2)の化合物を得る際の条件を適宜採り入れることができる。
上記一般式(1)〜(3)におけるメントール誘導体について、遊離酸、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩との変換は公知の方法を適宜参照することができる。遊離酸を得る場合、通常、アルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩を液体媒体に溶解又は懸濁し、これを酸性化することが挙げられる。この場合の液体媒体としては、水;MTBE(メチル第三ブチルエ−テル)、ジ−n−ブチルエ−テル、ジ−i−プロピルエーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ジエチルエーテル等の脂肪族エ−テル類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル又は酢酸の3−メトキシブチルエステル等の脂肪族カルボン酸のエステル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン(2−ペンタノン)、メチルイソプロピルケトン、3−ペンタノン、メチルイソブチルケトン、メチルブチルケトン(2−ヘキサノン)または3−ヘキサノン等のケトン類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;又は、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、クロロエタン、ジクロロエタン、プロピルクロライド、ブチルクロライド等のハロゲン化炭化水素類などが挙げられる。これら溶媒は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。遊離酸を得るために用いる酸は、鉱酸、特に非酸化性鉱酸又は十分な酸度を有する有機酸が挙げられ、硫酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸及び/又はヨウ化水素酸、ギ酸、ハロゲン化又は非ハロゲン化酢酸、脂肪族又は芳香族スルホン酸などが挙げられる。これらの酸は単独で用いてもよいし、2種以上を混合してもよい。
最終的に脱保護によってアシル基を除去し、かつ、アルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩から遊離酸を得る場合、アシル基の除去と、上述の遊離酸の取得とは、その順序を問わない。
アシル基を除去する場合(脱保護)、換言すると、例えば、上記一般式(1)又は(2)においてRが水素原子であるメントール誘導体を得る場合、一般的な水酸基の脱保護反応(脱アシル化反応)に従い実施することができる。具体的には、通常、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化リチウム等の無機塩基若しくはトリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン等の有機塩基を用いて脱アシル化を行うことができる。
脱保護反応における反応溶媒としては、ケトン系溶媒(アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等)、アミド系溶媒(ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルアセトアミド等)、アルコール系溶媒(メタノール、エタノール、プロパノール等)、水といった極性溶媒又はこれらの混合溶媒が好適に用いられる。反応温度としては、通常0℃から溶媒の沸点までの範囲を任意に採用することができる。反応時間は基質、反応温度及び試剤の添加量等に応じて適宜設定することができ、例えば、0.1〜20時間程度が挙げられる。反応中、逐次、反応混合物のサンプルを採取して、薄層クロマトグラフィー及び液体クロマトグラフィー等により分析して、反応の進行状況を確認してもよい。
本発明の組成物は、上述したとおり、(B)メントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を含有する。(B)は公知の方法によって製造しても良いし、市販品を用いても良い。
本発明の組成物において、(A)メントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、と(B)メントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含有させてなる組成物の、(A)と(B)の質量比は1:99〜99.5:0.5であることが好ましい。当該範囲とすることで、メントール由来の臭いを抑えつつ高い清涼感の持続性を得ることができる。また、(A)と(B)の質量比は50:50〜99:1であることがより好ましい。当該範囲の組成物とすることで、メントール由来の臭いを抑えつつ高い清涼感の持続性を得ることができ、水に溶けにくい(B)メントールを含んでいても水などの溶媒に溶解しやすくなり、その結果、長期にわたり溶液の白濁化を防ぎ、長期に渡り高い透明度を維持させることができ、肌に塗布した際には優れた清涼感持続性を得ることができる。(B)メントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が水などの溶媒に溶解しやすくなることで、化粧品として用いた場合、べたつきがなく、肌への滑り感が向上するといった効果も得られる
(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩とともに、(B)メントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含有させてなる、(A)と(B)の質量比が50:50〜99:1である組成物を水などの溶媒に溶かす場合において、当該組成物と溶媒の質量比は25:75〜75:25が好ましく、40:60〜60:40がより好ましい。当該範囲とすることで、長期にわたり溶液の白濁化を防ぎ、長期に渡り高い透明度を維持させることができ、肌に塗布した際には優れた清涼感持続性を得ることができる。化粧品として用いた場合、べたつきがなく、肌への滑り感が向上するといった効果も得られる。
本発明の組成物には、(C)クエン酸金属塩を含有させることができる。クエン酸金属塩における塩の種類は特に限定は無く、好ましくは、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩である。アルカリ金属塩の中でも、ナトリウム塩が好ましい。好ましくはクエン酸が有する3つのカルボキシル基の1つ又は2つは、塩を形成しない酸のまま存在していてもよいし、3つのカルボキシル基全てが金属塩になっていてもよい。好ましくは、クエン酸金属塩はクエン酸三ナトリウムである。また、100重量部の「上記(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、及び(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、の組成物」に対して、0.01〜3.0重量部の上記(C)のクエン酸金属塩が組成物中に含有されていることが好ましい。上記(C)のクエン酸金属塩が組成物中に含有されていると、水などの溶媒に溶かした際に、長期にわたり溶液の白濁化を防ぎ、長期に渡り高い透明度を維持させることができる。
本発明によれば、上記(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、及び(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、が組成物中に含有されてなる。「含有されてなる」とは、上記(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、及び(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、とを何らかの手段で混合することによって組成物を得ることを意味する。組成物中では、上記(A)及び(B)の各化学種は、塩の交換等が生じていてもよい。
上記(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、を含有せしめる具体的な手段は特に限定は無い。例えば、(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を単離としてから、(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と混合してもよいし、(A)のメントール誘導体、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含む溶液又は懸濁液に、(B)のメントール、そのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を添加してもよい。
以下に実施例を挙げることによって本発明をさらに詳しく説明する。本発明はこれら実施例に限定されるわけではない。
まず、下記化合物を調製した。化合物1:上記一般式(1)(但し、Rは水素原子である。)のナトリウム塩
化合物2:上記一般式(1)(但し、Rは水素原子である。)のカリウム塩
化合物3:上記一般式(2)(但し、Rは水素原子である。)のナトリウム塩
化合物4:上記一般式(2)(但し、Rは水素原子である。)のカリウム塩
化合物5:上記一般式(3)(但し、X及びYはいずれも水素原子である。)のナトリウム塩
化合物6:上記一般式(3)(但し、X及びYはいずれも水素原子である。)のカリウム塩
以下の記載において、特に言及の無い限り、「部」は「重量部」を意味する。
化合物1〜6の製造においては、まず、対応する酸無水物誘導体を製造し、得られた酸無水物誘導体とメントールとを反応させた。必要に応じて、その後に塩を形成させたり、分離作業を行ったりした。詳細は以下のとおりである。
化合物1〜4の製造においては、まず、クエン酸無水物誘導体を製造した。
窒素雰囲気下の4つ口フラスコに、トルエン150部と、クエン酸33部と、無水酢酸56部とを加え、室温で30分攪拌して反応液を得た。前記クエン酸1molに対する無水酢酸の量は2.5molである。この反応液に95%硫酸2.5部を滴下した。その後、80℃で2時間攪拌した。次に、この反応液にヘプタン70部と、トルエン60部とを加えた後、0℃に冷却した。1時間、0℃に保った後、反応液をろ過して固形物を分取した。得られた固形物をヘプタン50部、トルエン200部を用いて洗浄した。この固形物を50℃で6時間減圧乾燥することで上記(4A’)の化学式で示されるクエン酸無水物誘導体16部を得た。
1H−NMR(300MHz,D2O):δ2.11(2H,s,OCCHC)、2.16(3H,s,OCOMe2)、3.22(2H,s,CHCOOH)。
13C−NMR(300MHz,D2O):δ20.01(OCOMe)、39.22(CHCOO)、40.28(CHCOOH)、61.99(COCOMe)、166.1(OCOCH)、170.0(OCOC)、172.5(OCOMe)、173.5(COOH)。
次いで、メントール誘導体を合成した。
窒素雰囲気下の4つ口フラスコに、トルエン200部と、L−メントール16部と、上記で得られたクエン酸無水物誘導体16部と、を加えて4時間攪拌還流しして反応液を得た。前記メントール1molに対するクエン酸無水物誘導体の量は1.5molである。この反応液を25℃に冷却した後、8質量%の炭酸水素ナトリウム水溶液260部を反応液に添加し、室温で1時間攪拌した。その後、反応液をろ過して、固形物を分取した。該固形物をトルエン100部で2回洗浄し、酢酸エチル100部で1回洗浄した後、50℃で乾燥させることで、粉末29部を得た。この合成は下記反応式にて表現することができる。得られた粉末は、上記化学式(1A)及び(2A)で表されるナトリウム塩の混合物である。
次に、保護基としてのアセチル基を以下のように脱離させた。
上記化学式(1A)及び(2A)で表されるナトリウム塩の混合物(粉末)と、メタノール360部と、炭酸カリウム12部と、上記粉末29部とを、窒素雰囲気下の4つ口フラスコに加え、室温で3時間攪拌した。反応後、減圧加熱してメタノールを留去させた。残りの反応液をろ過して、得られた粉末を酢酸エチル100部で2回洗浄した。この合成は下記反応式にて表現することができる。得られた粉末は、化合物1及び化合物3の混合物である。
化合物1と3の分離は以下のように行った。
充填剤にWakosil 40C18(和光純薬(株)製)、溶出液にアセトニトリル:水=50:50(pH3.0)を用いカラムクロマトグラフィーにて上記得られた混合物を分離し、フラクションを回収することで化合物1と3で表されるナトリウム塩をそれぞれ得た。
化合物1:
1H−NMR(300MHz,D2O):δ0.74(3H,d,CHMe:メントール環の側鎖Me)、0.89及び0.92(2×3H,2×d,CHMe2:メントール環の側鎖i−Pr)、1.05(3H,m,CHMe:メントール環のメチンおよびメチレン)、1.45(2H,m,−CH2−:メントール環のメチレン)、1.71(2H,m,−CH2−:メントール環のメチレン)、1.92(2H,m,CHCHCMe2:メントール環のメチン及びCHCHCMe2)、2.47(2H,m,CHCOONa)、2.62(2H,m,CHCOOCH)、4.50(1H,dt,COOCH)。
13C−NMR(300MHz,D2O):δ16.10(CHMe:メントール環の側鎖Me)、20.56(CHMe2:メントール環の側鎖i−Pr)、21.91,23.45及び26.18(メントール環のメチレン)、31.53(CHCHCMe2)、34.25(CHMe:メントール環のメチン)、40.69(CHCHCMe2:メントール環のメチン)、44.02及び45.70(CH2COOCH及びCHCOONa)、75.00及び76.77(COH及びCOOCH)、173.0、177.8及び180.1(3×CO)。
化合物3:
1H−NMR(300MHz,D2O):δ0.75(3H,d,CHMe:メントール環の側鎖Me)、0.88及び0.92(2×3H,2×d,CHMe2:メントール環の側鎖i−Pr)、1.05(3H,m,CHMe:メントール環のメチンおよびメチレン)、1.45(2H,m,−CH2−:メントール環のメチレン)、1.71(2H,m,−CH2−:メントール環のメチレン)、1.92(2H,m,CHCHCMe2:メントール環のメチン及びCHCHCMe2)、2.47及び2.50(2×2H,2×m,2×CHCOONa)、4.51(1H,dt,COOCH)。
13C−NMR(300MHz,D2O):δ16.01(CHMe:メントール環の側鎖Me)、20.55(CHMe2:メントール環の側鎖i−Pr)、21.81,23.28及び25.90(メントール環のメチレン)、31.39(CHCHCMe2)、34.03(CHMe:メントール環のメチン)、40.50(CHCHCMe2:メントール環のメチン)、45.11及び45.70(2×CHCOONa)、74.03及び75.02(COH及びCOOCH)、173.0、174.1及び177.0(3×CO)。
メントール誘導体の調製の際に、炭酸水素ナトリウム水溶液に代えて炭酸水素カリウム水溶液を用いることにより、化合物2及び4(カリウム塩)を得た。
化合物5及び6のコハク酸メントールエステルカリウム塩及び同ナトリウム塩の製造においては、まず、コハク酸無水物誘導体を製造した。
窒素雰囲気下の4つ口フラスコに、トルエン150部と、コハク酸33部と、無水酢酸56部とを加え、室温で30分攪拌して反応液を得た。前記コハク酸1molに対する無水酢酸の量は2.5molである。この反応液に95%硫酸2.5部を滴下した。その後、80℃で2時間攪拌した。次に、この反応液にヘプタン70部と、トルエン60部とを加えた後、0℃に冷却した。1時間、0℃に保った後、反応液をろ過して固形物を分取した。得られた固形物をヘプタン50部、トルエン200部を用いて洗浄した。この固形物を50℃で6時間減圧乾燥することで、コハク酸無水物(上記一般式(4B)においてX及びYがいずれも水素原子である化合物。)16部を得た。
次いで、メントールとのエステル化反応のために、窒素雰囲気下の4つ口フラスコに、トルエン200部と、L−メントール16部と、上記で得られたコハク無水物16部と、を加えて4時間攪拌還流しして反応液を得た。前記メントール1molに対するコハク酸無水物誘導体の量は1.5molである。この反応液を25℃に冷却した後、8質量%の炭酸水素ナトリウム水溶液260部を反応液に添加し、室温で1時間攪拌した。その後、反応液をろ過して、固形物を分取した。該固形物をトルエン100部で2回洗浄し、酢酸エチル100で1回洗浄した後、50℃で乾燥させることで、化合物5(ナトリウム塩)の粉末29部を得た。
上記において、炭酸水素ナトリウム水溶液の代わりに炭酸水素カリウム水溶液を用いることにより、化合物6(カリウム塩)の粉末を得た。
化合物5(コハク酸メントールエステルナトリウム塩):
H−NMR(300MHz,DO):δ0.62(3H,d,CHMe:メントール環の側鎖Me)、0.76及び0.79(2×3H,2×d,CHMe:メントール環の側鎖i−Pr)、0.94(3H,m,CHMe:メントール環のメチンおよびメチレン)、1.35(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、1.58(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、1.77(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、2.39及び2.45(2×2H,m,COCHCHCOのメチレン)、4.55(1H,dt,COOCH)。
13C−NMR(300MHz,DO):δ16.20(CHMe:メントール環の側鎖Me)、21.01(CHMe:メントール環の側鎖i−Pr)、22.32,23.91及び26.55(メントール環のメチレン),31.57(CHCHCMe)、31.73及び32.59(COCHCHCOのメチレン)、34.78(CHMe:メントール環のメチン)、40.99(CHCHCMe:メントール環のメチン)、75.61(COOCH)、175.7及び180.7(2×CO)。分解開始温度は、249℃。ICP分析よりナトリウムを確認した。
化合物6(コハク酸メントールエステルカリウム塩):
H−NMR(300MHz,DO):δ0.62(3H,d,CHMe:メントール環の側鎖Me)、0.76及び0.79(2×3H,2×d,CHMe:メントール環の側鎖i−Pr)、0.94(3H,m,CHMe:メントール環のメチンおよびメチレン)、1.35(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、1.58(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、1.77(2H,m,−CH−:メントール環のメチレン)、2.39及び2.45(2×2H,m,COCHCHCOのメチレン)、4.55(1H,dt,COOCH)。
13C−NMR(300MHz,DO):δ16.20(CHMe:メントール環の側鎖Me)、21.01(CHMe:メントール環の側鎖i−Pr)、22.32,23.91及び26.55(メントール環のメチレン),31.57(CHCHCMe)、31.73及び32.59(COCHCHCOのメチレン)、34.78(CHMe:メントール環のメチン)、40.99(CHCHCMe:メントール環のメチン)、75.61(COOCH)、175.7及び180.7(2×CO)。分解開始温度は、289℃。ICP分析よりカリウムを確認した。
メントール(化合物7)は市販の試薬を用いた。
上記化合物と、クエン酸三ナトリウム(化合物8)を一部の実施例においては所定の質量比で混合して、実施例、比較例の組成物を調製した。結果を評価結果と合わせて表1〜3に示す。
評価1(マスキング)
上記調製した組成物について、メントールの臭いの抑制効果を下記「メントールの臭いの抑制効果の評点」に基づいて判断した。専門パネル10人の評点の平均点を求め、下記判定基準に基づいて、メントールの臭いの抑制効果を評価した。専門パネルによる評価は、評価基準を統一して行った。
(メントールの臭いの抑制効果の評点)
3点:メントールの臭いが非常に強く抑制されている。2点:メントールの臭いが強く抑制されている。1点:メントールの臭いが抑制されている。0点:メントールの臭いが抑制されていない。
(判定基準)
A(優れる):評点の平均点が2点以上。
B(良好):評点の平均点が1点以上、2点未満。
C(不良):評点の平均点が1点未満。
上記各評価の結果を表1〜3に示す。
評価2(溶解性)
上記調製した組成物1質量部を(1)0.34質量部のHO(2)1質量部のHO(3)3質量部のHO にそれぞれ溶かし、温度40℃に加熱しながら攪拌し、その後常温(20℃)で48時間放置して(1)〜(3)の水溶液の透明性を評価した。
(判定基準)
○:透明である。
×:白濁がみられる。
結果を表1〜3に示す。
評価3(清涼感持続性)
上記調製した各水溶液について、肌への塗布後10時間後における清涼感を下記「肌への清涼感の評点」に基づいて判断した。専門パネル10人の評点の平均点を求め、下記判定基準に基づいて、肌への清涼感を評価した。専門パネルによる評価は、評価基準を統一して行った。
(肌への清涼感の評点)
3点:非常に強い清涼感がある。2点:強い清涼感がある。1点:清涼感を感じる。0点:清涼感を感じない。
(判定基準)
A(優れる):評点の平均点が2点以上。
B(良好):評点の平均点が1点以上、2点未満。
C(不良):評点の平均点が1点未満。
上記各評価の結果を表1〜3に示す。
Figure 2021054773
Figure 2021054773
Figure 2021054773
表1の化合物1と化合物2、表2の化合物3と化合物4、表3の化合物5と化合物6、を入れ替えて評価を行った場合にも評価結果に差異は見られなかった。すなわち、メントール誘導体のナトリウム塩とカリウム塩の場合の評価結果に差異は見られなかった。
上記のとおり、実施例の組成物においてはメントールの臭いの抑制効果(マスキング)に優れていた。このことから、本発明の組成物は、メントールにおける各種効果をより効果的に発揮することが把握される。

Claims (4)

  1. (A)下記一般式(1)〜(3)
    Figure 2021054773
    (但し、Rはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアシル基であり、X及びYはそれぞれ独立に水素原子又はヒドロキシル基である。)のいずれかで表されるメントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、並びに、
    (B)メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、を含有させてなる組成物。
  2. 上記(A)メントール誘導体あるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、上記(B)メントールあるいはそのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、の質量比が1:99〜99.5:0.5である請求項1に記載の組成物
  3. 上記組成物に更に(C)クエン酸金属塩を含有させてなる請求項1又は請求項2に記載の組成物。
  4. 上記 (C)のクエン酸金属塩の含有量が0.01〜3.0質量%である請求項3に記載の組成物。
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