JP2021052630A - モーア - Google Patents

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Abstract

【課題】アンチスキャルプローラを刈刃ハウジングにしっかり支持させることを可能にしながら、アンチスキャルプローラの刈刃ハウジングに対する脱着を行い易くする。【解決手段】アンチスキャルプローラ31を支持するローラ支持体32Aを脱着可能に支持するステー部32Bが刈刃ハウジング21に設けられている。ローラ支持体32Aをステー部32Bに連結する連結状態と、連結を解除する解除状態とに切り換え可能な連結部材32Cを備えている。ステー部32Bは、ローラ支持体32Aの係合部35が下方から係脱可能に差し込まれ、差し込まれた係合部35を挟持してローラ支持体32Aの刈刃ハウジング21左右方向での位置決めを行う位置決め部38と、ローラ支持体32Aの当付け部34に上方から当接してローラ支持体32Aの上昇を規制するストッパー部40と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、モーアに関する。
モーアには、刈刃ハウジングと、刈刃ハウジングの内部に回転可能に支持された刈刃ブレードと、刈刃ハウジングの外部に配置されるアンチスキャルプローラと、が備えられたものがある。この種のモーアでは、作業箇所の地形に変化があっても、アンチスキャルプローラが接地することにより、刈刃ブレードが地面に触れることを防止しつつ作業できる。
この種のモーアとしては、例えば特許文献1に示されるものがある。特許文献1に示されるモーアでは、刈刃ハウジングとしてのモーアデッキ、刈刃ブレードとしての回転ブレードが備えられ、モーアデッキの外周囲の5箇所にアンチスキャルプローラが設けられている。
特開2004−350630号公報
例えば、モーアを走行機体の下部に連結する際、地面などの作業床に置いたモーアに対して、走行機体を乗り越え移動させることによってモーアを走行機体の下方に配置する方法を採用されることがある。走行機体がモーアに乗り上がるとき、アンチスキャロプローラを取り外しておくことができると、刈刃ハウジングが作業床に直接に当接し、モーアが作業床上をずれ動くことを回避できる。
アンチスキャルプローラを下降使用状態と上昇格納状態とに上下揺動可能な状態で刈刃ハウジングに支持し、アンチスキャルプローラを取り外さないで上昇格納状態にすることによって刈刃ハウジングを作業床に直接に当接させる場合、走行機体の車輪がアンチスキャルプローラに当たりやすい。
本発明は、作業時には、アンチスキャルプローラが接地反力によってガタ付かないようにしっかり支持されるようにできながら、アンチスキャルプローラを脱着し易いモーアを提供する。
本発明によるモーアは、
刈刃ハウジングと、前記刈刃ハウジングの内部に回転可能に支持された刈刃ブレードと、前記刈刃ハウジングの外部に配置されるアンチスキャルプローラと、前記刈刃ハウジングと前記アンチスキャルプローラとに亘って設けられ、前記アンチスキャルプローラを前記刈刃ハウジングに回転可能に支持させるローラ支持機構と、が備えられ、前記ローラ支持機構は、前記アンチスキャルプローラを回転可能に支持するローラ支持体と、前記刈刃ハウジングに設けられ、前記ローラ支持体を脱着可能に支持するステー部と、前記ローラ支持体を前記ステー部に連結する連結状態と前記ステー部に対する前記ローラ支持体の連結を解除する解除状態とに切り換え可能な連結部材と、を有し、前記ローラ支持体は、係合部及び当付け部を有し、前記ステー部は、前記係合部が下方から係脱可能に差し込まれ、差し込まれた前記係合部を刈刃ハウジング左右方向から挟持して前記ローラ支持体の刈刃ハウジング左右方向での位置決めを行う位置決め部と、前記係合部が前記位置決め部に差し込まれると、前記当付け部に上方から当接して前記ローラ支持体の上昇を規制するストッパー部と、を有する。
本構成によると、係合部を位置決め部に下方から差し込んで連結部材を連結状態にすることにより、ローラ支持体が連結部材によってステー部に連結され、アンチスキャルプローラがローラ支持体及び連結部材を介して刈刃ハウジングに回転可能に支持される。このようにアンチスキャルプローラが刈刃ハウジングに回転可能に支持された状態において、連結部材を解除状態にし、係合部を位置決め部から下方に抜き外すことにより、ローラ支持体がステー部から外れ、アンチスキャルプローラが刈刃ハウジングから外れる。
アンチスキャルプローラが刈刃ハウジングに回転可能に支持された状態においては、係合部が位置決め部によって挟持されてローラ支持体の刈刃ハウジング左右方向での位置決めが行われ、かつ、当付け部がストッパー部に当接してローラ支持体の上昇が規制されるので、アンチスキャルプローラを接地反力によってガタ付かないようにしっかり刈刃ハウジングに取付けることができる。このようにアンチスキャルプローラをしっかり取付けることができながら、係合部の位置決め部に対する抜き差し、及び、連結部材の連結状態と解除状態との切換えを行うだけでアンチスキャルプローラを脱着できるので、アンチスキャルプローラの脱着を行い易い。
本発明においては、
前記連結部材は、前記ステー部に差し込まれて前記連結状態になり、前記ステー部から抜き出されて前記解除状態になる状態で前記ローラ支持体にスライド可能に支持されていると好適である。
本構成によると、連結部材をスライドさせるだけで連結部材が連結状態と解除状態とに切り換わるので、アンチスキャルプローラの脱着をより行い易い。
本発明においては、
前記連結部材を前記連結状態にスライド付勢するスプリングが備えられていると好適である。
本構成によると、連結部材が連結状態にスプリングによって切り換えられるので、連結部材を連結状態にスムーズに切り換えることができ、かつ、連結部材をスプリングによって連結状態に保持でき、スアンチスキャルプローラの取付けをより行い易い。
本発明においては、
前記刈刃ハウジングに、走行機体における前後の車輪の間の部位に脱着可能に連結される連結部が備えられ、前記刈刃ハウジングに対する前記車輪の乗り上がりを補助する傾斜面を形成する乗上がり補助部材が備えられていると好適である。
本構成によると、アンチスキャルプローラの脱着を行い易い上に、作業床に置いたモーアに対して走行機体を乗り越え移動させるのに、乗上がり補助部材が形成する傾斜面によって乗り越えさせ易いので、モーアを作業可能な状態に迅速に準備できる。
本発明においては、
前記乗上り補助部材は、作業床に対して離間した状態で前記傾斜面を形成すると好適である。
本構成によると、乗上り補助部材を作業床に当接しないで傾斜面を形成するものにしても、アンチスキャルプローラを取外し、刈刃ハウジングを作業床に直接に当接させてモーアをずれ動かないようにできるので、乗上り補助部材を長さが短い簡素なものに済ませることができる。
草刈機の全体を示す左側面図である。 モーアを示す平面図である。 ローラ支持機構を示す後面図である。 ローラ支持機構を示す平面図である。 ローラ支持機構を示す側面図である。 ローラ支持体を示す斜視図である。 モーアの連結要領の説明図である。 別の実施形態を備えるモーアの走行機体乗越え用状態での側面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、草刈機の走行機体に関し、図1に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」、紙面表側の方向を「機体左方」、紙面裏側の方向を「機体右方」とする。
〔草刈機の構成〕
図1に示されるように、草刈機の走行機体は、左右一対の前車輪5が操向可能かつ駆動可能に装備され、左右一対の後車輪6が駆動可能に装備された機体フレーム4を有している。走行機体の前部に、エンジン1を有する原動部7が形成されている。走行機体の後部に、運転部8が形成されている。運転部8には、前車輪5を操向操作するステアリングホィール9、運転座席10、搭乗空間を覆うキャビン11が備えられている。後車輪6は、後車輪6を駆動可能に支持するミッションケース2を介して機体フレーム4に支持されている。エンジン1の動力がミッションケース2に内装された走行ミッション(図示せず)に入力され、走行ミッションから後車輪6及び前車輪5に伝達される。
走行機体の下部にモーア20が支持されている。具体的には、モーア20は、前車輪5と後車輪6との間に配置され、リンク機構12を介して機体フレーム4に支持されている。リンク機構12の後リンク12aに連動杆3などを介して油圧シリンダ(図示せず)が連結されている。油圧シリンダの伸縮作動によってリンク機構12が機体フレーム4に対して上下に揺動操作されることにより、モーア20が走行機体に対して昇降操作される。
図1,2に示されるように、モーア20は、刈刃ハウジング21を備えている。刈刃ハウジング21の内部に、走行機体の横幅方向に並ぶ複数枚の刈刃ブレード22が設けれられている。各刈刃ブレード22は、走行機体の上下方向に沿う方向の刈刃支軸(図示せず)を介して刈刃ハウジング21に回転可能に支持され、刈刃ハウジング21の上部に設けられた刈刃駆動機構23によって刈刃支軸の機体上下向きの軸芯を回転中心にして回動する状態で駆動される。具体的には、刈刃駆動機構23には、図2に示されるように、ミッションケース2から延ばされた回転軸14(図1参照)が連結される入力軸24aを有し、エンジン1からの動力が入力される入力部24と、入力部24に入力された動力を各刈刃ブレード22の刈刃支軸に伝達する伝動ベルト25とを有している。刈刃ハウジング21の機体横幅方向での一側部に、刈草排出口26が開口されている。各刈刃ブレード22によって切断された刈草が刈刃ブレード22の回転によって発生する搬送風によって刈草排出口26から排出される。
図2に示されるように、刈刃ハウジング21の前部に、リンク機構12の前リンク12b(図1参照)を脱着可能に連結する第1の連結部27が備えられている。刈刃ハウジング21の上部に、リンク機構12の後リンク12aを脱着可能に連結する左右一対の第2の連結部28が備えられている。刈刃ハウジング21の上部に、左右一対の乗上り補助部材29が備えられている。左右の乗上り補助部材29は、図7に示されるように、乗上り補助部材29の後端部が地面などの作業床Gに対して離間した状態で、刈刃ハウジング21への前車輪5の乗上りを補助する後下がりの傾斜面29a(図7参照)を形成するように構成されている。傾斜面29aの前部は、刈刃ハウジング21の上部に設けられたベルトカバー30の上面に対して滑らかに連なっている。
図2に示されるように、刈刃ハウジング21の前側の外部においては、刈刃ハウジング21の横方向での中央部及び左右端部のそれぞれに対応する箇所に、刈刃ハウジング21の後側の外部においては、刈刃ハウジング21の左右端部のそれぞれに対応する箇所に、アンチスキャルプローラ31が配置されている。各アンチスキャルプローラ31は、アンチスキャルプローラ31の下端が刈刃ハウジング21の下端よりも下方に位置する状態で刈刃ハウジング21に回転可能に支持されるよう構成されている。前の中央部のアンチスキャルプローラ31は、第1の連結部27に回転可能に取付けられており、第1の連結部27を介して刈刃ハウジング21に支持されている。
後の左右のアンチスキャルプローラ31それぞれと刈刃ハウジング21とに亘り、アンチスキャルプローラ31が刈刃ハウジング21に回転可能に支持されることを可能にし、かつ、刈刃ハウジング21に対するアンチスキャルプローラ31の脱着を可能にするローラ支持機構32が設けられている。
具体的には、ローラ支持機構32は、図3,4,5に示されるように、アンチスキャルプローラ31を回転可能に支持するローラ支持体32Aと、刈刃ハウジング21に設けられたステー部32Bと、ローラ支持体32Aをステー部32Bに対して連結したり、この連結を解除したりする連結部材32Cと、を有している。
ローラ支持体32Aは、図3,4,5,6に示されるように、アンチスキャルプローラ31の支軸31aの左端部及び右端部を縦辺部33aで支持するローラ支持部33を備えている。ローラ支持部33は、左右の縦辺部33aの上部を連結する横辺部33bを有している。ローラ支持部33の横幅方向一方側における上部に、当付け部34が形成されている。ローラ支持部33の横幅方向一方側における上部から係合部35が上向きに突設されている。係合部35は、平面視での形状がL字状になるように構成されている。ローラ支持部33の横幅方向他方側における上部から連結部材支持部36が上向きに突設されている。
ステー部32Bは、図3,4,5に示されるように、刈刃ハウジング21に連結されたベース部37と、ベース部37から後向きに突設された位置決め部38と、を有している。ベース部37の刈刃ハウジング21への連結は、連結ボルトによって行われている。位置決め部38には、係合部35を下方から差し込むことを可能にする内部空間39が設けられている。位置決め部38は、係合部35が差し込まれると、左右の前後向き辺部38aによって係合部35を刈刃ハウジング左右方向から挟持し、ローラ支持体32Aの刈刃ハウジング21に対する刈刃ハウジング左右方向での位置決めを行う。
位置決め部38の下部に、ストッパー部40が形成されている。ストッパー部40は、位置決め部38に係合部35が差し込まれると、当付け部34に上方から当接してローラ支持体32Aの上昇を規制する。
連結部材32Cは、図3,4,5に示されるように、連結部材支持部36にスライド可能に挿通された連結杆部41を有し、連結部材支持部36にスライド可能に支持されている。連結部材支持部36の横外側において、連結部材32Cをスライド操作する操作部42が連結杆部41の端部から連結杆部41の軸芯に対して交差する方向に延ばされている。連結部材支持部36の内部において、連結杆部41にスプリング43が外嵌されている。スプリング43は、連結部材支持部36の縦辺部36aと、連結杆部41に備えられたスプリング受け44との間に介装され、縦辺部36aを反力点にして、連結杆部41の先端側に位置する連結作用部45が連結部材支持部36から突出する方向に連結部材32Cをスライド付勢する。
連結部材32Cは、連結作用部45が連結部材支持部36から位置決め部38に向けて突出されて位置決め部38の連結穴38b(図5参照)、及び、係合部35の連結穴35a(図6参照)に挿入されることにより、ローラ支持体32Aをステー部32Bに連結する連結状態になる。連結部材32Cは、連結状態にスプリング43によってスライド付勢されている。連結部材32Cが連結状態になると、連結作用部45が位置決め部38及び係合部35に挿入されることにより、ローラ支持体32Aのステー部32Bに対する前後方向での位置決めが連結部材32Cによって行われる。
連結部材32Cは、連結作用部45が連結部材支持部36の方にスライドされて位置決め部38の連結穴38b、及び、係合部35の連結穴35aから抜き出されることにより、ステー部32Bに対するローラ支持体32Aの連結を解除する解除状態になる。連結部材32Cは、操作部42がローラ支持体32Aから離れる側に引き操作されることにより、スプリング43に抗して解除状態に切り換え操作される。
ローラ支持機構32は、図3,4,5に示されるように、係合部35が位置決め部38に下方から差し込まれ、連結部材32Cが連結状態に切り換えられることにより、ローラ支持体32Aとステー部32Bとが連結部材32Cによって連結され、アンチスキャルプローラ31を刈刃ハウジング21に取付けたローラ取付け状態になる。
ローラ支持機構32は、連結部材32Cを解除状態に切り換えられ、係合部35が位置決め部38から下方に抜き外されることにより、ローラ支持体32Aをステー部32Bに対して分離させ、アンチスキャルプローラ31を刈刃ハウジング21から取り外したローラ取外し状態になる。
モーア20を走行機体に連結する場合、例えば、次の如き連結要領に基づいて行うことができる。
図7に示されるように、左右のローラ支持機構32をローラ取外し状態にして、後の左右のアンチスキャルプローラ31を刈刃ハウジング21から取り外し、刈刃ハウジング21の後部21aが地面などの作業床Gに直接に当接する状態でモーア20を作業床Gに置く。次に、走行機体を、左右の前車輪5が傾斜面29aに乗り上がってベルトカバー30の上を通過して行くように前進させて、走行機体にモーア20を後方から前方に乗り越え移動させ、図1に示されるように、モーア20を前車輪5と後車輪6との間に位置させる。前車輪5が傾斜面29aに乗り上がるとき、乗上り補助部材29が作業床Gに当接していないが、刈刃ハウジング21の後部21aが作業床Gに当接しており、モーア20がずれ動かない。次に、前リンク12bを第1の連結部27に、後リンク12aを第2の連結部28にそれぞれ連結し、モーア20をリンク機構12に支持させる。この後、リンク機構12を作動させてモーア20を上昇させ、刈刃ハウジング21の後部21aが作業床Gに対して上昇すると、左右のローラ支持機構32をローラ取付け状態にし、後の左右のアンチスキャルプローラ31を刈刃ハウジング21に取付ける。ローラ支持機構32をローラ取付け状態にすると、位置決め部38によってローラ支持体32Aの刈刃ハウジング左右方向での位置決めが行われ、連結部材32Cによってローラ支持体32Aの刈刃ハウジング前後方向での位置決めが行われ、ストッパー部40によってローラ支持体32Aの上昇が規制され、アンチスキャルプローラ31を接地反力が作用してもガタ付かないようにしっかり支持させつつ草刈り作業を行える。
〔別実施形態〕
(1)図8は、別の実施形態を備えるモーアの走行機体乗越え用状態での側面図である。別の実施形態を備えるモーア20では、刈刃ハウジング21の前部及び後部に乗上り補助部材47が設けられている。後の乗上り補助部材47は、前車輪5がモーア20を後方から前方に乗り越える際に、乗り上がりを補助する後下がりの傾斜面47aを形成するものである。前の乗上り補助部材47は、前車輪5がモーア20を前方から後方に乗り越える際に、乗り上がりを補助する前下がりの傾斜面47aを形成するものである。刈刃ハウジング21の上部に、前車輪5の移動経路を形成する経路形成部材48が設けられている。前の乗上り補助部材47は、実線で示される如く経路形成部材48の前端部から作業床Gに向かって延び、延出端部が作業床Gに当接して傾斜面47aを形成する使用姿勢と、二点鎖線で示される如く経路形成部材48の内部に収納された格納姿勢とに切り換え可能に構成されている。後の乗上り補助部材47は、実線で示される如く経路形成部材48の後端部から作業床Gに向かって延び、延出端部が作業床Gに当接して傾斜面47aを形成する使用姿勢と、二点鎖線で示される如く経路形成部材48の内部に収納された格納姿勢とに切り換え可能に構成されている。
(2)上記した実施形態では、前後のアンチスキャルプローラ31のうちの後のアンチスキャルプローラ31にローラ支持機構32を備えた例を示したが、前のアンチスキャルプローラ31に備えたものであってもよい。
(3)上記した実施形態では、スライド可能な連結部材32Cを備えた例を示したが、これに限らない。例えば、ステー部32Bとローラ支持体32Aとにわたって設けたパッチン錠など、どのような形態の連結部材を備えたものであってもよい。
(4)上記した実施形態では、スプリング43を備えた例を示したが、スプリング43を備えないものであってもよい。
本発明は、刈刃ハウジングと、刈刃ハウジングの内部に回転可能に支持された刈刃ブレードと、刈刃ハウジングの外部に配置されるアンチスキャルプローラとを備えるモーアに適用できる。
21 刈刃ハウジング
22 刈刃ブレード
27 連結部(第1の連結部)
28 連結部(第2の連結部)
29 乗上り補助部材
29a 傾斜面
31 アンチスキャルプローラ
32 ローラ支持機構
32A ローラ支持部
32B ステー部
32C 連結部材
34 当付け部
35 係合部
38 位置決め部
40 ストッパー部
43 スプリング
47 乗上り補助部材
47a 傾斜面

Claims (5)

  1. 刈刃ハウジングと、
    前記刈刃ハウジングの内部に回転可能に支持された刈刃ブレードと、
    前記刈刃ハウジングの外部に配置されるアンチスキャルプローラと、
    前記刈刃ハウジングと前記アンチスキャルプローラとに亘って設けられ、前記アンチスキャルプローラを前記刈刃ハウジングに回転可能に支持させるローラ支持機構と、が備えられ、
    前記ローラ支持機構は、前記アンチスキャルプローラを回転可能に支持するローラ支持体と、前記刈刃ハウジングに設けられ、前記ローラ支持体を脱着可能に支持するステー部と、前記ローラ支持体を前記ステー部に連結する連結状態と前記ステー部に対する前記ローラ支持体の連結を解除する解除状態とに切り換え可能な連結部材と、を有し、
    前記ローラ支持体は、係合部及び当付け部を有し、
    前記ステー部は、前記係合部が下方から係脱可能に差し込まれ、差し込まれた前記係合部を刈刃ハウジング左右方向から挟持して前記ローラ支持体の刈刃ハウジング左右方向での位置決めを行う位置決め部と、前記係合部が前記位置決め部に差し込まれると、前記当付け部に上方から当接して前記ローラ支持体の上昇を規制するストッパー部と、を有するモーア。
  2. 前記連結部材は、前記ステー部に差し込まれて前記連結状態になり、前記ステー部から抜き出されて前記解除状態になる状態で前記ローラ支持体にスライド可能に支持されている請求項1に記載のモーア。
  3. 前記連結部材を前記連結状態にスライド付勢するスプリングが備えられている請求項2に記載のモーア。
  4. 前記刈刃ハウジングに、走行機体における前後の車輪の間の部位に脱着可能に連結される連結部が備えられ、
    前記刈刃ハウジングに対する前記車輪の乗り上がりを補助する傾斜面を形成する乗上り補助部材が備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載のモーア。
  5. 前記乗上り補助部材は、前記刈刃ハウジングを当接させる作業床に対して離間した状態で前記傾斜面を形成する請求項4に記載のモーア。
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