JP2020099238A - 乗用芝刈機 - Google Patents

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慶多 石川
Keita Ishikawa
慶多 石川
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】サイドディスチャージ型モーアの刈草排出口を覆う刈草案内板の上昇側に回動を規制して安全性を確保する。【解決手段】走行車両の下方にサイドディスチャージ型モーア5を装着する乗用芝刈機において、モーアカバー18の刈草排出口19を覆う刈草案内板20をモーアカバー18に対して上下回動可能に設け、モーアカバー18側に支持したロックピン23を刈草案内板20側のロック孔24に挿通させることによって、刈草案内板20の上下回動を規制する構成とした。また、ロック孔24の下方に、刈草案内板20の下方回動動作によりロックピン23をロック孔24に案内するガイド30を設ける。【選択図】図5

Description

本発明は、芝刈作業を行うモーアを装着した乗用芝刈機に関し、特にサイドディスチャージモーアにおけるサイドディスチャージカバーの固定機構に関する。
モーアの側面から刈草を排出する所謂サイドディスチャージモーアとし、モーアカバーのサイドディスチャージ開口部に板金製のサイドディスチャージカバーを前後方向の揺動軸芯周りに揺動可能に設ける構成が公知である(例えば、特許文献1参照)。そして、このサイドディスチャージカバーを上面が下向き傾斜した第1の放出位置と、その上面が水平となる第2放出位置と、サイドディスチャージカバーが略直立する退避位置に位置固定できる構成とし、ハンドレバー形態の操作部の手動操作によって上記三位置に変更固定できる構成がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2016−158536号公報 特開2016−56727号公報
上記の特に特許文献2においては、サイドディスチャージカバーを第1の放出位置とすると刈草の放出距離を所定以下に制限でき、第2の放出位置でその制限が解除され遠方への放出が可能となり、さらに退避位置では、カバー突出量を少なくして他物への衝突による破損を防止できる効果がある。
ところが、ハンドレバーとサイドディスチャージカバーとの間をケーブルレリーズワイヤで連結するものであるから、サイドディスチャージカバーを上昇側に揺動させる外力が作用するときにはこれに伴って上昇揺動できる構成となっており、不測に足先等身体一部が進入し易く内部の回転部分との接触の恐れがあり安全性の点で課題がある。
本発明は上記従来の課題に鑑み、安全性の向上を目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、走行車両の下方にサイドディスチャージ型モーア5を装着する乗用芝刈機において、モーアカバー18の刈草排出口19を覆う刈草案内板20をモーアカバー18に対して上下回動可能に設け、モーアカバー18側に支持したロックピン23を刈草案内板20側のロック孔24に挿通させることによって、刈草案内板20の上下回動を規制する構成とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ロック孔24の下方に、刈草案内板20の下方回動動作によりロックピン23をロック孔24に案内するガイド30を設けてなる。
請求項1に記載の発明によると、ロックピン23を刈草案内板20側のロック孔24に挿通させることによって刈草案内板20の上方回動を規制できるので、不測に刈草排出口が開放状態となることがなく、作業を安全に行うことができる。
また請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、刈草案内板20の下方回動動作によってロックピン23がガイド30に案内され自動的にこのロックピン23がロック孔24に挿通することができるので、ロック固定が容易であり、ロック忘れもない効果がある。
乗用芝刈機の側面図である。 乗用芝刈機の平面図である。 車体の平面図である。 (A)サイドディスチャージモーアの刈草案内板を作業状態に設定した斜視図、(B)同メンテナンス状態に設定した斜視図である。 刈草案内板を作業状態に設定した一部断面した背面図である。 (A)刈草案内板を作業状態に設定した拡大斜視図、(B)同メンテナンス状態に設定した拡大斜視図である。 ロックピンとガイドの関係を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例の乗用芝刈機1の側面図を図1に示す。
走行車体1の前部と後部にそれぞれ前輪2,2と後輪3,3を備え、車体1の前部の下方であって前輪2,2の前方には刈刃4を有する芝草刈り取り用のモーア5が設けられ、所謂フロントモーアを構成している。前記車体1の前部上方のフロア6部にはステアリングコラム7を立設し、該コラム7の上部には操舵用のハンドル8が設けられている。また該ハンドル8の後方には操縦席9を設ける。
前記車体1のフレーム構成について詳述すると、前方側より前記フロア6や操縦席9等を支持するフロアフレーム10、エンジン11の動力を受けて走行用変速装置(例えばHST)やモーア5を駆動する伝動系を収容する伝動ケース12、該伝動ケース12の上部に固定された安全ガード用フレーム13、伝動ケース12の下端部に連結され前記エンジン11等を支持する左右一対のサイドフレーム14L,14R等からなる。
フロアフレーム10は前側を平面視U状に形成され、前部には前記コラム7を支持し、後部には前記操縦席9や各種レバー等の操作ボックスを支持すべく設けられ、左右の後端を前記安全ガード用フレーム13の左右側面13L,13Rに重合状態で連結する構成である。安全ガード用フレーム13の前記左右側面13L,13Rに、安全ガード15の左右支柱部15L、15Rを連結する構成とし、これら左右支柱部15L,15Rの上端を頭部フレーム15Hで連結している。安全ガード用フレーム13の左右各下部側にL型のケース連結部13aL,13aRを設け、それぞれを前記伝動ケース12の上面及び後面に固定連結することによって強固な剛体構造を得るよう構成している。
前記伝動ケース12は、前記のように車体1のフレーム構造を構成する一部となっており、この伝動ケース12の左右各端部に前輪2,2への伝動無端帯やギア類を内装する走行伝動ケース12aL,12aRを伝動可能に装着する。
前記伝動ケース12の下部には、左右のサイドフレーム14L,14Rを連結固定する。該サイドフレーム14L,14Rは後方に延出し、前後途中部にはエンジン搭載用斜板14E,14Eを構成し、前記エンジン11を防振的に支持できる構成である。そしてサイドフレーム14L,14Rの後端側においてその上方に位置して後車軸ケース16を設ける。該後車軸ケース16の内部には後輪デフ機構、左右車軸、減速ギヤ機構等が内装される。前記サイドフレーム14L,14Rの各後端同士は左右連結部材14Sによって連結固定されている。
図2に示すように、前記フロントモーア5は、モーアカバー18内に、左右方向に複数配設した回転軸にそれぞれ刈刃4を備え、左右一側(図例では進行方向右側)に刈草排出口19を備えて刈刃回転と共に刈草を順次排出案内するサイドディスチャージ型の構成としている。
モーアカバー18に、刈草排出口19を覆うように刈草案内板20を設ける。モーアカバー18の刈草排出口19側端部に起立プレート21を立設し、この起立プレート21の平坦な外側面21aに一対のヒンジ22,22をもって、刈草案内板20を前後方向略水平状の軸芯周りに回動可能に設けられる。
次いで、前記刈草案内板20を作業姿勢に固定するロック手段について説明する。ロック手段は、モーアカバー18側に支持したロックピン23を刈草案内板20側のロック孔24に貫通させることによって、刈草案内板20が前記ヒンジ22,22回りの上下回動を規制することができる。詳細には、上記ロックピン23を、前記起立プレート21の内側に固定したブラケット25の支持孔26と前記起立プレート21に形成した支持孔27とによって摺動自在に支持させ、一方上記ロック孔24を、刈草案内板20の後部側折曲部20aに連続して形成した周縁部20bに形成し、前記ロックピン23は刈草案内板20が作業状態にある姿勢においてロック孔24に挿通でき、上記したように上下回動を規制する。
前記ロックピン23には、ブラケット25の支持孔26と起立プレート21側支持孔27との間において、ブラケット25とロックピン25に貫通固定したスナップピン28との間にスプリング29を備えて、ロックピン23を刈草案内板20の存在する外側に向けて付勢している。また、ロックピン23の内側はL状に折り曲げて把持部23aを形成している。
したがって、ロックピン23をロック孔24に挿通するときは(図6(A))、刈草案内板20の上下回動を固定でき、安全に芝刈作業を行うことができる(図4(A))。またメンテナンス等のため刈草案内板20を上方回動させる場合は、ロックピン23の把持部23aを掴んでスプリング29に抗して引くと(図6(B))ロックピン25はロック孔24から外れて固定を解除でき、刈草案内板を大きく上方回動させることができる(図4(B))。
前記刈草案内板20には、ロックピン25の先端に当接し得るガイド30を備える。このガイド30は、ロック孔24に向けて傾斜案内面を備え、ロック孔24の下側にあって刈草案内板20のヒンジ22,22回りの下方回動によってスプリング29に付勢されるロックピン23の先端部を受け得て、所定回動位置に達するとロック孔24に挿通させ得る構成である(図5,図7)。したがって、刈草案内板20の下方回動動作によってロックピン23がガイド30に案内され自動的にこのロックピン23がロック孔24に挿通することができるので、ロック固定が容易であり、ロック忘れもない。
5 モーア
18 モーアカバー
19 刈草排出口
20 刈草案内板
23 ロックピン
24 ロック孔
30 ガイド

Claims (2)

  1. 走行車両の下方にサイドディスチャージ型モーア(5)を装着する乗用芝刈機において、
    モーアカバー(18)の刈草排出口(19)を覆う刈草案内板(20)を前記モーアカバー(18)に対して上下回動可能に設け、前記モーアカバー(18)側に支持したロックピン(23)を前記刈草案内板(20)側のロック孔(24)に挿通させることによって、前記刈草案内板(20)の上下回動を規制する構成とした乗用芝刈機。
  2. 前記ロック孔(24)の下方に、前記刈草案内板(20)の下方回動動作により前記ロックピン(23)を前記ロック孔(24)に案内するガイド(30)を設けてなる請求項1に記載の乗用芝刈機。
JP2018239440A 2018-12-21 2018-12-21 乗用芝刈機 Pending JP2020099238A (ja)

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