JP2021051698A5 - 情報処理方法、情報処理装置、機械設備、物品の製造方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、機械設備、物品の製造方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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本発明の第1の態様は、機械設備の状態を判定する情報処理方法であって、前記機械設備に設けられたセンサからの値を取得するセンサ値取得工程と、前記機械設備の第1期間における前記センサからの値を用いて機械学習によって第1モデルを取得する第1モデル取得工程と、前記機械設備においてトリガーイベントが発生した後の第2期間における前記センサの値を用いて機械学習によって第2モデルを取得する第2モデル取得工程と、前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサからの値と、前記第1モデルと、前記第2モデルとを用いて前記機械設備の状態を判定する判定工程と、を備える、ことを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明の第2の態様は、処理部を備える情報処理装置であって、前記処理部が、機械設備に設けられたセンサからの値を取得し、前記機械設備の第1期間における前記センサからの値を用いて機械学習によって第1モデルを取得し、前記機械設備においてトリガーイベントが発生した後の第2期間における前記センサの値を用いて機械学習によって第2モデルを取得し、前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサからの値と、前記第1モデルと、前記第2モデルとを用いて前記機械設備の状態を判定する、ことを特徴とする情報処理装置である。

Claims (28)

  1. 機械設備の状態を判定する情報処理方法であって、
    前記機械設備に設けられたセンサからの値を取得するセンサ値取得工程と、
    前記機械設備の第1期間における前記センサからの値を用いて機械学習によって第1モデルを取得する第1モデル取得工程と、
    前記機械設備においてトリガーイベントが発生した後の第2期間における前記センサの値を用いて機械学習によって第2モデルを取得する第2モデル取得工程と、
    前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサからの値と、前記第1モデルと、前記第2モデルとを用いて前記機械設備の状態を判定する判定工程と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 請求項1に記載の情報処理方法において、
    前記第1モデル取得工程において前記第1モデルを保持するよう記憶部の記憶状態を制御し、
    前記第2モデル取得工程において前記第2モデルを追加して保持するよう前記記憶部の記憶状態を制御する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理方法において、
    前記センサの時系列の値から特徴量を抽出する抽出工程と、をさらに備え、
    前記第1モデル取得工程において、前記第1期間における前記センサの値から抽出された前記特徴量を学習データとして用いて、機械学習により前記第1モデルを取得し、
    前記第2モデル取得工程において、前記第2期間における前記センサの値から抽出された前記特徴量を学習データとして用いて、機械学習により前記第2モデルを取得する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  4. 請求項3に記載の情報処理方法において、
    前記判定工程において、前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサの値から抽出された前記特徴量を前記第1モデルおよび前記第2モデルに入力し、前記第1モデルおよび前記第2モデルから出力される出力信号を用いて前記機械設備の状態を判定する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 請求項4に記載の情報処理方法において、
    前記判定工程において、
    前記出力信号と、前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサの値との乖離度を取得し、
    取得された前記乖離度が所定閾値の範囲外か否かを判定する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記機械設備は、スクリューを備えた射出成型機であり、
    前記センサは、前記スクリューを駆動するアクチュエータにおける電流、位置、振動、音、のうち少なくとも1つを計測するセンサであり、
    前記第1モデル取得工程または前記第2モデル取得工程において、
    所定関数に、時系列において連続する所定回数のタイミングにおける前記センサの値の特徴量を入力し、
    前記所定関数によって予測された、前記タイミングの次のタイミングにおける前記センサの値の予測特徴量を取得し、
    当該次のタイミングにおいて、実際に前記センサによって計測された値における実測特徴量を取得し、
    前記予測特徴量と前記実測特徴量との誤差が小さくなるように前記所定関数の更新を繰り返すことで、前記第1モデルまたは前記第2モデルを取得する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記第1期間は、前記機械設備の運用開始後の所定期間に設定される、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記第2期間は、前記トリガーイベントの後の前記機械設備の運用開始後の所定期間に設定される、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記トリガーイベントは、前記機械設備において実施される保守作業である、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記トリガーイベントは、前記機械設備において実施される部品交換である、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. 請求項5に記載の情報処理方法において、
    前記判定工程では、取得された前記乖離度が所定の判定閾値以上の場合に、前記機械設備には故障の予兆があると判定する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    通知工程を更に備え、
    前記通知工程では、前記判定工程における判定結果を、ユーザに通知する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項12に記載の情報処理方法において、
    前記通知工程では、表示装置による通知、ランプによる通知、音による通知、電子メールによる通知、の少なくとも1つを用いて、前記判定結果を前記ユーザに通知する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    情報表示工程を更に備え、
    前記情報表示工程では、前記センサ値取得工程、前記第1モデル取得工程、前記第2モデル取得工程、前記判定工程のうち、少なくとも1つの工程において、表示装置に前記少なくとも1つの工程に係る情報を表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  15. 請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    情報表示工程を更に備え、
    前記情報表示工程では、前記第1モデルまたは前記第2モデルにかかる情報、および/またはモデルの新規追加を指示する第1アイコンを、および/またはモデルの削除を指示する第2アイコン、を表示装置に表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  16. 請求項3に記載の情報処理方法において、
    情報表示工程を更に備え、
    前記情報表示工程では、前記第1モデルまたは前記第2モデルにおいて使用する前記特徴量に関する情報を表示装置に表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  17. 請求項16に記載の情報処理方法において、
    前記情報表示工程では、前記第1モデルまたは前記第2モデルにおいて使用されている前記特徴量と、使用されていない前記特徴量と、をユーザにより識別可能なように表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  18. 請求項16または17に記載の情報処理方法において、
    前記情報表示工程では、前記特徴量に関する情報として、前記特徴量の最大値、前記特徴量の中央値、前記特徴量の2次微分最大値、前記特徴量の平均値、の少なくとも1つを前記表示装置に表示する、
    こと特徴とする情報処理方法。
  19. 請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    情報表示工程を更に備え、
    前記情報表示工程では、記第1期間または前記第2期間の指定に係る情報、および/または前記第2モデルを他のモデルと識別する情報を、表示装置に表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  20. 請求項5に記載の情報処理方法において、
    情報表示工程をさらに備え
    前記情報表示工程では、前記乖離度を時系列に表示装置に表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  21. 請求項20に記載の情報処理方法において、
    前記情報表示工程における、前記乖離度を表示する表示期間を指定できる、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  22. 請求項20または21に記載の情報処理方法において、
    前記情報表示工程において、前記所定閾値を表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  23. 請求項20から22のいずれか1項に記載の情報処理方法において、
    前記情報表示工程において、前記第1期間、前記第2期間、の少なくとも1つを表示する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  24. 処理部を備える情報処理装置であって、
    前記処理部が、
    機械設備に設けられたセンサからの値を取得し、
    前記機械設備の第1期間における前記センサからの値を用いて機械学習によって第1モデルを取得し、
    前記機械設備においてトリガーイベントが発生した後の第2期間における前記センサの値を用いて機械学習によって第2モデルを取得し、
    前記機械設備の状態を判定する場合における前記センサからの値と、前記第1モデルと、前記第2モデルとを用いて前記機械設備の状態を判定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  25. 請求項23に記載の情報処理装置を備えた機械設備。
  26. 請求項25に記載の機械設備用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  27. 請求項1から23のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行可能なプログラム。
  28. 請求項27に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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