JP2018147080A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】故障予測を行い、故障箇所を特定することができるモデルを構築するための学習データを生成するようにした情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の作成手段は、複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、当該修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データとして作成し、生成手段は、前記複数の機器又は設備における稼働データと保守データを用いて、機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築するための学習データを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、設備の診断をより的確に行うことができることを課題とし、現象パターン抽出部は、設備の過去のセンサ信号の現象パターンを抽出し、関連情報紐付部は、センサ信号を保守履歴情報に基づいて紐付し、現象パターン分類基準作成部は、抽出された現象パターンと、現象パターンのもととなるセンサ信号を紐付けた保守履歴情報に含まれる作業キーワードとに基づいて、現象パターンを分類するための分類基準を作成し、現象パターン分類部は、分類基準に基づいて、現象パターンを分類し、診断モデル作成部は、分類された現象パターンと、作業キーワードとに基づいて、保守作業者に提示する作業キーワードを推定するための診断モデルを作成することが開示されている。
特許文献2には、全世界の作業機械を一元的に管理し、故障の原因推定及び故障予測をする管理システムを提供することを課題とし、複数の作業機械を管理する作業機械の管理システムにおいて、各作業機械には、作業機械の稼働状態を稼働データとして検出する稼働センサと、検出した稼働データを、定期的に作業機械から所定のサポートセンタに送信する稼働データ送信装置とを備え、サポートセンタには、作業機械の稼働データを記録するメインデータベースと、稼働データ送信装置から稼働データを受信してメインデータベースに記録し、この稼働データに基づいて作業機械の故障発生の有無を予測すると共に、予測結果のレポートを自動作成する演算処理部とを備えたことが開示されている。
特許第5753286号公報 特開2000−259729号公報
機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築することが行われている。その故障予測モデルを生成するためには、学習を行わせる必要がある。
基本的に、故障予測モデル1つで予測できるのは、そのモデルの対象(機器又は設備)において故障が起こるか否か、である。機器又は設備単位でモデルを生成した場合は、その機器又は設備に故障が起こるか否かを予測することはできるが、具体的な故障箇所までは特定できない。機器又は設備のうちの具体的な故障箇所を特定するためには、故障を特定したい部分(部品又はユニット)ごとに故障予測モデルを生成する必要があり、この場合、故障予測にかかる処理量が増大する。
そこで、本発明は、故障予測を行い、故障箇所を特定することができるモデルを構築するための学習データを生成するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、当該修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データとして作成する作成手段と、前記複数の機器又は設備における稼働データと保守データを用いて、機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築するための学習データを生成する生成手段とを有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記保守データは、前記複数の機器又は設備における部品について正常か異常かの状態を示す情報も含むものであり、前記作成手段は、前記修理直後の保守データについて、前記取り換えた部品は正常であるものとして作成する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記作成手段は、修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生していないことを条件として、修理直前の保守データと修理直後の保守データを作成する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生した場合は、前記作成手段が作成した前記修理直後の保守データを削除する削除手段をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記生成手段は、第1の時点から当該第1の時点よりも後の第2の時点までの第1の期間において前記機器又は設備において故障がなかった場合は、第2の時点から予め定められた第2の期間前を基準日とし、該基準日以前の第3の時点から該基準日までの第3の期間における稼働データを、正常を示す稼働データとしてモデル構築に用いる、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記生成手段は、保守データとして、前記基準日における保守データを、正常を示す保守データとしてモデル構築に用いる、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置によって作成された学習データを用いて構築されたモデルによって、機器又は設備の故障予測を行う予測手段と、前記故障予測が故障ありとなった場合に、前記モデルに対して、複数の部品のうち第1の部品の経過日数を予め定められた数値に変更した保守データを入力して、正常との予測となった場合に、該第1の部品を故障箇所として特定する特定手段とを有する情報処理装置である。
請求項8の発明は、コンピュータを、複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、当該修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データとして作成する作成手段と、前記複数の機器又は設備における稼働データと保守データを用いて、機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築するための学習データを生成する生成手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、故障予測を行い、故障箇所を特定することができるモデルを構築するための学習データを生成することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、修理直後の保守データについて、取り換えた部品は正常であるものとして扱うことができる。
請求項3の情報処理装置によれば、修理直前の保守データと修理直後の保守データを作成するのに、修理を行った後、予め定められた期間に取り換えた部品に再び故障が発生していないことを条件とすることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、修理を行った後、予め定められた期間に取り換えた部品に再び故障が発生した場合は、作成された修理直後の保守データを削除することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、基準日以前の第3の時点から基準日までの第3の期間における稼働データを、正常を示す稼働データとして学習モデルに用いることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、基準日における保守データを、正常を示す保守データとして学習モデルに用いることができる。
請求項7の情報処理装置によれば、モデルを用いて故障箇所を特定することができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、故障予測を行い、故障箇所を特定することができるモデルを構築するための学習データを生成することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 稼働データだけを用いたシステム構成例を示す説明図である。 稼働データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 学習用稼働データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 学習用稼働データテーブルを用いた処理例を示す説明図である。 予測用稼働データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 予測用稼働データテーブルを用いた処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 保守データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 統合データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 学習データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 学習データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、故障予測モデルを構築し、その故障予測モデルを用いて故障予測を行うものであって、図1の例に示すように、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120、学習データ生成モジュール130、故障予測モデル構築モジュール140、故障予測モデル蓄積モジュール150、予測データ生成モジュール160、故障予測処理モジュール170、故障箇所特定モジュール180を有している。
稼働データ記憶モジュール110は、学習データ生成モジュール130、予測データ生成モジュール160と接続されている。稼働データ記憶モジュール110は、複数の機器又は設備における稼働データを記憶している。なお、機器又は設備として、例えば、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等の事務機器、情報家電、ロボット、鉄道における改札機や券売機、銀行のATM(Automated Tell
er Machine)、建物内のエレベータやエスカレータ等がある。以下では、主に、複合機を例示して説明する。
保守データ記憶モジュール120は、学習データ生成モジュール130、予測データ生成モジュール160と接続されている。保守データ記憶モジュール120は、複数の機器又は設備における保守データを記憶している。
学習データ生成モジュール130は、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120、故障予測モデル構築モジュール140と接続されている。学習データ生成モジュール130は、稼働データ記憶モジュール110と保守データ記憶モジュール120から機器又は装置の過去におけるデータを取得する。そして、故障予測モデル構築モジュール140で故障予測モデルの構築に使うデータ形式に加工することで学習データを生成する。つまり、学習データ生成モジュール130は、複数の機器又は設備における稼働データと保守データ(具体的には、後述する「作成した保守データA」)を用いて、機器又は設備の故障予測を行う故障予測モデルを構築するための学習データを生成する。これによって、過去の機器又は設備の稼働状況や保守状況を正確にモデリングするためのデータを生成できる。もちろんのことながら、故障予測の対象である機器又は設備は、稼働データと保守データを取得した複数の機器又は設備に含まれていなくてもよいが、含まれている場合を排除するわけではない。
そのために、学習データ生成モジュール130は、複数の機器又は設備における保守データから修理直前の保守データと修理直後の保守データを作成する。そして、学習データ生成モジュール130は、この作成した保守データAを用いて、機器又は設備の故障予測を行う故障予測モデルを構築するための学習データを生成する。ここで学習データ生成モジュール130は、修理直後の保守データとして、取り換えた部品の経過日数を0としてもよい。
つまり、学習データ生成モジュール130は、複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、その修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データ(保守データA)として作成する。なお、ここでの経過日数は、「最後に部品が交換された時点を始点とし、データの記録した時点を終点とした日数」である。
ここでの保守データは、複数の機器又は設備における部品について正常か異常かの状態を示す情報も含むものである。
また、学習データ生成モジュール130は、修理直後の保守データについて、取り換えた部品は正常であるものとして作成するようにしてもよい。つまり、修理直後の保守データでは、部品の状態も異常(故障)から正常に変更している。
また、学習データ生成モジュール130は、修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生していないことを条件として、修理直前の保守データと修理直後の保守データを作成するようにしてもよい。
また、学習データ生成モジュール130は、修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生した場合は、作成した修理直後の保守データを削除するようにしてもよい。つまり、「故障から予め定められた期間が過ぎてから修理直後の保守データを作成」してもよいが、「故障が起きたらとりあえず修理直後の保守データを作成し、再び故障が起きたら削除」してもよい。
また、学習データ生成モジュール130は、機器又は設備において故障がなかった場合は、現時点から予め定められた期間A前を基準日とし、その基準日以前の期間Bにおける稼働データを用いるようにしてもよい。より具体的には、学習データ生成モジュール130は、第1の時点からその第1の時点よりも後の第2の時点までの第1の期間において機器又は設備において故障がなかった場合は、第2の時点から予め定められた第2の期間前を基準日とし、その基準日以前の第3の時点からその基準日までの第3の期間における稼働データを、正常を示す稼働データとしてモデル構築に用いるようにしてもよい。この第3の期間における稼働データは「故障なし(正常)」を示すものとして故障予測モデル構築モジュール140に入力されることになる。
また、学習データ生成モジュール130は、保守データとして、基準日における保守データを、正常を示す保守データとしてモデル構築に用いるようにしてもよい。
故障予測モデル構築モジュール140は、学習データ生成モジュール130、故障予測モデル蓄積モジュール150と接続されている。故障予測モデル構築モジュール140は、学習データ生成モジュール130によって生成された学習データをもとに故障予測モデルを構築する。これによって、故障予測を行うための故障予測モデルを構築することができる。例えば、教師あり学習アルゴリズム等を用いればよい。また、故障予測の分類には、サポートベクタマシン等の識別器を用いるようにしてもよい。
故障予測モデル蓄積モジュール150は、故障予測モデル構築モジュール140、故障予測処理モジュール170と接続されている。故障予測モデル蓄積モジュール150は、故障予測モデル構築モジュール140によって構築された故障予測モデルを記憶している。記憶している故障予測モデルを故障予測処理モジュール170に提供する。
予測データ生成モジュール160は、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120、故障予測処理モジュール170と接続されている。予測データ生成モジュール160は、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120内のデータ(稼働データ、保守データ)を用いて、故障予測処理モジュール170に入力するためのデータを生成する。つまり、これから予測したい機器又は装置のデータを稼働データ記憶モジュール110と保守データ記憶モジュール120から取得する。故障予測処理モジュール170で故障予測を行うためのデータ形式に加工することで予測データを生成する。例えば、現在から予め定められた期間内の稼働データ、保守データを、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120から抽出してもよい。
故障予測処理モジュール170は、故障予測モデル蓄積モジュール150、予測データ生成モジュール160、故障箇所特定モジュール180と接続されている。故障予測処理モジュール170は、故障予測モデル蓄積モジュール150内の故障予測モデルを用いて、機器又は設備の故障予測を行う。予測データ生成モジュール160から受け取った予測データを、故障予測モデルに入力し、故障予測を行う。これによって、現時点の機器又は設備の稼働状況、保守状況から故障予測ができる。ここで故障予測モデル蓄積モジュール150内の故障予測モデルとは、故障予測モデル構築モジュール140によって構築された故障予測モデルである。そして、故障予測モデル構築モジュール140は、学習データ生成モジュール130によって作成された学習データを用いて故障予測モデルを構築している。
故障箇所特定モジュール180は、故障予測処理モジュール170と接続されている。故障箇所特定モジュール180は、故障予測処理モジュール170によって故障と予測された場合、故障箇所を特定する。これによって、故障箇所を特定することができる。つまり、故障箇所特定モジュール180は、保守データ内の稼働日数を変更したデータを複数パターン作成し、故障予測モデルに入力することで故障箇所を特定する。より具体的には、故障箇所特定モジュール180は、故障予測処理モジュール170の処理によって故障予測結果が故障ありとなった場合に、故障予測モデルに対して、複数の部品のうち第1の部品の経過日数を予め定められた数値に変更した保守データを入力して、正常(故障なし)との予測となった場合に、その第1の部品を故障箇所であるとする特定を行う。故障箇所特定モジュール180の処理内容については、図16の例を用いて後述する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、学習装置200、故障予測装置210、データ記憶装置220、ユーザー端末230A、ユーザー端末230B、機器240A、機器240B、機器240C、装置250A、装置250B、装置250Cは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100、学習装置200、故障予測装置210、データ記憶装置220による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
学習装置200は、学習データ生成モジュール130、故障予測モデル構築モジュール140、故障予測モデル蓄積モジュール150を有している。学習装置200は、情報処理装置100から学習機能だけを取りだしたものである。
故障予測装置210は、予測データ生成モジュール160、故障予測処理モジュール170、故障箇所特定モジュール180を有している。故障予測装置210は、情報処理装置100から故障予測機能だけを取りだしたものである。
データ記憶装置220は、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120を有している。データ記憶装置220は、機器240又は装置250の稼働データ、保守データを記憶している。
機器240、装置250は、通常運転、修理等において、それ自身の稼働データ、保守データを収集する。そして、機器240、装置250から稼働データ、保守データが、情報処理装置100(データ記憶装置220)に送信される。
ユーザー端末230Aからの指示にしたがって、情報処理装置100(学習装置200)が故障予測モデルを構築し、情報処理装置100(故障予測装置210)が故障予測を行い、その結果(故障有無の予測、故障箇所の特定結果等)をユーザー端末230Aに提示する。なお、ユーザー端末230Bは、故障予測装置210を有しており、ユーザー端末230Bが故障予測を行ってもよい。また、機器240Cは、故障予測装置210を有しており、装置250Cは、故障予測装置210を有しており、機器240C、装置250Cが自分自身の故障予測を行ってもよい。
機器240、装置250が通信回線290につながり、機器240、装置250が出力する稼働データ、保守データを、情報処理装置100(データ記憶装置220)がリモートで収集する。この稼働データ、保守データを利用して、情報処理装置100(故障予測装置210)が故障予測することで、メンテナンスコストを削減できる。
この故障予測は、機器240、装置250の過去の稼働データ、保守データを用いて、情報処理装置100(学習装置200)が故障予測モデルを構築する(学習フェーズ)。その後、故障予測モデルに対して、予測したい機器240、装置250の稼働データ、保守データを入力し、その機器240、装置250が近々「故障する」か「故障しない」かを、出力結果として求めることができる(予測フェーズ)。
故障の有無を予測できる一方で、故障時に実施すべき作業(例えば、機器のどの部品を交換すればよいか)を特定することができる。従来技術では、稼働データだけを用いて故障予測モデルを構築していたので、部品ごとに故障予測モデルを構築する必要があり、現実的でない。
図3から図8の例を用いて、保守データを用いないで稼働データだけを用いて学習データを作成する場合(従来技術)について説明する。
図3は、稼働データだけを用いたシステム構成例を示す説明図である。機器240Aと機器240Bは、通信回線290を介して稼働データ記憶モジュール110と接続されている。
稼働データ記憶モジュール110は、機器240が出力する稼働データを通信回線290越しにリアルタイムで収集する。
稼働データ記憶モジュール110内のデータは、稼働データを加工することで故障予測など様々な用途で利用できる。加工として、例えば、一日単位で集計すること等が行われる。
例えば、データ記憶装置220からは、稼働データテーブル400が送信され、稼働データ記憶モジュール110に記憶される。図4は、稼働データテーブル400のデータ構造例を示す説明図である。
稼働データテーブル400は、機器名欄405、日付欄410、部品A回転数欄415、部品B出力枚数欄420、部品C残量(mm)欄425、部品Aエラー数欄430、部品Bエラー数欄435、部品Cエラー数欄440を有している。機器名欄405は、機器名(又は装置名)を記憶している。なお、その機器(又は装置)を、本実施の形態において一意に識別するための情報(ID:IDentification)を用いてもよい。日付欄410は、日付(日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい))を記憶している。部品A回転数欄415は、部品Aの回転数を記憶している。部品B出力枚数欄420は、部品Bの出力枚数(部品Bから出力された紙の枚数)を記憶している。部品C残量(mm)欄425は、部品Cの残量(mm)を記憶している。部品Aエラー数欄430は、部品Aのエラー数を記憶している。部品Bエラー数欄435は、部品Bのエラー数を記憶している。部品Cエラー数欄440は、部品Cのエラー数を記憶している。
稼働データテーブル400を加工して、例えば、学習用稼働データテーブル500を生成する。ここでの加工は、現時点から過去30日以内の期間において、一日単位で各部品の稼働データを集計することである。図5は、学習用稼働データテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。学習用稼働データテーブル500は、30日前部品A回転数欄505、29日前部品A回転数欄510、30日前部品B出力枚数欄525、29日前部品B出力枚数欄530、故障欄595等を有している。30日前部品A回転数欄505は、30日前における部品Aの回転数を記憶している。29日前部品A回転数欄510は、29日前における部品Aの回転数を記憶している。30日前部品B出力枚数欄525は、30日前における部品Bの出力枚数を記憶している。29日前部品B出力枚数欄530は、29日前における部品Bの出力枚数を記憶している。故障欄595は、故障の有無を記憶している。
学習用稼働データテーブル500内の1レコード(3列目の1行)のパラメータとして、1つの機器30日分の稼働値として、30日前の部品A回転数、29日前の部品A回転数、・・・、30日前の部品Bからの出力枚数、29日前の部品Bからの出力枚数、・・・、そして、現時点(30日後)における結果(故障あり/故障なし)がある。
図6は、学習用稼働データテーブル500を用いた処理例を示す説明図である。稼働データ記憶モジュール110内の稼働データテーブル400から学習用稼働データテーブル500に加工する。この学習用稼働データテーブル500は、故障予測モデル構築に使用する30日分のデータ(いわゆる学習データ)である。この学習用稼働データテーブル500によって機械学習することによって、故障予測モデル610を構築する。つまり、機器240(又は装置250)ごとに取得される過去の学習用データを入力することによって学習を行い、故障予測モデル610を構築している。
ここで構築された故障予測モデル610に対して、例えば、予測用稼働データテーブル700を入力して、故障予測を行う。図7は、予測用稼働データテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。予測用稼働データテーブル700は、30日前部品A回転数欄705、29日前部品A回転数欄710、30日前部品B出力枚数欄725、29日前部品B出力枚数欄730等を有している。30日前部品A回転数欄705は、30日前における部品Aの回転数を記憶している。29日前部品A回転数欄710は、29日前における部品Aの回転数を記憶している。30日前部品B出力枚数欄725は、30日前における部品Bの出力枚数を記憶している。29日前部品B出力枚数欄730は、29日前における部品Bの出力枚数を記憶している。
予測用稼働データテーブル700内の1レコード(3列目の1行)のパラメータとして、1つの機器30日分の稼働値として、30日前の部品A回転数、29日前の部品A回転数、・・・、30日前の部品Bからの出力枚数、29日前の部品Bからの出力枚数、・・・がある。つまり、データ構造としては、図5の例に示した学習用稼働データテーブル500と違い、故障欄595がないデータ構造となっている。
図8は、予測用稼働データテーブル700を用いた処理例を示す説明図である。
稼働データ記憶モジュール110内の稼働データから予測用稼働データテーブル700に加工する。予測用稼働データテーブル700は、これから予測したい機器240(装置250)における30日分のデータである。図6の例で示した学習フェーズで構築した故障予測モデル610に対して、予測したい機器240(装置250)の予測用稼働データテーブル700を入力する。そして、近々の故障の有無が予測結果890として出る。予測結果890として、例えば、「『故障する』又は『故障しない』」がある。
この例では、故障の箇所まで把握するためには、部品ごとに故障予測モデルを作成する必要がある。
前述した特許文献に記載した技術では、稼働データをもとにモデルを構築しているが、稼働データと保守データの関連付けを行っている。モデルに入力する稼働データに故障の予兆があると判定された場合、過去の類似する稼働データと関連付いた保守作業を保守データから抽出している。
しかしながら、これらの技術では、故障の兆候が明確に出ない場合、例えば、経年劣化で部品が突然壊れる場合には予測が難しい。
一方で、稼働データだけでなく、保守データを合わせた統合データでモデルを構築することで、経年劣化など保守に関係する故障を予測する手法も考えられる。例えば、最後に部品を交換してからの稼働日数を稼働データに合わせておくことによって、経年劣化の要素を組み込んだモデルを作成できる。予測フェーズで、部品の稼働日数を変更した複数の入力パターンで故障の有無をシミュレートすることで、交換すべき部品を特定することができる。
しかしながら、前述したように保守データの変更によるシミュレーションで予測を行う場合、モデル作成時にデータの変更と故障の関係性をモデルに反映し、予測精度の向上をはかる必要がある。
つまり、部品の稼働日数を「0」に変更することで予測が「故障あり」から「故障なし」に変わることが「修理により故障が直る」ことを表すようにモデルを学習する必要がある。
本実施の形態の情報処理装置100では、保守データを使用した学習データを作成する。
図9は、本実施の形態による処理例(学習フェーズ)を示すフローチャートである。
ステップS902では、学習データ生成モジュール130は、学習データを生成する。ステップS902の詳細な処理については、図11の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS904では、故障予測モデル構築モジュール140は、故障予測モデルを構築する。
ステップS906では、故障予測モデル構築モジュール140は、故障予測モデル蓄積モジュール150に、故障予測モデルを格納する。
図10は、本実施の形態による処理例(故障予測フェーズ)を示すフローチャートである。
ステップS1002では、予測データ生成モジュール160は、予測対象である機器(又は装置)の稼働データ、保守データを取得する。
ステップS1004では、予測データ生成モジュール160は、予測データを作成する。
ステップS1006では、故障箇所特定モジュール180は、故障予測モデルを用いて、故障予測を行う。
ステップS1008では、故障箇所特定モジュール180は、予測結果を提示する。
図11は、本実施の形態による処理例(ステップS902での処理例)を示すフローチャートである。
ステップS1102では、機器(又は装置)の数分ステップS1114までの処理を行う。
ステップS1104では、故障があるか否かを判断し、ある場合はステップS1106へ進み、それ以外の場合はステップS1112へ進む。
ステップS1106では、故障の数分ステップS1110までの処理を行う。
ステップS1108では、学習データ生成処理Aを行う。ステップS1108の詳細な処理については、図12の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS1110では、故障の数分ステップS1106からの処理を行う。
ステップS1112では、学習データ生成処理Bを行う。ステップS1112の詳細な処理については、図13の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS1114では、機器の数分ステップS1102からの処理を行う。
図12は、本実施の形態による処理例(ステップS1108での処理例)を示すフローチャートである。
ステップS1202では、修理後X日間で故障があったか否かを判断し、あった場合は処理を終了し(ステップS1299)それ以外の場合はステップS1204へ進む。
ステップS1204では、故障前のY日分の稼働データを取得する。
ステップS1206では、保守データを取得する。
ステップS1208では、修理直前の学習データを作成する。
ステップS1210では、修理直後の学習データを作成する。
図13は、本実施の形態による処理例(ステップS1112での処理例)を示すフローチャートである。
ステップS1302では、現時点からZ日前を基準日とする。
ステップS1304では、基準日前のY日分の稼働データを取得する。
ステップS1306では、基準日時点の保守データを取得する。
ステップS1308では、基準日時点の学習データを作成する。
なお、X、Y、Zは、予め定められた値であり、それぞれ異なっていてもよいし、同じ値であってもよい。
具体例を用いて説明する。保守データ記憶モジュール120内に保守データテーブル1400が記憶されている。なお、前述したように、稼働データ記憶モジュール110内には稼働データテーブル400が記憶されている。
図14は、保守データテーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。保守データテーブル1400は、日付欄1405、機器欄1410、作業内容欄1415、担当者欄1420を有している。日付欄1405は、日付を記憶している。機器欄1410は、機器名(又は装置名)を記憶している。作業内容欄1415は、作業内容(修理内容)を記憶している。担当者欄1420は、その作業を行った担当者を記憶している。
稼働データと保守データを合わせたデータの一例として、統合データテーブル1500を説明する。図15は、統合データテーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。
統合データテーブル1500は、機器名欄1505、日付欄1510、部品A回転数欄1515、部品B出力枚数欄1520、部品Aエラー数欄1525、部品Bエラー数欄1530、部品A稼働日数欄1535、部品B稼働日数欄1540を有している。機器名欄1505は、機器名を記憶している。日付欄1510は、日付を記憶している。部品A回転数欄1515は、部品Aの回転数を記憶している。部品B出力枚数欄1520は、部品Bの出力枚数を記憶している。部品Aエラー数欄1525は、部品Aのエラー数を記憶している。部品Bエラー数欄1530は、部品Bのエラー数を記憶している。部品A稼働日数欄1535は、部品Aの稼働日数を記憶している。部品B稼働日数欄1540は、部品Bの稼働日数を記憶している。部品A稼働日数欄1535、部品B稼働日数欄1540内のデータについては、最後にその部品を交換してから何日稼働しているかを示す情報であり、保守データをもとに算出すればよい。
部品A回転数欄1515から部品Bエラー数欄1530は、稼働データから作成している。そして、部品A稼働日数欄1535、部品B稼働日数欄1540は、保守データから作成している。
故障箇所特定モジュール180が、統合データを活用して故障箇所を特定する手法について説明する。図16は、本実施の形態(主に、故障箇所特定モジュール180)による処理例を示す説明図である。
故障予測処理モジュール170は、図16(1)の例に示すように実統合データ1601を、故障予測モデル1610に入力して予測結果1620として「故障あり」1621を得たとする。実統合データ1601として、例えば、「30日前 部品A:10000回、部品B:15000回……、部品A稼働日数:60日、部品B稼働日数:45日、部品C稼働日数:80日」である。
ここで、どの部品が故障するかを特定するために、図16(2)から(4)の例に示すように仮想統合データ1602、仮想統合データ1603、仮想統合データ1604を生成して、それぞれを故障予測モデル1610に入力して予測結果1620を得る。
仮想統合データ1602として、例えば、「30日前 部品A:10000回、部品B:15000回……、部品A稼働日数:0日、部品B稼働日数:45日、部品C稼働日数:80日」である。つまり、実統合データ1601と比較すると、部品Aの稼働日数を0日としている。
仮想統合データ1603として、例えば、「30日前 部品A:10000回、部品B:15000回……、部品A稼働日数:60日、部品B稼働日数:0日、部品C稼働日数:80日」である。つまり、実統合データ1601と比較すると、部品Bの稼働日数を0日としている。
仮想統合データ1604として、例えば、「30日前 部品A:10000回、部品B:15000回……、部品A稼働日数:60日、部品B稼働日数:45日、部品C稼働日数:0日」である。つまり、実統合データ1601と比較すると、部品Cの稼働日数を0日としている。
このように、実統合データ1601における各部品の稼働日数を0日と変更した仮想統合データを生成する。
故障予測モデル1610による実統合データ1601の予測結果1620として、「故障あり」1621が出力される。
故障予測モデル1610による仮想統合データ1602の予測結果1620として、「故障あり」1622が出力される。
故障予測モデル1610による仮想統合データ1603の予測結果1620として、「故障なし」1623が出力される。
故障予測モデル1610による仮想統合データ1604の予測結果1620として、「故障あり」1624が出力される。
図16(1)の予測結果1620の「故障あり」1621とは異なる結果となっている図16(3)の仮想統合データ1603に対する「故障なし」1623に着目する。仮想統合データ1603は、図16(1)の実統合データ1601に対して、部品Bの稼働日数を「0」に変更した組み合わせである。つまり、部品Bの稼働日数を「0」にすると、「故障なし」1623に変わるので、図16(1)の状況で、部品Bを交換すればよいことが判明する。逆に、図16(2)、(4)の例に示すように、部品A、部品Cの稼働日数を「0」に変更した組み合わせでは、予測結果1620は変わらないので、その部品A、部品Cは、故障原因ではないことになる。
なお、ここでは、部品の稼働日数を「0」に変更しているが、実統合データ1601における稼働日数未満の値であればよい。ただし、「0」に変更することは、その部品を交換した直後であることを示しているので、その部品の交換による効果が最も現れやすいことになる。
したがって、故障箇所の特定精度を向上させるためには、「交換(取り換え)」と「稼働日数」の関係を正確に故障予測モデル1610に反映させる必要がある。そのために、学習用データとして、保守データを含めており、修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を「0」とした保守データを修理直後の保守データとして作成している。
そのために、学習データ生成モジュール130は、以下の方法で学習データを作成する。
(A1)機器又は装置に保守作業(故障)があった場合、保守作業を行う直前の状態(故障状態)と適切な保守作業を行った直後の保守データ(正常な状態)を学習データとして作成する。
これによって、保守作業の有効性(稼働日数を「0」にすることと「交換」の関係性)を学習することができる。
なお、適切な保守作業であったか否かについては、保守作業後の予め定められた期間故障が再発したか否かで判断する。これによって、保守作業の有効性が疑わしいデータで学習しないようにできる。
具体例として、図17、図18を用いて後述する。
(A2)機器に保守作業(故障)がなかった場合、予め定められた期間前の日を基準日とし、基準日の保守データを学習データとして作成する。これによって、学習データ作成後、すぐに故障が発生する可能性があるデータを排除できる。
具体例として、図19、図20を用いて後述する。
(A1)の処理について説明する。図17は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
過去が左である時間軸1700上で、「故障前30日間」1705、故障1710、故障中1715、修理1720、「修理後30日間」1725、「修理後30日間」1730がある。
なお、「故障前30日間」1705は、故障1710が発生した時点で判明する。また、故障中1715がなく、故障中1715と修理1720を同時としてもよい。
このような状況から、学習データテーブル1800を生成する。図18は、学習データテーブル1800のデータ構造例を示す説明図である。学習データテーブル1800は、30日前部品A欄1805、29日前部品A欄1810、部品A経過日数欄1825、部品B経過日数欄1830、故障の有無欄1895等を有している。30日前部品A欄1805は、30日前の部品Aを記憶している。29日前部品A欄1810は、29日前の部品Aを記憶している。部品A経過日数欄1825は、部品Aの経過日数を記憶している。部品B経過日数欄1830は、部品Bの経過日数を記憶している。故障の有無欄1895は、故障の有無を記憶している。
機器又は装置に故障があった場合の学習データの生成処理として、以下を行う。
(A1−1)故障日を基準に予め定められた稼働日分の稼働データと故障直前の保守データを学習データとする。図17の例では、「故障前30日間」1705における稼働データと故障1710直前における保守データを用いる。
具体的には、学習データテーブル1800の1行目(図18では(1)で示す行)を生成する。
学習データテーブル1800内の前半部分では、「故障前30日間」1705におけるデータを用いて、30日前部品A欄1805、29日前部品A欄1810等を作成する。
学習データテーブル1800内の後半部分では、故障1710における保守データを用いて、部品A経過日数欄1825、部品B経過日数欄1830等(修理直前の保守データ1851)を作成する。そして、故障の有無欄1895として「故障あり」を生成する。
(A1−2)修理後の予め定められた日数故障が起きない場合、修理日を基準に予め定められた稼働日分の稼働データと修理直後の保守データを学習データに加える。図17の例では、「故障前30日間」1705における稼働データと修理1720直後における保守データを用いる。
具体的には、学習データテーブル1800の2行目(図18では(2)で示す行)を生成する。
学習データテーブル1800内の前半部分では、「故障前30日間」1705におけるデータを用いて、30日前部品A欄1805、29日前部品A欄1810等を作成する。学習データテーブル1800の1行目(図18では(1)で示す行)と同じデータになるので、1行目の値を複写すればよい。つまり、通常、故障1710から修理1720までの期間、機器又は装置は稼働しないため、図18での(1)と(2)における稼働データは同じになる。
学習データテーブル1800内の後半部分では、修理1720における保守データを用いて、部品A経過日数欄1825、部品B経過日数欄1830等(修理直後の保守データ1852)を作成する。ここでは、部品Bの交換が行われたので、部品B経過日数欄1830を「0」としている。交換が行われなかった部品については、学習データテーブル1800の1行目(図18では(1)で示す行)と同じデータになるので、1行目の値を複写すればよい。そして、故障の有無欄1895として「故障なし」を生成する。
なお、「修理後30日間」1725内で故障が再発した場合は、修理後のデータ(学習データテーブル1800の2行目(図18では(2)で示す行))は加えない。つまり、「修理後30日間」1725において故障がないことを確認した後に、修理後のデータを生成している。また、修理後のデータを生成した後に、「修理後30日間」1725内で故障が再発した場合は、その修理後のデータを削除してもよい。
(A2)の処理について説明する。図19は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
過去が左である時間軸1900上で、「基準日前30日間」1905、基準日1910、「現時点前30日間」1915、現時点1920、近い将来1925がある。基準日1910は第1の時点の例であり、「現時点前30日間」1915は第1の期間、第2の期間、期間Aの例であり、現時点1920は第2の時点の例であり、「基準日前30日間」1905は第3の期間、期間Bの例である。
このような状況から、学習データテーブル2000を生成する。図20は、学習データテーブル2000のデータ構造例を示す説明図である。学習データテーブル2000は、30日前部品A欄2005、29日前部品A欄2010、部品A経過日数欄2025、部品B経過日数欄2030、故障の有無欄2095等を有している。30日前部品A欄2005は、30日前の部品Aを記憶している。29日前部品A欄2010は、29日前の部品Aを記憶している。部品A経過日数欄2025は、部品Aの経過日数を記憶している。部品B経過日数欄2030は、部品Bの経過日数を記憶している。故障の有無欄2095は、故障の有無を記憶している。
機器又は装置に故障がなかった場合の学習データの生成処理として、以下を行う。
現時点から予め定められた日数前を基準日とし、予め定められた稼働日分の稼働データと基準日時点の保守データを学習データとする。
現時点1920から過去に「現時点前30日間」1915以上、故障が発生していないならば、基準日1910では、正常な状態であると判断している。なお、現時点1920を基準日1910とはしていない。もしも、近い将来1925で故障が発生した場合、現時点1920の保守データと「現時点前30日間」1915における稼働データは故障なしのデータとして学習データとすることは妥当でないため、現時点1920から予め定められた期間遡った日を基準日1910にしている。
「基準日前30日間」1905における稼働データ(30日前部品A欄2005、29日前部品A欄2010、・・・、部品A経過日数欄2025、部品B経過日数欄2030、・・・)と基準日1910における保守データ(故障の有無欄2095における「故障なし」)を用いて、学習データテーブル2000を生成する。
なお、本実施の形態(情報処理装置100、学習装置200、故障予測装置210)としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図21に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ、スーパーコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU2101を用い、記憶装置としてRAM2102、ROM2103、HD2104を用いている。HD2104として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。学習データ生成モジュール130、故障予測モデル構築モジュール140、予測データ生成モジュール160、故障予測処理モジュール170、故障箇所特定モジュール180等のプログラムを実行するCPU2101と、そのプログラムやデータを記憶するRAM2102と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM2103と、稼働データ記憶モジュール110、保守データ記憶モジュール120、故障予測モデル蓄積モジュール150としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD2104と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置2106と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置2105と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース2107、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2108により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図21に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図21に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図21に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、前述したコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…稼働データ記憶モジュール
120…保守データ記憶モジュール
130…学習データ生成モジュール
140…故障予測モデル構築モジュール
150…故障予測モデル蓄積モジュール
160…予測データ生成モジュール
170…故障予測処理モジュール
180…故障箇所特定モジュール
200…学習装置
210…故障予測装置
220…データ記憶装置
230…ユーザー端末
240…機器
250…装置
290…通信回線

Claims (8)

  1. 複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、当該修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データとして作成する作成手段と、
    前記複数の機器又は設備における稼働データと保守データを用いて、機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築するための学習データを生成する生成手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記保守データは、前記複数の機器又は設備における部品について正常か異常かの状態を示す情報も含むものであり、
    前記作成手段は、前記修理直後の保守データについて、前記取り換えた部品は正常であるものとして作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作成手段は、修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生していないことを条件として、修理直前の保守データと修理直後の保守データを作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 修理を行った後、予め定められた期間に前記取り換えた部品に再び故障が発生した場合は、前記作成手段が作成した前記修理直後の保守データを削除する削除手段
    をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、第1の時点から当該第1の時点よりも後の第2の時点までの第1の期間において前記機器又は設備において故障がなかった場合は、第2の時点から予め定められた第2の期間前を基準日とし、該基準日以前の第3の時点から該基準日までの第3の期間における稼働データを、正常を示す稼働データとしてモデル構築に用いる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、保守データとして、前記基準日における保守データを、正常を示す保守データとしてモデル構築に用いる、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置によって作成された学習データを用いて構築されたモデルによって、機器又は設備の故障予測を行う予測手段と、
    前記故障予測が故障ありとなった場合に、前記モデルに対して、複数の部品のうち第1の部品の経過日数を予め定められた数値に変更した保守データを入力して、正常との予測となった場合に、該第1の部品を故障箇所として特定する特定手段と
    を有する情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    複数の機器又は設備における部品の経過日数の情報を含む保守データから修理直前の保守データを抽出し、当該修理直前の保守データ中で取り換えた部品の経過日数を0とした保守データを修理直後の保守データとして作成する作成手段と、
    前記複数の機器又は設備における稼働データと保守データを用いて、機器又は設備の故障予測を行うモデルを構築するための学習データを生成する生成手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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