JP6896432B2 - 故障予知方法、故障予知装置および故障予知プログラム - Google Patents
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ところで、上述した実施形態では、評価部11fが、対象機械100の備えるすべてのセンサS−1〜S−nの予測誤差を取得する場合を例に挙げたが、センサS−1〜S−nのうちの一部のセンサのみから予測誤差を取得するようにしてもよい。
10 故障予知装置
11a 収集部
11b 抽出部
11c 第1学習部
11e 第2学習部
11f 評価部
11g 判定部
11h 報知部
12c 回帰モデル
12e センサ相関モデル
12g 評価情報
12ga 予測誤差
12gb 乖離度
12gc 寄与率
100 対象機械
S−1〜S−n センサ
Claims (10)
- 機械設備に設けられた複数のセンサのセンサデータを収集する収集工程と、
前記収集工程によって収集されたセンサデータから、前記機械設備が正常状態にあった正常期間のセンサデータを抽出する抽出工程と、
前記正常期間に対し学習対象となる基準日時を設定し、前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、該基準日時から過去の所定の直近期間のセンサデータの時間変動が特徴ベクトルに含まれるように機械学習を実行することで、任意の日時のセンサデータが入力された場合に当該任意の日時のセンサデータに対する予測値を出力する回帰モデルを前記センサごとに生成する第1学習工程と、
前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、前記基準日時のセンサデータが前記回帰モデルのそれぞれへ入力された場合の前記予測値に対する回帰残差である予測誤差の前記正常期間分をデータセットとした機械学習を実行することで、前記予測誤差に基づく前記センサ間の相関性を示す相関モデルを生成する第2学習工程と、
前記正常期間よりも後の任意の評価日時を基準とする前記直近期間のセンサデータを前記回帰モデルへ入力することによって前記評価日時における前記予測誤差を少なくとも一部の前記センサについて取得し、該予測誤差を前記相関モデルへ入力することによって得られる該相関モデルの出力値に基づいて前記機械設備の正常状態からの乖離度を算出する評価工程と、
前記乖離度に基づいて前記機械設備の故障予兆を判定する判定工程と
を含むことを特徴とする故障予知方法。 - 前記収集工程は、
前記機械設備の周囲状況に関する周囲状況データを収集し、
前記抽出工程は、
前記正常期間のセンサデータを抽出するに際して、前記正常期間に対応する前記周囲状況データを前記正常期間のセンサデータに含ませて抽出し、
前記第1学習工程は、
前記基準日時から過去の前記直近期間のセンサデータおよび前記周囲状況データの時間変動が特徴ベクトルに含まれるように前記機械学習を実行することで、前記回帰モデルを生成すること
を特徴とする請求項1に記載の故障予知方法。 - 前記周囲状況データは、気温データであって、
前記抽出工程は、
前記気温データと相関性が高いセンサデータにつき、前記気温データを対応付けること
を特徴とする請求項2に記載の故障予知方法。 - 前記評価工程は、
評価対象として予め選択された前記センサについて前記予測誤差を取得するとともに、前記評価対象でない前記センサについては前記予測誤差に相当するリファレンスデータを取得し、前記予測誤差および前記リファレンスデータを前記相関モデルへ入力することによって該相関モデルの出力値を得ること
を特徴とする請求項1、2または3に記載の故障予知方法。 - 前記相関モデルは、オートエンコーダであって、
前記評価工程は、
前記相関モデルの入力値と出力値との誤差を前記機械設備の正常状態からの前記乖離度として算出し、
前記判定工程は、
前記乖離度が所定の判定閾値以上である場合に、前記機械設備に故障予兆ありと判定すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の故障予知方法。 - 前記評価工程は、
前記評価日時における前記センサそれぞれの前記予測誤差を、値が大きいほど前記機械設備の故障予兆に関わる度合いが高いことを示す評価値である前記センサごとの寄与率として算出すること
を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の故障予知方法。 - 前記判定工程によって前記機械設備に故障予兆ありと判定された場合に、外部装置へのアラート通知を行う報知工程
をさらに含み、
前記判定工程は、
前記機械設備に故障予兆ありと判定した場合に、前記評価工程により算出された前記寄与率が高い前記センサに関する情報を前記報知工程の前記アラート通知へ含ませること
を特徴とする請求項6に記載の故障予知方法。 - 前記正常期間は、
前記機械設備の運用初回時から、少なくとも前記機械設備の環境要因および個体差要因が平均化されると想定されるまでの期間が設定されること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の故障予知方法。 - 機械設備に設けられた複数のセンサのセンサデータを収集する収集部と、
前記収集部によって収集されたセンサデータから、前記機械設備が正常状態にあった正常期間のセンサデータを抽出する抽出部と、
前記正常期間に対し学習対象となる基準日時を設定し、前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、該基準日時から過去の所定の直近期間のセンサデータの時間変動が特徴ベクトルに含まれるように機械学習を実行することで、任意の日時のセンサデータが入力された場合に当該任意の日時のセンサデータに対する予測値を出力する回帰モデルを前記センサごとに生成する第1学習部と、
前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、前記基準日時のセンサデータが前記回帰モデルのそれぞれへ入力された場合の前記予測値に対する回帰残差である予測誤差の前記正常期間分をデータセットとした機械学習を実行することで、前記予測誤差に基づく前記センサ間の相関性を示す相関モデルを生成する第2学習部と、
前記正常期間よりも後の任意の評価日時を基準とする前記直近期間のセンサデータを前記回帰モデルへ入力することによって前記評価日時における前記予測誤差を少なくとも一部の前記センサについて取得し、該予測誤差を前記相関モデルへ入力することによって得られる該相関モデルの出力値に基づいて前記機械設備の正常状態からの乖離度を算出する評価部と、
前記乖離度に基づいて前記機械設備の故障予兆を判定する判定部と
を備えることを特徴とする故障予知装置。 - 機械設備に設けられた複数のセンサのセンサデータを収集する収集手順と、
前記収集手順によって収集されたセンサデータから、前記機械設備が正常状態にあった正常期間のセンサデータを抽出する抽出手順と、
前記正常期間に対し学習対象となる基準日時を設定し、前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、該基準日時から過去の所定の直近期間のセンサデータの時間変動が特徴ベクトルに含まれるように機械学習を実行することで、任意の日時のセンサデータが入力された場合に当該任意の日時のセンサデータに対する予測値を出力する回帰モデルを前記センサごとに生成する第1学習手順と、
前記正常期間において前記基準日時を変化させつつ、前記基準日時のセンサデータが前記回帰モデルのそれぞれへ入力された場合の前記予測値に対する回帰残差である予測誤差の前記正常期間分をデータセットとした機械学習を実行することで、前記予測誤差に基づく前記センサ間の相関性を示す相関モデルを生成する第2学習手順と、
前記正常期間よりも後の任意の評価日時を基準とする前記直近期間のセンサデータを前記回帰モデルへ入力することによって前記評価日時における前記予測誤差を少なくとも一部の前記センサについて取得し、該予測誤差を前記相関モデルへ入力することによって得られる該相関モデルの出力値に基づいて前記機械設備の正常状態からの乖離度を算出する評価手順と、
前記乖離度に基づいて前記機械設備の故障予兆を判定する判定手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする故障予知プログラム。
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