JP2021047079A - 温度記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの影響を受け難い温度記録システムを提供する。【解決手段】温度記録システム1は、ケース(8)内の温度を温度計測ユニット3で検出して、ケース(8)外に設けられた記録ユニット5で記録するシステムであり、温度計測ユニット3は、温度を計測する温度センサ31と、計測した計測結果を記録ユニット5に送信するための送信部(32)とを備え、記録ユニット5は、温度計測ユニット3から計測結果を受信する受信部(51)と、受信した計測結果を記憶する記憶部53とを備え、温度計測ユニット3の送信部(32)は、ケース(8)に設けられた電子機器87と離間している。【選択図】図1

Description

本発明は、温度センサで計測した温度データを記録する温度記録システムに関する。
温度記録装置として、計測した温度データを外部のコンピュータに送信用ターミナル(送信部)を介して出力可能なものがある(例えば、特許文献1)。
この温度記録装置は、「温度センサ6、7と、この温度センサ6、7にて計測した温度データを記録するメモリ22と、送信受信用ターミナル23、24と、電池4と、受信用ターミナル23を介して書き込まれたプログラムに基づいて温度の計測記録を実行するマイクロコンピュータ21とを内蔵して成るものであって、各種データを表示可能とされた表示器14と、各スイッチ10〜13とを備えており、マイクロコンピュータ21は、データを表示器14に表示すると共に、スイッチ10〜13の操作に基づいて受信用ターミナル23を介して書き込まれたプログラムを変更し、温度の計測記録を実行する」とされている。
特開平10−246674号公報
上記装置では、送信受信用ターミナル(通信部)の配置についての記載がなく、ノイズの影響を受ける場合がある。
本発明は、ノイズの影響を受け難い温度記録システムを提供することを目的とする。
本発明に係る温度記録システムは、ケース内の温度を温度計測ユニットで検出して、前記ケース外に設けられた記録ユニットで記録する温度記録システムにおいて、前記温度計測ユニットは、前記温度を計測する温度センサと、計測した計測結果を前記記録ユニットに送信するための送信部とを備え、前記記録ユニットは、前記温度計測ユニットから前記計測結果を受信する受信部と、受信した前記計測結果を記憶する記憶部とを備え、前記温度計測ユニットの送信部は、前記ケースに設けられた電子機器と離間している。
上述の構成によれば、送信部が電子機器から離間するため、電磁ノイズの影響を受け難くできる。
第1実施形態に係る温度記録システムのブロック図である。 第1実施形態の温度記録システムのシーケンス図である。 第1実施形態の冷ケースの斜視図である。 第1実施形態の冷ケースの正面図である。 第1実施形態の冷ケースの側断面図である。 温度計測ユニットのフローチャート図である。 記録ユニットのフローチャート図である。 第2実施形態に係る記録ユニットのブロック図である。 第2実施形態に係る温度記録システムの計測結果テーブルである。 第3実施形態に係る温度記録システムの設定条件テーブルである。 第3実施形態に係る温度記録システムの計測結果テーブルである。
<概要>
実施形態の一態様に係る温度記録システムは、ケース内の温度を温度計測ユニットで検出して、前記ケース外に設けられた記録ユニットで記録する温度記録システムにおいて、前記温度計測ユニットは、前記温度を計測する温度センサと、計測した計測結果を前記記録ユニットに送信するための送信部とを備え、前記記録ユニットは、前記温度計測ユニットから前記計測結果を受信する受信部と、受信した前記計測結果を記憶する記憶部とを備え、前記温度計測ユニットの送信部は、前記ケースに設けられた電子機器と離間している。
実施形態の別態様に係る温度記録システムにおいて、前記電子機器は機器ケース内に収容され、前記温度計測ユニットの送信部は、前記機器ケースの外側に設けられている。これにより、電子機器から電磁ノイズが機器ケースの外部に漏れ難くできる。
実施形態の別態様に係る温度記録システムにおいて、前記機器ケースは金属製である。これにより、電子機器からの電磁ノイズを遮蔽できる。
<第1実施形態>
1.全体
温度記録システム1は、図1に示すように、少なくとも温度計測ユニット3と記録ユニット5とを有し、ケース(8)内の温度を温度計測ユニット3で計測して、ケース(8)外に設けられた記録ユニット5で記録(記憶)する。温度記録システム1は、ケース(8)に対して、後付けできるため、既存のケース(8)に容易に設置して温度記録が可能となる。
本実施形態では、図2に示すように、記録ユニット5は、ケース(8)内の温度計測を温度計測ユニット3に要求し、これを受けて、温度計測ユニット3は温度計測し、その計測結果を記録ユニット5に送信する。なお、記録ユニット5は、受信した計測結果を記憶する。
本実施形態では、図2に示すように、記録ユニット5は、管理者が使用する端末7に無線により接続され、端末7から温度データを要求されると、端末7に温度データを送信する。なお、記録ユニット5は、記憶していた温度データを端末7に送信すると、その記憶をリセットする。
本実施形態では、温度計測ユニット3を冷ケース8に設けた例について説明する。
2.各構成
(1)冷ケース
図3〜図5を用いて説明する。
冷ケース8は、店舗等に設置され、食品等を陳列する。冷ケース8は、ケース81と、上下に間隔をおいて配された複数枚の陳列棚82と、ケース81内や陳列棚82を照らすLEDライト83と、冷ケース8内の空気を循環させる送風ユニット84と、循環する空気を冷却する冷却ユニット85と、LEDライト83、送風ユニット84及び冷却ユニット85に電力を供給する電源ユニット86とを備える。
ここで、送風ユニット84、冷却ユニット85及び電源ユニット86のそれぞれは、電気機器の一例に相当し、図1において符号「87」としている。
ケース81は、図5に示すように、ベース部810と、左右一対の側板部811と、左右一対のガラス板部812と、天井部813と、背板部814とを備え、ベース部810と天井部813との間が開口している。ベース部810は、上面が陳列台になっており、内部に送風ユニット84と電源ユニット86とを収容する。天井部813の下面には温度計測ユニット3が設けられている。背板部814は内部に冷却ユニット85を収容する。
送風ユニット84、冷却ユニット85及び電源ユニット86のうち、少なくとも、温度計測ユニット3の通信部32と最も近い位置にある電子機器87(ここでは、冷却ユニット85である)は、機器ケース88(図1参照)に収容されている。なお、機器ケース88は金属製であることが好ましい。これにより、電子機器87により発生する電磁波等が機器ケースの外部に漏れにくくできる。
冷ケース8は、冷却ユニット85でケース81内を冷却すると共に、表側の開口にエアーカーテンが形成されるように、ベース部810と背板部814及び天井部813の内部に、空気と冷却空気との2重の流路(図示省略)を有している。
(2)温度計測ユニット
温度計測ユニット3は、図1に示すように、少なくとも、ケース81内の温度を計測する温度センサ31と、計測した計測結果を記録ユニット4に送信するための送信部を備える。
本実施形態の温度計測ユニット3は、記録ユニット5から温度計測要求を受信する受信部と、温度計測要求を受信すると温度センサ31から計測結果を取得して送信部から記録ユニット5に送信させる制御部33とを備える。ここでは、送信部と受信部とを含めて通信部32としている。本実施形態の温度計測ユニット3は、温度センサ31で計測した温度を表示する表示部34をさらに備える。
温度計測ユニット3は、少なくとも通信部32と離間する状態で温度センサ31を備える。ここでは、温度センサ31は、通信部32、制御部33及び表示部34と離間する。温度計測ユニット3は、通信部32と制御部33と表示部34とを計測ケース35に有する。温度センサ31は計測ケース35の外部に備える。これにより、通信部32、制御部33及び表示部34から発せられる熱の影響を小さく又はなくすことができる。なお、計測ケース35は樹脂材料により構成される。
また、温度センサ31を通信部32、制御部33及び表示部34と配線を介して離間させることにより、例えば、ケース81内の温度計測したい場所に温度センサ81を配置し、計測ケース35(表示部34)をケース81外に配置することも可能である。これにより、管理者が計測結果を確認しやすくすることもできる。
通信部32は、無線を利用し、記録ユニット4と通信する。ここでは、通信にBluetooth(登録商標)を利用し、アドバタイズパケットに情報を格納して送・受信する。
制御部33は、CPU、作業用のRAM等により構成され、記憶されているコンピュータプログラムに基づき、記録ユニット5からの温度計測要求を受信したり、温度センサ31から温度を取得したり、取得した計測結果(温度)を送信したり、取得した計測温度を表示部34に表示させたりする。
通信部32は、図4及び図5に示すように、電子機器87に含まれる、送風ユニット84、冷却ユニット85及び電源ユニット86と離間する位置に設けられている。これにより、通信部32の送受信の際に、電子機器87からの電磁ノイズの影響を小さくできる。
(3)記録ユニット
記録ユニット5は、図1及び図2に示すように、少なくとも、温度計測ユニット3から計測結果を受信する受信部と、受信した計測結果を記憶する記憶部52とを備える。記録ユニット5は、温度計測ユニット3から計測結果を受信すると、その計測結果を記憶部52に記憶したり等の制御を行う制御部53を備える。これにより、冷ケース8の温度状況を記憶できる。
本実施形態の記録ユニット5は、冷ケース8内の温度計測を要求する温度計測要求を温度計測ユニット3に送信する送信部をさらに備えてもよい。この場合、制御部53は、温度計測を要求するタイミングになると、送信部に温度計測要求を送信させる。なお、送信部と受信部とを含めて通信部51としている。これにより、設定したタイミングで温度計測の計測結果を記憶できる。
本実施形態の記録ユニット5は、タイマ54を備え、第1時間間隔で温度計測要求を通信部51に送信させてもよい。この場合、制御部53は、温度計測要求を第1時間間隔で送信するように時間を管理する。これにより、第1時間間隔の計測結果を記憶できる。
本実施形態の記録ユニット5は、通信部51を介して受信した計測結果が、記録する冷ケース8の管理する温度範囲(閾値)から外れる、つまり、計測結果が異常と判断されると、警報する警報ユニット56を備えてもよい。この場合、制御部53は、計測結果が異常か否かの判定を行い、異常であるときに警報ユニット56に警報させる。これにより、使用者や管理者に冷ケース8内の温度の異常を報知することができる。
本実施形態の記録ユニット5(制御部53)は、端末7から設定条件を受信すると、記憶部52に格納されている設定条件テーブル(図示省略)の条件を変更する。これにより、管理者が希望する温度記録が得られる。
以下、各部について説明する。
通信部51は温度計測ユニット3と無線通信する。ここでは、通信にBluetooth(登録商標)を利用している。通信部51は端末7とも無線通信可能に構成されている。ここでは、端末7との通信にWiFiを利用している。
記憶部52は、温度計測ユニット3から受信した計測結果を記憶する。ここでは、例えば、CSV形式で記憶する。記憶部52は、温度計測ユニット3に温度計測を要求するタイミング(ここでは第1時間である)、管理する温度の範囲、計測結果のデータ形式等の設定条件を格納するための設定条件テーブルを記憶する。記憶部52は、制御部53が実行するコンピュータプログラム等を記憶する。
記憶部52の容量としては、5回/日、14日分の合計70回分以上の計測結果を記憶できることが好ましい。
制御部53は、CPU、作業用のRAM等により構成され、記憶部52に記憶されているコンピュータプログラムに基づき、上記の制御(例えば、温度計測ユニット3に温度計測要求を送信する)を行う。
警報ユニット56は、冷ケース8内の温度異常を管理者等に報知する。一例として、異常が発生すると、LEDが点灯し、使用者や管理者の解除操作で消灯する。
(4)端末
端末7は、図1及び図2に示すように、例えば、操作部71、通信部72、制御部73、記憶部74及び表示部75を備え、記録ユニット5に対し、温度データの送信を要求し、温度データを受信する。管理者は、受信した温度データを記憶部74に記憶したり、出力したりして保管(管理)する。端末7として、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォーン、携帯端末等を利用することができる。
通信部72は、ネットワークを介して記録ユニット5と接続され、ここでは、例えば、WiFiを利用している。
端末7は、冷ケース8の温度管理用ソフトを記憶部74に格納し、当該ソフトを利用すること(つまり、当該ソフトのコンピュータプログラムを制御部で実行すること)で、冷ケース8の温度の記録を管理できる。
3.制御内容
(1)温度計測ユニット
制御部33は、図6に示すように、電源オンによりスタートすると、通信部32が記録ユニット5から温度計測要求を受信した否かを判定し(S31)、温度計測要求を受信していると(S31において「Yes」である)、温度センサ31から冷ケース8内の温度、つまり、計測結果を取得する(S32)。
制御部33は、取得した計測結果を表示部34に表示した(S33)後、計測結果を通信部32から記録ユニット5に送信して(S34)、ステップS31に戻る。
(2)記録ユニット
制御部53は、図7に示すように、電源オンによりスタートすると、タイマ54をクリアーして、カウントを開始させる。カウントTが、第1時間T1以上になると(S52で「Yes」である)、通信部51から温度計測ユニット3に温度計測要求を送信し、計測結果を取得する(S53)。
受信(取得)した計測結果を記憶部52に記憶し(S54)、計測結果が異常であるか否かを判定する(S55)。ステップS55において異常でない場合(「No」である)、記憶している温度データの要求が端末7から受信すると(S56において「Yes」である)、その温度データを通信部51から端末7に送信し(S57)、記憶していた温度データをリセット(削除)して(S58)、ステップS51に戻る。
ステップS52において、タイマ54のカウントTが第1時間T1に達していない場合(「No」である)、端末7から温度データの要求があったか否かを判定し(S60)、要求があると(「Yes」である)S57に進み、要求がないと(「No」である)S52に進む。
ステップS55において、計測結果が異常であると(「Yes」である)、警報ユニット56にLEDを点灯させる(S61)。その後、管理者等から警報解除の操作を受け付けると(S62において「Yes」である)、LEDを消灯して(S63)、ステップS56に進む。
<第2実施形態>
第1実施形態の記録ユニット5は、第1時間間隔で冷ケースの温度(計測結果)を記憶していたが、第2実施形態の記録ユニット105は、計測時間と計測結果とを対応付けて記憶する。
以下、第2実施形態の記録ユニット105について説明する。第1実施形態と同じ構成は、そのまま同じ符号を用い、その説明を省略する。
記録ユニット105は、図8に示すように、第1実施形態と同様に通信部51、記憶部52、タイマ54を備える他、時計155、ファイル作成部156及び制御部153を備える。
時計155は、制御部153の要求に応じて、その年月日時刻を制御部153に出力する。
ファイル作成部156は、温度計測ユニット3から受信した計測結果から、例えば、CSVファイルを作成したり、計測結果を表にしたPDFファイルを作成したりする。
制御部153は、タイマ54のカウントが第1時間になると、温度計測ユニット3へ温度計測を要求し、受信した計測結果と受信した日時とを対応付けて記憶部52に記憶する。なお、日時は時計155から取得する。
計測結果と受信した日時との対応付けは、図9に示すような、計測結果テーブル1T1に各データを格納することで行われる。
制御部153は、端末7から温度データの要求があると、記憶していた計測結果と計測日時(受信日時)とを予め設定されたファイル形式(例えばCSVファイルである)で作成するようにファイル作成部156に指示し、作成されたファイルを温度データとして記憶したり送信したりする。
<第3実施形態>
第1実施形の温度記録システム1は、1台の冷ケース8を対象にしているが、第3実施形態の温度記録システム201は、例えば、店舗内の複数台の冷ケース8を対象としている。第3実施形態の構成の図示は省略するが、他の実施形態と区別するために符号を付している。なお、第1実施形態と同じ構成は、そのまま同じ符号を用い、その説明を省略する。
温度記録システム201は、複数の温度計測ユニット203と、複数個の温度計測ユニットを管理する機能を有する記録ユニット205とを備える。
複数の温度計測ユニット203は、他の温度計測ユニット203と自己のユニットとを区別するための独自のIDを有している。記録ユニット205は、複数の温度計測ユニット203をIDによって管理する。具体的には、IDと、各温度計測ユニット203の設定条件とを関連付けた設定条件テーブルで管理する。
図10に示す設定条件テーブル2T2は、4台の温度計測ユニット203を管理する例であり、各温度計測ユニット203のIDと、各温度計測ユニット203が設置される冷ケース8の管理温度の範囲と、計測要求のタイミング(例えば時刻)が格納されている。
記録ユニット205は、端末7から、温度計測ユニット203のIDと、温度範囲、要求タイミングを受信すると、設定条件テーブル2T2における該当するIDで格納されている設定条件を書き換える。
記録ユニット205は、マルチタスク方式で各温度計測ユニット203で図7に示すような処理を行ってもよいし、シングルタスクで各温度計測ユニット203に対して温度計測の要求タイミングか否かを判定しながら、計測要求の送信・計測結果の受信・記録を順次行ってもよい。
計測結果の記憶は、例えば、図11に示すように、各IDの計測結果テーブル2T1に格納することで行われ、端末7から温度データの要求があった場合に、その要求のIDに対応した計測結果テーブルや当該計測結果テーブルに格納されている温度データを送信する。
なお、複数の温度計測ユニット203は、受信した信号が自己のユニットに関する信号でない場合(IDで判断する)、隣接する他の温度計測ユニット203に順次転送するようにしてもよい。
以上、第1〜第3実施形態を説明したが、これらの実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態同士、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってもよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
1.通信
温度計測ユニット3と記録ユニット5との無線通信にBluetooth(登録商標)を利用し、記録ユニット5と端末7との無線通信にWiFiを利用したが、通信プロトコルは、他の既存のプロトコルでもよいし、独自に開発されたプロトコルでもよい。既存のプロトコルとしては、ZigBee(登録商標)、WiMAX(登録商標)、ANT(登録商標)、Wi−SUN(登録商標)、Z−wave(登録商標)、WirelessHART(登録商標)、EnOcean(登録商標)等がある。
2.温度計測ユニット
(1)温度計測ユニット3は表示部34を備えていたが、表示部は無くてもよい。この場合、計測ケースは通信部32と制御部33とを収容してもよいし、通信部32を収容してもよい。
(2)温度計測ユニット3は、電子機器87を収容する機器ケース88から離間して通信部32を備えているが、機器ケース88が金属製の場合、通信部32は機器ケース88の外側にあればよく、例えば、機器ケース88の外面に設けられてもよい。
(3)温度計測ユニット3の冷ケース8への装着は、例えば、ねじ、粘着テープ、マグネット等を利用してもよい。
3.記録ユニット
(1)記録ユニット5,105は、冷ケース8の計測結果を記憶部52に記憶し、端末7からの要求にしたがって端末7に送信しているため、SDカード、USBメモリ等の着脱可能な記録媒体を備えていないが、例えば、記録媒体を着脱可能に備え、当該記録媒体に、一定期間分(例えば、三箇月分)を記録するようにしてもよい。この場合、古い記録は新しい記録に更新されてもよく、記録媒体の容量を有効に利用できる。
記録ユニット5,105は、USB端子を備え、USBメモリが装着されると、温度データを出力するようにしてもよい。
(2)第2実施形態の記録ユニット105は、ファイル作成部で作成したファイルを端末7に送信しているが、例えば、端末が接続されているネットワークプリンタに、1日分、1週間分等を出力するようにしてもよい。
(3)記録ユニット5,105は、メール送信部を備え、端末からの温度データの要求に対して、メールに温度データを添付して送信してもよい。
(4)記録ユニット5,105は、計測結果の温度が予め設定された温度範囲から外れている場合、警報ユニット56に警報させた時間と、解除操作された時間とを計測結果テーブルに格納するようにしてもよい。
4.端末
(1)ソフト
実施形態の端末は、冷ケース温度管理用のソフトをインストールしていたが、例えば、インターネット(イントラネット)等のネットワークを介して使用できるウェブアプリケーションを利用して、冷ケースの温度を管理してもよい。
(2)端末7は、記録ユニット5に対して温度データ(計測結果テーブル)を要求しているが、例えば、記録ユニットに対して、予め設定した時間になると、自動的に端末に温度データを送信するようにしてもよい。
1 温度記録システム
3 温度計測ユニット
5 記録ユニット
31 温度センサ
32 通信部
51 通信部
52 記憶部
87 電子機器

Claims (3)

  1. ケース内の温度を温度計測ユニットで検出して、前記ケース外に設けられた記録ユニットで記録する温度記録システムにおいて、
    前記温度計測ユニットは、前記温度を計測する温度センサと、計測した計測結果を前記記録ユニットに送信するための送信部とを備え、
    前記記録ユニットは、前記温度計測ユニットから前記計測結果を受信する受信部と、受信した前記計測結果を記憶する記憶部とを備え、
    前記温度計測ユニットの送信部は、前記ケースに設けられた電子機器と離間している
    温度記録システム。
  2. 前記電子機器は機器ケース内に収容され、
    前記温度計測ユニットの送信部は、前記機器ケースの外側に設けられている
    請求項1に記載の温度記録システム。
  3. 前記機器ケースは金属製である
    請求項2に記載の温度記録システム。
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