JP2011072121A - 電気設備計測監視システム、計測監視装置、およびプログラム - Google Patents

電気設備計測監視システム、計測監視装置、およびプログラム Download PDF

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JP2011072121A JP2009220886A JP2009220886A JP2011072121A JP 2011072121 A JP2011072121 A JP 2011072121A JP 2009220886 A JP2009220886 A JP 2009220886A JP 2009220886 A JP2009220886 A JP 2009220886A JP 2011072121 A JP2011072121 A JP 2011072121A
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Abstract

【課題】 セキュリティを確保しつつ低コスト化を実現する電気設備計測監視システムを提供すること。
【解決手段】 計測監視装置は、電気設備1の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成する計測部20と、記憶媒体としての情報保存部23と、少なくとも計測部20により生成される電気設備データを情報保存部23に保存する処理および情報保存部23から電気設備データの一部を読み出す処理を行う情報管理部24と、計測監視装置2の内部で生じる情報を計測監視装置2の外部へ提供する情報提供部26と、携帯端末3と直接に無線通信を行う無線通信部29と、無線通信部29を通じて携帯端末3からアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求を行った携帯端末3がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う認証部28とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気設備の状態監視をする計測監視装置と収集した状態情報を表示する携帯端末との通信を可能とする電気設備計測監視システム、計測監視装置、およびプログラムに関する。
分電盤および漏電検出器などの電気設備は、ビル屋上や店舗屋外などに設置されたキュービクル盤にて管理されており、これら電気設備の状態監視を行う計測監視装置はキュービクル盤内に設置されている。この計測監視装置が収集した電気設備の状態情報、警報状態、計測監視装置の動作状態などを確認する方法としては、例えば、端末上のLED、7セグ表示、および液晶パネルなどのハードウェアデバイスを利用して確認する方法がある。
一方で、キュービクル盤は容易に開閉が出来る場所に設置されることが少ないことから、計測監視装置と携帯端末とを通信ネットワークを介して接続し、収集した情報を携帯端末上に表示して確認する方法が採られ始めている。
通信ネットワークを利用して、収集した情報を確認するシステムの構成例としては、計測対象物から例えばセンサなどを利用して情報の収集を行い、収集した情報の異常検出,収集した情報の保存,および収集した情報から外部に提供する情報の抽出を行った後に、外部に情報を送信する計測監視装置と、計測監視装置より送信された情報の受信および保存を行い、携帯端末に保存情報を提供する際に提供データを生成するデータ管理装置と、収集した情報を表示するための携帯端末とを公衆回線網を介して接続したシステムが挙げられる。
関連する技術の代表的なものとしては、特許文献1および2が挙げられる。
特許文献1には、遠隔にある計測対象物に異常が発生した場合、公衆回線網を利用して、メンテナンス担当者に検出した異常を確認するための異常通知メールを送信することで、異常発生時の状況に的確に対応することの出来る管理システムについての記載がある。
特許文献2には、監視端末装置、ホストコンピュータ、および携帯端末とを公衆回線網を介して接続し、監視端末装置により検出した高圧受電設備の状態情報を携帯端末から確認可能にした監視システムについての記載がある。
特開2005−215731号公報 特開2003−99121号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載される状態監視システムには、以下に示すような課題がある。
(1)収集した情報の保存および携帯端末への提供を行うデータ管理装置を、計測監視装置および携帯端末と公衆回線網を介して接続するため、計測情報の送受信を行うたびに通信コストが発生する。
(2)例えばモデムやADSLなど、公衆回線網を利用するにあたりデータ変換を行う通信設備が必要となる。
(3)計測情報の送受信を行うたびに公衆回線網を利用するため、公衆回線網を通じて計測情報が不正に取得されてしまう可能性が高い。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、セキュリティを確保しつつ低コスト化を実現する電気設備計測監視システムを提供することを目的とする。
電気設備の状態監視を行い、当該状態監視を通じて得られる情報を携帯端末に送信することが可能な計測監視装置において、前記電気設備の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成する計測手段と、記憶媒体としての情報保存部と、少なくとも前記計測手段により生成される電気設備データを前記情報保存部に保存する処理および前記情報保存部から少なくとも前記電気設備データの一部を読み出す処理を行う第1の情報管理手段と、前記計測監視装置の内部で生じる情報を前記計測監視装置の外部へ提供する情報提供手段と、携帯端末と直接に無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段を通じて携帯端末からアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う認証手段とを具備し、前記認証手段が、前記アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断した場合に、前記情報提供手段は、前記第1の情報管理手段により管理される少なくとも電気設備データの一部を用いて前記アクセス要求に対応する電気設備データを生成し、前記第1の無線通信手段は、生成された電気設備データを当該携帯端末に直接に無線送信することを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティを確保しつつ低コスト化を実現する電気設備計測監視システムを提供することが出来る。
本発明の第1の実施形態に係る電気設備計測監視システムの構成の一例を示す図。 同実施形態において、電流値に関する電気設備データを携帯端末上で表示する画面の一例を示す図。 同実施形態において、電流値の異常により生じた警報の履歴を携帯端末上で表示する画面の一例を示す図。 同実施形態において、グラフ化した電流値に関する電気設備データを携帯端末上で表示する画面の一例を示す図。 同実施形態において、計測監視装置に含まれる情報保存部に保存する電気設備データの具体的な項目の一例を示す図。 同実施形態において、計測監視装置が電流値に関する電気設備データを取り込んでから保存するまでの動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態において、計測監視装置が電力量に関する電気設備データを取り込んでから保存するまでの動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態において、計測監視装置が保存したデータをデータ管理装置に送信するまでの動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態において、計測監視装置が収集したデータを携帯端末に送信するまでの動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態において、携帯端末が計測監視装置に要求したデータを受信して表示するまでの動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る、電気設備計測監視システムの構成の一例を示す図。 同実施形態において、データ管理装置が携帯端末に表示フォーマットを送信するまでの動作の一例を示すフローチャート。 同実施形態において、携帯端末がデータ管理装置に要求した表示フォーマットを受信して設定するまでの動作の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1乃至図10を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電気設備計測監視システムの構成の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る電気設備計測監視システムは、少なくとも計測監視装置2および携帯端末3により構成される。監視対象となる電気設備1は、例えば、分電盤および漏電検出器などの設備を示す。また、計測監視装置2は、公衆回線等の通信ネットワーク4を介して、サーバ等のデータ管理装置5に接続可能である。
計測監視装置2は、上記電気設備1の状態監視を行い、状態監視を通じて得られる情報の少なくとも一部を携帯端末3に送信することが可能なものである。
上記計測監視装置2は、計測部20、計測情報解析部21、装置状態監視部22、情報保存部23、情報管理部24、表示処理部25、情報提供部26、通信部27、認証部28、および無線通信部29を有する。
計測部20は、電気設備1の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成するものである。この計測部20は、例えば、変成器や変流器などの電気量を一定の周期で取り込み、アナログデータからディジタルデータに変換して電気設備データを生成する。
計測情報解析部21は、計測部20により生成された電気設備データを解析して、電気設備の異常を検出し、異常を検出した場合には、当該異常の内容を示す第1の異常情報を情報提供部26に通知するものである。
装置状態監視部22は、計測監視装置2の動作状態に異常がないか否かの監視を行うものである。この装置状態監視部22は、例えば、計測監視装置2に含まれるハードウェアおよびソフトウェアの動作状態に異常がないか否かのセルフチェックを行い、異常を検出した場合には、上記計測情報解析部21と同様に、当該異常の内容を示す第2の異常情報を情報提供部26に通知する。
情報保存部23は、計測監視装置2の内部で生じる情報を保存するための記憶媒体である。なお、情報保存部23に保存する情報の具体的な例としては、計測部20により生成される電気設備データ、計測情報解析部21により検出される異常の内容を示す第1の異常情報、装置状態監視部22により検出される異常の内容を示す第2の異常情報などが挙げられる。
情報管理部24は、計測監視装置2の内部で生じる情報を情報保存部23に保存する処理および情報保存部23に保存される情報の少なくとも一部を読み出す処理を行うものである。この情報管理部24は、例えば、計測部20により生成される電気設備データ、計測情報解析部21により検出される異常の内容を示す第1の異常情報、装置状態監視部22により検出される異常の内容を示す第2の異常情報などを情報保存部23に保存する。
表示処理部25は、情報保存部23に保存される情報を画面上に表示する処理を行うものである。
情報提供部26は、計測監視装置2の内部で生じる情報を計測監視装置2の外部へ提供するものである。この情報提供部26は、例えば、携帯端末3からの各種要求を受け付け、電気設備データ、第1の異常情報、第2の異常情報などの情報の少なくとも一部を用いて、データ管理装置5に送信するための提供データの生成および送信を行ったりする。また、この情報提供部26は、携帯端末3からの各種要求の受け付けも行う。
通信部27は、データ管理装置5と通信ネットワーク4を介して接続するものである。なお、この通信部27は、情報提供部26で生成した提供データを、データ管理装置5に送信することが可能である。この場合、データ管理装置5に保存するために必要となるデータだけを、レポートとしてコンパクトにまとめた形で、少ない頻度で(例えば、1日に1回のみ、あるいは1ヶ月に1回のみ)データ管理装置5へ送信することにより、通信ネットワーク4の使用による通信コストを抑えることが可能となる。
認証部28は、無線通信部29を通じて携帯端末3からアクセス要求があった場合に、あらかじめ所定の記憶媒体に登録されているアクセス権を有する端末の識別情報およびアクセス権を有するユーザの識別情報に基づき、当該アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う。なお、アクセス権を有する端末であるか否かの判断は、携帯端末3が固有にもつ機器IDおよび製造番号などの識別情報を用いて行い、アクセス権を有するユーザであるか否かの判断は、ユーザIDおよびパスワードなどの識別情報を用いて行う。また、認証部28では、識別情報に対応したランク分けを行っており、このランクによって提供出来る情報の範囲を制限している(例えば、ランクが低い携帯端末およびユーザの場合は、一部の情報は閲覧不可であるが、ランクが高い携帯端末およびユーザの場合には、全ての情報が閲覧可であるなど)。
無線通信部29は、携帯端末3と直接に無線通信を行うものである。この無線通信部29は、例えば、認証部28においてアクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断された場合に、情報提供部26により生成されたアクセス要求に対応する提供データを送信するために、当該携帯端末と直接に無線通信を行う。なお、この無線通信部29は、送信する情報には暗号化処理を施し、一方、受信する情報には複合化処理を施す。
上記計測監視装置2においては、特に、認証部28が、アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断した場合に、情報提供部26は、計測監視装置2の内部で生じる情報の少なくとも一部(例えば、情報管理部24により情報保存部23上で保存される電気設備データ、第1の異常情報、および第2の異常情報の少なくとも一部)を用いて前記アクセス要求に対応するデータを生成し、無線通信部29は、生成されたデータを当該携帯端末に直接に無線送信するようになっている。
携帯端末3は、計測監視装置2と接続し、計測監視装置2の内部に生じる情報の少なくとも一部を、当該携帯端末の画面上に表示するものである。
上記携帯端末3は、無線通信部30、情報管理部31、表示処理部32、および表示形式保存部33を有する。
無線通信部30は、計測監視装置2と直接に無線通信を行い、計測監視装置2へのアクセス要求を行うものである。なお、直接に無線通信を行う通信方式としては、例えば、Bluetooth(登録商標)に基づく近距離無線通信や赤外線通信などの通信方式が挙げられる。また、この無線通信部30は、前述の無線通信部29と同様に、送信する情報には暗号化処理を施し、一方、受信する情報には複合化処理を施す。
情報管理部31は、アクセス要求の際に、無線通信部30を通じて送信する当該携帯端末の識別情報および当該携帯端末のユーザの識別情報を管理し、当該識別情報および情報提供部26により生成された提供データの送受信を、無線通信部30を通じて行うものである。
表示処理部32は、無線通信部30を通じて受信する情報を画面上に表示する処理を行うものである。また表示処理部32は、表示形式保存部33より各種表示フォーマットを読み出す処理および読み出した表示フォーマットを設定する処理もまた行う。
表示形式保存部33は、電気設備データを画面上に表示する際に使用する、各種表示フォーマットを保存するための記憶媒体である。
なお、携帯端末3は専用機器に限らず、作業員が常時使用する携帯電話などで実現しても構わない。この場合、作業員が常時使用する携帯電話の識別情報を計測監視装置2側の認証部28にあらかじめ登録しておく。これにより、作業員は携帯電話を用いて手軽に計測監視装置2にアクセスし、所望の情報を携帯電話の表示部に表示させることが可能となる。
ここで、計測監視装置2と携帯端末3との間でやり取りできる情報の例を以下に示す。
(1)認証時に携帯端末3から計測監視装置2へ送信できる情報
・携帯端末3の機器ID
・接続する計測監視装置2の装置ID
・ユーザIDおよびパスワード
・セキュリティレベル(前述のランクに相当。携帯端末3が計測監視装置2から享受できる情報の範囲。)
(2)設定時に携帯端末3から計測監視装置2へ送信できる情報
・時刻
・各監視対象の切替えを示すフラグ、各監視対象の有効/無効を示すフラグ
・警報検出レベル(警報を発生させる電流値や電力量の閾値など)
・点検指令(計測監視装置2自身の動作状態の点検の指令など)
(3)アクセス要求時に計測監視装置2から携帯端末3へ送信できる情報
・監視対象(監視対象となる回路やチャンネルを識別する情報など)
・監視対象の現在値(監視対象の現在の電流値、電力量、時刻など)
・設定値(現在設定されている電流値や電力量の閾値など)
・現在状態(現在の監視対象の状態、計測監視装置2自体の状態や通信状態など)
・トレンドデータ(監視対象の電流値や電力量の推移を示す情報など)
・イベント履歴(警報発生や故障発生の履歴など)
次に、図2乃至図4を参照して、本実施形態の携帯端末3に表示する各種の画面の例について説明する。
図2は、計測監視装置2において生成した電流値に関する電気設備データを携帯端末上で表示する画面の一例を示す図である。この画面には、例えば、「回路」,「監視項目」,「現在値」,「単位」,「現在状態」などを表形式で表した情報が表示される。「回路」は、監視対象となる回路を識別する情報(例えば、1,2,…など)を示す。「監視項目」は、監視対象となる回路のチャンネルを識別する情報(例えば、チャンネル1電流,チャンネル2電流,…など)を示す。「現在値」は、監視対象となるチャンネルの現在の電流値(例えば、30,40,…など)を示す。「単位」は、当該電流値の単位(例えば、mAなど)を示す。「現在状態」は、当該電流値の現在の状態(例えば、正常,異常,…など)を示す。そのほか、後述するように、電流値の異常に伴う警報発生などの履歴を示すイベント履歴や、これまでの電流値の推移を示すトレンドデータなどを表示してもよい。
これにより、電気設備1に含まれる複数の監視項目の状態を把握することが出来る。
図3は、計測監視装置2において検出した電流値の異常により生じる警報の履歴を携帯端末上で表示する画面の一例を示す図である。この画面には、例えば、「履歴」,「警報時刻」,「内容」などを表形式で表した情報が表示される。「履歴」は、警報の履歴を識別する情報(例えば、1,2,…など)を示す。「警報時刻」は、警報が発せられた時刻(例えば、2009.7.31 10:10:20など)を示す。「内容」は、警報の内容(例えば、「チャンネル2電流、警報発生」など)を示す。
これにより、電気設備に異常が生じた日時および原因を、イベント発生毎に時系列データとして把握することが出来る。
図4は、計測監視装置2において検出した電流値に関する電気設備データを携帯端末上で表示する画面の一例を示す図である。この画面には、例えば、縦軸を「電流」、横軸を「時間」とした電流波形を示すグラフが表示される。
これにより、例えば電流値などの電気設備の状態を表す電気量の時間経過に伴う推移を視覚的に捉えやすくすることが出来る。
なお、図2乃至図4では、携帯端末3の画面上に電流値に関する情報を表示する例を示したが、電力量についても同様に表示させることが可能である。そのほか、計測監視装置2自体の状態や通信状態、故障発生の履歴などを表示させることも可能である。
次に、図5を参照して、本実施形態の情報保存部23に保存するデータの具体的な項目の例について説明する。
図5は、情報保存部23に保存する電気設備データの具体的な項目の一例を示す図である。この情報保存部23には、例えば、「時間」,「チャンネル1電流」,「チャンネル2電流」,「パルス」,「温度」などを表形式で表した情報が保存される。なお、電気設備データは、履歴・時系列データとして情報保存部23に保存してもよいため、保存形式は表形式に限られない。
次に、図6乃至図10を参照して、本実施形態に係る電気設備計測監視システムの動作の具体的な一例を示す。
図6は、計測監視装置2が電気設備1の各部の電流値を計測し、その計測結果を示す電気設備データの生成を行い、当該電気設備データを保存するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、計測部20が、電気設備の状態を表す電流のアナログ量を一定の周期で計測する(ステップS101)。
続いて、計測部20は、ステップS101で計測した電流のアナログ量をディジタル量に変換する(ステップS102)。
続いて、計測情報解析部21が、ステップS102で生成したディジタル量としての電流値の解析をした後に、当該電気設備データの過電流判定を行う(ステップS103)。
続いて、計測情報解析部21は、ステップS103での過電流判定の結果に、異常があるか否かの判断をする(ステップS104)。
続いて、ステップS104での判断結果に「異常がある」場合には(ステップS104でYES)、計測情報解析部21は、当該異常の内容を示す異常情報を情報提供部26に通知する。当該異常の情報を取得した情報提供部26は、異常をデータ管理装置5に通知するための提供データの生成を行い、通信部27を通じてデータ管理装置5に当該提供データを送信し、警報を通知する(ステップS105)。一方で、ステップS104での判断結果に「異常がない」場合には(ステップS104でNO)、後述するステップS106へと進む。
最後に、情報管理部24は、ステップS102で生成した電流値およびステップS104で検出した異常の内容を示す異常情報を情報保存部23に保存する(ステップS106)。
このようなステップS101乃至S106の一連の処理は、一定の時間間隔で繰り返される。
図7は、計測監視装置2が電気設備1の各部の電力量を計測し、その計測結果を示す電気設備データの生成を行い、当該電気設備データを保存するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、計測部20が、電気設備の状態を表す電力量のパルス数を計測し、ディジタル量としての電力量の生成を行う(ステップS201)。
続いて、計測情報解析部21が、ステップS201で生成した電気設備データの超過判定を行うタイミングであるかの判断をする(ステップS202)。例えば、電力量のパルス数は1秒毎に計測するのに対して、超過判定は10秒毎に行う。
続いて、ステップS202での判断結果が「超過判定を行うタイミングである」場合には(ステップS202でYES)、計測情報解析部21は、ステップS201で生成した電力量の超過判定を行う(ステップS203)。一方で、ステップS202での判断結果が「超過判定を行うタイミングでない」場合には(ステップS202でNO)、計測部20は、前述のステップS201へと戻る。
続いて、計測情報解析部21は、ステップS203での判定結果に、異常があるか否かの判断をする(ステップS204)。
続いて、ステップS204での判定結果に「異常がある」場合には(ステップS204でYES)、計測情報解析部21は、当該異常の内容を示す異常情報を情報提供部26に通知する。当該異常情報を取得した情報提供部26は、異常をデータ管理装置5に通知するための提供データの生成を行い、通信部27を通じてデータ管理装置5に当該提供データを送信し、警報を通知する(ステップS205)。一方で、ステップS204での判定結果に「異常がない」場合には(ステップS204でNO)、後述するステップS206へと進む。
最後に、情報管理部24は、ステップS201で生成した電力量およびステップS204で検出した異常の内容を示す異常情報を情報保存部23に保存する(ステップS206)。
このようなステップS201乃至S206の一連の処理は、一定の時間間隔で繰り返される。
図8は、計測監視装置2が保存した情報をデータ管理装置5に送信するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、情報管理部24は、情報保存部23より保存した情報を読み出す(ステップS301)。
続いて、情報提供部26は、ステップS301で読み出した情報について、データ管理装置5に送信するための提供データをレポートとして生成する(ステップS302)。
最後に、情報提供部26は、ステップS302で生成された提供データを、通信部27を通じてデータ管理装置5に送信する(ステップS303)。
このようなステップS301乃至S303の一連の処理は、一定の時間間隔(例えば、1日毎あるいは1ヶ月毎など)で繰り返される。
図9は、計測監視装置2が計測監視装置2の内部で生じる情報を携帯端末3に送信するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、無線通信部29は、携帯端末3からの接続待ち状態を維持する(ステップS401)。
続いて、接続待ち状態である無線通信部29は、携帯端末3からのアクセス要求があるか否かのチェックをする(ステップS402)。
続いて、ステップS402でのチェック結果が「アクセス要求がある」場合には(ステップS402でYES)、無線通信部29は、接続機器の指定の確認および端末ID設定の確認を行う(ステップS403)。一方で、ステップS402でのチェック結果が「アクセス要求がない」場合には(ステップS402でNO)、携帯端末3は、ステップS401の状態を維持する。
ステップS403に続いて、認証部28は、ステップS403での確認の結果、アクセス権を有する携帯端末およびアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う(ステップS404)。
続いて、ステップS404での判断結果が「アクセス権を有する」携帯端末およびユーザである場合には(ステップS404でYES)、認証部28は、当該携帯端末が計測監視装置2にアクセスすることを許可する(ステップS405)。
一方で、ステップS404での判断結果が「アクセス権を有さない」携帯端末およびユーザである場合には(ステップS404でNO)、無線通信部29は、当該携帯端末と計測監視装置2との通信を切断する(ステップS406)。
ステップS405に続いて、情報提供部26は、無線通信部29を通じて、アクセス権を有する携帯端末からの情報提供要求を取得する(ステップS407)。
続いて、情報管理部24は、情報保存部23より当該携帯端末の要求に合う情報を読み出す(ステップS408)。
最後に、ステップS408で読み出した情報を、情報提供部26は提供データとして生成した後に、無線通信部29を通じて、当該提供データを携帯端末3に送信する(ステップS409)。
図10は、携帯端末3が計測監視装置2に要求した情報を受信して表示するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、携帯端末3は、ユーザにユーザIDおよびパスワードの入力を要求する(ステップS501)。
続いて、携帯端末3は、ユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断をする(ステップS502)。
続いて、ステップS502での判断結果が「アクセス権を有する」場合には(ステップS502でYES)、携帯端末3は、ユーザの要求に合った接続機器の指定および当該携帯端末のIDの設定を行う(ステップS503)。一方で、ステップS502での判断の結果が「アクセス権を有さない」場合には(ステップS502でNO)、携帯端末3は、前述のステップS501へと戻る。
ステップS503に続いて、無線通信部30は、無線通信部29にアクセス要求を行う(ステップS504)。
続いて、無線通信部30は、アクセスすることが許可されたのかをチェックする(ステップS505)。
続いて、ステップS505でのチェック結果が「アクセス許可」である場合には(ステップS505でYES)、携帯端末3は、計測監視装置2に要求する情報の表示項目の選択を所定のユーザに促す(ステップS506)。一方で、ステップS505でのチェック結果が「アクセス不可」である場合には(ステップS505でNO)、携帯端末3は、前述のステップS501へと戻る。
ステップS506に続いて、携帯端末3は、所定のユーザに選択した表示項目の情報を取得するか否かの確認を行う(ステップS507)。
続いて、ステップS507での確認の結果が「情報を取得する」である場合には(ステップS507でYES)、携帯端末3は、無線通信部30を通じて、計測監視装置2に情報取得要求を行う(ステップS508)。
一方で、ステップS507での確認の結果が「情報を取得しない」である場合には(ステップS507でNO)、携帯端末3は、計測監視装置2との通信を切断する(ステップS509)。
ステップS508に続いて、情報管理部31は、無線通信部30を通じて、要求した情報を受信する(ステップS510)。
続いて、表示処理部32は、受信した情報に合う表示フォーマットを表示形式保存部33より読み出す(ステップS511)。
続いて、表示処理部32は、ステップS511で読み出した表示フォーマットとステップS510で受信した情報とを用いて、表示画面の生成を行う(ステップS512)。
最後に、表示処理部32は、端末上にステップS512で生成した表示画面を携帯端末上に表示する(ステップS513)。
なお、このようなステップS506乃至S513の一連の処理は、任意の時間間隔で繰り返される。
この第1の実施形態によれば、計測監視装置2と携帯端末3とで直接に無線通信を行うため、公衆回線網を利用せずにデータの送受信を行うことが出来ることから、低コスト化を実現することが可能となる。また、計測監視装置2にアクセスする携帯端末を識別情報により制限することで、不特定多数の携帯端末からのアクセスを防ぐことができ、セキュリティを確保することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図11乃至図13を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
なお、この第2の実施形態においては、図1に示した第1の実施形態の構成と共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る電気設備計測監視システムの構成の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る電気設備計測監視システムは、計測監視装置2,携帯端末3,およびデータ管理装置5より構成される。
上記データ管理装置5は、通信部50、情報保存部51、表示形式管理部52、および表示形式保存部53を有する。
通信部50は、通信ネットワーク4を介して計測監視装置2および携帯端末3と接続するものである。
情報保存部51は、計測監視装置2の内部で生じる情報を保存するための記憶媒体である。なお、計測監視装置2の内部で生じる情報は、一定の間隔(例えば、1日毎または1ヶ月毎など)で、情報保存部51に保存される。
表示形式管理部52は、携帯端末3から要求される表示フォーマットを表示形式保存部53から読み出し、無線通信部30を通じて携帯端末3へ送信するものである。また、外部より通信部50を通じて新しい表示フォーマットを受信し、表示形式保存部53に保存する処理も行う。
表示形式保存部53は、電気設備データを表示する際の各種の表示フォーマットを保存する記憶媒体である。なお、各種表示フォーマットの具体的な例としては、前述の図2乃至図4に示されるような情報の表示に合った表示フォーマットが挙げられる。
また本実施形態において、上記携帯端末3は、第1の実施形態の機能に加えて、更に通信部34および表示形式管理部35を有する。
通信部34は、データ管理装置5と通信ネットワークを介して接続し、データ管理装置5に対して任意の表示フォーマットを要求して取得するものである。
表示形式管理部35は、通信部34を通じて取得される表示フォーマットを表示形式保存部33に保存する処理を行い、表示処理部32が電気設備データを表示する際の表示フォーマットを変更するものである。なお、表示形式管理部35、表示フォーマットに関連した各種要求および各種表示フォーマットの送受信、取得される表示フォーマットの整合確認もまた行う。上記整合確認では、例えば、サム値およびデータIDなどを用いて、取得される表示フォーマットの整合性の確認を行う。
次に、図12および図13を参照して、本実施形態に係る電気設備計測監視システムの動作の具体的な一例を示す。
図12は、本実施形態に係る電気設備計測監視システムの具体的な動作の一例を示す図であり、データ管理装置5が携帯端末3に表示フォーマットを送信するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、表示形式管理部52は、通信部50を通じて携帯端末3からの表示フォーマットリスト取得要求を受信する(ステップS601)。
続いて、表示形式管理部52は、通信部50を通じて携帯端末3へ表示フォーマットのリストを送信する(ステップS602)。
続いて、表示形式管理部52は、通信部50を通じて携帯端末3より任意の表示フォーマット取得要求を受信する(ステップS603)。
続いて、表示形式管理部52は、表示形式保存部53より要求にあう表示フォーマットの読み出しを行う(ステップS604)。
最後に、表示形式管理部52は、通信部50を通じて、携帯端末3へ任意の表示フォーマットを送信する(ステップS605)。
図13は、携帯端末3がデータ管理装置5に要求した表示フォーマットを受信して設定するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、携帯端末3は、所定のユーザにユーザIDの入力およびパスワードの入力を要求する(ステップS701)。
続いて、携帯端末3は、所定のユーザがアクセス権を有するか否かの判断をする(ステップS702)。
続いて、ステップS702での判断結果が「アクセス権を有する」場合には(ステップS702でYES)、表示形式管理部35は、通信部34を通じてデータ管理装置5に、表示フォーマットのリスト取得要求を送信する(ステップS703)。一方で、ステップS702での判断結果が「アクセス権を有さない」場合には(ステップS702でNO)、携帯端末3は、前述のステップS701へと戻る。
ステップS703に続いて、表示形式管理部35は通信部34を通じて、表示フォーマットのリストをデータ管理装置5より受信する(ステップS704)。
続いて、表示形式管理部35は、所定のユーザに表示フォーマットのリストの中から、任意の表示フォーマットを選択するよう促す(ステップS705)。
続いて、表示形式管理部35は、通信部34を通じて、選択した表示フォーマットの取得要求をデータ管理装置5に送信する(ステップS706)。
続いて、表示形式管理部35は、ステップS705において選択した表示フォーマットを、通信部34を通じてデータ管理装置5より受信する(ステップS707)。
続いて、表示形式管理部35は、ステップS707において受信した表示フォーマットの整合確認を行う(ステップS708)。
続いて、表示形式管理部35は、ステップS708における整合確認において、異常がないか否かの判断をする(ステップS709)。
続いて、ステップS709における整合確認に「異常がない」場合には(ステップS709でYES)、表示形式管理部35は、当該表示フォーマットを、表示形式保存部33に保存する(ステップS710)。一方で、ステップS709における整合確認に「異常がある」場合には(ステップS709でNO)、携帯端末3は、前述のステップS701へと戻る。
最後に、表示処理部32は、当該表示フォーマットの設定を行う(ステップS711)。
なお携帯端末3に、例えば、携帯電話などの既製品を使用する場合は、当該携帯電話の表示機能などのアプリケーションをサーバからダウンロードして、表示フォーマットを取得するようにしても構わない。
この第2の実施形態によれば、データの種類に応じて任意の表示フォーマットの追加および変更をすることが可能となる。
上述した各実施形態で述べた各種の機能や処理手順は、コンピュータプログラムとして、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体(例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ)に記憶させておき、必要に応じてそれをプロセッサにより読み出して実行するようにしてもよい。また、このようなコンピュータプログラムは、通信媒体を介してあるコンピュータから他のコンピュータに伝送することにより配布することも可能である。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…電気設備、2…計測監視装置、3…携帯端末、4…通信ネットワーク、5…データ管理装置、20…計測部、21…計測情報解析部、22…装置状態監視部、23…情報保存部、24…情報管理部、25…表示処理部、26…情報提供部、27…通信部、28…認証部、29…無線通信部、30…無線通信部、31…情報管理部、32…表示処理部、33…表示形式保存部、34…通信部、35…表示形式管理部、50…通信部、51…情報保存部、52…表示形式管理部、53…表示形式保存部。

Claims (5)

  1. 電気設備の状態監視を行い、当該状態監視を通じて得られる情報を携帯端末に送信することが可能な計測監視装置において、
    前記電気設備の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成する計測手段と、
    記憶媒体としての情報保存部と、
    前記情報保存部に、少なくとも前記計測手段により生成される電気設備データを保存する処理および前記情報保存部から少なくとも前記電気設備データの一部を読み出す処理を行う第1の情報管理手段と、
    前記計測監視装置の内部で生じる情報を前記計測監視装置の外部へ提供する情報提供手段と、
    携帯端末と直接無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段を通じて携帯端末からアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う認証手段と
    を具備し、
    前記認証手段が、前記アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断した場合に、前記情報提供手段は、前記第1の情報管理手段により管理される少なくとも電気設備データの一部を用いて前記アクセス要求に対応する電気設備データを生成し、前記第1の無線通信手段は、生成された電気設備データを当該携帯端末に直接に無線送信することを特徴とする計測監視装置。
  2. 請求項1に記載の計測監視装置と、前記計測監視装置との通信が可能な携帯端末とを含む電気設備計測監視システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記計測監視装置と直接に無線通信を行い、前記計測監視装置へのアクセス要求を行う第2の無線通信手段と、
    前記アクセス要求の際に前記第2の無線通信手段を通じて送信する当該携帯端末の識別情報および当該携帯端末のユーザの識別情報の管理を少なくとも行う第2の情報管理手段と、
    前記第2の無線通信手段を通じて受信する電気設備データを画面上に表示する処理を行う表示処理手段とを
    具備することを特徴とする電気設備計測監視システム。
  3. 請求項2に記載の電気設備計測監視システムにおいて、
    前記携帯端末と通信ネットワークを介して接続するデータ管理装置を更に具備し、
    前記データ管理装置は、
    前記携帯端末に前記電気設備データを表示する際の各種の表示フォーマットを保存する記憶媒体としての第1の表示形式保存部と、
    前記携帯端末から要求される表示フォーマットを前記第1の表示形式保存部から読み出し、前記第2の無線通信手段を通じて前記携帯端末へ送信する第1の表示形式管理手段と
    を具備し、
    前記携帯端末は、
    前記データ管理装置と通信ネットワークを介して接続し、前記データ管理装置に対して任意の表示フォーマットを要求して取得する通信手段と、
    前記表示処理手段が電気設備データを画面上に表示する際の表示フォーマットを保存する記憶媒体としての第2の表示形式保存部と、
    前記通信手段を通じて取得される表示フォーマットを前記第2の表示形式保存部に保存する処理を行い、前記表示処理手段が電気設備データを表示する際の表示フォーマットを変更する第2の表示形式管理手段を更に具備することを特徴とする電気設備計測監視システム。
  4. 電気設備の状態監視を行い、当該状態監視を通じて得られる情報を携帯端末に送信することが可能な計測監視装置において、
    前記電気設備の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成する計測手段と、
    前記電気設備データを解析することにより前記電気設備の異常を検出する計測情報解析手段と、
    前記計測監視装置の動作状態に異常があるか否かを監視する装置状態監視手段と、
    記憶媒体としての情報保存部と、
    前記情報保存部に、前記計測手段により生成される電気設備データ、前記計測情報解析手段により検出される異常の内容を示す第1の異常情報、および前記装置状態監視手段により検出される異常の内容を示す第2の異常情報を保存する処理、および前記情報保存部に保存される情報の少なくとも一部を読み出す処理を行う第1の情報管理手段と、
    前記計測監視装置の内部で生じる情報を前記計測監視装置の外部へ提供する情報提供手段と、
    携帯端末と直接無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段を通じて携帯端末からアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う認証手段と、
    を具備し、
    前記認証手段が、前記アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断した場合に、前記情報提供手段は、前記計測監視装置の内部で生じる情報の少なくとも一部を用いて前記アクセス要求に対応する電気設備データを生成し、前記第1の無線通信手段は、生成された電気設備データを当該携帯端末に直接に無線送信することを特徴とする計測監視装置。
  5. 電気設備の状態監視を行い、当該状態監視を通じて得られる情報を携帯端末に送信することが可能な計測監視装置に適用されるプログラムにおいて、コンピュータに、
    前記電気設備の各部を計測し、その計測結果を示す電気設備データを生成する計測機能と、
    記憶媒体としての情報保存機能と、
    前記情報保存部に少なくとも前記電気設備データを保存する処理および前記情報保存部から少なくとも前記電気設備データの一部を読み出す処理を行う第1の情報管理機能と、
    前記計測監視装置の内部で生じる情報を前記計測監視装置の外部へ提供する情報提供機能と、
    携帯端末と直接無線通信を行う第1の無線通信機能と、
    前記第1の無線通信機能を通じて携帯端末からアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であるか否かの判断および当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであるか否かの判断を行う認証機能と
    を実現させ、
    前記認証機能が、前記アクセス要求を行った携帯端末がアクセス権を有する端末であり且つ当該携帯端末のユーザがアクセス権を有するユーザであると判断した場合に、前記情報提供機能は、前記第1の情報管理機能により管理される少なくとも電気設備データの一部を用いて前記アクセス要求に対応する電気設備データを生成し、前記第1の無線通信機能は、生成された電気設備データを当該携帯端末に直接に無線送信すること
    を実現させるためのプログラム。
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