JP2013069067A - 医療機器の稼働監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用されずに放置されている医療機器を無くすことにより、医療機器の効率的な利用を図る。
【解決手段】医療機器100の消費電流を検出し、その検出結果と医療機器100のIDとを関連付けて送信する稼働状態検出装置13と、稼働状態検出装置13から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、医療機器100が稼働状態にあるか否かを医療機器管理者に報知する稼働状態報知装置11とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器が稼働状態にあるか否かを監視する医療機器の稼働監視システムに関するものである。
従来から、病院内には、超音波画像診断装置や輸液ポンプ等のような電力を消費する可搬型の医療機器が多数あり、例えば病室や処置室等(以下、処置室等という)で使用されている。医療機器は全ての処置室等で使用されるわけではなく、また、各医療機器は高価であるため、通常、どの病院でも処置室等の数と同じ台数の医療機器が用意されているわけではない。
そこで、病院が持っている全ての医療機器を管理台帳に登録しておき、必要時に医療従事者等が借用願いのような伝票に必要事項を記入して管理部門へ提出し、必要な医療機器を貸し出すことが行われている。
また、医療機器の貸し出しをシステム化することも知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、各医療機器にICタグを取り付けておき、このICタグをRFICリーダで読み取り、読み取った情報を無線によって機器管理サーバに送信し、データベースに日時と使用場所を関連付けて記憶させるようにしている。
特開2007−310759号公報
しかしながら、上述の台帳管理方式では、運用が規則どおりに正しく行われていれば、その医療機器がどこにあるのかを知ることができるのであるが、台帳や借用願いに記入ミスが生じることや、医療機器を誤って別の処置室等に持って行って使用することが考えられ、医療機器の管理が正確に行えないことがある。
そこで、特許文献1のように貸し出しをシステム化して人為的なミスを低減することが考えられる。
ところが、実際の医療現場においては、例えば、医療機器の故障や不具合に備えて必要な台数以上の機器が貸し出されていたり、予備で貸し出された医療機器が使用も返却もされずにそのまま放置されていることが発生している。従って、特許文献1のように単にどの医療機器がどこにあるかを把握できても医療機器の有効利用には結びつかず、ひいては、医療機器を必要としている患者に適切な治療を適切なタイミングで受けさせることができない事態が想定され、このことは回避しなければならない。
また、届出のあった処置室等に正しく貸し出された後、管理部門に何の連絡もなく、例えば別の病棟の処置室等に直接持って行く、いわゆる又貸しが行われることもある。又貸しが行われると、医療機器の管理が正確に行えないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用されずに放置されている医療機器を無くすことにより、医療機器の効率的な利用を図り、もって、患者に適切な治療を適切なタイミングで行えるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、医療機器の消費電力を検出することによって稼働状態を監視できるようにした。
第1の発明は、電力を消費する医療機器の消費電流を検出し、その検出結果と該医療機器のIDとを関連付けて送信する稼働状態検出装置と、上記稼働状態検出装置から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、上記医療機器が稼働状態にあるか否かを医療機器管理者に報知する稼働状態報知装置とを備えていることを特徴とするものである。
この構成によれば、稼働状態検出装置が医療機器の消費電流を検出し、その検出結果とIDとを関連付けて稼働状態報知装置に送信する。これにより、どの医療機器が稼働状態(使用状態)にあって、どの医療機器が使用されずに放置されているかを医療機器管理者が知ることができる。管理者は、その情報に基づいて、放置されている医療機器があればそれを回収し、要望のある処置室等へまわすことが可能になり、医療機器の有効利用が図られる。
第2の発明は、第1の発明において、上記稼働状態検出手段は、上記医療機器の電源コードに取り付けられるとともに、該電源コードに流れている電流を非接触で検出する非接触電流検出センサを有しており、該電流検出センサで検出された電流に基づいて医療機器が稼働状態にあるか否かを判定するように構成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、非接触電流検出センサを用いることで、医療機器に改造を施すことなく、稼働状態検出装置を設けることが可能になる。また、医療機器が稼働状態にあるか否かを正確に判定することが可能になる。
第3の発明は、第1の発明において、上記稼働状態検出手段は、上記医療機器の電源コードと該電源コードが接続される電源コンセントとの間に取り付けられ、上記稼働状態検出手段の情報は、電力線伝送によって上記稼働状態報知装置に送信されることを特徴とするものである。
この構成によれば、電源コードと電源コンセントとの間に稼働状態検出装置を設けるようにしたので、医療機器に改造を施すことなく、稼働状態検出装置を設けることが可能になる。そして、情報が電力線を利用して稼働状態報知装置まで伝送されることになる。
第1の発明によれば、医療機器の消費電流に基づいて医療機器が稼働状態にあるか否かを判定できる。これにより、使用されずに放置されている医療機器を無くすことができ、医療機器の効率的な利用を図ることができ、その結果、患者に適切な治療を適切なタイミングで行うことができる。
第2の発明によれば、医療機器の電源コードに流れている電流を非接触電流検出センサで検出するようにしたので、稼働状態検出装置を医療機器に簡単に設けることができるとともに、医療機器が稼働状態にあるか否かを正確に判定することができる。
第3の発明によれば、稼働状態検出装置を、医療機器の電源コードと電源コンセントとの間に簡単に設けることができる。そして、稼働状態検出装置から送信された情報を電力線伝送によって稼働状態報知装置に送信するようにしたので、信号線等を別途接続する必要がなく、構成をシンプルにすることができる。
実施形態1にかかる医療機器の稼働監視システムの概略構成を示す図である。 医療機器の稼働監視システムのブロック図である。 管理者用ディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 実施形態2にかかる稼働状態検出装置の使用状態を示す図である。 実施形態2にかかる稼働状態検出装置のブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1にかかる医療機器の稼働監視システム1の概略構成を示す図である。このシステム1は、例えば大規模な病院に導入されて使用されるシステムであり、多数の医療機器100の稼働状態を離れた所で監視することができるようになっている。
本稼働監視システム1の監視対象となる医療機器100は、電力を消費する医療機器であり、例えば、輸液ポンプ、超音波画像診断装置等である。また、対象となる医療機器100は、病棟間の移動や、病室間の移動、処置室と手術室との間の移動等が容易に行える可搬性を有するものである。各医療機器100は、電源コード101と、電源コード101を電源コンセントAに接続するプラグ102とを備えている。医療機器100の本体部には、図示しないシリアル端子等、通信用端子が設けられている。
稼働監視システム1は、管理者用ディスプレイ11を有する管理者用端末(稼働状態報知装置)10と、各医療機器100に設けられる複数の稼働状態検出装置13とを備えている。
管理者用端末10は、例えば医療機器100の管理を行っている医療機器管理者が操作するものであり、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等に所定のプログラムをインストールして後述の動作を行うように構成されている。管理者用端末10を設置する場所は、特に限定されるものではなく、病院内であってもよいし、病院外であってもよい。
図2に示すように、管理者用端末10はCPU等で構成された制御部30と、各種情報を記憶するハードディスクドライブ等で構成された記憶部31と、無線LAN接続が可能な送受信部32と、管理者用ディスプレイ11に情報を表示させるための表示出力部33とを備えている。送受信部32は、例えばWi−Fi規格に対応したものであり、情報の受信と送信とを行うことができるようになっている。
稼働状態検出装置13は、電流検出器40と、送信装置41とを備えている。送信装置41は、RS232C等のシリアル接続ケーブル27を介して医療機器100のシリアル端子に接続されている。送信装置41には、図示しないが送信装置41に装着された電池もしくは、AC/DCコンバータから電力供給されるようになっている。また、送信装置41は、接続ケーブル28を介して電流検出器40と接続されている。電流検出器40には、接続ケーブル28を介して送信装置41から電力が供給され、送信装置41から供給された電力によって電流検出器40が作動するようになっている。
電流検出器40は、医療機器100の電源コード101の周囲を囲むようにして取り付けられる。電流検出器40は、電源コード101に電流が流れているか否かを非接触で検出する電流検出センサ43と、電流の閾値を設定する閾値設定部44と、制御部45と、出力部46とを備えている。
電流検出センサ43は、電源コード101に流れる微小電流をその導電部分に接触することなく絶縁体の外部から検出できるセンサであり、従来から周知のセンサを用いることができる。この非接触型の電流検出センサ43とすることで、医療機器100の本体部や電源コード101に改造を施すことなく、消費電力を検出することが可能になる。
閾値設定部44は、医療機器100が稼働状態であるか否かを電流値から判定する際に、その閾値となる値を任意に設定することができるものである。すなわち、電流検出センサ43で検出された電流が例えば当該医療装置100の待機電流程度の小さなものである場合には医療機器100は稼働していない状態である。従って、閾値は医療機器100の待機電流よりも大きな値で、かつ、医療機器100の稼働時に消費される定格電流よりも小さな値とする。出力部46は、所定の信号を接続ケーブル28を介して送信装置41に送信するためのものである。
上記電流検出センサ43、閾値設定部44及び出力部46は制御部45に接続されている。制御部45は、電流検出センサ43で検出された電流値と閾値設定部44で設定されている閾値とを比較し、電流検出センサ43で検出された電流値が閾値よりも大きい場合に電流検知信号を出力部46から出力させ、閾値よりも小さい場合には電流検知信号を出力させないように構成されている。
一方、送信装置41は、ID設定部51と、制御部52と、送信部53と、位置検出部54とを備えている。ID設定部51は、医療機器100に固有の記号や番号等で構成されたIDを設定して記憶させておくことができるものである。また、このID設定部51には、医療機器100の種別(機器種別)も記憶されている。機器種別とは、例えば、超音波画像診断装置や輸液ポンプ等である。
位置検出部54は、周知の3次元位置測定装置で構成することができる。位置検出部54は、例えば、少なくとも3つの受信器(図示せず)に対して電波を発信し、各受信機で受信した電波の強弱に基づいて空間内での位置を検出する方法や、GPS(global positioning system)を用いる方法等がある。
制御部52は、電流検出器40から送信された電流検知信号を受信し、この電流検知信号にID情報、機器種別情報及び位置情報を関連付けて送信部53に送る。送信部53は、制御部52から送られた電流検知信号、ID情報、機器種別情報及び位置情報を管理者用端末10へ送信する。つまり、送信装置41は、電流検出器40による検出結果と医療機器100のIDとを関連付けて送信するように構成されている。また、電流検知信号を受信しない場合、制御部52は稼働電流を非検知として、その電流非検知信号をID情報、機器種別情報及び位置情報と関連付けて定期的に送信部53に送り、送信部53は管理者用端末10へ送信する。
電流検出器40及び送信装置41は、24時間連続して作動させておいてもよいし、タイマー制御によって所定時間(例えば数分)おきに作動させてもよい。
管理者用端末10の制御部30は、電流検知情報(電流検知信号、電流非検知信号)、ID情報、機器種別情報及び位置情報が送られてきたら、記憶部31に一旦記憶させる。すなわち、管理者用端末10では、ID情報及び機器種別情報に基づいて「どの医療機器」が、位置情報に基づいて「どこにあるか」と、電流検知情報に基づいて「稼働しているか否か」とを得て、それらを時系列に記憶させていくことができるように構成されている。
管理者用端末10では、本システム1が導入された病院の病棟の見取り図(複数の病棟があれば全て)を記憶させるとともに、その病棟の病室、処置室、手術室等の各部屋と3次元位置情報とを対応させて記憶させている。これにより、位置情報が分かれば、それがどの病棟のどの部屋であるか判別できる。
管理者用端末10の操作によって表示出力部33は、管理者用ディスプレイ11に図3に示すような画面を表示させる。尚、図3に示す画面は一例であり、アイコン等を用いた表示形態であってもよい。
この画面には、病院内で、かつ、稼働状態検出装置13が取り付けられた医療機器100の全てを表示させることができる。画面内では、各医療機器100について、IDと、機器種別と、設置場所と、稼働状態とが表示され、具体的には、機器種別としては、超音波画像診断装置や輸液ポンプ、設置場所としては、病棟番号及び部屋番号、稼働状態としては昨日の稼働状態と本日の稼働状態である。設置場所の表示形態としては、例えば病室や処置室の名称や、手術室の名称等であってもよい。稼働状態の表示欄における「ON」は、その日に一度でも稼働した場合に表示され、「OFF」とは、その日に一度も稼働しなかった場合に表示される。
ON、OFFの判定は、送信装置41から送信される電流検知情報に基づいて行われ、稼働状態にある電流検知信号が送信された場合にはONと判定し、電流検知信号が送信されない場合にはOFFと判定する。つまり、管理者用端末10は、稼働状態検出装置13から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、医療機器100が稼働状態にあるか否かを医療機器管理者に報知することができるように構成されている。
表示画面中、「昨日稼働時間」とは、対象の医療機器100が昨日の1日で稼働した時間を合計した時間であり、「本日稼働時間」とは、対象の医療機器100が本日、稼働した時間を合計した時間である。
稼働時間は、送信装置41から送信される電流検知情報に基づいて得る。すなわち、医療機器100がONとされてからOFFになるまでの時間を計測する。ON及びOFFが1日の間で複数回繰り返された場合にはその時間を加算すればよい。
稼働状態表示欄では、例えば過去数週間分の稼働状態を表示するようにしてもよいし、本日分のみを表示するようにしてもよい。
従って、管理者は、どの医療機器100がどこに設置されていて、それが稼働状態にあるか否かを把握することができる。位置については、位置検出部54によって常に最新の位置情報を取得することができるので、誤った情報となることはない。また、稼働状態にあるか否かについても、医療機器100の消費電流に基づいて判定しているので、正確な情報となる。
そして、管理者は、稼働状態にある医療機器100はそのままにしておき、ある一定期間稼働状態にない医療機器100は回収して別の部屋へ搬送する。回収する際には、その医療機器100がどこにあるか明確であるため、回収作業がスピーディに行える。
以上説明したように、この実施形態1にかかる医療機器の稼働監視システム1によれば、医療機器100の消費電流に基づいて医療機器100が稼働状態にあるか否かを判定できる。これにより、使用されずに放置されている医療機器100を無くすことができ、医療機器100の効率的な利用を図ることができ、その結果、患者に適切な治療を適切なタイミングで行うことができる。
また、非接触型の電流検出センサ43を用いることで、医療機器100に改造を施すことなく、稼働状態検出装置13を設けることが可能になる。また、医療機器100が稼働状態にあるか否かを消費電流に基づいて正確に判定することができる。
尚、上記実施形態1では、Wi−Fi規格の無線LAN通信を用いて通信を行っているが、これに限らず、例えば有線LAN通信であってもよいし、電話回線(特に携帯電話回線)を使用してもよい。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2にかかる稼働状態検出装置13を示すものである。この実施形態2では、稼働状態検出装置13の構造及び通信形態が実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
すなわち、稼働状態検出装置13は、医療機器100の電源コード101と該電源コード101が接続される電源コンセントAとの間に取り付けられ、稼働状態検出装置13から送信された情報は、電力線伝送によって管理者用端末10に送信されるようになっている。
稼働状態検出装置13は、図5に示すように、実施形態1と同様な非接触型の電流検出センサ60と、制御部61と、閾値設定部62と、ID設定値63と、PLC変換部64と、医療機器100のプラグ102が差し込まれて接続される雌端子65と、電源コンセントAに差し込まれるプラグ66と、図示しないが位置検出部とを備えている。閾値設定部62は、実施形態1のものと同じである。
ID設定部63には、医療機器100に固有のIDと、医療機器100の種別(機器種別)とを記憶させることができる他、稼働状態検出装置13に固有のIDも記憶させることができるように構成されている。
また、雌端子65とプラグ66とは接続線67,67によって接続されており、従って、医療機器100には、雌端子65とプラグ66とを介して電源コンセントAから電力が供給されるようになっている。また、電流検出センサ60は、接続線67に取り付けられている。PLC変換部64は、従来周知のものであり、電力線伝送(Power Line Communication)を行うための信号を生成し、電力線に乗せることができるように構成されている。
制御部61は、電流検出センサ60で検出された電流値と閾値設定部62で設定されている閾値とを比較し、電流検出センサ60で検出された電流値が閾値よりも大きい場合に電流値、医療機器100のID、機器種別、位置情報をPLC変換部64から電力線へ出力させ、また、閾値よりも小さい場合には、電流値が0であるという情報を同様に出力させるように構成されている。
また、制御部61は、ID設定部63に記憶されている稼働状態検出装置13のIDを位置情報と共に出力できるように構成されており、これにより、例えば稼働状態検出装置13単体の位置も把握することが可能である。
この実施形態2では、稼働状態検出装置13を医療機器100の電源コード101と電源コンセントAとの間に簡単に設けることができる。また、電力線伝送を利用しているので、信号線等を別途接続する必要がなく、構成をシンプルにすることができる。
管理者用ディスプレイ11には、実施形態1の同様な情報が表示される。
したがって、実施形態2にかかる医療機器の稼働監視システム1によれば、実施形態1と同様に、医療機器100の効率的な利用を図ることができ、その結果、患者に適切な治療を適切なタイミングで行うことができる。
尚、上記実施形態1、2では、稼働監視システム1を病院に設置した場合について説明したが、これに限らず、例えば介護施設等に設置することも可能である。
また、互いに離れた複数の病院の医療機器100に稼働状態検出装置13をそれぞれ取り付けておき、そのうちの1つの病院に管理者用端末10及び管理者用ディスプレイ11を設置して集中管理するようにしてもよい。
また、稼働状態検出装置13は、在宅医療を行っている家庭に設置された医療機器100に取り付けるようにしてもよい。これにより、各家庭で医療機器100が有効に利用されているか否かを管理者が把握することができる。
以上説明したように、本発明にかかる医療機器の稼働監視システムは、例えば、病院や介護施設等で使用することができる。
1 医療機器の稼働監視システム
10 管理者用端末(稼働状態報知装置)
11 管理者用ディスプレイ
13 稼働状態検出装置
43 電流検出センサ(非接触電流検出センサ)
100 医療機器
101 電源コード
A 電源コンセント

Claims (3)

  1. 電力を消費する医療機器の消費電流を検出し、その検出結果と該医療機器のIDとを関連付けて送信する稼働状態検出装置と、
    上記稼働状態検出装置から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、上記医療機器が稼働状態にあるか否かを医療機器管理者に報知する稼働状態報知装置とを備えていることを特徴とする医療機器の稼働監視システム。
  2. 請求項1に記載の医療機器の稼働監視システムにおいて、
    上記稼働状態検出手段は、上記医療機器の電源コードに取り付けられるとともに、該電源コードに流れている電流を非接触で検出する非接触電流検出センサを有しており、該電流検出センサで検出された電流に基づいて医療機器が稼働状態にあるか否かを判定するように構成されていることを特徴とする医療機器の稼働監視システム。
  3. 請求項1に記載の医療機器の稼働監視システムにおいて、
    上記稼働状態検出手段は、上記医療機器の電源コードと該電源コードが接続される電源コンセントとの間に取り付けられ、
    上記稼働状態検出手段の情報は、電力線伝送によって上記稼働状態報知装置に送信されることを特徴とする医療機器の稼働監視システム。
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