JP6166681B2 - 管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、おむつの使用を管理する管理システムに関し、特に、近接エリアはもとより遠隔エリアでも、おむつの装着の有無、おむつの取り換えの有無等の使用状況を容易に把握することができる管理システムに関する。
対象者が携帯した無線タグ、および商品等に設けられた無線タグ等をセンサまたは無線タグリーダー等で読み取り情報を取得し、読み取った情報は、入退室の管理および商品管理等の各種のサービスに用いられている。無線タグは、ICタグ、RFID等とも呼ばれるものである。
例えば、特許文献1には、被介護者の排泄の有無を知るための、経済的で介護者の作業負担を軽減でき、おむつ交換時における信号処理装置とセンサとの接続作業等を不要にした、信頼性の高い排泄検出装置が提案されている。
実用新案登録第3168620号公報
特許文献1の排泄検出装置では、介護者は被介護者の排泄の有無を知ることができる。しかしながら、介護の現場で、排泄後におむつが交換されているか、排泄後におむつを交換する迄の時間が長くないか等を、被介護者の親類、子供等の関係者は知ることができない。このため、被介護者に対して適切なケアがなされているかは関係者がわからないという問題点がある。
本発明の目的は、前述の従来技術に基づく問題点を解消し、近接エリアはもとより遠隔エリアでも、おむつの使用状況を容易に把握することができる管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、おむつの使用を管理する管理システムであり、おむつに取り付けられ、識別情報が記憶されたICタグと、おむつを装着した対象者に取り付けられ、ICタグの識別情報を読み取る機能および情報発信機能を備える中継器と、中継器から発信された情報を受信する機能および情報端末に送信する機能とを備える管理部とを有し、中継器は、識別情報が付与されており、ICタグの識別情報の読み取りを試みてICタグの識別情報が読み取れない場合、管理部に中継器の識別情報と一緒にICタグがないことを示す情報を送信し、情報を受信した管理部は、情報に基づいて対象者におむつが装着されていないことを示す情報を情報端末に送信することを特徴とする管理システムを提供する。
例えば、ICタグの識別情報の読み取り後、ICタグの識別情報の読み取りができない場合、中継器または管理部は、ICタグの識別情報を無効にする。
また、例えば、ICタグの識別情報が複数読み取られた場合、中継器または管理部は、複数のICタグの識別情報を全て無効にする。
さらに、例えば、中継器およびICタグのうち、少なくとも一方が温度センサを有し、温度センサで測定された温度を示す温度データが中継器を介して管理部に送信される構成でもよい。
ICタグは、スイッチを有し、スイッチが入ることで中継器による識別情報の読み取りが可能となる構成とすることもできる。ICタグのスイッチは、対象者におむつを装着した際に、スイッチが入る構成でもよい。
本発明によれば、近接エリアはもとより、遠隔エリアにおいても、おむつの装着の有無、おむつの取り換えの有無等の使用状況を把握することができる。
また、ネットワークを介して、離れたところに、おむつの装着の有無、おむつの取り換えの有無等の情報を送信するに際し、管理部で中継器から情報を受信して処理することによりシステム構成を簡便にでき、かつシステム全体で通信情報量を減すことができる。
本発明の実施形態の管理システムの構成を示す模式図である。 (a)は、本発明の実施形態の管理システムに用いられるICタグの第1の例を示す模式図であり、(b)は、本発明の実施形態の管理システムに用いられるICタグの第2の例を示す模式図であり、(c)は、本発明の実施形態の管理システムに用いられるICタグの第3の例を示す模式図である。 本発明の実施形態の管理システムに用いられる中継器の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態の管理システムに用いられる管理部の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態の管理システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態の管理システムにおいて、おむつの装着の検知を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態の管理システムにおいて、おむつを外すタイミングを説明するフローチャートである。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の管理システムを詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の管理システムの構成を示す模式図である。図2(a)は、本発明の実施形態の管理システムに用いられるICタグの一例を示す模式図であり、(b)は、本発明の実施形態の管理システムに用いられるICタグの他の例を示す模式図である。
図1に示すように、管理システム10は、管理部16付近の近接エリアはもとより、遠隔エリアにおいても、対象者Mへのおむつ22の装着の有無、おむつ22の取り換えの有無等の使用状況を把握するものである。近接エリアとは、例えば、管理部16が設けられた建物の同じフロア内程度の範囲である。遠隔エリアとは、例えば、管理部16が設けられた建物の同じフロア外の範囲であり、自宅、職場等が遠隔エリアに該当する。
また、管理システム10は、インターネット18等のネットワークを介して、離れたところにいる人に、対象者Mへのおむつ22の装着の有無、おむつ22の取り換えの有無等の情報を送信するに際し、管理部16で中継器14から情報を受信して処理することによりシステム構成を簡便にでき、かつシステム全体で通信情報量を減すことができる。なお、対象者Mとは、乳幼児、幼児、高齢者および病人等である。
管理システム10は、対象者Mに装着されるおむつ22に設けられたICタグ12と、対象者Mに取り付けられる中継器14と、管理部16とを有する。
ICタグ12には、少なくとも識別情報、いわゆるIDが記憶されている。ICタグ12はおむつ22に取り付けられるものであり、ICタグ12の識別情報がおむつ22の識別情報になり、ICタグ12の識別情報によりおむつ22は特定される。
おむつ22は使い捨てのものであり、ICタグ12もおむつ22とともに使い捨てにされ、再利用はされない。
ICタグ12の構成は、少なくとも識別情報が記憶されるものであれば、その構成は、特に限定されるものではない。例えば、ICタグ12はパッシブタイプのものであり、中継器14からの電力用電波を受けて動作し、その識別情報が読み取られる。図2(a)に示すように、ICタグ12は絶縁性の基板30の周縁部に沿って形成されたアンテナ32と、このアンテナ32に接続されて、基板30に設けられたICチップ34とを有する。このICチップ34に識別情報が記憶されている。
例えば、図2(b)に示すICタグ12aのようにセンサ36を有するものであってもよい。センサ36は、例えば、温度センサである。センサ36は、温度センサに限定されるものではなく、湿度検知の湿度センサ、臭気センサを用いることができる。また、センサ36は、温度センサに限定されるものではなく、湿度センサ、臭気センサを備える構成でもよい。センサ36の数も1つに限定されるものではなく、上述の各種のセンサを複数組み合わせたものでもよい。
また、図2(c)に示すICタグ12bのように、スイッチ38を有する構成でもよい。スイッチ38が入ると、すなわち、オンになると、ICタグ12bが中継器14で読み取り可能になる。このため、おむつ22を装着する際にICタグ12bのスイッチ38が入った状態にする。
スイッチ38は、オンの機能だけあればよく、後述するが中継器14で読み取りができない場合では識別情報が無効になるためオフの機能は不要である。オフの機能を設けると構成が複雑になり、ICタグのコストが嵩むため、この点からも、オフの機能はないことが好ましい。スイッチ38は、例えば、押圧および光入射等をトリガとしてスイッチが入るものを適宜用いることができる。なお、スイッチ38の形態は、特に限定されるものではなく、ICタグのスイッチとして利用されている公知のものを適宜利用可能である。
なお、図2(b)に示すICタグ12aに、上述のスイッチ38を設けてもよい。本発明においては、いずれのICタグ12、12a、12bもおむつ22とともに使い捨てられる。おむつ22は1日数個使われる。このため、ICタグ12、12a、12bは安価なパッシブタイプであることが好ましい。
中継器14は、ICタグ12から識別情報等の情報を読み取るリーダーとして機能し、かつ中継器14で得られた情報とICタグ12の情報を管理部16に送信するものである。中継器14は、ICタグ12の識別情報の読み取りを、所定の時間間隔で行う。なお、中継器14による所定の時間間隔でICタグ12の識別情報の読み取りを行うことをモニタリングという。
また、中継器14は、対象者Mを特定するためのものであり、自身に識別情報、いわゆるIDが付与されている。中継器14は対象者Mに取り付けられる。中継器14は対象者Mに装着されたおむつ22の識別情報を読み取る。なお、中継器14は、おむつ22の識別情報を読み取るが、読み取り可能な距離が長いと、複数のICタグ12の識別情報を検出する可能性が高くなるため、読み取り可能な範囲は1m以下であることが好ましい。
図2(b)に示すICタグ12aの場合、中継器14は、センサ36で測定された、例えば、温度の情報を読み取り、ICタグ12aで測定された温度情報を管理部16に送信する。なお、中継器14では、ICタグ12aで測定された温度情報を基にして温度算出をしない。これにより、中継器14の構成を簡素化することができる。
以下、中継器14について詳細に説明する。
中継器14は、図3に示すように、アンテナ40と、復調部42と、変調部44と、処理部46と、温度センサ48と、メモリ50と、制御部52と、電源部54とを有する。
アンテナ40は、ICタグ12への電力用電波の出力、および管理部16への情報の送信に利用されるものである。アンテナ40としては、上述の機能を果たせば、その構成は、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
復調部42は、ICタグ12および管理部16からの情報を、アンテナ40を介して受信した受信データを、処理部46で処理可能な形態に変換するものである。復調方式としては、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
変調部44は、ICタグ12に電力用電波、および管理部16に情報を送信データとして送信する際に、ICタグ12、管理部16で利用可能な形態に変換するものである。変調方式としては、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
処理部46は、ICタグ12に対して、読み取りのために電波を送信した際、ICタグ12の識別情報を読み取れない場合、管理部16に送信するICタグ12がないことを示す情報を作成する。なお、ICタグ12がないことを示す情報には、ICタグ12がない等の警告を含む。
また、ICタグ12の識別情報の読み取り後、ICタグ12の識別情報の読み取りができない場合、取得したICタグ12の識別情報を無効にする情報を作成し、管理部16に送信する。なお、ICタグ12の識別情報を無効する情報には、ICタグ12の識別情報を無効である等の警告を含む。
識別情報が無効にされると、無効にしたICタグ12の識別情報は読み取られても識別情報として取り扱わない。
さらに、処理部46は、ICタグ12に対して、読み取りのために電波を送信した際、複数のICタグ12の識別情報を取得した場合、管理部16に送信する、複数のICタグ12があることを示す情報を作成する。なお、複数のICタグ12の識別情報を取得した場合、取得した複数のICタグ12の識別情報を全て無効にする。この場合でも、無効にしたICタグ12の識別情報は読み取られても識別情報として取り扱わない。
処理部46は、ICタグ12aのセンサ36で測定された温度を示す温度情報から、管理部16に送信するための温度データを作成する。
なお、処理部46で、取得したICタグ12の識別情報を無効にする際、中継器14で識別情報を無効しても、管理部16で無効にしてもよい。中継器14で無効にする場合、中継器14に無効にするための機能を持たせる必要があり、構成が複雑になる。このため、管理部16で識別番号を無効にすることが好ましい。この場合、無効の対象になるICタグ12の識別情報を送信し、管理部16で無効にすると判定し、中継器14で読み取ったICタグ12の識別情報から無効とした識別情報を判定し、無効とした識別情報であることを示す情報を中継器14に送信し、その後、中継器14で無効とした識別情報のICタグ12を取り扱わないようにする。
温度センサ48は、対象者Mの温度を測定するものである。温度センサ48は、対象者Mの温度を測定することができれば、その構成は特に限定されるものではなく、公知の温度センサを種々用いることができる。温度センサ48で得られた温度情報から、処理部46で、管理部16に送信するための温度データが作成される。
中継器14に温度センサ等を設け、中継器14が対象者Mの温度を測定し、この温度の情報を管理部16に送信し、管理部16で体温の範囲であるか否かを判定することで、中継器14が対象者Mに取り付けられているか否かを検出することができる。
メモリ50は、上述の受信データおよび送信データ、ICタグ12aのセンサ36で測定された温度を示す温度情報、温度センサ48で得られた温度情報、ICタグ12の識別情報、中継器14の識別情報等が記憶されるものである。メモリ50は、書き換え可能なメモリであれば、その構成は特に限定されるものではなく、公知のメモリを種々用いることができる。
制御部52は、中継器14の各構成要素を制御するものである。
電源部54は、中継器14の各構成要素を駆動するための電力を供給するためのものである。この電源部54は、特に限定されるものではなく、例えば、電池が用いられる。
管理部16は、中継器14から発信された情報を受信する機能と、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末に送信する送信機能を有する。管理部16は、例えば、ナースステーション等の医療従事者、または介助者が常駐するところに配置される。
管理部16は、中継器14で取得したICタグの識別情報と中継器14の識別情報を受信し、中継器14の識別情報とおむつ22の識別情報とを関連付ける。これにより、ICタグ12は使い捨てのおむつ22に取り付けられるが、おむつ22を取り換えても、どの対象者Mにおむつ22が装着されているか否かを知ることができる。
管理部16は、対象者Mにおむつ22が装着されていることを表示することもできる。
管理部16は、インターネット18等のネットワーク、電話回線等を介して、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末に情報を、例えば、電子メールの形態で発信することができる。このため、管理部16からの情報を受信するために、管理部16に電子メールアドレスを登録する。これ以外に、インターネット18上にサーバに管理部16からの情報を送信しておき、携帯情報端末20aまたはパーソナルコンピュータ20bの情報端末等の情報端末を用いて、サーバにアクセスして管理部16からの情報を受信するようにしてもよい。なお、携帯情報端末20aとは、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット型コンピュータのことである。
以下、管理部16について詳細に説明する。管理部16は、図4に示すように、アンテナ60と、復調部62と、変調部64と、処理部66と、メモリ68と、表示部70と、制御部72と、入力部74とを有する。
アンテナ60は、中継器14との送受信、インターネット18へのアクセスに利用される。アンテナ60としては、上述の機能を果たせば、その構成は、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
復調部62は、中継器14からの情報を、アンテナ60を介して受信した受信データを、処理部66で処理可能な形態に変換するものである。復調方式としては、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
変調部64は、情報を送信データとしてインターネット18に送信する際に、中継器14で利用可能な形態に変換するものである。変調方式としては、特に限定されるものではなく、公知のものを種々用いることができる。
処理部66は、中継器14の識別情報とICタグ12の識別情報とを1対1対応させる。中継器14から送信された、ICタグ12の識別情報が無効であることを示す情報に基づき、無効にするICタグ12の識別情報を決定し、この無効にした識別情報をメモリ68に記憶させる。
識別情報が中継器14から送信されると、その識別情報を、メモリ68に記憶された無効とされた識別情報と照合し、無効とした識別情報である場合、表示部70に画像、文字、音声等でおむつ22が装着されていないことを示す情報または装着されていない警告情報を作成し、表示部70に表示させる。さらには、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末におむつ22が装着されていないことを示す情報を送信する。これにより、管理部16付近の近接エリアでも、遠隔エリアにいても、おむつ22の装着の有無を知ることができる。なお、管理部16の近くであれば、表示部70の表示内容により、おむつ22の装着の有無を知ることができる。
処理部66では、おむつ22が装着されていないことを示す情報を作成したタイミングを、おむつ22が外された時期と判定する。このおむつ22が外されてから時間をカウントする。次に、中継器14から別の識別情報が送信されるとおむつ22が装着されたと判定する。おむつ22が外されたと判定してからおむつ22が装着されたと判定するまでの時間をおむつ22の交換時間とする。このおむつ22の交換時間を予め設定しておけば、交換時間が長い場合には、表示部70に画像、文字、音声等でおむつ22が未装着であること、もしくは警告を出させる。また、情報端末におむつ22の交換時間が長いことを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信する。このようにして、おむつ22の交換の有無および交換時間を知ることができる。
これ以外にも、処理部66は、中継器14から送信された中継器14の温度センサ48の温度データを温度に換算し、この温度が、例えば、体温程度であれば、中継器14が対象者Mに装着されていると判定することができる。
処理部66は、ICタグ12aのセンサ36の温度データを温度に換算し、この温度が、例えば、体温程度であれば、おむつ22が対象者Mに装着されていると判定することができる。
中継器14から送信されたICタグ12aのセンサ36の温度データを温度に換算し、この温度に基づいて、例えば、温度が体温程度であれば、おむつ22をそのまま使用し、温度が体温よりも低い場合には、おむつ22の交換のタイミングであると判定する。この場合、表示部70におむつ22の交換のタイミングであることを表示するための情報を作成し、表示部70に表示させる。また、情報端末におむつ22の交換のタイミングであることを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信する。
メモリ68は、中継器14からの送信データ、温度センサ48で得られた温度データが記憶されるものである。メモリ68は、書き換え可能なメモリであれば、その構成は特に限定されるものではなく、公知のメモリを種々用いることができる。
また、管理部16は、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20bに情報を、例えば、電子メールの形態で発信する。このため、管理部16に電子メールアドレスが登録されるが、その電子メールアドレスの情報がメモリ68に記憶される。また、温度データを温度に換算するための換算データがメモリ68に記憶される。
表示部70は、管理部16で得られた結果等を表示するものである。例えば、中継器4から送信された情報を画像または文字として表示する。また、対象者Mにおむつ22が装着されていることを表示する。対象者Mが複数であれば、対象者M毎に表示される。さらには、管理部16における各種の設定条件等を表示するものである。この表示部70には、液晶表示パネル等の各種の表示機器を用いることができる。
制御部72は、管理部16の各構成要素を制御するものである。
入力部74は、管理部16での各種の設定条件等を設定するために指示入力するものでえる。入力部74は、上述の機能を果たせば、その構成は、特に限定されるものではなく、キーボード、マウス等が用いられる。
次に、管理システム10による管理について説明する。
図5は本発明の実施形態の管理システムの動作を説明するフローチャートである。図6は本発明の実施形態の管理システムにおいて、おむつの装着の検知を説明するフローチャートである。図7は本発明の実施形態の管理システムにおいて、おむつを外すタイミングを説明するフローチャートである。
まず、対象者Mに中継器14を取り付ける。中継器14の温度センサ48で温度を測定し、温度データを管理部16に送信する。管理部16では、処理部66で温度データを温度換算し、温度が体温程度であれば、中継器14が対象者Mに取り付けられていると判定する。
そして、図5に示すように、対象者Mに、ICタグ12が取り付けられたおむつ22を装着する(ステップS10)。
次に、中継器14がICタグ12の識別情報の読み取りを試みる(ステップS12)。中継器14で読み取られるICタグ12の識別情報が複数であれば、おむつ22のICタグ12の識別情報を無効にする(ステップS14)。この場合、中継器14は無効にするICタグ12の識別情報およびICタグ12の識別情報が無効であることを示す情報を作成し、管理部16に送信する。管理部16では無効にされた識別情報を記憶するとともに、表示部70に画像、文字、音声等でおむつ22が装着されていないことを示す。さらには、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末におむつ22が装着されていないことを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信する。このとき、おむつ22は管理されない。このため、再度、識別情報が異なるICタグ12が取り付けられた別のおむつ22を対象者Mに装着する必要がある。このように、管理部16付近の近接エリアでも遠隔エリアでも、おむつ22が装着されていないことを知ることができる。
なお、無効にされた識別情報は管理部16に記憶されており、再度同じ識別情報が管理部16に送信されると、管理部16は、その識別情報が無効であることを表示部70に画像、文字、音声等で示したり、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末に識別情報が無効であることを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信する。これにより、管理部16付近の近接エリアでも遠隔エリアでも、おむつ22の装着に不具合があったことを知ることができる。
一方、中継器14で読み取られるICタグ12が1つであれば、おむつ22のICタグ12の識別情報を、中継器14の識別情報と一緒に管理部16に送信する。管理部16では中継器14の識別情報とICタグ12の識別情報とを関連付けて記憶し、おむつ22を管理する(ステップS16)。この場合、ICタグ12の識別情報が有効であるという。なお、中継器14は、ICタグ12をモニタリングし、ICタグ12の識別情報を管理部16に送信し、おむつ22を管理する。
次に、おむつ22を外し(ステップS18)、ゴミ箱に捨てる等、ICタグ12が中継器14で読み取る範囲から外れた場合、例えば、中継器14がICタグ12の読み取りを数回行なっても、読み取りができない場合、中継器14は、そのICタグ12の識別情報が無効であることを示す情報を作成し、管理部16に送信する。これにより、管理部16では、おむつ22が外されたと判定する。管理部16では、そのICタグ12の識別情報を無効にする(ステップS20)。こ場合、管理部16において、ICタグ12の識別情報を無効にしたことを表示部70に表示するか、または携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末にICタグ12の識別情報を無効にしたことを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信する。これにより、遠隔エリアでも、おむつ22が外されたことを知ることができる。
なお、ICタグ12が中継器14で読み取る範囲から外れたことを、中継器14がICタグ12の読み取りを数回行なっても、読み取りができない場合としたが、これに限定されるものではない。ICタグ12が中継器14で読み取る範囲から外れたことは、適宜規定することができる。
上述のように、管理部16ではおむつ22が外されたと判定してから時間をカウントし、おむつ22の交換時間を計測する。この場合、予め設定したおむつ22の交換時間よりも長い場合、表示部70に画像、文字、音声等で警告を発したり、情報端末に交換時間が長いことを示す情報を、例えば、電子メールの形態で送信することもできる。これにより、遠隔エリアでも、おむつ22の交換時間が、予め設定した時間よりも長いことを知ることができる。
なお、管理部16は、おむつ22が装着されたと判定した場合、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末にメール等の形式でおむつ22が交換されたことを知らせる。このようにして、遠隔エリアでも、おむつ22が交換されたことを知ることができる。また、表示部70に対象者Mにおむつ22が装着されたことを示してもよい。
おむつ22を管理する場合(ステップS16)、例えば、図6に示すようにしてもよい。この場合、温度を測定できるセンサ36付きのICタグ12aを用いる。中継器14でICタグ12aの識別情報とICタグ12aの温度センサの温度情報を取得し、管理部16にICタグ12aの識別情報と温度情報を送信する。管理部16では温度情報から温度を得る(ステップS30)。管理部16で、この温度が、所定の温度範囲にあるか判定される(ステップS32)。すなわち、体温程度の温度範囲にあるか判定される。
ステップS32において、体温程度の温度範囲になければ、対象者Mに装着されていないと管理部16で判定し、ICタグ12aの識別情報を無効にする(ステップS34)。管理部16は、対象者Mにおむつ22が装着されていないことを、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末に、例えば、電子メールの形態で送信する。これにより、遠隔エリアでも、おむつ22が装着されていないことを知ることができる。
一方、体温程度の温度範囲にあれば、対象者Mに装着されていると管理部16で判定し、ICタグ12aの識別情報を有効のままにしておく(ステップS36)。
おむつ22を外すタイミングは、例えば、図7に示すようにしてもよい。この場合も温度を測定できるセンサ36付きのICタグ12aを用いる。
中継器14でICタグ12aの温度センサの温度情報を取得し、管理部16に温度情報を送信する。次に、管理部16で温度情報から温度を得る(ステップS40)。この温度が、所定の温度以下であるか判定される(ステップS42)。すなわち、体温程度の温度以下であるか判定される。
体温程度の温度以下でなければ、管理部16で濡れていないと判定し、おむつ22の使用を継続する(ステップS44)。一方、体温程度の温度以下であれば、管理部16で濡れていると判定し、おむつ22の使用を継続することなく、おむつ22を外す(ステップS46)。管理部16は、対象者Mのおむつ22の交換時期であることを、携帯情報端末20a、パーソナルコンピュータ20b等の情報端末に、例えば、電子メールの形態で送信する。これにより、遠隔エリアでも、おむつ22の交換時期を知ることができる。
本発明の管理システム10では、近接エリアはもとより、遠隔エリアにおいても、対象者Mへのおむつ22の装着の有無、おむつ22の取り換えの有無等の使用状況を把握することができる。また、管理システム10は、インターネット等のネットワークを介して離れたところに、対象者Mへのおむつ22の装着の有無、おむつ22の取り換えの有無等の情報を、例えば、電子メールの形態で送信するに際し、ICタグ12、中継器14での情報処理を極力少なくし、管理部16で中継器14から情報を受信して処理することによりシステム構成を簡便にでき、かつシステム全体で通信情報量を減すことができる。
本発明は、基本的に以上のように構成されるものである。以上、本発明の管理システムについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
10 管理システム
12 ICタグ
14 中継器
16 管理部
18 インターネット
20a 携帯情報端末
20b パーソナルコンピュータ
22 おむつ
30 基板
32、40、60 アンテナ
34 ICチップ
36 センサ
38 スイッチ
42、62 復調部
44、64 変調部
46、66 処理部
48 温度センサ
50、68 メモリ
52、72 制御部
70 表示部
M 対象者

Claims (5)

  1. 使い捨てのおむつの使用を管理する管理システムであり、
    前記おむつに取り付けられ、識別情報が記憶された、使い捨てのICタグと、
    前記おむつを装着した対象者に取り付けられ、前記ICタグの前記識別情報を読み取る機能および情報発信機能を備える中継器と、
    前記中継器から発信された情報を受信する機能および情報端末に送信する機能とを備える管理部とを有し、
    前記中継器は、識別情報が付与されており、前記ICタグの前記識別情報の読み取りを試みて前記ICタグの識別情報が読み取れない場合、前記管理部に前記中継器の前記識別情報と一緒に前記ICタグがないことを示す情報を送信し、
    前記情報を受信した前記管理部は、前記情報に基づいて前記対象者におむつが装着されていないことを示す情報を前記情報端末に送信するものであり、
    前記ICタグの前記識別情報の読み取り後、前記ICタグの識別情報の読み取りができない場合、前記中継器または前記管理部は、前記ICタグの識別情報を無効にすることを特徴とする管理システム。
  2. ICタグの識別情報が複数読み取られた場合、前記中継器または前記管理部は、前記複数のICタグの識別情報を全て無効にする請求項に記載の管理システム。
  3. 前記中継器および前記ICタグのうち、少なくとも一方が温度センサを有し、前記温度センサで測定された温度を示す温度データが前記中継器を介して前記管理部に送信される請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記ICタグは、スイッチを有し、前記スイッチが入ることで前記中継器による前記識別情報の読み取りが可能となる請求項1〜のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記ICタグの前記スイッチは、前記対象者に前記おむつを装着した際に、前記スイッチが入る請求項に記載の管理システム。
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