JP2009098831A - Rfidカード - Google Patents
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Abstract
【課題】RFIDカードに記憶されている情報の確実な保護を簡易な構造にて実現することによって、故障が少なく、かつ低い製造コストで提供することが可能なRFIDカードを提供する。
【解決手段】情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードにおいて、ICチップ部とアンテナ部はインレット基材と上面被覆層の間に設けられており、アンテナ部の一部が予め切断されて切断部が形成されており、切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて切断部との間に空隙部が形成されており、空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部に導体部が接着されており、スイッチ部を押圧することによって、導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触してアンテナ部が導通するように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードにおいて、ICチップ部とアンテナ部はインレット基材と上面被覆層の間に設けられており、アンテナ部の一部が予め切断されて切断部が形成されており、切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて切断部との間に空隙部が形成されており、空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部に導体部が接着されており、スイッチ部を押圧することによって、導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触してアンテナ部が導通するように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、非接触で外部のリーダライタとデータの送受信を行うRFIDカードに関する。
近年、交通や流通などの業界において、外部のリーダライタと各種の情報通信を行うRFIDカードが多く利用されている。
すなわち、リーダライタのコントローラで制御された電波をそのアンテナから送信し、送信された電波をRFIDカードのアンテナで受信することによって、リーダライタとRFIDカード間で非接触によるデータの送受信が行われるものである。
このRFIDカードは、主としてICチップ部とアンテナ部からなり、RFIDカードをリーダライタに近づけることによって、非接触の状態でRFIDカード内に記憶されている情報を読み取ったり、書き換えたりすることが可能となっているものである。
すなわち、リーダライタのコントローラで制御された電波をそのアンテナから送信し、送信された電波をRFIDカードのアンテナで受信することによって、リーダライタとRFIDカード間で非接触によるデータの送受信が行われるものである。
このRFIDカードは、主としてICチップ部とアンテナ部からなり、RFIDカードをリーダライタに近づけることによって、非接触の状態でRFIDカード内に記憶されている情報を読み取ったり、書き換えたりすることが可能となっているものである。
このように、RFIDカードはリーダライタに接触させなくても、データの送受信が行われるように構成されているために、利用者がカードの利用を意図していない場合であっても、たまたまリーダライタがRFIDカードを所持する利用者の近くにあったために、当該リーダライタと所持しているRFIDカードとの間でデータの送受信が行われる危険性がある。そのため、情報セキュリティなどの観点からRFIDカードに記憶されている情報をスキミングなど外部からの不正なアクセスから守る必要性が求められているところである。
この点、暗号鍵やセキュリティプロトコルを使用するものや、RFIDカード側にスイッチ機構を設けて、利用者がスイッチをオンにしない場合以外は、RFIDカードがデータの送受信できないようにして、情報セキュリティの確保を図っているものが提供されている(特許文献1を参照)。
特開2003−168089号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法は、暗号鍵やセキュリティプロトコルを使用するものと違って、物理的にアンテナ部の導通を制御するという点で情報セキュリティ面で優れているものの、そのスイッチ部の機構部分がまだ複雑であることから、故障の発生や製造コストのアップを招くという課題がある。
本発明は、これらの課題を解決するために、RFIDカードに記憶されている情報の確実な保護を簡易な構造にて実現することによって、故障が少なく、かつ低い製造コストで提供することが可能なRFIDカードを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために請求項1記載の発明は、情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と上面被覆層の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて前記切断部との間に空隙部が形成されており、前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と下面被覆層、若しくはインレット基材とインレット基材の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方の部分にはインレット基材を設けないことによって前記切断部と上面被覆層との間に空隙部が形成されており、前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と下面被覆層、若しくはインレット基材とインレット基材の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方の部分にはインレット基材を設けず、さらに前記切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて空隙部が形成されており、前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載のRFIDカードであって、前記ICチップ部が複数備えられており、かつ各ICチップ部に対応するアンテナ部及びスイッチ部がICチップ部と同数備えられており、押圧する前記スイッチ部を変更することにより、RFIDカードの動作を切り替えられるようにしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載のRFIDカードであって、前記ICチップ部が単数備えられており、かつICチップ部に対応するアンテナ部及びスイッチ部が複数備えられており、前記ICチップ部は導通したアンテナ部がどのアンテナ部かを判定する通信可能アンテナ判定部を有しており、押圧する前記スイッチ部を変更することにより、RFIDカードの動作を切り替えられるようにしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5記載のRFIDカードに対応するリーダライタであって、リーダライタに挿入後にRFIDカードを固定するロック機構が前記スイッチ部の箇所を押圧しながらロックする構成となっていることを特徴とする。
本発明に係るRFIDカードによれば、利用者がカード表面のスイッチ部を指などで押圧することによって、はじめてRFIDカード内のアンテナ部が導通して送受信可能状態となることから、利用者が当該RFIDカードの利用を意図した場合にのみ、利用できるようにコントロールすることが可能となるという効果が発生する。
また、上面被覆層とアンテナ部の間に空隙部を設け、前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部に導体部を接着させるという簡易な構造によってスイッチ部を実現しているために、故障の発生や製造コストを低く抑えることできるという効果がある。
さらに、本発明に係るRFIDカードの表面には開口部がないために、RFIDカード内へのゴミの侵入の心配がないという効果をも有している。
また、上面被覆層とアンテナ部の間に空隙部を設け、前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部に導体部を接着させるという簡易な構造によってスイッチ部を実現しているために、故障の発生や製造コストを低く抑えることできるという効果がある。
さらに、本発明に係るRFIDカードの表面には開口部がないために、RFIDカード内へのゴミの侵入の心配がないという効果をも有している。
RFIDカードに記憶されている情報の確実な保護を図るという目的を、最小の部品点数で、簡易な構造にて実現した。
図1は、本実施例における本発明に係るRFIDカード1のICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4を表す説明図である。
RFIDカード1は非接触で外部のリーダライタとデータの送受信が可能なRFIDカード、ICチップ部2は情報の記憶やデータの送受信の制御を行うICチップ、アンテナ部3は外部のリーダライタとのデータの送受信を行うアンテナである。スイッチ部4は前記アンテナ部3の導通のオンオフを切り替えるスイッチである。
RFIDカード1は非接触で外部のリーダライタとデータの送受信が可能なRFIDカード、ICチップ部2は情報の記憶やデータの送受信の制御を行うICチップ、アンテナ部3は外部のリーダライタとのデータの送受信を行うアンテナである。スイッチ部4は前記アンテナ部3の導通のオンオフを切り替えるスイッチである。
RFIDカードは、通常、PETフィルムなどのインレット基材12にICチップ部2,アンテナ部3を乗せ、その上下を上面被覆層11及び下面被覆層13を形成する樹脂シートなどで被覆加工される。
本発明に係るRFIDカード1においては、スイッチ部4の下方に位置するアンテナ部3の一部を予め切断して切断部16を形成する。図2は、本発明に係るRFIDカードの押圧前のスイッチ部4の断面図である。このように、本実施例では、アンテナ部3の一部が予め切断されて切断部16を形成しており、当該切断部16に接するアンテナ部3の両端部がインレット基材12の上面側に露出されている。
本発明に係るRFIDカード1においては、スイッチ部4の下方に位置するアンテナ部3の一部を予め切断して切断部16を形成する。図2は、本発明に係るRFIDカードの押圧前のスイッチ部4の断面図である。このように、本実施例では、アンテナ部3の一部が予め切断されて切断部16を形成しており、当該切断部16に接するアンテナ部3の両端部がインレット基材12の上面側に露出されている。
そのために、当該RFIDカードは押圧前の状態では、アンテナ部3が導通していないことから送受信不能状態となり、当該RFIDカードは使用不能状態となる。
そして、切断されている切断部16の上方にある上面被覆層11の箇所を一部薄く成形しておく。このことにより、切断部16の上方と上面被覆層11の下方の間に空隙部15を形成する。当該空隙部15の上方の上面被覆層11の底部に金属などの導電体からなる導体部14を、アンテナ部3に接触しないように接着させておく。
そして、切断されている切断部16の上方にある上面被覆層11の箇所を一部薄く成形しておく。このことにより、切断部16の上方と上面被覆層11の下方の間に空隙部15を形成する。当該空隙部15の上方の上面被覆層11の底部に金属などの導電体からなる導体部14を、アンテナ部3に接触しないように接着させておく。
こうすることにより、導体部14の上方に位置する上面被覆層11の箇所を、RFIDカード1の外部から利用者が指などで押圧することにより、当該箇所がアンテナ部3の切断部16に向かってたわみ、図3に示す通り、湾曲した導体部14がアンテナ部3の切断部16を覆うような形で切断部16を挟んで位置しているアンテナ部3の両端部に接触することにより、アンテナ部3が導通して送受信可能状態となり、当該RFIDカードが使用可能状態となる。
なお、導体部14の上方にあたる上面被覆層11の表面の箇所は、利用者に適切な押圧場所が容易にわかるように、目印を印刷しておくなどの方法によって明示しておく。
なお、導体部14の上方にあたる上面被覆層11の表面の箇所は、利用者に適切な押圧場所が容易にわかるように、目印を印刷しておくなどの方法によって明示しておく。
そして、利用者が押圧することを止めれば、図2に示すような押圧前の状態に戻り、導体部14とアンテナ部3が接触しなくなることから、アンテナ部3が導通しなくなり送受信不能状態となり、当該RFIDカードが使用不能状態となる。
アンテナ部3は、図1に示すような略方形の場合ばかりでなく、円形、楕円形などであっても良い。
また、RFIDカードを挿入するタイプのリーダライタの場合、一般的に挿入後、カードを動かないようにするロック機構がある。本発明に係るRFIDカード1に対応するリーダライタの場合、当該ロック機構は、スイッチ部4を押圧してRFIDカードをロックするとともにアンテナ部3を導通状態とすることによって、当該RFIDカードの情報を読み取ったり、又は書き込んだりすることができるようにする。
また、RFIDカードを挿入するタイプのリーダライタの場合、一般的に挿入後、カードを動かないようにするロック機構がある。本発明に係るRFIDカード1に対応するリーダライタの場合、当該ロック機構は、スイッチ部4を押圧してRFIDカードをロックするとともにアンテナ部3を導通状態とすることによって、当該RFIDカードの情報を読み取ったり、又は書き込んだりすることができるようにする。
図1は、本実施例における本発明に係るRFIDカード1のICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4を表す説明図である。
本発明に係るRFIDカード1においては、スイッチ部4の下方に位置するアンテナ部3の一部を予め切断して切断部16を形成する。図4は、本発明に係るRFIDカードの押圧前のスイッチ部4の断面図である。このように、本実施例では、アンテナ部3の一部が予め切断されて切断部16を形成しており、当該切断部16に接するアンテナ部3の両端部がインレット基材12の下面側に露出されている。
そのために、当該RFIDカードは押圧前の状態では、アンテナ部3が導通していないことから送受信不能状態となり、当該RFIDカードは使用不能状態となる。
そして、切断部16の上方の部分にはインレット基材12を設けないことによってアンテナ部3と上面被覆層11との間に空隙部15を形成する。
そして、前記空隙部15の上方に位置する上面被覆層11の底部に金属などの導電体からなる導体部14を、アンテナ部3に接触しないように接着させておく。
そして、切断部16の上方の部分にはインレット基材12を設けないことによってアンテナ部3と上面被覆層11との間に空隙部15を形成する。
そして、前記空隙部15の上方に位置する上面被覆層11の底部に金属などの導電体からなる導体部14を、アンテナ部3に接触しないように接着させておく。
こうすることにより、導体部14の上方に位置する上面被覆層11の箇所を、RFIDカード1の外部から利用者が指などで押圧することにより、当該箇所がアンテナ部3の切断部16に向かってたわみ、図5に示す通り、湾曲した導体部14がアンテナ部3の切断部16を覆うような形で切断部16を挟んで位置しているアンテナ部3の両端部に接触することにより、アンテナ部3が導通して送受信可能状態となり、当該RFIDカードが使用可能状態となる。なお、導体部14の上方にあたる上面被覆層11の表面の箇所は、利用者に適切な押圧場所が容易にわかるように、目印を印刷しておくなどの方法によって明示しておく。
そして、利用者が押圧することを止めれば、図4に示すような押圧前の状態に戻り、導体部14とアンテナ部3が接触しなくなることから、アンテナ部3が導通しなくなり送受信不能状態となり、当該RFIDカードが使用不能状態となる。
なお、図4及び図5においては、インレット基材12がアンテナ部3の上方のみに図示してあるが、上方及び下方、すなわちICチップ部2及びアンテナ部3がインレット基材12とインレット基材12の間に設けられている場合でも良い。
なお、図4及び図5においては、インレット基材12がアンテナ部3の上方のみに図示してあるが、上方及び下方、すなわちICチップ部2及びアンテナ部3がインレット基材12とインレット基材12の間に設けられている場合でも良い。
上記の実施例においては、実施例1の場合と異なり、上面被覆層11への空隙部15の成形加工は不要であるが、これに限定されるものではなく、切断部16の上方の部分にインレット基材12を設けないだけでなく、さらに前記切断部16の上方に位置する上面被覆層11の部分を薄く成形して空隙部15を形成して、前記空隙部15の上方に位置する上面被覆層11の底部に導体部14が接着されている場合であっても良い。
アンテナ部3は、図1に示すような略方形の場合ばかりでなく、円形、楕円形などであっても良い。
また、RFIDカードを挿入するタイプのリーダライタの場合、一般的に挿入後、カードを動かないようにするロック機構がある。本発明に係るRFIDカード1に対応するリーダライタの場合、当該ロック機構は、スイッチ部4を押圧してRFIDカードをロックするとともにアンテナ部3を導通状態とすることによって、当該RFIDカードの情報を読み取ったり、又は書き込んだりすることができるようにする。
また、RFIDカードを挿入するタイプのリーダライタの場合、一般的に挿入後、カードを動かないようにするロック機構がある。本発明に係るRFIDカード1に対応するリーダライタの場合、当該ロック機構は、スイッチ部4を押圧してRFIDカードをロックするとともにアンテナ部3を導通状態とすることによって、当該RFIDカードの情報を読み取ったり、又は書き込んだりすることができるようにする。
図6は、実施例3における本発明に係るRFIDカード1のICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4を表す説明図である。本実施例は、図6に示す通り、ICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4が、1枚のRFIDカード1において2系統を備えている例である。押圧するスイッチ部4が2つあることから、どの箇所のスイッチ部4を押圧するかによって、導通するアンテナ部3が異なることになる。
なお、スイッチ部4の構成は、実施例1又は実施例2におけるものと同じである。
なお、スイッチ部4の構成は、実施例1又は実施例2におけるものと同じである。
これにより、押圧するスイッチ部4を動作させたい内容によって適宜選択することにより、RFIDカード1の動作を変更させることができる。
なお、図6では、ICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4が、1枚のRFIDカードにおいて2系統を備えている例を示しているが、1枚のRFIDカードにおいて3系統以上を備えている場合であっても良い。
なお、図6では、ICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4が、1枚のRFIDカードにおいて2系統を備えている例を示しているが、1枚のRFIDカードにおいて3系統以上を備えている場合であっても良い。
図7は、実施例4における本発明に係るRFIDカード1のICチップ部2、アンテナ部3及びスイッチ部4を表す説明図である。本実施例は、図7に示す通り、ICチップ部2を1つ、アンテナ部3を2つ、スイッチ部4を2つ備えている例である。押圧するスイッチ部4が2つあることから、どの箇所のスイッチ部4を押圧するかによって、導通するアンテナ部3が異なることになる。
なお、スイッチ部4の構成は、実施例1又は実施例2におけるものと同じである。
なお、スイッチ部4の構成は、実施例1又は実施例2におけるものと同じである。
従って、ICチップ部2の内部に設けられた通信可能アンテナ判定部が、スイッチ部4が押圧されたことによって、導通して通信可能となったアンテナ部3がどのアンテナ部3かを判定することによって、RFIDカード1の動作を変更する。即ち、ICチップ部2に起電力が発生したアンテナ部3を判定させ、それに応じてRFIDカード1の動作モードを切り替えられるように構成したものである。
なお、図7では、1つのICチップ部2に対してアンテナ部3及びスイッチ部4が各々2つ備えている例を示しているが、1つのICチップ部2に対してアンテナ部3及びスイッチ部4が各々3つ以上備えている場合であっても良い。
なお、図7では、1つのICチップ部2に対してアンテナ部3及びスイッチ部4が各々2つ備えている例を示しているが、1つのICチップ部2に対してアンテナ部3及びスイッチ部4が各々3つ以上備えている場合であっても良い。
1 RFIDカード
2 ICチップ部
3 アンテナ部
4 スイッチ部
11 上面被覆層
12 インレット基材
13 下面被覆層
14 導体部
15 空隙部
16 切断部
2 ICチップ部
3 アンテナ部
4 スイッチ部
11 上面被覆層
12 インレット基材
13 下面被覆層
14 導体部
15 空隙部
16 切断部
Claims (6)
- 情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、
前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と上面被覆層の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて前記切断部との間に空隙部が形成されており、
前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とするRFIDカード。 - 情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、
前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と下面被覆層、若しくはインレット基材とインレット基材の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方の部分にはインレット基材を設けないことによって前記切断部と上面被覆層との間に空隙部が形成されており、
前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とするRFIDカード。 - 情報の記憶及び通信の制御を行うICチップ部と、リーダライタとデータの送受信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部の導通のオンオフを切り替えるスイッチ部とを備えたRFIDカードであって、
前記ICチップ部及びアンテナ部はインレット基材と下面被覆層、若しくはインレット基材とインレット基材の間に設けられており、前記アンテナ部の一部は予め切断されて切断部が形成されており、前記切断部の上方の部分にはインレット基材を設けず、さらに前記切断部の上方に位置する上面被覆層の部分は薄く成形されて空隙部が形成されており、
前記空隙部の上方に位置する上面被覆層の底部には導体部が接着されており、前記スイッチ部を押圧することによって、前記導体部が切断部に接するアンテナ部の両端部に接触して前記アンテナ部が導通するように構成されたことを特徴とするRFIDカード。 - 前記ICチップ部が複数備えられており、かつ各ICチップ部に対応するアンテナ部及びスイッチ部がICチップ部と同数備えられており、
押圧する前記スイッチ部を変更することにより、RFIDカードの動作を切り替えられるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のRFIDカード。 - 前記ICチップ部が単数備えられており、かつICチップ部に対応するアンテナ部及びスイッチ部が複数備えられており、
前記ICチップ部は導通したアンテナ部がどのアンテナ部かを判定する通信可能アンテナ判定部を有しており、
押圧する前記スイッチ部を変更することにより、RFIDカードの動作を切り替えられるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のRFIDカード。 - 請求項1乃至請求項5記載のRFIDカードに対応するリーダライタであって、リーダライタに挿入後にRFIDカードを固定するロック機構が前記スイッチ部の箇所を押圧しながらロックする構成となっていることを特徴とするリーダライタ。
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2007
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