JP2009134493A - 非接触式icカード - Google Patents

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Takayuki Yoshioka
貴行 吉岡
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Abstract

【課題】使用者が所望によりICカードの機能を簡単にかつ確実に有効/無効にできる非接触式ICカードを提供する。
【解決手段】この非接触式ICカードは、カード本体1の面に設けられた電磁誘導アンテナコイル2と、この電磁誘導アンテナコイル2と金属配線3を介して接続され、不揮発性メモリ4と電磁誘導アンテナコイル2に生じた誘導起電力により不揮発性メモリ4に対して情報の読み込み及び書き込みを行うCPU5とを一体的に設けたICチップ6と、このICチップ6と電磁誘導アンテナコイル2とを接続する金属配線3を、利用者のスライド操作により導通または非導通させるスイッチ7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば金融機関および公共機関などで発行され、物品を購入した際、サービスまたは交通機関等を利用した際の支払いや本人証明などに利用される非接触式ICカードに関する。
使用者がリーダライタ(以下「R/W」と称す)にICカードをかざすだけで、ICカードに保持されている情報の読み取り、ICカードへの情報の書き込みを行う非接触式ICカードの技術が既に公開されている(特許文献1参照)。
特許第281447号公報
従来の非接触式ICカードでは、非接触式のためICカードを機器に挿入する手間を省くことができるものの、複数枚のICカードをR/Wに同時にかざしてR/Wが検知した場合の処理については具現化されていない。
非接触式ICカードを処理するシステムとしては、一般に、1人の使用者に対して1枚のICカードの処理を前提としたものが想定されており、1人の使用者が複数枚のICカードを保持している場合、複数枚のICカードをR/Wにかざしたとしても、R/WではそれらのICカードを処理対象外とすることが多い。
しかし、非接触式ICカードは、利便性の面から、今後、1人で複数枚所持することが予想されるため、複数枚のICカード処理への対応が急務になっている。
また、1人で複数枚のICカードを単に所持している場合、非接触式ICカードの特性上、バッグの中にICカードをしまったままでもバッグの外側からR/Wを近づけさえすればICカードの情報を読み取ることが可能なため、ICカードの所持者が気付かないうちに、ICカードの内容が第3者によって読み取られてしまうこと(スキミング)も考えられる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、使用者が所望により非接触式ICカードの機能を簡単にかつ確実に有効/無効にすることができる非接触式ICカードを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の非接触式ICカードは、カード状の基板と、この基板の面に設けられた電磁誘導アンテナコイルと、電源供給の有無にかかわらずデータを保持可能な不揮発性メモリと、前記電磁誘導アンテナコイルと回路配線を介して接続され、前記電磁誘導アンテナコイルに生じた誘導起電力が前記回路配線を通じて供給されることにより、前記不揮発性メモリに対してデータの読み込み及び書き込みを行う制御ユニットと、この制御ユニットと前記電磁誘導アンテナコイルとを接続する配線を、利用者の操作による入・切事象の発生により導通または非導通させるスイッチとを具備することを特徴とする。
なお、スイッチとして、例えば基材の面の向きを反転させることにより回路配線を導通または非導通とする重力方向検知スイッチを用いることで、非接触式ICカードの機能を容易に有効/無効にすることができる。
本発明によれば、使用者が所望により非接触式ICカードの機能を簡単にかつ確実に有効/無効にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係る非接触式ICカードの構成を示すブロック図、図2はカード本体を上向きにしたときの断面図、図3はカード本体を下向きにしたときの断面図である。
である。
図1に示すように、この非接触式ICカードは、カード状の外形をなす基板としてのカード本体1の面に設けられた電磁誘導アンテナコイル2と、この電磁誘導アンテナコイル2と回路配線(フィルム状の金属配線3)を介して接続されたICチップ6と、このICチップ6と電磁誘導アンテナコイル2とを接続する金属配線3を、利用者の操作による入・切事象の発生で導通または非導通させるスイッチ7とを備えている。
非接触式ICカードは、一般に、密着型(通信距離0〜2mm、使用周波数4.91MHz)、近接型(通信距離0〜10cm、使用周波数13.56MHz)、近傍型(通信距離0〜70cm、使用周波数13.56MHz)に分類されるが、本発明はいずれの場合にも適用可能である。
カード本体1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などを板状に加工したもの(部材)である。カード本体1の一面には、電磁誘導アンテナコイル2、ICチップ6およびスイッチ7が実装されている。電磁誘導アンテナコイル2とICチップ6とは、回路配線(フィルム状の金属配線3)を介して接続されている。
ICチップ6は、不揮発性メモリ4と制御ユニットとしてのCPU5とを一体にして形成したものであり、ICチップ6には、不揮発性メモリ4とCPU5が含まれている。
不揮発性メモリ4は、電源供給の有無にかかわらずデータを保持可能な記憶素子、例えばEEPROMなどである。CPU5は、電磁誘導アンテナコイル2に生じた誘導起電力が金属配線3を通じて供給されることにより電源を得て、不揮発性メモリ4に対してデータの読み込み及び書き込みを行う。
非接触式ICカードをICカードリーダライタ(以下「R/W」と称す)に近接または当接させることにより、電磁誘導アンテナコイル2に誘導起電力が生じる。
また、CPU5は、電源が供給されることにより電磁誘導アンテナコイル2から電波を発信し、不揮発性メモリ4から読み出したデータをR/Wに送る。
スイッチ7は、ICチップ6と電磁誘導アンテナコイル2とを接続する回路配線(フィルム状の金属配線3)を、「入」・「切」の事象の発生により導通(接続)または非導通(回路の切離し、非接続)させる。
本例では、スイッチ7としてスライドスイッチを用いており、「入」、「切」の事象の発生とは、利用者によるスライドスイッチのスイッチスライド操作が相当する。この他、スイッチ7としては、例えばディップスイッチなどが用いられる。
また、スイッチ7は、図2、図3に示すように、カード面の方向に応じて接点8が金属配線3に当接または離間して「入」・「切」する重力スイッチ9をカード本体1に実装し、利用者が非接触式ICカードの面の方向を図2のように上向き(上面を上)にしたときに「切」、図3のように下向き(下面を上)にしたときに「入」とし、CPU5への電源の供給状態を切り替えてもよい。すなわち、このスイッチ7は、カード本体1の面の向きを反転させることにより回路配線を導通または非導通とする面方向検知式のスイッチである。
この場合の利用者の操作とは、カード面を反転させることである。なお面の向きと金属配線3を接続「入」または非接続「切」する関係は逆であってもよい。
さらに、スイッチ7は、加速度センサなどを利用してカード本体1を「振る」ことにより入(オン)・切(オフ)の状態を切り替えるようにしてもよい。
さらに、スイッチ7として、超小型角速度(ジャイロ)センサをカード本体1に実装し、カードの面方向を検出し、CPU5への電源の供給状態を切り替えてもよい。
以下、この非接触式ICカードの動作を説明する。この非接触式ICカードでは、利用者が所望によりスイッチ7を操作して「切」、つまり金属配線3を非接続の状態にし、その非接触式ICカードをR/Wにかざしたときには、電磁誘導アンテナコイル2に誘導起電力が発生するものの、スイッチ7によって電磁誘導アンテナコイル2からCPU5への回路が遮断されているため、本来、CPU5に供給されるはずの電流が供給されない。
CPU5は、電源が供給されないため、外部からのコマンドに対して反応することはない。これにより、この非接触式ICカードの機能が停止したままになる。
一方、非接触式ICカードに備えられているスイッチ7を利用者が「入」、つまり金属配線3を接続の状態に切り替えた場合は、非接触式ICカードをR/Wにかざすと、電磁誘導アンテナコイル2からCPU5に電力が供給されるので、CPU5は、外部からのコマンドに対して通常通り反応する。これにより非接触式ICカードは、機能が有効になった状態となる。
このようにこの実施形態の非接触式ICカードによれば、使用者が希望すれば非接触式ICカードの機能を簡単にかつ確実に有効にできる。また使用者が望まなければ非接触式ICカードの機能を簡単にかつ確実に停止状態にできる。
例えばR/Wを接続したカード処理システムの側が、1枚の非接触式ICカードしか処理しないシステムの場合、利用者1人で複数枚の非接触式ICカードを所持しバックなどにしまっているような場合に、予め複数枚のうち一枚の非接触式ICカードのスイッチ7だけを「入」にしておけば、複数枚の非接触式カードを入れたままR/Wにかざして、ICカードの処理を行うことができる。
また、カード処理システムの側が多数の非接触式ICカードを同時に処理可能な場合、利用者の意志で処理する非接触式ICカードを限定することができる。
さらに、所持者が非接触式ICカードをバッグに入れて持ち運ぶ際に、スイッチ7を「切」にしておくことで、所持者が気付かないうちに非接触式ICカードの内容が第3者によって読み取られてしまう、いわゆるスキミング等の行為も防止することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の発明を構成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態の非接触式ICカードの構成を示す図である。 カード本体を上向きにしたときの断面図である。 カード本体を下向きにしたときの断面図である。
符号の説明
1…基板
2…電磁誘導アンテナコイル
3…金属配線
4…不揮発性メモリ
5…CPU
6…ICチップ
7…スイッチ
8…接点
9…重力スイッチ

Claims (2)

  1. カード状の基板と、
    この基板の面に設けられた電磁誘導アンテナコイルと、
    電源供給の有無にかかわらずデータを保持可能な不揮発性メモリと、
    前記電磁誘導アンテナコイルと回路配線を介して接続され、前記電磁誘導アンテナコイルに生じた誘導起電力が前記回路配線を通じて供給されることにより、前記不揮発性メモリに対してデータの読み込み及び書き込みを行う制御ユニットと、
    この制御ユニットと前記電磁誘導アンテナコイルとを接続する回路配線を、利用者の操作による入・切事象の発生により導通または非導通させるスイッチと
    を具備することを特徴とする非接触式ICカード。
  2. 前記スイッチが、
    前記基板の面の向きを反転させることにより回路配線を導通または非導通とする面方向検知式のスイッチであることを特徴とする請求項1記載の非接触式ICカード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101173102B1 (ko) 2010-02-10 2012-08-14 유비벨록스(주) 통신 결합 장치
JP2013186492A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Toppan Printing Co Ltd 非接触通信媒体
US8593294B2 (en) 2010-09-21 2013-11-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Data transfer apparatus
CN113900596A (zh) * 2021-11-15 2022-01-07 上海市信产通信服务有限公司 一种利用无线技术进行设备信息快速读取的方法

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