JP2021046231A - 食品包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を加熱した際に発生する水蒸気等を容器外へ効果的に放出し、容器の内圧の上昇を抑制することができるとともに、容器内への異物の侵入及び容器外への内容物からの液漏れを効果的に抑制することができる、生産性に優れた食品包装用容器を提供する。【解決手段】容器本体10と蓋体30とからなり、容器本体は底部11と側壁部12と本体嵌合部13と本体フランジ部14とを備え、蓋体30は蓋体嵌合部32と蓋体フランジ部33とを備え、上記蓋体嵌合部及び/又は本体嵌合部に凹溝40が形成され、該凹溝における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が50度以上である食品包装用容器1。【選択図】図1

Description

本発明は、コンビニエンスストアー等において、弁当等の食品を内容物として収容し、販売するための食品包装用容器に関するものである。
従来から、コンビニエンスストアー等において、弁当等の食品を内容物として収容する食品包装用容器としては、食品等を収容可能に構成された容器本体と、該容器本体の開口部に着脱自在に取り付けられた蓋体と、該蓋体を容器本体の開口部に取り付けた状態(即ち、内容物を収容した状態)で、容器本体と蓋体とに被せられたシュリンクフィルムとを備えるものがある。
かかる容器においては、内容物から出る水分が漏れ出ることを防止する観点から、蓋体が容器本体の開口部内周に嵌り込む内嵌合の容器が用いられている。また、内容物を加熱する際に、内容物を収容した状態で電子レンジ等の加熱機器に入れられ、容器ごと加熱される場合がある。この場合、加熱に伴って容器内の空気が膨張し、容器内の圧力(内圧)が高くなるのに加え、特に内容物に水分が多く含まれている場合には、加熱によって水蒸気が発生し、内圧はさらに高い状態となってしまう。このような状態では、加熱中或いは加熱後に、内圧によって蓋体が容器本体から意図せずに外れてしまったり、容器自体が膨張変形してしまったりすることがある。このような問題は、内嵌合の容器においては、特に顕著に現れていた。
そこで、加熱時に発生する水蒸気等を容器外部に排気するための穴部を形成した容器が提案されている。例えば、特許文献1には、容器本体の開口部周面に内嵌合する蓋体の中心部に、炊飯時における蒸気を逃がす通気口を形成するためのU字状の切込みを入れた電子レンジ炊飯用容器が開示されている。また特許文献2には、容器本体の開口部と嵌合する蓋体の中央付近に、直径0.5mm以下の細孔を多数(8〜1000個)形成した電子レンジ加熱食品用容器が開示されている。
特開2012−50672号公報 特開2017−81599号公報
上記した特許文献1,2等に開示された容器によれば、加熱時に発生する水蒸気等を蓋体に形成された穴部を介して排出することができ、加熱中或いは加熱後に、内圧によって蓋体が容器本体から意図せずに外れてしまったり、容器自体や蓋体が変形してしまったりすることを、効果的に防止できるものであった。
しかしながら、蓋体に形成した穴部からの異物の侵入は、例え特許文献1に開示された切込み、或いは特許文献2に開示されたような直径0.5mm以下の細孔であったとしても起こり得るものであり、また、該穴部を介して内容物からの液漏れが生じ得るものであった。また、穴部の形成は、蓋体を真空成形などで成形した後、別途穴開け加工する必要があり、生産性においても課題を有するものであった。
本発明は、上述した背景技術が有する課題に鑑みなされたものであって、その目的は、内容物を加熱した際に発生する水蒸気等を容器外へ効果的に放出し、容器の内圧の上昇を抑制することができるとともに、容器内への異物の侵入及び容器外への内容物からの液漏れを効果的に抑制することができる、生産性に優れた食品包装用容器を提供することにある。
上記した目的を達成するため、本発明は、次の〔1〕〜〔8〕に記載した食品包装用容器とした。
〔1〕容器本体と、該容器本体と内嵌合する蓋体とを備える食品包装用容器であって、
上記容器本体は、底部と、該底部から立ち上る側壁部と、該側壁部の内側開口端に形成された本体嵌合部と、該本体嵌合部の上縁に外方に向けて形成された本体フランジ部とを備え、
上記蓋体は、天板部と、該天板部の周縁から垂れ下がり容器本体の上記本体嵌合部に内嵌合する蓋体嵌合部と、閉蓋時において上記本体フランジ部に重なり、該蓋体嵌合部の上縁に形成された蓋体フランジ部とを備え、
該容器内で発生した水蒸気等を容器外に排出する通路を構築する凹溝が、上記蓋体嵌合部及び/又は本体嵌合部に形成されており、
上記凹溝における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が、50度以上であることを特徴とする、食品包装用容器。
〔2〕上記通路が、上記容器の周方向に位置をずらして3〜10本形成されていることを特徴とする、上記〔1〕に記載の食品包装用容器。
〔3〕上記蓋体嵌合部と本体嵌合部との嵌合面の面積(S)に対する、上記凹溝の総開口面積(s)の比(s/S)が、0.2〜0.6であることを特徴とする、上記〔1〕又は〔2〕に記載の食品包装用容器。
〔4〕上記凹溝の開口部の幅が、2〜5mmであることを特徴とする、上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の食品包装用容器。
〔5〕上記通路の総通路容積(v)が、1〜5cm3であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の食品包装用容器。
〔6〕上記食品包装用容器の容積(V)に対する、上記通路の総通路容積(v)の比(v/V)が、0.0025〜0.0075であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の食品包装用容器。
〔7〕上記蓋体フランジ部に、ローレット加工が施されていることを特徴とする、上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の食品包装用容器。
〔8〕上記食品包装用容器が、平面視略円形であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の食品包装用容器。
上記した本発明に係る食品包装用容器によれば、通常の閉蓋時においては、蓋体の蓋体嵌合部は容器本体の本体嵌合部と内嵌合により嵌め合わされて閉塞状態となっているため、異物の容器内への侵入を効果的に抑制することができる。加えて、後述する容器内で発生した水蒸気等を容器外に排出する通路を構築するために蓋体嵌合部及び/又は本体嵌合部に形成された凹溝は、その水蒸気等の流入口(A)と、蓋体の中心(Z)と、水蒸気等の排出口(B)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が50度以上であるものとしたため、容器を傾斜させた場合においても、該凹溝を介しての容器外への内容物の液漏れを効果的に防止することができるものとなる。
一方、収納した内容物の加熱時においては、蓋体嵌合部及び/又は本体嵌合部に形成された上記凹溝を通して、内容物が加熱されることによって発生した水蒸気等は外部へスムーズに排出され、内圧によって蓋体が容器本体から外れてしまったり、容器自体や蓋体が変形してしまったりすることを効果的に防止することができる。また、上記した作用・効果を果たす凹溝は、蓋体或いは容器本体の成形時に形成することができるので、その生産性も優れたものとなる。
本発明に係る食品包装用容器の一実施形態の開蓋状態を示した斜視図である。 本発明に係る食品包装用容器の蓋体の一実施形態の一部を示した正面図である。 本発明に係る食品包装用容器の一実施形態の閉蓋状態の一部を示した端面図である。 本発明の凹溝における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)の計測方法を概念的に示した斜視図である。 本発明の凹溝における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)の計測方法を概念的に示した斜視図である。 本発明に係る食品包装用容器を傾けた場合の状態を概念的に示した正面図である。 本発明に係る食品包装用容器を傾けた場合の状態を概念的に示した正面図である。 実施例等において蓋体嵌合部に形成した種々の凹溝の形状を概念的に示した正面図であって、(a)は実施例1、比較例1〜4、(b)は実施例2、(c)は実施例3で形成した凹溝をそれぞれ示した図である。 実施例等において蓋体嵌合部に形成した種々の凹溝の形状を概念的に示した正面図であって、(a)は実施例4、(b)は実施例5、(c)は実施例6で形成した凹溝をそれぞれ示した図である。
以下、本発明に係る食品包装用容器の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る食品包装用容器1は、図1に示したように、弁当等の食品が収容される容器本体10と、該容器本体10と内嵌合により着脱自在に取り付けられる蓋体30とを備える。
容器本体10は、底部11と、該底部11から立ち上る側壁部12と、該側壁部12の内側開口端に形成された本体嵌合部13と、該本体嵌合部13の上縁に外方に向けて形成された本体フランジ部14とを備えている。図示した実施形態においては、底部11には、台座の作用を果たす環状凸部15が形成され、中央付近は内方(上方)に湾曲形成されている。側壁部12は、底部11から上方に向けて拡開する傾斜面に形成されている(図1,3参照)。
本体嵌合部13は、図示した実施形態においては、側壁部12の上端から外方に突出形成された本体突き当て面13aと、該本体突き当て面13aの外端から垂直或いは内方に傾斜して形成された本体嵌合面13bとからなる(図3参照)。なお、本体嵌合部13の上下方向長さは、0.5〜2cmであることが好ましく、0.8〜1.5cmであることがより好ましい。
容器本体10は、例えば、直径(L)10〜25cmの円形であり、深さ(H)2〜10cmの容器形状が挙げられ、好ましくは、直径15〜23cmの円形であり、深さ2.5〜8cmである。また、直径と深さの比(L/H)は、2〜7であることが好ましい。特に、本発明にかかる食品包装用容器1においては、容器本体10の深さが比較的浅く、前記比が4〜6であるような輸送時に液漏れが生じやすい容器において効果的である。
上記容器本体10は、紙、合成樹脂、金属、ガラスなど、素材は特に限定されないが、合成樹脂シート、特に熱可塑性樹脂発泡シート、例えば押出発泡によって形成されたポリエチレン系樹脂発泡シート、ポリプロピレン系樹脂発泡シート、ポリスチレン系樹脂発泡シート、ポリエステル系樹脂発泡シート、ポリ乳酸系樹脂発泡シートなどの熱成形品を採用することが好ましい。また電子レンジ加熱という用途を考慮すると、容器本体10の素材としては、ポリプロピレン樹脂発泡シートやビカット軟化点が110℃以上のポリスチレン系樹脂発泡シートの熱成形品が特に好ましく用いられる。
容器本体10の素材として熱可塑性樹脂発泡シートを用いた場合、その発泡シートの厚みは、一般的に0.05〜10mmであり、好ましくは1〜5mmであり、更に好ましくは1.5〜8mmである。上記範囲内であれば、発泡シートの剛性と強度が不十分となることなく、軽量性及びコストの面にも優れるものとなる。また発泡シートの密度は、一般的に5〜500kg/m3であり、50〜150kg/m3が好ましく、60〜130kg/m3がより好ましい。上記範囲内であれば、2次成形後の容器の強度が低下することなく、軽量化、断熱性の観点から望ましいものとなる。
上記熱可塑性樹脂発泡シートを用いた容器本体10の熱成形方法としては、真空成形、圧空成形や、これらの応用として、フリードローイング成形、プラグ・アンド・リッジ成形、リッジ成形、マッチド・モールド成形、ストレート成形、ドレープ成形、リバースドロー成形、エアスリップ成形、プラグアシスト成形、プラグアシストリバースロード成形等やこれらを組合せた方法等が採用できる。
蓋体30は、天板部31と、該天板部31の周縁から垂れ下がり容器本体10の上記した本体嵌合部13に内嵌合する蓋体嵌合部32と、該蓋体嵌合部32の上縁に形成された容器本体10の上記したフランジ部14に閉蓋時において重なる蓋体フランジ部33とを備えている。図示した実施形態においては、蓋体30は、天板部31の周縁から垂れ下がる周壁部34を有し、該周壁部34の下縁外方に上記した蓋体嵌合部32が形成されている。天板部31には、環状凸部35が形成され、天板部の補強が図られている(図1,2,3参照)。
蓋体嵌合部32は、図示した実施形態においては、上記した周壁部34の下縁から水平方向外方に突出形成された蓋体突き当て面32aと、該蓋体突き当て面32aの外端から、上記容器本体の本体嵌合面13bに倣って垂直或いは内方に傾斜して上方に向けて形成された蓋体嵌合面32bとから形成されている(図3参照)。なお、蓋体嵌合部32の上下方向長さ(図示した実施形態においては、周壁部34の下端から蓋体フランジ部33の下端までの長さ)は、0.5〜2cmであることが好ましく、0.8〜1.5cmであることがより好ましい。
なお、嵌合とは、閉蓋時に蓋体嵌合部32が上記本体嵌合部13bに嵌り込むような嵌合方式をいう。また、嵌合面とは、閉蓋時に蓋体嵌合部32と本体嵌合部13bとが当接している部分の最上端から最下端部分までの領域をいい、嵌合面に本体嵌合部13bと蓋体嵌合部32とが当接していない部分を含んでいても良い。内嵌合とは、閉蓋時に蓋の周縁部が容器本体の開口縁部の内側に嵌り込むような嵌合方式をいう。
蓋体嵌合部32の上端に形成された蓋体フランジ部33は、内容物からの液漏れを効果的に防止し、異物の混入を効果的に防ぐ観点から、閉蓋時において上記容器本体に形成された本体フランジ部14の幅の70%以上を覆うことが好ましく、90%以上を覆うことがより好ましい。また、蓋体フランジ部33には、図1に示したように、ローレット加工36が施されていることが好ましい。これは、内容物からの液体が該フランジ部を容器内側から外側へ通過する際に、ローレット加工36で生じた溝によって直進せず横方向へ広がりを見せるため、外部への液漏れをより効果的に抑制することができる。なお、ローレット加工は、あや目モジュールmが0.2、0.3、0.5であることが好ましい。また、蓋体フランジ部33には、更にその一部を外方側に突出させた摘み部37が形成されていることは好ましい。
上記蓋体30は、合成樹脂シート、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂シート、さらにはポリ乳酸等の生分解性の熱可塑性樹脂シートで形成されていることが好ましい。使用する合成樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さであり、通常0.2〜0.7mmの厚さである。そして、合成樹脂シートは真空成形により成形されることが好ましい。合成樹脂シートを原料とした際の成形時の量産性、加工精度等を考慮すると、真空成形が簡便かつ最適である。
本発明においては、上記した蓋体30の蓋体嵌合部32及び/又は容器本体10の本体嵌合部13には、内容物の加熱時において容器内で発生した水蒸気等を容器外に排出する通路を構築する凹溝が形成されている。
以下、蓋体の蓋体嵌合部32に凹溝40が形成された態様について、図面に基づいて具体的に説明するが、同様の凹溝を容器本体の本体嵌合部13にも形成しても良い。取扱性の観点からは、少なくとも蓋体嵌合部32又は本体嵌合部13のいずれかに凹溝40が形成されていることが好ましい。また、この凹溝は、本発明に係る食品包装用容器を容易に形成する観点からは、蓋体の蓋体嵌合部32に形成されていることが好ましい。なお、凹溝は、凹型形状に限られず、上面が開口している形状であれば、V字形状や、U字形状等も含まれる。
例えば、図1において、蓋体の蓋体嵌合部32には、凹溝40が形成されている。この凹溝40は、水蒸気等の気体を容器外に排出する通路が本体嵌合部13との間に形成されるように、蓋体嵌合部32の下端から上端まで該凹溝40が連通して形成されているとともに、該凹溝40における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が、50度以上であるように形成されている。(図1,4,5参照)。このように水蒸気等の流入口(A)と、水蒸気等の排出口(B)との間が嵌合部分の周方向において離れた位置に存在する凹溝40を蓋体嵌合部32に形成することにより、容器を傾けた場合においても、該凹溝40を介しての容器外への内容物からの液漏れを効果的に防止することができる(図6,7参照)。かかる観点から、上記平面視角度(∠AZB)は、60度以上に形成されていることが好ましく、80度以上に形成されていることがより好ましい。また、平面視角度(∠AZB)の上限は、特に限定されるものではないが、凹溝における経路設計の容易さや、蓋体の成形のし易さ等の観点から、180度以下であることが好ましい。
なお、本発明における上記平面視角度(∠AZB)は、形成された凹溝40の最小離角となる位置で計測した角度である。
即ち、図4に示したように、蓋体嵌合部32に凹溝40を形成した場合、該凹溝の水蒸気等の流入口は下端の幅のある開口端40aとなり、該凹溝の水蒸気等の排出口は上端の幅のある開口端40bとなるが、この連通した凹溝における上下端の開口端40aと40bの周方向の距離が最短となる位置、すなわち図示した、流入口における点(A)と排出口における点(B)とから上記平面視角度(∠AZB)の内角を計測する。
また図5に示したように、蓋体嵌合部32に水蒸気等の流入口及び排出口としてそれぞれ2個の開口端40a1,40a2と40b1,40b2がある凹溝40を形成した場合、やはり図示したように、流入口と排出口の周方向の距離が最短となる開口端として、下端の開口端40a1の点(A)、上端の開口端40b1の点(B)として、上記平面視角度(∠AZB)を計測する。
また、蓋体の平面視形状は、円形はもとより楕円、四角等形状であっても、その図形の中心点を蓋体の中心(Z)として、上記平面視角度(∠AZB)を計測する。容器本体の本体嵌合部13に凹溝を形成した場合には、蓋体を容器本体に装着した状態で、本体嵌合部に形成された凹溝における水蒸気等の流入口(A)と、蓋体の中心(Z)と、水蒸気等の排出口(B)とによって形成される平面視角度(∠AZB)の内角を、上記したように計測する。
水蒸気等の排出通路は、容器の周方向に位置をずらして3〜10本形成されていることが好ましく、4〜8本形成されていることがより好ましい。上記範囲内であれば、容器本体に蓋体を装着する際に容器内の気体が逃げにくくなって蓋体が嵌り難くなったり、電子レンジで加熱した際に内容物から発生した水蒸気が容器外部へ効率よく排出されずに蓋体が容器本体から外れてしまったり、容器自体や蓋体が変形してしまったりすることなく、内容物の密閉性と開蓋時の取扱い性とのバランスに優れるものとなる。なお、上記複数の通路において、その流入口(A)又は排出口(B)が、隣接する他の通路の流入口(A)又は排出口(B)とずれていればよい。例えば、図2に示されるように、通路が交差しないように、上下に重なって通路が構築されていることが好ましい。また、上記通路は、成形性の観点からは蓋体嵌合部32に形成されていることが好ましい。
また、上記蓋体嵌合部と本体嵌合部との嵌合面の面積(S)に対する、上記凹溝40の総開口面積(s)の比(s/S)は、0.2〜0.6であることが好ましい。上記範囲内であれば、容器本体に蓋体を装着する際に蓋体が嵌り難かったり、電子レンジで加熱した際に内容物から発生した水蒸気等が容器外部へ効率よく排出されずに蓋体が容器本体から外れてしまったり、容器自体が膨張変形してしまったりすることが無い。また、容器の密閉性が低下し、異物の容器内への侵入及び容器外への内容物に起因する液漏れが起こり易くなることが防止される。かかる観点から、上記比(s/S)は、0.25〜0.5であることがより好ましい。
なお、上記蓋体嵌合部32と本体嵌合部13との嵌合面の面積(S)と凹溝40の総開口面積(s)は、蓋体或いは容器本体の外形寸法から求められたものである。さらに具体的には、嵌合面の面積(S)は、蓋体嵌合部32と本体嵌合部13との嵌合面の、上下方向中間部分における周方向の長さと嵌合面の上下方向長さから求めることができる。凹溝40の総開口面積(s)は、凹溝40の嵌合面側の開口面積を外形寸法から求めることができる。なお、蓋体嵌合部32と本体嵌合部13との嵌合面は、必ずしも、蓋体嵌合部32や本体嵌合部13の全面が嵌合している必要は無いが、好ましくは、凹溝40を除く部分は、嵌合部同士が当接していることが好ましい。
また、上記通路の総通路容積(v)は、1〜5cm3であることが好ましく、1.5〜4.5cm3であることがより好ましい。上記範囲内であれば、容器本体に蓋体を装着する際に蓋体が嵌り難かったり、電子レンジで加熱した際に内容物から発生した水蒸気が容器外部へ効率よく排出されずに蓋体が容器本体から外れてしまったり、容器自体や蓋体が変形してしまったりする虞がない。また、容器の密閉性が低下し、異物の容器内への侵入及び容器外への内容物に起因する液漏れが起こり易くなることが防止される。
上記と同様の観点から、容器の容積(V)に対する上記通路の総通路容積(v)の比(v/V)は、0.0025〜0.0075であることが好ましく、0.003〜0.007であることがより好ましい。
なお、上記総通路容積(v)と容器の容積(V)は、蓋体を容器本体に装着した状態における外形寸法から求められたものである。
蓋体嵌合部32に形成する凹溝40の幅や深さは、上記した通路の総通路容積(v)や面積比(s/S)、容積比(v/V)を満たせば特段限定されないが、蓋体を熱成形した際に金型からの離型をより容易にし、異物混入を防止するという観点から、深さは0.5mm以上2mm以下が好ましい。また、凹溝の幅は2〜5mmであることが好ましく、2.5〜4mmであることがさらに好ましい。
上記した容器本体10内にご飯、惣菜等の食品を収容し、上記した蓋体30を嵌合させた後、必要に応じてシュリンクフィルム(図示せず)を被せた包装体とすることができる。シュリンクフィルムは、誤って蓋体30が容器本体10から外れてしまったり、不正に開封されてしまったりすることを防ぐことができる。
シュリンクフィルムとしては、熱収縮する公知の材料が広く用いられ、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、更にエチレン‐プロピレン共重合体、エチレン‐酢酸ビニル共重合体、エチレン‐アクリル酸共重合体、エチレン‐アクリル酸メチル共重合体、塩化ビニル‐酢酸ビニル共重合体などの共重合体、アイオノマー樹脂や、近年、その生分解性により注目されるポリ乳酸系重合体などを挙げることができる。これら樹脂を用いたフィルムは、一軸延伸や二軸延伸のフィルムとして使用することができる。またこれら樹脂をラミネートした積層フィルムも使用できる。特に、シュリンクフィルムに印刷を施す場合には、印刷の容易なポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートなどのフィルム、或いはこれらを印刷面側に用いた積層フィルムなどが好ましく用いられる。
上記した本発明に係る食品包装用容器1によれば、通常の蓋体30の容器本体10への装着時(閉蓋時)においては、蓋体30の蓋体嵌合部32は容器本体10の本体嵌合部13と内嵌合により嵌め合わされているとともに、容器本体10の本体フランジ部14と蓋体30の蓋体フランジ部33とが当接しているため、異物の容器内への侵入を効果的に抑制することができるものとなる。特に、本体嵌合部13を本体突き当て面13aと本体嵌合面13bとから構成し、蓋体嵌合部32を蓋体突き当て面32aと蓋体嵌合面32bとから構成し、閉蓋時において蓋体突き当て面31aが本体突き当て面13aに当接するものとした場合には、蓋体30の容器本体10への嵌合操作が容易なものとなるとともに、より密閉性を高めることができる。
また、上記した本発明に係る食品包装用容器1によれば、収納した内容物の加熱時においては、蓋体嵌合部32及び/又は本体嵌合部13に形成された上記凹溝40を通して内圧が蓋体フランジ部33にかかり、本体フランジ部14との間に隙間が生じ、内容物が加熱されることによって発生した水蒸気等は前記凹溝40を介して外部へスムーズに排出されやすくなる。また、上記した作用・効果を果たす凹溝40は、蓋体或いは容器本体の成形時に形成することができるので、その生産性も優れたものとなる。
加えて、後述する容器内で発生した水蒸気等を容器外に排出する通路を構築するために蓋体嵌合部32及び/又は本体嵌合部13に形成された凹溝40は、その水蒸気等の流入口(A)と、蓋体の中心(Z)と、水蒸気等の排出口(B)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が50度以上であるものとしたため、容器を傾斜させた場合においても、該凹溝40を介しての容器外への内容物からの液漏れを効果的に防止することができるものとなる。
例えば、図6のように容器1を傾斜させた場合に、流入口(A)に対して排出口(B)が平面視角度(∠AZB)が50度以上の位置にあれば、内容物の液体が流入口(A)と排出口(B)とが同時に浸かるおそれが少なくなるので、内容物の液漏れを効果的に防止できる。
また、図7のように容器1を傾斜させた場合に、流入口(A)に内容物の液体が浸かる場合であっても、排出口(B)側においては浸かるおそれが無いので、内容物の液漏れを効果的に防止できる。
以上のように、本発明に係る食品包装用容器1によれば、該容器内への異物の侵入及び内容物からの液漏れを効果的に抑制することができるとともに、内容物を加熱した際に発生する水蒸気等を容器の外側へ効果的に放散し、容器の内圧の上昇を抑制することが可能なものとなる。
以下、本発明に係る食品包装用容器の実施例を比較例と共に記載するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
図1及び図3に図示した形状の容器本体10を、ポリスチレン系樹脂発泡シート(ビカット軟化点:118℃、厚み:1.7mm、密度:100kg/m3)を真空成形することにより形成した。また、図1〜図3に図示した形状の蓋体30であって、その蓋体嵌合部32に下記する実施例1〜6、比較例1〜4に示した種々の形状寸法の凹溝40を形成した蓋体30を、厚さ0.3mmの耐熱二軸延伸ポリスチレン(耐熱OPS)樹脂のシート材を熱板加熱真空成形することにより、パスタ用容器をそれぞれ形成した。
得られた容器(容器本体10に蓋体30を装着した物)は、平面視円形(直径約20cm)で、容積(V)が500cm3のものであった。また、蓋体30の蓋体嵌合部32は、高さ11.3mmで、総面積(S)が64.6cm2のものであった。
−実施例1−
図8(a)に示した形状の通路である凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして3本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)、総開口面積(s)、面積比(s/S)、総通路容積(v)、容積比(v1/V)をそれぞれ表1に実施例1として示す。
また、蓋体フランジ部33に、あや目モジュールm=0.5のローレット加工を施した。
−実施例2〜6、比較例1〜4−
下記の事項を変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜6、比較例1〜4の食品包装容器を作製した。
実施例2:図8(b)に示した水蒸気等の流入口及び排出口がそれぞれ2個有する形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして3本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に実施例2として示す。なお、排出通路数(凹溝の数)は、流入口や排出口が複数形成されている場合であっても、通路部分で合流している場合には1つの通路として数えた。
実施例3:図8(c)に示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして8本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に実施例3として示す。
実施例4:図9(a)に示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして4本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に実施例4として示す。
実施例5:図9(b)に示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして5本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に実施例5として示す。
実施例6:図9(c)に示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして3本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に実施例6として示す。
比較例1:図8(a)示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして8本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に比較例1として示す。
比較例2:図8(a)示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして15本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に比較例2として示す。
比較例3:図8(a)示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして36本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に比較例3として示す。
比較例4:図8(a)示した形状の凹溝40を、蓋体嵌合部32の周方向に等間隔で位置をずらして16本形成した。形成した凹溝40の平面視角度(∠AZB)等をそれぞれ表1に比較例4として示す。
上記した実施例1〜6、比較例1〜4の蓋体30について、それぞれ下記の漏れ試験、電子レンジ加熱試験を実施し、その性能を評価した。
漏れ試験は、容器本体10にエキストラヴァージンオリーブオイルを40ml入れた後、実施例1〜6、比較例1〜4の蓋体30をそれぞれ装着し、容器を垂直に立ててから60秒以上漏れないものを○(合格)、漏れたものを×(不合格)とした。
電子レンジ加熱試験は、容器本体10にゆでたスパゲティ麺240gを入れ、その上に、市販のマ・マー トマトの果肉たっぷりミートソース130gをかけた後、実施例1〜6、比較例1〜4の蓋体30をそれぞれ装着し、電子レンジで加熱(1800W60秒)し、60秒以上蓋が外れないもの◎(合格)、50秒〜60秒の間で蓋が外れたものを○(合格)、50秒未満で外れたものを×(不合格)とした。
上記性能評価結果を、それぞれ表1に併記する。
Figure 2021046231
本発明に係る食品包装用容器は、容器内への異物の侵入を効果的に抑制することができるとともに、内容物を加熱した際に発生する水蒸気等を容器の外側へ効果的に放散し、容器の内圧の上昇を抑制することができるので、特に、コンビニエンスストアー等において、弁当等の食品を内容物として収容し、販売するための食品包装用容器として好適に利用することができる。
1 食品包装用容器
10 容器本体
11 底部
12 側壁部
13 本体嵌合部
13a 本体突き当て面
13b 本体嵌合面
14 本体フランジ部
15 環状凸部
30 蓋体
31 天板部
32 蓋体嵌合部
32a 蓋体突き当て面
32b 蓋体嵌合面
33 蓋体フランジ部
34 周壁部
35 環状凸部
36 ローレット加工
37 摘み部
40 凹溝

Claims (8)

  1. 容器本体と、該容器本体と内嵌合する蓋体とを備える食品包装用容器であって、
    上記容器本体は、底部と、該底部から立ち上る側壁部と、該側壁部の内側開口端に形成された本体嵌合部と、該本体嵌合部の上縁に外方に向けて形成された本体フランジ部とを備え、
    上記蓋体は、天板部と、該天板部の周縁から垂れ下がり容器本体の上記本体嵌合部に内嵌合する蓋体嵌合部と、閉蓋時において上記本体フランジ部に重なり、上記蓋体嵌合部の上縁に形成された蓋体フランジ部とを備え、
    該容器内で発生した水蒸気等を容器外に排出する通路を構築する凹溝が、上記蓋体嵌合部及び/又は本体嵌合部に形成されており、
    上記凹溝における水蒸気等の流入口(A)と水蒸気等の排出口(B)と、蓋体の中心(Z)とによって形成される平面視角度(∠AZB)が、50度以上であることを特徴とする、食品包装用容器。
  2. 上記通路が、上記容器の周方向に位置をずらして3〜10本形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の食品包装用容器。
  3. 上記蓋体嵌合部と本体嵌合部の嵌合面の面積(S)に対する、上記凹溝の総開口面積(s)の比(s/S)が、0.2〜0.6であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の食品包装用容器。
  4. 上記凹溝の開口部の幅が、2〜5mmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の食品包装用容器。
  5. 上記通路の総通路容積(v)が、1〜5cm3であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の食品包装用容器。
  6. 上記食品包装用容器の容積(V)に対する、上記通路の総通路容積(v)の比(v/V)が、0.0025〜0.0075であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装用容器。
  7. 上記蓋体フランジ部に、ローレット加工が施されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の食品包装用容器。
  8. 上記食品包装用容器が、平面視略円形であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の食品包装用容器。
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