JP2017137083A - 包装用容器の蓋及び包装用容器 - Google Patents

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宏一 竹内
Koichi Takeuchi
宏一 竹内
麻子 田中
Asako Tanaka
麻子 田中
利行 鴻野
Toshiyuki Kono
利行 鴻野
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Abstract

【課題】部分的に異なる容器本体のフランジの形状に一致するフランジが成型された包装用容器の蓋及びこの容器本体と蓋とを組み合わせた包装用容器を提供することにある。
【解決手段】包装用容器の蓋1は、外側に傾斜して上昇する本体フランジ部21を備えた容器本体2に内嵌合する包装用容器の蓋であって、この本体フランジ部のうち、他より緩やかに傾斜する本体フランジ緩傾斜部21aに先端が接する蓋フランジ延出部11aを有する蓋フランジ部11を備えていてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部空間から異物の混入を防ぐことができる包装用容器の蓋及び包装用容器に関するものである。
従来から、見た目や使い易さを考慮し、容器本体のうち蓋と接する部分の形状も時代と共に変化してきた。このため、この部分の形状によっては、蓋の形状と完全に一致せず、食品の品質上問題はないものの、容器本体と蓋とが密着し切れず僅かな隙間ができてしまうこともあった。
そこで、底面から周側壁の上端縁(蓋と内嵌合する部分の上端)までの高さが場所によって異なる容器本体の形状においては、この形状に一致するよう、容器本体と内嵌合する部分の高さの異なる蓋の形状が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、この容器本体の形状を考慮し、蓋のフランジの一部分には、他のフランジより外側に延出した摘み部分が成型されている。
特開2014−974号公報
ただし、上述した従来技術の発想における容器本体のフランジの形状は、強度向上を図るために外側に拡げているのみで、他の特別な特徴はないため、例えば、密閉性を高めるために蓋のフランジの形状を工夫する必要性は低い。
容器本体の強度(剛性)を高めるには、使用上発生する撓みや曲げに耐え得るフランジの形状が望ましい。例えば、場所によってフランジの傾斜角を緩やかに変化させたり、フランジの幅を狭くしたりすることにより、応力集中を回避し、撓みや曲げが原因で起こる容器本体の破損を防止することができる。
しかしながら、容器本体のフランジの形状によっては、蓋のフランジと一致し切れず、食品の品質上問題ない程度の僅かな隙間が生じてしまう場合がある。この隙間を通って外部空間から異物が入ってしまうことが懸念される。
そこで、本発明の目的は、部分的に異なる容器本体のフランジの形状に一致するフランジが成型された包装用容器の蓋及びこの容器本体と蓋とを組み合わせた包装用容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明による包装用容器の蓋は、外側に傾斜して上昇する本体フランジ部を備えた容器本体に内嵌合する包装用容器の蓋であって、上記本体フランジ部のうち、他より緩やかに傾斜する緩傾斜部に先端が接する延出部を有する蓋フランジ部を備えていることを特徴とする。
上記延出部は、上記蓋フランジ部の他の先端より1〜12mm延出していることが望ましい。
上記延出部は、上記蓋フランジ部の角部付近に位置することが望ましい。
また、本発明による包装用容器は、上記蓋と、上記蓋が取り付けられる上記容器本体とを備えていることを特徴とする。
本発明による包装用容器の蓋は、外側に傾斜して上昇する容器本体の本体フランジ部のうち、他より緩やかに傾斜する緩傾斜部に先端が接する延出部を有することにより、傾斜角の異なる部分があっても本体フランジ部の全周に亘って蓋フランジ部が密着するため、外部空間から異物や細菌等が入り込むことが回避され、食品の衛生性及び安全性により優れる包装用容器を提供できる。
包装用容器の斜視図である。 包装用容器の蓋の平面図である。 包装用容器の蓋の一部拡大端面図である。 包装用容器の容器本体の平面図である。 包装用容器の容器本体の一部拡大端面図である。 包装用容器の蓋が容器本体に装着する状態における一部拡大端面図である。
以下、図1を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の蓋及びこの蓋が容器本体に装着している包装用容器について説明する。
図1に示すように、包装用容器の蓋1は、外側に傾斜して上昇する本体フランジ部21を備えた容器本体2に内嵌合する包装用容器の蓋であって、この本体フランジ部のうち、他より緩やかに傾斜する本体フランジ緩傾斜部21aに先端が接する蓋フランジ延出部11aを有する蓋フランジ部11を備えていてもよい。
蓋フランジ延出部11aは、蓋フランジ部11の他の先端より1〜12mm延出していてもよい。
蓋フランジ延出部11aは、蓋フランジ部11の角部付近に位置していてもよい。
次に、図2〜図6を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の蓋及び容器本体の構造並びにこれらの関係について詳細に説明する。
図2に示すとおり、蓋1は、天井を構成する略矩形状の天板部(付番しない)と、この天板部の周縁から外側下方に拡開している蓋側壁部(付番しない)と、この蓋側壁部の下端から外方に延出している断面視で略L字状の蓋内嵌合部(付番しない)と、この蓋内嵌合部の上端から外方に延出している蓋フランジ部11とを備えていてもよい。蓋フランジ部11のうち、蓋1の角部付近に該当する箇所には、蓋フランジ延出部11aが成型されていてもよい。
なお、天板部の形状や寸法に限定はなく、例えば、円形や楕円形でもよい。
図3(a)は、図2のA−A部分におけるB−B拡大端面図、図3(b)は、図2のA−A部分におけるC−C拡大端面図である。蓋フランジ部11は、図3(a)に示すとおり、蓋内嵌合部の上端から外方斜めに突出している蓋フランジ傾斜部11bと、この蓋フランジ傾斜部の先端から外方略水平に延出している蓋フランジ平坦部11cとで構成されていてもよい。さらに、図3(b)に示すとおり、蓋フランジ平坦部11cの先端から外方略水平に延出している蓋フランジ延出部11aとで構成されていてもよい。
なお、蓋内嵌合部及び蓋フランジ部11乃至蓋フランジ延出部11a、蓋フランジ傾斜部11b及び蓋フランジ平坦部11cは、一体的に成型されてもよい。
蓋フランジ延出部11aは、蓋フランジ平坦部11cの幅(蓋フランジ傾斜部11bの先端から蓋フランジ平坦部11cの先端まで)が最も狭い箇所から設けられていてもよく、蓋フランジ部11の角部付近においてこの蓋フランジ延出部の幅が最も広くなってもよい。
なお、蓋フランジ延出部11aの位置や幅は、容器本体フランジ部の形状に応じて変更してもよい。蓋フランジ延出部11aの幅(蓋フランジ平坦部11cの先端からの延出度合)に限定はないが、1〜12mmでもよく、1.5〜10mmだと好ましく、2〜6mmだとより好ましい。
図4に示すとおり、容器本体2は、食品を収納する底面部(付番しない)と、この底面部の周縁から外方に立ち上げる本体側壁部(付番しない)と、この本体側壁部の上端から外方に延出している断面視で略L字状の本体内嵌合部(付番しない)と、この本体内嵌合部の上端から外方に延出している本体フランジ部21とを備えていてもよい。本体フランジ部21のうち、容器本体2の角部付近に該当する箇所には、本体フランジ緩傾斜部21aが設けてあってもよい。
なお、底面部の形状や寸法に限定はなく、例えば、円形や楕円形でもよく、仕切りがあってもよい。本体フランジ部の内周縁が容器本体2の開口縁に該当してもよい。
図5(a)は、図4のA−A部分におけるB−B拡大端面図、図4(b)は、図4のA−A部分におけるC−C拡大端面図である。本体フランジ部21は、本体内嵌合部の上端から外方斜めに突出した図5(a)に示す本体フランジ傾斜部21bと、この本体フランジ傾斜部より緩やかに傾斜している図5(b)に示す本体フランジ緩傾斜部21aとで構成されていてもよい。本体フランジ傾斜部21bのうち、傾斜角の最も小さい箇所が本体フランジ緩傾斜部21aに該当してもよい。
なお、本体フランジ緩傾斜部21a及び本体フランジ傾斜部21bは、周方向に曲線状に一体的に成型されてもよい。本体フランジ緩傾斜部21a及び本体フランジ傾斜部21bの傾斜角は、周方向に略水平な本体内嵌合部の上端を基準にしてもよい。本体フランジ傾斜部21bの傾斜角αに限定はないが、例えば50〜85°でもよく、55〜80°だと好ましく、60〜75°だとより好ましい。本体フランジ緩傾斜部21aの傾斜角βは傾斜角αよりも小さければ特に限定はないが、例えば10〜60°でもよく、20〜55°だと好ましく、30〜50°だとより好ましい。
次に、図6を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の蓋を容器本体に装着する状態を説明する。図6(a)及び(b)は、本体フランジ部21のうち、本体フランジ傾斜部21bに蓋フランジ延出部11aのない蓋フランジ部11が宛がわれる前後を示す。図6(c)は、本体フランジ部21のうち、本体フランジ緩傾斜部21aに蓋フランジ延出部11aのない蓋フランジ部11が宛がわれた状態を示す。図6(d)及び(e)は、本体フランジ部21のうち、本体フランジ緩傾斜部21aに蓋フランジ延出部11aのある蓋フランジ部11が宛がわれる前後を示す。
まず、容器本体2の開口縁に対して上から蓋1の装着を試みると、図6(a)に示すとおり、本体フランジ部21のうち、本体フランジ傾斜部21bに蓋フランジ部11の蓋フランジ平坦部11cの先端が当たる。そして、本体内嵌合部に蓋内嵌合部が嵌合すると、図6(b)に示すとおり、蓋フランジ傾斜部11bが撓み、本体フランジ傾斜部21bに蓋フランジ平坦部11c及びこの蓋フランジ傾斜部が接する。これにより、本体フランジ傾斜部21bにおいては、外部空間と容器本体2内部との経路を遮断することができる。
一方、図6(c)に示すとおり、本体フランジ傾斜部21bより傾斜角の小さい本体フランジ緩傾斜部21aには、蓋フランジ平坦部11cの先端は当たらない。なぜなら、既に蓋フランジ傾斜部11bが撓んで蓋フランジ平坦部11cが本体フランジ傾斜部21bと同角度で傾斜しているからである。このため、本体フランジ緩傾斜部21aに沿って、外部空間と容器本体2内部との経路が生じる恐れがある。
そこで、蓋フランジ平坦部11cの先端からさらに蓋フランジ延出部11aが延出していると、図6(d)に示すとおり、図6(a)で示す状態と同時に、本体フランジ緩傾斜部21aに蓋フランジ延出部11aの先端が当たる。そして、本体内嵌合部に蓋内嵌合部が嵌合すると、図6(e)に示すとおり、蓋フランジ傾斜部11bが撓み、本体フランジ緩傾斜部21aに蓋フランジ延出部11a、蓋フランジ平坦部11c及びこの蓋フランジ傾斜部が接する。これにより、本体フランジ緩傾斜部21aにおいても、外部空間と容器本体2内部との経路を遮断することができる。
このように、本実施形態における包装用容器の蓋1は、外側に傾斜して上昇する容器本体2の本体フランジ部21のうち、他より緩やかに傾斜する本体フランジ緩傾斜部21aに先端が接する蓋フランジ延出部11aを有することにより、傾斜角の異なる部分があってもこの本体フランジ部の全周に亘って蓋フランジ部1が密着するため、外部空間から異物や細菌等が入り込むことが回避され、食品の衛生性及び安全性により優れる包装用容器を提供できる。
なお、本実施形態における包装用容器の蓋及び容器本体は、例えば、真空成形、圧空成形、真空圧空成形、両面真空成形、熱板成形等のシート成形で、合成樹脂シートを熱成形することにより形成される。合成樹脂シートとしては、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂で、単層や多層のシートを使用してもよい。樹脂としては、例えば発泡樹脂を使用すれば、軽量かつ断熱性があり好ましい。さらに、シートの表面または裏面を合成樹脂フィルムで覆ってもよく、表面を覆った場合は印刷を施してもよい。合成樹脂シートの厚みは特に制限はないが、0.15〜0.5mmであればよく、好ましくは0.18〜0.45mm、より好ましくは0.2〜0.35mmである。
本発明における包装用容器の蓋、この蓋を備えた包装用容器及びこの包装用容器の使用方法は、惣菜に限らず、肉類、魚介類、野菜類を含む食品全般及び包装用容器に関する産業に広く利用可能である。
1 蓋
11 蓋フランジ部
11a 蓋フランジ延出部
2 容器本体
21 本体フランジ部
21a 本体フランジ緩傾斜部

Claims (4)

  1. 外側に傾斜して上昇する本体フランジ部を備えた容器本体に内嵌合する包装用容器の蓋であって、
    前記本体フランジ部のうち、他より緩やかに傾斜する緩傾斜部に先端が接する延出部を有する蓋フランジ部を備えている
    ことを特徴とする包装用容器の蓋。
  2. 前記延出部は、前記蓋フランジ部の他の先端より1〜12mm延出している
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器の蓋。
  3. 前記延出部は、前記蓋フランジ部の角部付近に位置する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器の蓋。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓋と、当該蓋が取り付けられる前記容器本体とを備えている
    ことを特徴とする包装用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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