JP2021044557A - 圧着装置 - Google Patents

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圭剛 広瀬
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圭剛 広瀬
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Abstract

【課題】一対のワークを異方性導電部材を介して短時間で加熱圧着させつつ、ワーク間のずれの発生を防止できる圧着装置を提供する。【解決手段】圧着装置40において、熱硬化性樹脂を基材とするACF3を介して、第1のワーク1のリード及び第2のワーク2のリードを加熱圧着する圧着部50を有する。圧着部50は、第2のワーク2を加圧する加圧部材51と、加圧部材51を加熱する加熱部52と、加熱部52により加熱された加圧部材51に、導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により第2のワーク2を加圧させるとともに熱により基材を溶融させ、基材の硬化が開始されてから接着可能な硬度が維持されている間に、導電性の確保に必要な第2の圧力により第2のワーク2を加圧させる圧力調整部53と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、圧着装置に関する。
液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置は、ガラス板の上に回路及び信号線を形成するアレイ工程、一対のガラス板を貼り合せて表示領域を構成する基板としてのパネルを形成するセル工程、パネルにおける表示領域の外側に駆動用のドライバIC等を取り付けるモジュール工程を経て製造される。
ドライバICの実装方法として、従来から、COF(chip on film)等のドライバICを搭載したフレキシブルなフィルム状の電子部品を用いた方法が行われている。これは、パネルの表示領域の周囲から、表示面と平行な水平方向に露出して形成された電極に対して、電子部品の端子を圧着して接続する方法である(特許文献1参照)。
以下、このような基板と電子部品等の圧着対象をワークと呼ぶ。また、ワークの電極、端子等の互いに電気的に接続されるべき導電性を有する部分をリードと呼ぶ。
ワーク同士の接続には、加熱圧着により、それぞれのワークのリード間の導電性を確保する異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)が用いられている。異方性導電フィルムは、基材となる樹脂の中に、小さな導電粒子が多数入ったシート状の部材である。基材の樹脂としては、熱硬化性樹脂が用いられている。
一対のワークのリード間に異方性導電フィルムを挟み、加熱しながら加圧すると、互いのリードの部分がワークの表面よりも出っ張っているので、その部分の導電粒子が押し潰されることによりリード同士が電気的に接続される。他の部分は押し潰されずに厚みが維持されるので、導電性が生じることがなく、絶縁性が確保される。熱硬化性樹脂の基材は、加熱により硬化するので、ワーク同士が機械的に接続される。
特許第3734548号公報
以上のように、一対のワークを異方性導電フィルムを介して加熱圧着して、リード同士の導電性を確保するためには、導電粒子を必要量だけ押し潰す必要がある。このため、ワークを加熱圧着させる圧着装置は、ワークに比較的大きな荷重を加える必要がある。しかしながら、ワークに大きな荷重がかかると、ワーク同士に位置ずれが生じる場合がある。すると、互いに接続されるべきリードの位置もずれてしまうため、不良品の発生につながる。
これに対処するため、圧着装置が、ずれが生じ難い小さな圧力から、導電性を確保するために必要な圧力まで、徐々に大きくしていくことが考えられる。しかし、この場合には、最終的に圧着が完了するまでに時間がかかるとともに、加熱時間が長くなるため、ワークの熱膨張が拡大することによるリード間の位置ずれも招くことになる。
本発明は、上述のような課題を解決するために提案されたものであり、一対のワークを異方性導電部材を介して短時間で加熱圧着させつつ、ワーク間のずれの発生を防止できる圧着装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の圧着装置は、熱硬化性樹脂を基材とする異方性導電部材を介して、一対のワークの導電性を有する部分を加熱圧着する圧着部を有し、前記圧着部は、前記一対のワークの少なくとも一方を加圧する加圧部材と、前記加圧部材を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された前記加圧部材に、前記異方性導電部材による導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により前記ワークを加圧させるとともに熱により前記基材を溶融させ、前記基材の硬化が開始されてから接着可能な硬度が維持されている間に、導電性の確保に必要な第2の圧力により前記ワークを加圧させる圧力調整部と、を有する。
前記圧力調整部は、前記加圧部材による前記ワークの加圧開始から所定時間で、前記第1の圧力から前記第2の圧力に切り替えてもよい。前記所定時間は、0.2秒〜1秒であってもよい。
前記第1の圧力は、前記第2の圧力の4分の1以下であってもよい。
前記圧力調整部は、前記第2の圧力の加圧源と、前記加圧源とともに、前記加圧部材を前記ワークに接離する方向に駆動する駆動機構と、を有していてもよい。
前記第1の圧力は、溶融した状態の前記基材を押し潰すことのできる圧力よりも小さく設定されていてもよい。
本発明は、一対のワークを異方性導電部材を介して短時間で加熱圧着させつつ、ワーク間のずれの発生を防止できる。
実施形態により圧着されるワークを示す斜視図である。 実施形態により圧着されるワークのリードを示す平面図である。 実施形態の圧着装置の基本構成を示す一部断面側面図である。 図3の実施形態の加熱圧着部分を示す概略側面図である。 図3の実施形態のワーク及びACFの圧着部分を示す断面図である。 図3の実施形態の制御装置を示すブロック図である。 加圧部材の圧力、温度、高さ、基材の硬度の時間の経過に従った変化を示すグラフである。 実施形態の加熱圧着の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態(以下、本実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明する。
[圧着対象]
図1及び図2を参照して、本実施形態による圧着対象となる第1のワーク1及び第2のワーク2と、ACF3について説明する。第1のワーク1は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示領域を有する表示パネルである。このような表示パネルは、その大きさにより、図1(A)に示すように、複数の第2のワーク2が圧着される場合と、図1(B)に示すように、単一の第2のワーク2が圧着される場合がある。この実施の形態では、複数のワーク2が圧着される例で説明する。
図2に示すように、第1のワーク1の辺には、導電性を有する部分であるリード11が設けられている。各リード11は、表示領域内の回路に信号線を介して接続されている。リード11は、所定の間隔(ピッチp)を空けて、複数本が並べて配置されている。複数のリード11は、例えば、最大でもピッチp(中心線間の距離)が40μm以下である。
第2のワーク2は、図1(A)に示すように、第1のワーク1にACF3を介して接合される電子部品である。電子部品としては、COF(chip on film)を用いる。COFは、例えば、柔軟性のある樹脂を用いたフレキシブルなシートに、ドライバICを搭載するとともにプリント配線を形成した部材である。
図2に示すように、第2のワーク2の一辺には、導電性を有する部分であるリード21が設けられている。リード21は、第1のワーク1のリード11と電気的に接続するための部分である。各リード21は、ドライバICに信号線を介して接続されている。リード21は、所定の間隔を空けて、複数本が並べて配置されている。第1のワーク1のリード11、第2のワーク2のリード21は、互いに接続されるべき対応関係が決まっていて、対応するリード11、21同士の位置が合うように圧着される必要がある。このため、リード11、22の間隔も一致している。この一致は、対応するリード11、21同士の導電性が確保できるとともに、他の隣接するリード11、21との絶縁性が確保できる程度であればよい。
ACF3は、異方性導電部材であり、基材31に導電粒子32を分散させ、膜状としたフィルムである(図5(A)参照)。基材31としては、加熱により硬化する熱硬化性樹脂が用いられる。
ACF3は、第2のワーク2と第1のワーク1との間に挟まれて、加熱されながら加圧されると、リード21とリード11との間に位置する導電粒子32がリード11、21で挟まれて潰れることにより、リード21とリード11との厚み方向の導電性と、面方向の絶縁性を実現する(図5(B)参照)。また、加熱により基材31の熱硬化性樹脂が硬化して、第2のワーク2を第1のワーク1に接着させる。つまり、加熱圧着により、リード11とリード21との電気的接続と、第1のワーク1と第2のワーク2との機械的接続が実現できる。
(ずれが生じる原因)
上記のようなACF3を介して、第2のワーク2を第1のワーク1に加熱圧着すると、第1のワーク1と第2のワーク2との間に面方向の位置ずれが生じる場合がある。発明者は、鋭意検討した結果、この位置ずれの原因が、熱硬化性樹脂が加熱により硬化する前に、一旦溶融して硬度が著しく低下した後に、硬化が開始するという性質によることを発見した。つまり、基材31が溶融し、且つ、架橋反応が開始するまでの硬度が低下している段階で、高い圧力が加わると、基材31が流動し易く安定していないために、ワーク1、2間にあたかも潤滑剤を挟んだように滑りが生じ易くなり、その結果、ワーク1、2間に面方向のずれが生じていることを突き止めた。そこで、少なくとも熱硬化性樹脂が溶融後、硬化を開始、つまり、架橋反応が開始した以降に、高い圧力を加えることで、この問題が解決できることを見出した。
但し、熱硬化性樹脂は、硬化が進行して硬度が高くなってしまうと接着できなくなってしまう。このため、硬化が開始した後であって溶融により粘性が生じている間に、高い圧力を加えなければならない。熱硬化性樹脂が加熱により溶融して硬化が開始してから、ワーク間の接着が可能な硬度が維持されている時間は非常に短い。従って、低い圧力による加圧によって熱硬化性樹脂の溶融が開始してから、非常に短い時間の間に、高い圧力に切り替えなければ、ずれの防止と、接着の確保ができないことになる。
本実施形態では、後述するように、加熱部52によって加熱された加圧部材51に、導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により第2のワーク2を加圧させ、この状態下で、熱により基材31を溶融させる。そして、加圧部材51に、溶融した基材31が熱により硬化を開始した後であって接着可能な硬度が維持されている間に、第1の圧力を導電性の確保に必要な第2の圧力に切り換えさせ、この第2の圧力により第2のワーク2を加圧させる。これによって、ずれの防止と接着の確保を実現することに成功した。以下、本実施形態の詳細を説明する。
[構成]
本実施形態の圧着装置40の構成を、図3及び図4を参照して説明する。なお、図3において、手前と奥との間の方向をY方向、Y方向に水平に直交する方向をX方向、垂直方向をZ方向、水平な回転方向をθ方向とする。圧着装置40は、圧着部50と、圧力受部60、支持部70、制御装置80を有する。
圧着部50は、ACF3を介して、第1のワーク1及び第2のワーク2のリード11及びリード21を加熱圧着する構成部である。圧着部50は、加圧部材51、加熱部52、圧力調整部53を有する。なお、第2のワーク2は、圧着装置40の前工程に配置された仮圧着装置によって、第1のワークにACF3を介して仮圧着された状態で、圧着装置40に供給されるものとして説明する。
加圧部材51は、第2のワーク2を加圧する部材である。加圧部材51は、Y方向に長尺な略直方体形状であり、第1のワーク1に仮圧着された複数の第2のワーク2を一括して加熱圧着(所謂、本圧着)できる長さを有している。加圧部材51における第2のワーク2に対向する面には、帯状に突出した加圧部51aを有する。この加圧部51aは、第2のワーク2に平行に対向する平坦な加圧面を有する。
なお、図3では図示を省略しているが、図4(A)に示すように、加圧部材51と第2のワーク2との間には、クッションシートBが介在する。クッションシートBは、緩衝用のシートであり、図示しない供給リールに巻装されていて回動により送り出されて、回収リールに巻き取られて回収される。
加熱部52は、加圧部材51を加熱する部材である。加熱部52は、加圧部材51に内蔵されている。加熱部52は、例えば、電圧の印加により発熱するヒータを用いる。ヒータは、加圧部51aの背部における加圧部材51内に、等間隔に複数本が埋め込まれている。
圧力調整部53は、加熱部52によって加熱された加圧部材51に、ACF3による導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により第2のワーク2を加圧させるとともに熱によりACF3の基材31を溶融させ、基材31の硬化が開始されてから接着可能な硬度が維持されている間に、導電性の確保に必要な第2の圧力により第2のワークを加圧させる。
「導電性の確保に必要な圧力」とは、導電粒子32が潰れて第1のワーク1のリード11と第2のワーク2のリード21との間に導電性が得られる圧力である。これよりも低い第1の圧力は、例えば、第2の圧力の4分の1以下とすることが考えられる。さらに、第1の圧力は、基材31が溶融して硬度が最も低下した状態でも基材31が押し潰されずにその厚みを維持できる圧力であることが好ましい。このような第1の圧力、第2の圧力は、実験等により求めておけば良い。「基材31の硬化開始」は、最も硬度が低下した時点よりも後である。「接着可能な硬度が維持されている」とは、接着可能な粘性を有していることであり、接着可能な硬化率の範囲内であることをいう。
圧力調整部53は、加圧源55、駆動機構56を有する。加圧源55は、加圧部材51に圧力を与える装置である。本実施形態では、加圧源55は、第1の圧力と第2の圧力の発生源となる。加圧源55は、例えば、圧縮空気の働きによって圧力を発生させるエアシリンダを用いる。加圧源55は、直線運動により圧力を与える作動ロッド55aを有する。作動ロッド55aは、加圧源55によってZ方向に進退する。また、加圧源55には、第2のワーク2に加える圧力を検出する圧力センサ55bが設けられている。
また、作動ロッド55aは、昇降ブロック55cを介して、加圧部材51に連結されている。昇降ブロック55cは、直方体形状の部材であり、作動ロッド55aの進退とともに昇降して、加圧部材51を昇降させる。
駆動機構56は、加圧源55とともに、加圧部材51を第2のワーク2に接離する方向に駆動する機構である。駆動機構56は、枠体561、モータ562、ボールねじ563、ナット部材564、ベースプレート565、ガイドレール566、567を有する。
枠体561は、図示はしない圧着装置40の筐体等に固定された箱状の部材である。モータ562は、枠体561の上部に固定された駆動源である。ボールねじ563は、枠体561の内部にZ方向に沿って配置され、軸を中心に回動するように支持されている。ナット部材564は、ボールねじ563の回動によりボールねじ563に沿って昇降する部材である。ナット部材564は、枠体561の側面に形成された窓穴から突出している。
ベースプレート565は、Z方向に延び、加圧源55とともに、昇降ブロック55cを支持する部材である。ベースプレート565は、枠体561から突出したナット部材564に取り付けられている。ガイドレール566は、ベースプレート565にZ方向に沿って設けられたレールであり、昇降ブロック55cをスライド移動可能に支持する。ガイドレール567は、枠体561にZ方向に沿って設けられたレールであり、ベースプレート565をスライド移動可能に支持する。
圧力受部60は、加圧部材51の加圧部51aとの間で、第2のワーク2及び第1のワーク1を挟持する部材である。圧力受部60は、不図示の昇降機構により昇降自在の略直方体形状の部材であり、加圧部材51と同等の長さを有する。この圧力受部60は、バックアップ部61、加熱部62を有する。バックアップ部61は、加圧部51aに対向する面に設けられ、Y方向、つまり第1のワーク1の辺方向に延びて帯状に突出している。バックアップ部61は、加圧部51aの加圧面に対向する面が平坦な受け面を有する。
圧力受部60は、上昇した位置に来たときに、バックアップ部61の受け面が、後述するステージ71に支持された第1のワーク1の下面と同一高さとなるように設定されている。なお、圧力受部60は、バックアップ部61の受け面が、第1のワーク1の下面と同一高さとなるように不動に設けられていてもよい。
加熱部62は、圧力受部60に内蔵され、バックアップ部61を加熱する部材である。加熱部62は、例えば、電圧の印加により発熱するヒータを用いる。加熱部62は、バックアップ部61の背部における圧力受部60内に、等間隔に複数本埋め込まれている。
支持部70は、第1のワーク1を支持する装置である。支持部70は、ステージ71、移動装置72を有する。ステージ71は、第1のワーク1を水平方向に支持する平坦な台である。ステージ71には、図示はしないが、真空源に接続された複数の穴が形成され、第1のワーク1を吸着保持可能に構成されている。移動装置72は、ステージ71をX方向、Y方向およびθ方向に移動自在に支持する装置である。
支持部70は、仮圧着装置等の前工程から、第2のワーク2がACF3を介して仮圧着された第1のワーク1を受け取り、第2のワーク2が加圧部51aによって、第1のワーク1に圧着される圧着位置に来るように、第1のワーク1を移動させる。また、支持部70は、圧着作業の完了した第1のワーク1を、基板収納装置等の後工程へと受け渡す。
制御装置80は、圧着装置40を制御する装置である。この制御装置80は、例えば、専用の電子回路若しくは所定のプログラムで動作するコンピュータ等によって構成される。つまり、モータ562、加圧源55、加熱部52、加熱部62、移動装置72等を作動させることにより、圧着装置40の動作を制御する。モータ562の動作タイミング、回転速度、加圧源55の動作タイミング及び圧力、加熱部52及び加熱部62の加熱温度、移動装置72の動作などに関して、その制御内容がプログラムされており、PLCやCPUなどの処理装置によりそのプログラムが実行されるものであり、圧着対象となる第1のワーク1、第2のワーク2及びACF3の多種多様な仕様に対応可能である。
制御装置80は、図6に示すように、検知部81、圧力制御部82、第1の温度制御部83、第2の温度制御部84、機構制御部85、記憶部86、設定部87、入出力制御部88を有する。検知部81は、圧力センサ55bからの信号に基づいて、加圧部材51の第2のワーク2に対する押圧を検知する。
圧力制御部82は、圧力センサ55bからの信号及び設定されたタイミングと圧力に従って、圧力調整部53に対する指示信号を出力することにより、第2のワーク2及び第1のワーク1に対する圧着動作を制御する。より具体的には、圧力調整部53が上記のように動作するように、駆動機構56による加圧源55の昇降タイミング、昇降速度、加圧源55の加圧タイミング、加圧力を指示する。
第1の温度制御部83は、ACF3の基材31の硬化温度となるように、加熱部52の温度を指示する信号を出力する。この硬化温度は、基材31を熱硬化させるために必要な温度であり、例えば、200℃である。第2の温度制御部84は、加熱部52を補助する温度となるように、加熱部62の温度を指示する信号を出力する。この温度は、例えば、80℃である。
機構制御部85は、圧力制御部82の指示に従って、加圧源55、モータ562、加熱部52、加熱部62、移動装置72を作動させる。機構制御部85は、加圧源55がエアシリンダの場合、エアシリンダに供給される圧縮空気の圧力を制御する。記憶部86は、本実施形態の制御に必要な情報を記憶する。記憶部86に記憶される情報としては、モータ562の動作タイミング、加圧源55の動作タイミング及び加圧力、加熱部52、62による加熱温度、圧着の解放タイミング等を含む。なお、上記の各種のタイミングは、例えば、圧力センサ55bにより検出される加圧部材51による押圧開始からの時間で制御することができる。
設定部87は、外部から入力された情報を、記憶部86に設定する処理部である。入出力制御部88は、制御対象となる各部との間での信号の変換や入出力を制御するインタフェースである。
さらに、制御装置80には、入力装置91、出力装置92が接続されている。入力装置91は、オペレータが、制御装置80を介して圧着装置40を操作するためのスイッチ、タッチパネル、キーボード、マウス等の入力手段である。オペレータは、入力装置91によって、所望の動作タイミング、圧力、温度等を入力することができる。
出力装置92は、装置の状態を確認するための情報を、オペレータが視認可能な状態とするディスプレイ、ランプ、メータ等の出力手段である。例えば、出力装置92は、入力装置91からの情報の入力画面を表示することができる。この場合、後述する図7に示すように、グラフを表示させて、数値を入力又はグラフ内を選択することにより、情報を入力できるようにしてもよい。
[動作]
次に、本実施形態の動作例を、図1〜図6に加えて、図7及び図8を参照して説明する。図7は、時間の経過に従った各部の動作量を示すグラフである。横軸は時間(sec)で共通である。縦軸は、ACF3の基材31の硬度及び加熱温度、加圧源55の圧力、ベースプレート565の高さ方向の位置について、起点t0からのそれぞれの相対的な変位量を示す。硬度は、下に行くほど低く溶融により液化した状態となり、上に行くほど高く粘着性が失われる。ベースプレート565の高さは、下方のグラフに分けて記載した。ベースプレート565は、t1で加圧部51aの加圧面が第2のワーク2に当接した後もt4で高さhに到達するまで下降を継続する。図8は、本実施形態の加熱圧着動作の手順を示すフローチャートである。
まず、第2のワーク2がACF3を介して仮圧着された第1のワーク1が、支持部70のステージ71に載置され、移動装置72によって、第1のワーク1、第2のワーク2が圧着位置に来る。そして、圧力受部60が上昇して、バックアップ部61の受け面が、第1のワーク1の下面に接する位置に来る。また、加圧部材51、バックアップ部61は、それぞれ加熱部52、62によって加熱されている。
この状態で、図7のt0から、駆動機構56の動作によって、加圧部材51が下降を開始する(ステップ101)。t1において、加圧部51aの加圧面が、クッションシートBを介して第2のワーク2に接するので、図4(B)に示すように、第1のワーク1の下面を支持するバックアップ部61によって、加圧部材51の下降は停止する。この加圧部材51による第2のワーク2に対する押圧は、圧力センサ55bからの信号に基づいて、検知部81が検知する(ステップ102のYES)。
このとき、エアシリンダである加圧源55の加圧力は一定としているが、加圧部材51は、加圧源55の作動ロッド55aに接続されている。このため、駆動機構56が下降動作を継続させることにより、作動ロッド55aがシリンダに押し込まれる。これにより、図7に示すように、第2のワーク2に対して第1の圧力が付与される。この圧力は、ACF3による導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力である。ここで、第1の圧力が、加圧部材51と昇降ブロック55cとを合わせた自重によって付与される圧力よりも小さいことも考えられる。このような場合には、加圧源55によって、自重による圧力と第1の圧力との差分だけ昇降ブロック55cに引き上げ方向の力を作用させるようにすれば良い。すなわち、加圧源55は、加圧部材51と昇降ブロック55cとを合わせた自重よりも小さい力で引き上げ方向の力を作用させることを含めて、圧力の発生源として機能する。
一方、t0から、加圧部51aの加圧面は第2のワーク2に接近して行くので、ACF3の基材31はバックアップ部61の加熱部62による加熱と加圧部51aからの輻射熱によって加熱されて温度上昇を開始し、t1で加圧面が第2のワーク2に接すると、温度が急激に上昇する。この過程で、基材31が溶融を開始して硬度が低下して行き、t2、例えば、t1から0.2秒で最も硬度が低い状態に達してから、硬化が開始する。但し、最も硬度が低くなるまでの時間t2は、基材31の品種によって異なる。このように、基材31に硬化が開始するまでは、第2のワーク2にかかっている圧力は、低い第1の圧力であるため、溶融した基材31が押し潰されずに済むので、溶融した基材31が潰される際に生じやすい第2のワーク2が第1のワーク1に対して滑ることによるリード21とリード11のずれが防止される。
t2で硬化が開始した後、t3で、加圧源55の圧力を上昇させる。つまり、押圧開始(t1)から所定時間経過したタイミングで(ステップ103のYES)、加圧源55の圧力を上昇させる(ステップ104)。所定時間は、例えば、0.5秒である。これにより、t4で、ACF3による導電性の確保に必要な第2の圧力まで上昇する。このように、第2の圧力に達する時点t4は、基材31の硬化が開始(t2)後、第2のワーク2と第1のワーク1との接着が可能な粘性を有しているt5までの間である。つまり、「接着可能な硬度が維持されている」とは、接着可能な粘性を有していることをいう。図7で言えば、t2からt5の間の期間であり、例えば、押圧開始(t1)から0.2〜1秒の期間である。
t4では、駆動機構56が下降動作を停止する。これにより、図5(B)に示すように、導電粒子32が潰れて、リード21とリード11との導電性が確保され、電気的な接続が確立される。その後、基材31の硬化がさらに進行して加熱圧着が完了、つまり、圧着時間が経過する時点であるt6に達するまでの間に硬化して、第2のワーク2と第1のワーク1とが接合され、機械的な接続が確立される。
t1、つまり押圧開始から、所定の圧着時間が経過したタイミングで(ステップ105のYES)、駆動機構56が加圧源55を上昇させることにより加圧部材51が上昇し、第2のワーク2を加圧から解放する(ステップ106)。圧着時間は、例えば、5秒である。
[作用効果]
(1)以上のような実施形態によれば、熱硬化性樹脂を基材31とするACF3を介して、第1のワーク1のリード11及び第2のワーク2のリード21を加熱圧着する圧着部50を有し、圧着部50は、第2のワーク2を第1のワーク1に対して加圧する加圧部材51と、加圧部材51を加熱する加熱部52と、加熱部52により加熱された加圧部材51に、ACF3による導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により第2のワーク2を加圧させるとともに熱により基材31を溶融させ、基材31の硬化が開始されてから接着可能な硬度が維持されている間に、導電性の確保に必要な第2の圧力により第2のワーク2を加圧させる圧力調整部53と、を有する。
このため、熱硬化性樹脂が溶融していることにより、第1及び第2のワーク1、2の間に位置ずれが生じやすい期間は低い圧力で加圧することにより位置ずれを防止しつつ、熱硬化性樹脂が硬化を開始して位置ずれが生じ難くなった後に、導電粒子が潰れて導電性が確保できる圧力をかけることができる。また、接着可能な硬度が維持されている間に、高い圧力をかけるので、機械的な接続についても問題がない。従って、導電性が確保できる圧力まで徐々に上昇させていくのではなく、非常に短時間で、第1の圧力から第2の圧力に切り替えるので、圧着時間が短縮され、熱膨張によるリード11、21の位置ずれも防止できる。
(2)圧力調整部53は、加圧部材51による第2のワーク2の加圧開始から所定時間で、第1の圧力から第2の圧力に切り替える。切り替えるタイミングは、実験等により求めることができる。例えば、加熱された加圧部材51が加圧を開始してから基材31が硬化を開始し、貼り合せに必要な粘性が維持されている時間の間で、第2の圧力をかけても第1、第2のワーク1、2の間にずれが生じないタイミングを求めておけば良い。これに従って圧力調整部53が圧力を切り替える制御を行うことにより、ずれを防止できる。
(3)発明者の実験によれば、加圧部材51による押圧を開始してから基材31が硬化を開始し、接着に必要な粘性が維持される期間は、0.2秒〜1秒である。この場合、押圧を開始した時点から第2の圧力に切換えるまでの時間(切換え時間)を0.2秒〜1秒の間に設定すると良い。より好ましくは、切換え時間を0.5秒〜1秒の間に第2の圧力を付与するとよい。このようにすることで、位置ずれを防止できる。
(4)第1の圧力は、第2の圧力の4分の1以下である。このため、基材31が溶融して硬化が開始する前には、導電性を確保するための圧力よりも非常に低い圧力として、位置ずれを確実に防止できる。より具体的には、第1の圧力は、溶融した状態の基材31を押し潰すことの無い程度の圧力、言い換えれば、溶融した状態の基材31の形状を維持することのできる圧力である。このため、第2の圧力が付与されるまでの間、溶融した基材31が押し潰されずに済むので、溶融した基材31が押し潰されるときに生じやすい第1、第2のワーク1、2間の位置ずれを防止することができる。この結果、第1、第2のワーク1、2の圧着精度を向上させることができる。
(5)圧力調整部53は、第2の圧力の加圧源55と、加圧源55とともに、加圧部材51を第2のワーク2に接離する方向に駆動する駆動機構56とを有する。このため、駆動機構56により加圧部材51を第2のワーク2に押圧して第1の圧力をかけた後、上記のようなタイミングで加圧源55によって加圧部材51を加圧して第2の圧力をかけることができる。すると、加圧源55は、あらかじめ設定されたタイミングで圧力を一定の状態から上昇に切り替えるだけでよいため、単一の加圧源55によって圧力上昇の傾きを途中で変更するよりも、第1の圧力から第2の圧力への切り替えタイミングを正確に制御できる。
(6)一対のワークの導電性を有する部分は、複数のリード11、21であり、複数のリード11、21のピッチpは最大でも40μm以下である。このように、第1のワーク1及び第2のワーク2が高精細な部品であっても、対応するリード同士の導電性と、対応しないリード同士の絶縁を確実に確保することができる。
[変形例]
(1)圧力調整部53は、加圧源55と駆動機構56の組み合わせによって圧力を調整する態様には限定されない。加圧源55のみによって圧力を調整する態様であってもよい。加圧源55としては、空気圧シリンダ以外にも、油圧シリンダ、ボールねじ機構等を用いてもよい。
(2)第1のワーク1は、表示パネル以外の導電性を有する部分を備えた部材としてもよい。導電性を有する部分は、第1のワーク1の平面には限定されず、第1のワーク1の側面であってもよい。例えば、第1のワーク1が方形の基板であって、その側面にリードが露出している場合であってもよい。この場合、圧着部50に対向する側で第2のワーク2及び第1のワーク1を挟む圧力受部60を設け無くても良い。
第2のワーク2の基板の材質は樹脂製のフレキシブルなものには限定されない。第2のワーク2にガラス製の基板を用いてもよい。第1のワーク1としてガラス製の基板ではなく、樹脂製のフレキシブルな基板を用いてもよい。
(3)上記の態様は、第1のワーク1の一つの辺に仮圧着された複数の第2のワーク2を、長尺な一つの加圧部材51を用いて、一括して本圧着する態様であった。しかしながら、本圧着の方式は、これには限定されず、第2のワーク2に対応する長さの加圧部材51の加圧面を、一つ一つに対応して並べて複数配置した構成とすることもできる。加圧源55等の加圧部材51に圧力を加える構成も、複数の加圧部材51に対応させて一つ一つ個別に設けられていてもよい。
また、上記の態様は、第1のワーク1の一つの辺に複数の第2のワーク2を本圧着する態様であったが、図1(B)に示すように、第1のワーク1の一つの辺に単一の第2のワーク2を本圧着する態様にも適用できる。さらに、第1のワーク1の複数の辺に、単数または複数の第2のワークを本圧着する態様にも適用できる。
また、第2のワーク2を支持される受け側として、第1のワーク1を加圧される側とする構成であっても、第1のワーク1と第2のワーク2の双方から加圧する構成であってもよい。
(4)上記の態様で、第1のワーク1のリード11の間隔と第2のワーク2のリード21の間隔とが一致するとは、両者の間隔がワーク1、2同士を加熱圧着する前の状態で一致するものに限らず、加熱圧着後に間隔が一致するように、熱膨張を見越して、両ワーク1、2のリード11、21の間隔を違えて形成したものも含む。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
1 第1のワーク
11 リード
2 第2のワーク
21 リード
3 ACF
31 基材
32 導電粒子
40 圧着装置
50 圧着部
51 加圧部材
52 加熱部
53 圧力調整部
55 加圧源
55a 作動ロッド
55b 圧力センサ
55c 昇降ブロック
56 駆動機構
561 枠体
562 モータ
563 ボールねじ
564 ナット部材
565 ベースプレート
566、567 ガイドレール
60 圧力受部
61 バックアップ部
62 加熱部
70 支持部
71 ステージ
72 移動装置
B クッションシート
80 制御装置
81 検知部
82 圧力制御部
83 第1の温度制御部
84 第2の温度制御部
85 機構制御部
86 記憶部
87 設定部
88 入出力制御部

Claims (6)

  1. 熱硬化性樹脂を基材とする異方性導電部材を介して、一対のワークの導電性を有する部分を加熱圧着する圧着部を有し、
    前記圧着部は、
    前記一対のワークの少なくとも一方を加圧する加圧部材と、
    前記加圧部材を加熱する加熱部と、
    前記加熱部により加熱された前記加圧部材に、前記異方性導電部材による導電性の確保に必要な圧力よりも低い第1の圧力により前記ワークを加圧させるとともに熱により前記基材を溶融させ、前記基材の硬化が開始されてから接着可能な硬度が維持されている間に、導電性の確保に必要な第2の圧力により前記ワークを加圧させる圧力調整部と、
    を有することを特徴とする圧着装置。
  2. 前記圧力調整部は、前記加圧部材による前記ワークの加圧開始から所定時間で、前記第1の圧力から前記第2の圧力に切り替えることを特徴とする請求項1記載の圧着装置。
  3. 前記所定時間は、0.2秒〜1秒であることを特徴とする請求項2記載の圧着装置。
  4. 前記第1の圧力は、前記第2の圧力の4分の1以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の圧着装置。
  5. 前記圧力調整部は、
    前記第2の圧力の加圧源と、
    前記加圧源とともに、前記加圧部材を前記ワークに接離する方向に駆動する駆動機構と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧着装置。
  6. 前記第1の圧力は、溶融した状態の前記基材を押し潰すことのできる圧力よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の圧着装置。
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