JP2015109359A - 熱圧着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示パネル用基板の温度を調整することができる熱圧着装置を提供する。
【解決手段】表示パネル用基板3が載置される載置部6と、表示パネル用基板3と、表示パネル用基板3の一部と重なったFPC4と、の重なり部5を、加熱し且つ重なり方向に押圧する加熱押圧部7と、載置部6の温度を調整する温度調整部8とを備えた。加熱押圧部7は、重なり部5で表示パネル用基板3と接し、重なり部5を表示パネル用基板3側から加熱する下ヒートツール14と、重なり部5でFPC4と接し、重なり部5をFPC4から加熱する上ヒートツール13と、上ヒートツール13を、下ヒートツール14に対して離接させる昇降機構15とを有することが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】表示パネル用基板3が載置される載置部6と、表示パネル用基板3と、表示パネル用基板3の一部と重なったFPC4と、の重なり部5を、加熱し且つ重なり方向に押圧する加熱押圧部7と、載置部6の温度を調整する温度調整部8とを備えた。加熱押圧部7は、重なり部5で表示パネル用基板3と接し、重なり部5を表示パネル用基板3側から加熱する下ヒートツール14と、重なり部5でFPC4と接し、重なり部5をFPC4から加熱する上ヒートツール13と、上ヒートツール13を、下ヒートツール14に対して離接させる昇降機構15とを有することが好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱圧着対象物を熱圧着するための熱圧着装置に関するものである。
従来、基板が載置される可動テーブルと、異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)などの樹脂を介して、基板の一部と重なったチップを、上方から加圧する加圧手段と、基板とチップとの重なり部を基板裏面側から加熱する加熱手段と、加熱手段による加熱後、重なり部を基板裏面側から冷却する冷却手段とを備えたボンディング装置が知られている。このボンディング装置では、チップを加圧した状態で重なり部を加熱した後、基板とチップとの熱膨張差などによる歪み・反りを防止すべく、冷却手段により、樹脂をガラス転移点以下に冷却してから、チップに対する加圧を解除している。(特許文献1参照)。
従来のボンディング装置は、基板とチップとの間に介在させた樹脂をガラス転移点以下に冷却するために、基板とチップとの重なり部を基板裏面側から冷却するものであり、基板の温度を調整するものではなかった。
本発明は、第1熱圧着対象物の温度を調整することができる熱圧着装置を提供することを課題としている。
本発明の熱圧着装置は、第1熱圧着対象物が載置される載置部と、第1熱圧着対象物と、第1熱圧着対象物の一部と重なった第2熱圧着対象物と、の重なり部を、加熱し且つ重なり方向に押圧する加熱押圧部と、載置部の温度を調整する温度調整部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、温度調整部によって、第1熱圧着対象物が載置される載置部の温度が調整される。このため、載置部を介して、第1熱圧着対象物の温度を調整することができる。
なお、第1熱圧着対象物とは、例えば、画像表示パネルが実装される表示パネル用基板である。画像表示パネルとしては、例えば、液晶表示パネル、有機EL表示パネルなどを挙げることができる。また、第2熱圧着対象物とは、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)、半導体チップなどである。
なお、第1熱圧着対象物とは、例えば、画像表示パネルが実装される表示パネル用基板である。画像表示パネルとしては、例えば、液晶表示パネル、有機EL表示パネルなどを挙げることができる。また、第2熱圧着対象物とは、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)、半導体チップなどである。
この場合、加熱押圧部は、重なり部で第1熱圧着対象物と接し、重なり部を第1熱圧着対象物側から加熱する第1加熱部と、重なり部で第2熱圧着対象物と接し、重なり部を第2熱圧着対象物側から加熱する第2加熱部と、第2加熱部を、第1加熱部に対して離接させる離接部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、第1熱圧着対象物と第2熱圧着対象物との重なり部を、第1熱圧着対象物側と第2熱圧着対象物側との双方から加熱するため、熱が、第1熱圧着対象物側、或いは、第2熱圧着対象物側に逃げてしまうことを抑制することができる。したがって、重なり部を適切に加熱することができる。
この場合、載置部は、第1熱圧着対象物が載置される載置面を構成するシート材、を有し、シート材は、載置された第1熱圧着対象物により弾性変形することが好ましい。
この場合、重なり方向の第2熱圧着対象側に向けて、載置部を付勢する付勢部材、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、第1熱圧着対象物が載置される載置部の載置面と、第1熱圧着対象物と接する第1加熱部の接触面と、の間に段差がある場合にも、その段差を、シート材または付勢部材により吸収することができる。このため、載置部に載置された第1熱圧着対象物が、第1加熱部の接触面に対し、浮いた状態となることを抑制することができる。したがって、第2加熱部を第1加熱部に対して接近させ、重なり部を押圧した際に、重なり部が破損することを抑制することができる。
この場合、温度調整部は、載置部を加熱および冷却可能なペルチェ素子と、ペルチェ素子に対する通電極性を切替え制御する制御部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、制御部によりペルチェ素子への通電極性を切り替えることで、載置部が加熱される状態と、載置部が冷却される状態とが迅速に切り替わる。このため、載置部の温度調整を迅速に行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の熱圧着装置に係る一実施形態について説明する。本実施形態の熱圧着装置は、例えば、有機EL表示装置の製造工程に用いられるものであり、より具体的には、有機ELパネルが実装された表示パネル用基板に、フレキシブルプリント基板(FPC)を実装するために、異方性導電膜(ACF)を介して、表示パネル用基板とFPCとを熱圧着するためのものである。
なお、以下では、図に示した「上」「下」「左」「右」「前」「後」を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
なお、以下では、図に示した「上」「下」「左」「右」「前」「後」を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
図1に示すように、熱圧着装置1は、有機ELパネル2が実装された表示パネル用基板3と、FPC4とを、図示しないACFを介して熱圧着するものである。
表示パネル用基板3は、略矩形状に形成されている。表示パネル用基板3の大きさは、特に限定されるものではないが、例えば、12mm×12mmである。表示パネル用基板3は、例えば、シリコン基板(Si基板)、ガラス基板などで構成される。表示パネル用基板3の上面略中央には、周囲に余地を残して、有機ELパネル2が実装されている。その余地部である表示パネル用基板3の一辺部、例えば図示の左辺部の上面には、FPC4の導通部と接続される電気配線が形成されている。
表示パネル用基板3とFPC4とは、表示パネル用基板3の左辺部の上面に、ACF1を介して、FPC4の先端部が重ねられた状態で、熱圧着装置1にセットされる。すなわち、表示パネル用基板3の左辺部と、FPC4の先端部とが、上下に重なり合った重なり部5を構成しており、この重なり部5において、表示パネル用基板3とFPC4とが熱圧着される。
なお、前工程において、重なり部5を仮圧着した後、表示パネル用基板3とFPC4とを熱圧着装置1にセットするようにしてもよい。
なお、前工程において、重なり部5を仮圧着した後、表示パネル用基板3とFPC4とを熱圧着装置1にセットするようにしてもよい。
熱圧着装置1は、表示パネル用基板3が載置される載置部6と、上ヒートツール13および下ヒートツール14を有する加熱押圧部7と、載置部6の下方に設けられた温度調整部8とを備えている。
載置部6には、表示パネル用基板3が、FPC4との重なり部5を構成する領域を除いて載置される。表示パネル用基板3のうち、重なり部5を構成する領域は、下ヒートツール14の上面に載置される。
載置部6は、板状のテーブル部11と、テーブル部11の上面に設けられたシート材12とを備えている。
テーブル部11は、例えば、銅、アルミニウムなど、熱伝導性の高い素材で構成されることが好ましい。これにより、載置部6に載置された表示パネル用基板3に対し、温度調整部8による加熱または冷却(吸熱)を、効率良く行うことができる。
シート材12は、表示パネル用基板3が載置される載置面6aを構成している。シート材12の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、0.5mm〜5mmである。シート材12は、柔軟性のある素材で構成されており、載置された表示パネル用基板3により弾性変形する。また、シート材12は、載置される表示パネル用基板3との密着性を高めるべく、粘着性のある素材で構成されることが好ましい。さらに、シート材12は、テーブル部11と同様に、熱伝導性の高い素材で構成されることが好ましい。このような特性を兼ね備えたシート材12として、例えば、シリコーンゲルシート(商品名:サーコン、富士高分子工業株式会社製)を好適に用いることができる。
加熱押圧部7は、上下に対向した上ヒートツール13および下ヒートツール14と、上ヒートツール13を昇降させる昇降機構15とを備えている。
なお、上ヒートツール13は、特許請求の範囲における「第2加熱部」の一例である。下ヒートツール14は、特許請求の範囲における「第1加熱部」の一例である。昇降機構15は、特許請求の範囲における「離接部」の一例である。
なお、上ヒートツール13は、特許請求の範囲における「第2加熱部」の一例である。下ヒートツール14は、特許請求の範囲における「第1加熱部」の一例である。昇降機構15は、特許請求の範囲における「離接部」の一例である。
上ヒートツール13は、重なり部5でFPC4と接し、重なり部5をFPC4側から加熱する。下ヒートツール14は、重なり部5で表示パネル用基板3と接し、重なり部5を表示パネル用基板3側から加熱する。下ヒートツール14の上面が、重なり部5で表示パネル用基板3と接する接触面14aとなっている。
昇降機構15は、例えばシリンダーで構成されている。昇降機構15により、上ヒートツール13を下降させることで、上ヒートツール13が下ヒートツール14に対して接近し、上ヒートツール13および下ヒートツール14によって重なり部5が、重なり方向、すなわち上下方向に押圧される。また、昇降機構15により、上ヒートツール13を上昇させることで、上ヒートツール13が下ヒートツール14に対して離間し、上ヒートツール13および下ヒートツール14による重なり部5の押圧が解除される。
加熱押圧部7は、上ヒートツール13および下ヒートツール14により重なり部5を押圧した状態で、上ヒートツール13および下ヒートツール14がそれぞれ発熱し、FPC4側と表示パネル用基板3側との双方から重なり部5を加熱する。これにより、ACFを構成する熱硬化性樹脂が硬化し、表示パネル用基板3とFPC4とが接合される。上ヒートツール13および下ヒートツール14により、FPC4側と表示パネル用基板3側との双方から重なり部5を加熱するため、熱が、FPC4側、或いは、表示パネル用基板3側に逃げてしまうことを抑制することができる。したがって、重なり部5を適切に加熱することができる。もっとも、上ヒートツール13のみ、或いは、下ヒートツール14のみにより、重なり部5を加熱する態様であってもよい。
なお、上ヒートツール13および下ヒートツール14による加熱方法としては、特に限定されるものではないが、パルスヒート方式、コンスタントヒート方式などを用いることができる。パルスヒート方式を採用した場合には、ACFの硬化温度より低い温度の上ヒートツール13および下ヒートツール14により重なり部5を押圧した後、一時的に重なり部5を加熱することになる。一方、コンスタントヒート方式を採用した場合には、すでにACFの硬化温度以上に発熱した上ヒートツール13および下ヒートツール14により、重なり部5を押圧することになる。
温度調整部8は、載置部6の下面と接するペルチェ素子16と、ペルチェ素子16の下面と接したヒートシンク17と、載置部6の温度を検出する温度センサー18と、検出温度に基づいて、ペルチェ素子16に対する通電極性を制御する制御回路19とを備えている。
なお、制御回路19は、特許請求の範囲における「制御部」の一例である。
なお、制御回路19は、特許請求の範囲における「制御部」の一例である。
ペルチェ素子16の上面は、載置部6の下面と接し、ペルチェ素子16の下面は、ヒートシンク17と接している。ペルチェ素子16は、制御回路19により通電極性を切り替えることで、上面が発熱側となり下面が吸熱側となる状態と、上面が吸熱側となり下面が発熱側となる状態とが、切り替わる。ペルチェ素子16の上面が発熱側となった状態では、載置部6を介して表示パネル用基板3が加熱される。また、ペルチェ素子16の上面が吸熱側となった状態では、載置部6を介して表示パネル用基板3が冷却される。
ヒートシンク17は、ペルチェ素子16に発生する熱を放熱するためのものである。ヒートシンク17は、空冷式のものであってもよく、水冷式のものであってもよい。なお、ヒートシンク17に代えて、他の放熱手段を用いてもよい。
温度センサー18としては、例えば熱電対を用いることができる。温度センサー18は、載置部6の温度を検出し、検出した温度、すなわち載置部6の温度に相当する電圧値または電流値を、制御回路19に出力する。なお、温度センサー18は、例えば、表示パネル用基板3の温度を検出してもよく、有機ELパネル2の温度を検出してもよい。
制御回路19は、所定の温度を予め記憶しており、温度センサー18により検出された温度に基づいて、載置部6が所定の温度となるように、ペルチェ素子16への通電極性、すなわち、ペルチェ素子16に供給する電圧極性または電流極性、を切り替える。なお、制御回路19は、ペルチェ素子16への通電極性の制御に加え、PWM(Pulse Width Modulation)制御などにより、ペルチェ素子16に供給する電圧、電流を制御してもよい。
ここで、載置部6の目標温度となる所定の温度とは、有機ELパネル2に損傷を与えることがなく、且つ、表示パネル用基板3とFPC4との熱圧着の信頼性を確保できる温度とすることが好ましく、例えば、30〜40℃である。
上ヒートツール13および下ヒートツール14により、重なり部5が加熱されると、その熱が、表示パネル用基板3を介して有機ELパネル2に伝わり、有機EL材料が熱によって劣化するおそれがある。特に、表示パネル用基板3が、熱伝導率の高いシリコン基板で構成され、また、表示パネル用基板3のサイズが比較的小さい(12mm×12mm程度)場合に、この問題が顕著となる。そこで、上ヒートツール13および下ヒートツール14により重なり部5が加熱される際に、載置部6に載置された表示パネル用基板3を冷却することが考えられるが、あまり冷却しすぎると、重なり部5の熱も逃げてしまい、表示パネル用基板3とFPC4とを適切に熱圧着することができないおそれがある。
これに対し、本実施形態の熱圧着装置1によれば、温度調整部8によって、表示パネル用基板3が載置される載置部6の温度が、所定の温度に調整される。このため、載置部6を介して、表示パネル用基板3の温度を、所定の温度に調整することができる。したがって、重なり部5に対する加熱による有機ELパネル2の損傷を抑制することができ、また、表示パネル用基板3とFPC4との熱圧着の信頼性を確保することができる。
なお、加熱押圧部7により、所定時間、重なり部5を加熱した後は、温度調整部8により、載置部6を冷却するようにしてもよい。これにより、重なり部5に設けられたACFの温度を早く下げることができるため、熱圧着工程のサイクルタイムを向上させることができる。
また、温度調整部8において、制御回路19によりペルチェ素子16への通電特性を切り替えることで、載置部6が加熱される状態と、載置部6が冷却される状態とが迅速に切り替わる。このため、載置部6の温度調整を迅速に行うことができる。もっとも、温度調整部8の態様は、ペルチェ素子16を用いたものに限定されるものではない。図2に、一変形例に係る温度調整部8を備えた熱圧着装置1を示す。
図2に示すように、変形例に係る温度調整部8は、ペルチェ素子16に代えて、載置部6のテーブル部11に内蔵されたヒーター21を備えている。制御回路19は、温度センサー18による載置部6の検出温度に基づいて、ヒーター21に対する通電のON/OFFを切替え制御する。ヒーター21がONとなった状態では、ヒーター21の発熱により、載置部6を介して表示パネル用基板3が加熱される。また、ヒーター21がOFFとなった状態では、ヒートシンク17の放熱により、載置部6を介して表示パネル用基板3が冷却される。このように、変形例に係る温度調整部8によっても、載置部6の温度を、所定の温度に調整することができる。
また、本実施形態の熱圧着装置1によれば、載置部6において、載置面6aを構成するシート材12が、載置された表示パネル用基板3により弾性変形することで、表示パネル用基板3が載置される載置部6の載置面6aと、表示パネル用基板3と接する下ヒートツール14の接触面14aと、の間に段差がある場合にも、その段差を、シート材12により吸収することができる。このため、載置部6に載置された表示パネル用基板3が、下ヒートツール14の接触面14aに対し、浮いた状態となることを抑制することができる。したがって、上ヒートツール13を下ヒートツール14に対して接近させ、重なり部5を押圧した際に、重なり部5が破損することを抑制することができる。
図3に示すように、載置部6にシート材12を設ける代わりに、ヒートシンク17の下方に設けた板バネ22により、ヒートシンク17を介して載置部6を上方に付勢する態様であってもよい。この板バネ22を備えた態様によっても、表示パネル用基板3が載置される載置部6の載置面6aと、表示パネル用基板3と接する下ヒートツール14の接触面14aと、の間に段差がある場合にも、その段差を吸収することができる。なお、載置部6を上方、すなわち、重なり部5の重なり方向のFPC4側に向けて、付勢するものであれば、板バネ22に限定されるものではなく、コイルバネ、弾性ゴム材など、他の付勢部材を用いることができる。また、その設置場所も、特に限定されるものではない。また、シート材12および板バネ22の双方を備えた構成であってもよい。
本実施形態では、載置部6に載置される第1熱圧着対象物として、表示パネル用基板3を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、例えば、種々の配線基板を用いることができる。また、第2熱圧着対象物として、FPC4を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、ベアチップの半導体チップといった種々の電気部品などを用いることができる。さらに、ACFに代えて、異方性導電ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)、非導電性膜(NCF:Non Conductive Film)など、他の熱硬化性接着剤を用いてもよい。上ヒートツール13および下ヒートツール14による加熱温度は、熱硬化性接着剤の種類に応じて適宜変更されるが、例えば、100〜350℃である。
1:熱圧着装置、2:有機ELパネル、3:表示パネル用基板、4:FPC、5:重なり部、6:載置部、7:加熱押圧部、8:温度調整部
Claims (5)
- 第1熱圧着対象物が載置される載置部と、
前記第1熱圧着対象物と、前記第1熱圧着対象物の一部と重なった第2熱圧着対象物と、の重なり部を、加熱し且つ重なり方向に押圧する加熱押圧部と、
前記載置部の温度を調整する温度調整部と、
を備えたことを特徴とする熱圧着装置。 - 前記加熱押圧部は、
前記重なり部で前記第1熱圧着対象物と接し、前記重なり部を前記第1熱圧着対象物側から加熱する第1加熱部と、
前記重なり部で前記第2熱圧着対象物と接し、前記重なり部を前記第2熱圧着対象物側から加熱する第2加熱部と、
前記第2加熱部を、前記第1加熱部に対して離接させる離接部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の熱圧着装置。 - 前記載置部は、前記第1熱圧着対象物が載置される載置面を構成するシート材、を有し、
前記シート材は、載置された前記第1熱圧着対象物により弾性変形することを特徴とする請求項2に記載の熱圧着装置。 - 前記重なり方向の前記第2熱圧着対象物側に向けて、前記載置部を付勢する付勢部材、をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の熱圧着装置。
- 前記温度調整部は、
前記載置部を加熱および冷却可能なペルチェ素子と、
前記ペルチェ素子に対する通電極性を切替え制御する制御部と、
を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の熱圧着装置。
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JP2013251781A JP2015109359A (ja) | 2013-12-05 | 2013-12-05 | 熱圧着装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105307416A (zh) * | 2015-09-11 | 2016-02-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种柔性板器件回收方法及回收设备 |
JP2020166104A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | シチズンファインデバイス株式会社 | 画像表示パネルの冷却装置 |
CN114286620A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-05 | 霸州市云谷电子科技有限公司 | 用于显示模组绑定的绑定装置及绑定方法 |
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2013
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JP7137512B2 (ja) | 2019-03-29 | 2022-09-14 | シチズンファインデバイス株式会社 | 圧着接合装置 |
CN114286620A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-05 | 霸州市云谷电子科技有限公司 | 用于显示模组绑定的绑定装置及绑定方法 |
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