JP2021044002A - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータとしての店員の業務を妨げることがないように通知の表示が行われるようにされた商品販売データ処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】メッセージ情報を受信する受信手段と、受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段とを備えて商品販売データ処理装置を構成する。【選択図】図7

Description

本発明は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
POPUP画面を表示することで、オペレータにメッセージを通知するようにされたPOS(Point Of Sales)端末(POSレジスタ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−106375号公報
しかしながら、上記のようなメッセージの表示は、例えばサーバから送信されたメッセージ通知がPOSレジスタにて受信されたことに応じて、その都度行われるようにされていた。
このため、例えばPOSレジスタを操作する店員が商品登録操作などのように重要な作業を行っているときであっても、メッセージが受信された場合には、メッセージが表示されてしまっていた。この場合、店員は、商品登録の操作を一時中断してメッセージを確認のうえ消去する操作を行う必要が生じてしまうことから、業務効率を低下させる要因となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、オペレータとしての店員の業務を妨げることがないように通知の表示が行われるようにされた商品販売データ処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、メッセージ情報を受信する受信手段と、前記受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段とを備える商品販売データ処理装置である。
また、本発明の一態様は、商品販売データ処理装置としてのコンピュータを、メッセージ情報を受信する受信手段、前記受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、オペレータとしての店員の業務を妨げることがないように通知の表示が行われるようにされた商品販売データ処理装置及びプログラムを提供可能になるという効果が得られる。
第1実施形態におけるPOSシステムの構成例を示す図である。 第1実施形態におけるPOSレジスタの外観例を示す正面図及び側面図である。 第1実施形態におけるPOSレジスタの外観例を示す斜視図である。 第1実施形態におけるPOSレジスタの構成例を示す図である。 第1実施形態におけるPOS管理装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における共通メッセージ登録画面の一例を示す図である。 第1実施形態における共通メッセージボタンの表示態様例を示す図である。 第1実施形態における共通メッセージウィンドウの表示態様例を示す図である。 第1実施形態における個別メッセージについての個別メッセージ送信指示操作例を説明する図である。 第1実施形態における個別メッセージについての個別メッセージ送信指示操作例を説明する図である。 第1実施形態における個別メッセージについての個別メッセージ送信指示操作例を説明する図である。 第1実施形態における個別メッセージについての個別メッセージ送信指示操作例を説明する図である。 第1実施形態における個別メッセージボタンの表示態様例を示す図である。 第1実施形態における個別メッセージウィンドウの表示態様例を示す図である。 第1実施形態におけるPOS管理装置とPOSレジスタとが、メッセージの登録に応じて実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるPOS管理装置と送信指示元のPOSレジスタと、送信先のPOSレジスタとが、個別メッセージの送受信に関して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるPOSレジスタがメッセージの表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるメッセージウィンドウの表示態様例を示す図である。 第2実施形態におけるメッセージウィンドウの表示態様例を示す図である。 第2実施形態におけるPOSレジスタが、メッセージウィンドウの表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第3実施形態における共通メッセージ登録画面の一例を示す図である。 第3実施形態におけるPOSレジスタがメッセージウィンドウの表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態としての商品販売データ処理装置について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるPOS(Point Of Sales)レジスタ1(商品販売データ処理装置の一例)を含むPOSシステムの構成例を示している。同図のPOSシステムは、例えば1つの店舗に備えられる。
同図のPOSシステムは、複数のPOSレジスタ1と1つのPOS管理装置100とを備えて構成される。複数のPOSレジスタ1とPOS管理装置100とは、有線または無線接続のLAN(Local Area Network)により相互に通信が可能なように接続されている。
POSレジスタ1は、店員が操作する端末であり、客が購入する商品についての登録処理と、登録された商品についての精算処理とを行う。なお、以降において、1取引における商品の登録から精算までの一連の流れを会計といい、登録処理から精算処理までの一連の処理については会計処理ともいう。
POS管理装置100は、POSシステムにおいてPOSレジスタ1を管理する。また、POS管理装置100は、商品マスタなどの種々の情報を管理する。POS管理装置100は、POSレジスタ1に最新の商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品の商品識別情報(例えば、JANコード)、商品名(品名、アイテム名)、販売価格、値引き情報などの商品情報を格納したファイルである。
POS管理装置100は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、リムーバブル形式の記憶媒体)から取得し、POSレジスタ1に適宜送信する。
また、本実施形態のPOS管理装置100においては、POSレジスタ1にて表示されるメッセージの登録が行われる。メッセージの登録は、店員がPOS管理装置100を操作することによって行うことができる。メッセージは、例えばPOSレジスタ1を操作する店員への業務的な伝達を行うために用いられる。
POS管理装置100は、登録されたメッセージを含むメッセージ情報を記憶し、記憶されたメッセージ情報を所定のタイミングでPOSレジスタ1に送信する。POSレジスタ1は、メッセージ情報の受信に応じて、メッセージ情報が受信された旨を通知する表示として、受信されたメッセージ情報に対応するメッセージボタンを、店員が使用するタッチパネル付表示部に表示する。POSレジスタ1は、表示されたメッセージボタンに対するタッチ操作が行われると、タッチ操作されたメッセージボタンに対応するメッセージを表示する。
なお、同図の例では、1つの店舗に1つのPOS管理装置100が備えられる例を示しているが、例えば1つのPOS管理装置100が複数の店舗に対応して備えられるようにしてもよい。
図2及び図3は、本実施形態におけるPOSレジスタ1の外観例を示している。図2(a)はPOSレジスタ1を操作する店員(オペレータ)側(前方)から本実施形態のPOSレジスタ1を見た正面図であり、図2(b)はPOSレジスタ1の側面図である。また、図3は、POSレジスタ1を右前方からみた斜視図である。
同図のPOSレジスタ1は、タッチパネル付表示部14と、キー操作部15と、顧客用表示部16と、自動釣銭機17と、スキャナ部18と、印字部19と、ドロア30とを備える。
タッチパネル付表示部14は、タッチパネル14aを備えた店員用の表示装置である。タッチパネル付表示部14においては、商品登録処理に応じた商品登録画面や会計処理に応じた会計画面などが表示される。また、店員は、タッチパネル14aに対して商品登録、会計などに関する所定の操作を行うことができる。
キー操作部15は、商品登録処理時において数量、会計処理時において顧客から受け取った預金の金額の入力を行うための数字キー、会計を締めるための締めキー等の操作キーが設けられたキーボードである。
顧客用表示部16は、顧客に対して買上げ対象の商品の商品名や価格を通知するための表示装置である。
自動釣銭機17は、顧客に支払うべき釣銭のうち、少なくとも貨幣を釣銭排出口17aに排出するための釣銭機であり、顧客から預かった預金のうち少なくとも貨幣を投入するための預金投入口17bを備える。
スキャナ部18は、買上げ対象の商品に付されたコード情報(例えば、バーコード等)、または、商品カタログや商品注文シートに表記されたコード情報を読み取る。
なお、スキャナ部18は、バーコードのみならず、例えば二次元コードを読み取る読み取り装置であってもよい。
印字部19は、買上げ対象の商品の明細書であるレシート(会計伝票)を印字出力するプリンタ装置である。
ドロア30は、顧客から受け取った紙幣及び貨幣を収納する収納部であり、キー操作部15の操作に応じて図2(b)の矢印Aの方向に引き出されるようになっている。
図4は、POSレジスタ1の構成例を示すブロック図である。同図において、図2に示した構成に対応するブロックには同一の符号を付してその説明を省略する。
同図に示すように、POSレジスタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、RAM(Random Access Memory)13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30を備える。
CPU11、記憶部12、RAM13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30は、内部バス及び通信線を介してそれぞれ接続されている。
CPU11は、プログラムを実行することによりPOSレジスタ1を制御する。
記憶部12は、CPU11に実行させるプログラムやタッチパネル付表示部14に表示させる画像データ等を記憶する。
RAM13は、記憶部12から読み出されたプログラムやワークエリアを展開するメモリである。また、RAM13には、例えばPOS管理装置100から取り込んだ商品に関する情報等が記憶される。
通信部20は、POS管理装置100や、他のPOSレジスタ1との間で通信を行う。
図5は、POS管理装置100の構成例を示すブロック図である。同図のPOS管理装置100は、CPU101、通信部102、記憶部103、RAM104、表示部105及び操作部106を備える。CPU101、通信部102、記憶部103、RAM104、表示部105及び操作部106は、内部バス及び通信線を介してそれぞれ接続されている。
CPU101は、プログラムを実行することによりPOS管理装置100を制御する。
通信部102は、POSレジスタ1の各々と通信を行う。
記憶部103は、CPU101に実行させるプログラムやメッセージ情報などを記憶する。
RAM104は、記憶部103から読み出されたプログラムやワークエリアを展開するメモリである。また、RAM104には、商品に関する情報(商品マスタ)等が記憶される。
表示部105は、CPU101の制御に応じて画像を表示する。
操作部106は、POS管理装置100に備えられる操作子、操作デバイスを一括して示している。例えば、操作部106には、マウス、キーボードなどが含まれる。
本実施形態においては、POSレジスタ1を操作する店員に伝達事項がある場合に、伝達事項の内容をメッセージ(メモ)としてPOS管理装置100に予め登録しておくことができる。POS管理装置100は、所定のタイミングで登録されたメッセージをPOSレジスタ1に送信し、POSレジスタ1においては、受信されたメッセージを店員の操作に応じて表示する。このようにして、例えば店員同士が例えば口頭などで連絡を取り合わなくとも、POSレジスタ1を操作中の店員に対して業務連絡等を伝達することができる。
POS管理装置100へのメッセージの登録は、POS管理装置100に対する店員のメッセージ登録操作によって行われる。そこで、図6を参照して、本実施形態におけるメッセージ登録操作の例について説明する。
ここでは、本実施形態におけるメッセージとして「共通メッセージ」と「個別メッセージ」との2種類がある場合を例に挙げる。「共通メッセージ」は、POS管理装置100に登録が行われたことに応じて、全てのPOSレジスタ1に送信されるメッセージである。本実施形態のPOS管理装置100は、共通メッセージが登録されたことに応じて、登録された共通メッセージの情報(共通メッセージ情報)を全てのPOSレジスタ1に対して一斉に送信する。
「個別メッセージ」は、POS管理装置100に登録されたメッセージとして、1つのPOSレジスタ1に対して個別メッセージ送信指示操作が行われることに応じて、他の指定されたPOSレジスタ1に対して送信されるメッセージである。同図は、「共通メッセージ」についてのメッセージ登録操作の例を示している。また、以下のメッセージ登録操作の説明にあたり、POS管理装置100における表示部105は、タッチパネル付である場合を例に挙げる。
メッセージの登録者としての店員は、共通メッセージの登録にあたり、共通メッセージ登録画面の表示を指示する所定の操作を、タッチパネル付の表示部105または操作部106に対して行う。
上記の操作に応じて、POS管理装置100は、表示部105に対して同図のように共通メッセージ登録画面を表示させる。共通メッセージ登録画面の左上には、「メモの設定(常駐用)」と表示されており、共通メッセージ登録画面であることを示している。
共通メッセージ登録画面においては、5つのメッセージ対応ボタンBT1−1、BT1−2、BT1−3、BT1−4、BT1−5が配置されている。この場合のメッセージ対応ボタンBT1−1、BT1−2、BT1−3、BT1−4、BT1−5は、それぞれ、1つのメッセージに対応するボタンである。なお、メッセージ対応ボタンBT1−1、BT1−2、BT1−3、BT1−4、BT1−5について特に区別しない場合には、メッセージ対応ボタンBT1と記載する。
メッセージ対応ボタンBT1のそれぞれにおいては、メッセージのタイトルが表示されている。メッセージのタイトルは所定操作によって店員が設定することができる。同図においては、メッセージ対応ボタンBT1−1、BT1−2、BT1−3、BT1−4、BT1−5に対応する各メッセージについて、それぞれ「引継」、「特売」、「朝礼」、「メモ4」、「メモ5」のタイトルが設定されている。ここで、「引継」、「特売」、「朝礼」のタイトルは、店員が操作により設定したタイトルであり、「メモ4」、「メモ5」のタイトルはデフォルトであって、店員による設定が行われていないことを示す。つまり、同図の共通メッセージ登録画面は、最大で5つのタイトルに応じた共通メッセージが登録可能である。なお、共通メッセージ登録画面におけるメッセージ対応ボタンBT1の数、即ち、登録可能なメッセージの数については変更されてよい。
また、メッセージ対応ボタンBT1のそれぞれには、7つの単位メッセージボタンBT2−1、BT2−2、BT2−3、BT2−4、BT2−5、BT2−6、BT2−7が配置されている。なお、以降において単位メッセージボタンBT2−1、BT2−2、BT2−3、BT2−4、BT2−5、BT2−6、BT2−7について特に区別しない場合には単位メッセージボタンBT2と記載する。
単位メッセージボタンBT2は、対応のタイトルによるメッセージの所定単位に対応するボタンである。本実施形態の場合、単位メッセージボタンBT2は、対応のタイトルによるメッセージにおける所定単位として「行」の単位に対応付けられている。単位メッセージボタンBT2−1〜BT2−7がそれぞれメッセージの1行目から7行目に対応する。つまり、この場合には、1タイトルに対応するメッセージとして最大で7行のメッセージを作成できる。1行の最大文字数は予め定められている。ここでは、1行の最大文字数が16文字である場合を例に挙げる。
ここで、店員が「引継」のタイトルに対応する共通メッセージの登録にあたり、「週末用の特売チラシを必ず作成してください。」、「落し物:A様、自転車の鍵 16時頃取りに見えます」という2つの文を入力しようとする場合について説明する。
この場合、店員は、「引継」と表示されたメッセージ対応ボタンBT1に対するタッチ操作を行うことで、「引継」のメッセージを編集対象として選択する。次に、店員は、メッセージ対応ボタンBT1に対応して配置された単位メッセージボタンBT2のうち、単位メッセージボタンBT2−1に対するタッチ操作を行って、1行目からのメッセージの文字の入力が可能な状態とする。この状態のもとで、店員は、「週末用の・・・」と文字入力を行っていく。1行の最大文字数は16文字であるので、店員は「特売チラシを必ず作成して」までを入力する。ここまでの文字の入力を完了すると、店員は、単位メッセージボタンBT2−2に対するタッチ操作を行って2行目からのメッセージの文字の入力が可能な状態とし、残る「ください。」を入力する。この場合、未だ「落し物:A様、自転車の鍵 16時頃取りに見えます」の文が残っている。店員は、1行空けたうえで、「落し物:A様、自転車の鍵 16時頃取りに見えます」の文字を入力することにした。
そこで、店員は、単位メッセージボタンBT2−4に対するタッチ操作を行うことで、3行目をとばして4行目のメッセージの文字の入力が可能な状態とする。そのうえで、店員は、「落し物:A様、自転車の鍵 16時頃取りに見えます」のうち、「落し物:A様、自転車の鍵」までを入力する。ここから店員は、さらに改行のために単位メッセージボタンBT2−5に対するタッチ操作を行って5行目のメッセージの文字の入力が可能な状態とし、残る「16時頃取りに見えます」の文字を入力する。
ここまでの文字入力を完了させると、共通メッセージ登録画面における「引継」のメッセージに対応する各行の文字エリアは同図の状態となっており、これまでのメッセージとしての文字入力結果は反映されている。
店員は、文字入力結果を確認すると、これまでの文字入力結果を確定させるために、実行ボタンBT31に対するタッチ操作を行う。この操作に応じて、今回の「引継」に対応して編集されたメッセージの内容が登録(更新も含む)される。このようにメッセージが新たに登録されたことに応じて、POS管理装置100は、今回登録された「引継」のメッセージ内容を有する共通メッセージ情報を、POS管理装置100と接続された全てのPOSレジスタ1に送信する。
POSレジスタ1は、上記の「引継」のタイトルに応じたメッセージ内容を有する共通メッセージ情報を受信すると、図7に示すように、タッチパネル付表示部14において、主画面上に重畳させて、受信された共通メッセージに対応する共通メッセージボタンBT41−1を表示する。共通メッセージボタンBT41−1は「引継」のタイトルを有する共通メッセージに対応する。このため、共通メッセージボタンBT41−1には「引継」と表示されている。
また、共通メッセージボタンBT41−1は、店員から主画面が見えにくくならないような位置に表示されることが好ましい。そこで、同図においては、画面における左上に共通メッセージボタンBT41−1を表示させた例が示されている。
なお、共通メッセージボタンBT41−1は「引継」のタイトルに対応するが、以降の説明にあたり、共通メッセージボタンとしてタイトルに応じた区別を行わない場合には、共通メッセージボタンBT41と記載する。
共通メッセージボタンBT41−1は、共通メッセージ情報が受信されていることを示す。また、共通メッセージボタンBT41−1には「引継」と表示されている。つまり、共通メッセージボタンBT41−1には、対応の共通メッセージのタイトルが表示されることで、どのような種別のメッセージであるのかが把握できるようにされている。また、共通メッセージボタンBT41−1は、対応の共通メッセージが未だ表示されていない段階では、例えば赤色などのように未読であることを示す特定の色(例えば赤色)で表示される。
なお、同図においては、タッチパネル付表示部14において、主画面として商品登録を行う商品登録画面が表示されている状態のもとで共通メッセージボタンBT41−1が表示された例を示している。しかし、共通メッセージボタンBT41−1は、タッチパネル付表示部14において、例えば機能設定のための設定画面などの商品登録画面以外の主画面が表示されていても、共通メッセージ情報の受信に応じて表示される。
このように、共通メッセージボタンBT41−1が表示されていることで、POSレジスタ1を操作している店員は、「引継」に関する共通メッセージが受信されていることを把握できる。また、「引継」に関する共通メッセージボタンBT41−1が未読の状態を示していれば、店員は、今自分が操作しているPOSレジスタ1にて、未だ「引継」に関する共通メッセージが表示されていない(店員によって確認されていない)ことを把握できる。
共通メッセージボタンBT41−1はいつでもタッチ操作が可能とされている。店員が共通メッセージボタンBT41−1に対するタッチ操作を行うことによっては、図8に例示するように、「引継」に関する共通メッセージを示すメッセージウィンドウMDW1が主画面に重畳されるように表示される。また、このようにメッセージウィンドウMDW1が表示されたことに応じて、共通メッセージボタンBT41−1は、これまで未読を示す色で表示されていた場合には、既読を示す色の表示に変更される。なお、既読を示す色の表示は、例えば操作により、未読を示す特定の色以外の所定数の色から選択することができる。
同図のように表示されるメッセージウィンドウMDW1を見ることで、店員は、「引継」に関する共通メッセージの内容を把握することができる。店員は、共通メッセージの内容を把握したうえで、メッセージウィンドウMDW1内に配置される「閉じる」ボタンBT50に対する操作を行ってメッセージウィンドウMDW1の表示を消去させることができる。
ここで、図6に説明を戻す。同図における削除ボタンBT32は、登録済みの共通メッセージを消去する際に操作が行われるボタンである。店員は、登録済みの共通メッセージのうち、消去対象の共通メッセージに対応するメッセージ対応ボタンBT1に対するタッチ操作を行って消去対象の共通メッセージを選択し、削除ボタンBT32に対するタッチ操作を行う。これにより、選択された共通メッセージが削除される。削除の結果、対応のメッセージ対応ボタンBT1におけるタイトルは、例えばデフォルトの状態に戻り、単位メッセージボタンBT2ごとに対応する文字エリアから文字は消去されて空欄となる。なお、削除ボタンBT32を操作してから消去対象の共通メッセージを選択するという、上記とは逆の操作手順でもよい。
また、終了ボタンBT33は、共通メッセージ登録画面を消去し、共通メッセージ登録を終了させる際にタッチ操作が行われるボタンである。
また、中断ボタンBT34は、POS管理装置100における共通メッセージの登録は維持したうえで、POSレジスタ1における対応の共通メッセージボタンBT41の表示を消去する(中断する)にあたり操作されるボタンである。
例えば、図7における「引継」のタイトルの共通メッセージボタンBT41−1の表示を中断させたい場合、店員は、中断ボタンBT34に対するタッチ操作を行い、「引継」のタイトルの共通メッセージに対応するメッセージ対応ボタンBT1−1に対するタッチ操作を行う。なお、上記の操作手順とは逆に、メッセージ対応ボタンBT1−1に対するタッチ操作を行ったうえで、中断ボタンBT34に対するタッチ操作を行ってもよい。
このような操作が行われたことに応じて、POS管理装置100においては、「引継」のタイトルに対応する共通メッセージの登録が維持されたうえで、POSレジスタ1においては、「引継」のタイトルの共通メッセージに対応する共通メッセージボタンBT41の表示が消去(中断)される。
図7の共通メッセージボタンBT41は、POS管理装置100にて対応の共通メッセージの登録が行われていることに応じて、POSレジスタ1のタッチパネル付表示部14において常駐するように表示される。このため、状況によっては、登録内容は残しておきたいものの、共通メッセージボタンBT41の表示が煩わしくなる場合がある。そこで、共通メッセージボタンBT41の表示の中断は、このような状況において有用である。
また、図6の「連絡用へ」ボタンBT35は、個別メッセージの登録を行う個別メッセージ登録画面への移行を指示する際にタッチ操作が行われるボタンである。個別メッセージ登録画面は、図6の共通メッセージ登録画面と同様の態様を有しており、先の説明と同様にして個別メッセージについても登録することができる。
ただし、個別メッセージについては、共通メッセージのようにPOS管理装置100に登録されたことに応じてすぐさまPOSレジスタ1に一斉送信されるものではなく、以下に説明するように、1つのPOSレジスタ1において個別メッセージの送信を指示する個別メッセージ送信指示操作が行われることに応じて、POS管理装置100から指定の他のPOSレジスタ1に対して送信が行われる。
次に、図9〜図14を参照して、POSレジスタ1に対して行われる個別メッセージ送信指示操作の例と、個別メッセージ送信指示操作に応じて個別メッセージを受信したPOSレジスタ1における表示の態様例とについて説明する。
ここでは、或るPOSレジスタ1において釣銭が不足してきたため、このPOSレジスタ1のオペレータである店員が、例えば接客を行っていない他のPOSレジスタ1のオペレータである店員に釣銭不足を知らせて、釣銭としての貨幣の補充を受けようとする場合を例に説明する。
なお、以降の説明にあたり、釣銭不足を知らせようとする店員については送信指示元の店員と呼び、送信指示元の店員が操作するPOSレジスタ1については送信指示元のPOSレジスタ1とも呼ぶ。また、釣銭不足の知らせを受けることとなる店員については、送信先の店員とも呼び、送信先の店員が操作するPOSレジスタ1については送信先のPOSレジスタ1とも呼ぶ。
この場合、送信指示元の店員は、送信先の店員が操作するPOSレジスタ1に、釣銭不足を知らせる個別メッセージを送信することになる。このために、送信指示元の店員は、送信指示元のPOSレジスタ1のタッチパネル付表示部14に表示されている主画面(この場合は商品登録画面)において図9のように配置されている連絡ボタンBT61に対するタッチ操作を行う。
連絡ボタンBT61に対するタッチ操作に応じて、送信指示元のPOSレジスタ1の主画面上には、同じ図9に示すように、個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1が重畳するように表示される。同図の個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1においては、タイトル選択ボタンBT62−1、BT62−2と、終了ボタンBT63とが配置されている。なお、以降においてタイトル選択ボタンBT62−1、BT62−2について特に区別しない場合にはタイトル選択ボタンBT62と記載する。
また、同図においては、「特売」、「朝礼」、「会員」の各タイトルが設定された3つの共通メッセージごとに応じたメッセージボタンBT41−2、BT41−3、BT41−4が配置された状態が示されている。
この場合のタイトル選択ボタンBT62−1には「釣銭」とのタイトルが表示されている。即ち、タイトル選択ボタンBT62−1は、POS管理装置100に登録されている個別メッセージのうち、「釣銭」のタイトルが設定された個別メッセージを選択する際に操作が行われるボタンである。「釣銭」のタイトルが設定された個別メッセージは、釣銭が不足していることを知らせる内容を有する。
また、この場合のタイトル選択ボタンBT62−2には「応援」とのタイトルが表示されている。即ち、タイトル選択ボタンBT62−2は、POS管理装置100に登録されている個別メッセージのうち、「応援」のタイトルが設定された個別メッセージを選択する際に操作が行われるボタンである。「応援」のタイトルが設定された個別メッセージは、会計を待っている客の数が多くなったため、POSレジスタ1を操作している店員が、他の客のいないPOSレジスタ1のオペレータである店員に会計作業の応援を依頼する旨の内容を有する。
このように、個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1において、「釣銭」のタイトルに対応するタイトル選択ボタンBT62−1と、「応援」のタイトルに対応するタイトル選択ボタンBT62−2とが配置されているということは以下のことを示す。つまり、POS管理装置100においては、個別メッセージとして、「釣銭」のタイトルに対応する個別メッセージと、「応援」のタイトルに対応する個別メッセージとの2つが登録されている状態にあることを示している。
終了ボタンBT63は、今回の個別メッセージ送信指示操作をキャンセルして、個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1の表示を終了させる際にタッチ操作が行われるボタンである。
この場合、送信指示元の店員は、釣銭不足であることを送信先の店員に知らせたいので、タイトル選択ボタンBT62−1、BT62−2のうち、「釣銭」のタイトルが表示されているタイトル選択ボタンBT62−1に対するタッチ操作を行う。
タイトル選択ボタンBT62−1に対するタッチ操作が行われたことに応じて、タッチパネル付表示部14の表示は、図9から図10に遷移する。つまり、タッチパネル付表示部14においては、個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1に代えて、個別メッセージ確認ウィンドウDWD2が主画面に重畳して表示される。
個別メッセージ確認ウィンドウDWD2は、個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1に対する操作によって選択されたタイトルに対応する個別メッセージの内容が表示される。同図では、「釣銭」のタイトルの個別メッセージの内容が「釣銭が足りません!」であることが表示されている。店員は、このように表示された個別メッセージの内容を見ることで、自分が選択したタイトルが「釣銭」で間違いないことを確認できる。
個別メッセージ確認ウィンドウDWD2においては、ブロードキャスト送信ボタンBT71、選択送信ボタンBT72及び「戻る」ボタンBT73が配置されている。
ブロードキャスト送信ボタンBT71は、選択したタイトルの個別メッセージの送信先(表示先)として、POS管理装置100と接続される全ての機器(POSレジスタ1とPOS管理装置100)を指定する場合にタッチ操作が行われるボタンである。
選択送信ボタンBT72は、選択したタイトルの個別メッセージの送信先(表示先)としての機器(POSレジスタ1またはPOS管理装置100)を選択的に指定する場合にタッチ操作が行われるボタンである。
「戻る」ボタンBT73は、例えば選択したタイトルが間違っていたような場合に対応して、前の個別メッセージタイトル選択ウィンドウDWD1に戻す場合にタッチ操作が行われるボタンである。
この場合、店員は、ちょうど接客を行っていない状態にある1人の店員(送信先の店員)に釣銭不足を知らせ、釣銭用の貨幣の補充をしてもらおうと考えている。そこで、この場合の店員は、選択送信ボタンBT72に対するタッチ操作を行う。
選択送信ボタンBT72に対するタッチ操作が行われたことに応じて、タッチパネル付表示部14の表示は、図10から図11に遷移する。つまり、個別メッセージ確認ウィンドウDWD2に代えて、送信先選択ウィンドウDWD3が表示される。
送信先選択ウィンドウDWD3は、個別メッセージの送信先の機器を選択する操作が行われるボタンである。送信先選択ウィンドウDWD3においては、3つの機器選択ボタンBT81−1、BT81−2およびBT81−3と、戻るボタンBT82とが配置されている。
機器選択ボタンBT81−1は、個別メッセージの送信先としてPOS管理装置100を指定する場合にタッチ操作が行われるボタンである。
機器選択ボタンBT81−2は、個別メッセージの送信先として2番の番号が付与されたPOSレジスタ1を指定する場合にタッチ操作が行われるボタンである。また、機器選択ボタンBT81−3は、個別メッセージの送信先として3番の番号が付与されたPOSレジスタ1を指定する場合にタッチ操作が行われるボタンである。つまり、この場合には店舗において1番から3番までの3つのPOSレジスタ1が配置されており、送信指示元のPOSレジスタ1が1番であったことにより、残る2番と3番のPOSレジスタ1のそれぞれに対応する機器選択ボタンBT81−2、BT81−3が配置されているという状況である。
また、「戻る」ボタンBT82は、前の個別メッセージ確認ウィンドウDWD2に戻す場合にタッチ操作が行われるボタンである。例えば、個別メッセージ確認ウィンドウDWD2においてブロードキャスト送信ボタンBT71を操作すべきであったのに、誤って機器選択ボタンBT81−1またはBT81−2を操作してしまったような場合に、「戻る」ボタンBT82が操作される。
この場合の店員は、2番のPOSレジスタ1のオペレータである店員に釣銭不足を知らせようとしていた。そこで、店員は、2番のPOSレジスタ1に対応する機器選択ボタンBT81−2に対するタッチ操作を行う。
機器選択ボタンBT81−2に対する操作が行われると、送信指示元のPOSレジスタ1は、POS管理装置100に対して、個別メッセージ送信命令を送信する。個別メッセージ送信命令は、送信対象の個別メッセージと送信先の機器とを指示する内容を有する。この場合の個別メッセージ送信命令は、「釣銭」のタイトルが設定された個別メッセージを送信対象として指定し、2番のPOSレジスタ1を送信先として指定する内容を有する。
個別メッセージ送信命令を受信したPOS管理装置100は、受信された個別メッセージ送信命令によって指定された個別メッセージを含む個別メッセージ情報を、指定された機器に対して送信する。この場合のPOS管理装置100は、「釣銭」のタイトルが設定された個別メッセージを含む個別メッセージ情報を2番のPOSレジスタ1に送信する。
そして、POS管理装置100による個別メッセージ情報の送信が完了すると、例えばPOS管理装置100から、個別メッセージ送信命令に対する応答として、個別メッセージ情報の送信が正常終了したことの通知が送信される。このような個別メッセージ情報の送信が正常終了の通知の受信に応じて、送信指示元のPOSレジスタ1は、送信先選択ウィンドウDWD3に代えて、図12に示すように、正常終了通知ウィンドウDWD4を主画面上に重畳させて表示する。
店員は、正常終了通知ウィンドウDWD4を見ることによって、個別メッセージ情報の送信が正常終了したことを確認できる。正常終了通知ウィンドウDWD4は、例えばタッチ操作を行うことによって消去することができる。あるいは、タッチ操作が行われることなく一定時間を経過すると消去される。
送信先のPOSレジスタ1においては、上記のようにして個別メッセージ情報を受信したことに応じて、図13に示すように、受信された個別メッセージ情報に対応する個別メッセージボタンBT42−1を新たに表示させる。個別メッセージボタンBT42−1は、共通メッセージボタンBT41と区別できるように、共通メッセージボタンBT41から離れた位置に配置されるようになっている。
また、この場合には、「釣銭」のタイトルの個別メッセージを含む個別メッセージ情報が受信されている。このため、個別メッセージボタンBT42−1には、対応の個別メッセージのタイトルである「釣銭」が表示されている。
送信先のPOSレジスタ1を操作する店員は、同図のように個別メッセージボタンBT42−1が表示されることで、「釣銭」に関する個別メッセージ情報が受信されたことを知ることができる。
なお、以降の説明において、個別メッセージボタンについて、対応のタイトルについて特に区別しない場合には、個別メッセージボタンBT42と記載する。
送信先のPOSレジスタ1を操作する店員は、任意のタイミングで、個別メッセージボタンBT42−1を操作して、「釣銭」に関する個別メッセージの内容を確認することができる。店員が個別メッセージボタンBT42−1を操作すると、図14に示すように、主画面上に重畳するようにしてメッセージウィンドウMWD2が表示される。
メッセージウィンドウMWD2においては、「釣銭が足りません!」のように、釣銭不足であることを知らせる旨のメッセージが表示される。また、メッセージウィンドウMWD2においては、「釣銭 <<送信元レジ番号:000001>>」のように、個別メッセージのタイトルと送信指示元のPOSレジスタ1の番号とを示す表示が行われる。このように表示されたメッセージウィンドウMWD2を見ることで、送信先のPOSレジスタ1を操作する店員は、1番のPOSレジスタ1が釣銭不足の状況にあって、1番のPOSレジスタ1の店員が釣銭用の貨幣の補充を必要としていることを把握できる。そこで、送信先のPOSレジスタ1を操作する店員は、即座に釣銭の補充に対応することができる。
メッセージウィンドウMWD2においては削除ボタンBT70が配置されている。送信先のPOSレジスタ1を操作する店員は、メッセージウィンドウMWD2を消去するにあたっては削除ボタンBT70に対するタッチ操作を行えばよい。削除ボタンBT70に対するタッチ操作が行われると、メッセージウィンドウMWD2が消去される。また、本実施形態における個別メッセージは、必要に応じて一時的な内容を伝達する際に用いられるのとして位置付けられている。このために、本実施形態においては、メッセージウィンドウMWD2が消去されることに応じて、対応の個別メッセージボタンBT42−1も消去される。このようにメッセージウィンドウMWD2および個別メッセージボタンBT42−1が消去されることに応じて、送信先のPOSレジスタ1にて記憶されていた対応の個別メッセージ情報も削除されてよい。ただし、送信元のPOS管理装置100における個別メッセージの登録は削除されずに記憶が維持される。
ここで、本実施形態においては、共通メッセージと個別メッセージのいずれに関しても、POSレジスタ1にて受信された際には、先ず、受信された旨を通知するメッセージボタン(共通メッセージボタンBT41、個別メッセージボタンBT42)を表示している。そのうえで、メッセージボタンは、任意のタイミングで店員が操作可能とされており、メッセージボタンに対して操作が行われることで、対応のメッセージ(共通メッセージまたは個別メッセージ)が表示されるようになっている。
つまり、本実施形態においてはPOS管理装置100からメッセージが受信されたとしても、受信されたメッセージを即座に表示するのではなく、表示のタイミングについては、店員に委ねている。これにより、例えば、店員が接客中で商品登録を行っている最中にタッチパネル付表示部14の商品登録画面上にメッセージウィンドウが表示されて商品登録作業の邪魔になるようなことがない。しかしながら、メッセージボタンは表示されているので、店員は、メッセージの受信があったことについては確実に知ることができる。そして、店員は、例えば会計などの接客業務を行わなくともよくなったようなタイミングで、メッセージボタンに対するタッチ操作を行ってメッセージを表示させ、メッセージの内容を確認することができる。これにより、本実施形態においては、POSレジスタ1を操作するオペレータとしての店員の業務を妨げないようにしてメッセージを通知することができる。
図15のフローチャートを参照して、共通メッセージの登録に応じてPOS管理装置100とPOSレジスタ1とが実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:POS管理装置100は、先の図6により説明した操作に応じて1つの共通メッセージの登録が完了することを待機している。なお、ここでの共通メッセージの登録は、新規登録だけではなく、既に登録されていた共通メッセージを編集することにより内容を更新した場合も含まれてよい。
ステップS102:ステップS101により1つの共通メッセージについての登録の完了したことが判定されると、POS管理装置100は、今回登録された共通メッセージについての共通メッセージ情報を、店舗においてPOS管理装置100と通信可能に接続される全てのPOSレジスタ1に送信する。
共通メッセージ情報は、メッセージの種別が共通メッセージであることを示すメッセージ種別情報と、共通メッセージに設定されたタイトルを示すタイトルデータ(例えば、テキストデータ)と、文字入力操作によって登録された共通メッセージの内容を示すメッセージデータ(例えば、テキストデータ)とを含む。
なお、例えばPOS管理装置100と通信可能に接続されていても、何らかの理由により共通メッセージを送信する必要性のないPOSレジスタ1が有るような場合がある。このような場合に対応して、例えばPOS管理装置100への事前の登録によって、共通メッセージの送信対象から除外するPOSレジスタ1を指定する操作が行えるようにしてもよい。
ステップS201:一方、POSレジスタ1は、POS管理装置100から送信される共通メッセージ情報が受信されるのを待機している。
ステップS202:共通メッセージ情報が受信されると、POSレジスタ1は、受信された共通メッセージ情報を、RAM13(記憶部12でもよい)に記憶させる。
ステップS203:また、POSレジスタ1は、図7に例示したように、受信された共通メッセージ情報に含まれる共通メッセージに対応する共通メッセージボタンBT41を、主画面上に重畳させるように表示する。
この際、共通メッセージボタンBT41は、共通メッセージボタンに割り当てられた画面上の所定の領域に配置される。また、共通メッセージボタンBT41には、対応の共通メッセージのタイトルが表示される。タイトルの表示は、受信された共通メッセージ情報に含まれるタイトルデータに基づいて行われる。また、ステップS203により表示される共通メッセージボタンBT41は、共通メッセージ情報の表示に応じて初めて表示されるものであることから、POSレジスタ1は、未読であることを示す特定の色により共通メッセージボタンBT41を表示する。
次に、図16のフローチャートを参照して、個別メッセージの送受信に関してPOS管理装置100と、送信指示元のPOSレジスタ1と、送信先のPOSレジスタ1とが実行する処理手順例について説明する。
ステップS301:送信指示元のPOSレジスタ1は、図9〜図11にて説明した個別メッセージ送信指示操作が行われることを待機している。
ステップS302:個別メッセージ送信指示操作が行われると、送信指示元のPOSレジスタ1は、個別メッセージ送信命令をPOS管理装置100に対して送信する。個別メッセージ送信命令には、個別メッセージ送信指示操作により選択された個別メッセージのタイトルを指定するタイトル指定情報と、個別メッセージ送信指示操作により指定された個別メッセージの送信先の機器を示す送信先機器情報とが含まれる。
ステップS401:POS管理装置100は、個別メッセージ送信命令が受信されるのを待機している。
ステップS402:個別メッセージ送信命令が受信されると、POS管理装置100は、受信された個別メッセージ送信命令に含まれるタイトル指定情報が示すタイトルの個別メッセージを記憶部103から取得する。POS管理装置100は、取得した個別メッセージを含む個別メッセージ情報を、受信された個別メッセージ送信命令の送信先機器情報が示す送信先の機器に送信する。
個別メッセージ情報には、メッセージの種別が個別メッセージであることを示すメッセージ種別情報と、個別メッセージに設定されたタイトルを示すタイトルデータ(例えば、テキストデータ)と、文字入力操作によって登録された個別メッセージの内容を示すメッセージデータ(例えば、テキストデータ)とを含む。
また、前述のように、個別メッセージの送信先は、全てのPOSレジスタ1(POS管理装置100も含まれてよい)である場合と、POS管理装置100のみの場合と、選択されたPOSレジスタ1のみの場合とがある。
なお、個別メッセージ送信命令に含まれる送信先機器情報が示す送信先機器にPOS管理装置100が含まれている場合、POS管理装置100は、以下の処理を実行する。つまり、受信された個別メッセージ送信命令に含まれるタイトル指定情報が示すタイトルの個別メッセージに対応する個別メッセージボタンBT42を、自己の表示部105に表示させる。
なお、同図には反映させていないが、ステップS402による個別メッセージ情報の送信を完了させると、POS管理装置100は、前述のように送信指示元のPOSレジスタ1に個別メッセージ情報の送信が正常終了したことを通知する。送信指示元のPOSレジスタ1は、通知の受信に応じて、図12に示したように正常終了通知ウィンドウDWD4を表示する。
同図においては、送信先の機器がPOSレジスタ1である場合の処理を例に挙げている。
ステップS501:送信先のPOSレジスタ1は、個別メッセージ情報が受信されるのを待機している。
ステップS502:送信先のPOSレジスタ1は、個別メッセージ情報が受信されると、受信された個別メッセージ情報をRAM13に記憶させる。
ステップS503:また、送信先のPOSレジスタ1は、個別メッセージ情報の受信に応じて、図13に例示したように、受信された個別メッセージ情報に含まれる個別メッセージに対応する個別メッセージボタンBT42を表示する。
この際、個別メッセージボタンBT42は、画面において個別メッセージボタンに割り当てられた所定の領域に配置される。また、個別メッセージボタンBT42には、対応の個別メッセージのタイトルが表示される。タイトルの表示は、受信された個別メッセージ情報に含まれるタイトルデータに基づいて行われる。また、個別メッセージボタンBT42についても未読であることを示す特定の色により表示が行われる。
図17のフローチャートを参照して、本実施形態におけるPOSレジスタ1がメッセージ(共通メッセージ、個別メッセージ)の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。なお、同図に示す処理は、メッセージボタン(共通メッセージボタンBT41、個別メッセージボタンBT42)を表示した状態のPOS管理装置100においても同様に行われる。
ステップS601:POSレジスタ1は、タッチパネル付表示部14に表示される共通メッセージボタンBT41に対するタッチ操作が行われたか否かについて判定する。
ステップS602:ステップS601にて共通メッセージボタンBT41に対するタッチ操作の行われたことが判定されると、POSレジスタ1は、タッチ操作が行われた共通メッセージボタンBT41に対応する共通メッセージの共通メッセージウィンドウMWD1を、図8に例示した態様で表示する。
ステップS603:また、POSレジスタ1は、ステップS601にてタッチ操作が行われた共通メッセージボタンBT41がこれまで未読を示す色であった場合には、既読状態に変更する。具体的には、共通メッセージボタンBT41について既読状態に対応して設定された色に変更する。なお、共通メッセージボタンBT41が既に既読を示す色であった場合には、ステップS603の処理はスキップされてよい。
ステップS604:POSレジスタ1は、共通メッセージウィンドウMWD1が表示された状態のもとで、共通メッセージウィンドウMWD1における「閉じる」ボタンBT50が操作されるのを待機する。
ステップS605:「閉じる」ボタンBT50が操作されると、POSレジスタ1は、共通メッセージウィンドウMWD1を消去する。ステップS605の処理の後は、ステップS601に処理が戻される。
ステップS606:表示中の共通メッセージボタンBT41に対する操作が行われなかった場合、あるいは、共通メッセージボタンBT41が表示されておらず操作が不可の場合、POSレジスタ1は、以下の処理を実行する。つまり、POSレジスタ1は、タッチパネル付表示部14に表示される個別メッセージボタンBT42に対するタッチ操作が行われたか否かについて判定する。
表示中の個別メッセージボタンBT42に対する操作が行われなかった場合、あるいは、個別メッセージボタンBT42が表示されておらず操作が不可の場合には、ステップS601に処理が戻される。
ステップS607:ステップS601にて個別メッセージボタンBT42に対するタッチ操作の行われたことが判定されると、POSレジスタ1は、タッチ操作が行われた個別メッセージボタンBT42に対応する個別メッセージの個別メッセージウィンドウMWD2を、図14に例示した態様で表示する。
ステップS608:POSレジスタ1は、個別メッセージウィンドウMWD2が表示された状態のもとで、個別メッセージウィンドウMWD2における削除ボタンBT70が操作されるのを待機する。
ステップS609:削除ボタンBT70が操作されると、POSレジスタ1は、ステップS607により表示させた個別メッセージウィンドウMWD2を消去する。
ステップS610:また、POSレジスタ1は、個別メッセージウィンドウMWD2の消去とともに、対応の個別メッセージボタンBT42も消去する。
ステップS611:また、POSレジスタ1は、個別メッセージウィンドウMWD2および個別メッセージボタンBT42の消去とともに、RAM13に記憶していた対応の個別メッセージ情報を削除する。ステップS611の処理の後は、ステップS601に処理が戻される。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態において、POSレジスタ1は、メッセージ情報(共通メッセージ情報、個別メッセージ情報)が受信されたことに応じて、まず、対応のメッセージボタン(共通メッセージボタンBT41、個別メッセージボタンBT42)を表示するようにされていた。
しかしながら、例えば、POSレジスタ1のオペレータである店員が接客を行っていないような状況のもとでは、メッセージ情報が受信されたタイミングで即座にメッセージウィンドウ(共通メッセージウィンドウMWD1、個別メッセージウィンドウMWD2)を表示させても、店員の業務効率が妨げられることは少ないといえる。
そこで、本実施形態においては、POSレジスタ1がメッセージ表示が許可される所定の動作状態(メッセージ表示許可動作状態)のもとでは、店員によるメッセージボタンに対する操作がなくとも、受信されているメッセージのメッセージウィンドウを表示させるようにする。この際において、常駐の状態となる共通メッセージについては、未読のものについてメッセージウィンドウを表示させ、既読のものについてはメッセージウィンドウの表示を行わないようにする。これにより、POSレジスタ1がメッセージ表示許可動作状態となるごとに、既に店員により確認済みの共通メッセージが繰り返し表示されてしまうことが防がれる。
本実施形態において、メッセージ表示許可動作状態は、具体的には、POSレジスタ1が待機状態にある待機モードの状態と、会計処理以外の処理を行っている状態である。
会計処理とは、1取引に対応する商品登録処理から精算処理までの一連の処理である。会計処理以外の処理とは、例えば、メンテナンスモードのもとでのメンテナンスに関する処理や、トレーニングモードのもとでのトレーニングとしての会計処理などである。
一方、メッセージの自動的な表示が禁止されるメッセージ表示禁止動作状態は、トレーニングモードではない通常モードでの会計処理である。会計処理が実行中であるということは、店員が接客しながらPOSレジスタ1を操作している状況にある。このような状況においてメッセージウィンドウを自動で表示させると店員にとっては煩わしく、作業効率も低下する。そこで、会計処理中においては、メッセージウィンドウを自動で表示させずに、手動(メッセージボタンに対する操作)によるメッセージウィンドウの表示のみが可能なようにする。
ここで、本実施形態においてメッセージ表示許可動作状態となるまでに複数のメッセージが受信されている場合には、メッセージ表示許可動作状態となったことに応じて、表示させるべきメッセージが複数となる場合がある。
そこで、本実施形態においては、メッセージ表示許可動作状態となったことに応じてメッセージを表示するにあたり、表示させるべきメッセージが複数である場合には、複数のメッセージをページ構造化したメッセージウィンドウを表示させる。
図18は、複数のメッセージをページ構造化したメッセージウィンドウMWD11の表示態様例を示している。同図のメッセージウィンドウMWD11は、初期表示状態に対応し、全部で3ページのうちの第1ページが表示されている。同図のメッセージウィンドウMWD11が全部で3ページであって、第1ページが表示されていることは、メッセージウィンドウMWD11の右上におけるページ情報PGによって示されている。
メッセージウィンドウMWD11においては「閉じる」ボタンBT81が配置されている。「閉じる」ボタンBT81に対するタッチ操作が行われた場合、メッセージウィンドウMWD11が閉じられる(即ち、表示が消去される)。
また、メッセージウィンドウMWD11においては「次へ」ボタンBT82が配置されている。「次へ」ボタンBT82に対してタッチ操作を行うことによっては、メッセージウィンドウMWD11が次のページのメッセージの表示に切り替わる。
図19は、図18の状態のもとで「次へ」ボタンBT82に対するタッチ操作が行われたことに応じて表示される、メッセージウィンドウMWD11の態様例を示している。同図のメッセージウィンドウMWD11においては、ページ情報PGにより、全部で3つのメッセージのうち第2ページのメッセージが表示されていることが示されている。
また、同図のメッセージウィンドウMWD11においては、現ページよりも前のページが存在することとなったため、「次へ」ボタンBT82に加えて、「前へ」ボタンBT83がさらに配置された状態となっている。「前へ」ボタンBT83に対するタッチ操作を行うと、メッセージウィンドウMWD11は、1つ前のページのメッセージの表示に切り替わる。
このようにして、ページ構造によるメッセージウィンドウMWD11では、「次へ」ボタンBT82と「前へ」ボタンBT83とを操作することで、1ページごとに表示を切り替えて、複数のメッセージの内容を確認することができる。
また、図18のメッセージウィンドウMWD11における第1ページのメッセージは、店員に業務的な伝達すべき内容を有する店員向けのメッセージである。一方、図19のメッセージウィンドウMWD11における第2ページのメッセージは、店員から特定の客に伝達すべき内容を有する客向けのメッセージである。
本実施形態においては、店員向けのメッセージを表示する場合と、客向けのメッセージを表示する場合とで、例えばメッセージウィンドウMWD11における表示の態様を変化させるようにしている。
表示の態様の変化としては、例えば店員向けのメッセージを表示する場合と客向けのメッセージを表示する場合とで、メッセージウィンドウMWD11における所定の部位の色を異ならせることができる。また、文字の表示によりメッセージが店員向けと客向けのいずれであるのかを示すようにしてもよい。このように表示の態様を異ならせることで、POSレジスタ1のオペレータである店員は、表示されたメッセージが、店員向けと客向けのいずれであるのかを視覚的に把握することができる。
このように店員向けのメッセージと客向けのメッセージとでメッセージウィンドウMWD11の態様を異ならせるにあたっては、例えば、POS管理装置100でのメッセージ(共通メッセージ、個別メッセージ)の登録にあたり、店員向けメッセージと客向けのメッセージとのいずれであるのかについても設定できるようにすればよい。
図20のフローチャートを参照して、メッセージウィンドウMWD11の表示に関連してPOSレジスタ1が実行する処理手順例について説明する。なお、同図に示す処理は、メッセージを受信したPOS管理装置100においても同様に行われる。
ステップS701:POSレジスタ1は、一定時間ごとに、現在の自己の状態について、待機モードであるか、あるいは待機モードでなければ会計処理以外の処理を実行している状態か否かについて判定する。
待機モードでなく、また、会計処理以外の処理を実行していない場合、即ち、会計処理中である場合には、同図に示される処理が一旦終了され、一定時間後にステップS701が再度実行される。
ステップS702:ステップS701により待機モードである、あるいは会計処理以外の処理を実行中であると判定された場合、POSレジスタ1は、RAM13に記憶されているメッセージ情報のうちから、未読の共通メッセージに対応の共通メッセージ情報と、個別メッセージ情報とを取得する。個別メッセージ情報については、前述のように、一度表示が行われて既読となることに応じて削除されることから、RAM13に記憶されている個別メッセージ情報は、未読状態である。
なお、未読の共通メッセージに対応の共通メッセージ情報がRAM13に記憶されていなければ、未読の共通メッセージに対応の共通メッセージ情報についてはステップS702にて取得されなくともよい。同様に、個別メッセージがRAM13に記憶されていなければ、個別メッセージ情報についてはステップS702にて取得されなくともよい。
ステップS703:POSレジスタ1は、ステップS702により取得したメッセージ情報を利用して、例えば図18に例示した態様により、ページ構造によるメッセージウィンドウMWD11をタッチパネル付表示部14の主画面上に重畳させるように表示する。
ステップS704:また、POSレジスタ1は、メッセージウィンドウMWD11に共通メッセージのページが含まれている場合、メッセージウィンドウMWD11に含まれる共通メッセージに対応する共通メッセージボタンBT41を未読状態を示す色から既読状態を示す色に変更する。
また、同図の処理によれば、待機モードまたは会計処理以外の処理を実行中の状態においてメッセージ情報が受信された場合には、そのまま今回受信されたメッセージ情報をステップS702により取得し、ステップS703により表示することが行われる。つまり、この場合のPOSレジスタ1は、メッセージ情報を受信したタイミングで、受信されたメッセージ情報に対応するメッセージウィンドウMWD11を即座に表示する。
また、会計処理中においては、第1実施形態と同様に、店員がメッセージボタンに対するタッチ操作を行うことで、操作されたメッセージボタンに対応する1つのメッセージのメッセージウィンドウ(MWD1、MWD2)を表示させることができる。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。図21は、本実施形態における共通メッセージ登録画面の一例を示している。なお、同図において図6と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
同図の共通メッセージ登録画面においては、5つのメッセージ対応ボタンBT1−1、BT1−2、BT1−3、BT1−4、BT1−5ごとに対応して、優先度設定ボックスBX−1、BX−2、BX−3、BX−4、BX−5が配置される。なお、以降において、優先度設定ボックスBX−1〜BX−5について特に区別しない場合には、優先度設定ボックスBXと記載する。
優先度設定ボックスBXは、対応の共通メッセージについて、登録可能な最大5つの共通メッセージにおける優先度(優先順位)を設定する操作が行われるボックスである。同図の優先度設定ボックスBXは、プルダウンメニューから「1」〜「5」のうちのいずれかの数を選択する操作を行うことで優先度を設定できるようになっている。
なお、プルダウンメニューによる優先度設定ボックスBXにおける優先度の設定操作は一例であり、例えば、「1」〜「5」のうちのいずれかの数としての文字を入力する操作によって優先度を設定するようにされていてもよい。
図示は省略するが、個別メッセージ登録画面においても同図と同様に優先度設定ボックスBXが配置されている。これにより、個別メッセージについても、上記と同様の操作により優先度を設定することができる。
本実施形態においては、第2実施形態と同様に、待機モードあるいは会計処理以外の処理が実行されている場合には、未だ表示されていないメッセージを含むメッセージウィンドウMWD11が表示される。
ただし、本実施形態においてメッセージウィンドウMWD11に含まれるメッセージは、設定された優先度が一定以上のものであり、優先度が一定未満のメッセージについては、未だ表示されていないものであってもメッセージウィンドウMWD11には含まれない。
例えば、待機モードあるいは会計処理以外の処理が実行されていることに応じて自動で表示されるメッセージウィンドウMWD11において、未だ表示されていない全てのメッセージが含まれるようにした場合において、未だ表示されていないメッセージの数が多いと、メッセージウィンドウMWD11のページ数も多くなってしまう。この場合、店員が各ページのメッセージを確認するためには或る程度の時間を要することになる。このような状況のもとで、例えば店員が余裕のあるときに確認すればよい程度に重要度が低いメッセージまでメッセージウィンドウMWD11のページに含められてしまうことは、店員の業務効率を低下させることになる。
そこで、本実施形態では、優先度が一定以上のメッセージに限定してメッセージウィンドウMWD11のページに含めるようにされる。これにより、店員は、メッセージウィンドウMWD11により重要度が一定以上メッセージのみを確認すればよくなるため、業務の大きな妨げになることがない。また、店員は、重要度が一定未満のメッセージについては、第1実施形態の場合と同様に、表示させたいメッセージに対応するメッセージボタンに対するタッチ操作を行えばよい。つまり、本実施形態においては、メッセージ情報に設定された優先度に応じて、対応のメッセージを表示させる条件が変更される。
図22のフローチャートを参照して、本実施形態におけるPOSレジスタ1がメッセージウィンドウMWD11の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。同図において、図20と同様の処理となるステップについては、図20と同一符号を付してここでの説明を省略する。
ステップS702A:ステップS701により待機モードである、あるいは会計処理以外の処理を実行中であると判定された場合、POSレジスタ1は、メッセージウィンドウMWD1に含めるべきメッセージに対応するメッセージ情報を以下のように取得する。
本実施形態において、POS管理装置100から送信される共通メッセージ情報と個別メッセージ情報には、設定された優先度を示す優先度情報がさらに含まれている。そこで、POSレジスタ1は、RAM13に記憶されている未読の共通メッセージ情報と個別メッセージ情報とのうちから、設定された優先度が一定以上のものを取得する。つまり、図20のステップS701においては、RAM13に記憶されている未読の共通メッセージ情報と個別メッセージ情報を全て取得していたのに対して、ステップS702Aでは、RAM13に記憶されている未読の共通メッセージ情報と個別メッセージ情報からさらに優先度が一定以上のものを絞り込み、取得する。具体的に、例えば優先度が「2」以上のメッセージを取得するものとされている場合、ステップS702Aによっては、優先度が「1」または「2」の未読の共通メッセージ情報と、同じく優先度が「1」または「2」の個別メッセージ情報とが取得される。
そして、POSレジスタ1は、ステップS703により、ステップS702Aにより取得されたメッセージ情報ごとに対応するページを含むメッセージウィンドウMWD11を表示する。これにより、表示されたメッセージウィンドウMWD11には、優先度が一定以上のメッセージのページのみを含むものとなる。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
第3実施形態においては、優先度が一定以上のメッセージのページによるメッセージウィンドウMWD11が表示される。この場合のページ構造におけるページ順は、優先度の高いほうから低くなる順に、ページ1から降順となるようにされればよい。
また、ページごとに、優先度に応じてメッセージの文字色やページのシートの背景色(背景の柄でもよい)を異ならせることで、店員が優先度を識別しやすくするようにしてもよい。また、ページごとに例えば人の顔を模したアイコンを配置し、優先度に応じてアイコンの表情について焦っている様や余裕のある様を描写するようにしてもよい。
[第2変形例]
また、第3実施形態の変形例として、優先度を3ランクに区分し、最もランクの高い優先度のメッセージについては、POSレジスタ1にて受信されたことに応じて、POSレジスタ1の状態にかかわらず即座に表示されるようにしてもよい。そして、2番目にランクの高い優先度のメッセージについて、待機モードまたは会計処理以外の処理が実行されている場合において自動でメッセージウィンドウMWD11に含められるようにして表示させてもよい。
[第3変形例]
また、先の実施形態のもとでは、例えば共通メッセージは、登録(更新)がPOS管理装置100にて完了したことに応じて送信が行われ、POSレジスタ1にて対応の共通メッセージボタンBT41が表示されるようにしていた。
しかしながら、例えばPOS管理装置100は、登録途中の共通メッセージに関するメッセージ情報(暫定メッセージ情報)をPOSレジスタ1に送信してもよい。この場合、暫定メッセージ情報の送信を受けたPOSレジスタ1は、例えば登録途中の共通メッセージであることを示すメッセージボタンを表示することで、登録途中の共通メッセージがあることを通知してよい。
登録途中の共通メッセージのメッセージボタンを操作した場合には、例えば、受信された暫定メッセージ情報に基づき、タイトル、概要、最初の措定文字数などのメッセージの部分的情報をメッセージウィンドウMWD1に表示させてよい。
そのうえで、登録途中であった共通メッセージの登録が完了し、POS管理装置100から完全な共通メッセージ情報が送信されたことに応じて、POSレジスタ1は、登録途中の共通メッセージについてのメッセージボタンを消去し、正規に共通メッセージボタンBT41を表示させるようにしてよい。
[第4変形例]
また、先の実施形態においては、共通メッセージについてのメッセージウィンドウMWD1は、同じメッセージウィンドウMWD1に配置される「閉じる」ボタンBT50に対する操作に応じて消去される。同様に、個別メッセージについてのメッセージウィンドウMWD2は、同じメッセージウィンドウMWD1に配置される「削除」ボタンBT70に対する操作に応じて消去される。
しかしながら、例えばメッセージウィンドウMWD1、MWD2は、店員が商品を登録する操作(例えば、商品に付与されたバーコードをスキャンする操作、あるいは商品のコードを入力する操作など)が再開されたことに応じて消去されるようにしてもよい。これにより、店員はメッセージウィンドウの表示を消去するためのボタンに対する操作を行わなくとも、メッセージウィンドウを消去させて商品の登録操作を再開できる。
[第5変形例]
また、メッセージ(メッセージ共通メッセージ、個別メッセージ)をPOS管理装置100にて登録するにあたり、POSレジスタ1にて対応のメッセージボタンあるいはメッセージウィンドウが表示される主画面内の位置についても指定できるようにしてよい。
[第6変形例]
また、上記各実施形態においては、共通メッセージについては、表示が行われた後においても既読状態を示すようにされたうえで共通メッセージボタンBT41の表示が維持されている。つまり、再度の表示が可能なようにされている。一方、個別メッセージについては、一度表示されると、対応の個別メッセージボタンBT42が消去され、再度の表示は行えないようにされていた。
しかしながら、個別メッセージについても、共通メッセージと同様に、表示が行われた後においても既読状態を示すようにされたうえで個別メッセージボタンBT42の表示を維持させ、再度の表示が可能なようにしてもよい。
[第7変形例]
また、これまでの説明では、POS管理装置100に対して操作を行うことでメッセージの登録が行われるようにされている。しかしながら、例えばPOSレジスタ1からのPOS管理装置100に対するリモート操作によって、POS管理装置100にてメッセージの登録処理が実行されるように構成されてもよい。
[第8変形例]
また、上記各実施形態のもとで、以下のようにメッセージ情報の送信について制限を与えるようにしてもよい。
例えば、POS管理装置100においてメッセージの登録途中である場合には、登録途中のメッセージと登録済みのメッセージとのいずれについてもメッセージ情報の送信が禁止されるようにしてよい。
また、例えば上記第7変形例のようにPOSレジスタ1に対する操作によってメッセージの登録が可能である場合、POSレジスタ1にてメッセージ登録の操作が行われていることに応じてメッセージが登録途中の状態においては、登録途中のメッセージについてのメッセージ情報の送信が禁止されるようにしてよい。
また、障害の発生やメンテナンスなどの理由で、POSレジスタ1がPOS管理装置100と通信不可の状態(オフライン状態)となる場合がある。そこで、例えばメッセージの登録に応じてPOS管理装置100がメッセージ情報を送信するにあたり、通信可能な状態(オンライン状態)のPOSレジスタ1にはメッセージ情報を送信するが、オフライン状態のPOSレジスタ1にはメッセージの送信を禁止するようにしてよい。
また、メッセージの登録にあたって、メッセージの閲覧が可能な店員の種別を設定できるようにしてもよい。この場合、メッセージ情報には、メッセージの閲覧が可能な店員の種別を示す店員情報が含まれる。POSレジスタ1においては、例えば受信されたメッセージごとに対応するメッセージボタンを表示する。そのうえで、POSレジスタ1は、メッセージボタンに対する操作が行われたことに応じて、POSレジスタ1の操作者(オペレータ)として登録されている店員の種別が、メッセージ情報に含まれている店員情報が示す店員の種別に含まれているか否かについて判定する。つまり、オペレータとしての店員がメッセージを閲覧可能か否かについて判定する。POSレジスタ1は、閲覧可能である場合にはメッセージウィンドウを表示するが、閲覧不可である場合にはメッセージウィンドウを表示せずに、例えばエラーメッセージを表示する。
あるいは、POSレジスタ1は、メッセージ情報の受信に際して、受信されたメッセージ情報のメッセージをオペレータとしての店員が閲覧可能か否か判定し、閲覧可能であればメッセージボタンを表示するが、閲覧不可であればメッセージボタンを表示させないようにしてもよい。
また、メッセージの登録にあたっても、例えば登録可能なメッセージのタイトル等について、店員の種別によっては制限が与えられるようにしてもよい。この場合、POS管理装置100は、当該POS管理装置100のオペレータとして登録された店員の種別により、登録可能なメッセージのタイトルと登録不可のタイトルのメッセージとを判定する。POS管理装置100は、登録可能と判定したタイトルのメッセージの登録の操作のみを受け付けるようにする。
[第9変形例]
また、図6の説明では、1つのメッセージ対応ボタンBT1に対応する7つの単位メッセージボタンBT2は、それぞれ、メッセージウィンドウにおいて表示される1つのメッセージにおける1つの行に対応していた。
しかしながら、例えば1つのメッセージ対応ボタンBT1をメッセージのカテゴリに対応させたうえで、単位メッセージボタンBT2ごとに、対応のカテゴリに属する1つのメッセージを対応させてもよい。
この場合、例えばPOSレジスタ1にて表示されるメッセージボタンは、或る1つのカテゴリに対応する。そのうえで、1つのカテゴリには複数のメッセージが登録されている可能性がある。そこで、この場合には、メッセージボタンに対するタッチ操作が行われたことに応じて、操作されたメッセージボタンに対応するカテゴリに属する複数のメッセージを、ページ構造のメッセージウィンドウにより表示させてもよい。このような態様により、ページ構造のメッセージウィンドウは、第1実施形態にも適用できる。
[第10変形例]
また、メッセージウィンドウが表示される位置は、主画面のほぼ中央である必要はなく、適宜変更されてよい。また、メッセージウィンドウのサイズも変更可能であり、例えばタッチパネル付表示部14における全表示領域を使用して表示されてもよい。
[第11変形例]
また、本実施形態におけるメッセージボタンやメッセージウィンドウの表示は、店員が商品の登録を行う登録装置と客が精算を行う精算装置とが分離された構成のPOSシステムにも適用できる。
このようなPOSシステムの場合には、例えば店員が操作を行う登録装置にPOS管理装置100からメッセージ情報が送信されるようにして、登録装置においてメッセージボタンやメッセージウィンドウの表示が行われるようにすることができる。
さらに、このようなPOSシステムにおいては、精算装置にもPOS管理装置100から店員向けあるいは客向けのメッセージ情報が送信されるようにして、精算装置にてメッセージボタンやメッセージウィンドウの表示が行われるようにすることができる。精算装置にて表示されたメッセージボタンについては、例えば客向けのメッセージである場合には、例えばメッセージボタンの操作を客に促す案内を表示させるなどして、客がメッセージを表示させる操作を行えるようにしてもよい。
また、精算装置に客向けのメッセージを表示させるにあたり、精算装置に表示させる案内やメッセージの言語を、例えば店員の登録装置に対する操作によって変更できるようにしてもよい。これにより、例えば客が外国人であるために自国民の店員とコミュニケーションが取りにくいような場合であっても、客が円滑に精算することが可能になる。
また、例えば精算装置において、外国語とともに自国語も併記する態様で表示されるようにしてもよい。この場合には、客が外国人である場合を想定しているので、例えば外国語の行の下に自国語の行が表示されるようにすると、客が外国語(客にとっては自国語)を読みやすい。また、この際に、登録装置側でも、精算装置と同様に外国語と自国語が併記されるような表示が行われてもよい。この際、登録装置側では自国民が店員として操作を行っていることを想定しているので、店員が見やすいことを配慮し、精算装置とは逆に、自国語の行の下に外国語の行が表示されるようにしてもよい。
また、精算装置にて案内やメッセージを外国語で出力するにあたっては、音声により出力するようにしてもよい。この際、外国語の表示は行わずに音声のみによって案内やメッセージを出力してもよいし、外国語の表示と音声の出力とを併用してもよい。また、音声による出力の際にも、例えば自国語の音声に続けて外国語の音声を出力させたり、逆に外国語の音声の出力に続けて自国語の音声を出力させるようにしてもよい。
また、このようにメッセージに関して言語を変更する構成は、商品登録から精算までが1台で行われる本実施形態のPOSレジスタ1にも適用できる。この構成は、店員が外国人で日本語を読んで理解することが難しいような場合に有効となる。
[第12変形例]
また、メッセージボタンに対する操作に係わらずメッセージをメッセージウィンドウに表示できるようにする態様として、先の第2実施形態のメッセージ表示許可動作状態であることを条件とする他に、以下のような条件(表示条件)をメッセージに設定できるようにしてもよい。このような本変形例におけるメッセージへの表示条件の設定は、例えばメッセージの登録に際して操作によって行うことができる。
例えば、メッセージを表示可能な時間を設定できるようにしてもよい。設定される時間としては、特定の時刻、時間帯などであってもよいし、例えばメッセージ情報の送信からの経過時間であってもよい。また、オペレータとしての店員のログインがPOSレジスタ1に対して行われてからの経過時間であってもよい。ログインから所定の経過時間を経過して表示されるメッセージに適する内容として、1つには、店員に休憩を促す内容のものを挙げることができる。
また、例えば特別割引の対象の会員であるといったように、客が所定の条件を満たすことを表示条件として設定することもできる。この場合には、例えば会員カードをPOSレジスタ1に読み取らせた結果、所定の条件を満たす客であることが判定されると、該当のメッセージをメッセージウィンドウに表示させればよい。
<実施形態の総括>
以上説明したように、本実施形態の一態様は、メッセージ情報を受信する受信手段と、受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示(例えば、メッセージボタンの表示)を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段とを備えるPOSレジスタ1(商品販売データ処理装置の一例)である。
上記構成によれば、POSレジスタ1においてメッセージ情報が受信されても、メッセージがすぐに表示されることなく、まず、メッセージ情報が受信されたことを示す旨を示す表示が行われる。これにより、例えば会計処理などの途中でメッセージが表示されることがなくなり、店員はこれまでにPOSレジスタ1に対して行っていた操作を中断させることもなくなる。この結果、店員の業務を妨げることがないようにして通知を表示させることが可能になる。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSレジスタ1であって、表示手段は、タッチパネルにて行われた受信通知表示に対応する領域に操作体を触れる操作が行われることに応じて、受信されたメッセージ情報を表示する。
上記構成によれば、例えばメッセージ情報が受信されたことを示すメッセージボタンに対するタッチ操作を行うという、簡易で分かりやすい操作によって、メッセージ情報を表示させることができる。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSレジスタ1であって、表示手段は、待機状態の場合に受信されたメッセージ情報を表示する。
上記構成によれば、POSレジスタ1が待機状態とされて店員も特に会計に関する業務を行っていないような状況のもとでは、受信されたメッセージ情報を自動で表示させることができ、店員がメッセージ情報を表示させる操作を行う手間を省くことができる。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSレジスタ1であって、表示手段は、所定の処理以外の処理を行っている場合に受信されたメッセージ情報を表示する。
上記構成によれば、POSレジスタ1が会計処理以外の処理を実行しており、店員も特に会計に関する業務を行っていないような状況のもとでは、受信されたメッセージ情報を自動で表示させることができ、店員がメッセージ情報を表示させる操作を行う手間を省くことができる。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSレジスタ1であって、表示手段は、受信されたメッセージ情報に設定された優先度に基づき、受信されたメッセージ情報が表示される条件を変更する。
上記構成によれば、条件設定により、優先度が高いメッセージ情報については表示が行われやすくすることができる。これにより、店員に対して重要なメッセージを優先して確認してもらうようにすることができる。
また、本実施形態の一態様は、POSレジスタ1としてのコンピュータを、メッセージ情報を受信する受信手段、受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段として機能させるためのプログラムである。
なお、上述のPOSレジスタ1、POS管理装置100としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のPOSレジスタ1、POS管理装置100としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 POSレジスタ、11 CPU、12 記憶部、13 RAM、14 タッチパネル付表示部、14a タッチパネル、15 キー操作部、16 顧客用表示部、17 自動釣銭機、17a 釣銭排出口、17b 預金投入口、18 スキャナ部、19 印字部、20 通信部、30 ドロア、100 POS管理装置、101 CPU、102 通信部、103 記憶部、104 RAM、105 表示部、106 操作部

Claims (6)

  1. メッセージ情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段と
    を備える商品販売データ処理装置。
  2. 前記表示手段は、タッチパネルにて行われた前記受信通知表示に対応する領域に操作体を触れる操作が行われることに応じて、受信されたメッセージ情報を表示する
    請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記表示手段は、待機状態の場合に受信されたメッセージ情報を表示する
    請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示手段は、所定の処理以外の処理を行っている場合に受信されたメッセージ情報を表示する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記表示手段は、受信されたメッセージ情報に設定された優先度に基づき、前記受信されたメッセージ情報が表示される条件を変更する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。
  6. 商品販売データ処理装置としてのコンピュータを、
    メッセージ情報を受信する受信手段、
    前記受信手段によりメッセージ情報が受信された旨を示す受信通知表示を、会計に関連する操作が行われる画面において行う表示手段
    として機能させるためのプログラム。
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