JP2009031994A - 売上データ処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

売上データ処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】売上データ処理装置に送信されるメッセージを宛先のオペレータだけに見せることである。
【解決手段】情報センタサーバ10と通信する通信手段と、オペレータ情報を記憶するオペレータ情報記憶手段と、情報を出力する出力手段と、操作入力を受け付ける操作手段と、前記通信手段を介して情報センタサーバ10から前記メッセージ情報を受信し、操作中のオペレータを識別するオペレータ情報の入力を前記操作手段を介して受付けて前記オペレータ情報記憶手段に記憶し、当該オペレータ情報記憶手段に記憶されたオペレータ情報と前記受信されたメッセージ情報の宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別される場合に、当該メッセージ情報のメッセージ内容を前記出力手段に出力させる制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、売上データ処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
従来、商品を販売する店舗に設置され、販売された商品の売上データを処理する売上データ処理装置としてECR(Electronic Cash Resister)やPOS(Point Of Sales)端末が知られている。ECRやPOS端末は、顧客の商品の会計処理時にレシートを印刷するための印刷部を備える。
また、複数のPOS端末と、POSサーバとを備え、POSサーバから各POS端末に業務連絡等のメッセージをメール送信し、POS端末の印刷部で印刷するシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−74525号公報
一般に、ECR(POS端末)は、複数のオペレータにより交代で操作される。しかし、上記従来のメッセージの配信システムにおいて、特定のオペレータ宛のメッセージをECRに送信しても、他のオペレータがそのECRを操作中に同じメッセージを見ることができてしまうという問題があった。
さらに、ECRの印刷部に、記録紙を自動的に切断するオートカット機能がない構成では、オペレータがメッセージを印刷すると、その印刷部分が直前又は直後の取引(レシート)に連続して印刷されてしまうおそれがあった。このため、そのレシートを顧客に渡してしまうと、その顧客にメッセージ内容まで見られることとなっていた。
本発明の課題は、売上データ処理装置に送信されるメッセージを宛先のオペレータだけに見せることである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の売上データ処理装置は、
メッセージ内容及び当該メッセージ内容の宛先のオペレータを識別する宛先オペレータ情報を含むメッセージ情報を送信するサーバ装置と通信する通信手段と、
オペレータ情報を記憶するオペレータ情報記憶手段と、
情報を出力する出力手段と、
操作入力を受け付ける操作手段と、
前記通信手段を介して前記サーバ装置から前記メッセージ情報を受信し、操作中のオペレータを識別するオペレータ情報の入力を前記操作手段を介して受付けて前記オペレータ情報記憶手段に記憶し、当該オペレータ情報記憶手段に記憶されたオペレータ情報と前記受信されたメッセージ情報の宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別される場合に、当該メッセージ情報のメッセージ内容を前記出力手段に出力させる制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の売上データ処理装置において、
前記出力手段は、情報を表示する表示手段であり、
前記制御手段は、前記メッセージ情報のメッセージ内容を前記表示手段に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の売上データ処理装置において、
前記出力手段は、売上データを印刷する印刷手段であり、
前記制御手段は、前記メッセージ情報のメッセージ内容を前記印刷手段に印刷させ、前記操作手段に対しロック解除操作以外の操作入力を受け付けなくするロックをかけ、前記操作手段を介してロック解除操作入力が入力されると前記操作手段の操作ロックを解除する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の売上データ処理装置において、
前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するキー操作入力を前記操作手段を介して受け付け、当該キー操作入力に対応するオペレータ情報を前記オペレータ情報記憶手段に記憶する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置において、
前記操作手段は、操作中のオペレータのオペレータ情報の入力を受け付けるオペレータ指定キーを有し、
前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するオペレータ情報を前記オペレータ指定キーを介して受け付ける。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置において、
前記操作手段は、挿入されるオペレータ別の鍵の識別により操作中のオペレータのオペレータ情報の入力を受け付ける鍵挿入手段を有し、
前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するオペレータ情報を前記鍵挿入手段を介して受け付ける。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の売上データ処理装置において、
前記操作手段は、印刷実行キーを有し、
前記制御手段は、前記印刷実行キーの複数の入力に応じて、前記メッセージ内容を前記出力手段に出力させる。
請求項8に記載の発明の情報処理システムは、
請求項1から7のいずれか一項に記載の売上データ処理装置と、
前記サーバ装置と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記売上データ処理装置及び端末装置と通信を行うサーバ装置側通信手段と、
メッセージ情報を記憶するメッセージ記憶手段と、
前記サーバ装置側通信手段を介して前記端末装置からメッセージ情報を受信して前記メッセージ記憶手段に記憶し、前記メッセージ記憶手段からメッセージ情報を読み出し、前記サーバ装置側通信手段を介して当該メッセージ情報を当該メッセージ情報の宛先オペレータに対応する売上データ処理装置に送信するサーバ装置側制御手段と、を備える。
請求項9に記載の発明は、
コンピュータを、
メッセージ内容及び当該メッセージ内容の宛先のオペレータを識別する宛先オペレータ情報を含むメッセージ情報を送信するサーバ装置と通信する通信手段、
オペレータ情報を記憶するオペレータ情報記憶手段、
情報を出力する出力手段、
操作入力を受け付ける操作手段、
前記通信手段を介して前記サーバ装置から前記メッセージ情報を受信し、操作中のオペレータを識別するオペレータ情報の入力を前記操作手段を介して受付けて前記オペレータ情報記憶手段に記憶し、当該オペレータ情報記憶手段に記憶されたオペレータ情報と前記受信されたメッセージ情報の宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別される場合に、当該メッセージ情報のメッセージ内容を前記出力手段に出力させる制御手段、
として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、売上データ処理装置に送信させるメッセージを宛先のオペレータだけに見せることができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
先ず、図1〜図5を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の決済システム1の構成を示す。
図1に示すように、決済システム1は、サーバ装置としての情報センタサーバ10と、売上データ処理装置としてのECR(Electronic Cash Resister)20A,20Bと、電子決済端末31A,31Bと、カードリーダ32A,32Bと、端末装置としてのPC(Personal Computer)40A,40Bと、決済センタサーバ50と、を備えて構成される。情報センタサーバ10は、通信ネットワークNを介して、ECR20A,20B、PC40A,40Bと、通信接続されている。ECR20Aは、電子決済端末31A、カードリーダ32Aに接続されている。ECR20Bは、電子決済端末31A、カードリーダ32Bに接続されている。決済センタサーバ50は、情報センタサーバ10と接続されている。なお、売上データ処理装置は、ECR(Electronic Cash Resister)に限定されず、POS(Point Of Sales)端末であってもよい。
ECR20A、電子決済端末31A、カードリーダ32Aは、第1のオーナーが経営する会社の第1の店舗に所属するものとする。ECR20A、電子決済端末31A、カードリーダ32Aは、第1のオーナーが経営する会社の第1の店舗に所属するものとする。PC40Aは、第1のオーナーに所属するものとする。また、ECR20B、電子決済端末31B、カードリーダ32Bは、第1のオーナーとは別の第2のオーナーが経営する会社の第2の店舗に所属するものとする。PC40Bは、第2のオーナーに所属するものとする。
また、ECR20A、電子決済端末31A、カードリーダ32Aが、第1の店舗に設置され、PC40Aが第1のオーナーの事務所等に設置されているものとする。また、ECR20B、電子決済端末31B、カードリーダ32Bが、第2の店舗に設置され、PC40Bが第2のオーナーの事務所等に設置されているものとする。なお、オーナーの数(PCの数)と、一人のオーナーが経営する店舗数と、店舗に設置されるECR、電子決済端末及びカードリーダの台数とは、図1の例に限定されない。
ECR20A,20Bは、各店舗の売上データ処理を行う売上データ処理装置である。ECR20A,20Bは、会計時の売上データ処理で入力された売上データを保存するとともに、例えば1日の営業時間終了ごとに情報センタサーバ10に送信する。
また、ECR20A,20Bは、情報センタサーバ10から送信されたメッセージを表示又はプリント(印刷)する。メッセージとは、オーナーからECR20A,20Bのオペレータへの業務連絡、事務連絡等の連絡事項のメッセージである。
電子決済端末31A,31Bは、それぞれ、ECR20A,20Bに接続される。電子決済端末31A,31Bは、顧客のクレジットカード、携帯電話機等からカード情報を読み取り、そのカード情報を含む決済データ及び決済承認要求を、情報センタサーバ10及び決済センタサーバ50を介して、図示しないカード会社サーバへ送信する。クレジットカードとしては、磁性体のストライプラインを有する磁気カード、IC(Integrated Circuit)チップを有するICカード等の接触式又は非接触式に通信を行うカードである。携帯電話機は、例えば、非接触式に通信を行う通信機能及びクレジットカード機能を有するものとする。
カードリーダ32A,32Bは、それぞれ、ECR20A,20Bに接続される。カードリーダ32A,32Bは、顧客の磁気カード(クレジットカード)のカード情報を読み取り、そのカード情報をそれぞれECR20A,20Bに送信する。
PC40A,40Bは、ECR20A,20Bを使用するオペレータ宛のメッセージ内容を含むメッセージ情報をECR20A,20Bに送信する装置である。
情報センタサーバ10は、ECR20A,20Bから送信された売上データを記憶する。また、情報センタサーバ10は、電子決済端末31A,31BからECR20A,20Bを介して送信された電子決済の決済データ、承認要求等を決済センタサーバ50へ送信し、決済センタサーバ50から送信された承認結果をECR20A,20Bを介して電子決済端末31A,31Bへ送信し、その決済に関する情報を売上データに関連付けて記憶する決済管理機能を有する。また、情報センタサーバ10は、PC40A,40Bから送信されたメッセージ情報を宛先のECR20A,20Bに配信する。
決済センタサーバ50は、少なくとも一つのカード会社サーバ(図示略)と情報センタサーバ10との間の決済に関する情報の通信を中継・管理する。カード会社サーバは、各カード会社に所属するサーバ装置である。
決済センタサーバ50は、情報センタサーバ10から電子決済端末31A、31Bの決済データ及び承認要求を受信し、この決済データ及び承認要求を、対応するカード会社のカード会社サーバに送信する。このカード会社サーバは、決済センタサーバ50から電子決済端末31A,31Bの決済データ及び承認要求を受信し、当該決済データ及び承認要求に応じて承認の可否を判別し、その結果に承認番号を付与して承認結果を生成して決済センタサーバ50に送信する。決済センタサーバ50は、カード会社サーバから承認結果を受信して情報センタサーバ10に送信する。
通信ネットワークNは、例えば、WAN(Wide Area Network)やインターネット等の通信ネットワークにより構成されているが、LAN(Local Area Network)等を含めてもよく、電話回線、専用線、移動体通信網、通信衛星網、CATV(Cable Television)回線、インターネットプロバイダ等を含めてもよい。
次いで、情報センタサーバ10の構成を説明する。図2に、情報センタサーバ10の内部構成を示す。
図2に示すように、情報センタサーバ10は、サーバ装置側制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、入力部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、メッセージ記憶手段としての記憶部15と、サーバ装置側通信手段としての通信部16と、を備えて構成され、各部がバス17を介して接続される。
CPU11は、情報センタサーバ10の各部を中央制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
CPU11は、後述する登録プログラムとの協働で、PC40A,40Bからメッセージ情報を受信して記憶部15のメッセージファイル73に記憶する。
また、CPU11は、後述するメッセージ応答プログラムとの協働で、ECR20A,20Bからメッセージ要求を受信し、その要求元のECRに対応するメッセージ内容を記憶部15のメッセージファイル73から検索し、検索したメッセージ内容及び宛先オペレータ情報を含むメッセージ応答情報を、要求元のECRに送信する。
入力部12は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含む構成とし、操作者により各キーが押下された操作信号をCPU11に出力する。また、入力部12は、マウス等のポインティングデバイスを含み、位置入力信号を受け付けてCPU11に送信することとしてもよい。
RAM13は、揮発性のメモリである。また、RAM13は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成され、CPU11からの表示制御信号に従って画面表示を行う。
記憶部15は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、各種プログラム及び各種データを読み出し及び書き込み可能に当該記録媒体に記憶する。記憶部15は、後述する、売上データファイル71、ECRテーブル72、メッセージファイル73、登録プログラム、メッセージ応答プログラムを記憶する。
通信部16は、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ、ネットワークカード等により構成される。通信部16は、接続される通信ネットワークN上のECR20A,20B、PC40A,40B等の外部機器、決済センタサーバ50と情報を送受信する。
次いで、ECR20A,20Bの構成を説明する。図3に、ECR20Aの内部構成を示す。ここでは、ECR20Aを代表して説明するが、ECR20Bも同様である。
図3に示すように、ECR20Aは、制御手段としてのCPU21と、操作手段としての入力部22と、RAM23と、出力手段(表示手段)としての表示部24と、オペレータ情報記憶手段としての記憶部25と、通信手段としての通信部26と、接続部27と、ドロア28と、出力手段(印刷手段)としてのプリント部29aと、接続部29bと、点灯部29cと、を備えて構成され、各部がバス29dを介して接続される。
CPU21、RAM23、通信部26については、それぞれ、情報センタサーバ10のCPU11、RAM13、通信部16の構成と同様であり、異なる部分を主として説明する。
CPU21は、記憶部25に記憶されたメッセージ取得プログラムとの協働で、メッセージ要求を情報センタサーバ10へ送信し、そのメッセージ要求に対応するメッセージ応答情報を情報センタサーバ10から受信し、メッセージ応答情報にメッセージ内容が含まれていれば、そのメッセージ内容及び宛先オペレータ情報を記憶部25に記憶する。
また、CPU21は、記憶部25に記憶されたメッセージ出力プログラムとの協働で、記憶部25に記憶されている新規メッセージの宛先オペレータ情報と自機操作中のオペレータのオペレータ情報とが一致するか否かを判別する。CPU21は、一致していると判別した場合に、点灯部29cを点灯し、入力部22を介するオペレータの指示入力に応じて、新規メッセージのメッセージ内容を表示部24に表示し、又はメッセージ内容をプリント部29aで印刷し、入力部22をキーロックし、キーロック解除の指示入力に応じてキーロックを解除する。
入力部22は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたレジ用のキーボードを含む構成とし、操作者により各キーが押下された操作信号をCPU21に出力する。入力部22は、現在自機(ECR)を操作中のオペレータ(店員)の識別番号であるオペレータ情報を指定入力するためのオペレータ別のオペレータ指定キーと、メッセージのプリント実行を入力するためのプリント実行キーと、入力部22のキーロックを解除するためのキーロック解除キーと、を有する。
なお、本実施の形態では、オペレータ指定キーを用いて、オペレータ情報を入力する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、ECRを使用する全てのオペレータに異なる鍵を配布し、それらの鍵の鍵挿入部を入力部22が有する構成としてもよい。入力部22の鍵挿入部は、挿入された鍵を識別して対応するオペレータ情報を取得することにより、オペレータ情報の入力を受け付ける。
また、例えば、入力部22が有する各種キーの組み合わせ入力に応じてオペレータ情報を取得することにより、オペレータ情報の入力を受け付ける構成としてもよい。
表示部24は、LCD等で構成され、CPU21からの表示制御信号に従って画面表示を行う。また、入力部22は、表示部24と一体的にタッチパネルを構成することとしてもよい。また、入力部22は、商品に設けられたバーコードを読み取るバーコードリーダやバーコードスキャナ等を備えることとしてもよい。
記憶部25は、フラッシュメモリ等により構成され、各種プログラム及び各種データを、読み出し及び書き込み可能にフラッシュメモリ等に記憶する。また、記憶部25は、各種プログラム及び各種データを読み出し可能に記憶するROM等を有することとしてもよい。また、記憶部25は、HDD等により構成してもよい。また、記憶部25は、後述する売上データファイル61、オペレータ情報ファイル62、受信ファイル63、メッセージ取得プログラム、メッセージ出力プログラムを記憶する。
通信部26は、通信ネットワークN上の情報センタサーバ10等の外部機器と通信を行う。接続部27は、電子決済端末31Aと有線又は無線で通信接続され、情報を送受信する。ECR20Bの接続部27は、電子決済端末31Bと通信接続される。
ドロア28は、硬貨や紙幣等の現金を収納する引出しである。ドロア28は、例えば、CPU21の指示により、引出しを開ける。
プリント部29aは、例えば、サーマルプリンタであり、レシート用、ジャーナル用の記録用紙(ロール紙)を有し、CPU21から入力される指示に従って、各ロール紙に対して金額等のデータをプリントアウトする。また、プリント部29aは、記録用紙のオートカット機能を有しないものとする。
接続部29bは、カードリーダ32Bと有線又は無線で通信接続され、情報を送受信する。ECR20Bの接続部29bは、カードリーダ32Bと通信接続される。点灯部29cは、LED(Light Emitting Diode)等から構成され、CPU21の指示により点灯・消灯を行う。
次いで、PC40A,40Bの構成を説明する。図4に、PC40Aの内部構成を示す。ここでは、PC40Aを代表して説明するが、PC40Bも同様である。
図4に示すように、PC40Aは、CPU41と、入力部42と、RAM43と、表示部44と、記憶部45と、通信部46と、を備えて構成され、各部がバス47を介して接続される。
CPU41、入力部42、RAM43、表示部44、記憶部45、通信部46については、それぞれ、情報センタサーバ10のCPU11、入力部12、RAM13、表示部14、記憶部15、通信部16の構成と同様であり、異なる部分を主として説明する。
CPU41は、記憶部45に記憶された登録要求プログラムとの協働で、宛先ECR、宛先オペレータ及びメッセージ内容の入力を入力部42を介して受け付け、対応する宛先ECR情報、宛先オペレータ情報及びメッセージ内容を含むメッセージ情報を情報センタサーバ10へ送信する。
記憶部45は、登録要求プログラムを記憶する。通信部46は、通信ネットワークN上の情報センタサーバ10等の外部機器と通信を行う。
次に、図5及び図6を参照して、決済システム1で扱うデータを説明する。図5(a)に、ECR20A,20Bに記憶されるデータの構成を示す。図5(b)に、情報センタサーバ10に記憶されるデータの構成を示す。図6(a)に、情報センタサーバ10に記憶されるECRテーブル72の構成を示す。図6(b)に、情報センタサーバ10に記憶されるメッセージファイル73の構成を示す。
図5(a)に示すように、ECR20Aの記憶部25には、売上データファイル61と、オペレータ情報ファイル62と、受信ファイル63と、が記憶される。ECR20Bも同様である。
図5(b)に示すように、情報センタサーバ10の記憶部15には、売上データファイル71と、ECRテーブル72と、オペレータ情報ファイル62と、受信ファイル63と、が記憶される。
売上データファイル61は、ECR20A又は20Bにおける会計ごとに集計した売上データを格納する。その売上データは、売り上げた商品の個数、種類、価格等のデータを含む。その売上データは、例えば、部門別、商品別、価格帯別、担当者別等に、売り上げた商品の個数、種類、価格等のデータと、それらの累計のデータと、を含む。売上データファイル71は、ECR20A及び20Bにおける売上データを格納する。
ECR20A,20Bは、自機が設置された店舗において、顧客が購入する商品の会計ごとに、入力部22を介してオペレータ(店員)に入力されたデータに対応して、売上データを記憶部25の売上データファイル61に記憶(更新)していく。また、ECR20A,20Bは、店舗の営業終了時等に、記憶部25に記憶された一日分の売上データファイル61の売上データを情報センタサーバ10へ送信する。
情報センタサーバ10は、ECR20A,20Bから受信した一日分の売上データを、記憶部15の売上データファイル71に記憶(更新)する。一日分の売上データを一世代とする。記憶部25に記憶される売上データファイル61は、会計毎に随時更新される当日分の売上データと、5世代分(最後に更新した日からその4日前までの分)の売上データと、を含む。但し、記憶部25に記憶される当日分以外の売上データは、5世代に限定されるものではない。また、記憶部25に記憶される5世代分の売上データは、先入れ先出し方式で日々更新される。
オペレータ情報ファイル62は、入力部22のオペレータ指定キーを介して入力された現在自機(ECR)を操作中のオペレータの識別番号を格納する。
受信ファイル63は、ECR20A又は20Bが、情報センタサーバ10から受信したメッセージ情報を格納する。メッセージ情報は、後述する宛先ECR情報、宛先オペレータ情報、ステータス、メッセージ内容を含む情報である。
ECRテーブル72は、オーナー(PC)とECRとを対応付けるためのテーブルである。図6(a)に示すように、ECRテーブル72は、オーナーID721と、宛先ECR情報722と、を有する。オーナーID721は、ECRが設置された店舗を経営するオーナを識別するID情報である。宛先ECR情報722は、オーナーID721に関連付けられ、PC40A又は40B(オーナー)から送信されたメッセージの宛先のECRを識別する情報である。
メッセージファイル73は、PC40A又は40B(オーナー)から送信されたメッセージ及びメッセージに関する情報を格納する。図6(b)に示すように、メッセージファイル73は、レコード番号731、オーナーID732、宛先ECR情報733、宛先オペレータ情報734、ステータス735、メッセージ内容736、送信済フラグ737を含む。
レコード番号731は、メッセージファイル73の各レコードに順に付与される番号である。オーナーID732、宛先ECR情報733は、それぞれ、オーナーID721、宛先ECR情報722と同様である。宛先オペレータ情報734は、宛先のオペレータを識別する識別番号としてのオペレータ情報である。
ステータス735は、各レコードのメッセージ内容736における1メッセージの開始、終了及び継続の状態を示す情報である。ステータス735は、例えば、4桁の数字で表され、上位2桁の“00”が1メッセージの開始を示し、下位又は上位2桁の“01”が1メッセージの継続を示し、下位2桁の“02”が1メッセージの終了を示す。例えば、ステータス735が“0001”であると、そのレコードが1メッセージの開始で且つレコード番号731が次のレコードに継続することを示す。例えば、ステータス735が“0102”であると、そのレコードがレコード番号731が前のレコードに継続し且つ1メッセージの終了であることを示す。
メッセージ内容736は、オーナー(PC40A又は40B)により設定されたメッセージの内容を示す。送信済フラグ737は、宛先のECRに該当レコードのメッセージを送信済か否かを示す。送信済フラグ737は、例えば、“1”が送信済みを示し、“0”が未送信を示す。
次に、図7〜図12を参照して、決済システム1の動作を説明する。図7に、PC40Aで実行される登録要求処理の流れを示す。図8に、情報センタサーバ10で実行される登録処理の流れを示す。図9に、ECR20Aで実行されるメッセージ取得処理の流れを示す。図10に、情報センタサーバ10で実行されるメッセージ応答処理の流れを示す。図11、図12に、ECR20Aで実行されるメッセージ出力処理の流れを示す。
ここでは、決済システム1のうち、情報センタサーバ10と、ECR20A、PC40Aとの動作を代表的に説明するが、情報センタサーバ10と、ECR20B、PC40Bとの動作も同様である。
図7を参照して、PC40Aで実行される登録要求処理を説明する。登録要求処理は、ECRに配信するメッセージに関するメッセージ情報を情報センタサーバ10に登録要求する処理である。PC40Aにおいて、例えば、入力部42を介する実行指示入力をトリガとして、記憶部45から読み出されて適宜RAM43に展開された登録要求プログラムと、CPU41との協働で登録要求処理が実行される。
先ず、通信部46を介して、情報センタサーバ10にログイン等のアクセスがなされる(ステップS11)。そして、通信部46を介して、情報センタサーバ10からメッセージ登録画面を表示するためのメッセージ登録画面情報が受信される(ステップS12)。メッセージ登録画面情報は、後述するメッセージ登録画面、宛先ECR選択画面、宛先オペレータ選択画面、メッセージ入力画面の表示情報を含む。そして、ステップS12で受信したメッセージ登録画面情報に基づいて、メッセージ登録画面が表示部14に表示される(ステップS13)。
そして、ステップS12で受信したメッセージ登録画面情報に基づいて、宛先ECR選択画面が表示部44に表示される(ステップS14)。宛先ECR選択画面では、例えば、PC40Aの所有者の第1のオーナーが経営する店舗に設置されている全てのECRが選択肢として含まれる。そして、ステップS14で表示された宛先ECR選択画面から、入力部42を介してオーナーからの宛先ECRの選択入力が受け付けられ、対応する宛先ECR情報が取得される(ステップS15)。
そして、ステップS12で受信したメッセージ登録画面情報に基づいて、宛先オペレータ選択画面が表示部44に表示される(ステップS16)。宛先オペレータ選択画面では、例えば、PC40Aの所有者の第1のオーナーが経営する店舗に所属されている全てのオペレータが選択肢として含まれる。また、ステップS15で入力されたECRを操作する全オペレータを選択肢とする構成としてもよい。そして、ステップS16で表示された宛先オペレータ選択画面から、入力部42を介してオーナーからの宛先ECRの選択入力が受け付けられ、対応する宛先オペレータ情報が取得される(ステップS17)。
そして、ステップS12で受信したメッセージ登録画面情報に基づいて、メッセージ入力画面が表示部44に表示される(ステップS18)。そして、ステップS18で表示されたメッセージ入力画面から、入力部42を介してオーナーからのメッセージ内容入力が受け付けられる(ステップS19)。
そして、入力部42を介してオーナーからメッセージの登録指示が入力されたか否かが判別される(ステップS20)。メッセージの登録指示入力があった場合(ステップS20;YES)、ステップS15,S17,S19で取得された宛先ECR情報、宛先オペレータ情報、メッセージ内容を含むメッセージ情報が通信部46を介して情報センタサーバ10へ送信される(ステップS21)。
そして、入力部42を介するオーナーからの入力に基づいて、他にメッセージの登録要求をせずに登録要求処理を終了するか否かが判別される(ステップS22)。登録要求処理を終了しない場合(ステップS22;NO)、ステップS14に移行される。メッセージの登録指示入力がない場合(ステップS20;NO)、ステップS15,S17,S19の入力はキャンセルされ、ステップS22に移行される。登録要求処理を終了する場合(ステップS22;YES)、登録要求処理が終了する。
次いで、図8を参照して、情報センタサーバ10で実行される登録処理を説明する。登録処理は、登録要求処理の登録要求に応じて、メッセージ情報を登録する処理である。情報センタサーバ10において、例えば、登録要求処理のステップS11に対応して、通信部16を介してPC40Aからアクセスがあったことをトリガとして、記憶部15から読み出されて適宜RAM13に展開された登録プログラムと、CPU11との協働で登録処理が実行される。
先ず、登録要求処理のステップS12に対応して、メッセージ登録画面情報が生成されて通信部16を介してアクセス元のPC40Aに送信される(ステップS31)。そして、登録要求処理のステップS21に対応して、通信部16を介してアクセス元のPC40Aからメッセージ情報が受信開始されたか否かが判別される(ステップS32)。メッセージ情報が受信開始されていない場合(ステップS32;NO)、ステップS32に移行される。
メッセージ情報が受信開始された場合(ステップS32;YES)、通信部16を介してアクセス元のPC40Aからメッセージ情報が受信完了される(ステップS33)。そして、メッセージ情報が記憶部15のメッセージファイル73に記憶され(ステップS34)、登録処理が終了する。ステップS34では、記憶部15に記憶されたECRテーブル72が参照され、ステップS33で受信したメッセージ情報の宛先ECR情報に対応するオーナーID721が取得される。そして、メッセージ情報のメッセージ内容の長さに応じて、ステータス及びこれに応じたメッセージ内容が設定される。そして、取得したオーナーID、宛先ECR情報、宛先オペレータ情報、設定されたステータス、メッセージ内容が、記憶部15のメッセージファイル73のレコード番号731の次の番号のレコードの、オーナーID732、宛先ECR情報733、宛先オペレータ情報734、ステータス735、メッセージ内容736に格納され、送信済フラグ737が0に設定される。
次いで、図9を参照して、ECR20Aで実行されるメッセージ取得処理を説明する。メッセージ取得処理は、例えば所定時間毎に、ECR20Aが会計ごとに集計した売上データを格納する売上データファイル61に格納された売上データを情報センタサーバ10に送信すると共に、メッセージを情報センタサーバ10に要求し、未受信のメッセージがあればメッセージ内容情報として受信して取得する処理である。ここで、情報センタサーバ10に送信される売上データは、売り上げた商品の個数、種類、価格等のデータを含むと共に、例えば、部門別、商品別、価格帯別、担当者別等に、売り上げた商品の個数、種類、価格等のデータと、それらの累計のデータとを含むものである。ECR20Aにおいて、例えば、電源オン又は前回のメッセージ取得処理の実行から所定時間(例えば、30分)経過したことをトリガとして、記憶部25から読み出されて適宜RAM23に展開されたメッセージ取得プログラムと、CPU21との協働でメッセージ取得処理が実行される。
先ず、自機(ECR20A)宛てのメッセージを要求する旨のメッセージ要求が生成され通信部26を介して情報センタサーバ10に送信される(ステップS41)。そして、メッセージ要求に応じて、情報センタサーバ10からメッセージ応答情報の受信が開始されたか否かが判別される(ステップS42)。メッセージ応答情報は、情報センタサーバ10から未受信のメッセージがある場合には、メッセージ内容、ステータス及び宛先オペレータ情報を含むが、未受信のメッセージ内容がない場合には、メッセージ内容等を含まないものとする。メッセージ応答情報が受信開始されない場合(ステップS42;NO)、ステップS42に移行される。
メッセージ応答情報が受信開始された場合(ステップS42;YES)、メッセージ応答情報が受信完了される(ステップS43)。そして、メッセージ応答情報にメッセージ内容が含まれるか否かが判別される(ステップS44)。メッセージ応答情報にメッセージ内容が含まれる場合(ステップS44;YES)、そのメッセージ応答情報のメッセージ内容が宛先オペレータ情報に対応付けられて記憶部25の受信ファイル63に記憶され(ステップS45)、メッセージ取得処理が終了する。メッセージ応答情報にメッセージ内容が含まれない場合(ステップS44;NO)、メッセージ取得処理が終了する。
次いで、図10を参照して、情報センタサーバ10で実行されるメッセージ応答処理を説明する。メッセージ応答処理は、ECRからのメッセージ要求に応じて、未送信のメッセージ内容を含む又は含まないメッセージ応答情報を、要求元のECRに送信する処理である。ECR20Aにおいて、例えば、メッセージ取得処理のステップS41に対応して、メッセージ要求が通信部16を介して受信されたことをトリガとして、記憶部15から読み出されて適宜RAM13に展開されたメッセージ応答プログラムと、CPU21との協働でメッセージ応答処理が実行される。
先ず、ECR20Aから送信された売上データが売上データファイル71に格納されると共に、ECR20Aから送信されたメッセージ要求に基づいて、メッセージ要求元のECRが宛先ECRに指定される(ステップS51)。そして、記憶部15に記憶されたメッセージファイル73が参照され、ステップS51で指定されたECRの宛先ECR情報733で且つ送信済フラグ737が0(未送信)のメッセージ(レコード)が検索される(ステップS52)。
そして、ステップS52で該当するメッセージ(レコード)があるか否かが判別される(ステップS53)。該当するメッセージ(レコード)がある場合(ステップS53;YES)、該当するメッセージファイル73のレコードが読み出される(ステップS54)。そして、メッセージ取得処理のステップS42に対応して、ステップS54で読み出したレコードの宛先オペレータ情報734、ステータス735及びメッセージ内容736を含むメッセージ応答情報が生成されてメッセージ要求元のECR20Aに送信され(ステップS55)、メッセージ応答処理が終了する。
該当するメッセージ(レコード)がない場合(ステップS53;NO)、メッセージ取得処理のステップS42に対応して、該当するメッセージ内容がない旨のメッセージ応答情報が生成されてメッセージ要求元のECR20Aに送信され(ステップS56)、メッセージ応答処理が終了する。
次いで、図11を参照して、ECR20Aで実行されるメッセージ出力処理を説明する。メッセージ出力処理は、通常の会計処理(売上登録)を行うとともに、操作中のオペレータを宛先とするメッセージがある場合に、そのメッセージの表示又はプリントを行う処理である。ECR20Aにおいて、例えば、電源オンされたことをトリガとして、記憶部25から読み出されて適宜RAM23に展開されたメッセージ出力プログラムと、CPU21との協働でメッセージ出力処理が実行される。
先ず、入力部22のオペレータ指定キーが押下入力されて、ECRを操作するオペレータの切替が発生したか否かが判別される(ステップS61)。オペレータ切替が発生した場合(ステップS61;YES)、新しいオペレータがサインオンされ、ステップS61で入力された新しいオペレータのオペレータ情報が、記憶部25のオペレータ情報ファイル62に格納して設定される(ステップS62)。ここで、オペレータ切替とは、業務交替や休憩等のためにECRを操作するオペレータが交代する場合を示している。
そして、記憶部25の受信ファイル63が参照され、未出力の新規メッセージ(のメッセージ内容等)があるか否かが判別される(ステップS63)。オペレータ切替が発生していない場合(ステップS61;NO)、ステップS63に移行される。新規メッセージがある場合(ステップS63;YES)、オペレータ情報ファイル62が参照され、オペレータ情報が読み出される(ステップS64)。
そして、ステップS63での新規メッセージの宛先オペレータ情報とステップS64で読み出されたオペレータ情報とが比較される(ステップS66)。そして、ステップS65の比較結果に基づいて、オペレータが一致するか否かが判別される(ステップS66)。オペレータが一致しない場合(ステップS66;NO)、ステップS61に移行される。
新規メッセージがない場合(ステップS63;NO)、通常のECRの会計処理が行われ、その売上データが記憶部25の売上データファイル61に格納される(ステップS67)。そして、ステップS63での会計処理のレシートがプリント部29aによりプリントアウトされて発行され(ステップS68)、ステップS61に移行される。
オペレータが一致する場合(ステップS66;YES)、メッセージの受信を示すために点灯部29cが点灯される(ステップS69)。そして、操作中のオペレータから入力部22を介して当該オペレータ宛のメッセージを表示する入力があるか否かが判別される(ステップS70)。メッセージを表示する入力がある場合(ステップS70;YES)、操作中のオペレータ宛のメッセージ内容及びステータスが受信ファイル63から読み出され、そのメッセージ内容が順に表示部24にスクロール表示される(ステップS71)。
そして、メッセージの表示(オペレータの閲覧)が終了し、操作中のオペレータから入力部22を介してメッセージ表示を終了する入力があるか否かが判別される(ステップS72)。メッセージ表示を終了する入力がある場合(ステップS72;YES)、表示部24によりメッセージ内容の表示がクリアされ、点灯部29cが消灯され、受信ファイル63から表示済のメッセージ内容、ステータス及び宛先オペレータ情報が削除され(ステップS73)、ステップS61に移行される。なお、受信ファイル63の表示済のメッセージ内容、ステータス及び宛先オペレータ情報の表示済フラグをオンする構成としてもよい。
操作中のオペレータから入力部22を介してメッセージ表示を終了する入力がない場合(ステップS72;NO)、操作中のオペレータから入力部22を介してメッセージ表示を中断する入力があるか否かが判別される(ステップS74)。メッセージ表示を中断する入力がない場合(ステップS74;NO)、ステップS70に移行される。メッセージ表示を中断する入力がある場合(ステップS74;YES)、表示部24によりメッセージ内容の表示がクリアされ、点灯部29cが点灯継続され(ステップS75)、ステップS61に移行される。この中断は、いうまでもなく、顧客との取引に備えるための中断である。
操作中のオペレータから入力部22を介して当該オペレータ宛のメッセージを表示する入力がない場合(ステップS70;NO)、メッセージをプリントするものであり、操作中のオペレータから入力部22のメッセージのプリント実行キーの入力があるか否かが判別される(ステップS76)。プリント実行キーの入力がない場合(ステップS76;NO)、点灯部29cが点灯継続され(ステップS77)、ステップS70に移行される。
プリント実行キーの入力があった場合(ステップS76;YES)、操作中のオペレータから入力部22のメッセージのプリント実行キーの二度目の入力があるか否かが判別される(ステップS78)。プリント実行キーの二度目の入力がない場合(ステップS78;NO)、ステップS76に移行される。
プリント実行キーの二度目の入力があった場合(ステップS78;YES)、操作中のオペレータ宛のメッセージ内容及びステータスが受信ファイル63から読み出され、そのメッセージ内容がプリント部29aにより順に記録用紙へプリントされる(ステップS79)。プリント実行キーの二度入力によりメッセージ内容をプリントするのは、この直前に取引した顧客のレシートがプリント部29aに残っていてカットされていないことを防止するためである。ステップS76でYESの場合に、例えば、「レシートが残っていませんか。残っていなければ、もう一度プリント実行キーを押して下さい」のように、レシートの確認指示が表示部24に表示されることが好ましい。また、プリント実行キーの3度以上の入力に応じて、メッセージ内容を記録用紙にプリントすることとしてもよい。
そして、プリント部29aでのメッセージ内容のプリントが終了したか否かが判別される(ステップS80)。メッセージ内容のプリントが終了していない場合(ステップS80;NO)、ステップS79に移行される。
メッセージ内容のプリントが終了した場合(ステップS80;YES)、入力部22がキーロックされ、キーロック解除キー以外のキー入力が受け付けられなくなる(ステップS81)。そして、操作中のオペレータから入力部22のキーロック解除キーの入力があるか否かが判別される(ステップS82)。キーロック解除キーの入力がない場合(ステップS82;NO)、ステップS81に移行される。
キーロック解除キーの入力がある場合(ステップS82;YES)、入力部22のキーロックが解除される(ステップS83)。そして、点灯部29cが消灯され(ステップS84)、メッセージ出力処理が終了する。入力部22にキーロックをかけるのは、メッセージのプリント紙がプリント部29aに残っていてカットされていなく、この直後に取引を行う顧客のレシートにメッセージ内容まで含めた形で渡してしまうことを防ぐためである。ステップS81の後に、例えば、「メッセージが残っていませんか。残っていなければ、キーロック解除キーを押して下さい」のように、メッセージの確認指示が表示部24に表示されることが好ましい。
以上、本実施の形態によれば、決済システム1において、PC40A,40Bから情報センタサーバ10にメッセージ情報を登録し、ECR20A,20Bが、定期的に情報センタサーバ10からメッセージ情報のメッセージ内容及び宛先オペレータ情報を取得する。そして、ECR20A,20Bにおいて、新規メッセージがある場合に、操作中のオペレータのオペレータ情報と、新規メッセージの宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別した場合に、そのメッセージ内容を表示又はプリントして出力する。このため、ECR20A,20Bに配信するメッセージを宛先のオペレータだけに見せることができる。
また、新規メッセージのメッセージ内容を表示部24に表示させる。このとき、宛先のオペレータへのメッセージがプリント部29aでプリントされず、そのメッセージが顧客に見られることを防ぐことができる。
また、新規メッセージのメッセージ内容をプリント部29aにプリントさせた後、入力部22にキーロックをかけ、キーロック解除入力に応じてキーロックを解除する。このため、宛先のオペレータへのメッセージがオートカット機能を有しないプリント部29aでプリントされた場合にも、キーロック中にプリント部29aのメッセージプリント済の記録用紙を切断してからキーロックを解除して次の処理を開始でき、宛先のオペレータへのメッセージ内容がレシートにプリントされて顧客に見られることを防ぐことができる。
また、入力部22がオペレータ指定キーを有する。このため、オペレータ指定キーの入力により、操作中のオペレータのオペレータ情報を容易に入力できる。また、入力部22がオペレータ別の鍵を挿入する鍵挿入部を備える構成や、入力部22の各種キーによりオペレータ情報を入力する構成でも、操作中のオペレータのオペレータ情報を容易に入力できる。また、これらオペレータ情報を入力するための入力部22の構成を組み合わせることとしてもよい。
また、入力部22を介するプリント実行キーの2度入力に応じて、メッセージ内容を記録用紙にプリントする。このため、宛先のオペレータへのメッセージ内容が、直前の取引のレシートにプリントされて顧客に見られることを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る売上データ処理装置、情報処理システム及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
上記実施の形態では、ECRにおいて、宛先オペレータへのメッセージの表示又はプリントをオペレータが選択入力して表示又はプリントする構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、宛先オペレータへのメッセージを表示するとともにプリントする構成としてもよい。なお、上記実施の形態では、売上データ処理装置としてECR(Electronic Cash Resister;電子式金銭登録機)を例示したが、これに限定されず、売上データ処理装置はPOS(Point Of Sales)端末であってもよい。
また上記実施の形態では、ECRにおいて、メッセージ受信の旨が点灯部29cの点灯により示される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、メッセージ受信の旨が表示部24により表示される構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、メッセージ情報登録要求を行う端末装置として、PC40A,40Bを用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等、他の端末装置としてもよい。
また、上記実施の形態における決済システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明に係る実施の形態の決済システムの構成を示すブロック図である。 情報センタサーバの内部構成を示すブロック図である。 ECRの内部構成を示すブロック図である。 PCの内部構成を示すブロック図である。 (a)は、ECRに記憶されるデータの構成を示す図である。(b)は、情報センタサーバに記憶されるデータの構成を示す図である。 (a)は、情報センタサーバに記憶されるECRテーブルの構成を示す図である。(b)は、情報センタサーバに記憶されるメッセージファイル73の構成を示す図である。 PCで実行される登録要求処理を示すフローチャートである。 情報センタサーバで実行される登録処理を示すフローチャートである。 ECRで実行されるメッセージ取得処理を示すフローチャートである。 情報センタサーバで実行されるメッセージ応答処理を示すフローチャートである。 ECRで実行されるメッセージ出力処理を示すフローチャートである。 図11のメッセージ出力処理の続きのフローチャートである。
符号の説明
1 決済システム
10 情報センタサーバ
11 CPU
12 入力部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 通信部
17 バス
20A,20B ECR
21 CPU
22 入力部
23 RAM
24 表示部
25 記憶部
26 通信部
27 接続部
28 ドロア
29a プリント部
29b 接続部
29c 点灯部
29d バス
31A,31B 電子決済端末
32A,32B カードリーダ
40A,40B PC
41 CPU
42 入力部
43 RAM
44 表示部
45 記憶部
46 通信部
47 バス
50 決済センタサーバ
N 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. メッセージ内容及び当該メッセージ内容の宛先のオペレータを識別する宛先オペレータ情報を含むメッセージ情報を送信するサーバ装置と通信する通信手段と、
    オペレータ情報を記憶するオペレータ情報記憶手段と、
    情報を出力する出力手段と、
    操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記通信手段を介して前記サーバ装置から前記メッセージ情報を受信し、操作中のオペレータを識別するオペレータ情報の入力を前記操作手段を介して受付けて前記オペレータ情報記憶手段に記憶し、当該オペレータ情報記憶手段に記憶されたオペレータ情報と前記受信されたメッセージ情報の宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別される場合に、当該メッセージ情報のメッセージ内容を前記出力手段に出力させる制御手段と、を備える売上データ処理装置。
  2. 前記出力手段は、情報を表示する表示手段であり、
    前記制御手段は、前記メッセージ情報のメッセージ内容を前記表示手段に表示させる請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記出力手段は、売上データを印刷する印刷手段であり、
    前記制御手段は、前記メッセージ情報のメッセージ内容を前記印刷手段に印刷させ、前記操作手段に対しロック解除操作以外の操作入力を受け付けなくするロックをかけ、前記操作手段を介してロック解除操作入力が入力されると前記操作手段の操作ロックを解除する請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するキー操作入力を前記操作手段を介して受け付け、当該キー操作入力に対応するオペレータ情報を前記オペレータ情報記憶手段に記憶する請求項1から3のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記操作手段は、操作中のオペレータのオペレータ情報の入力を受け付けるオペレータ指定キーを有し、
    前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するオペレータ情報を前記オペレータ指定キーを介して受け付ける請求項1から4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  6. 前記操作手段は、挿入されるオペレータ別の鍵の識別により操作中のオペレータのオペレータ情報の入力を受け付ける鍵挿入手段を有し、
    前記制御手段は、操作中のオペレータに対応するオペレータ情報を前記鍵挿入手段を介して受け付ける請求項1から5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  7. 前記操作手段は、印刷実行キーを有し、
    前記制御手段は、前記印刷実行キーの複数の入力に応じて、前記メッセージ内容を前記出力手段に出力させる請求項1から6のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の売上データ処理装置と、
    前記サーバ装置と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記売上データ処理装置及び端末装置と通信を行うサーバ装置側通信手段と、
    メッセージ情報を記憶するメッセージ記憶手段と、
    前記サーバ装置側通信手段を介して前記端末装置からメッセージ情報を受信して前記メッセージ記憶手段に記憶し、前記メッセージ記憶手段からメッセージ情報を読み出し、前記サーバ装置側通信手段を介して当該メッセージ情報を当該メッセージ情報の宛先オペレータに対応する売上データ処理装置に送信するサーバ装置側制御手段と、を備える情報処理システム。
  9. コンピュータを、
    メッセージ内容及び当該メッセージ内容の宛先のオペレータを識別する宛先オペレータ情報を含むメッセージ情報を送信するサーバ装置と通信する通信手段、
    オペレータ情報を記憶するオペレータ情報記憶手段、
    情報を出力する出力手段、
    操作入力を受け付ける操作手段、
    前記通信手段を介して前記サーバ装置から前記メッセージ情報を受信し、操作中のオペレータを識別するオペレータ情報の入力を前記操作手段を介して受付けて前記オペレータ情報記憶手段に記憶し、当該オペレータ情報記憶手段に記憶されたオペレータ情報と前記受信されたメッセージ情報の宛先オペレータ情報とが一致するか否かを判別し、一致すると判別される場合に、当該メッセージ情報のメッセージ内容を前記出力手段に出力させる制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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