JP2000194781A - 空席管理装置 - Google Patents

空席管理装置

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JP2000194781A
JP2000194781A JP37129898A JP37129898A JP2000194781A JP 2000194781 A JP2000194781 A JP 2000194781A JP 37129898 A JP37129898 A JP 37129898A JP 37129898 A JP37129898 A JP 37129898A JP 2000194781 A JP2000194781 A JP 2000194781A
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JP37129898A
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English (en)
Inventor
Masanori Takeuchi
雅則 竹内
Megumi Mochizuki
恵 望月
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各テーブルの座席状態のみならず各テーブル
の位置やその周囲の状況までも誰もが簡単に把握できる
ようにする。 【解決手段】 各テーブル毎にテーブル種別情報及びテ
ーブル位置情報を記憶するテーブル設定ファイル4と、
フロアレイアウトイメージデータ及び各テーブル種別の
座席状態別イメージデータを記憶するビットマップファ
イル8と、各テーブル毎に座席状態識別情報を記憶する
座席状態ファイル6を設ける。端末コントローラ2は、
座席状態識別情報を各テーブルの座席状態の変化に応じ
て更新する。また、各テーブル毎にそのテーブルの現状
を表すイメージデータを決定する。空席管理端末1A〜
1Nは、各テーブル毎に決定されたテーブルイメージデ
ータを抽出し、各テーブル位置情報で特定される各テー
ブルの位置にそれぞれ貼り付け、その画像をディスプレ
イに表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストラン等の飲
食店において客が着席する各テーブル毎に空席なのか使
用中なのか等の座席状態の確認ができる空席管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空席管理装置としては、
CRTディスプレイ等の画面に、各テーブルを特定する
テーブル番号順に、座席数と、空席なのか使用中なのか
等の座席状態とを一覧表として表示するものがあった。
【0003】そこで、フロアの面積が広い大型レストラ
ン等では、店内入口の近傍に上記空席管理装置のディス
プレイを設置していた。そして、客が入店すると、接客
担当者がディスプレイの画面に表示された一覧表を見て
客の人数に合った空席のテーブルを探し出して、客をそ
のテーブルに案内するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の空席管理装置においては、次の点で解決しなけ
ればならない課題があった。すなわち、客の中には、同
じ店内でも窓側のテーブルを希望したり、出口に近いテ
ーブルを希望したりする客がいる。また、仕切りに囲わ
れた静かなテーブルを希望する客もいる。同様に、座席
数が同じテーブルでも、長椅子が使われているテーブル
を希望する客がいたり、丸テーブルを希望する客がいた
りいる。このように、大型のレストランを訪れる客の座
席やテーブルに関しての希望は様々あり、これらの希望
になるべく応えることがサービス性の向上となって集客
アップにつながる。ところが、各テーブルの座席数や座
席状態をディスプレイ画面に一覧表示する従来の空席管
理装置では、客の座席やテーブルに関しての希望に応え
るには接客担当者が店内フロアのレイアウトや各座席の
位置,テーブルの形状等を全て把握していなければなら
なかった。このため、接客担当者の負担が大きかった
上、経験の未熟な接客担当者の場合は客の希望する座席
をすぐに探し出せずに客を待たせてしまい、客に不快感
を与えるおそれもあった。
【0005】また、曜日や時間帯等によって店内の混雑
状況は変化し、それに合わせて座席の配置を変更したり
テーブルを交換する場合があるが、このような場合には
接客担当者に逐次変更内容を知らせなければならず、対
応が遅れがちであった。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、各テーブルの座席状態のみならず各テーブル
の位置やその周囲の状況までも誰もが簡単に把握でき、
接客担当者の負担増になることなく接客サービスの向上
を図り得る空席管理装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の空席
管理装置は、飲食店において客が着席する各テーブル毎
にそのテーブルの種類を識別するテーブル種別情報を記
憶するテーブル種別情報記憶手段と、各テーブル毎に飲
食店におけるフロア上の位置を特定するテーブル位置情
報を記憶するテーブル位置情報記憶手段と、飲食店内の
テーブルを除くフロアレイアウトのイメージデータを記
憶するフロアイメージ記憶手段と、各テーブルの種類毎
に空席,使用中等の座席状態別のテーブルイメージデー
タを記憶するテーブルイメージ記憶手段と、各テーブル
毎に座席状態を識別する座席状態識別情報を記憶する座
席状態記憶手段と、この座席状態記憶手段により記憶さ
れた座席状態識別情報を各テーブルの座席状態の変化に
応じて更新する座席状態更新手段と、テーブル種別情報
記憶手段により記憶されたテーブル種別情報と座席状態
記憶手段により記憶された座席状態識別情報とに基づい
て各テーブル毎にそのテーブルの現状を表すイメージデ
ータを決定するテーブルイメージ決定手段と、このテー
ブルイメージ決定手段により各テーブル毎に決定された
テーブルイメージデータをテーブルイメージ記憶手段に
より記憶されたイメージデータの中から抽出し、フロア
イメージ記憶手段により記憶されたフロアレイアウトの
イメージデータ上のテーブル位置情報記憶手段により記
憶された各テーブル位置情報で特定される各テーブルの
位置にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ作成手段と、
この飲食店イメージ作成手段により作成されたイメージ
データの画像を表示する画像表示手段とを備えたもので
ある。
【0008】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の空席管理装置に、テーブル種別情報記憶手段によ
り記憶されるテーブル種別情報を変更するテーブル変更
手段及びテーブル位置情報記憶手段により記憶されるテ
ーブル位置情報を変更する位置変更手段の少なくとも一
方を設けたものである。
【0009】本願請求項3記載の発明は、上記請求項1
または2記載の空席管理装置において、画像表示手段
を、タッチセンサパネル付のディスプレイとするととも
に、座席状態更新手段を、ディスプレイの画面に表示さ
れたテーブルイメージデータがタッチ入力される毎にそ
のタッチ位置からテーブルを判別し、そのテーブルに対
して座席状態記憶手段により記憶された座席状態識別情
報を所定の順序で更新する手段としたものである。
【0010】本願請求項4記載の発明は、上記請求項3
記載の発明に、直前の操作の取消を指示する直前取消指
示手段と、ディスプレイの画面に表示されたテーブルイ
メージデータがタッチ入力された後に直前取消指示手段
により取消が指示されると、座席状態更新手段により直
前に更新された座席状態識別情報を更新前の状態に戻す
直前取消処理手段とを設けたものである。
【0011】本願請求項5記載の発明は、複数台の空席
管理端末と、各空席管理端末を集中管理する端末コント
ローラとを通信手段で接続してなる空席管理装置であっ
て、飲食店において客が着席する各テーブル毎にそのテ
ーブルの種類を識別するテーブル種別情報を記憶するテ
ーブル種別情報記憶手段と、各テーブル毎に飲食店にお
けるフロア上の位置を特定するテーブル位置情報を記憶
するテーブル位置情報記憶手段と、飲食店内のテーブル
を除くフロアレイアウトのイメージデータを記憶するフ
ロアイメージ記憶手段と、各テーブルの種類毎に空席,
使用中等の座席状態別のテーブルイメージデータを記憶
するテーブルイメージ記憶手段と、各テーブル毎に座席
状態を識別する座席状態識別情報を記憶する座席状態記
憶手段とを設けるとともに、コントローラに、座席状態
記憶手段により記憶された座席状態識別情報を各テーブ
ルの座席状態の変化に応じて更新する座席状態更新手段
と、テーブル種別情報記憶手段により記憶されたテーブ
ル種別情報と座席状態記憶手段により記憶された座席状
態識別情報とに基づいて各テーブル毎にそのテーブルの
現状を表すイメージデータを決定するテーブルイメージ
決定手段とを設け、かつ、各空席管理端末に、テーブル
イメージ決定手段により各テーブル毎に決定されたテー
ブルイメージデータをテーブルイメージ記憶手段により
記憶されたイメージデータの中から抽出し、フロアイメ
ージ記憶手段により記憶されたフロアレイアウトのイメ
ージデータ上のテーブル位置情報記憶手段により記憶さ
れた各テーブル位置情報で特定される各テーブルの位置
にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ作成手段と、この
飲食店イメージ作成手段により作成されたイメージデー
タの画像を表示する画像表示手段とをそれぞれ設けたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。はじめに、本実施の形態の空席管
理装置は、図2に示すように、複数台の空席管理端末1
A〜1Nと、各空席管理端末1A〜1Nを集中管理する
端末コントローラ2とを、LAN(Local Area Networ
k)等の通信回線3により相互通信自在に接続して構成
したものである。なお、空席管理端末1A〜1Nの台数
は、A〜Nの14台に限定されるものではない。
【0013】端末コントローラ2は、例えばパーソナル
コンピュータ等のコンピュータ機器で構成しており、そ
の記憶部には、後述するテーブル設定ファイル4,ビッ
トマップ(BMP)設定ファイル5,テーブル別座席状
態ファイル6及びテーブル利用履歴ファイル7を予め記
憶している。
【0014】各空席管理端末1A〜1Nは同一構成であ
り、図1に示すように、FDD(Floppy Disk Drive)
装置9等を装備した端末制御ユニット10の上面に、液
晶素子またはEL(Electro Luminescence)素子等を用
いた画像表示手段としてのパネル型ディスプレイ11を
搭載している。そして、このパネル型ディスプレイ11
の画面上に、タッチセンサパネル12を取り付けてい
る。また、ディスプレイ11の画面に表示されるマウス
ポインタを動かすためのマウス13を端末制御ユニット
10に接続している。
【0015】各空席管理端末1A〜1Nの端末制御ユニ
ット10に内蔵された記憶部には、予め後述するビット
マップファイル8(図2参照)をそれぞれ記憶してい
る。各空席管理端末1A〜1Nのパネル型ディスプレイ
11には、通常、図3に示すテーブル状況表示画面30
がそれぞれ表示されている。このテーブル状況表示画面
30は、当該空席管理装置が設置されているレストラン
等の飲食店の客席フロアの平面形状に一致する外枠内
に、フロアを区切る仕切りや、柱,窓,出入口等ととも
に、客が着席する各テーブルのイメージを、そのテーブ
ルの形状や配置場所等を忠実に再現して表示したもので
ある。そして、各テーブルのイメージ内には、そのテー
ブルを識別するテーブル番号とともに、座席状態を識別
するマーク(空席状態=「×」,使用中状態=「〇」,
準備中状態=「△」,オーダストップ=「※」)を表示
している。ここで、テーブル状況表示画面30上の各テ
ーブルのイメージは、それぞれ各テーブルを個々に指定
するテーブルボタンとして機能する。また、テーブル状
況表示画面30の右縁部には、直前取消指示手段として
の直前訂正ボタン31,オーダストップ宣言手段として
のオータストップボタン32,閉店宣言手段としての閉
店ボタン33,座席状況要求手段としての明細ボタン3
4,位置変更指示手段としての位置変更ボタン35,テ
ーブル変更指示手段としてのテーブル変更ボタン36及
びメニューボタン37の各種タッチボタンのイメージが
表示されている。
【0016】前記テーブル設定ファイル4は、図4に示
すように、各テーブル毎にそれぞれ付された固有のテー
ブル番号TBLNo.別に、座席数や形状の違いにより一義的
に定まるテーブルの種類を識別するテーブル種別情報と
してのビットマップコードBMCと、そのテーブルの前
記テーブル状況表示画面30上での位置を特定するテー
ブル位置情報としての座標(X,Y)の値とを予め記憶
したテキストファイルであり、テーブル種別情報記憶手
段及びテーブル位置情報記憶手段を構成している。な
お、座標(X,Y)=(0,0)を前記テーブル状況表
示画面30の左上隅としている。
【0017】前記ビットマップ設定ファイル5は、図5
に示すように、n(≧2)種類のテーブルにそれぞれ対
応した1〜nまでの前記ビットマップコードBMC毎
に、それぞれ空席(s=0),使用中(s=1),準備
中(s=2),オーダストップ(s=3)の各座席状態
別のテーブルイメージデータを格納したイメージファイ
ルのファイル名を予め記憶したテキストファイルであ
る。
【0018】前記テーブル別座席状態ファイル6は、図
6に示すように、前記各テーブルのテーブル番号TBLNo.
別に、そのテーブルの座席状態を識別する座席状態識別
情報sを記憶するとともに、前回の座席状態が変化した
時刻である座席状態開始時刻hh(時):mm(分)
と、後述するテーブル利用履歴ファイル7に格納された
当該テーブルの前回の座席状態履歴データに付されたシ
ーケンシャル番号SEQNo.とを記憶するテキストファイル
であり、座席状態記憶手段及び変化時刻記憶手段を構成
している。
【0019】前記テーブル利用履歴ファイル7は、図7
に示すように、各テーブルの座席状態が変化した時刻で
ある座席状態開始時刻hh(時):mm(分)と、その
座席状態が変化したテーブルのテーブル番号TBLNo.と、
変化する前の座席状態識別情報sと、変化した後の座席
状態識別情報s’と、訂正フラグfと、変化前の座席状
態識別情報sの継続時間z(時間):zz(分)とから
なるテーブル利用履歴レコードを、発生順に一連のシー
ケンシャル番号SEQNo.を付して蓄積記憶するテキストフ
ァイルであり、テーブル状態履歴記憶手段を構成してい
る。
【0020】前記ビットマップファイル8は、図8に示
すように、前記テーブル状況表示画面30を作成するの
に必要なイメージデータとして種々のビットマップデー
タを記憶したイメージファイルである。
【0021】ここで、本実施の形態において、ファイル
名「BMP0H」のビットマップデータは、図9に示す
ように、飲食店内のフロアレイアウトのうちテーブルを
除いた部分をイメージ化した背景用ビットマップデータ
である。ここに、前記ビットマップファイル8は、フロ
アイメージ記憶手段を構成している。
【0022】また、ファイル名「BMP1A」,「BM
P1B」,「BMP1C」及び「BMP1D」のビット
マップデータは、図10に示すように、それぞれビット
マップコードBMC=1で識別される種類のテーブルの
形状と空席状態のマークとを重ね合せたイメージのビッ
トマップデータ,同テーブルの形状と使用中状態のマー
クとを重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テ
ーブルの形状と準備中状態のマークとを重ね合せたイメ
ージのビットマップデータ及び同テーブルの形状とオー
ダストップのマークとを重ね合せたイメージのビットマ
ップデータである。同様に、ファイル名「BMP2
A」,「BMP2B」,「BMP2C」及び「BMP2
D」のビットマップデータは、それぞれビットマップコ
ードBMC=2で識別される種類のテーブルの形状と空
席状態のマークとを重ね合せたイメージのビットマップ
データ,同テーブルの形状と使用中状態のマークとを重
ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブルの
形状と準備中状態のマークとを重ね合せたイメージのビ
ットマップデータ及び同テーブルの形状とオーダストッ
プのマークとを重ね合せたイメージのビットマップデー
タであり、ファイル名「BMPnA」,「BMPn
B」,「BMPnC」及び「BMPnD」のビットマッ
プデータは、それぞれビットマップコードBMC=nで
識別される種類のテーブルの形状と空席状態のマークと
を重ね合せたイメージのビットマップデータ,同テーブ
ルの形状と使用中状態のマークとを重ね合せたイメージ
のビットマップデータ,同テーブルの形状と準備中状態
のマークとを重ね合せたイメージのビットマップデータ
及び同テーブルの形状とオーダストップのマークとを重
ね合せたイメージのビットマップデータである。ここ
に、前記ビットマップファイル8は、テーブルイメージ
記憶手段を構成している。
【0023】図11は前記端末コントローラ2のハード
ウェア構成の要部を示すブロック図であって、この端末
コントローラ2は、制御部本体としてCPU(Central
Processing Unit)201を備えている。また、上記C
PU201が実行するプログラムなどの固定的データを
予め格納したROM(Read Only Memory)202、上記
CPU201によってデータの書込みや読み出しが行わ
れるRAM(Random Access Memory)203、現在時刻
を計時する時計部204、前記通信回線3を介して行わ
れる各空席管理端末1A〜1Nとのデータ通信を制御す
る通信コントローラ205、FDD装置206の駆動を
制御するFDDコントローラ207、HDD(Hard Dis
c Drive)装置208の駆動を制御するHDDコントロ
ーラ209等の他、テキストデータの入力装置として機
能するキーボード210が電気的に接続可能なキーボー
ドインタフェース211、キー入力データなどを表示す
る表示装置として機能するディスプレイ212が電気的
に接続可能なディスプレイインタフェース213、ファ
イルデータ等のプリントアウトを行う印字装置として機
能するプリンタ214が電気的に接続可能なプリンタイ
ンタフェース215を備えている。そして、CPU20
1と、ROM202,RAM203,時計部204,通
信コントローラ205,FDDコントローラ207,H
DDコントローラ209,キーボードインタフェース2
11,ディスプレイインタフェース213及びプリンタ
インタフェース215とを、アドレスバス,データバス
などのバスライン216で接続している。
【0024】かかるハードウェア構成の端末コントロー
ラ2において、前記テーブル設定ファイル4,ビットマ
ップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及
びテーブル利用履歴ファイル7は、前記HDD装置20
8によって読み書きされるハードディスク、あるいは前
記FDD装置206によって読み書きされるフロッピー
ディスクに記憶保存されている。
【0025】図12は前記各空席管理端末1A〜1Nの
ハードウェア構成の要部を示すブロック図であって、こ
の空席管理端末1A〜1Nは、制御部本体としてCPU
101を備えている。また、上記CPU101が実行す
るプログラムなどの固定的データを予め格納したROM
102、上記CPU101によってデータの書込みや読
み出しが行われるRAM103、前記通信回線3を介し
て行われる端末コントローラ2とのデータ通信を制御す
る通信コントローラ104、前記FDD装置9の駆動を
制御するFDDコントローラ105、HDD装置106
の駆動を制御するHDDコントローラ107、前記パネ
ル型ディスプレイ11の画面表示を制御する表示コント
ローラ108、前記タッチセンサパネル12からの信号
を入力するI/O(Input/Output)ポート109及び前
記マウス13が電気的に接続可能なマウスインタフェー
ス110等を備えている。そして、CPU101と、R
OM102,RAM103,通信コントローラ104,
FDDコントローラ105,HDDコントローラ10
7,表示コントローラ108,I/Oポート109及び
マウスインタフェース110とを、アドレスバス,デー
タバスなどのバスライン111で接続している。
【0026】かかるハードウェア構成の各空席管理端末
1A〜1Nにおいて、前記ビットマップファイル8は、
前記HDD装置106によって読み書きされるハードデ
ィスク、あるいは前記FDD装置9によって読み書きさ
れるフロッピーディスクに記憶保存されている。
【0027】さて、本実施の形態において、各空席管理
端末1A〜1NのCPU101は、特に図13乃至図1
7の流れ図に示す処理を実行するようにプログラム制御
されている。また、端末コントローラ2のCPU201
は、特に図18乃至図25の流れ図に示す処理を実行す
るようにプログラム制御されている。以下、図13乃至
図25の流れ図を用いて、本実施の形態の空席管理装置
の動作について説明する。
【0028】はじめに、本実施の形態の空席管理装置
は、端末コントローラ2の記憶装置(ハードディスクま
たはフロッピーディスク)に、前記テーブル設定ファイ
ル4,ビットマップ設定ファイル5,テーブル別座席状
態ファイル6及びテール利用履歴ファイル7が作成され
ており、そのうちテーブル設定ファイル4及びビットマ
ップ設定ファイル5には、それぞれ現状の飲食店の客席
レイアウトに一致したデータがロードされている。ま
た、各空席管理端末1A〜1Nの記憶装置(ハードディ
スクまたはフロッピーディスク)に、前記ビットマップ
ファイル8が作成されており、各種ファイル名に対応し
たビットマップデータがロードされている。
【0029】この状態で、システムが立ち上がると、先
ず、端末コントローラ2のCPU201が、図18の流
れ図に示す立上げ処理を実行する。すなわち、CPU内
蔵のカウンタcを一旦リセットしたならば、このカウン
タcを1ずつカウントアップする。そして、このカウン
タcをカウントアップする毎に以下の処理を実行する。
【0030】先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定
ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大
値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていな
い場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.cと
みなしてテーブル別座席状態ファイル6及びテーブル設
定ファイル4を検索し、該当テーブル番号TBLNo.の座席
状態識別情報sとビットマップコードBMCと位置座標
(X,Y)とを読込む。そして、各データを読込むこと
ができたならば、その座席状態識別情報sとビットマッ
プコードBMCとを検索キーとして前記ビットマップ設
定ファイル5を検索して、一致するファイル名を読込
む。こうして、該当テーブル番号TBLNocの座席状態識
別情報s,ビットマップコードBMC,位置座標(X,
Y)及びファイル名をそれぞれのファイル4,5,6か
ら読込んだならば、該当テーブル番号TBLNocのイメー
ジデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル
名]を編集する(テーブルイメージ決定手段)。なお、
テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル設定ファイ
ル4から該当テーブル番号TBLNo.のデータを読込むこと
ができなかった場合は、そのテーブル番号TBLNo.のテー
ブルは模様替えなどにより客席から除かれたので、前記
ビットマップ設定ファイル5の検索を行わず、該当テー
ブル番号TBLNocのイメージデータを決定するデータ列
[c(X,Y)ファイル名]の編集も行わない。
【0031】しかして、カウンタcがテーブル番号TBLN
o.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行し
て、各テーブル毎にイメージデータを決定するデータ列
[c(X,Y)ファイル名]を編集する。そして、カウ
ンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超えたなら
ば、図26(a)に示すように、各テーブル毎にイメー
ジデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル
名]を組込んだテーブル状況表示コマンド(コマンド識
別フラグ:CMF01)を作成し、このテーブル状況表示
コマンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A
〜1Nに一斉に送信する。その後、CPU201は、図
19に具体的に示す通常処理を実行するものとなってい
る。
【0032】一方、各空席管理端末1A〜1NのCPU
101は、システムの立上げに応じて初期化処理などを
行った後、図13に具体的に示す通常処理に入る。そし
て、通信回線3を介して端末コントローラ2から上記テ
ーブル状況表示コマンドを受信すると、以下の処理を実
行する。すなわちCPU101は、通信回線3を介して
受信した端末コントローラ2からのコマンドがコマンド
フラグ=CMF01のテーブル状況表示コマンドであるこ
とを確認すると、先ず、ビットマップファイル8からフ
ァイル名「BMP0H」の背景用ビットマップデータを
読込み、RAM103に形成した第1の表示バッファA
に展開する。
【0033】次に、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセ
ットした後、このカウンタcを1ずつカウントアップす
る。そして、このカウンタcをカウントアップする毎に
以下の処理を実行する。
【0034】先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定
ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大
値mを超えたか否かを判断する。なお、最大値mは予め
端末コントローラ2からダウンロードされている。カウ
ンタcの値が最大値mを超えていない場合には、受信し
たテーブル状況表示コマンドを解析し、先頭項目「c」
がカウンタcの値に一致するデータ列[c(X,Y)フ
ァイル名]の有無を判断する。そして該当するデータ列
[c(X,Y)ファイル名]を検出した場合には、その
データ列中のファイル名が設定されたテーブルのビット
マップデータをビットマップファイル8から読込み、R
AM103に形成した第2の表示バッファBに、同デー
タ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。このとき、
データ列の先頭項目「c」をテーブル番号としてイメー
ジ化しテーブルのビットマップデータの枠内に展開す
る。なお、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致する
データ列[c(X,Y)ファイル名]を検出できなかっ
た場合には、上記テーブルビットマップデータの第2の
表示バッファBへの展開処理を行わない。
【0035】しかして、カウンタcがテーブル番号TBLN
o.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行し
て、テーブル状況表示コマンドに組込まれた全データ列
のそれぞれのファイル名に対応した各テーブルビットマ
ップデータを、各データ列の先頭項目「c」に対応した
テーブル番号のイメージデータとともに第2の表示バッ
ファBに、そのデータ列中の座標(X,Y)を中心に展
開する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最
大値mを超えたならば、第1の表示バッファAの内容に
第2の表示バッファBの内容を重ね合せてテーブル状況
表示画面30を作成し(飲食店イメージ作成手段)、パ
ネル型ディスプレイ11に表示させる。以上で、テーブ
ル状況表示コマンドの受信処理を終了する。
【0036】また、各空席管理端末1A〜1NのCPU
101は、通常処理において、上記パネル型ディスプレ
イ11の画面に取り付けられたタッチセンサパネル12
からの入力を監視している。ここで、テーブル状況表示
画面30内に表示されている各テーブルボタンのいずれ
かがタッチ操作されたことを確認した場合には、図14
(a)に示す処理を実行する。すなわち、タッチセンサ
パネル12からの信号によりタッチ操作されたテーブル
ボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得したならば、図
26(c)に示すように、当該空席管理端末の識別コー
ドである端末IDコードTMIDとともに中心座標(X
d,Yd)データを組込んだ座席状態変更コマンド(コ
マンド識別フラグ:CMF11)を作成する。そして、こ
の座席状態変更コマンドを通信回線3を介して端末コン
トローラ2に送信したならば、このテーブルボタン入力
処理を終了する。
【0037】また、テーブル状況表示画面30の右縁部
に表示されている直前訂正ボタン31がタッチ操作され
たことを確認した場合には、図14(b)に示すよう
に、当該空席管理端末の端末IDコードTMIDを組込
んだ直前訂正コマンド(コマンド識別フラグ:CMF1
2)を作成する。そして、この直前訂正コマンドを通信
回線3を介して端末コントローラ2に送信したならば、
この直前訂正ボタン入力処理を終了する。
【0038】同様に、オーダストップボタン32がタッ
チ操作されたことを確認した場合には、図14(c)に
示すように、当該空席管理端末の端末IDコードTMI
Dを組込んだオーダストップコマンド(コマンド識別フ
ラグ:CMF13)を作成する。そして、このオーダスト
ップコマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2
に送信したならば、このオーダストップボタン入力処理
を終了する。
【0039】また、閉店ボタン33がタッチ操作された
ことを確認した場合には、図14(d)に示すように、
当該空席管理端末の端末IDコードTMIDを組込んだ
閉店コマンド(コマンド識別フラグ:CMF14)を作成
する。そして、この閉店コマンドを通信回線3を介して
端末コントローラ2に送信したならば、この閉店入力処
理を終了する。
【0040】また、明細ボタン34がタッチ操作された
場合には、図15に示すように、テーブルボタンの入力
を待機する。そして、タッチセンサパネル12からの信
号により、テーブル状況表示画面30内に表示されてい
る各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作されたこと
を確認すると、その信号によりタッチ操作されたテーブ
ルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得する。そし
て、図26(g)に示すように、当該空席管理端末の識
別コードである端末IDコードTMIDとともに中心座
標(Xd,Yd)データを組込んだ明細要求コマンド
(コマンド識別フラグ:CMF15)を作成し、この明細
要求コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2
に送信する。
【0041】次に、端末コントローラ2から明細応答コ
マンドが返信されてくるのを待機する。そして、明細応
答コマンドを受信したならば、図27に示すように、テ
ーブル状況表示画面30内にダイアログボックス38を
開き、このボックス38内に、明細応答コマンドに組込
まれているテーブル番号TBLNo.,使用開始時刻及び経過
時間を表示する(経過時間出力手段)。その後、タッチ
センサパネル12からの信号により、上記ダイアログボ
ックス38内の確認ボタン39がタッチ操作されたこと
を検知すると、上記ダイアログボックス38を消去し
て、この明細ボタン入力処理を終了する。
【0042】また、位置変更ボタン35がタッチ操作さ
れた場合には、図16(a)に示すように、テーブルボ
タンの入力を待機する。そして、タッチセンサパネル1
2からの信号により、テーブル状況表示画面30内に表
示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ操作
されたことを確認すると、その信号によりタッチ操作さ
れたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取得す
る。そして、そのタッチ操作されたテーブルボタンのテ
ーブルビットマップデータを反転表示させる。
【0043】この状態で、マウス13のドラッグ操作に
より反転表示されているテーブルボタンが画面上を移動
し、テーブル状況画面30内の任意の位置に置かれる
と、その位置座標(Xe,Ye)が当該テーブルボタン
の変更位置情報として入力されたと判断する。そして、
図26(h)に示すように、当該空席管理端末の識別コ
ードである端末IDコードTMIDとともに位置変更前
の中心座標(Xd,Yd)データ及び変更後の位置座標
(Xe,Ye)データを組込んだ位置変更コマンド(コ
マンド識別フラグ:CMF16)を作成し、この位置変更
コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送
信する。しかる後、位置座標(Xe,Ye)に移動され
たテーブルボタンのビットマップデータを消去したなら
ば、この位置変更ボタン入力処理を終了する。なお、変
更後の位置座標の入力方法は、マウス13を用いる方法
に限定されるものではなく、例えばマウス13の代わり
にテンキーボードを接続して、テンキーによる置数によ
り変更後の位置座標を入力してもよい。
【0044】また、テーブル変更ボタン36がタッチ操
作された場合には、図16(b)に示すように、テーブ
ルボタンの入力を待機する。そして、タッチセンサパネ
ル12からの信号により、テーブル状況表示画面30内
に表示されている各テーブルボタンのいずれかがタッチ
操作されたことを確認すると、その信号によりタッチ操
作されたテーブルボタンの中心座標(Xd,Yd)を取
得する。そして、そのタッチ操作されたテーブルボタン
のテーブルビットマップデータを反転表示させる。
【0045】次に、ビットマップファイル8から各テー
ブルの空席用ビットマップデータを全部読込む。そし
て、テーブル状況表示画面30内にダイアログボックス
を開き、このボックス内に、各テーブルの空席用ビット
マップデータの一覧を表示させる。この状態で、タッチ
センサパネル12からの信号により、ダイアログボック
ス内のいずれか1つの空席用ビットマップデータがタッ
チ操作されたことを検知すると、その空席用ビットマッ
プデータのファイル名BMPjA(1≦j≦n)を取得
する。そして、図26(i)に示すように、当該空席管
理端末の識別コードである端末IDコードTMIDとと
もに中心座標(Xd,Yd)データ及びファイル名BM
PjAデータを組込んだテーブル変更コマンド(コマン
ド識別フラグ:CMF17)を作成し、このテーブル変更
コマンドを通信回線3を介して端末コントローラ2に送
信する。しかる後、位置座標(Xd,Yd)に移動され
たテーブルボタンのビットマップデータを消去したなら
ば、このテーブル変更ボタン入力処理を終了する。
【0046】一方、端末コントローラ2のCPU201
は、図19に示すように、通常処理において、キーボー
ド210のキー入力により設定モードが選択されると、
前記テーブル設定ファイル4,ビットマップ設定ファイ
ル5,テーブル別座席状態ファイル6及びテーブル利用
履歴ファイル7の各種ファイルの必要項目をマニュアル
操作により更新可能とする。また、上記各ファイルのデ
ータをFDD装置206にセットされたフロッピーディ
スクにファイル別に出力したり、プリンタ214によっ
て記録紙にプリントアウトすることも可能とする。
【0047】また、上記CPU201は、通信回線3で
接続された各空席管理端末1A〜1Nからコマンドを受
信すると、そのコマンドに応じた処理を実行するものと
なっている。
【0048】すなわち、いずれかの空席管理端末1A〜
1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に表示されてい
るテーブル状況表示画面30のテーブルボタンがタッチ
操作され、図26(c)に示す座席状態変更コマンドを
受信した場合には、図20に示す処理を実行する。先
ず、受信した座席状態変更コマンドを解析して当該コマ
ンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得し
たならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(X
d,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TB
LNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル
番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル別座席状態ファ
イル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態
識別情報sに1を加算する。ただし、1を加算した結
果、座席状態識別情報sが「3」に達したならば「0」
とする。つまり、座席状態識別情報sが「0(空席)」
であったならば「1(使用中)」に更新し、「1(使用
中)」であったならば「2(準備中)」に更新し、「2
(準備中)」であったならば「0(空席)」に更新する
(座席状態更新手段)。
【0049】次に、テーブル設定ファイル4及びテーブ
ル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号
TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置
座標(X,Y)と、座席状態識別情報s及び座席状態開
始時刻hh:mmとを読込む。また、座席状態識別情報
sとビットマップコードBMCとを検索キーとして前記
ビットマップ設定ファイル5を検索して、一致するファ
イル名を読込む。次に、各ファイル4,5,6から読込
んだデータで該当テーブル番号TBLNo.kのイメージデー
タを決定するデータ列[k(X,Y)ファイル名]を編
集する(テーブルイメージ決定手段)。
【0050】こうして、データ列[k(X,Y)ファイ
ル名]を編集したならば、図26(b)に示すように、
このデータ列[k(X,Y)ファイル名]を組込んだテ
ーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CMF02)
を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信回線3
を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信する。
【0051】しかる後、時計部204にて計時されてい
る現在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態
ファイル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.kの座
席状態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号
TBLNo.kのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報
sの継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、
テーブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番
号TBLNo.kの座席状態開始時刻を前記時計部204から
読み出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0052】次に、該当テーブル番号TBLNo.kの更新前
の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席
状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とか
らテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フ
ラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当
テーブル番号TBLNo.kの最新のテーブル利用履歴レコー
ドを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.
を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0053】しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に
追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル
番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を
該当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル番
号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新
する。また、端末コントローラ2のRAM203に形成
したTMID別メモリのうち、受信した座席状態変更コ
マンド中の端末IDコードTMIDに対応するエリア
に、該当テーブル番号TBLNoと前回履歴シーケンシャル
番号とを記憶して、この座席状態変更コマンド受信処理
を終了する。
【0054】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30の直前訂正ボ
タン31がタッチ操作され、図26(d)に示す直前訂
正コマンドを受信した場合には、図21に示す処理を実
行する。先ず、RAM203のTMID別メモリから受
信した直前訂正コマンド中の端末IDコードTMIDに
対応したテーブル番号TBLNokと前回履歴シーケンシャ
ル番号とを読込むとともに、テーブル別座席状態ファイ
ル6から当該テーブル番号TBLNokの前回履歴シーケン
シャル番号を読込み、比較する。その結果、両履歴シー
ケンシャル番号が一致しなかった場合には、当該テーブ
ル番号TBLNokのテーブルの座席状態が既に他の空席管
理端末により更新されているので、直前取消操作を不可
とする。そして、コマンド送信元である端末IDコード
TMIDの空席管理端末に対し、通信回線3を介してエ
ラー応答コマンドを送信したならば、この直前取消コマ
ンド受信処理を終了する。
【0055】これに対し、TMID別メモリから読出し
た該当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル
番号と、テーブル別座席状態ファイル6から読込んだ該
当テーブル番号TBLNo.kの前回履歴シーケンシャル番号
とが一致する場合には、以下に示す処理、つまり前記座
席状態更新手段により直前に更新された座席状態識別情
報sを更新前の状態に戻す直前取消処理を実行する(直
前取消処理手段)。
【0056】先ず、テーブル利用履歴ファイル7に蓄積
されている前回履歴シーケンシャル番号の利用履歴レコ
ードの訂正フラグを訂正有りを示す“1”に更新する。
また、この前回履歴シーケンシャル番号の利用履歴レコ
ードの座席状態識別情報sを読込む。そして、テーブル
別座席状態ファイル6の該当テーブル番号TBLNo.kに対
応した座席状態を、このテーブル利用履歴ファイル7か
ら読み込んだ座席状態sに変更する。
【0057】次に、テーブル設定ファイル4及びテーブ
ル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号
TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置
座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。ま
た、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCと
を検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検
索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイ
ル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TB
LNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,
Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k
(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26
(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファ
イル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識
別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマ
ンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1
Nに一斉に送信する。以上で、直前取消コマンド受信処
理を終了する。
【0058】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30のオーダスト
ップボタン32がタッチ操作され、図26(e)に示す
オーダストップコマンドを受信した場合には、図22に
示すように、CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットし
た後、このカウンタcを1ずつカウントアップする。そ
して、このカウンタcを1ずつカウントアップする毎
に、以下の処理、つまりテーブル別座席状態ファイル6
により空席を示す座席状態識別情報sが記憶されている
テーブルの前記テーブル状況表示画面30上での表示を
強制的にオーダストップを示すテーブルの表示に変更す
る処理を実行する(オーダストップ処理手段)。
【0059】先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定
ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大
値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていな
い場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.とみ
なしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テ
ーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを読込む。こ
こで、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報s
が空席を示す値「0」でない場合には、以下の処理を行
わない。
【0060】該当テーブル番号TBLNocの座席状態識別
情報sが空席を示す値「0」であった場合には、このテ
ーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sをオーダスト
ップを示す値「3」に更新する。次に、テーブル設定フ
ァイル4及びテーブル別座席状態ファイル6を検索し
て、該当テーブル番号TBLNo.cに対応したビットマップ
コードBMC及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別
情報s及び座席状態開始時刻hh:mmとを読込む。ま
た、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCと
を検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検
索して、一致するファイル名を読込む。しかる後、各フ
ァイル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番
号TBLNo.cのイメージデータを決定するデータ列[c
(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ
決定手段)。
【0061】次に、時計部204にて計時されている現
在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファ
イル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.cの座席状
態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLN
o.cのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報sの
継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、テー
ブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番号TB
LNo.cの座席状態開始時刻を前記時計部204から読み
出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0062】次に、該当テーブル番号TBLNo.cの更新前
の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席
状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とか
らテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フ
ラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当
テーブル番号TBLNo.cの最新のテーブル利用履歴レコー
ドを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.
を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0063】しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に
追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル
番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を
該当テーブル番号TBLNo.cの前回履歴シーケンシャル番
号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新
する。
【0064】しかして、カウンタcがテーブル番号TBLN
o.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行し
て、空席状態にあった各テーブル毎にオーダストップを
示すイメージデータを決定するデータ列[c(X,Y)
ファイル名]を編集する。そして、カウンタcがテーブ
ル番号TBLNo.の最大値mを超えたならば、図26(b)
に示すように、空席状態にあった各テーブル毎にイメー
ジデータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル
名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フ
ラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマンド
を前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに
一斉に送信する。以上で、オーダストップコマンド受信
処理を終了する。
【0065】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30の閉店ボタン
33がタッチ操作され、図26(f)に示す閉店コマン
ドを受信した場合には、図23に示すように、CPU内
蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカウンタc
を1ずつカウントアップする。そして、このカウンタc
を1ずつカウントアップする毎に、以下の処理、つまり
各テーブルの前記テーブル状況表示画面30上での表示
を強制的に空席を示すテーブルの表示に変更する処理を
実行する(閉店処理手段)。
【0066】先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定
ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大
値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていな
い場合には、カウンタcの値をテーブル番号TBLNo.とみ
なしてテーブル別座席状態ファイル6を検索し、該当テ
ーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを読込む。こ
こで、該当テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報s
が空席を示す値「0」の場合には、以下の処理を行わな
い。
【0067】該当テーブル番号TBLNocの座席状態識別
情報sが空席を示す値「0」でなかった場合には、この
テーブル番号TBLNo.cの座席状態識別情報sを空席を示
す値「0」に更新する。次に、テーブル設定ファイル4
及びテーブル別座席状態ファイル6を検索して、該当テ
ーブル番号TBLNo.cに対応したビットマップコードBM
C及び位置座標(X,Y)と、座席状態識別情報s及び
座席状態開始時刻hh:mmとを読込む。また、座席状
態識別情報sとビットマップコードBMCとを検索キー
として前記ビットマップ設定ファイル5を検索して、一
致するファイル名を読込む。しかる後、各ファイル4,
5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TBLNo.c
の空席を示すイメージデータを決定するデータ列[c
(X,Y)ファイル名]を編集する(テーブルイメージ
決定手段)。
【0068】次に、時計部204にて計時されている現
在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファ
イル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.cの座席状
態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLN
o.cのテーブルにおける更新前の座席状態識別情報sの
継続時間を算出する(継続時間演算手段)。また、テー
ブル別座席状態ファイル6における該当テーブル番号TB
LNo.cの座席状態開始時刻を前記時計部204から読み
出した現在時刻に更新する(変化時刻更新手段)。
【0069】次に、該当テーブル番号TBLNo.cの更新前
の座席状態識別情報s及びその開始時刻と更新後の座席
状態識別情報s’と座席状態識別情報sの継続時間とか
らテーブル利用履歴レコードを作成する。なお、訂正フ
ラグfは訂正無しを示す“0”とする。こうして、該当
テーブル番号TBLNo.cの最新のテーブル利用履歴レコー
ドを作成したならば、新たなシーケンシャル番号SEQNo.
を付してテーブル利用履歴ファイル7に追加する。
【0070】しかる後、テーブル利用履歴ファイル7に
追加されたテーブル利用履歴レコードのシーケンシャル
番号SEQNo.を読込み、このシーケンシャル番号SEQNo.を
該当テーブル番号TBLNo.cの前回履歴シーケンシャル番
号として、テーブル別座席状態ファイル6の内容を更新
する。
【0071】しかして、カウンタcがテーブル番号TBLN
o.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行し
て、空席以外の状態にあった各テーブル毎にイメージデ
ータを決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を
編集する。そして、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の
最大値mを超えたならば、図26(b)に示すように、
空席以外の状態にあった各テーブル毎にイメージデータ
を決定するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を組込
んだテーブル更新コマンド(コマンド識別フラグ:CM
F02)を作成し、このテーブル更新コマンドを前記通信
回線3を介して各空席管理端末1A〜1Nに一斉に送信
する。以上で、空席コマンド受信処理を終了する。
【0072】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30の明細ボタン
34がタッチ操作され、図26(g)に示す明細要求コ
マンドを受信した場合には、図24に示す処理を実行す
る。先ず、受信した明細要求コマンドを解析して当該コ
マンドに組込まれている中心座標(Xd,Yd)を取得
したならば、テーブル設定ファイル4から中心座標(X
d,Yd)が設定されているテーブルのテーブル番号TB
LNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、このテーブル
番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル別座席状態ファ
イル6を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kの座席状態
開始時刻を読込む。
【0073】次に、時計部204にて計時されている現
在時刻を読込む。そして、前記テーブル別座席状態ファ
イル6から読込んだ該当テーブル番号TBLNo.kの座席状
態開始時刻との時間差を計算し、該当テーブル番号TBLN
o.kのテーブルにおける現在の状態の経過時間を算出す
る(経過時間演算手段)。
【0074】しかる後、該当テーブル番号TBLNo.kと、
座席状態開始時刻と、経過時間とを組込んだ明細応答コ
マンドを作成する。そして、この明細応答コマンドを、
明細要求コマンド中の端末IDコードTMIDで識別さ
れるコマンド送信元の空席管理端末に通信回線3を介し
て送信したならば、この明細要求コマンド受信処理を終
了する。
【0075】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30の位置変更ボ
タン35がタッチ操作され、図26(h)に示す位置変
更コマンドを受信した場合には、図25(a)に示す処
理を実行する。先ず、受信した位置変更コマンドを解析
して当該コマンドに組込まれている中心座標(Xd,Y
d)を取得したならば、テーブル設定ファイル4から中
心座標(Xd,Yd)が設定されているテーブルのテー
ブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込む。そして、こ
のテーブル番号TBLNo.kを検索キーとしてテーブル設定
ファイル4を検索し、該当テーブル番号TBLNo.kに対応
した座標(X,Y)の値を、受信した位置変更コマンド
中の座標(Xe,Ye)データに変更する(位置変更手
段)。
【0076】次に、テーブル設定ファイル4及びテーブ
ル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号
TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置
座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。ま
た、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCと
を検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検
索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイ
ル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TB
LNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,
Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k
(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26
(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファ
イル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識
別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマ
ンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1
Nに一斉に送信する。以上で、位置変更コマンド受信処
理を終了する。
【0077】また、CPU201は、いずれかの空席管
理端末1A〜1Nにおいてパネル型ディスプレイ11に
表示されているテーブル状況表示画面30のテーブル変
更ボタン36がタッチ操作され、図26(i)に示すテ
ーブル変更コマンドを受信した場合には、図25(b)
に示す処理を実行する。先ず、受信したテーブル変更コ
マンドを解析して当該コマンドに組込まれている中心座
標(Xd,Yd)を取得したならば、テーブル設定ファ
イル4から中心座標(Xd,Yd)が設定されているテ
ーブルのテーブル番号TBLNo.k(1≦k≦m)を読込
む。そして、このテーブル番号TBLNo.kを検索キーとし
てテーブル設定ファイル4を検索し、該当テーブル番号
TBLNo.kに対応したビットマップコードBMCの値を、
受信したテーブル変更コマンド中のコードjに変更する
(テーブル変更手段)。
【0078】次に、テーブル設定ファイル4及びテーブ
ル別座席状態ファイル6を検索して、該当テーブル番号
TBLNo.kに対応したビットマップコードBMC及び位置
座標(X,Y)と、座席状態識別情報sとを読込む。ま
た、座席状態識別情報sとビットマップコードBMCと
を検索キーとして前記ビットマップ設定ファイル5を検
索して、一致するファイル名を読込む。次に、各ファイ
ル4,5,6から読込んだデータで該当テーブル番号TB
LNo.kのイメージデータを決定するデータ列[k(X,
Y)ファイル名]を編集する。そして、データ列[k
(X,Y)ファイル名]を編集したならば、図26
(b)に示すように、このデータ列[k(X,Y)ファ
イル名]を組込んだテーブル更新コマンド(コマンド識
別フラグ:CMF02)を作成し、このテーブル更新コマ
ンドを前記通信回線3を介して各空席管理端末1A〜1
Nに一斉に送信する。以上で、テーブル変更コマンド受
信処理を終了する。
【0079】一方、端末コントローラ2から通信回線3
を介してテーブル更新コマンドを受信した各空席管理端
末1A〜1NのCPU101は、図17に示すように、
CPU内蔵のカウンタcを一旦リセットした後、このカ
ウンタcを1ずつカウントアップする。そして、このカ
ウンタcを1ずつカウントアップする毎に以下の処理を
実行する。
【0080】先ず、カウンタcの値が前記テーブル設定
ファイル4に設定されているテーブル番号TBLNo.の最大
値mを超えたか否かを判断する。最大値mを超えていな
い場合には受信したテーブル状況表示コマンドを解析
し、先頭項目「c」がカウンタcの値に一致するデータ
列[c(X,Y)ファイル名]の有無を判断する。そし
て該当するデータ列[c(X,Y)ファイル名]を検出
した場合には、そのデータ列中のファイル名が設定され
たテーブルのビットマップデータをビットマップファイ
ル8から読込み、RAM103に形成した第2の表示バ
ッファBに、同データ列中の座標(X,Y)を中心に展
開する。このとき、データ列の先頭項目「c」をテーブ
ル番号としてイメージ化しテーブルのビットマップデー
タの枠内に展開する。なお、先頭項目「c」がカウンタ
cの値に一致するデータ列[c(X,Y)ファイル名]
を検出できなかった場合には、上記テーブルビットマッ
プデータの第2の表示バッファBへの展開処理を行わな
い。
【0081】しかして、カウンタcがテーブル番号TBLN
o.の最大値mを超えるまで上記処理を繰り返し実行し
て、テーブル状況表示コマンドに組込まれた各データ列
のファイル名に対応した各テーブルビットマップデータ
を、各データ列の先頭項目「c」に対応したテーブル番
号のイメージデータとともに第2の表示バッファBに、
そのデータ列中の座標(X,Y)を中心に展開する。そ
して、カウンタcがテーブル番号TBLNo.の最大値mを超
えたならば、第1の表示バッファAに既に展開されてい
る背景ビットマップデータに第2の表示バッファBの内
容を重ね合せてテーブル状況表示画面30を作成し(飲
食店イメージ作成手段)、パネル型ディスプレイ11に
表示させる。以上で、テーブル更新コマンドの受信処理
を終了する。
【0082】このように、複数台の空席管理端末1A〜
1Nと各空席管理端末1A〜1Nを集中管理する端末コ
ントローラ2とを通信回線3で接続してなる本実施の形
態の空席管理装置において、飲食店において客が着席す
る各テーブル毎にテーブル種別情報としてのビットマッ
プコードBMCを記憶するテーブル種別情報記憶手段及
び各テーブル毎に飲食店におけるフロア上の位置を特定
するテーブル位置情報としての座標(X,Y)データを
記憶するテーブル位置情報記憶手段としてのテーブル設
定ファイル4と、飲食店内のテーブルを除くフロアレイ
アウトのイメージデータを記憶するフロアイメージ記憶
手段及び各テーブルの種類毎に空席,使用中,準備中,
オーダストップの各座席状態別のテーブルイメージデー
タを記憶するテーブルイメージ記憶手段としてのビット
マップファイル8と、各テーブル毎に座席状態識別情報
sを記憶する座席状態記憶手段としてのテーブル別座席
状態ファイル6とを設けている。
【0083】そして、端末コントローラ2は、テーブル
別座席状態ファイル6に記憶された座席状態識別情報s
を各テーブルの座席状態の変化に応じて更新する座席状
態更新手段と、テーブル設定ファイル4に記憶されたビ
ットマップコードBMCとテーブル別座席状態ファイル
6に記憶された座席状態識別情報sとからビットマップ
設定ファイル5を参照して各テーブル毎にそのテーブル
の現状を表すイメージデータを決定するテーブルイメー
ジ決定手段とを備えている。
【0084】また、各空席管理端末1A〜1Nは、テー
ブルイメージ決定手段により各テーブル毎に決定された
テーブルイメージデータをビットマップファイル8から
抽出し、同ビットマップファイル8に記憶されたフロア
レイアウトのイメージデータ上のテーブル設定ファイル
4に記憶された座標(X,Y)データで特定される各テ
ーブルの位置にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ作成
手段と、この飲食店イメージ作成手段により作成された
イメージデータの画像をテーブル状況表示画面30とし
て表示する画像表示手段としてのパネル型ディスプレイ
11とをそれぞれ備えている。
【0085】したがって、各空席管理端末1A〜1Nの
パネル型ディスプレイ11には、テーブル状況表示画面
30として、飲食店内のフロアに実際に設置されている
仕切り,柱,窓,出入口等の画像とともに、そのフロア
の各所に配置されたテーブルの画像が表示される。そし
て、各テーブルの座席状態(空席,使用中,準備中な
ど)は、そのテーブルのイメージデータの画像の違いか
ら容易に判別できる。したがって、各テーブルの座席状
態のみならず各テーブルの位置やその周囲の状況までも
誰もが簡単に把握できるようになる。その結果、接客担
当者は客の座席に関する希望を満たしたテーブルで空席
のものを即座に見出だし、そのテーブルに客を案内でき
るようになるので、接客サービスが向上される。
【0086】また、接客担当者は、例えば空席管理端末
1Aのディスプレイ11に表示されているテーブル状況
表示画面30を見て客を案内するテーブルを決めたなら
ば、その客を案内するテーブルのイメージをタッチ操作
する。そうすると、各空席管理端末1A〜1Nのディス
プレイ11に表示されているテーブル状況表示画面30
において、当該テーブルの座席状態が一斉に空席から使
用中に更新される。同様に、飲食を終えた客が帰ったテ
ーブルを片付ける際にそのテーブルのイメージをタッチ
操作すると、当該テーブルの座席状態が一斉に使用中か
ら準備中に更新される。また、テーブルを片付け終わっ
た際にそのテーブルのイメージをタッチ操作すると、当
該テーブルの座席状態が一斉に準備中から空席に更新さ
れる。
【0087】このように、空席管理端末1A〜1Nのパ
ネル型ディスプレイ11に表示されているテーブル状況
表示画面30内の各テーブルのイメージをそのテーブル
を指定するボタンと見なし、このテーブルボタンをタッ
チ操作するだけでそのテーブルの座席状態を順次更新で
きるので、操作性がよい。また、1台の空席管理端末で
タッチ操作すれば自動的に他の空席管理端末で表示され
ている各テーブルの座席状態も更新されるので、空席状
態にあったテーブルに客を案内してみたところ他の接客
担当者が既に別の客を案内しているような不具合も防止
できる。
【0088】しかも、本実施の形態では、接客担当者が
誤って別のテーブルのイメージをタッチ操作してしまっ
た場合には、テーブル状況表示画面30に表示されてい
る直前訂正ボタン31をタッチ操作することによって、
そのミスを訂正することができる。すなわち、端末コン
トローラ2は、RAM203にTMID別メモリを形成
しており、空席管理端末1A〜1Nから受信した座席状
況変更コマンドに応じてテーブル別座席状態ファイル6
のタッチ操作されたテーブルの座席状態識別情報を更新
する毎に、更新前の座席状態識別情報及びタッチ操作さ
れたテーブルのテーブル番号を含むテーブル利用履歴レ
コードのシーケンシャル番号を空席管理端末1A〜1N
の端末IDコードTMID別に記憶する。そして、空席
管理端末1A〜1Nから直前訂正コマンドを受信する
と、該当シーケンシャル番号のテーブル利用履歴レコー
ドから直前訂正対象のテーブルと更新前の座席状態識別
情報とを取得する。そして、テーブル別座席状態ファイ
ル6の該当テーブルの座席状態を更新前の状態に戻すと
ともに、戻した後の座席状態を表示させるテーブル更新
コマンドを編集して各空席管理端末1A〜1Nに送信す
るものとなっている。
【0089】また、本実施の形態において、例えば飲食
店のマネージャは、オーダストップの時刻になると、空
席管理端末1A〜1Nのディスプレイ11に表示された
テーブル状況表示画面30内のオーダストップボタン3
2をタッチ操作する。そうすると、テーブル状況表示画
面30に表示されている各テーブルのイメージのうち、
空席状態にあるテーブルのイメージが全てオーダストッ
プのイメージに自動的に変更される。したがって、オー
ダストップ後に接客担当者が客を空席のテーブルに案内
してしまうミスを確実に防止できる。なお、本実施の形
態では、オーダストップボタン32のタッチ操作に応じ
て空席のテーブルのイメージをオーダストップのイメー
ジに変更したが、オーダストップのイメージでなく準備
中のイメージに変更するようにしても、同様な効果を奏
し得る。この場合、ビットマップファイル8からオーダ
ストップのテーブルイメージデータを全て削除できるの
で、記憶容量を低減できる効果も奏する。
【0090】また、本実施の形態において、例えば飲食
店のマネージャは、閉店の時刻になると、空席管理端末
1A〜1Nのディスプレイ11に表示されたテーブル状
況表示画面30内の閉店ボタン33をタッチ操作する。
そうすると、テーブル状況表示画面30に表示されてい
る各テーブルのイメージが全て空席のイメージに強制的
に変更される。したがって、閉店時にテーブルボタンを
1個1個タッチ操作して空席のイメージに戻す手間が不
要となる。
【0091】なお、本実施の形態では、閉店ボタン32
のタッチ操作に応じて全てのテーブルのイメージを空席
のイメージに変更したが、図28に示す端末コントロー
ラ2のCPU201の閉店コマンド受信処理のように、
座席状態識別情報sが「2」以外のテーブルの座席状態
識別情報sを全て「2」に変更するように構成して、閉
店のイメージでなく準備中のイメージに変更するように
してもよい。こうすることにより、閉店後に例えばマネ
ージャがテーブルを1つずつチェックし、片付けられて
いるテーブルのテーブルボタンを順次タッチ操作して閉
店のイメージに戻す運用を取ることができ、閉店後に各
テーブルが片付けられたか否かをミスなくチェックでき
るようになる。
【0092】ところで、本実施の形態では、端末コント
ローラ2にテーブル利用履歴ファイル8を設けるととも
に、テーブル別座席状態ファイル6にテーブル別に座席
状態開始時刻を記憶するエリアを設けている。そして、
各テーブルの座席状態が変わる毎にその時点の時刻を座
席状態開始時刻としてテーブル別座席状態ファイル6に
記憶するようにしている。また、テーブル別座席状態フ
ァイル6に記憶されていた前回の座席状態開始時刻と現
在時刻との時間差により、その前回の座席状態の継続時
間を算出し、この継続時間を含むテーブル別の利用履歴
レコードを作成して、テーブル利用履歴ファイル8に蓄
積格納するようにしている。
【0093】したがって、テーブル利用履歴ファイル8
に蓄積格納された利用履歴レコードを調べることで、テ
ーブル毎の利用状況を容易に把握でき、利用率の低いテ
ーブルを他の場所に移動させたり別のテーブルに置き換
えたりして、店舗運営の効率アップを図ることが容易に
できる。
【0094】また、本実施の形態では、各空席管理端末
1A〜1Nのディスプレイ11に表示されているテーブ
ル状況表示画面30に、明細ボタン34を表示させてい
る。そして、この明細ボタン34をタッチ操作するとと
もにテーブルボタンをタッチ操作すると、そのテーブル
ボタンに対応するテーブルの現在の座席状態の経過時間
がディスプレイ11に表示されるようになっている。し
たがって、各テーブルの現在の座席状態の経過時間を、
テーブル毎に簡単に確認することができる。
【0095】ところで、前述したように、店舗運営の効
率のアップを図るためには、テーブルを別の場所に移動
させたり、別のテーブルに置き換えたりすることが行わ
れる。そして、たとえ営業中でも、テーブルの移動や変
更に伴ない、テーブル状況表示画面30に表示される各
テーブルのイメージ(テーブルボタン)の位置や形状を
速やかに変更できることが望ましい。
【0096】そこで本実施の形態では、空席管理端末1
A〜1Nのディスプレイ11に表示されているテーブル
状況表示画面30に位置変更ボタン35を表示させてい
る。そして、位置変更ボタン35がタッチ操作された
後、テーブルボタンがマウス13により画面上で任意の
位置に移動されると、テーブル設定ファイル4に設定さ
れていた当該テーブルの座標(X,Y)データを移動後
の座標(Xe,Ye)に変更するとともに、該当テーブ
ルのテーブルボタンが移動後の位置に移動した画面に切
り替わるようにしている。
【0097】また、同じくテーブル状況表示画面30に
テーブル変更ボタン36を表示させている。そして、テ
ーブル変更ボタン36がタッチ操作された後、テーブル
ボタンがタッチ操作されると、テーブルビットマップデ
ータの一覧を表示させる。そしていずれかのテーブルビ
ットマップデータが選択されると、テーブル設定ファイ
ル4に設定されていた該当テーブルのビットマップコー
ドBMCを選択されたビットマップデータのコードに変
更するとともに、該当テーブルのテーブルボタンが選択
されたビットマップデータで形成された画面に切り替わ
るようにしている。
【0098】したがって、営業中にテーブルを移動させ
たり別のテーブルに交換した場合でも、簡単な操作で短
時間のうちに、テーブル状況表示画面30に表示されて
いるテーブルボタンを最新のテーブルの位置や形状に一
致したものにできる。
【0099】なお、テーブル設定ファイル4,ビットマ
ップ設定ファイル5,テーブル別座席状態ファイル6及
びテーブル利用履歴ファイル7を全て空席管理端末側に
設けることにより、単体の空席管理端末によって本発明
の空席管理装置を実現することも可能である。
【0100】また、前記一実施の形態では、空席管理端
末1a〜1nのパネル型ディスプレイ11に表示された
オーダストップボタン32または閉店ボタン33のタッ
チ操作によりオーダストップ宣言または閉店宣言がなさ
れたと判断するようにしたが、端末コントローラ2が予
め決められたオーダストップ時刻または閉店時刻になる
と自動的にオーダストップ宣言コマンドまたは閉店宣言
コマンドを発生するようにして、このコマンドによりオ
ーダストップ処理手段または閉店処理手段を実行するよ
うにしてもよい。
【0101】また、前記一実施の形態では、各テーブル
の種別毎にテーブル空席用ビットマップデータ,テーブ
ル使用中用ビットマップデータ,テーブル準備中用ビッ
トマップデータ及びオーダストップテーブル用ビットマ
ップデータのそれぞれについて記憶するようにしたが、
空席,使用中,準備中及びオーダストップの各座席状態
に対応した座席状態数分の座席状態ビットマップデータ
と、各テーブルの種別に対応したテーブル種類数分のテ
ーブルビットマップデータとを備え、例えば空席のテー
ブルを表示する場合は、そのテーブルの種別に対応した
テーブルビットマップデータと空席のビットマップデー
タとを合成して表示することで、そのテーブルの環境
(位置,形状等)と座席状態とを識別可能としてもよ
い。また、パネル型ディスプレイ11をカラーディスプ
レイとし、座席状態の違いを色の違いで表示するように
しても、本発明の効果を奏し得るものである。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1記載
の発明によれば、各テーブルの座席状態のみならず各テ
ーブルの位置やその周囲の状況までも誰もが簡単に把握
でき、接客担当者の負担増になることなく接客サービス
の向上を図り得る空席管理装置を提供できる。また、本
願請求項2記載の発明によれば、テーブルの移動や変更
にも容易に対処して、上記請求項1記載の発明の効果を
奏することができる空席管理装置を提供できる。また、
本願請求項3記載の発明によれば、各テーブルの座席状
態の変更にも容易に対処して、上記請求項1または2記
載の発明の効果を奏することができる空席管理装置を提
供できる。また、本願請求項4記載の発明によれば、上
記請求項3記載の発明と同様な効果を奏することはもと
より、テーブルの座席状態を変更する操作のミスにも速
やかに対処できる空席管理装置を提供できる。さらに、
本願請求項5記載の発明によれば、複数台の空席管理端
末を用いて、各テーブルの座席状態のみならず各テーブ
ルの位置やその周囲の状況までも誰もが簡単に把握で
き、接客担当者の負担増になることなく接客サービスの
向上を図り得る空席管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 空席管理端末の外観斜視図。
【図2】 空席管理装置のシステム図。
【図3】 空席管理端末のディスプレイに表示されるテ
ーブル状況表示画面の一例を示す図。
【図4】 図2におけるテーブル設定ファイルの構造
図。
【図5】 図2におけるビットマップ設定ファイルの構
造図。
【図6】 図2におけるテーブル別座席状態ファイルの
構造図。
【図7】 図2におけるテーブル利用履歴ファイルの構
造図。
【図8】 図2におけるビットマップファイルの構造
図。
【図9】 図8における背景用ビットマップデータの一
例を示す図。
【図10】図8におけるテーブルビットマップデータの
一例を示す図。
【図11】端末コントローラの要部構成を示すブロック
図。
【図12】空席管理端末の要部構成を示すブロック図。
【図13】空席管理端末のCPUが実行する通常処理の
要部を示す流れ図。
【図14】同通常処理のなかのテーブルボタン入力処
理,直前訂正ボタン入力処理,オーダストップボタン入
力処理,閉店ボタン入力処理をそれぞれ具体的に示す流
れ図。
【図15】同通常処理のなかの明細ボタン入力処理を具
体的に示す流れ図。
【図16】同通常処理のなかの位置変更ボタン入力処理
及びテーブル変更ボタン入力処理をそれぞれ具体的に示
す流れ図。
【図17】同通常処理のなかのテーブル更新コマンド受
信処理を具体的に示す流れ図。
【図18】端末コントローラのCPUが実行する立上げ
処理の要部を示す流れ図。
【図19】端末コントローラのCPUが実行する通常処
理の要部を示す流れ図。
【図20】同通常処理のなかの座席状態変更コマンド受
信処理を具体的に示す流れ図。
【図21】同通常処理のなかの直前訂正コマンド受信処
理を具体的に示す流れ図。
【図22】同通常処理のなかのオーダストップコマンド
受信処理を具体的に示す流れ図。
【図23】同通常処理のなかの閉店コマンド受信処理を
具体的に示す流れ図。
【図24】同通常処理のなかの明細要求コマンド受信処
理を具体的に示す流れ図。
【図25】同通常処理のなかの位置変更コマンド受信処
理及びテーブル変更コマンド受信処理をそれぞれ具体的
に示す流れ図。
【図26】各種コマンドのデータフォーマットを示す
図。
【図27】テーブル明細データ表示画面の一例を示す
図。
【図28】端末コントローラのCPUが実行する通常処
理のなかの閉店コマンド受信処理の他の実施形態を示す
流れ図。
【符号の説明】
1A〜1N…空席管理端末 2…端末コントローラ 3…通信回線 4…テーブル設定ファイル 5…ビットマップ設定ファイル 6…テーブル別座席状態ファイル 7…テーブル利用履歴ファイル 8…ビットマップファイル 11…パネル型ディスプレイ 12…タッチセンサパネル 30…テーブル状況表示画面 31…直前訂正ボタン 32…オーダストップボタン 33…閉店ボタン 34…明細ボタン 35…位置変更ボタン 36…テーブル変更ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB55 CC28 DD01 DD05 EE05 EE07 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5E501 AA02 AC25 CA04 CB05 CB09 DA17 EA05 EA10 EA13 EA33 EB01 FA03 FA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食店において客が着席する各テーブル
    毎にそのテーブルの種類を識別するテーブル種別情報を
    記憶するテーブル種別情報記憶手段と、 前記各テーブル毎に前記飲食店におけるフロア上の位置
    を特定するテーブル位置情報を記憶するテーブル位置情
    報記憶手段と、 前記飲食店内の前記テーブルを除くフロアレイアウトの
    イメージデータを記憶するフロアイメージ記憶手段と、 前記各テーブルの種類毎に空席,使用中等の座席状態別
    のテーブルイメージデータを記憶するテーブルイメージ
    記憶手段と、 前記各テーブル毎に前記座席状態を識別する座席状態識
    別情報を記憶する座席状態記憶手段と、 この座席状態記憶手段により記憶された座席状態識別情
    報を各テーブルの座席状態の変化に応じて更新する座席
    状態更新手段と、 前記テーブル種別情報記憶手段により記憶されたテーブ
    ル種別情報と前記座席状態記憶手段により記憶された座
    席状態識別情報とに基づいて前記各テーブル毎にそのテ
    ーブルの現状を表すイメージデータを決定するテーブル
    イメージ決定手段と、 このテーブルイメージ決定手段により各テーブル毎に決
    定されたテーブルイメージデータを前記テーブルイメー
    ジ記憶手段により記憶されたイメージデータの中から抽
    出し、前記フロアイメージ記憶手段により記憶された前
    記フロアレイアウトのイメージデータ上の前記テーブル
    位置情報記憶手段により記憶された各テーブル位置情報
    で特定される位置にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ
    作成手段と、 この飲食店イメージ作成手段により作成されたイメージ
    データの画像を表示する画像表示手段と、を具備したこ
    とを特徴とする空席管理装置。
  2. 【請求項2】 前記テーブル種別情報記憶手段により記
    憶されるテーブル種別情報を変更するテーブル変更手段
    及び前記テーブル位置情報記憶手段により記憶されるテ
    ーブル位置情報を変更する位置変更手段の少なくとも一
    方を備えたことを特徴とする請求項1記載の空席管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段は、タッチセンサパネ
    ル付のディスプレイであり、 前記座席状態更新手段は、前記ディスプレイの画面に表
    示されたテーブルイメージデータがタッチ入力される毎
    にそのタッチ位置からテーブルを判別し、そのテーブル
    に対して前記座席状態記憶手段により記憶された座席状
    態識別情報を所定の順序で更新する手段であることを特
    徴とする請求項1または2記載の空席管理装置。
  4. 【請求項4】 直前の操作の取消を指示する直前取消指
    示手段と、 前記ディスプレイの画面に表示されたテーブルイメージ
    データがタッチ入力された後に前記直前取消指示手段に
    より取消が指示されると、前記座席状態更新手段により
    直前に更新された座席状態識別情報を更新前の状態に戻
    す直前取消処理手段とを備えたことを特徴とする請求項
    3記載の空席管理装置。
  5. 【請求項5】 複数台の空席管理端末と、各空席管理端
    末を集中管理する端末コントローラとを通信手段で接続
    してなる空席管理装置であって、 飲食店において客が着席する各テーブル毎にそのテーブ
    ルの種類を識別するテーブル種別情報を記憶するテーブ
    ル種別情報記憶手段と、 前記各テーブル毎に前記飲食店におけるフロア上の位置
    を特定するテーブル位置情報を記憶するテーブル位置情
    報記憶手段と、 前記飲食店内の前記テーブルを除くフロアレイアウトの
    イメージデータを記憶するフロアイメージ記憶手段と、 前記各テーブルの種類毎に空席,使用中等の座席状態別
    のテーブルイメージデータを記憶するテーブルイメージ
    記憶手段と、 前記各テーブル毎に前記座席状態を識別する座席状態識
    別情報を記憶する座席状態記憶手段とを設けるととも
    に、 前記コントローラは、前記座席状態記憶手段により記憶
    された座席状態識別情報を各テーブルの座席状態の変化
    に応じて更新する座席状態更新手段と、前記テーブル種
    別情報記憶手段により記憶されたテーブル種別情報と前
    記座席状態記憶手段により記憶された座席状態識別情報
    とに基づいて前記各テーブル毎にそのテーブルの現状を
    表すイメージデータを決定するテーブルイメージ決定手
    段とを具備し、 前記各空席管理端末は、前記テーブルイメージ決定手段
    により各テーブル毎に決定されたテーブルイメージデー
    タを前記テーブルイメージ記憶手段により記憶されたイ
    メージデータの中から抽出し、前記フロアイメージ記憶
    手段により記憶された前記フロアレイアウトのイメージ
    データ上の前記テーブル位置情報記憶手段により記憶さ
    れた各テーブル位置情報で特定される各テーブルの位置
    にそれぞれ貼り付ける飲食店イメージ作成手段と、この
    飲食店イメージ作成手段により作成されたイメージデー
    タの画像を表示する画像表示手段とをそれぞれ具備した
    ことを特徴とする空席管理装置。
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