JP2021038659A - 遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多用性を持たせた光漏れ防止部材を容易に着脱可能に構成した遮蔽装置を提供する。【解決手段】本発明に係る遮蔽装置(ロールスクリーン1)は、遮蔽材(スクリーン4)を開閉可能に支持する開閉支持手段(巻取パイプ9)と、その開閉支持手段を支持する取付フレーム2と、取付フレーム2と当該開閉支持手段との間から入射する外光を遮蔽する光漏れ防止部材6とを備える。当該取付フレーム2は、該取付フレーム2の前面又は後面に、光漏れ防止部材6の軸部61aを回動可能に軸支するための被固定部(支持溝20)が設けられる。光漏れ防止部材6は、正面視において取付フレーム2と当該開閉支持手段との間を塞ぐとともに、所定の装飾面材(補助シート62)を着脱可能に掴持するための弾性変形可能な突起部61h,61jを有する基板61を備える。【選択図】図16

Description

本発明は、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置に関する。
従来、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置として、ロールスクリーンや横型ブラインド、たくし上げカーテン、プリーツスクリーン等がある。
例えば、ロールスクリーンは、枠体により巻取軸を支持し、スクリーンの上縁部を巻取軸に取着して垂下させ、スクリーンの下縁部に錘部材を設けておくことで、巻取軸によってスクリーンの巻取り又は巻戻しを行うことにより室内への採光量を調節可能に構成される。
そこで、スクリーンを巻き取る巻取軸と、この巻取軸を支持する枠体の下面との間の隙間を防止するために、枠体の下面に基端縁を回動可能に支持して巻取軸の周面上に垂下させる隙間防止部材を設ける技法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、多数段のスラットを遮蔽材とする横型ブラインドにて、ヘッドボックスに溝を設けて当該スラットを利用した化粧板を着脱可能に設置する技法(例えば、特許文献2参照)や、カーテン材を遮蔽材とするたくし上げカーテンにて、ヘッドボックスに溝を設けて当該カーテン材の一端を面ファスナーで着脱可能に取着する技法が知られている(例えば、特許文献3参照)。
実公平4−48316号公報 実公平3−1994号公報 特許第3098924号明細書
前述した特許文献1に開示される技法では、当該隙間防止部材により巻取軸と枠体(又は取付フレーム)の下面との間の隙間を塞ぐことができるため、スクリーンを下降させて遮蔽状態としているときの遮光性を高めることができる点で有効である。
しかしながら、当該隙間防止部材の基端縁を枠体の下面に取着する必要があるため、当該隙間防止部材を容易に取り付けることができず、組立性の観点で改善の余地がある。
ところで、特許文献2に開示される技法では、剛体で座屈しないスラットを保持するための溝をヘッドボックスに設け、当該スラットを利用した化粧板を着脱可能に設置するように構成する例では、その意匠性を改善することにのみ機能するものであり、当該隙間防止部材としての機能は無い。また、スラットの形状が変化すると当該ヘッドボックスも変更しなければならず、多種類の横型ブラインドへの適応性も無い。更に、遮蔽材が生地等の柔らかい素材に対して適用することも困難であり多種類の遮蔽装置への適応性も無い。
また、特許文献3に開示される技法では、当該カーテン材の一端を面ファスナーで着脱可能に取着することで当該隙間防止部材としての機能を必要としないが、逆に云えばこの技法を隙間防止部材として機能させることはできず、たくし上げカーテンにのみ適用可能とすることが意図されている。そして、ヘッドボックスに溝を設けて当該カーテン材の一端を面ファスナーで着脱可能に取着するよう構成しても、長尺な柔らかい素材のカーテン材の取り付けは容易ではなく、多種類の遮蔽装置への応用も困難である。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、多用性を持たせた光漏れ防止部材を容易に着脱可能に構成した遮蔽装置を提供することにある。
本発明による一態様の遮蔽装置は、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、遮蔽材を開閉可能に支持する開閉支持手段と、前記開閉支持手段を支持する取付フレームと、前記取付フレームと前記開閉支持手段との間から入射する外光を遮蔽する光漏れ防止部材とを備え、前記取付フレームは、該取付フレームの前面又は後面に、前記光漏れ防止部材の軸部を回動可能に軸支するための被固定部が設けられ、前記光漏れ防止部材は、正面視において前記取付フレームと前記開閉支持手段との間を塞ぐとともに、所定の装飾面材を着脱可能に掴持するための弾性変形可能な突起部を有する基板を備えることを特徴とする。
また、本発明による一態様の遮蔽装置において、前記光漏れ防止部材は、前記遮蔽材の開閉を操作する操作コードと当接した際に前記取付フレームに対し相対回動するよう構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、巻取手段と取付フレームとの間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、その組立性を向上させつつ遮蔽時の遮光性を向上させることができる。
本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例1の光漏れ防止部材の概略構成を説明する斜視図である。 (a),(b)は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例1の光漏れ防止部材の作用を示す側面図である。 (a),(b)は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例1の光漏れ防止部材の変形例を示す側面図である。 本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例2の光漏れ防止部材の概略構成を説明する斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例2の光漏れ防止部材と、その変形例を説明する側面図である。 (a),(b),(c),(d)は、それぞれ本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例2の光漏れ防止部材を固定する固定部材の他の例を示す斜視図である。 本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例1の光漏れ防止部材の概略構成を説明する側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例2の光漏れ防止部材と、その変形例を説明する側面図である。 (a),(b)は、本発明による第2態様の別実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材と、その比較例を説明する側面図である。 本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーンの概略構成を部分的に示す正面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の動作を示す側面図である。 本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の変形例の構成を簡略的に示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成及び動作を示す側面図である。 本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の生地(補助シート)の取着方法を説明するための斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の生地(補助シート)の取着方法を説明するための拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態の遮蔽装置について、主としてロールスクリーン1を例に説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とし、ロールスクリーン1の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
〔第1態様のロールスクリーン〕
(全体構成)
まず、図1乃至図7を参照して、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図である。図2は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例1の光漏れ防止部材6の概略構成を説明する斜視図である。図3(a),(b)は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例1の光漏れ防止部材6の作用を示す側面図である。図4(a),(b)は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例1の光漏れ防止部材6の変形例を示す側面図である。また、図5は、本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例2の光漏れ防止部材6の概略構成を説明する斜視図である。図6(a),(b)は、それぞれ本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例2の光漏れ防止部材6と、その変形例を説明する側面図である。図7(a),(b),(c),(d)は、それぞれ本発明による第1態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例2の光漏れ防止部材6を固定する固定部材7の他の例を示す斜視図である。
図1に示すロールスクリーン1は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。取付フレーム2は、ブラケット5により取着面に固定される。
巻取パイプ9の右端部には操作プーリー10が設けられ、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されており、操作コード3が掛回される操作プーリー10の表面は高摩擦性の表面形状を有する。尚、この操作コード3をボールチェーンで構成し、このボールチェーンが掛回される操作プーリー10の表面を、そのボールチェーンのボール部に適合する形状の凹凸を有するように構成することもできる。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一端を取着して巻き取り可能に吊下支持している。スクリーン4の他端は、錘部材として機能するウェイトバー8に取着されている。従って、スクリーン4はウェイトバー8の重量に基づいて張設される。
そして、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー8が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー8が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
そこで、本発明に係るロールスクリーン1では、巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、その組立性を向上させつつ遮蔽時の遮光性を向上させるよう光漏れ防止部材6が設けられており、以下、各実施例の光漏れ防止部材6について説明する。
(実施例1の光漏れ防止部材)
まず、図2を参照して、実施例1の光漏れ防止部材6、及びその光漏れ防止部材6を取付フレーム2の前面の被固定部21に固定する固定部材7を説明する。
図2に示すように、取付フレーム2の前面には、その長手方向に延在する略C字断面形状の被固定部21が形成されている。実施例1の光漏れ防止部材6は、遮光性の軟質生地で構成される。固定部材7は、光漏れ防止部材6を挟み込んで被固定部21に係合可能な略円断面形状の係合部7aと、係合部7aから略フの字状に突出し、光漏れ防止部材6の垂下位置を案内する案内バー7bを有する。ここで、「軟質生地」とは、生地の固着点から自身の自重により折れ曲がり垂下する程度の硬度を有する生地を云う。
即ち、光漏れ防止部材6の一縁部近傍が、固定部材7の係合部7aにより挟み込まれて被固定部21に係合させられ、光漏れ防止部材6の他縁部が固定部材7を覆隠して垂下されるようになっている。
このように構成された実施例1の光漏れ防止部材6は、図3(a)に示すように、取付フレーム2の前面の被固定部21から固定部材7の案内バー7bに倣って垂下し、取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を遮蔽することができる。また、ロールスクリーン1の正面(室内側)から光漏れ防止部材6を取着して固定することができるため、組立性に優れている。
また、ブラケット5を取付面に固定し、取付フレーム2をブラケット5に取り付けた後、固定部材7を取付フレーム2に取着することが可能なため、施工時にブラケット5を視認する状態で取付フレーム2を取り付けることが可能であり、取付フレーム5をブラケット6に固定する時の作業性を損ねることは無いという利点がある。
また、実施例1の光漏れ防止部材6が遮光性の軟質生地で構成され、固定部材7が案内バー7bを有するため、図3(b)に示すように、巻取パイプ9によりスクリーン4が巻取られ、巻取径Rのように巻太る場合にも、光漏れ防止部材6が撓んで、この巻太りに追随するため、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取り状態に関わらず、取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を高遮蔽性で遮蔽することができる。
上述した実施例1の光漏れ防止部材6では、光漏れ防止部材6の一縁部近傍が、固定部材7の係合部7aにより挟み込まれて被固定部21に係合させられる例を説明したが、この変形例として、例えば図4(a)に示すように、固定部材7の案内バー7bに光漏れ防止部材6の一縁部近傍をホチキスや縫付け等による係着手段7cにより係着しておき(図4(b)参照)、この固定部材7の係合部7aを直接的に被固定部21に係合させるよう構成してもよい。この場合も、実施例1の光漏れ防止部材6の作用・効果を全て有する。例えば、遮光性の軟質生地で構成しておくことで、図3(b)に示すように、巻取径Rのように巻太る場合にも、光漏れ防止部材6が撓んで、この巻太りに追随するため、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取り状態に関わらず、取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を高遮蔽性で遮蔽することができる。そして、取付フレーム5をブラケット6に固定する時の作業性を損ねることも無い。
尚、上述の例では、取付フレーム2の前面に実施例1の光漏れ防止部材6又はその変形例を取着する例を説明したが、取付フレーム2の後面に実施例1の光漏れ防止部材6を取着する場合も同様の作用効果を得ることができ、この場合、ロールスクリーン1の背面(室外側)から光漏れ防止部材6を取着して固定することができるため、組立性に優れている。
(実施例2の光漏れ防止部材)
次に、図5を参照して、実施例2の光漏れ防止部材6、及びその光漏れ防止部材6を取付フレーム2の前面の被固定部21に固定する固定部材7を説明する。
図5に示すように、取付フレーム2の前面には、その長手方向に延在する略C字断面形状の被固定部21が形成されている。実施例2の光漏れ防止部材6は、遮光性の硬質生地で構成される。固定部材7は、光漏れ防止部材6を挟み込んで被固定部21に係合可能な略逆C字断面形状の係合部7aと、係合部7aから略横T字状に突出し、光漏れ防止部材6の垂下位置を案内する案内バー7bを有する。ここで、「硬質生地」とは、生地の固着点から自身の自重により折れ曲がって垂下せずに状態保持する程度の硬度を有する生地を云う。
また、実施例2の光漏れ防止部材6は、取付フレーム2と巻取パイプ9との間、及び、取付フレーム2の取付面と取付フレーム2との間から入射する外光を遮蔽可能に、光漏れ防止部材6の上下両端が自由端となるよう固定部材7により固定されている。
即ち、光漏れ防止部材6の中央部近傍が、固定部材7の係合部7aにより挟み込まれて被固定部21に係合させられ、光漏れ防止部材6が、固定部材7から下方に垂下して取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を遮蔽するとともに、固定部材7から上方に延伸して取付フレーム2と、その取付面との間から入射する外光を遮蔽するようになっている。
このように構成された実施例2の光漏れ防止部材6の下縁部は、図6(a)に示すように、取付フレーム2の前面の被固定部21から固定部材7の案内バー7bに倣って垂下するため、取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を遮蔽することができる。また、実施例2の光漏れ防止部材6の上縁部は、固定部材7から上方に延伸しているため、取付フレーム2と、その取付面との間から入射する外光を遮蔽することができる。そして、ロールスクリーン1の正面(室内側)から光漏れ防止部材6を取着して固定することができるため、組立性に優れている。
また、実施例2の光漏れ防止部材6においても、ブラケット5を取付面に固定し、取付フレーム2をブラケット5に取り付けた後、固定部材7を取付フレーム2に取着することが可能なため、施工時にブラケット5を視認する状態で取付フレーム2を取り付けることが可能であり、取付フレーム5をブラケット6に固定する時の作業性を損ねることは無いという利点がある。
また、実施例2の光漏れ防止部材6は、遮光性の硬質生地で構成されるが、固定部材7が案内バー7bを有するため、巻取パイプ9によりスクリーン4が巻取られ巻太る場合にも、光漏れ防止部材6が撓んで、この巻太りに追随させることができる。このため、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取り状態に関わらず、取付フレーム2と巻取パイプ9との間から入射する外光を高遮蔽性で遮蔽することができる。
或いは、実施例2の光漏れ防止部材6についても軟質生地で構成し、固定部材7による固定とは別に、光漏れ防止部材6の上端を面ファスナー等の取着手段によりブラケット5の後面や取付フレーム2の上部後面に固定してもよい。この場合には、巻取パイプ9による巻太りに対する光漏れ防止部材6の垂下の追随性をより向上させることができる。
尚、上述の例では、取付フレーム2の前面に実施例2の光漏れ防止部材6を取着する例を説明したが、図6(b)に示すように、取付フレーム2の後面に実施例2の光漏れ防止部材6を取着する場合も同様の作用効果を得ることができ、この場合、ロールスクリーン1の背面(室外側)から光漏れ防止部材6を取着して固定することができるため、組立性に優れている。
尚、実施例2の光漏れ防止部材6を固定するための固定部材7の形状は、図5及び図6に示す例の他に、図7に示すような他の形状とすることができる。例えば、固定部材7の係合部7aを、図7(a)に示すように、被固定部21に係合可能な略C字断面形状とするか、又は図7(b)に示すように、被固定部21に係合可能な略くの字断面形状の係合部7aとすることができる。或いは、光漏れ防止部材6の生地種によって上述した作用効果を得るのに案内バー7bを不要とする場合には、固定部材7を、図7(c)に示すように、被固定部21に係合可能な略C字断面形状の係合部7aのみで構成するか、又は図7(d)に示すように、被固定部21に係合可能な略円筒状の係合部7aのみで構成することができる。
以上のように、本発明による第1態様によれば、巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、好適には、取付フレーム2とその取付面との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽することができるので、その組立性を向上させつつ遮蔽時の遮光性を向上させることができる。
〔第2態様のロールスクリーン〕
(全体構成)
次に、図8乃至図11を参照して、本発明による第2態様のロールスクリーン1について説明する。図8は、本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図である。図9は、本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーン1における実施例1の光漏れ防止部材31の概略構成を説明する側面図である。図10(a),(b)は、それぞれ本発明による第2態様の一実施形態のロールスクリーンにおける実施例2の光漏れ防止部材31と、その変形例を説明する側面図である。図11(a),(b)は、本発明による第2態様の別実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材31と、その比較例を説明する側面図である。尚、第1態様のロールスクリーン1と同様の構成要素には同一の参照番号を付している。
図8に示す第2態様のロールスクリーン1は、第1態様のロールスクリーン1のような取付フレーム2に光漏れ防止部材6を固定する代わりに、巻取パイプ9に光漏れ防止部材31を固定する点で異なり、その他の構成及び動作は同様とすることができるため、同一の参照番号を付している同様の構成要素の更なる詳細は省略する。
(実施例1の光漏れ防止部材)
まず、図9を参照して、実施例1の光漏れ防止部材31を説明する。図9に示すように、実施例1の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9の長手方向に沿って延在する基端部31bと、弾性変形可能に基端部31bから延伸するフィン31aとを有し、基端部31bは、巻取パイプ9の周面上の取付部9aに固定される。フィン31aは、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りにより、巻取パイプ9の外周に沿って撓むように構成されている。
基端部31bは、スクリーン4の端部を巻取パイプ9に固定する生地押さえとして構成されており、スクリーン4の端部は基端部31bにホチキス等により係着されている。そして、基端部31bは、巻取パイプ9の周面上の取付部9aに係合して固定されるようになっている。
また、フィン31aは、その先端部が取付フレーム2の下面に弾性変形して当接するのに十分な長さであって、且つ巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない程度に撓む長さ(例えば、巻取パイプ9の外周未満の長さ)で、基端部31bから延伸している。
尚、本例に示す光漏れ防止部材31は、フィン31aと基端部31bとで略V字の断面形状を有する例を説明するが、巻取パイプ9の周面上に固定可能な基端部31bと、取付フレーム2と巻取手段との間から入射する外光を遮蔽するとともに、上記長さで基端部31bから弾性変形可能に延伸するフィン31aであれば、他の断面形状(例えば、略逆T字状等)のものでもよい。
このように構成された実施例1の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りの初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)でフィン31aが取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽可能となるよう、フィン31aの先端部が取付フレーム2の下面に弾性変形して当接するようになっている。
そして、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りが行われると、フィン31aがスクリーン4の巻き取り圧で弾性変形して巻取パイプ9の外周に沿って撓むため、当該巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない。
また、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻戻しが行われ、巻取パイプ9の初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)となると、フィン31aが取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽可能となるよう、フィン31aの先端部が取付フレーム2の下面に当接するよう復帰する。
従って、実施例1の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りの初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)で取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽することができる。
また、巻取パイプ9の周面上に光漏れ防止部材31の基端部31bを固定することができるため、組立性に優れている。
(実施例2の光漏れ防止部材)
次に、図10を参照して、実施例2の光漏れ防止部材31を説明する。図10(a)に示すように、実施例2の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9の長手方向に沿って延在する基端部31bと、弾性変形可能に基端部31bから延伸するフィン31aとを有し、基端部31bは、スクリーン4の一端を取着する巻取パイプ9の取付部とは異なる位置で、巻取パイプ9の周面上(或いは、巻取パイプ9により所定量巻き取られたスクリーン4上)に対して溶着また接着、又は縫付け等の取着手段により取り付けられて固定される。フィン31aは、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りにより、巻取パイプ9の外周に沿って撓むように構成されている。
また、フィン31aは、その先端部の端面が取付フレーム2の前面に弾性変形して当接するのに十分な長さであって、且つ巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない程度に撓む長さ(例えば、巻取パイプ9の外周未満の長さ)で、基端部31bから延伸している。
尚、本例に示す光漏れ防止部材31においても、フィン31aと基端部31bとで略V字の断面形状を有する例を説明するが、巻取パイプ9の周面上に固定可能な基端部31bと、取付フレーム2と巻取手段との間から入射する外光を遮蔽するとともに、上記長さで基端部31bから弾性変形可能に延伸するフィン31aであれば、他の断面形状(例えば、略逆T字状等)のものでもよい。
このように構成された実施例2の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りの初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)でフィン31aが取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽可能となるよう、フィン31aの先端部の端面が取付フレーム2の前面に弾性変形して当接するようになっている。
そして、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りが行われると、フィン31aがスクリーン4の巻き取り圧で弾性変形して巻取パイプ9の外周に沿って撓むため、当該巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない。
また、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻戻しが行われ、巻取パイプ9の初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)となると、フィン31aが取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽可能となるよう、フィン31aの先端部の端面が取付フレーム2の下面に当接するよう復帰する。
従って、実施例2の光漏れ防止部材31は、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りの初期位置(即ち、ウェイトバー8が下限位置)で取付フレーム2と巻取パイプ9との間の光漏れを遮蔽することができる。
また、巻取パイプ9の周面上に光漏れ防止部材31の基端部31bを固定することができるため、組立性に優れている。
また、図10(b)に示すように、フィン31aの長さをその先端部の端面が取付フレーム2の前面に弾性変形して当接するよりも短い長さで、且つ巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない程度に撓む長さで基端部31bから延伸するよう構成し、このフィン31aに遮蔽性の硬質生地よりなる遮蔽生地32をホチキス等により係着することで、フィン31aに係着した遮蔽生地32の先端部の端面が取付フレーム2の前面に当接するのに十分な長さとするよう構成することができる。
この場合、フィン31aに係着した遮蔽生地32の先端部の端面がブラケット5の前面に(又は遮蔽生地32の先端部が取付面に)当接するのに十分な長さとするよう構成することもでき、これにより、取付フレーム2と巻取パイプ9との間だけでなく、取付フレーム2の取付面と取付フレーム2との間から入射する外光を遮蔽可能とすることができる。
(カバーを有する形態のロールスクリーン)
また、図11(a)に示すように、ロールスクリーン1の一実施形態として、壁面に取着する後カバー51と、この後カバー51と嵌合し、取付フレーム2及び巻取パイプ9を収容する前カバー52とを更に備える場合がある。この場合の光漏れ防止部材31は、フィン31を、前カバー52の上面側内壁52a、前面側内壁52b及び底面側内壁52cのいずれかに弾性変形して当接する長さであって、且つ巻取パイプ9によるスクリーン4の巻取りを阻害しない程度に撓む長さ(例えば、巻取パイプ9の外周未満の長さ)で、基端部31bから延伸するよう構成することできる。
この場合、基端部31bは、前述した各実施例と同様に、スクリーン4の一端を取着する巻取パイプ9の取付部とは異なる位置で、巻取パイプ9の周面上(或いは、巻取パイプ9により所定量巻き取られたスクリーン4上)に対して溶着また接着、又は縫付け等の取着手段により取り付けられて固定することができる。
このように構成することで、前カバー52と巻取パイプ9との間から回り込む漏れ光を遮蔽可能に構成することができる。
即ち、図11(b)に示す比較例のように、前カバー52を有する形態のロールスクリーン1において、スクリーン4で反射する外光が前カバー52内で反射して室内側への漏れ光となることがある。このような前カバー52を有する形態のロールスクリーン1でも、図11(a)に示すような光漏れ防止部材31を巻取パイプ9に対して設けることで、巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、その組立性を向上させつつ遮蔽時の遮光性を向上させることができる。
〔第3態様のロールスクリーン〕
(全体構成)
図12は、本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーン1の概略構成を部分的に示す正面図であり、図13は、そのロールスクリーン1における光漏れ防止部材6の動作を示す側面図である。また、図14には、図13に示す光漏れ防止部材6の詳細構成を示している。尚、前述した第1態様のロールスクリーン1と同様の構成要素には同一の参照番号を付している。
図1に示した第1態様のロールスクリーン1の例では取付フレーム2に対して固定部材7を用いて光漏れ防止部材6を固定していたが、図12に示す第3態様のロールスクリーン1では、光漏れ防止部材6が、所定の強度を有する合成樹脂製の基板61と、当該基板61に対して取着される補助シート62により構成されている点で相違している。
特に、図12に示す第3態様のロールスクリーン1では、光漏れ防止部材6を取付フレーム2の支持溝20に対して回動可能に軸支させ、且つ操作プーリー10の少なくとも一部を覆うように設け、これによりその意匠性を向上させている点でも相違している。その他の構成及び動作は同様とすることができるため、同一の参照番号を付している同様の構成要素の更なる詳細は省略する。
即ち、図12に示すロールスクリーン1では、図13及び図14に示すように光漏れ防止部材6が全体として略L字状の断面形状を有しており、その軸部61aが取付フレーム2の正面側(室内側)に設けられた支持溝20に対して回動可能に軸支されている。そして、図13に示すように、スクリーン4は巻取パイプ9の背面側(室外側)から垂下されている。
また、操作プーリー10の少なくとも一部を覆うよう光漏れ防止部材6を設けたときに、例えば図13(a)に示す非操作状態から、図13(b)に示すように操作コード3を正面側(室内側)に角度をつけて引くことで、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻き上げを行う際に、操作コード3が光漏れ防止部材6の曲面状隆起部61bと当接し、光漏れ防止部材6が回動するようになっており、その引き操作を妨げることが無い。
また、光漏れ防止部材6の曲面状隆起部61bは、その曲面状に隆起させた形状を有することから、操作コード3が当接しても、その摩擦抵抗を軽減させることができ、これにより引き操作に要する負荷が大きく増大しないようになっている。尚、操作コード3とは組紐以外にも、多数のボールが紐に固着されたボールチェーンや数珠繋ぎされた金属チェーンを含む。
また、引き操作により巻取パイプ9で巻き取るスクリーン4が所定の巻取径に達すると、操作コード3は光漏れ防止部材6と当接しなくなり、光漏れ防止部材6はそのスクリーン4の巻取りに応じて回動するため、光漏れ防止部材6の機能及びその操作性を妨げることはない。
このように、図12及び図13に示すロールスクリーン1では、光漏れ防止部材6により意匠性を向上させつつ、引き操作に要する負荷も大きく増大させることなく、遮光機能を作用させることができる。
そして、図13に示す光漏れ防止部材6は、その軸部61aを左右方向からスライドさせて取付フレーム2の支持溝20に挿入して回動可能に支持されるようになっている。このため、取付フレーム2の支持溝20は、取付フレーム2の長手方向に延在する略C字断面形状で形成され、軸部61aが挿入されると、光漏れ防止部材6の軸部61aがその回動動作で取付フレーム2の支持溝20から抜けが発生しないよう掴持するようになっている。
また、支持部材2a,2bには、取付フレーム2の支持溝20の略C字断面形状とほぼ合致する大きさの切欠きを設け(図示せず)、取付フレーム2を支持部材2a,2bによって固定した後で、光漏れ防止部材6の軸部61aを左右方向からスライドさせて支持溝20に挿入して支持可能にするよう構成することができる。このとき、支持部材2a,2bに対してサイドカバー(図示せず)を設けるのが好適であり、これにより、取付フレーム2への光漏れ防止部材6の軸部61aの挿入後に、このサイドカバーにより支持部材2a,2bの当該切欠きを隠すとともに、光漏れ防止部材6における軸部61aの左右方向への移動を阻止する機能を持たせることができる。
(光漏れ防止部材)
ここで、図14を参照して、図13に示す光漏れ防止部材6の詳細構成を説明する。図14に示す光漏れ防止部材6は、全体として略L字状の断面形状を有しており、所定の強度を有する合成樹脂製の基板61と、当該基板61に対して取着され、その意匠性を高めるよう装飾された生地などの補助シート62により構成されている。基板61は、主に、軸部61a、曲面状隆起部61b、及び遮蔽部61cから構成され、取付フレームに対し直接(或いは後述するように間接的でもよい)に吊下されている。尚、光漏れ防止機能は、基板61と補助シート62のいずれか一方又は双方に持たせることで光漏れ防止部材6を構成することができる。また、補助シート62は、当該基板61を補強又は保護する機能を持たせることができる。
特に、スクリーン4と補助シート62とを同じ装飾面材で構成することで、その意匠性を向上させることができる。
軸部61aは支持溝20によって軸支される部位である。曲面状隆起部61bは巻取パイプ9によって巻取り又は巻戻すスクリーン4に当接又は近接させる部位である。遮蔽部61cは取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から生じる光漏れを防ぐ部位である。尚、曲面状隆起部61bから曲面状に延びる部位61fは、スクリーン4を室内側から垂下した場合(或いは、室内側から垂下するスクリーン4に対して曲面状隆起部61bを室外側に設置する場合)に、そのスクリーン4の下端に設けられるウェイトバー8が上昇し衝突する際の干渉を緩和する部位であり、本例のように光漏れ防止部材6を正面側に設置する際には必ずしも部位61fを設ける必要はない。
そして、光漏れ防止部材6は、スクリーン4の全閉時の光漏れ防止効果のために、曲面状隆起部61bとスクリーン4との近接量を高めるよう重量バランスがとられている。
光漏れ防止部材6の軸部61aは支持溝20によって軸支され、全体として略C字断面形状で形成されている。支持溝20は、取付フレーム2の底部から上方に延びる回動規制片20aの先端に折曲軸20fを形成し、光漏れ防止部材6の軸部61aを支持可能にしている。軸部61aの先端は略T字断面形状で形成され、支持溝20に対して空間的余裕を持たせた状態で係合させることで、光漏れ防止部材6が支持溝20から外れにくくするとともに、光漏れ防止部材6の回動自由度を高めている。尚、軸部61aと支持溝20による軸支に係る形状は、これに限定する必要はなく、そのいずれか一方を丸軸で構成し、他方をその丸軸を掴持する形状とすることもできる。また、軸部61aを取付フレーム2に対し直接的に吊下する以外に、支持部材2a,2bやブラケット5に対して回動可能に軸支させ、取付フレーム2に対し間接的に吊下するよう構成してもよい。
曲面状隆起部61bは巻取パイプ9によって巻取り又は巻戻すスクリーン4に当接又は近接させる部位であり、スクリーン4が巻取パイプ9に巻き取られると、スクリーン4の巻太りに倣って光漏れ防止部材6を回動させることができる。そして、図13(b)にて前述したように、曲面状隆起部61bは操作コード3とも接触可能となっている。
遮蔽部61cは、軸部61aと曲面状隆起部61bとの間の部位であり、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から生じる光漏れを防ぐ長さで形成されている。この基板61における遮蔽部61cの室内側面上には、当該基板61の意匠性を高めるよう装飾された生地などの補助シート62が取着される。また、遮蔽部61cの上端には、図14に示すように、その室内側面上に上側突起部61dを設けるのが好適であり、これにより基板61に対する補助シート62の取着に係る位置決めが容易になる。尚、このような補助シート62は、基板61に対し接着・溶着等により重合させることができる。これにより、補助シート62は、基板61の面に沿った面形状が保たれるようなり、当該基板61を補強又は保護することもできる。
図14に示すように所定の強度を有する合成樹脂製の基板61に対して補助シート62を密着させて取着させて光漏れ防止部材6を構成することで、図2及び図5等を参照して上述した第1態様の光漏れ防止部材6のような遮蔽生地で吊下する構成とするよりも、補助シート62自体の反り・波打ち等に影響されずに面形状を保つことができ、風揺れ等も軽減させることができる。
また、この上側突起部61dは、光漏れ防止部材6の上方への回動を規制する機能を持たせることができ、取付フレーム2の回動規制片20bと当接可能にして光漏れ防止部材6の回動範囲を規制することができる。また、図14に示すように、遮蔽部61cの上端における室外側面上に光漏れ防止部材6の下方への回動を規制する下側突起部61eを設け、支持溝20の回動規制片20aと当接可能に構成してもよい。この下側突起部61eについては設けなくともよいが、スクリーン4との接触圧を緩和(又は非当接)とし、スクリーン4の昇降時の摩擦によるスクリーン4の損傷や、その接触音を抑制したいときに有効となる。
このように構成された光漏れ防止部材6は、その組立性を容易とし、且つ巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れを効果的に遮蔽することができる。そして、光漏れ防止部材6の回動機能により、その回動動作の平滑性を保ちつつ、巻取パイプ9の巻取径の増減に追随して回動するため、様々な巻取径に対応しコンパクト化しつつ光漏れを軽減させることができる。
そして、このように構成された光漏れ防止部材6は、室内側と室外側のいずれに対しても設置することができ、図14に示すように、取付フレーム2の前面又は後面の壁部に対してその上下方向中間部に支持溝20を設け、基板61の一端部に設けられた軸部61aを挿入支持可能とし、正面又は背面視にて取付フレーム2における支持溝20の下方を基板61が覆うよう構成することで、その意匠性を向上させつつ、光漏れを防止することができる。
(光漏れ防止部材の変形例)
図15(a),(b)は、それぞれ本発明による第3態様の一実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材6の変形例の構成を簡略的に示す側面図である。図15(a)に示す光漏れ防止部材6についても、所定の強度を有する合成樹脂製の基板61と、その意匠性を高めるよう装飾された生地などの補助シート62により構成されているが、その基板61が図14に示す例とは相違して溝部61gを有し、補助シート62がその溝部61gと係合することで取着されている点で相違している。
即ち、図15(a)に示す光漏れ防止部材6では、基板61が、主に、軸部61a、及び遮蔽部61cから構成され、遮蔽部61cがその室外側面で巻取パイプ9によって巻取り又は巻戻すスクリーン4に当接又は近接させる部位を構成するとともに、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から生じる光漏れを防ぐ長さで形成されている。
そして、遮蔽部61cの上端及び下端にて、その室内側面でそれぞれ略鉤断面形状で突出する突起部61h,61jにより溝部61gが形成されている。この溝部61gに硬質生地等の補助シート62を係合させることにより光漏れ防止部材6を構成している。このように構成した光漏れ防止部材6であっても、図14に示した光漏れ防止部材6と同様の作用・効果を得ることができる。
尚、図15(a)において、突起部61hを設ける代わりに接着等により補助シート62の上端を遮蔽部61cの上端の室内側面に貼付し、補助シート62の下端のみ突起部61jにより係合させて取着する形態や、突起部61jを設ける代わりに接着等により補助シート62の下端を遮蔽部61cの下端の室内側面に貼付し、補助シート62の上端のみ突起部61hにより係合させて取着する形態としてもよい。
また、図15(b)に示すように、遮蔽部61cの室内側面上には、補助シート62の貼付に係る位置決め用の突起部61kのみを設け、補助シート62を光漏れ防止機能を有するラッピングシート等のテープ部材で構成し、その遮蔽部61cの突起部61kから遮蔽部61cの下端を包み込み室外側面上の所定位置まで延在するよう、補助シート62を基板61に取着する形態としてもよい。このように構成した光漏れ防止部材6であっても、図14に示した光漏れ防止部材6と同様の作用・効果を得ることができる。
〔第4態様のロールスクリーン〕
(全体構成)
本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーン1の概略構成は、前述した第3態様における概略構成(図12にて部分的に示す正面図)とほぼ同様であるが、光漏れ防止部材6の形状が異なる。図16(a),(b)は、それぞれ本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材6の構成及び動作を示す側面図である。尚、前述した第3態様のロールスクリーン1と同様の構成要素には同一の参照番号を付している。
即ち、図16に示す第4態様のロールスクリーン1では、光漏れ防止部材6が、所定の強度を有する合成樹脂製の基板61と、当該基板61に対して装飾面材として取着される補助シート62により構成されている点、及び、光漏れ防止部材6を取付フレーム2の支持溝20に対して回動可能に軸支させ、且つ操作プーリー10の少なくとも一部を覆うように設け、これによりその意匠性を向上させている点では第3態様と同様であるが、詳細に後述するように、基板61が、その機能性を向上させる形状を有する点で相違している。その他の構成及び動作は同様とすることができるため、同一の参照番号を付している同様の構成要素の更なる詳細は省略する。
特に、第4態様のロールスクリーン1では、図16に示すように光漏れ防止部材6が全体として略逆L字状の断面形状を有しており、設置に要する省スペース化及び意匠性に優れ、任意径の巻取パイプ9への適応性に優れた形状となっている。そして、光漏れ防止部材6の軸部61aが取付フレーム2の正面側(室内側)に設けられた支持溝20に対して回動可能に軸支され、スクリーン4は巻取パイプ9の背面側(室外側)から垂下されている。
したがって、第4態様のロールスクリーン1においても、第3態様と同様に、操作プーリー10の少なくとも一部を覆うよう光漏れ防止部材6を設けたときに、例えば図16(a)に示す非操作状態から、図16(b)に示すように操作コード3を正面側(室内側)に角度をつけて引くことで、巻取パイプ9によるスクリーン4の巻き上げを行う際に、操作コード3が光漏れ防止部材6の曲面状隆起部61bと当接し、光漏れ防止部材6が回動するようになっており、その引き操作を妨げることが無い。
また、光漏れ防止部材6の曲面状隆起部61bは、その曲面状に隆起させた形状を有することから、操作コード3が当接しても、その摩擦抵抗を軽減させることができ、これにより引き操作に要する負荷が大きく増大しないようになっている。尚、操作コード3とは組紐以外にも、多数のボールが紐に固着されたボールチェーンや数珠繋ぎされた金属チェーンを含む。
また、引き操作により巻取パイプ9で巻き取るスクリーン4が所定の巻取径に達すると、スクリーン4が光漏れ防止部材6における遮蔽部61cと当接するため、操作コード3は光漏れ防止部材6と当接しなくなり、光漏れ防止部材6はそのスクリーン4の巻取りに応じて回動するため、光漏れ防止部材6の機能及びその操作性を妨げることはない。
このように、図16に示す第4態様のロールスクリーン1においても、第3態様と同様に、光漏れ防止部材6により意匠性を向上させつつ、引き操作に要する負荷も大きく増大させることなく、遮光機能を作用させることができる。
そして、図16に示す光漏れ防止部材6は、その軸部61aを左右方向からスライドさせて取付フレーム2の支持溝20に挿入して回動可能に支持されるようになっている。このため、取付フレーム2の支持溝20は、取付フレーム2の長手方向に延在する略C字断面形状で形成され、軸部61aが挿入されると、光漏れ防止部材6の軸部61aがその回動動作で取付フレーム2の支持溝20から抜けが発生しないよう掴持するようになっている。
また、支持部材2a,2bには、取付フレーム2の支持溝20の略C字断面形状とほぼ合致する大きさの切欠きを設け(図示せず)、取付フレーム2を支持部材2a,2bによって固定した後で、光漏れ防止部材6の軸部61aを左右方向からスライドさせて支持溝20に挿入して支持可能にするよう構成することができる。このとき、支持部材2a,2bに対してサイドカバー(図示せず)を設けるのが好適であり、これにより、取付フレーム2への光漏れ防止部材6の軸部61aの挿入後に、このサイドカバーにより支持部材2a,2bの当該切欠きを隠すとともに、光漏れ防止部材6における軸部61aの左右方向への移動を阻止する機能を持たせることができる。
(光漏れ防止部材)
ここで、図17及び図18を参照しながら、図16に示す光漏れ防止部材6の詳細構成を説明する。図17は、本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の生地(補助シート)の取着方法を説明するための斜視図である。また、図18(a),(b)は、それぞれ本発明による第4態様の一実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の生地(補助シート)の取着方法を説明するための拡大図である。
第4態様のロールスクリーン1では、図16に示すように光漏れ防止部材6が全体として略逆L字状の断面形状を有しており、更に、所定の強度を有する合成樹脂製の基板61と、当該基板61に対して取着され、その意匠性を高めるよう装飾された生地などの補助シート62により構成されている。基板61は、主に、軸部61a、曲面状隆起部61b、及び遮蔽部61cから構成され、取付フレームに対し直接(或いは後述するように間接的でもよい)に吊下されている。尚、光漏れ防止機能は、基板61と補助シート62のいずれか一方又は双方に持たせることで光漏れ防止部材6を構成することができる。また、補助シート62は、当該基板61を補強又は保護する機能を持たせることができる。
特に、スクリーン4と補助シート62とを同じ装飾面材で構成することで、その意匠性を向上させることができる。
軸部61aは支持溝20によって軸支される部位である。曲面状隆起部61bは外部からの光漏れの入射角を制限して効率よく遮光するために隆起させた部位である。遮蔽部61cは取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から生じる光漏れを防ぐ部位である。
そして、光漏れ防止部材6には、軸部61aの下方に下側突起部61eが設けられ、光漏れ防止部材6の室外側への回動を規制して重量バランスがとられている。
光漏れ防止部材6の軸部61aは支持溝20によって軸支され、全体として略C字断面形状で形成されている。軸部61aの先端は略T字断面形状で形成され、支持溝20に対して空間的余裕を持たせた状態で係合させることで、光漏れ防止部材6が支持溝20から外れにくくするとともに、光漏れ防止部材6の回動自由度を高めている。尚、軸部61aと支持溝20による軸支に係る形状は、これに限定する必要はなく、そのいずれか一方を丸軸で構成し、他方をその丸軸を掴持する形状とすることもできる。また、軸部61aを取付フレーム2に対し直接的に吊下する以外に、支持部材2a,2bやブラケット5に対して回動可能に軸支させ、取付フレーム2に対し間接的に吊下するよう構成してもよい。
曲面状隆起部61bは外部からの光漏れの入射角を制限して効率よく遮光するために隆起させた部位であり、図16(b)にて前述したように、曲面状隆起部61bは操作コード3とも接触可能となっている。
遮蔽部61cは、軸部61aと曲面状隆起部61bとの間の部位であり、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から生じる光漏れを防ぐ長さで形成されている。この基板61における遮蔽部61cの室内側面上には、当該基板61の意匠性を高めるよう装飾された生地などの補助シート62が取着される。
この補助シート62の取着に関して、図16に示す光漏れ防止部材6においては、遮蔽部61cの上端及び下端にて、その室内側面でそれぞれ略鉤断面形状で突出する弾性変形可能な突起部61h,61jにより溝部61gが形成されている。図17に示すように、この溝部61gに硬質生地等の補助シート62を左右方向から挿入して係合させることにより光漏れ防止部材6を構成している。特に、図17に示すA視に関して、図18(a)に示すように、突起部61hは(突起部61jも同様)は、生地等の補助シート62の生地厚よりも狭い隙間で形成されており、補助シート62を溝部61gに対して左右方向から挿入して係合させると挟み込み保持するようになっており、即ち掴持して固定することができるようになっている。このため、補助シート62の付け替えも容易となり、基板61を様々な種類のロールスクリーン1へ適用することができ、結果として利便性及び低廉化の観点においても優れたものとなっている。また、突起部61h,61jは、補助シート62の取着に係る位置決め用の部位としても機能するため、その取着が容易でありながら、意図的に取り外す場合を除き、光漏れ防止部材6が回動動作しても補助シート62が落脱しにくい構造となっている。
即ち、突起部61h,61jを設ける代わりに、面ファスナーや接着等により補助シート62を遮蔽部61cの室内側面に係着又は貼付する形態とするよりも、補助シート62の付け替えも容易となり、基板61を様々な種類のロールスクリーン1へ適用するのにも有利となる。
また、図16に示すように所定の強度を有する合成樹脂製の基板61に対して補助シート62を密着させて取着させて光漏れ防止部材6を構成することで、図2及び図5等を参照して上述した第1態様の光漏れ防止部材6のような遮蔽生地で吊下する構成とするよりも、補助シート62自体の反り・波打ち等に影響されずに面形状を保つことができ、風揺れ等も軽減させることができる。
また、図16に示すように、遮蔽部61cの上端における突起部61hと軸部61aとの間は、前後方向にて階段状に延在する所定長を有するように形成されており、これにより、任意径の巻取パイプ9への適応性に優れたものとし、且つ当該階段状の上側突起部61dは、光漏れ防止部材6の上方への回動を規制する機能を持たせることができ、取付フレーム2の回動規制片20bと当接可能にして光漏れ防止部材6の回動範囲を規制することができる。
また、図16に示すように、下側突起部61eが設けられていることから、支持溝20の回動規制片20aと当接可能に構成することで、スクリーン4との接触圧を緩和(又は非当接)とし、スクリーン4の昇降時の摩擦によるスクリーン4の損傷や、その接触音を抑制したいときに有効となる。また、下側突起部61eが設けられていることにより、非操作時(図16(a)参照)の状態より室外側への回動は生じなくなるため、風の影響でバタつくことが抑制され意匠性が向上する。
このように構成された光漏れ防止部材6は、その組立性を容易とし、且つ巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れを効果的に遮蔽することができる。そして、光漏れ防止部材6の回動機能により、その回動動作の平滑性を保ちつつ、巻取パイプ9の巻取径の増減に追随して回動するため、様々な巻取径に対応しコンパクト化しつつ光漏れを軽減させることができる。
そして、このように構成された光漏れ防止部材6は、室内側と室外側のいずれに対しても設置することができ、図16に示すように、取付フレーム2の前面又は後面の壁部に対してその上下方向中間部に支持溝20を設け、基板61の一端部に設けられた軸部61aを挿入支持可能とし、正面又は背面視にて取付フレーム2における支持溝20の下方を基板61が覆うよう構成することで、その意匠性を向上させつつ、光漏れを防止することができる。
尚、第4態様においても、図15を参照して説明したように、基板61の上下一端側にのみ生地等の補助シート62を挟み込み保持するよう掴持して固定する形態とすることもできる。したがって、第4態様における光漏れ防止部材6は、生地等の補助シート62を左右方向からスライドさせて挿入するよう構成する以外にも、上下方向からスライドさせて挿入するよう構成することもできる。
第4態様における光漏れ防止部材6は、ロールスクリーン1以外にも、横型ブラインドやたくし上げカーテン等のヘッドボックス等の枠体を有する遮蔽装置に対して適用するのが容易な構造であることから、利便性及び低廉化の観点においても優れたものとなっている。例えば、第4態様の光漏れ防止部材6は、横型ブラインドの最上段スラットとヘッドボックスとの間を遮蔽する用途に適用することができる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、各実施形態において、主に、単枚でスクリーン4を吊下支持するロールスクリーン1について説明したが、二重の遮蔽材を吊下支持する遮蔽装置にも、本発明に係る光漏れ防止部材を適用することができる。その一例として、例えば、上述した各態様のロールスクリーン1について、二重のスクリーンを吊下支持するよう構成するには、取付フレーム2に、巻取パイプ9から垂下され折り返された当該スクリーン4の他端を取着して吊下支持する取付手段を設けておき、該取付手段と巻取パイプ9により当該スクリーン4を二重のスクリーンとして吊下支持するよう構成することができる。
本発明によれば、巻取手段と取付フレームとの間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、その組立性を向上させつつ遮蔽時の遮光性を向上させることができるので、任意の形態の遮蔽装置の用途に有用である。
1 遮蔽装置(ロールスクリーン)
2 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 操作コード
4 スクリーン
5 ウェイトバー
6 光漏れ防止部材
61 基板
62 補助シート
7 固定部材
31 光漏れ防止部材
31a フィン
31b 基端部
32 遮蔽生地
51 後カバー
52 前カバー
61d,61h,61j 突起部

Claims (2)

  1. 遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、
    遮蔽材を開閉可能に支持する開閉支持手段と、
    前記開閉支持手段を支持する取付フレームと、
    前記取付フレームと前記開閉支持手段との間から入射する外光を遮蔽する光漏れ防止部材とを備え、
    前記取付フレームは、該取付フレームの前面又は後面に、前記光漏れ防止部材の軸部を回動可能に軸支するための被固定部が設けられ、
    前記光漏れ防止部材は、正面視において前記取付フレームと前記開閉支持手段との間を塞ぐとともに、所定の装飾面材を着脱可能に掴持するための弾性変形可能な突起部を有する基板を備えることを特徴とする遮蔽装置。
  2. 前記光漏れ防止部材は、前記遮蔽材の開閉を操作する操作コードと当接した際に前記取付フレームに対し相対回動するよう構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
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