JP2021031547A - 封止用樹脂組成物 - Google Patents

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晃一朗 内田
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【課題】強度および靭性に優れる封止材料を提供する。【解決手段】エポキシ樹脂および無機充填材を含む封止用樹脂組成物であって、封止用樹脂組成物の硬化物について、25℃における荷重−たわみ曲線の面積S1が110N・mm以上300N・mm以下であり、260℃における荷重−たわみ曲線の面積S2が9N・mm以上100N・mm以下であり、レーザー回折法、体積基準にて測定される、無機充填材の平均粒径d50が1μm以上30μm以下であり、無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子が、無機充填材全体に対して15%以上95%以下であり、無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子が、無機充填材全体に対して5%以上85%以下である、封止用樹脂組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、封止用樹脂組成物に関する。
封止用のエポキシ樹脂組成物に関する技術として、特許文献1(特開2003−12888号公報)に記載のものがある。同文献には、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、シリコーン成分、無機フィラーを必須成分とするエポキシ樹脂組成物において、硬化物の曲げ弾性率が0.5〜3.0GPaであることが記載されており、これにより、薄型化や小型化に適し、生産性にも優れた樹脂封止を行うにあたって、半田が再溶融しても、最終的にショートを発生させないようにすることができるエポキシ樹脂組成物及び半導体装置を提供すると記載されている。
特開2003−12888号公報
しかしながら、本発明者が検討したところ、上記文献に記載の技術においては、強度と靭性との両立という点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、強度および靭性に優れる封止材料を提供するものである。
本発明によれば、
エポキシ樹脂および無機充填材を含む封止用樹脂組成物であって、
当該封止用樹脂組成物を175℃120秒の条件で成形して得られる幅10mm×厚さ4mm×長さ80mmの成形品を、175℃4時間の条件で硬化して得られる硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、25℃における荷重−たわみ曲線の面積S1が110N・mm以上300N・mm以下であり、
前記硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、260℃における荷重−たわみ曲線の面積S2が9N・mm以上100N・mm以下であり、
レーザー回折法、体積基準にて測定される、前記無機充填材の平均粒径d50が1μm以上30μm以下であり、
前記無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子が、前記無機充填材全体に対して15%以上95%以下であり、
前記無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子が、前記無機充填材全体に対して5%以上85%以下である、封止用樹脂組成物が提供される。
・面積の算出方法:曲げ試験における荷重[N]とたわみ[mm]との関係をグラフ化した曲線(荷重−たわみ曲線)において、たわみを変数とし、曲げ試験の開始点から破断点までの荷重の積分値を算出する。
また、本発明によれば、
基板上に搭載された半導体素子と、
前記半導体素子を封止する封止部材と、
を有し、
前記封止部材が、上記本発明における封止用樹脂組成物の硬化物からなる、半導体装置が提供される。
本発明によれば、強度および靭性に優れる封止材料を提供することができる。
以下、実施の形態について説明する。また、本実施形態において、組成物は、各成分を単独でまたは2種以上を組み合わせて含むことができる。
本実施形態において、封止用樹脂組成物(以下、単に「樹脂組成物」とも呼ぶ。)は、エポキシ樹脂および無機充填材を含む。
樹脂組成物を175℃120秒の条件で成形して得られる幅10mm×厚さ4mm×長さ80mmの成形品を、175℃4時間の条件で硬化して得られる硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、25℃における曲げ荷重−たわみ曲線の面積S1が110N・mm以上300N・mm以下であるとともに、上記硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、260℃における荷重−たわみ曲線の面積S2が9N・mm以上100N・mm以下である。
・面積の算出方法:曲げ試験における荷重[N]とたわみ[mm]との関係をグラフ化した曲線(荷重−たわみ曲線)において、たわみを変数とし、曲げ試験の開始点から破断点までの荷重の積分値を算出する。
レーザー回折法、体積基準にて測定される、無機充填材の平均粒径d50が1μm以上30μm以下である。
また、無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子が、無機充填材全体に対して15%以上95%以下であり、無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子が、無機充填材全体に対して5%以上85%以下である。
本実施形態においては、樹脂組成物がエポキシ樹脂および無機充填材を含むとともに、面積S1およびS2ならびに無機充填材の粒度が所定の条件を満たすため、強度および靭性に優れる封止材料を得ることができる。
以下、各構成について具体的に説明する。まず、面積S1およびS2について説明する。
(荷重−たわみ曲線の面積)
本発明者は、強度および靭性を評価する指標について検討し、荷重−たわみ曲線の面積を指標とするのが有効であることを見出した。そして、25℃および260℃における面積S1およびS2を特定の範囲に調整することにより、樹脂組成物の硬化物の強度および靭性を効果的に向上できることが明らかになった。
面積S1は、半導体内部保護のための耐衝撃性を向上する観点から、110N・mm以上であり、好ましくは150N・mm以上、より好ましくは200N・mm以上である。
また、成形性の観点から、面積S1は300N・mm以下であり、好ましくは280N・mm以下、より好ましくは250N・mm以下である。
面積S2は、半導体内部保護のための耐衝撃性を向上する観点から、9N・mm以上であり、好ましくは20N・mm以上、より好ましくは50N・mm以上である。
また、成形性の観点から、面積S1は100N・mm以下であり、好ましくは80N・mm以下、より好ましくは70N・mm以下である。
ここで、面積S1およびS2の算出方法は以下の通りである。
まず、トランスファー成形装置を用いて、金型温度175℃、注入圧力9.8MPa、硬化時間120秒間の条件で樹脂組成物を注入成形し、幅10mm×厚さ4mm×長さ80mmの成形品を得る。得られた成形品を175℃、4時間の条件で後硬化して硬化物を得る。得られた硬化物を測定用の試験片とする。
S1については、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて、25℃における試験片の曲げ試験をそれぞれおこない、荷重[N]とたわみ[mm]との関係をグラフ化した曲線すなわち荷重−たわみ曲線を取得する。そして、たわみを変数として、曲げ試験の開始点から破断点までの荷重の積分値を算出し、面積S1とする。
S2についても、測定温度を260℃とする他は、25℃における試験方法に準じて試験片の曲げ試験をおこない、面積S2を算出する。
ここで、積分値の算出は、たとえば、曲げ試験開始時から、たわみの幅0.02mmごとに、たわみの幅に幅内の最小荷重で得られる最小の長方形の面積を算出し、破断点までの全長方形の面積を合計することによりおこなうことができる。
面積S1およびS2は、たとえば、樹脂組成物に含まれる成分および含量の調整により、殊に無機充填材の粒度特性の調整により、所望の大きさとすることができる。
次に、樹脂組成物の構成成分の具体例を挙げる。
(エポキシ樹脂)
樹脂組成物は、エポキシ樹脂を含む。
エポキシ樹脂は、1分子内にエポキシ基を1個以上、好ましくは2個以上有するモノマー、オリゴマー、ポリマー全般であり、その分子量、分子構造は限定されない。
エポキシ樹脂としては、たとえば、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、ハイドロキノン型エポキシ樹脂等の2官能性または結晶性エポキシ樹脂;クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ナフトールノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂;フェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、フェニレン骨格含有ナフトールアラルキル型エポキシ樹脂等のフェノールアラルキル型エポキシ樹脂;トリフェノールメタン型エポキシ樹脂およびアルキル変性トリフェノールメタン型エポキシ樹脂等の3官能型エポキシ樹脂;ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキシ樹脂、テルペン変性フェノール型エポキシ樹脂等の変性フェノール型エポキシ樹脂;トリアジン核含有エポキシ樹脂等の複素環含有エポキシ樹脂等が挙げられる。
硬化物の強度および靭性をバランス良く高める観点から、エポキシ樹脂は、好ましくはビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂およびo−クレゾールノボラックエポキシ樹脂からなる群から選択される1種または2種以上を含み、より好ましくはビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂を含む。
樹脂組成物中のエポキシ樹脂の含有量は、樹脂組成物の流動性を向上して成形性を向上する観点から、樹脂組成物全体に対して、好ましくは3質量%以上であり、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは7質量%以上である。
また、硬化物の耐湿信頼性や耐リフロー性、耐温度サイクル性を向上する観点から、エポキシ樹脂の含有量は、樹脂組成物全体に対して、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下、さらにより好ましくは15質量%以下である。
(無機充填材)
樹脂組成物は、無機充填材を含む。無機充填材として、具体的には、半導体封止用の樹脂組成物に使用されているものを用いることができる。無機充填材として、たとえば溶融シリカ、結晶シリカ等のシリカ;アルミナ;タルク;酸化チタン;窒化珪素;窒化アルミニウムが挙げられる。
無機充填材は、汎用性に優れている観点から、好ましくはシリカおよびアルミナからなる群から選択される1または2以上の材料を含み、より好ましくはシリカまたはアルミナである。
シリカの形状としては、溶融球状シリカ等の球状シリカ、破砕シリカが挙げられる。
また、アルミナとして、たとえば溶融球状アルミナ等の球状アルミナが挙げられる。
無機充填材の平均粒径d50は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、1μm以上であり、好ましくは2μm以上、より好ましくは5μmであり、また、たとえば10μm以上であってもよい。
同様の観点から、無機充填材の平均粒径d50は、30μm以下であり、好ましくは10μm以下である。
無機充填材の粒径d90は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、好ましくは5μm以上であり、より好ましくは6μm以上である。
同様の観点から、無機充填材の粒径d90は、たとえば60μm以下であってよく、好ましくは8μm以下であり、より好ましくは7μm以下である。
無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、無機充填材全体に対して15%以上であり、好ましくは17%以上であり、また、たとえば30%以上であってもよい。
同様の観点から、無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子は、無機充填材全体に対して95%以下であり、好ましくは90%以下、より好ましくは85%以下であり、また、たとえば50%以下であってもよい。
また、無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、無機充填材全体に対して5%以上であり、好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上であり、また、たとえば30%以上であってもよい。
同様の観点から、無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子は、無機充填材全体に対して85%以下であり、好ましくは82%以下であり、また、たとえば50%以下であってもよい。
ここで、無機充填材の粒径分布は、市販のレーザー回折式粒度分布測定装置(たとえば、島津製作所社製、SALD−7000)を用いて粒子の粒度分布を体積基準で測定することにより取得することができる。
無機充填材の比表面積(SSA)は、半導体内部保護のための耐衝撃性を向上する観点から、好ましくは1.0m2/g以上であり、より好ましくは1.2m2/g以上である。
また、半導体内部保護のための耐衝撃性を向上する観点から、無機充填材の比表面積は、好ましくは3.0m2/g以下であり、より好ましくは2.0m2/g以下である。
ここで、無機充填材の比表面積は、比表面積計(フローソープII2300、島津製作所社製)により測定される。
樹脂組成物中の無機充填材の含有量は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、樹脂組成物全体に対して好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、さらにより好ましくは75質量%以上である。
また、樹脂組成物の成形時における流動性や充填性をより効果的に向上する観点から、樹脂組成物中の無機充填材の含有量は、樹脂組成物全体に対して好ましくは95質量%以下であり、より好ましくは90質量%以下である。
樹脂組成物は、エポキシ樹脂および無機充填材以外の成分を含んでもよい。かかる成分の具体例を以下に示す。
(硬化剤)
樹脂組成物は、硬化剤を含んでもよい。これにより、たとえば樹脂組成物の硬化特性や硬化物の物性をより好ましいものとすることができる。
硬化剤として、フェノール樹脂硬化剤、アミン系硬化剤、酸無水物系硬化剤、メルカプタン系硬化剤等が挙げられる。これらの中でも、耐燃性、耐湿性、電気特性、硬化性、保存安定性等のバランスの点から、硬化剤は、好ましくはフェノール樹脂硬化剤を含む。また、複数の系統の硬化剤を組み合わせてもよい。
フェノール樹脂硬化剤としては、たとえば、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂をはじめとするフェノール、クレゾール、レゾルシン、カテコール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、フェニルフェノール、アミノフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン等のフェノール類とホルムアルデヒドやケトン類とを酸性触媒下で縮合または共縮合させて得られるノボラック樹脂;上述のフェノール類とジメトキシパラキシレンまたはビス(メトキシメチル)ビフェニルから合成されるフェニレン骨格を有するフェノールアラルキル樹脂;ビフェニレン骨格を有するフェノールアラルキル樹脂などのフェノールアラルキル樹脂;トリスフェニルメタン骨格を有するフェノール樹脂;フェノール・p−キシレングリコールジメチルエーテル重縮合物からなる群から選択される1種または2種以上が挙げられる。
アミン系硬化剤としては、たとえば、ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレンテトラミン(TETA)、メタキシリレンジアミン(MXDA)などの脂肪族ポリアミン;ジアミノジフェニルメタン(DDM)、m−フェニレンジアミン(MPDA)、ジアミノジフェニルスルホン(DDS)などの芳香族ポリアミン;ジシアンジアミド(DICY)や有機酸ジヒドララジドなどのポリアミン化合物からなる群から選択される1種または2種以上が挙げられる。
酸無水物系硬化剤としては、たとえば、ヘキサヒドロ無水フタル酸(HHPA)、メチルテトラヒドロ無水フタル酸(MTHPA)や無水マレイン酸などの脂環族酸無水物;無水トリメリット酸(TMA)、無水ピロメリット酸(PMDA)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸(BTDA)、無水フタル酸などの芳香族酸無水物からなる群から選択される1種または2種以上が挙げられる。
メルカプタン系硬化剤としては、たとえば、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトブチレート)、トリメチロールエタントリス(3−メルカプトブチレート)からなる群から選択される1以上の化合物が挙げられる。
また、その他の硬化剤としては、イソシアネートプレポリマー、ブロック化イソシアネートなどのイソシアネート化合物;カルボン酸含有ポリエステル樹脂などの有機酸類などが挙げられる。
樹脂組成物中の硬化剤の含有量は、樹脂組成物の成形性および信頼性を向上する観点から、樹脂組成物全体に対して好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは2質量%以上、さらに好ましくは3質量%以上、さらにより好ましくは5質量%以上である。
同様の観点から、樹脂組成物中の硬化剤の含有量は、樹脂組成物全体に対して好ましくは20質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下である。
(硬化促進剤)
硬化促進剤として、たとえばエポキシ樹脂と硬化剤との架橋反応を促進させるものを用いることができる。硬化促進剤の具体例として、有機ホスフィン、テトラ置換ホスホニウム化合物、ホスホベタイン化合物、ホスフィン化合物とキノン化合物との付加物、ホスホニウム化合物とシラン化合物との付加物等のリン原子含有化合物;1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7、ベンジルジメチルアミン、2−メチルイミダゾール等が例示されるアミジンや3級アミン、上記アミジンやアミンの4級塩等の窒素原子含有化合物から選択される1種類または2種類以上を含むことができる。これらの中でも、硬化性を向上させる観点からはリン原子含有化合物を含むことがより好ましい。また、成形性と硬化性のバランスを向上させる観点からは、テトラ置換ホスホニウム化合物、ホスホベタイン化合物、ホスフィン化合物とキノン化合物との付加物、ホスホニウム化合物とシラン化合物との付加物等の潜伏性を有するものを含むことがより好ましい。これらは1種類を単独で用いても2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
また、有機ホスフィンとしては、たとえばエチルホスフィン、フェニルホスフィン等の第1ホスフィン;ジメチルホスフィン、ジフェニルホスフィン等の第2ホスフィン;トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリフェニルホスフィ ン等の第3ホスフィンが挙げられる。
硬化促進剤は、硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、好ましくはイミダゾール類からなる群から選択される1以上の化合物を含み、より好ましくは2−フェニルイミダゾールおよび2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾールから選ばれる1以上の化合物を含む。
樹脂組成物中の硬化促進剤の含有量は、樹脂組成物の硬化性を向上する観点から、樹脂組成物全体に対して、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.3質量%以上、さらに好ましくは0.5質量%以上である。
また、硬化物の製造安定性を高める観点から、樹脂組成物中の硬化促進剤の含有量は、樹脂組成物全体に対して、好ましくは2質量%以下であり、より好ましくは1.5質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下である。
(カップリング剤)
カップリング剤は、たとえば、エポキシシラン、メルカプトシラン、フェニルアミノシラン等のアミノシラン、アルキルシラン、ウレイドシラン、ビニルシラン、メタクリルシラン等の各種シラン系化合物;チタン系化合物;アルミニウムキレート類;アルミニウム/ジルコニウム系化合物等の公知のカップリング剤から選択される1種類または2種類以上を含むことができる。
硬化物の強度および靭性をバランス良く向上する観点から、カップリング剤は、好ましくはシランカップリング剤であり、Si原子に結合するアルキレン基を有するシランカップリング剤であることがより好ましい。
同様の観点から、上記アルキレン基の炭素数は、好ましくは4以上であり、より好ましくは6以上であり、また、好ましくは15以下であり、より好ましくは10以下である。
同様の観点から、Si原子に結合するアルキレン基を有するシランカップリング剤は、好ましくはエポキシ基、(メタ)アクリル基またはアミン基を有する。
カップリング剤は、さらに好ましくは7−オクテニルトリメトキシシラン、8−グリシドキシオクチルトリメトキシシラン、8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシランおよびN−2−(アミノエチル)−8−アミノオクチルトリメトキシシランからなる群から選択される1または2以上の化合物を含み、さらにより好ましくはN−2−(アミノエチル)−8−アミノオクチルトリメトキシシランである。
樹脂組成物中のカップリング剤の含有量は、樹脂組成物の成形時に好ましい流動性を得る観点から、樹脂組成物全体に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上であり、また、好ましくは2.0質量%以下であり、より好ましくは1.0質量%以下である。
また、樹脂組成物は、上述した成分以外の成分を含んでもよい。たとえば、樹脂組成物が、離型剤、イオン捕捉剤、着色剤、低応力材、酸化防止剤からなる群から選択される1種または2種以上を含んでもよい。
樹脂組成物中のこれら各成分の量は、樹脂組成物全体に対して、それぞれ、0.01〜2質量%程度の量とすることができる。
離型剤は、たとえばカルナバワックス等の天然ワックス;酸化ポリエチレンワックス、モンタン酸エステルワックス、1−アルケン(C>10)・マレイン酸無水物の重縮合物とステアリルアルコールとの反応生成物等の合成ワックス;ステアリン酸亜鉛等の高級脂肪酸およびその金属塩類;ならびにパラフィンから選択される1種類または2種類以上を含むことができる。
イオン捕捉剤は、たとえば、ハイドロキシタルサイトを含む。
着色剤は、たとえば、カーボンブラックおよびベンガラなる群から選択される1種以上を含む。
低応力材は、たとえば、シリコーンオイル、シリコーンゴムおよびカルボキシル基末端ブタジエンアクリロニトリルゴムなる群から選択される1種以上を含む。
酸化防止剤は、たとえば、ヒンダードフェノール系化合物、ヒンダードアミン系化合物およびチオエーテル系化合物から選択される1種または2種以上を含む。
次に、樹脂組成物の形状について説明する。
樹脂組成物は、たとえば粒子状またはシート状である。
粒子状の樹脂組成物として、具体的には、タブレット状または粉粒体のものが挙げられる。このうち、樹脂組成物がタブレット状である場合、たとえば、トランスファー成形法を用いて樹脂組成物を成形することができる。また、樹脂組成物が粉粒体である場合には、たとえば、圧縮成形法を用いて樹脂組成物を成形することができる。ここで、樹脂組成物が粉粒体であるとは、粉末状または顆粒状のいずれかである場合を指す。
次に、樹脂組成物の製造方法を説明する。
本実施形態において、樹脂組成物は、たとえば、上述した各成分を、公知の手段で混合し、さらにロール、ニーダーまたは押出機等の混練機で溶融混練し、冷却した後に粉砕する方法により得ることができる。また、必要に応じて、上記方法における粉砕後にタブレット状に打錠成型して粒子状の樹脂組成物を得てもよい。また、上記方法における粉砕後にたとえば真空ラミネート成形または圧縮成形によりシート状の樹脂組成物を得てもよい。また得られた樹脂組成物について、適宜分散度や流動性等を調整してもよい。
ここで、たとえば、樹脂組成物に含まれる成分および含量を調整することにより、殊に無機充填材の粒度特性の調整により、面積S1およびS2が所望の範囲にある樹脂組成物を得ることができる。
(半導体装置)
本実施形態において、半導体装置は、上述した樹脂組成物の硬化物により素子が封止されてなる。
半導体装置は、具体的には、基板上に搭載された半導体素子と、半導体素子を封止する封止部材と、を有し、封止部材が、封止用樹脂組成物の硬化物からなる。
本実施形態においては、強度および靭性に優れる封止材料を用いることにより、たとえば、熱サイクル特性等の信頼性に優れる半導体装置を得ることも可能となる。
以下に、本発明を実施例により、さらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
以下、本実施形態を、実施例および比較例を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態は、これらの実施例の記載に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜4、比較例1)
各例について、表1に示す各成分をミキサーにより混合した。次いで、得られた混合物を、ロール混練した後、冷却、粉砕して粉粒体である樹脂組成物を得た。
そして、得られた樹脂組成物の硬化物について、25℃および260℃にて曲げ試験をおこない、たわみ−荷重曲線の面積S1およびS2を算出した。
各例で得られた樹脂組成物の硬化物の靭性の指標として、K1cを測定した。また、各例で得られた樹脂組成物の硬化物の強度の指標として、シャルピー衝撃強度を測定した。
測定結果および評価結果を表1にあわせて示す。
表1中の各成分の詳細は下記のとおりである。
(原料)
(無機充填材)
無機充填材1:シリカ、MUF−4V、龍森社製
無機充填材2:シリカ、S30−71、マイクロン社製
無機充填材3:シリカ、FB−105、デンカ社製
無機充填材4:アルミナ、DAW−03DC、デンカ社製
無機充填材5:アルミナ、DAB25MA−TS.3、デンカ社製
無機充填材6:シリカ、SC−2500−SQ、アドマテックス社製
(着色剤)
着色剤1:カーボンブラック、ERS−2001、東海カーボン社製
(カップリング剤)
カップリング剤1:N−フェニルアミノプロピルトリメトキシシラン、CF−4083、東レ・ダウコーニング社製
カップリング剤2:3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、S810、JNC社製
カップリング剤3:7−オクテニルトリメトキシシラン、KBM−1083、信越化学工業社製
カップリング剤4:8−グリシドキシオクチルトリメトキシシラン、KBM−4803、信越化学工業社製
カップリング剤5:8−メタクリロキシオクチルトリメトキシシラン、KBM−5803、信越化学工業社製
カップリング剤6:N−2−(アミノエチル)−8−アミノオクチルトリメトキシシラン、KBM−6803、信越化学工業社製
(エポキシ樹脂)
エポキシ樹脂1:ビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、NC−3000−L、日本化薬社製
エポキシ樹脂2:ビフェニル型エポキシ樹脂、YX4000HK、三菱化学社製
エポキシ樹脂3:o−クレゾールノボラックエポキシ樹脂、CNE195LL、長春人造樹脂社
(硬化剤)
硬化剤1:ビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型樹脂、MEH−7851SS、明和化成社製
硬化剤2:変性フェノール型樹脂、EPICLON EXB−9434−P01、DIC社製
硬化剤3:フェノール・p−キシレングリコールジメチルエーテル重縮合物、HE100C−10、エア・ウォーター社製
硬化剤4:ノボラック型フェノール樹脂、Sumilite Resin PR−51470、住友ベークライト社製
(硬化促進剤)
硬化促進剤1:2−フェニルイミダゾール、キュアゾール2PZ−PW、四国化成工業社製
硬化促進剤2:2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、キュアゾール2P4MHZ−PW、四国化成工業社製
硬化促進剤3:テトラフェニルホスホニウムビス(ナフタレン−2,3−ジオキシ)フェニルシリケート、住友ベークライト社製
硬化促進剤4:テトラフェニルホスホニウム 4,4'−スルホニルジフェノラート、住友ベークライト社製
(離型剤)
離型剤1:モンタン酸エステルワックス、WE−4、クラリアントジャパン社製
離型剤2:酸化ポリエチレンワックス、リコワックス PED191、クラリアントジャパン社製
離型剤3:カルナバワックス、C−WAX、東亜合成社製
(その他の成分)
イオン捕捉剤1:ハイドロキシタルサイト、東亜合成社製
添加剤1:3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、日本カーバイド工業社製
シリコーン1:シリコーン、M69B、九州住友ベークライト社製
シリコーン2:エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル、FZ−3730、東レダウコーニング社製
低応力剤1:カルボキシル基末端ブタジエン・アクリロニトリル共重合体、CTBN1008SP、PTI JAPAN社製
(無機充填材の粒度および比表面積)
機充填材の粒度は、レーザー回折式粒度分布測定装置(島津製作所社製、SALD−7000)により測定した。
また、無機充填材の比表面積は、比表面積計(フローソープII2300、島津製作所社製)により測定した。
(面積S1およびS2)
トランスファー成形装置を用いて金型温度175℃、注入圧力9.8MPa、硬化時間120秒間で、得られた封止用樹脂組成物を注入成形し、幅10mm×厚さ4mm×長さ80mmの成形品を得た。次いで、得られた成形品を175℃、4時間で後硬化して、試験片を作製した。
S1については、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて、25℃における試験片の曲げ試験をそれぞれおこない、荷重[N]とたわみ[mm]との関係をグラフ化した曲線すなわち荷重−たわみ曲線を取得した。そして、たわみを変数として、曲げ試験の開始点から破断点までの荷重の積分値を算出し、面積S1とした。
S2についても、測定温度を260℃とする他は、25℃における試験方法に準じて試験片の曲げ試験をおこない、面積S2を算出した。
ここで、積分値の算出は、曲げ試験開始時から、たわみの幅0.02mmごとに、たわみの幅に幅内の最小荷重で得られる最小の長方形の面積を算出し、破断点までの全長方形の面積を合計することによりおこなった。
(K1c)
各例で得られた樹脂組成物について、ASTM D5045−91で規格されているKIc法に準拠して測定をおこなった。具体的には、樹脂組成物を長さ50mm、幅B=5mm、厚みW=10mmの大きさとし、長さ方向中央部に厚み方向の深さ3.5mmのノッチを施し、175℃×4時間で硬化した。さらに硬化物のノッチ先端部分に厚み方向の深さ0.1mmの傷を剃刀で施した。合計クラック長a=3.6mmである。その後、オリエンテック社製STB−1225S型テンシロンを用いて、測定温度25℃、速度10mm/分、支点間距離S=40mmで3点曲げ試験をおこない、下記式に基づき破壊靭性値(K1c(MPa・m1/2))を算出した。下記式中、PQは荷重(N)である。
K1c=((PQ×S)/(B×W3/2))×f(a/W)
f(a/W)=(3(a/W)1/2[1.99−(a/W)(1−a/W){2.15−3.9(a/W)+2.7(a/W)2])/(2{881+2(a/W)}{1−(a/W)}3/2
(シャルピー衝撃強度)
JIS K7177−1に準じてシャルピー衝撃値を測定した。具体的には、各例で得られた樹脂組成物について、JIS K7144により、V字型ノッチを有する試験片を作製した。
得られた試験片をノッチ部が中央に来るように支持台に置き、破壊エネルギー2Jの条件でノッチの背面をハンマーによって打撃して破壊した。
破壊エネルギーを試験片の断面積で除し、シャルピー衝撃値(kJ/m2)を算出した。
Figure 2021031547
表1より、各実施例においては、比較例のものに比べて、K1cおよびシャルピー衝撃強度に優れていた。このため、各実施例で得られた樹脂組成物により、強度および靭性に優れる封止材料を得ることができる。

Claims (5)

  1. エポキシ樹脂および無機充填材を含む封止用樹脂組成物であって、
    当該封止用樹脂組成物を175℃120秒の条件で成形して得られる幅10mm×厚さ4mm×長さ80mmの成形品を、175℃4時間の条件で硬化して得られる硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、25℃における荷重−たわみ曲線の面積S1が110N・mm以上300N・mm以下であり、
    前記硬化物について、JIS K 6911の曲げ強度試験に準じて以下の方法で算出される、260℃における荷重−たわみ曲線の面積S2が9N・mm以上100N・mm以下であり、
    レーザー回折法、体積基準にて測定される、前記無機充填材の平均粒径d50が1μm以上30μm以下であり、
    前記無機充填材中、粒径0.1μm以上5μm以下の範囲にある粒子が、前記無機充填材全体に対して15%以上95%以下であり、
    前記無機充填材中、粒径5μm超20μm以下の範囲にある粒子が、前記無機充填材全体に対して5%以上85%以下である、封止用樹脂組成物。
    ・面積の算出方法:曲げ試験における荷重[N]とたわみ[mm]との関係をグラフ化した曲線(荷重−たわみ曲線)において、たわみを変数とし、曲げ試験の開始点から破断点までの荷重の積分値を算出する。
  2. 前記無機充填材の粒径d90が、5μm以上60μm以下である、請求項1に記載の封止用樹脂組成物。
  3. 当該封止用樹脂組成物が、カップリング剤を含み、前記カップリング剤が、N−2−(アミノエチル)−8−アミノオクチルトリメトキシシランである、請求項1または2に記載の封止用樹脂組成物。
  4. 前記エポキシ樹脂が、ビフェニレン骨格含有フェノールアラルキル型エポキシ樹脂を含む、請求項1乃至3いずれか1項に記載の封止用樹脂組成物。
  5. 基板上に搭載された半導体素子と、
    前記半導体素子を封止する封止部材と、
    を有し、
    前記封止部材が、請求項1乃至4いずれか1項に記載の封止用樹脂組成物の硬化物からなる、半導体装置。
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