JP2021031293A - 高所作業車の操作盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】イネーブルスイッチの追加によっても片手で操作可能であり,デッキ上から取外してリモコンとして使用可能な高所作業車の操作盤を提供する。【解決手段】中立位置から前後及び左右方向に傾動操作可能であり,前記前後方向への傾動に伴って高所作業車1に前進,後退,及び停止を行わせる走行操作と,左右方向の傾動に伴って前記高所作業車1に操舵操作を行わせる,操作桿21と,該操作桿21を把持して傾動操作しながら該操作桿21を把持した同じ手指で同時に押すことができる位置に,押している間のみ前記走行操作及び操舵操作を有効と成す,イネーブルスイッチ22を設けた運転操作装置20を備えた操作盤10の操作盤本体11を,デッキ4上に着脱可能に取り付ける。【選択図】図3

Description

本発明は高所作業車の運転操作装置に関し,より詳細には,無限軌道や車輪等の走行装置と,これを駆動する駆動源を備えた車台上に,オペレータが搭乗するデッキを備えると共に,このデッキを車台で昇降させるための昇降機構を備えた自走式の高所作業車において,前記デッキ上に搭乗したオペレータが高所作業車を運転するための例えばレバー類等から成る運転操作装置を集約した操作盤に関する。
高所作業車100は,図7に示すように,無限軌道や車輪等の走行装置(図示の例では車輪)105と,該走行装置105を駆動するエンジンやモータ等の駆動源(図示せず)を備えた車台102上に,オペレータ等を乗せて昇降するデッキ104を備えると共に,このデッキ104を車台102上で昇降させるための昇降機構(図示の例ではシザースリンク機構)103を備えたもので,デッキ104上に取り付けたレバーやスイッチ等からなる運転操作装置120を集約した操作盤110(本明細書において,「操作盤」という)をオペレータが操作することにより,高所作業車100を運転できるように構成されており,これにより高所作業車100の機動性が高められている。
このような高所作業車100に設けられた運転操作装置120としての操作盤110は,図8に示すように,レバーを前後方向へ傾動することにより,傾動方向に対応して高所作業車100を前進,後退及び停止させる走行操作を行う走行操作レバー125と,中立位置から右又は左方向へ回転させることにより,回転方向と回転量に応じて高所作業車100の旋回方向と旋回量を操作する,旋回量操作ダイヤル126を備えたものが提案されている(特許文献1の図3参照)。
また,図9に示すように前後左右に傾動可能な1本のレバー127を設け,このレバー127を操作することで,高所作業車100の走行操作と右左折の操作(操舵操作)を同時に行うことができるようにした運転操作装置120も提案されている(特許文献2の図1参照)。
特許第6080458号公報 特開平8−142873号公報
前述した高所作業車100において,前述の操作盤110は,図7に示すように一般にデッキ104に設けられた防護柵140の上端部分等,デッキ104上に立った状態のオペレータが操作し易い位置に取り付けられており,立った状態で操作盤110に設けられた運転操作装置120を操作して高所作業車100を運転する。
そのため,図8を参照して説明した特許文献1に記載の操作盤110のように,高所作業車の前進,後退,及び停止といった走行操作を行う走行操作レバー125と,高所作業車100の旋回量を操作する旋回量操作ダイヤル126がそれぞれ別々に設けられている走行操作装置120の構成では,高所作業車100の運転時,オペレータは片手で走行操作レバー125,他方の手で旋回量操作ダイヤル126を操作するため,運転中には両手が塞がった状態となる。
このように両手が塞がった状態では,オペレータは防護柵140につかまる等して体を支えることができず,走行時の揺れを足で吸収しながら運転する必要があり,運転には熟練を要するだけでなく,段差を乗り越え,又は,障害物に衝突する等して高所作業車100が激しく揺れた場合,身体を支えきれずにデッキ104上で転倒するおそれもある。
これに対し,図9を参照して説明した特許文献2に記載の運転操作装置120では,1本のレバー127で高所作業車100の前進,後退等の走行操作と,右左折等の操舵操作を同時に行うことができるため,オペレータは片手でレバー127を操作しつつ,空いたもう一方の手で防護柵140につかまる等して,振動や衝撃等に備えることができる点では便利である。
しかし,特許文献1,2のいずれの運転操作装置120共に,誤操作を防止するための構成を備えておらず,そのため,高所作業車100を止めて例えば天井に対する照明器具の取り付け等の高所作業を行っている際に,誤ってオペレータの身体の一部が走行操作レバー125やレバー127に触れてしまうと,高所作業車100を誤発進させる等の誤動作させてしまうおそれがある。
このように高所作業車100の誤動作を防止しようとすれば,走行やデッキの昇降操作が終了した後,前述の照明器具の取り付け等の高所作業を開始する前に,高所作業車100にメインスイッチとして設けられているキースイッチ(図示せず)をOFFにした状態で作業を開始するか,高所作業車100に非常停止ボタン(図示せず)が設けられている場合には,非常停止ボタンを押して全動作を停止させた状態で高所作業を開始することも考えられる。
しかし,このような対処方法では,デッキ104の昇降操作や,次の作業場所への移動のための走行を再開させるためには,キースイッチの操作によってメインスイッチをONにしたり,非常停止状態を解除するための操作をしたりする必要があるため,操作が煩雑となる。
しかも,この方法では,メインスイッチをOFFにし忘れた状態,又は,非常停止ボタンを押し忘れた状態で高所作業を開始すれば,運転操作装置120に設けられているレバー125,127に対する接触等に伴う誤操作を防止し得ない。
このような操作の煩雑さを解消しつつ,操作を失念することを含む誤操作を防止する方法としては,例えば前述したメインスイッチや非常停止ボタンとは別に,スイッチを押している間だけ,運転操作装置120の操作を有効にするような,イネーブルスイッチ(図示せず)を設けることも考えられる。
しかし,このようなイネーブルスイッチを,運転操作装置120と共に操作盤110に設けた場合,イネーブルスイッチを一方の手指で押しながら,他方の手指で運転操作装置120を操作して高所作業車100を運転することとなるため,前掲の特許文献2に記載の運転操作装置120の構成を採用した場合であっても,運転時にはオペレータの両手が塞がることとなる。
このような問題を解消するために,前述したイネーブルスイッチをフットスイッチ(図示せず)とし,オペレータが操作盤110に設けた運転操作装置120を操作しながら足で踏める位置のデッキ104上に,このフットスイッチを設け,フットスイッチを踏んでいる間だけ運転操作装置120の操作を有効にすることができるようにすることも考えられる。
しかし,デッキ104上にフットスイッチを設けると,例えば天井に対する照明器具の取り付け作業等,オペレータが上方に注意を向けた状態で作業をしていると,このフットスイッチが目に入らず,フットスイッチにつまずいて転倒等する危険もある。
なお,高所作業車100において,前述の操作盤110は,デッキ104の防護柵140等に固定した状態に取り付けられているのが一般的であるが,本発明の発明者らは,これを着脱可能としてデッキ104外に持ち出すことができるように構成できれば,作業環境に応じて,この操作盤110を,高所作業車100を遠隔操作するためのリモートコントローラ(リモコン)として使用することができ,これによって,デッキ104上にオペレータが搭乗しなくとも高所作業車100を走行させることができるようにすることができるとの着想を得た。
このように,操作盤110をリモコンとして使用できれば,通常の用途では今まで通り防護柵140等に操作盤110を取り付けてオペレータが運転を行うが,例えば高所作業車100をセルフローダやセーフティローダ等の車両運搬車に積み下ろしする際の走行,ローディングランプ(車両積載用スロープ)を使ってトラックの荷台に積み下ろしする際の走行等,人が乗った状態での運転が危険を伴う場合や,ビル工事での使用の際に高所作業車をエレベータに乗せて運ぶ際のエレベータの入口等,デッキ上にオペレータが搭乗した状態では通過し難い(高さが低い)場所を通過させる場合等には,デッキ104上にオペレータを乗せることなく,デッキ104外より操作盤110に設けた運転操作装置120を操作して走行させることが可能となる。
しかし,前述したように,イネーブルスイッチをフットスイッチとした構成では,デッキ104上に搭乗した状態でなければフットスイッチ(イネーブルスイッチ)を操作できず,操作盤110を前述したリモコンとして機能させることができない。
一方,前述したイネーブルスイッチを操作盤110上に設ける構成では,操作盤110をデッキ上より取り外してデッキ104外に持ち出した場合でもイネーブルスイッチの操作が可能となる。
しかし,既存の操作盤110は,比較的大きな箱型であり,成人男性であってもこれを腕で抱えるようにして持たなければ持ち運びができず,このような操作盤110にイネーブルスイッチを追加すると,操作盤110を持ったまま走行操作装置120とイネーブルスイッチ双方を同時に操作することが困難となり,結局はリモコンとして使用できない。
そこで本発明は,特許文献1や特許文献2として紹介した運転操作装置120を備えた,従来の高所作業車の操作盤110にイネーブルスイッチを追加する構成を採用した場合に想定される新たな問題点,及び,該イネーブルスイッチを追加する構成に加え,更に,操作盤110をデッキ上(例えばデッキの防護柵140)から着脱可能な構成とした場合に想定される新たな問題点を解消するためになされたもので,イネーブルスイッチの追加によっても片手で操作可能であると共に,デッキ上から取外してリモコンとして使用する今までにない新規な方法で使用する場合であっても,手指で持った状態で容易に高所作業車の運転を行うことができる操作盤を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と,発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の高所作業車1の操作盤10は,
無限軌道や車輪等の走行装置(図示の例では車輪)5と,該走行装置5を駆動するモータ等の駆動源(図示せず)を備えた車台2上に,昇降可能なデッキ4を備える自走式高所作業車1の前記デッキ4上に設けられた操作盤10において,
前記操作盤10に,中立位置から前後及び左右方向に傾動操作可能であり,前記前後方向への傾動に伴って前記高所作業車1に前進,後退,及び停止を行わせる走行操作と,左右方向の傾動に伴って前記高所作業車1に操舵操作を行わせる,操作桿21を備えた運転操作装置20を設け,かつ,
該運転操作装置20の前記操作桿21に,押している間のみ前記走行操作及び操舵操作を有効と成すイネーブルスイッチ22を設け,
該操作桿21を把持した同じ手指で該イネーブルスイッチ22を押しながら該操作桿21を傾動操作できる位置に前記イネーブルスイッチ22を配置したことを特徴とする(請求項1;図1〜6参照)。
前記操作盤10を,前記デッキ4上に取り付けると共に,該操作盤10のうち少なくとも前記運転操作装置20を備えた操作盤本体11を前記デッキに対し着脱可能とし,該操作盤本体11が前記デッキ上から取り外されたときに,前記高所作業車1を遠隔走行させるためのリモートコントローラとして使用できるようにしても良い(請求項2;図1〜4,6参照)。
前記イネーブルスイッチ22は,前記操作桿21の把持部24の前方側の側面に例えばトリガースイッチとして設けるものとしても良い〔請求項3;図3(B)参照〕。
更に,前記運転操作装置20の前記操作桿21には,該操作桿21を把持して操作しながら,該操作桿21を把持した同じ手指で前記イネーブルスイッチ22と同時に操作することができる位置に,前記走行操作に伴う前記高所作業車1の走行速度段を低速段と高速段とで切り替える増速スイッチ23を設けることができる(請求項4;図3,4参照)。
この増速スイッチ23は,前記操作桿21の把持部24の上面に設けることができる(請求項5;図3,4参照)。
前記操作盤10に,該操作盤本体11が前記デッキ4上より取り外されたことを検出し,前記操作盤本体11が前記デッキ4上より取り外されたことを検出している間,前記高所作業車1に設けた前記駆動源の動作を制御するコントローラ70に前記走行操作に伴う前記高所作業車1の走行速度を減速させる処理を行わせる,リミットスイッチや近接スイッチ等から成る着脱検出手段25を設けることができる(請求項6;図5参照)。
また,前記操作桿21を,左右方向における中立位置に復帰させた際,前記車台2に設けた操舵輪を直進位置とする操舵操作を行わせるように構成するものとしても良い(請求項7)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明の操作盤10を備えた高所作業車1では,以下の顕著な効果を得ることができた。
前記運転操作装置20の前記操作桿21に,押している間のみ前記走行操作及び操舵操作を有効と成すイネーブルスイッチ22を設け,該操作桿21を把持して操作しながら該操作桿21を把持した同じ手指で同時に押すことができる位置に前記イネーブルスイッチ22を配置したことで,イネーブルスイッチ22を設けた構成でありながら,高所作業車1の運転を片手で行うことができた。
その結果,オペレータは,本発明の操作盤10をデッキ4上に取り付けて使用する場合には,片手で運転を行う一方,他方の手指で防護柵40につかまりながら運転を行うことができ,安定した姿勢で運転を行うことができた。
また,このように片手で運転操作装置20を操作できるようにしたことで,前述したイネーブルスイッチ22を設けた構成でありながら,操作盤10のうち少なくとも前記運転操作装置20を備えた操作盤本体11をデッキ4より取り外してオペレータが操作盤本体11を腕に抱え込んだ状態で運転操作装置20を操作する場合であっても,オペレータは片手で運転操作装置20を操作することができ,その結果,本発明の操作盤本体11を,高所作業車1を遠隔走行によって走行させる際に使用する,リモートコントローラとしても使用することができた。
前記イネーブルスイッチ22を,前記操作桿21の把持部24の前方側の側面に例えばトリガースイッチとして設けたことで,操作桿21の把持とイネーブルスイッチ22の同時操作を極めて容易に,かつ,オペレータの手に無理な姿勢を取らせることなく自然に行うことができ,オペレータの疲労を軽減することができた。
前記運転操作装置20の前記操作桿21に,該操作桿21を把持して操作しながら,操作桿21を把持した同じ手指で前記イネーブルスイッチ22と同時に操作することができる位置に,前記走行操作に伴う前記高所作業車1の走行速度段を低速段と高速段とで切り替える増速スイッチ23を設けた構成では,高所作業車1の走行速度の増速を容易に行うことができた。
特に,前記増速スイッチ23を,前記操作桿21の把持部24の上面に設けた構成では,イネーブルスイッチ22と増速スイッチ23の同時操作を無理なく行うことができ,片手で複数のスイッチを同時に操作する構成でありながら,オペレータの手に無理な姿勢を取らせることなく,従って,オペレータを過度に疲労させることなく操作可能な操作盤10を提供することができた。
前記操作盤本体11が取り外されたことを検出し,前記操作盤本体11が前記デッキ4上より取り外されたことを検出している間,前記高所作業車1に設けた前記駆動源の動作を制御するコントローラ70に前記走行操作に伴う前記高所作業車1の走行速度を減速させる処理を行わせる着脱検出手段25を設けた構成では,操作盤本体11をリモコンとして使用して,オペレータが降車した状態でデッキ外から行う高所作業車1の遠隔走行を,より安全に行うことができた。
前記操作桿21を左右方向における中立位置に復帰させた際,前記車台に設けた操舵輪を直進位置に復帰させるようにした構成では,高所作業車1の操舵操作を更に容易に行うことができた。
本発明の操作盤を備えた高所作業車の側面図。 本発明の操作盤を備えた高所作業車の斜視図。 本発明の操作盤の(A)は平面図,(B)は左側面図,(C)は背面図。 本発明の操作盤の斜視図。 本発明の操作盤を備えた高所作業車の機能ブロック図。 操作盤(操作盤本体)を取り外した使用状態を示す平面図。 一般的な高所作業車の側面図。 従来の運転操作装置の説明図(特許文献1の図3の構成に対応)。 従来の運転操作装置の説明図(特許文献2の図1に対応)。
以下に,添付図面を参照しながら本発明の構成につき説明する。
〔高所作業車の全体構成〕
図1及び図2において,符号1は本発明の操作盤10を備えた高所作業車であり,この高所作業車1は,幅方向の両側にそれぞれ車輪や無限軌道等の走行装置(図示の例では車輪)5を備えた車台2と,該車台2上にシザースリンク機構からなる昇降機構3を介して昇降するデッキ4を備えている。
このデッキ4には防護柵40が設けられる等して,このデッキ4上に搭乗したオペレータや荷物等の落下が防止されている。
なお,図示の実施形態では,本発明の操作盤10を搭載する高所作業車1の一例として,シザースリンク機構から成る昇降機構3によってデッキを昇降可能とした構造の高所作業車1を示したが,本発明の操作盤10は,例えば前掲の特許文献1(特許文献1の図1参照)に記載されているようにクレーン車のクレーン先端に箱型のデッキを取り付けて昇降可能とした高所作業車や,前掲の特許文献2(特許文献2の図4参照)に記載されているように,車台上に垂直に立設されて上下方向に伸縮する,テレスコピック構造のマストによってデッキを昇降可能とした高所作業車等,既知の各種の高所作業車に対し適用化可能である。
〔操作盤〕
(1)操作盤10の全体構成
図1及び図2において,符号10はデッキ4の一端側において防護柵40の上端付近に取り付けられた操作盤10であり,デッキ4上に搭乗したオペレータが,この操作盤10に設けられた運転操作装置20を操作することにより,高所作業車1の前進,後退,停止等の走行操作と,操舵輪の操作を行う操舵操作を行うことができるように構成されている。
この操作盤10を介して入力された各種の操作指令は,図5に示すようにマイクロコントローラ等の電子制御装置によって構成されるコントローラ70に入力され,このコントローラ70が走行用のモータや操舵装置の動作を制御することで,オペレータによる運転操作装置20を介して行われた操作に従い,高所作業車1の走行制御と操舵制御を行うことができるように構成されている。
この操作盤10は,図3及び図4に示すようにケーシング12内に構成機器を収容して成る操作盤本体11と,該操作盤本体11に設けられ,高所作業車1の走行制御と操舵制御を行うための運転操作装置20,及び,前記操作盤本体11を防護柵40に取り付けるブラケット30により構成されている。
なお,図示の実施形態では,操作盤本体11には,高所作業車1を操作するためのレバーやスイッチ類として,前述の運転操作装置20と,符号50で示す非常停止スイッチのみを設ける構成としたが,操作盤本体11には,更に,昇降機構3にデッキ4の昇降操作を行わせるためのスイッチやレバー類を設けるものとしても良く,又は,運転操作と昇降操作を切り換えるための切換スイッチを設け,切換スイッチにより昇降操作が選択されている場合,運転操作装置20の操作桿21の操作によって,デッキの昇降操作を行わせることができるようにしても良い。
(2)運転操作装置
高所作業車1の走行制御と操舵制御を行う前述の運転操作装置20は,操作桿21と,この操作桿21に取り付けられたイネーブルスイッチ22及び増速スイッチ23を備えている。
このうちの操作桿21は,中立位置を起点として,前後及び左右方向に揺動可能に構成され,前方に傾動することで高所作業車1を前進させ,後方に傾動させることで高所作業車1を後退させ,中立位置に戻すことで,高所作業車1を停止させることができるように構成されていると共に,右方向に傾動することで操舵輪を右方向に旋回させ,左方向に傾動させることで操舵輪を左方向に傾動させることができるように構成されている。
この操作桿21には,オペレータが把持する部分にグリップラバー等が取り付けられてグリップ部24が形成されており〔図3(B),(C)及び図4参照〕,オペレータは,このグリップ部24を把持して操作桿21を傾動操作することで,所望の方向及び舵角に高所作業車1を走行させることができるように構成されている。
この操作桿21には,前述したイネーブルスイッチ22と,増速スイッチ23が設けられている。
このうちのイネーブルスイッチ22は,モメンタリタイプのスイッチにより構成され,ユーザがこのイネーブルスイッチ22を押している間だけ,操作桿21の傾動操作に伴う走行操作及び操舵操作が有効となるように構成されている。
また,前述の増速スイッチ23は,イネーブルスイッチ22と同様,モメンタリタイプのスイッチ等により構成され,該増速スイッチ23の押している間のみ,増速スイッチ23を押していないときの前記操作桿21の前後方向の傾動操作により行われる走行操作に基づく高所作業車1の走行速度である低速段の走行速度から,所定の高速段の走行速度に切り替える。
なお,本実施形態では,操作桿21を中立位置に戻すことなく,前後いずれかの方向に傾動させた状態で増速スイッチ23を押すことで,通常の速度(低速段)での走行状態から,高所作業車1を一時停止させることなく増速させた走行速度(高速段)に切り替えることができるようにしている。
また,前述の増速スイッチ23は,モメンタリタイプのスイッチに限定されず,例えば押しボタンスイッチを使用し,1回プッシュで押圧された状態(高速段)を維持し,2回プッシュで押圧された状態から解除されて原位置(低速段)に復帰するように構成するものとしても良い。
前述のイネーブルスイッチ22と,増速スイッチ23は,いずれも,オペレータが操作桿21のグリップ部24を把持した状態で,該グリップ部24を把持している同じ手指で同時に押すことができる前記操作桿21上の位置に設けられている。
本実施形態では,図3(B)に示すように,前述のイネーブルスイッチ22を,操作桿21の把持部24の前方側の側面にトリガースイッチとして設け,イネーブルスイッチ22に指の腹を掛けた状態でグリップ部24を握ることでイネーブルスイッチ22を押しながら操作桿21を把持することができるように構成した。
また,本実施形態では,図3及び図4に示すように,前述の増速スイッチ23を操作桿21のグリップ部24の上面に設け,グリップ部24を把持した状態で,なおかつ,イネーブルスイッチ22を押している状態であっても,親指で容易に増速スイッチ23を操作することができるように構成している。
なお,前述したイネーブルスイッチ22と,増速スイッチ23は,その配置を逆にしても良い。
(3)操作盤本体
前述の運転操作装置20を備える操作盤本体11のケーシング12には,各種のセンサや電子制御装置等の,前述した走行操作装置20の操作によって入力された高所作業車1の運転操作を実行するために必要な機器が収容されている。
このような収容機器の一例として,前述のケーシング12内には,第1傾動角検出センサ13と,第2傾動角検出センサ14(いずれも図5参照)が収容されており,該ケーシング12を貫通してケーシング12内に挿入された操作桿21の下端部に,この第1傾動角検出センサ13と第2傾動角検出センサ14が連結され,操作桿21の前後左右方向の傾動角を検出することができるように構成されている。
また,前述のケーシング12内には,操作桿21を付勢して中立位置に復帰させる付勢手段(図示せず)が設けられており,操作桿21を前後左右のいずれかの方向に傾動させた状態から,操作桿21を離すと,自動で中立位置に戻るように構成されている。
前述の第1傾動角検出センサ13は,操作桿21の前後方向の傾動角を検出するもので,この第1傾動角検出センサ13が検出した傾動角に従い,コントローラ70は,車台に設けられた走行用モータの回転方向及び回転速度を制御して,操作桿21が前方に傾動操作されている場合には,前傾させた角度に応じた速度で高所作業車1を前進走行させ,操作桿21が後方に傾動操作されている場合には,後傾させた角度に応じた速度で高所作業車1を後退走行させ,操作桿21が中立位置にあるときには走行用モータを停止して高所作業車1の走行を停止させる。
なお,前述のコントローラ70は,前記第1,第2傾動角検出センサ13,14と共にケーシング12内に設けられていても良く,又は,前記第1,第2傾動角検出センサ13,14とは別に,例えば車台2側に搭載されていても良い。
また,第2傾動角検出センサ14は,操作桿21の左右方向の傾動角を検出するもので,この第2傾動角検出センサ14が検出した傾動角に従い,コントローラ70は,車台2に設けた操舵装置(図示せず)を操作して操舵輪の操舵角を制御し,操作桿21が右に傾動操作されている場合には,傾動角に応じて操舵輪を右旋回方向に操舵し,操作桿21が左に傾動操作されている場合には,傾動角に応じて操舵輪を左旋回方向に操舵し,操作桿21が中立位置にあるときには操舵輪を前進位置に復帰させる。
なお,上記の例では,操作桿21の傾動角を検出して,傾動角に応じた速度及び舵角で高所作業車1を運転する構成について説明したが,この構成に代え,操作桿21の傾動角を検出することなく,傾動させている方向(前傾,後傾,中立,及び,右傾,左傾,中立)のみを検出するセンサ(図示せず)を設け,操作桿21を前方方向に傾動させている時には傾動角に拘わらず一定速度で前進し,後方に傾動させている時には傾動角に拘わらず一定速度で後退し,中立位置で走行を停止させると共に,操作桿21の右方向へ傾動させている時には傾動させている間だけ操舵輪の舵角を右旋回方向に一定速度で増大させ,操作桿21を左方向に傾動させている時には傾動させている間だけ操舵輪の舵角を左旋回方向に一定速度で増大させ,操作桿21を中立位置に戻すと操舵操作を停止して操作桿21を中立位置に戻した時の舵角を保持(直進位置に戻さない)するように構成するものとしても良く,高所作業車1において採用されている既知の走行操作及び操舵操作を実行するように構成することができる。
(4)ブラケット
前述の操作盤本体11を防護柵40に取り付ける前述のブラケット30として,本実施形態では,図4に示すように,操作盤本体11の背面を載置する傾斜面を形成する背面板31と,該背面板31の幅方向の一辺31aより垂直方向に立設された側面板32と,前記背面板31の上端辺31bより垂直方向に立設された前面板33を備え,該前面板33の幅方向の一辺33aと,側面板32の高さ方向の一辺32aが,直角に連結されている。
前面板33の上端辺33bと,側面板32の上端辺32bには,それぞれ上向きに突出した吊下片34aと,該吊下片34aの上端より外向きに水平方向に突出した係止片34bと,該係止片34bの他端縁より下向に突出した鍔部34cから成る吊り金具34が設けられており,この吊り金具34の前記吊下片34aの上端部と,係止片34b,及び,鍔部34cによって囲まれた,下向きに開口するコ字状の部分にデッキ4上に立設された防護柵40の上端部を挿入して嵌合させることで,防護柵40の上端付近に操作盤10を吊り下げ状態に取り付けることができるように構成されている。
本実施形態では,前述した吊り金具34によって,操作盤10を防護柵40の角部に取り付けることができるように構成し,防護柵40の上端部に2つの吊り金具34,34を引っ掛けるだけで,ボルト止め等の固定を行うことなく,防護柵40上に移動等しないように操作盤10を取り付けることができると共に,操作盤10を持ち上げるだけで防護柵40から簡単に取り外すことができるように構成されている。
なお,図示の実施形態では,操作盤本体11をブラケット30と一体的にデッキ4の防護柵40より取り外すことができるようにした構成を示したが,この構成に代え,例えば前述のブラケット30を防護柵40にボルト止め等の方法で固着すると共に,ブラケット30に対し,操作盤本体11を着脱可能に取り付ける構成として,操作盤本体11を防護柵40から取り外した際,操作盤10の一部であるブラケット30やブラケット30に設けた付属品,その他の操作盤10の構成部品(例えば,防護柵40側に取り付けた場合における後述の着脱検出手段25等)が,デッキ4の防護柵40側に残るように構成するものとしても良い。なお,本発明の操作盤10には,防護柵40に対する操作盤本体11の着脱状態を検出する,着脱検出手段25(図5参照)を設けることができ,前述したように操作盤本体11と一体的にブラケット30が防護柵40より取り外せるようにした図示の実施形態では,一例として前述したブラケット30の吊り金具34の例えば係止片34bに,リミットスイッチや近接センサなどを着脱検出手段25として設け,吊り金具34を防護柵40の上端部に引っ掛けると,この着脱検出手段25が防護柵40の上端部の存在を検出するように構成して,操作盤10が防護柵40に対し取り付けられた状態にあること,及び取り外された状態にあることを前述した着脱検出手段25によって検出できるようにしても良い。
なお,前述の着脱検出手段25は,操作盤本体11の着脱を検出することができるものであれば,ブラケット30側に設ける構成に限定されず,防護柵40側に設けるものとしても良い,
また,前述したように操作盤本体11をブラケット30に対し着脱可能とした構成では,この着脱検出手段25は,操作盤本体11側に設けるものとしても良く,又は,ブラケット30側に設けて操作盤本体11を取り外した際にブラケット30と共に防護柵40側に残るように構成しても良い。
このようにして防護柵40に対する操作盤10の着脱状態を検出した検出信号は,コントローラ70に入力され,コントローラ70は,操作盤10が防護柵40より取り外された状態で使用されている場合には,操作盤10を防護柵に取り付けた状態で使用されている場合に適用される走行速度に対し,所定の減速された走行速度を適用するように構成するものとしても良い。
〔動作等〕
以上のように構成された本発明の操作盤10は,既知の操作盤同様に,デッキ4の防護柵40に取り付けた状態で使用できるだけでなく,防護柵40より操作盤本体11を取り外してデッキ4外に持ち出して,高所作業車1を遠隔走行させる際の,リモートコントローラとして使用することができる(図6参照)。
いずれの態様で使用する場合においても,オペレータは,トリガースイッチとして設けられているイネーブルスイッチ22が指の腹に当たるように操作桿21のグリップ部24を握ると,イネーブルスイッチ22が押され,これにより,操作桿21の傾動による運転操作が有効になる。
この状態でオペレータは,操作桿21を前方に傾動又は後方に傾動させて高所作業車を前進又は後退させると共に,操作桿21を左右に傾動させて高所作業車1の操舵操作を行う。
オペレータがイネーブルスイッチ22を押しながら,更に親指で増速スイッチ23を押した状態で操作桿21を操作した場合には,増速スイッチ23を押していないときの走行速度(低速段)に対し,所定の増速された走行速度(高速段)が適用される。
操作盤本体11を防護柵40より取り外して図6に示すようにリモートコントローラとして使用する場合には,オペレータは,操作盤本体11を腕に抱えた状態で操作することとなるが,操作盤本体11に設けた運転操作装置20は,前述したようにオペレータが容易に片手で操作できるように設計されていることから,操作盤本体11を腕で抱えた状態であっても片手で容易に操作することができる。
このように,操作盤本体11を防護柵40より取り外してリモートコントローラとして使用できるようにしたことで,通常の用途での使用時には従来通り防護柵40に操作盤本体11を取り付けてオペレータが運転を行うが,例えば高所作業車1をセルフローダやセーフティローダ等の車両運搬車に積み下ろしする際の走行,ローディングランプ(車両積載用スロープ)を使ってトラックの荷台に積み下ろしする際の走行等,人が乗った状態での運転が危険を伴う場合や,ビル工事での使用の際に高所作業車をエレベータに乗せて運ぶ際のエレベータの入口等,デッキ4上にオペレータが搭乗した状態では通過し難い(高さが低い)場所を通過させる場合等には,デッキ4上にオペレータを乗せることなく,デッキ4外より操作盤本体11に設けた運転操作装置20を操作して走行させることが可能となる。
また,前述したように操作盤本体11が防護柵40に取り付けた状態にあるか否かを検出する着脱検出手段25(図5参照)を設けた構成では,この着脱検出手段25によって操作盤本体11が取り外された状態にあること,従って,リモートコントローラとして使用されている状態にあることが検出されると,自動で,所定の減速された走行速度が適用されることで,遠隔走行させた場合であっても,高所作業車を安全に走行させることができた。
なお,図示の実施形態(図6参照)では,操作盤本体11にはケーブル80が接続されており,このケーブル80は,デッキ4や昇降機構3を通って車台2に設けた図示せざるメインコントローラ等に接続されたものとなっており,有線による遠隔操作を行う構成となっているが,この構成に代えて,操作盤本体11とメインコントローラ(図示せず)間を無線接続するように構成して,高所作業車1を無線による遠隔操作が行えるように構成するものとしても良い。
1 高所作業車
2 車台
3 昇降機構(シザースリンク機構)
4 デッキ
5 走行装置(車輪)
10 操作盤
11 操作盤本体
12 ケーシング
13 第1傾動角センサ
14 第2傾動角センサ
20 運転操作装置
21 操作桿
22 イネーブルスイッチ
23 増速スイッチ
24 把持部(グリップ部)
25 着脱検出手段
30 ブラケット
31 背面板
31a 幅方向の一辺(背面板の)
31b 上端辺(背面板の)
32 側面板
32a 高さ方向の一辺(側面板の)
32b 上端辺(側面板の)
33 前面板
33a 幅方向の一辺(前面板の)
33b 上端辺(前面板の)
34 吊り金具
34a 吊下片
34b 係止片
34c 鍔部
40 防護柵
50 非常停止スイッチ
70 コントローラ
80 ケーブル
100 高所作業車
102 車台
103 昇降機構(シザースリンク機構)
104 デッキ
105 走行装置(車輪)
110 操作盤
120 運転操作装置
125 走行操作レバー
126 旋回量操作ダイヤル
127 レバー
140 防護柵

Claims (7)

  1. 走行装置と,該走行装置を駆動する駆動源を備えた車台上に,昇降可能なデッキを備える自走式高所作業車の前記デッキ上に設けられた操作盤において,
    前記操作盤に,中立位置から前後及び左右方向に傾動操作可能であり,前記前後方向への傾動に伴って前記高所作業車に前進,後退,及び停止を行わせる走行操作と,
    左右方向の傾動に伴って前記高所作業車に操舵操作を行わせる,操作桿を備えた運転操作装置を設けると共に,
    前記操作桿に,押している間のみ前記走行操作及び操舵操作を有効と成すイネーブルスイッチを設け,
    該操作桿を把持した同じ手指で該イネーブルスイッチを押しながら該操作桿を傾動操作できる位置に前記イネーブルスイッチを配置したことを特徴とする,高所作業車の操作盤。
  2. 前記操作盤を,前記デッキ上に取り付けると共に,該操作盤のうち少なくとも前記運転操作装置を備えた操作盤本体を前記デッキに対し着脱可能とし,該操作盤本体が前記デッキ上から取り外されたときに,前記高所作業車を遠隔走行させるためのリモートコントローラとして使用可能としたことを特徴とする請求項1記載の高所作業車の操作盤。
  3. 前記イネーブルスイッチを,前記操作桿の把持部の前方側の側面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の高所作業車の操作盤。
  4. 前記運転操作装置の前記操作桿に,該操作桿を把持して操作しながら,該操作桿を把持した同じ手指で前記イネーブルスイッチと同時に操作することができる位置に,前記走行操作に伴う前記高所作業車の走行速度段を低速段と高速段とで切り替える増速スイッチを設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の高所作業車の操作盤。
  5. 前記増速スイッチを,前記操作桿の前記把持部の上面に設けたことを特徴とする請求項4記載の高所作業車の操作盤。
  6. 前記操作盤本体が前記デッキ上より取り外されたことを検出し,前記操作盤本体が前記デッキ上より取り外されたことを検出している間,前記高所作業車に設けた前記駆動源の動作を制御するコントローラに前記走行操作に伴う前記高所作業車の走行速度を減速させる処理を行わせる,着脱検出手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の高所作業車の操作盤。
  7. 前記操作桿を左右方向における中立位置に復帰させた際,前記車台に設けた操舵輪を直進位置とする操舵操作を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の高所作業車の操作盤。

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