JP2010222087A - 作業機の操作レバー装置 - Google Patents

作業機の操作レバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010222087A
JP2010222087A JP2009069928A JP2009069928A JP2010222087A JP 2010222087 A JP2010222087 A JP 2010222087A JP 2009069928 A JP2009069928 A JP 2009069928A JP 2009069928 A JP2009069928 A JP 2009069928A JP 2010222087 A JP2010222087 A JP 2010222087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
lever device
knob
detection signal
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009069928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5363850B2 (ja
Inventor
Masayuki Komatsu
正幸 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tadano Ltd filed Critical Tadano Ltd
Priority to JP2009069928A priority Critical patent/JP5363850B2/ja
Publication of JP2010222087A publication Critical patent/JP2010222087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5363850B2 publication Critical patent/JP5363850B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】疲れの少ない容易な操作で、且つ誤作動の無い作業を実現し得るようにした作業機の操作レバー装置を提供する。
【解決手段】グリップ21が設けられた操作ロッド20と、操作ロッド20の傾動方向と傾動量を検出して信号を出力する傾動操作検出信号出力手段41,42と、操作ロッド20に配置された回動操作用ノブ22と、回動操作用ノブ22の回動方向と回動量を検出して信号を出力する回動操作検出信号出力手段43と、各検出信号出力手段41,42,43からの信号を受信して制御信号を出力する制御手段と、押動操作検出信号を出力するスイッチ手段24を備えた操作レバー装置において、操作ロッド20の先端部を前傾させ、この前傾部分にグリップ21と回動操作用ノブ22を取付けるとともに、グリップ21にスイッチ手段24を設ける。
【選択図】図1

Description

本願発明は、高所作業車、クレーン車等の作業機に設けられる三軸ジョイスチックを用いた操作レバー装置に関するものである。
作業機の操作系においては、操作上の安全対策として、オペレータによる操作レバーの操作が、操作の意思をもって行われたものであること、換言すれば、誤操作ではないことを確認する手段として、オペレータにより操作されるイネーブルスイッチが備えられるが、このイネーブルスイッチは、操作レバーの操作の前段階として操作されるものであることから、その操作性を考慮して、操作レバーに設けられることが多い。
このような操作レバー装置を備えた作業機としては、例えば、図3に示すような高所作業車Zが知られている。また、操作レバーにイネーブルスイッチを備えた作業機の操作レバー装置としては、特許文献1に示されるようなものが知られている。
ところで、上記高所作業車Zは、図3に示すように、車体2の前後に車輪3及びアウトリガ4を備えた走行可能な車両1の上記車体2上に搭載された旋回台5に、伸縮ブーム7の基端部を起伏動可能に連結し、該伸縮ブーム7を、伸縮シリンダ9によって伸縮駆動させるとともに、起伏シリンダ8によって起伏駆動させ、さらに上記旋回台5と一体的に旋回駆動装置6によって旋回駆動させ得るようにしている。
また、上記伸縮ブーム7の先端部には、該伸縮ブーム7の起伏動に拘らずその姿勢を常時一定に維持する姿勢維持部材10を介して作業台12が取付けられており、該作業台12は首振駆動装置11によって首振駆動される。
さらに、上記高所作業車Zの上記作業台12には、上記旋回駆動装置6、起伏シリンダ8、伸縮シリンダ9、首振駆動装置11及びその他の機器を駆動操作するための上記操作レバー装置X1が備えられている。
ここで、上掲の特許文献1に示された操作レバー装置X1の構成を、図4を参照して、簡単に説明する。
上記操作レバー装置X1は、ジョイスチック形の操作レバーで構成され、支持機構及び傾動・回動検出機構を含む基台60と、該基台60から上方へ突出して傾動可能に取付けられた操作ロッド50を備えている。上記操作ロッド50は、上記基台60内に取付けられたピポット軸受けによって前後方向(矢印A−B方向)及び左右方向(矢印C−D方向)へ傾動可能に保持されており、上記操作ロッド50の前後方向及び左右方向の各傾動角度は、上記基台60に取付けられた第1ポテンショメータ61及び第2ポテンショメータ62によって検出され、各傾動角度に応じた検出信号が出力されるようになっている。そして、上記伸縮ブーム7は、上記第1ポテンショメータ61の検出信号に応じて制御手段から出力される制御信号によって起伏駆動され、上記第2ポテンショメータ62の検出信号に応じて制御手段から出力される制御信号によって伸縮駆動される。
なお、上記操作ロッド50は、上記基台60内に設けられた付勢バネ(図示省略)によって該操作ロッド50の傾動変位が元に戻る方向に付勢されており、傾動状態にある上記操作ロッド50からオペレータの手が離れてその規制作用が解除されると、中立位置へ自動的に復帰するように構成されている。
また、上記操作ロッド50は、上記基台60から上方へ突出した後に前傾した形状とされ、この前傾した先端部にグリップ部51が設けられている。このグリップ部51は、上記操作ロッド50に対して矢印E−F方向へ回動自在に取付けられた下部グリップ52と、該操作ロッド50に対して非回動に固定された上部グリップ53を、該上部グリップ53が上記下部グリップ52の直上に位置するようにして取付けられている。
また、上記下部グリップ52には、該下部グリップ52の回動角度を検出して該回動角度に応じた検出信号を出力する第3ポテンショメータ63が取付けられており、該第3ポテンショメータ63の検出信号に応じて制御手段から出力される制御信号によって上記伸縮ブーム7が旋回駆動されるようになっている。即ち、上記下部グリップ52は、旋回操作用ノブとして機能するものである。
一方、上記上部グリップ53には、イネーブルスイッチ54が設けられている。このイネーブルスイッチ54は、該上部グリップ53における上記操作ロッド50の前傾方向手前側の外面に上記押動部材55を突出させた状態で取付けられており、上記押動部材55が押圧操作されるとON信号を出力するように構成されている。そして、このイネーブルスイッチ54は、上記押動部材55を押込みながら上記下部グリップ52が回動操作されることで、制御手段が上記第3ポテンショメータ63の検出信号を有効と判断して、該検出信号に応じて上記伸縮ブーム7を旋回動させるように構成されている。
なお、このようなイネーブルスイッチ54の機能は、上記操作ロッド50の傾動操作に基づく上記伸縮ブーム7の起伏動及び伸縮動においても同様である。
また、上記操作レバー装置X1は、これを操作しない状態において、例えば、他の機器等が上記グリップ部51部分に当ってこれが誤って操作されることを可及的に回避する観点から、図4に示すように、上記作業台12側に設けた凹部49内に配置され、その先端、即ち、上記上部グリップ53の上面が上記凹部49の上縁49aから上方へ突出しないようにその取付け高さが設定されている。
さらに、上記操作レバー装置X1の上記作業台12に対する平面方向における取付方向は次のように設定されている。即ち、上記操作レバー装置X1は、図3に示すように、上記作業台12の上記首振駆動装置11寄りの端部に配置されるのが通例であり、従って、上記作業台12に搭乗して上記操作レバー装置X1を操作するオペレータにとっては、上記作業台12から上記首振駆動装置11へ指向する方向が「正面」とされ、オペレータは正面に向かって立った状態で上記操作レバー装置X1を操作するのが基本姿勢とされることから、このオペレータの操作手段の姿勢に対応して、図4に示すように、上記操作レバー装置X1もその操作ロッド50の傾動方向を正面側へ向けた状態で配置されている。
ここで、上記操作レバー装置X1の操作方法を簡単に説明する。
高所作業車Zを用いた作業は、上記作業台12に搭乗したオペレータが、該作業台12に備えられた上記操作レバー装置X1を適宜操作することで行われる。この場合、上記操作レバー装置X1が上記作業台12の正面側に配置されていることから、オペレータは正面に向かって立った状態で上記操作レバー装置X1を操作することになる。
そして、上記操作レバー装置X1の操作は、オペレータがその掌を上記グリップ51の上記上部グリップ53上に載せた状態で上記グリップ部51部分を掴み、且つ掌あるいは指で上記イネーブルスイッチ54の押動部材55を押込みながら上記操作ロッド50を傾動操作するとか、上記イネーブルスイッチ54の押動部材55を押込みながら親指で上記下部グリップ52を回動操作するとか、上記イネーブルスイッチ54の押動部材55を押込みながら上記操作ロッド50の傾動操作と上記下部グリップ52の回動操作を同時に行うことで、上記伸縮ブーム7の起伏及び伸縮動作、上記伸縮ブーム7の旋回動作、あるいは上記伸縮ブーム7の起伏及び伸縮動作と旋回動作が、適宜行なわれるものである。
なお、これら各操作に際して上記イネーブルスイッチ54の押動部材55が押し込まれていなかった場合には、例え上記操作ロッド50が傾動操作され、あるいは上記下部グリップ52が回動操作されたとしても、上記伸縮ブーム7が動作しないことは言うまでもないが、例え当初は上記イネーブルスイッチの押動部材55が押し込まれ、この状態で上記操作ロッド50が傾動操作されて上記伸縮ブーム7が起伏動とか伸縮動していたとしても(即ち、各動作が適正に行なわれていたとしても)、その操作中に上記イネーブルスイッチ54の押動部材55から指が離れて該押動部材55に対する押込み操作が解除された場合には、上記伸縮ブーム7の起伏動、伸縮動、旋回動の全てがその時点で停止される。そして、このように操作途中で上記イネーブルスイッチ54の押動部材55の押込みが解除されて上記伸縮ブーム7の作動が停止された場合には、例え上記押動部材55を再度押込んでも上記伸縮ブーム7は動作せず、一旦上記操作レバー装置X1を中立状態に復帰させた後に、再度操作を行うことが必要となる。
特開2008−81296号公報
ところで、上述のように操作ロッド50の先端部に設けられるグリップ51を、上部グリップ53と下部グリップ52からなる上下二段構成とし、上記操作ロッド50の前後左右への傾動操作と上記下部グリップ52の回動操作を行なうようにした三軸ジョイスチックタイプの操作レバー装置X1においては、上記上部グリップ53に掌を置いて操作ロッド50の傾動操作を行なうことができ、且つオペレータの手首の角度を考慮して上記操作ロッド50を前傾させていたとしても、上記イネーブルスイッチ54の押動部材55に対する押込み操作が不用意に解除されることが起こり得る。
即ち、実際の高所作業においては、オペレータが上記作業台12の正面側(即ち、上記首振駆動装置11側)を向いてレバー操作を行いながら、その視線方向の正面側において作業を行うということは少なく、それよりも、上記作業台12の前方側に各種機器等の作業上の障害物が存在せず、作業スペースの確保が容易な反首振駆動装置11側(即ち、背面側)で作業を行なうことが多く、しかもこの場合、上記操作レバー装置X1が上記作業台12の正面側(上記首振駆動装置11側)に設けられていることから、オペレータは、体あるいは首を捩って、上記作業台12の背面側の安全性等の状況を確認しながら、該作業台12の正面側にある操作レバー装置X1を操作しなければならず、操作姿勢が不安定なものとなる。
また、上記操作レバー装置X1を操作して伸縮ブーム7の旋回動作を行なうためには、上部グリップ53に設けられたイネーブルスイッチ54の押動部材55を押込みながら、上記下部グリップ52を回動操作しなければならないが、この操作は上記押動部材55の押込み操作と、上記下部グリップ52の回動操作という二つの独立した操作を片手で同時に行うことが必要であって、非常に手が疲れる操作である。また、上記伸縮ブーム7の旋回操作のみならず、上記操作ロッド50を前後方向あるいは左右方向へ傾動させて上記伸縮ブーム7の起伏動作あるいは伸縮動作を並行させる場合には、手を捩って傾けるという操作が必要であることから、上記イネーブルスイッチ54の押動部材55を押し込む力を維持し難くなる。
これらの結果、上記操作レバー装置X1を操作しての作業中において、上記イネーブルスイッチ54の押動部材55に対する押込み操作が不用意に解除される、という事態が発生するものである。
そこで本願発明は、疲れの少ない容易な操作で、且つ誤作動の無い作業を実現し得るようにした作業機の操作レバー装置を提供することを目的としてなされたものである。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、基台と、該基台にその基端部を略直交する二軸方向に傾動自在に取付けた操作ロッドと、該操作ロッドの先端部に設けたグリップと、上記操作ロッドの傾動方向と傾動量を検出して該傾動方向と傾動量に対応した傾動操作検出信号を出力する傾動操作検出信号出力手段と、上記操作ロッドに対して回動可能に配置された回動操作用ノブと、上記回動操作用ノブの回動方向と回動量を検出して該回動方向と回動量に対応した回動操作検出信号を出力する回動操作検出信号出力手段と、上記傾動操作検出信号出力手段と上記回動操作検出信号出力手段からの信号を受信して制御信号を出力する制御手段と、上記グリップに設けられて押動操作されることで押動操作を検出して押動操作検出信号を出力するスイッチ手段を備えた作業機の操作レバー装置において、上記操作ロッドの先端部を前傾させ、この前傾部分に上記グリップと上記回動操作用ノブを、該回動操作用ノブの下側に上記グリップが位置するようにして取付けるとともに、上記グリップに上記スイッチ手段を設けたことを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記スイッチ手段を上記グリップの前方面に設けたことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第1の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記スイッチ手段を複数の指で操作可能に構成したことを特徴としている。
本願の第4の発明では、上記第1、第2又は第3の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記スイッチ手段をイネーブルスイッチとしたことを特徴としている。
本願の第5の発明では、上記第1、第2、第3又は第4の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記回動操作用ノブの頂部に保護部材を設けたことを特徴としている。
本願の第6の発明では、上記第5の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記保護部材を、上記回動操作用ノブと一体的に回転可能に、又は上記回動操作用ノブに対して相対回転可能に、又は上記操作ロッドに非回動に、構成したことを特徴としている。
本願の第7の発明では、上記第5又は第6の発明に係る作業機の操作レバー装置において、上記保護部材の外周形状を、上記回動操作用ノブとの取付関係において該回動操作用ノブの外周面より径方向外側へ延出するように設定したことを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a)本願の第1の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、
(a−1)上記操作レバー装置Xの操作に際して、オペレータは該操作レバー装置Xの斜め手前上方から手を伸ばして上記グリップを掴むとき、上記操作ロッドの先端部が前傾され且つこの前傾部分に上記グリップが取付けられているので、オペレータはその掌を立てて手首を伸ばした自然な手首姿勢で、上記グリップをその側方から掌で包み込み、且つ親指以外の指、例えば、人差し指から小指までの4本の指、あるいは中指から小指までの3本の指、を上記グリップに巻き付ける状態で的確に掴むことができ、上記グリップの掴み状態が安定し、手首に掛かる負担が可及的に小さくなる、
(a−2)上記操作ロッドの先端部が前傾され且つこの前傾部分に上記グリップが取付けられているので、上記操作ロッドの上記グリップを掴んでこれを前後あるいは左右へ傾動操作する場合、例えば、上記グリップ部分をその上側から掌で包み込むようにして掴んだ場合に比して、上記操作ロッドの前後方向あるいは左右方向への傾動に伴う手首の変化が少なく、それだけ手首に大きな負担をかけることなく傾動操作を容易に行うことができる、
(a−3)上記回動操作用ノブの下側に上記グリップが位置しているので、上記グリップを掴んだ状態では、親指が、あるいは親指と人差し指の双方が、上記回動操作用ノブに対応することとなり、このため自然な手首姿勢のまま、上記回動操作用ノブを親指で、あるいは親指と人差し指の双方で回動操作することができ、該回動操作用ノブの操作性が良好となる、
(a−4)上記グリップに上記スイッチ手段が設けられているので、上記グリップに対する掴み力を増加させるという「掴み動作の中の一態様」として容易に且つ的確に上記スイッチ手段を押動操作することができ、例えば、掴み動作とは異なる動作によってスイッチ手段を押動操作する場合に比して、その操作性及び操作の的確性が確保される。
これら(a−1)〜(a−4)の相乗効果として、レバー操作に伴う手首の疲れが少なく、作業中に誤って上記スイッチ手段から手が離れて作業に支障を来たすということが可及的に回避され、誤作動の無い適正な作業が実現されるという効果が得られる。
(b)本願の第2の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記スイッチ手段を上記グリップの前方面に設けているので、上記グリップを掴んだ場合、この掴み動作に伴って必然的に上記グリップ21の前方側の面に添えられた指によって上記スイッチ手段を容易に且つ的確に押動操作することができ、作業中に誤って上記スイッチ手段から手が離れて作業に支障を来たすのが確実に防止され、上記(a)に記載の効果がより一層確実ならしめられる。
(c)本願の第3の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記スイッチ手段を複数の指で操作可能に構成しているので、例え作業中の無理な姿勢等によって上記スイッチ手段を押動していた複数の指の一つが該スイッチ手段から離れたとしても、残った他の指で該スイッチ手段を押動操作し続けることができ、それだけ操作上の信頼性が向上する。
(d)本願の第4の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記(a)、(b)又は(c)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記スイッチ手段をイネーブルスイッチとしたので、作業中に誤って上記イネーブルスイッチから手が離れて作業が中断されるのが確実に防止され、イネーブルスイッチを備えた操作レバー装置Xにおける操作上の信頼性が担保される。
(e)本願の第5の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記(a)、(b)、(c)又は(d)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記回動操作用ノブの頂部側に保護部材を設けたので、例えば、作業中に誤って他の機器等が上記回動操作用ノブに当ってこれが損傷することが防止され、該回動操作用ノブの操作上の信頼性が確保される。
(f)本願の第6の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記(e)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記保護部材を、上記回動操作用ノブと一体的に回転可能に、又は上記回動操作用ノブに対して相対回転可能に、又は上記操作ロッドに非回動に構成したので、
(f−1)上記保護部材を上記回動操作用ノブと一体的に回転可能とした場合には、上記保護部材は、上記回動操作用ノブの保護という本来の機能の他に、上記回動操作用ノブとしても機能でき、該保護部材の分だけ回動操作用ノブが実質的に大きくなり、それだけ回動操作の容易さ及び操作の的確さが向上する、
(f−2)上記保護部材を上記回動操作用ノブに対して相対回転可能とした場合には、例え上記保護部材に他の機器が誤って衝突しこれが回動されたとしても、この保護部材の回動が上記回動操作用ノブに波及することがなく、回動操作の信頼性が確保される、
(f−3)上記保護部材を上記操作ロッドに非回動とした場合には、例え上記保護部材に他の機器が誤って衝突したとしても、その影響が上記回動操作用ノブに及ぶことがなく、それだけ回動操作の信頼性が確保される、
等の効果が得られる。
(g)本願の第7の発明に係る作業機の操作レバー装置によれば、上記(e)又は(f)に記載の効果に加えて、次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記保護部材の外周形状を、上記回動操作用ノブとの取付関係において該回動操作用ノブの外周面より径方向外側へ延出するように設定しているので、オペレータが手で上記グリップを掴み、親指又は親指と人差し指の双方を上記回動操作用ノブの外周面に当ててこれを回動操作しようとする場合、該回動操作用ノブの頂部側において上記保護部材の外周部分が上記回動操作用ノブの外周面より径方向外側へ延出した状態で存在することから、該保護部材の外周部分によって上記親指と人差し指の上記回動操作用ノブの頂部側への過度の移動が規制され、該親指と人差し指の上記回動操作用ノブに対する位置決めが自動的に行なわれ、その結果、上記回動操作用ノブを的確に回動操作することができ、延いては操作レバー装置の良好な操作性が確保される。
本願発明の第1の実施形態に係る操作レバー装置の構造を示す側面図である。 本願発明の第2の実施形態に係る操作レバー装置の構造を示す側面図である。 高所作業車の全体図である。 従来一般的な操作レバー装置の構造説明図である。
以下、本願発明に係る作業機の操作レバー装置を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
なお、本願発明が対象とする作業機の一例としての高所作業車Zの構成は、「背景技術」の項において説明した図3に示す高所作業車Zと同様であるため、ここではその説明を省略し、「背景技術」の項における該当説明を援用する。従って、ここでは、操作レバー装置Xについてのみ説明する。
I:第1の実施形態
図1には、本願発明の第1の実施形態に係る操作レバー装置Xを示している。この操作レバー装置Xは、三軸ジョイスチック形の操作レバーで構成され、支持機構及び傾動・回動検出機構を含む基台40と、該基台40から上方へ突出して傾動可能に取付けられた操作ロッド20を備えている。上記操作ロッド20は、上記基台40内に取付けられたピポット軸受けによって前後方向(矢印A−B方向)及び左右方向(矢印C−D方向)へ傾動可能に保持されており、上記操作ロッド20の前後方向及び左右方向の各傾動角度は、上記基台40に取付けられた第1ポテンショメータ41及び第2ポテンショメータ42(共に、特許請求の範囲中の「傾動操作検出信号出力手段」に該当する)によって検出され、各傾動角度に応じた検出信号(特許請求の範囲中の「傾動操作検出信号」に該当する)が出力されるようになっている。そして、上記伸縮ブーム7は、上記第1ポテンショメータ41の検出信号に応じて制御手段から出力される制御信号によって起伏駆動され、上記第2ポテンショメータ42の検出信号に応じて制御手段から出力される制御信号によって伸縮駆動される。
なお、上記操作ロッド20は、上記基台40内に設けられた付勢バネ(図示省略)によって該操作ロッド20の傾動変位が元に戻る方向に付勢されており、傾動状態にある上記操作ロッド20からオペレータの手が離れてその規制作用が解除されると、中立位置へ自動的に復帰するように構成されている。
また、上記操作ロッド20は、上記基台40から上方へ突出した後に前傾した形状とされ、この前傾した先端部に、次述のグリップ部21と回動操作用ノブ22及び保護部材23が設けられている。
上記グリップ部21は、その外周面を側方から手50の掌51側に包み込むことができるような径寸法をもち、且つその径寸法がその下端側から上端側へ向かって次第に拡径変化するテーパ状筒体とされる。そして、このグリップ21の、上記操作ロッド20の前傾方向前方側の外面には、イネーブルスイッチ24(特許請求の範囲中の「スイッチ手段」に該当する)が配置されている。このイネーブルスイッチ24は、その押動部材22aが矢印G方向へ押し込まれることで回動操作検出信号を出力するように構成されている。尚、上記押動部材22aは、複数の指が掛けられるような大きさにその形状寸法が設定されている。
また、上記グリップ21の上端側には、上記操作ロッド20に対して相対回動自在に取付けられた回動操作用ノブ22が配置されている。この回動操作用ノブ22が回動操作されると、この回動操作が、上記基台40に取付けられた第3ポテンショメータ43(特許請求の範囲中の「回動操作検出信号出力手段」に該当する)によって検出され、その回動方向及び回動量に対応した信号(回動操作検出信号)が出力される。
そして、実際の操作においては、上記イネーブルスイッチ24の押動部材22aを押込みながら、上記操作ロッド20の傾動操作がされ、あるいは次述の回動操作用ノブ22が回動操作されることで、制御手段は、上記第1ポテンショメータ41又は第2ポテンショメータ42からの傾動操作検出信号、あるいは上記第3ポテンショメータ43からの回動操作検出信号を有効と判断して、上記傾動操作検出信号あるいは上記回動操作検出信号に応じて上記伸縮ブーム7を起伏動、伸縮動あるいは旋回動させるべく制御信号を出力する。
一方、上記回動操作用ノブ22の頂面側には、保護部材23が、上記回動操作用ノブ22と一体的に回動可能に、あるいは上記回動操作用ノブ22と相対回動可能に、あるいは上記操作ロッド20に対して非回動に、設けられている。また、上記保護部材23においては、該保護部材23を上記回動操作用ノブ22との取付関係において、該保護部材23の外周部分が上記回動操作用ノブ22の外周面より径方向外側へ延出するように、該保護部材23の外周形状を設定している。
続いて、上記操作レバー装置Xの操作を具体的に説明する。
上記操作レバー装置Xの操作に際しては、図1に示すように、手50の掌51を上記グリップ21の側面に当てがい、そのまま指を閉じて、その親指52を上記回動操作用ノブ22と人差し指53をそれぞれ上記回動操作用ノブ22の側面に当ててこれを回動操作し得るようにするとともに、中指54と薬指55を上記イネーブルスイッチ24の押動部材22aに当ててこれを押込み操作可能に掴み、さらに、小指56を上記押動部材22aの下側において上記グリップ21に当ててこれを掴む。
この状態において、上記伸縮ブーム7を伸縮あるいは起伏駆動させる場合には、先ず、上記中指54と薬指55によって上記イネーブルスイッチ24の上記押動部材22aを押込み、その状態のまま、上記操作ロッド20を前後方向あるいは左右方向へ所定の傾動量だけ傾動操作する。
同様に、上記伸縮ブーム7を旋回駆動させる場合には、先ず、上記中指54と薬指55によって上記イネーブルスイッチ24の上記押動部材22aを押込み、その状態のまま、上記親指52によって、あるいは親指52と人差し指53の双方によって上記回動操作用ノブ22を所定方向へ所定回動量だけ回動操作する。
また、上記伸縮ブーム7の伸縮あるいは起伏駆動と、旋回駆動を並行して行なう場合には、上記中指54と薬指55によって上記イネーブルスイッチ24の上記押動部材22aを押込んだ状態のまま、上記操作ロッド20を前後方向あるいは左右方向へ所定の傾動量だけ傾動操作させるとともに、上記親指52によって、あるいは親指52と人差し指53の双方によって上記回動操作用ノブ22を所定方向へ所定回動量だけ回動操作する。
このように、上記操作レバー装置Xの操作によって上記伸縮ブーム7を駆動させるには、上記操作ロッド20の傾動操作あるいは上記回動操作用ノブ22の回動操作中に上記イネーブルスイッチ24の押動部材22aが押動操作し続けることが条件となり、該押動部材22aの押動操作が解除されると、それまで実行されていた上記伸縮ブーム7の全ての動作が直ちに中止される。従って、作業中、上記イネーブルスイッチ24の押動部材22aから手が離れて該イネーブルスイッチ24からの信号出力が中断される事態を未然に防止することが、上記高所作業車Zの適正な作動及び作動上の信頼性を確保する上で必須となる。
この実施形態の操作レバー装置Xでは、上述の如き特有の構成を採用することで、上記要求が満足され、上記高所作業車Zの適正な作動及び作動上の信頼性が確保されるものである。
(イ)この実施形態の操作レバー装置Xによれば、上記操作レバー装置Xの操作に際して、オペレータは該操作レバー装置Xの斜め手前上方から手を伸ばして上記グリップ21を掴むが、そのとき、上記操作ロッド20の先端部が前傾され且つこの前傾部分に上記グリップ21が取付けられていることから、オペレータはその掌51を立てて手首を伸ばした自然な手首姿勢で、上記グリップ21をその側方から掌51で包み込む状態で、人差し指53から小指56までの4本の指、あるいは中指54から小指までの3本の指、を上記グリップ21部分に巻き付ける状態で的確に掴むことができ、上記グリップの掴み状態が安定し、手首に掛かる負担が可及的に小さくなる。
(ロ)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記操作ロッド20の先端部が前傾され且つこの前傾部分に上記グリップ21が取付けられているので、上記操作ロッド20の上記グリップ21を掴んでこれを前後方向あるいは左右方向へ傾動操作する場合、例えば、上記グリップ21部分をその上側から掌で包み込むようにして掴む場合に比して、上記操作ロッド20の前後方向あるいは左右方向への傾動に伴う手首の変化が少なく、手首に大きな負担をかけることなく傾動操作を容易に行うことができる。
(ハ)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記回動操作用ノブ22の下側に上記グリップ21を位置させたので、上記グリップ21を掴んだ状態では、親指52が、あるいは親指52と人差し指53の双方が、上記回動操作用ノブ22に対応することとなり、自然な手首姿勢のまま、上記回動操作用ノブ22を親指52で、あるいは親指52と人差し指53の双方で回動操作することができ、該回動操作用ノブ22の操作性が良好となる。
(ニ)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記グリップ21に上記イネーブルスイッチ24が設けられているので、上記グリップ21に対する掴み力を増加させるという「掴み動作の中の一態様」として容易に且つ的確に上記イネーブルスイッチ24を押動操作することができ、例えば、掴み動作とは異なる動作によって上記イネーブルスイッチ24を押動操作する場合に比して、その操作性及び操作の的確性が確保される。
これら(イ)〜(ニ)の相乗効果として、レバー操作に伴う手首の疲れが少なく、作業中に誤ってイネーブルスイッチ24の押動部材22aから手が離れて作業が中断されるという事態の発生が可及的に回避され、誤作動の無い適正な作業が実現されることになる。
(ホ)一方、この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記イネーブルスイッチ24を上記グリップ21の前方面に設けているので、上記グリップ21を掴んだ場合、この掴み動作に伴って必然的に上記グリップ21の前方側の面に添えられた指によって上記イネーブルスイッチ24を容易に且つ的確に押動操作することができ、その結果、作業中に誤って上記イネーブルスイッチ24の押動部材22aから手が離れて作業が中断されるのが確実に防止され、誤作動の無い適正な作業の実現がさらに促進される。
(ヘ)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記イネーブルスイッチ24を複数の指(例えば、中指54と薬指55の二本の指)で操作可能に構成しているので、例え作業中の無理な姿勢等によって上記イネーブルスイッチ24を押動していた上記複数の指の一つが該押動部材22aから離れたとしても、残った他の指で該押動部材22aを押動操作し続けることができ、それだけ上記操作レバー装置Xの操作上の信頼性が向上する。
(ト)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記回動操作用ノブ22の頂部側に保護部材保護部材23を設けたので、例えば、作業中に誤って他の機器等が上記回動操作用ノブ22に当ってこれが損傷することが防止され、該回動操作用ノブ22の機能維持によって操作上の信頼性が確保される。
(チ)この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記保護部材23を、上記回動操作用ノブ22と一体的に回転可能に、又は上記回動操作用ノブ22に対して相対回転可能に、又は上記操作ロッド20に非回動に構成しているが、これら各構成においてはそれぞれ以下のような利点がある。
即ち、上記保護部材23を上記回動操作用ノブ22と一体的に回転可能とした場合には、上記保護部材23は、上記回動操作用ノブ22の保護という本来の機能の他に、上記回動操作用ノブ22としても機能でき、その結果、上記保護部材23の分だけ上記回動操作用ノブ22が実質的に大きくなり、それだけ回動操作の容易さ及び操作の的確さが向上する。
また、上記保護部材23を上記回動操作用ノブ22に対して相対回転可能とした場合には、例え上記保護部材23に他の機器が誤って衝突しこれが回動されたとしても、この保護部材23の回動が上記回動操作用ノブ22に波及することがなくその結果、回動操作の信頼性が確保される、
さらに、上記保護部材23を上記操作ロッド20に非回動とした場合には、例え上記保護部材23に他の機器が誤って衝突したとしても、その影響が上記回動操作用ノブ22に及ぶことがなく、それだけ回動操作の信頼性が確保される。
(リ) この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記保護部材23の外周形状を、該保護部材23を上記回動操作用ノブ22との取付関係において、該保護部材23の外周部分が上記回動操作用ノブ22の外周面より径方向外側へ延出するように設定しているので、オペレータが手50で上記グリップ21を掴み、親指52又は親指52と人差し指53の双方を上記回動操作用ノブ22の外周面に当ててこれを回動操作しようとする場合、該回動操作用ノブ22の頂部側において上記保護部材23の外周部分が上記回動操作用ノブ22の外周面より径方向外側へ延出した状態で存在することから、該保護部材23の外周部分によって上記親指52と人差し指53の上記回動操作用ノブ22の頂部側への過度の移動が規制され、該親指と人差し指の上記回動操作用ノブに対する位置決めが自動的に行なわれ、この結果、上記回動操作用ノブを的確に回動操作することができ、延いては、操作レバー装置Xの良好な操作性が確保される。
II:第2の実施形態
図2には、本願発明の第2の実施形態に係る操作レバー装置Xを示している。この操作レバー装置Xは、上記第1に実施形態に係る操作レバー装置Xと基本構成を同じにするものであって、これと異なる点は、上記第1の実施形態の操作レバー装置Xでは上記回動操作用ノブ22の頂面側に上記保護部材23を設けていたのに対して、この実施形態の操作レバー装置Xでは、上記回動操作用ノブ22の頂面に上記保護部材23を設けることなく、該回動操作用ノブ22の頂面を露出させた点である。
係る構成は、例えば、上記操作レバー装置Xへの他の機器等の衝突の可能性が無いような作業機に適用する場合に好適であり、また上記保護部材23が備えられない分だけ低コスト化も図れる。
上記以外の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態に係る操作レバー装置Xの場合と同様であるので、その該当説明を援用し、ここでの説明を省略する。
1 ・・車両
2 ・・車体
3 ・・車輪
4 ・・アウトリガ
5 ・・旋回台
6 ・・旋回駆動装置
7 ・・伸縮ブーム
8 ・・起伏シリンダ
9 ・・伸縮シリンダ
10 ・・姿勢維持部材
11 ・・首振駆動装置
12 ・・作業台
20 ・・操作ロッド
21 ・・グリップ
22 ・・回動操作用ノブ
23 ・・保護部材
24 ・・イネーブルスイッチ(スイッチ手段)
40 ・・基台
41 ・・第1ポテンショメータ(傾動操作検出信号出力手段)
42 ・・第2ポテンショメータ(傾動操作検出信号出力手段)
43 ・・第3ポテンショメータ(回動操作検出信号出力手段)
X ・・操作レバー装置
Z ・・高所作業車

Claims (7)

  1. 基台と、該基台にその基端部を略直交する二軸方向に傾動自在に取付けた操作ロッドと、該操作ロッドの先端部に設けたグリップと、上記操作ロッドの傾動方向と傾動量を検出して該傾動方向と傾動量に対応した傾動操作検出信号を出力する傾動操作検出信号出力手段と、上記操作ロッドに対して回動可能に配置された回動操作用ノブと、上記回動操作用ノブの回動方向と回動量を検出して該回動方向と回動量に対応した回動操作検出信号を出力する回動操作検出信号出力手段と、上記傾動操作検出信号出力手段と上記回動操作検出信号出力手段からの信号を受信して制御信号を出力する制御手段と、上記グリップに設けられて押動操作されることで押動操作を検出して押動操作検出信号を出力するスイッチ手段を備えた作業機の操作レバー装置であって、
    上記操作ロッドはその先端部が前傾し、この前傾部分に上記グリップと上記回動操作用ノブが、該回動操作用ノブの下側に上記グリップが位置するようにして取付けられるとともに、
    上記グリップに上記スイッチ手段が設けられていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  2. 請求項1において、
    上記スイッチ手段が上記グリップの前方面に設けられていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  3. 請求項1において、
    上記スイッチ手段が複数の指で操作可能に構成されていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  4. 請求項1、2又は3において、
    上記スイッチ手段がイネーブルスイッチであることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  5. 請求項1、2、3又は4において、
    上記回動操作用ノブの頂部に保護部材が設けられていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  6. 請求項5において、
    上記保護部材が、上記回動操作用ノブと一体的に回転可能に、又は上記回動操作用ノブに対して相対回転可能に、又は上記操作ロッドに非回動に、構成されていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
  7. 請求項5又は6において、
    上記保護部材は、上記回動操作用ノブとの取付関係において該回動操作用ノブの外周面より径方向外側へ延出するように、その外周形状が設定されていることを特徴とする作業機の操作レバー装置。
JP2009069928A 2009-03-23 2009-03-23 作業機の操作レバー装置 Active JP5363850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009069928A JP5363850B2 (ja) 2009-03-23 2009-03-23 作業機の操作レバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009069928A JP5363850B2 (ja) 2009-03-23 2009-03-23 作業機の操作レバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010222087A true JP2010222087A (ja) 2010-10-07
JP5363850B2 JP5363850B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43039706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009069928A Active JP5363850B2 (ja) 2009-03-23 2009-03-23 作業機の操作レバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5363850B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236700A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト
JP2014184540A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Denso Wave Inc アームの操作方法及び操作装置
JP2014184541A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Denso Wave Inc アームの操作方法及び操作装置
CN106240583A (zh) * 2016-08-26 2016-12-21 沙尔夫矿山机械(徐州)有限公司 一种矿用柴油机单轨吊机车电控系统操作台
JP2017089341A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 キャタピラー エス エー アール エル 作業機械の操作装置
JP2018131814A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 日立建機株式会社 転圧車両
JP2019522603A (ja) * 2016-05-23 2019-08-15 イヴェコ・マギルス・アー・ゲー 空中装置のための回転可能なジョイスティックを備えた制御センター
JP2021031293A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 北越工業株式会社 高所作業車の操作盤
JP7495268B2 (ja) 2020-04-20 2024-06-04 北越工業株式会社 無限軌道型高所作業車の走行操作装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04308191A (ja) * 1991-01-09 1992-10-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の操作レバーグリップ
JPH07503783A (ja) * 1992-02-13 1995-04-20 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 産業用自動車の構成要素を切換ないし操作するための操縦棒
JP2000226198A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Waken Kogyo Kk ジョイスティック装置
JP2007272837A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置
JP2008081296A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置
JP2009057127A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04308191A (ja) * 1991-01-09 1992-10-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の操作レバーグリップ
JPH07503783A (ja) * 1992-02-13 1995-04-20 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 産業用自動車の構成要素を切換ないし操作するための操縦棒
JP2000226198A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Waken Kogyo Kk ジョイスティック装置
JP2007272837A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置
JP2008081296A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置
JP2009057127A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236700A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト
JP2014184540A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Denso Wave Inc アームの操作方法及び操作装置
JP2014184541A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Denso Wave Inc アームの操作方法及び操作装置
JP2017089341A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 キャタピラー エス エー アール エル 作業機械の操作装置
JP7012028B2 (ja) 2016-05-23 2022-01-27 イヴェコ・マギルス・アー・ゲー 空中装置のための回転可能なジョイスティックを備えた制御センター
JP2019522603A (ja) * 2016-05-23 2019-08-15 イヴェコ・マギルス・アー・ゲー 空中装置のための回転可能なジョイスティックを備えた制御センター
CN106240583A (zh) * 2016-08-26 2016-12-21 沙尔夫矿山机械(徐州)有限公司 一种矿用柴油机单轨吊机车电控系统操作台
JP2018131814A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 日立建機株式会社 転圧車両
JP2021031293A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 北越工業株式会社 高所作業車の操作盤
WO2021039915A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 北越工業株式会社 高所作業車の操作盤
CN114364629A (zh) * 2019-08-29 2022-04-15 北越工业株式会社 高空作业车的操作盘
JP7407542B2 (ja) 2019-08-29 2024-01-04 北越工業株式会社 高所作業車の操作盤
JP7495268B2 (ja) 2020-04-20 2024-06-04 北越工業株式会社 無限軌道型高所作業車の走行操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5363850B2 (ja) 2013-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5363850B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP6100727B2 (ja) リードスルー機能を有する人協調型産業用ロボット
JP2019513654A (ja) 産業ビークル用の制御ボックス兼操作者インターフェース
JP2009202761A (ja) 移動ロボット及びその制御方法
ES2567423T3 (es) Elemento de mando para un vehículo industrial
CN107427939A (zh) 具有激活锁定件的触发器激活工具
JP6366493B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP6121691B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP2007272837A (ja) 作業機の操作レバー装置
WO2011075012A1 (en) A control lever for operating a working machine
JP2009184826A (ja) フォークリフト
JP5222468B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP2007272837A5 (ja)
JP5411536B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP2021009602A (ja) 産業車両の操作レバー装置
JP5124213B2 (ja) 作業機の操作レバー装置
JP2019094161A (ja) 作業機の操作レバー装置
JP2007172231A (ja) コントロールレバー装置
JP5144894B2 (ja) ジョイスティック装置
JP2002318628A (ja) 操作レバー装置
JP6178146B2 (ja) グリップ
JPH09128085A (ja) 操作レバー
JP2009214257A (ja) ロボット教示方法
US11886218B2 (en) One-handed joystick for cranes
WO2022271123A1 (en) Control lever connection system

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120227

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5363850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250