JPH04308191A - 建設機械の操作レバーグリップ - Google Patents

建設機械の操作レバーグリップ

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Publication number
JPH04308191A
JPH04308191A JP1277791A JP1277791A JPH04308191A JP H04308191 A JPH04308191 A JP H04308191A JP 1277791 A JP1277791 A JP 1277791A JP 1277791 A JP1277791 A JP 1277791A JP H04308191 A JPH04308191 A JP H04308191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
rotating member
outer periphery
small disk
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1277791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okuno
隆 奥野
Tatsumi Suzuki
鈴木 達美
Seiji Kawamura
川村 成二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP1277791A priority Critical patent/JPH04308191A/ja
Publication of JPH04308191A publication Critical patent/JPH04308191A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクレーン等の建
設機械の操作レバーのグリップに係り、特に操作レバー
の操作によって作動するウインチや油圧シリンダ等の被
操作装置の動きが目視により確認しにくい場合、被操作
装置の動きを感知させる手段を備えた操作レバーのグリ
ップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばクレーンで鉄骨を吊上げ、ボルト
穴合わせ作業を行なう場合等において、吊荷の微動(例
えば10mm〜30mmの上下微動)を行なわせるため
、巻上ウインチ用操作レバーを微操作する際、吊荷が運
転室から遠い所にあると、操作レバーの操作によって吊
荷が動いているか否かを目視により確認することが困難
である。(なお、操作レバーには中立位置近傍に遊びが
設けられているので、操作レバーの操作量が小さい場合
には、巻上ウインチが作動しているか否かは操作レバー
の操作量によっては判断できない。)このため、従来は
次のような手段により吊荷の動きを感知していた。
【0003】(1) オペレータがクレーン本体上にあ
る巻上ウインチのドラムの回転を見て吊荷の動きを感知
する。 (2) 巻上ウインチの動きに連動して振動する振動子
を操作レバーのグリップの近傍にグリップとは別に設け
、オペレータはその振動子を指でふれながら操作レバー
を操作する。 (3) 操作レバーのグリップに、巻上ウインチに連動
して回転する回転部材を設け、オペレータはその回転部
材を指でふれながら操作レバーを操作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来手段
のうち、(1) は、吊荷から目を離して作業を行なう
ため、作業の安全性の面で好ましくなく、また、巻上ウ
インチが運転室から見にくい位置にあって、作業性が悪
くなる場合があるという問題点がある。
【0005】また、(2)は、不自然な指の姿勢が必要
となり、使い勝手が悪いという問題点がある。
【0006】また、(3) は、回転部材が指をこする
ため、感触が悪く、強くさわりすぎると怪我をする場合
があるという問題点がある。また、指の接触により回転
部材に制動力が発生し、回転部材を回転させるモータが
焼きつく等の機器の故障を起こしやすいという問題点が
ある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、吊荷等の作業対
象物から目を離すことなく、被操作装置の作動を感知で
き、しかも使い勝手や感触が良く、怪我や機器の損傷の
おそれもない被操作装置作動感知手段を備えた建設機械
の操作レバーのグリップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、操作レバーの先端に取付けられるグリッ
プを上下に2分割し、両分割体間に隙間が形成されるよ
うに両者を結合し、グリップの中心を回転中心として回
転自在に回転部材を設け、前記隙間に位置するように前
記回転部材上の回転中心から離れた個所に回転自在に1
個以上の小円板を配置し、該小円板の大きさおよび取付
け位置は、その小円板の外周の一部がグリップ外周より
やや突出する程度に設定すると共に、前記回転部材を前
記操作レバーの被操作装置の作動に連動させる回転部材
駆動装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の操作レバーのグリップは、上述の構造
を有するので、操作レバーを操作することによって被操
作装置が作動すると、これに連動して前記回転部材が回
転し、これに伴ない、回転部材上の小円板も公転する。 この公転において、グリップの外周よりやや突出してい
る小円板の外周の一部がオペレータの指にふれることに
より、小円板は公転をはばまれることなく、その軸を中
心として自転するから、小円板は指をこすることなく、
指との接触点を移動させながら、自転と同時に公転する
ことになる。オペレータは、上記動作により、小円板と
指との接触点の移動を感知できるため、被操作装置の作
動を感知しうる。
【0010】
【実施例】図1は本発明による操作レバーのグリップの
一実施例を示す構成図、図2は該実施例の外観図、図3
は図1のA−A断面図である。
【0011】1はクレーンの巻上ウインチ2の操作レバ
ーのシャフトである。3は該シャフト1の先端に設けら
れたグリップであり、該クリップ3は下ボディー3aと
上ボディー3bとに分割される。下ボディー3aは前記
シャフト1の上端に例えば図示にように螺合部4等を介
して固定して取付けられる。該下ボディー3aの上面に
は、中央より上方に突出した軸部5と、その周囲の設け
られた上面開口の空胴部6が設けられる。上ボディー3
bは、前記軸部5にねじ7で固定することにより下ボデ
ィー3a上に固定され、両者間に間隙gが形成される。
【0012】前記軸部5には、軸受8を介して回転自在
に、かつ前記空洞部6に収容して回転部材9が軸部5を
中心として回転自在に取付けられる。該回転部材9は前
記巻上ウインチ2のドラム10に連動させて回転させる
ものである。該回転部材9の駆動装置は、ドラム10と
同軸に取付けられ、ドラム10と連動する歯車11と、
該歯車11に噛合する歯車12と、該歯車12に一端を
結合し、他端出力軸13を下ボディー3aの透穴14に
軸受15を介して回転自在に挿通し支持させたフレキシ
ブルシャフト16(該フレキシブルシャフト16は、外
被材16aと回転シャフト16bからなるもので、前記
巻上ウインチ2よりクレーン本体に沿って運転室に導き
、前記操作レバーのシャフト1内に通している)と、前
記出力軸13に固定した歯車17と、該歯車17に噛合
するように前記回転部材9の下部に同芯に設けた歯車1
8とからなる。
【0013】20は前記間隙gの部分に設けられる小円
板であり、その中心軸21を回転部材9に設けた取付け
穴22にころがり軸受23を介して回転自在に支持させ
ている。該小円板20は、オペレータの指24の内側に
接触できるように、その外周がグリップ3の外周から図
1のLに示す寸法だけわずかに突出して設けられる。
【0014】この実施例において、オペレータが操作レ
バーを中立位置から前または後に遊び領域をこえて操作
すると、巻上ウインチ2のドラム10は巻上げまたは巻
下げ方向に回転する。ドラム10の回転により、歯車1
1、12の噛合を介してフレキシブルシャフト16の回
転シャフト16aが回転し、歯車17、18の噛合によ
り、回転部材9が軸部5を中心として回転する。
【0015】この回転部材9の回転により、小円板20
は軸部5を中心として公転する。小円板20はグリップ
3の外周よりわずかに突出しているので、この小円板2
0の外周が前記公転に伴なってオペレータの指24にふ
れる。この時、指24の抵抗により、回転部材9の公転
方向と逆方向に小円板20は自転する。従って小円板2
0で指24をこすることはない。この小円板20の公転
、自転動作により、指24は周期的にグリップ3の軸心
の放射方向に押される感じを受けるので、オペレータは
ドラム10の回転を感知することができる。また、グリ
ップ3自体が回転するわけではないので、グリップ3を
しっかりと握ることができる。
【0016】図4は本発明の他の実施例であり、本実施
例は、グリップ3内に回転部材9を回転させる小型モー
タ26を設け、その出力軸27に固定した歯車17を回
転部材9に固定した歯車18に噛合させると共に、前記
ドラム10の回転検出器28を設け、クレーン本体に設
置した電源29と前記小型モータ26との間を接続する
ケーブル30の途中に、前記回転検出器28がドラム1
0の回転または停止を検出すると小型モータ26に電力
を供給または停止するスイッチ31を設けたものである
【0017】本実施例においても、前記同様にドラム1
0に連動して回転部材9および小円板20が回転するた
め、前記同様の作用をなす。
【0018】上記説明は、クレーンの巻上ウインチ2の
操作レバーを中心に行なったが、掘削機等他の建設機械
の例えば油圧シリンダあるいはこれにより伸縮されるア
ーム等の微妙な動きを感知するためのものとして本発明
を採用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグリップ
は、グリップ本来の形状をほとんど変化させることのな
い構成であり、グリップを握る自然な手ないし指の姿勢
でドラム等の被操作装置の動きを感知でき、使い勝手が
良く、また、感知手段である小円板で指をこすらず、感
触が良い。
【0020】また、小円板を強く握っても、小円板は指
にさからわず、自転して指をこすらないため、怪我をす
るおそれがない。また、小円板が指に接触しても、小円
板の自転により回転部材が無理なく回転するため、構成
機器に無理な力がかからず、該構成機器も損傷しない。
【0021】また、吊荷等の作業対象物から目を離さな
いで作業できるため、安全であり、作業性も良好である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作レバーのグリップの一実施例
を示す構成図である。
【図2】該実施例のグリップの外観図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明による操作レバーのグリップの他の実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1  操作レバーシャフト 2  巻上ウインチ 3  グリップ 3a  下ボディー 3b  上ボディー 5  軸部 8  軸受 9  回転部材 10  ドラム 11、12、17、18  歯車 16  フレキシブルシャフト 20  小円板 26  小型モータ 28  回転検出器 29  電源 31  スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作レバーの先端に取付けられるグリップ
    を上下に2分割し、両分割体間に隙間が形成されるよう
    に両者を結合し、グリップの中心を回転中心として回転
    自在に回転部材を設け、前記隙間に位置するように前記
    回転部材上の回転中心から離れた個所に回転自在に1個
    以上の小円板を配置し、該小円板の大きさおよび取付け
    位置は、その小円板の外周の一部がグリップ外周よりや
    や突出する程度に設定すると共に、前記回転部材を前記
    操作レバーの被操作装置の作動に連動させる回転部材駆
    動装置を設けたことを特徴とする建設機械の操作レバー
    グリップ。
JP1277791A 1991-01-09 1991-01-09 建設機械の操作レバーグリップ Pending JPH04308191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1277791A JPH04308191A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 建設機械の操作レバーグリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1277791A JPH04308191A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 建設機械の操作レバーグリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04308191A true JPH04308191A (ja) 1992-10-30

Family

ID=11814839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1277791A Pending JPH04308191A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 建設機械の操作レバーグリップ

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JP (1) JPH04308191A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222087A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222087A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Tadano Ltd 作業機の操作レバー装置

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